
ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)
飯田道子監修
この記事では、旅行でお得に使えるクレジットカードを紹介します。
旅行をより楽しむうえでは、クレジットカードは必携のアイテムです。
クレジットカードを旅行に持っていけば、お得にポイントを貯めることができるだけでなく旅行保険や便利な特典を利用することもできます。
クレジットカードを最大限活用するには、以下の点に注目して選ぶのがおすすめです。

旅行好き編集者が教える
クレジットカード選びのポイント!
- ポイント還元率/マイルレートがよいか
(カードの利用額に対して何円相当のポイント/何マイルがつくか) - 傷害保険、ショッピング保険などの旅行保険がついているか
- 空港、ホテル、ショッピングなどで使える特典があるか
これらの項目を踏まえて特におすすめしたいのが以下のクレジットカード3枚です。
39歳以下限定!ポイントが常に2倍の年会費無料カード | |
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JCB カード W![]() |
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年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0%(1000円につき2ポイント) |
マイル還元率 | 0.6%(500ポイント=1500マイル) |
海外旅行保険 | 利用付帯(死亡後遺障害 最高2000万円、傷害・疾病治療 100万円限度) |
旅行特典 | 日本語でサポートしてくれるサービス窓口「JCBプラザ」が世界30都市以上に展開 |
カードの詳細を見る |
通常のポイント還元率が1.2%と高い! | |
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リクルートカード![]() |
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年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.2%(100円につき1.2ポイント) |
マイル還元率(JAL) | 0.6%(2ポイント=1マイル) |
海外旅行保険 | 利用付帯(死亡後遺障害 最高2000万円、傷害・疾病治療 100万円限度) |
旅行特典 | じゃらんnetで予約して宿泊するとポイント還元率3.2% |
カードの詳細を見る |
学生専用!海外でのカード利用は4.0%のキャッシュバック | |
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学生専用ライフカード![]() |
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年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5%(1000円につき1ポイント) |
マイル還元率(ANA) | 0.25%(300ポイント=750マイル) |
海外旅行保険 | 自動付帯(死亡後遺障害 最高2000万円、傷害・疾病治療 200万円限度) |
旅行特典 | 海外でのカード利用分については4.0%のキャッシュバック! |
カードの詳細を見る |
次の章からは、ポイント還元率の基本から具体的な貯め方に加え、旅行でお得にクレジットカードを活用する方法について紹介しています。
上記以外の高還元率のクレジットカードも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
この記事はこんな内容です
旅行者向けの高還元率クレジットカードを選ぶコツ
- ポイントを貯めるなら還元率1.0%以上のクレジットカードがおすすめ
- ポイント還元率が上がる優待店や宿泊予約サイトを利用して、効率よくポイントを貯める
- 貯めたポイントを宿泊予約やマイルへの移行に使えるクレジットカードなら、お得に旅を楽しめる
- ポイントを貯めるなら還元率1.0%以上のクレジットカードがおすすめ
- ポイント還元率が上がる優待店や宿泊予約サイトを利用して、効率よくポイントを貯める
- 貯めたポイントを宿泊予約やマイルへの移行に使えるクレジットカードなら、お得に旅を楽しめる
目次
旅行で得する!高還元率のクレジットカード7選
ここからは、旅行(特に海外旅行)におすすめのクレジットカードを紹介していきます。
旅行におすすめのクレジットカード7選!
- JCBカードW
- リクルートカード
- 学生専用ライフカード
- エポスカードゴールド(年間50万円のカード利用で年会費が永年無料)
- ANA ワイドゴールドカード
- 楽天プレミアムカード
- Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
年会費実質無料
年会費有料
39歳以下限定!ポイントが常に2倍の年会費無料クレカ
- 年会費無料
- ポイントがJCBが発行するその他のプロバーカードの2倍で、ポイント還元率が1.0%
- ANAマイルへの還元率は0.6%
- 海外旅行保険は利用付帯だが、適用条件は容易に満たせる
- JCBトラベルで国内・海外のパッケージツアーを申し込むとポイントが2倍にアップ!
- 海外の主要観光地に設置されている「JCBプラザ」で、日本語による観光案内やホテル・レストランなどの予約、緊急サポートなどが受けられる
JCBカードWのおすすめポイント
39歳までしか入会できないJCBカードWは、年会費は無料でありながら、ポイントが常にJCBが発行するその他のプロパーカードの2倍付与されます(1000円につき2ポイント)。ポイント還元率は1.0%です。
さらにJCBのプロパーカードは、電力・ガス会社や、コンビニ、ドラッグストア、スーパー、カフェ、ファストフード、大手量販店など、さまざまな支払いでポイントが2倍以上獲得できるので、ポイントを貯めるならおすすめのカードといえるでしょう。
ANAマイルの還元率は0.6%で、500ポイントを1500マイルに移行できます。
海外旅行保険は利用付帯ですが、出国前の公共交通機関の交通費をJCBカードWで支払えば適用条件を満たすことができます。
JCBカードを持っていると、海外の主だった都市に設置されている「JCBプラザ」で、日本語による観光案内や、ホテル、レストラン、チケットなどの予約、緊急サポートなどを受けることができるので安心です。
また、「JCBプラザ」の上位窓口となる「JCBプラザ ラウンジ」では、荷物の当日中の一時預かりや、フリードリンク、現地ガイドブックの閲覧、レンタル傘などのサービスも提供しています。
「JCBプラザ ラウンジ」設置都市
ホノルル、グアム、ソウル、台北、香港、バンコク、パリ
JCB カード W

お得なキャンペーン
- 新規入会キャンペーン(2025年3月31日まで)
・MyJCBログイン&Amazon.co.jp利用で最大1万2000円のキャッシュバック(Amazon.co.jpで利用した金額の20%をキャッシュバック) - 新規入会キャンペーン(2025年3月31日まで)
・MyJCBログイン&Apple Pay/Google Pay/MyJCB Payの利用で最大3000円のキャッシュバック(利用金額の20%をキャッシュバック) - 家族カード入会&家族カードでのMyJCBログインで最大4000円のキャッシュバック(家族1名の申し込みにつき2000円のキャッシュバック)(2025年3月31日まで)
- お友逹紹介キャンペーン!紹介者・被紹介者に1500円キャッシュバック(2025年3月31日まで)
ポイント還元率が1.2%と圧倒的に高い!
- 年会費無料
- ポイント還元率が1.2%で他のカードに比べて圧倒的に高い
- JALマイルへの還元率は0.6%
- 海外旅行保険は利用付帯だが、適用条件は容易に満たせる
- じゃらんnetで予約して宿泊するとポイント還元率が3.2%にアップ
リクルートカードのおすすめポイント
リクルートカードは年会費無料ながら、ポイント還元率が1.2%とクレジットカードの中でトップクラスの還元率を誇ります。
JALマイルには、一度リクルートポイントをPontaポイント、もしくはdポイントに交換してから移行させる必要がありますが、還元率は0.6%と年会費無料のクレジットカードの中では優秀です。
海外旅行保険は利用付帯ですが、出国前の公共交通機関の交通費をリクルートカードで支払えば適用条件も満たすことができます。
リクルートのじゃらんnet、ホットペッパーグルメ、ホットペッパービューティー、本パレモールなどの利用で、さらにポイントが貯まります。
じゃらんnetの場合、予約して宿泊すると2%ポイントが付くので、リクルートカードでの決済と合計で3.2%のポイント還元となります。
楽天カードなどは、公共料金の支払いでポイント還元率がダウンしますが、リクルートカードは公共料金、携帯電話料金もポイント還元率が1.2%のままです。
ポイントの有効期限は、ポイントが加算された月の12カ月後の月末までです。カードを利用している限りは有効期限は無期限と考えていいでしょう。
学生専用!海外の利用で4.0%のキャッシュバック
- 年会費無料の学生専用カード
- 海外でのカード利用の場合、利用金額の4.0%をキャッシュバック
- 海外旅行保険が自動付帯
学生専用ライフカードのおすすめポイント
学生専用ライフカードは、その名の通り、学生専用の年会費無料のクレジットカードです。
海外旅行時のカード利用では、利用金額の4.0%分がキャッシュバックされます。
ポイントではなく、登録口座に直接現金でキャッシュバックされるのは、学生にとってはありがたい特徴と言えるでしょう。
海外旅行保険は自動付帯なので、持っているだけで保険が適用されます。年会費は無料なので、海外旅行時は持っておくと安心な1枚です。
ポイント還元率は0.5%(1000円につき1ポイント)とそこまで高くありませんが、誕生日月はポイントが1.5倍になります。
また、ステージ制度を採用していて、年間のカード利用が50万円以上だと次年度のポイントが1.5倍、100万円以上だと1.8倍、200万円以上だと2倍になります。
券面カラーは、写真のホワイト以外にブラックも用意されています。
ANAマイルの還元率は0.25%とそこまで高くないので、マイルを貯めたいなら、ANAカード(学生用)など、ほかのクレジットカードを検討したほうがいいかもしれません。
学生専用ライフカード

お得なキャンペーン
- 新規入会プログラム+使うとおトクプログラムの合計で最大1万5000円のキャッシュバック!
・アプリログインで2000円キャッシュバック
・3万円以上の利用で8000円キャッシュバック
・Apple Pay/Google Payの利用で3000円キャッシュバック
・一部サブスクの支払いで2000円キャッシュバック
学生旅行用のおすすめクレカをもう少し検討したいなら!
2025年版!学生の海外旅行におすすめのクレカ&クレカのメリットや限度額を解説
100万円のカード利用でマイル還元率0.9%!
- 50万円以上のカード利用で翌年以上の年会費が永年無料
- 100万円以上のカード利用でボーナスポイントを1万ポイント獲得できる
- 100万円利用した場合のANAマイルへの還元率が0.9%
- 海外旅行保険が高額保証
- 国内とハワイの空港ラウンジが無料で利用可能
- HISの旅行予約時にポイント還元率が最大5倍
エポスカードゴールドのおすすめポイント
エポスゴールドカードは、初年度5000円の年会費がかかりますが、年間50万円のカード利用で翌年以降の年会費は永年無料となります。
さらに年間100万円のカード利用で、1万ポイントのボーナスポイントが獲得できます。
この1万ポイントを含めると、100万円のカード利用時点でのANAマイルへの還元率は0.9%。年会費実質無料のカードとしては、高還元率でマイルに移行できます。
海外旅行保険は利用付帯のため、出国前の公共交通機関の交通費をエポスゴールドで支払っても補償の対象になるので、適用条件は簡単に満たすことができます。
エポスゴールドの海外旅行保険の適用条件
- 日本出国前に旅行会社が発売する海外旅行ツアー(募集型企画旅行)の旅行代金を対象カードで支払った場合
- 日本出国前に公共交通機関(公共交通乗用具)の乗車券を予約し、対象カードで支払った場合
- 日本出国前に公共交通機関(公共交通乗用具)の乗車代金を対象カードで支払った場合(※)
- 日本出国後に公共交通機関の乗車代金を対象カードで支払った場合(※)
※ 保険対象事由が発生する前にカード決済していること。
さらに2023年10月以降、補償額は一部増額されました。
補償内容 | 補償額(2023年9月30日まで) | 補償額(2023年10月1日以降) |
---|---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高1000万円 | 最高5000万円 |
傷害治療・疾病治療 | 300万円 | 300万円 |
賠償責任(免責なし) | 2000万円 | 5000万円 |
救援者費用 | 100万円 | 100万円 |
携行品損害(免責3000円) | 20万円(※) | 20万円(※) |
※ 携行品1つあたり10万年限度、乗車券等は合計5万円限度。
年会費が無料になるとはいえ、その他のゴールドカードと同様、国内とハワイの空港ラウンジも無料で利用できます。
またエポスゴールドは、旅行代理店のHISの予約ならポイント還元率が最大5倍、日本旅行なら最大10倍にアップします。
その他、エポスゴールドには「選べるポイントアップショップ」というサービスが用意されていて、対象のショップから3つを選んで事前に登録しておくと、そのショップでの支払い分につていはポイントが最大3倍になります。
この手のサービスはほかのカードにもありますが、公共料金の支払いなども利用できるのが「選べるポイントアップショップ」の特徴です。
エポスカードでのポイントの有効期限は2年間ですが、エポスゴールドからは無期限になるので、ポイントをじっくり貯めてマイルに移行するのにもおすすめです。
マイル還元率1.0%!入会・更新時に2000マイルを獲得
- ANAマイルへの還元率が1.0%
- 入会時・更新時に2000マイルを獲得できる
- 搭乗ごとに区間基本マイレージの+25%のボーナスマイルがもらえる
- 海外旅行保険は自動付帯
- 海外航空機の遅延や預けた手荷物が届かなかったことによる損害を補償
- 国内とハワイの空港ラウンジが無料で利用可能
- ANA航空券購入のマイル還元率は2.0%にアップ
- ANAカードマイルプラス加盟店でのカード利用では、クレジットカードのポイント以外に100円、もしくは200円につき1マイルが貯まる
ANA ワイドゴールドカードのおすすめポイント
ANA ワイドゴールドカードは、ANAマイルを貯めたい人にはおすすめのクレジットカードです。
年会費が1万5400円かかりますが、マイルの還元率が1.0%(1000円につき10マイル)と年会費無料のカードよりは高く、カード入会時と更新時に2000マイルを獲得できます。
また、ANA便への搭乗ごとに区間基本マイレージの+25%のボーナスマイルがもらえるのも、航空会社のカードならではの特徴です。
ANA航空券の購入ではマイル還元率は2.0%。提携ホテル、空港施設、コンビニ、ドラッグストア、百貨店などのANAカードマイルプラス加盟店でのカード利用では、クレカのポイント以外にもマイルが付与されます。
海外旅行保険は自動付帯なので、カードを持っているだけで保険が適用されます。
海外航空機の遅延や、預けた手荷物が届かない場合に発生した損害についての補償もあり、補償内容は年会費無料のクレジットカードよりかなり充実しています。
また、国内とハワイの空港ラウンジは無料で利用可能です。
ANA ワイドゴールドカード

お得なキャンペーン
- 新規入会キャンペーン(2025年4月30日まで)新規入会とカード利用などで
最大4万1000マイル相当
プレゼント通常キャンペーン
・新規入会で2000マイル獲得条件達成で最大3万9000マイル相当プレゼント(JCB主催)
・30万円以上のカード利用で6000マイル相当プレゼント
・70 万円以上のカード利用で9000マイル相当プレゼント
・100万円以上のカード利用で1万6500マイル相当プレゼント
・150万円以上のカード利用で2万4000マイル相当プレゼント
・200万円以上のカード利用で3万9000マイル相当プレゼント※ お知らせメール設定&キャンペーン参加登録&会員専用WEBサービスへのログインが条件
※ カード利用対象期間は2025年7月31日まで
※国際ブランドにJCBを選択した場合
世界1400カ所以上の空港ラウンジを無料で利用できる
- 世界1400カ所以上の空港ラウンジが無料で利用可能(※1)
- ポイント還元率が1.0%
- トラベルコースを選ぶと楽天トラベルでポイントが3倍
- 海外旅行保険は自動付帯
- 世界44拠点にトラベルデスクを用意
楽天プレミアムカードのおすすめポイント
※ 2025年1月1日以降、「年間5回まで無料」に変更。
楽天プレミアムカードは、世界1400カ所以上の空港ラウンジが利用できるプライオリティ・パスに無料で入会が可能で、さらにラウンジの利用料もかかりません(※)。
※ 2025年1月1日以降は利用料無料は年間5回までに変更。
プライオリティ・パスの入会には通常年会費がかかります。年間10回までラウンジ利用料が無料になる「スタンダード・プラス」プランの年会費は329米ドル(日本円で約4万7700円(※))。楽天プレミアムカードの年会費が1万1000円であることを考えるとかなりお得で、年に数回国際線を利用する人にはおすすめです。
※ 1米ドル=145円で算出。
また、楽天プレミアムカードでは「選べる3つのコース」というサービスがあり、その中のトラベルコースを選択すると楽天トラベルでの決済でポイントが最大3倍になります。
コース名 | 内容 |
---|---|
トラベルコース | 楽天トラベルの決済をするとポイント最大3倍 |
楽天市場コース | 毎週火曜日・木曜日に楽天市場で買い物するとポイント最大6倍 |
エンタメコース | Rakuten TVまたは楽天ブックスの決済をするとポイント最大3倍 |
海外旅行保険は自動付帯。世界44拠点に楽天プレミアムカード、楽天ブラックカード会員専用のトラベルデスクを設置していて、緊急時の対応や現地情報の紹介、レストランやオプショナルツアーの予約をしてくれます。
年間150万円以上のカード利用で高級ホテルの宿泊券がもらえる
- 年間150万円以上のカード利用で高級ホテルの無料宿泊特典1泊分をプレゼント
- マリオットボンヴォイ参加ホテルで優遇サービスが受けられるゴールドエリートの会員資格が手に入る
- 6万ポイントを一度に交換するとマイル還元率1.25%
- ポイントを世界40以上の航空会社のマイルに移行できる
- 国内とハワイの空港ラウンジが無料で利用可能
マリオットボンヴォイ・アメックスプレミアムのおすすめポイント
旅好きにおすすめのクレジットカードとしてよく取り上げられるマリオットボンヴォイ・アメックスプレミアム。正式名称は「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」。
年会費は4万9500円と高額ですが、年間150万円以上のカード利用でマリオットボンヴォイ(※)参加ホテル1泊分の無料宿泊特典がプレゼントされます。
※ マリオット・ボンヴォイとは、ホテルグループ最大手の「マリオット インターナショナル」が運営する会員プログラムのこと。
無料宿泊特典だけでも年会費と同等の価値はありますが、マリオットボンヴォイ・アメックスプレミアムには、マリオットボンヴォイ参加ホテルで優遇サービスが受けられるゴールドエリートの会員資格も手に入ります。
マリオットボンヴォイのゴールドエリート会員の特典の一例
- ゴールドウェルカムギフトポイント(250または500ポイント)を進呈
- チェックイン時の空室状況により条件の良い部屋へのアップグレード
- 14時までのレイトチェックアウト
- 日本出国後に公共交通機関の乗車代金を対象カードで支払った場合(※)
貯めたポイントは、ホテルの宿泊などにも使えますが、世界40以上の航空会社のマイルに移行することもできます。6万マイルをまとめて移行すれば5000マイルがボーナスで付き、1.25%と高い還元率でマイルに交換できます。
他にも空港ラウンジ、旅行保険(利用付帯)、航空機遅延補償など、旅行好きにうれしい特典がたくさん詰まったカードです。
Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード

お得なキャンペーン
- 新規入会キャンペーン入会後3ヶ月以内のカード利用で
最大3万9000ポイント
プレゼント
・入会後3ヶ月以内に30万円利用で3万ボーナスポイント
・30万円分の通常ポイント9000ポイント
マリオットボンヴォイ・アメックスプレミアムについてもっと詳しく知りたいなら!
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムの年会費やメリットを解説!旅好きにおすすめ
旅行者向けクレカ活用術!ポイント還元でお得に旅する3つの方法
ここからは、旅好きがクレカでポイントを貯めるためにどんな点に注目すればいいかを紹介していきます。
クレジットカードの中には、貯めたポイントを航空会社のマイルに交換できるカードや、宿泊やパッケージツアーの支払いに使うとポイント還元率が上がるカードもあります。旅好きの人にとって、旅でポイントが貯まる、使えるというのはとても魅力的ですよね。
また、海外で使うとポイント還元率が上がるクレジットカードを利用すれば、旅行中に効率よくポイントを貯めることもできます。
旅行好きの人におすすめのクレジットカード活用術を3つ紹介していきます。
旅行好きのためのクレカ活用術
- 高還元率のカードで着実にマイルを貯める「陸マイラー」を目指す
- 宿泊予約サイトや提携ホテルを使ってポイント還元率を上げる
- 海外でポイント還元率が上がるカードを使って一気にポイントを貯める
高還元率のカードで陸マイラーを目指す
陸(おか/りく)マイラーとは、飛行機に乗らずクレジットカードを使ってマイルを貯める人のことを指します。
まず航空会社のマイルには、以下の特徴があります。
旅行好きのためのクレカポイント活用術
- 航空会社のマイレージ会員に登録し、飛行機に乗ることで貯まる
- 獲得マイルは飛行距離や運賃により変わる
- 提携クレジットカードの利用でもマイルが貯まる
- マイルの有効期限は通常36ヶ月間
- 貯まったマイルは特典航空券に交換したり、提携ホテルやショップ、レストランなどで使える
飛行機に乗ってマイルを貯めようとしても、搭乗区間によっては一度に数百マイルしか貯まらず、いつの間にか有効期限を過ぎて失効してしまうことも少なくありません。航空券と交換するには最低でも5000マイルは必要なので、年に数回しか飛行機に乗らないという人にとっては大変ですよね。
そこでマイルへの還元率が高いクレジットカードを選び、支払いをカードに集中させることで年に数万〜数十万ものマイルを貯めているのが、陸マイラーです。
マイルを貯めたい人向けのクレジットカードには、航空会社の提携カードと、それ以外の高還元率カードがあります。それぞれのメリット、デメリットを見てみましょう。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
航空会社の提携クレジットカード |
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上記以外の高還元率クレジットカード |
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多くの陸マイラーが持っているのは、航空会社の提携クレジットカードです。年会費はかかりますが、マイルへの還元率が0.5〜1.0%ほどと高く、持っているだけでボーナスマイルがもらえるカードもあるので、マイルの貯まりやすさとしてはこちらのほうが上といえます。
他のことにも使えるポイントで貯めておきたい人は、航空会社以外の高還元率クレジットカードを選んで、マイルとして使いたいときに交換するのがいいでしょう。ただし、交換レートは2ポイント=1マイル程度のものがほとんどなので、ポイント還元率1.0%のカードでもマイルへの還元率は0.5%になってしまいます。
マイルについてはこちらの記事で詳しく紹介しているので、気になった方は併せて読んでみてくださいね。
旅行や買い物でお得にマイルが貯まる!おすすめクレカを紹介
ANA ワイドゴールドカード

お得なキャンペーン
- 新規入会キャンペーン(2025年4月30日まで)新規入会とカード利用などで
最大4万1000マイル相当
プレゼント通常キャンペーン
・新規入会で2000マイル獲得条件達成で最大3万9000マイル相当プレゼント(JCB主催)
・30万円以上のカード利用で6000マイル相当プレゼント
・70 万円以上のカード利用で9000マイル相当プレゼント
・100万円以上のカード利用で1万6500マイル相当プレゼント
・150万円以上のカード利用で2万4000マイル相当プレゼント
・200万円以上のカード利用で3万9000マイル相当プレゼント※ お知らせメール設定&キャンペーン参加登録&会員専用WEBサービスへのログインが条件
※ カード利用対象期間は2025年7月31日まで
※国際ブランドにJCBを選択した場合
宿泊予約サイトや提携ホテルで還元率を上げる
旅行のときに必ず必要な宿泊予約。ここでもポイント還元率を上げる方法があります。普段何気なく選んでいる宿泊予約サイトやホテルを、クレジットカード提携のものに変えるだけで、ポイントの付き方が一気に変わるかもしれません。
以下の2つの方法について、ここから詳しく解説していきます。
旅行の支払いで還元率をアップする2つの方法
- クレジットカード会社の宿泊予約サイトやポイントモールで還元率アップ!
- クレジットカードの提携ホテルに宿泊して還元率アップ!
還元率が2倍以上に!旅行の手配はネット予約をフル活用
旅行の手配はインターネットを活用しているという人も多いですよね。ですが特にサイトは決めずに毎回変えている、という人はポイントアップのチャンスを逃しているかも。
クレジットカード会社の宿泊予約サイトでホテルやパッケージツアーの予約をすれば、ポイント還元率が上がる場合があります。例を見てみましょう。
クレジットカード | 宿泊予約サイト | ポイント還元率 |
---|---|---|
楽天カード | 楽天トラベル | 2.0% |
リクルートカード | じゃらん | 3.2% |
旅行の出費は大きいので、そこで通常の2倍3倍のポイントが付くのはうれしいですよね。
「じゃあ宿泊予約サイトがないクレジットカードは損?」と思うかもしれませんが、その場合はクレジットカードのポイントモール を利用しましょう。
ポイントモールとは、クレジットカード会社が運営するインターネット上のショッピングモールのこと。通販サイトや旅行代理店、百貨店、家電量販店など、さまざまなショップが集まり、このポイントモールを経由して買い物や旅行予約をすることで、クレジットカードのポイント還元率が上がります。
クレジットカード | ポイントモールの名称 |
---|---|
オリコカード | オリコモール |
三井住友カード | ポイントUPモール |
MUFGカード | POINT名人.com |
JCBカード | OkiDokiランド |
セゾンカード | セゾンポイントモール |
例えばオリコカードの場合、オリコモールを経由してエクスペディアで旅行予約をすればポイント還元率が4.5%に。オリコモールに参加している宿泊予約サイトは、ほかにもJTB、H.I.S、一休.com、Booking.comなどがあります。
これらのクレジットカード会社の宿泊予約サイトやポイントモールを活用して、旅行の機会にしっかりポイントを貯めたいですね。多くのクレジットカードでは、貯めたポイントを次の旅行に使うこともできますよ。
クレカの提携ホテルで還元率アップ!さらに特典が付くカードも
提携ホテルの支払いに利用するとポイント還元率が上がるクレジットカードもあります。
例えばマリオットボンヴォイ・アメックスプレミアムは、提携ホテルでの利用でポイント還元率が2倍になります。提携ホテルはマリオット、リッツ・カールトン、シェラトン、ウェスティンなど世界130ヵ国、8000軒以上。貯めたポイントを使って、提携ホテルに無料で宿泊することもできます。
航空会社のカードの場合は、提携ホテルでの宿泊にマイルが付きます。JALカードならホテルニッコーやオークラ ホテルズなど、ANAカードならインターコンチネンタルやハイアット ホテルズなど、世界中に展開している提携ホテルがたくさんあるので、宿泊を楽しみながらマイルを貯めることができます。
また、ポイント還元率が上がる以外にも、クレジットカードによっては以下の優待サービスも付いてきます。
クレジットカードの提携ホテルの優待サービス例
- 提携ホテルに優待料金で宿泊
- ホテル内のレストランやショップの割引
- アーリーチェックイン、レイトチェックアウト
- アメニティプレゼント
なかには提携ホテルに通常料金の半額で泊まれるカードも。使いこなせばお得な旅行を何度でも楽しめるので、旅行好きの人はカードの提携ホテルや特典内容にも注目してみるといいですよ。
クレジットカードでお得になるホテルについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
2023年版 ホテル利用にはクレジットカードがマスト!ホテル優待特典がおすすめのクレカ11選
提携ホテルでポイントアップ!無料宿泊特典など旅行者向けサービスが手厚い
Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード

お得なキャンペーン
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最大3万9000ポイント
プレゼント
・入会後3ヶ月以内に30万円利用で3万ボーナスポイント
・30万円分の通常ポイント9000ポイント
海外でポイント還元率が上がるカードを使う
海外旅行、特にショッピングが好きな人には、海外で使うとポイント還元率が上がるクレジットカードがおすすめ。普段より財布の紐が緩む海外旅行中こそ、しっかりポイントを貯めるチャンスです。
海外でポイント還元率が上がるカードには、例えば以下のようなものがあります。
クレジットカード | ポイント倍率 |
---|---|
JCBゴールド | 2倍 |
MUFGカード・アメリカン・エキスプレス・カード | 2倍 |
エムアイカード ゴールド | 1.5倍 |
Orico Card THE PLATINUM | 1.5倍 |
比較的ステータス性の高いクレジットカードが多いので、海外旅行保険やショッピング保険、空港ラウンジなどのサービスも充実しています。海外で安心して使えるうえにポイントも貯まるので、ショッピングを楽しみたい人にはおすすめです。
クレカのポイント還元率って?高還元率の目安は1.0%以上!
「高還元率」をアピールしているクレジットカードはたくさんありますが、そもそもポイント還元率とは何を指すのでしょうか。
ポイント還元率とは、クレジットカードの利用額に対して何円相当のポイントが付くのか、その割合を示した数値のことです。
ここで注目したいのが、利用額に対して「何ポイント付くのか」ではなく、「何円相当のポイントが付くのか」という部分。例を見てみましょう。
ポイントの付き方 | ポイントの価値 | ポイント還元率 | |
---|---|---|---|
Aカード | 100円で1ポイント | 1ポイント=0.5円相当 | 0.5% |
Bカード | 200円で1ポイント | 1ポイント=1円相当 | 0.5% |
ポイントの付き方だけを見ると、100円で1ポイント貯まるAカードのほうがお得に見えますよね。ところがポイントの価値と併せて見ると、結局は還元率が0.5%で同じだということがわかります。
ポイントの付き方だけ見るのではなく、ポイントの価値、ポイント還元率と併せて見ることが大切です。ただ、この場合は100円で1ポイント貯まるAカードのほうが、少額の買い物でもポイントが貯まりやすいのでお得といえます。
高還元率の目安は1.0%!使い方によっては還元率が上下する場合も
一般的に、ポイント還元率は0.5%前後のものが多く、1.0%以上が高還元率といわれています。たった0.5%の差と思っても、使う金額によって大きな差になります。
カード利用額 | ポイント還元率 | 付与されるポイント |
---|---|---|
2万円 | 0.5% | 100ポイント |
1.0% | 200ポイント | |
100万円 | 0.5% | 5000ポイント |
1.0% | 1万ポイント |
※ 1ポイント=1円と想定した場合。
公共料金の支払いなどをクレジットカードに集約すると、利用額が年間100万円以上になることもありますよね。クレジットカードの利用額が大きくなると、還元率0.5%と1.0%とで貯まるポイントの差も大きくなります。ポイントが貯まりやすいクレジットカードを選ぶときは、還元率1.0%以上を目安として探すといいでしょう。
ただし、ポイント還元率はポイントの貯め方や使い道によって変動します。還元率変動の2つのパターンについて、ここから詳しく見ていきましょう。
ポイント還元率の変動パターン
- 加盟店での利用やキャンペーンで還元率が2倍以上に!
- ポイントの使い道によっても還元率が上下する
加盟店での利用やキャンペーンで還元率が2倍以上に!
クレジットカードのポイント加盟店や優待店でカードを利用すれば、ポイント還元率が2倍や3倍など大幅にアップします。
例えば楽天カードの場合、通常のポイント還元率は1.0%ですが、以下のような場面で使うとポイント還元率は2倍以上になります。
楽天カードの使い方 | ポイント還元率 |
---|---|
楽天市場で使う | 3.0% |
楽天トラベルで使う | 2.0% |
毎月5と0がつく日に楽天市場で使う(要エントリー) | 5.0% |
楽天ポイントの加盟店で使う | 2.0% |
日々の買い物や旅行の宿泊予約に楽天のサービスを利用するだけで、ポイント還元率は2.0%以上に。楽天ポイントの加盟店には、コンビニやファストフード店、ドラッグストアや家電量販店など多彩なジャンルの店がそろうので、街なかの買い物や食事でもどんどんポイントが貯まります。
また、入会特典や期間限定キャンペーンでポイント還元率が上がるクレジットカードもあります。
クレジットカード | ポイントアップの内容 |
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JCB CARD W | 入会後3ヶ月はポイント4倍(※1) |
Orico Card THE POINT | 入会後6ヶ月はポイント2倍 |
dカード | 入会翌々月までの利用金額に対してポイント25%還元(要エントリー) |
楽天カード | 期間限定キャンペーンで一部ショップのポイントが最大10倍(要エントリー) |
※ キャンペーンや特典の内容は変わることがあります。
※1 2021年3月31日までのキャンペーン。
ポイント還元率が上がる店や時期を逃さなければ、使い始めてすぐに数千ポイント貯めることもできます。クレジットカードを選ぶときには、それぞれのカードの優待店や入会特典も見比べてみてください。
楽天市場でポイント3倍!貯めたポイントを旅行にも使える楽天カード
ポイントの使い道によっても還元率が上下する
貯まったポイントを使うとき、その交換先によってもポイント還元率が上がったり下がったりします。
例えばJCBカードのOki Dokiポイントの場合を見てみましょう。
ポイントの交換先 | 交換レート(Oki Dokiポイント=交換先のポイント・金額) | ポイント還元率 |
---|---|---|
楽天ポイント | 200ポイント=600ポイント(※1) | 0.6% |
nanacoポイント | 200ポイント=1000ポイント | 1.0% |
JALマイル、ANAマイル | 500ポイント=1500マイル | 1.2%(1マイル=2円相当として換算) |
JCBギフトカード | 1050ポイント=5000円分 | 0.95% |
※ Oki Dokiポイントを1ポイント=5円と想定した場合。交換レートのOki Dokiポイントの数値は、それぞれ交換に使える最低ポイント数を表示。
※1 2020年12月17日から。
楽天ポイントに交換するとポイントの価値が少し下がってしまいますが、JALのマイルに交換するとポイントの価値が上がることがわかります。もちろんマイルを何に使うかで価値はまた変わりますが、特典航空券の区間によっては1マイル=5円相当になることもあるので、その場合ポイントの価値はさらに上がります。
また、ほぼ等価交換できるうえに使える加盟店が多いnanacoポイントやJCBギフトカードもお得な交換先といえるでしょう。
単純に「ポイント還元率1.0%」と記載されていても、貯め方によってさらに還元率が上がることもあれば、使い道によってはポイントの価値が低くなり還元率も下がってしまうこともあります。還元率の表示だけに頼らず、ポイントの貯め方、使い方をしっかり確認することが大切です。
ポイント還元率1.0%でマイルへの交換率も高め!39歳以下限定のJCB CARD W
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お得なキャンペーン
- 新規入会キャンペーン(2025年3月31日まで)
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さいごに...
この記事のまとめ
今回の記事では、ポイント還元率について、そして旅行でポイント還元を有効活用する方法について紹介してきました。
高還元率というワードだけではなく、どう使えばよりポイントが貯まるのか、貯まったポイントを何に使えるのかしっかり確認することが大切です。特に旅行好きの人が重視すべきクレジットカードの選び方をおさらいしておきましょう。
旅行好きのための高還元率クレジットカードの選び方
- ポイント還元率1.0%以上のクレジットカードが狙い目
- 特定の店でポイントアップ、マイル移行でポイント価値が下がるなど、貯め方や使い道でポイント還元率は変動する
- お得に旅行を楽しみたい人は、マイルが貯まりやすいカードや、宿泊予約サイトでポイント還元率が上がるカードがおすすめ
- 無料宿泊やレイトチェックアウトなど、宿泊特典が付いているクレジットカードもある
年会費がかかるクレジットカードでも、マイルへの還元率が高かったり、無料宿泊特典があったりと、旅行に使える特典で年会費以上の価値が得られるものもあります。ポイント還元率でカードを選ぶときは、ポイントの貯め方や使い方、特典なども併せて見比べてみてくださいね。
「旅行で得する!高還元率のクレジットカード7選」をもう一度見る
※「旅とクレカの情報室」ではアフィリエイトプログラムを利用し、事業者(JCB様など)から委託を受け広告収益を得て運営しております
監修者

ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)
飯田道子
いいだみちこ
金融機関勤務を経て1996年にFP資格を取得。各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなっている。どの金融機関にも属さない独立系FP。ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。クレジットカード専門サイトで数多く記事監修を担当
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