第7回:意外?カレーとスパークリング日本酒は相性バッチリ。だって米だから![晩ごはん何食べたい?]

2021年の夏はいかがでしたか? 世の中、不安なことだらけですが、おいしいお料理でホッとひと息つけてください。今回のお酒はスパークリング日本酒。爽やかでシュワシュワする飲み口です。ビールとカレーは聞いたことがありましたが、日本酒がこんなにもカレーに合うなんて意外すぎます! いえいえ、意外でも何でもありません。答えは食べてみたらわかりますよ。(公開:2021年9月17日)

プロフィール お酒とお料理研究家・吉田めぐみ
★★★料理研究家/ワインエキスパート(J.S.A.)、日本ワイン検定2級、コムラード・オブ・チーズ(C.P.A.)、唎酒師(ききさけし)、野菜ソムリエプロ、江戸東京野菜コンシェルジュ、調味料ソムリエ、ベジフルビューティーアドバイザー、フードコーチ、ジュニア食育マイスター、IFAオリーブスペシャリスト、ABC Cooking Studio ブレッドライセンス(パン職人の経験も)など他にも資格多数(2021年7月現在)。セミナーやカルチャースクール講師、ラジオ出演、コラム連載、料理撮影協力など様々な分野で幅広く活動中★★青森野菜専門店「ひだまりマルシェ」アンバサダーとして店頭販売も(不定期)。★ミキハウス子育て総研発行の育児情報誌『Happy-Noteハッピーノート』にて、ファミリー向けレシピ、離乳食レシピを担当。また、[KAGOME VEGEDAY]にて料理再現協力。
【吉田めぐみFacebook】

おやつにもおつまみにもよさそう!

「サモサ」とはインド料理の軽食の一つで、ひき肉や野菜、茹でてつぶしたジャガイモとグリンピースなどの具を香辛料(クミンやコリアンダー、ターメリックなど)で味付けし、小麦粉と塩と水で作った薄い皮で三角形に包み、油で揚げたものです。

皮から手作りもできますが、今回は「春巻きの皮」を使用したサモサ風に仕上げました。簡単手軽にミックスベジタブルを使ってもいいかも! 皮の折り方は工程画像を参考にしてください。

【カレーサモサ】

■材料(12個分)
豚ひき肉 …… 25g
タマネギ …… 1/8個
ニンジン …… 1/3本
サラダ油 …… 適量
塩こしょう …… 少々
カレー粉 …… 小さじ1
しょう油 …… 小さじ1
溶けるチーズ …… 40g
春巻きの皮 …… 4枚
水溶き小麦粉 …… 適量
ケチャップ …… お好みで

■作り方
① フライパンにサラダ油を熱し、豚ひき肉を炒め、色が変わってきたら、みじん切りにしたタマネギとニンジンも加えて炒める。塩こしょうをふる。
② 火が通ったら、カレー粉としょう油、溶けるチーズを加える。具材は12等分にしておく。
③ 春巻きの皮は、縦に3等分に切り、まな板の上に広げて、②を右下にのせて、左下から、三角形に折りたたむようにして、包んでいく。包み終わりに水溶き片栗粉を塗って、閉じる。
④ 多めのサラダ油を熱し、③を揚げ焼きにする。お好みでケチャップをつけていただく。

▲サモサの皮の折り方

グリーンカレーとシュワシュワ日本酒!

辛いカレーにビールをグビグビっと!…なんて話はよくあります。でも、意外に思われるかもしれませんが、日本酒とカレーの相性は抜群に良いのです。そう、日本酒はお米です! ですから、カレーと合うわけなのです。

ご家庭に馴染みのある欧風カレーも良いですが、たまには、変わり種カレーも試してみてはいかがでしょう。材料もシンプルで、とても簡単なのに、お店のような美味しい味になりますよ。煮込む時間も短いので簡単で嬉しい一品です。

今回使用した「ココナッツミルク」と「グリーンカレーペースト」は下記写真の物がオススメです。特に「グリーンカレーペースト」はいろんな料理に応用でき、ポテトサラダに混ぜてもとてもおいしくなります。ぜひ、試してみてください。

【基本のグリーンカレー】

■材料(4人分)
鶏もも肉 …… 1枚
タケノコの水煮 …… 100g
ナス …… 3本
シメジ …… 1/2 パック
パプリカ(赤) …… 1/2個
鶏ガラスープの素 …… 小さじ 1
水 …… 300cc
ココナッツミルク …… 400cc
ナンプラー …… 大さじ 2
砂糖 …… 大さじ 1
グリーンカレーペースト …… 50g
サラダ油 …… 適量
ご飯 …… 4 膳分

■作り方
① 鍋にカレーペーストを香りが出るまで弱火で炒め、その後、一口大にした鶏もも肉、食べやすい大きさに切ったタケノコ、皮をむいて乱切りにしたナス、石突きを取ってバラしたシメジ、乱切りにしたパプリカを入れて、油がまわるように炒める。
② ①に、水、鶏ガラスープの素、ココナッツミルクを加えて、火が通るまで煮る。
③ 最後にナンプラーと砂糖を入れる。

おすすめ!
★メープロイ グリーンカレーペースト(50g)
カルディhttps://www.kaldi.co.jp/ec/pro/disp/1/8850367300020
★ヤマモリ ココナッツミルク(400ml)
ヤマモリ 楽天市場店https://item.rakuten.co.jp/yamamorishop/7481089sb/

本日の逸本:日本酒「水芭蕉 純米吟醸辛口スパークリング」

●水芭蕉 純米吟醸辛口スパークリング

原料米:兵庫県三木市 三木・別所地区産 山田錦
精米歩合:60%
日本酒度:+8
アルコール度数:15%
保存方法:要冷蔵
サイズ:720ml/300ml/180ml

■群馬県川場村の美しい自然を表現した日本酒「水芭蕉」
「水芭蕉 純米吟醸辛口スパークリング」はMIZUBASHO PUREの開発のベースになったお酒。おりが白い妖精のようにただよう、きめの細かい泡のスパークリング酒。辛口でエレガントなお酒。フルートグラスでお楽しみください。(水芭蕉ブランドサイトより引用)

■永井酒造(群馬県利根郡川場村)
公式サイトhttp://www.nagai-sake.co.jp/
水芭蕉ブランドサイトhttp://www.mizubasho.jp/
水芭蕉取扱店 情報http://www.mizubasho.jp/category/retailer_kanto/#tbl_retailer
詳細http://www.mizubasho.jp/item_category/fullyear/

●唎酒師(ききさけし)でもある吉田めぐみ先生からの晩酌コメント

声を大にして何度も言いますが、日本酒とカレーの相性は抜群なのです。カレーに合う酒というのは意外と難しいのですが(辛いカレーとクラフトビール「インドの青鬼」という素敵なペアリングもありますが)、それをベストにしてくれるのが日本酒! やはり、日本酒の原料であるお米とカレーは、切っても切れない関係なのです。もちろん、近年流行りのスパークリング日本酒との相性もバッチリです!

そこで今回ペアリングしたのが「水芭蕉 純米吟醸辛口スパークリング」とグリーンカレー。
水色のビンがとても涼しげで美しいスパークリング日本酒です。こちらはどんなお料理にも合わせやすいですが、心地良いほろ苦みもあるので、スパイス系のお料理ともよく合います。

そもそも、「水芭蕉」「谷川岳」といった美しい銘酒を造る永井酒造(創業は1886年)があるのは利根川の源流域に位置する群馬県川場村。仕込み水の確保のため深い森林を所有し、酒蔵周辺は大自然に囲まれています。

そんな老舗酒蔵が「世界に通用する日本酒を造りたい」と考え、「ワイン」を学ぶためにフランス・シャンパーニュ地方に足を運びました。そしてブドウと同じことを「米」で取り組み、2008年には瓶内二次発酵製法による発泡性清酒「MIZUBASHO PURE」が誕生。

このMIZUBASHO PUREは「Sparkling Sake」とし、従来のブランド酒(水芭蕉や谷川岳の純米吟醸や純米大吟醸)は「Still Sake」に。そして、「Vintage Sake」「Dessert Sake」といった4つのスタイルでお料理に合わせて「米の酒」を提供されています。

「水芭蕉 純米吟醸辛口スパークリング」はきめ細かい泡で、薄濁り。辛口でエレガントな印象です。スパークリング日本酒は甘口が多いなか、マイルドな辛口。それでいてピリッとしすぎない爽やかな辛口でもあります。蒸し暑かったり急に寒くなったり、ハッキリしない季節の変わり目にもスッキリ爽やかに飲むことができるお酒です。

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●レシピ・調理・お酒セレクト= 吉田めぐみ(お酒とお料理研究家)
●撮影= 清水亮一(アーク・コミュニケーションズ
●編集・WordPress= 魚住陽向フリー編集者、小説家