料理レシピ[晩ごはん何食べたい?]第2回:うま味たっぷり塩昆布を使った料理&ワイン

毎日のように頭を悩ませる「晩ごはん何食べたい?」問題。そんな献立難民を救うべく、この料理レシピ記事「晩ごはん何食べたい?」は始まりました(大げさw)。好評だった第1回に続き、今月も手に入りやすい食材を使った料理2品とワインの紹介です。お酒とお料理研究家・吉田めぐみ先生オリジナルの手軽で簡単レシピ。ぜひ献立の参考にしてください。(公開:2021年4月5日)

■先生!資格多すぎです!
お酒とお料理研究家・吉田めぐみ

★★★料理研究家/ワインエキスパート(J.S.A.)、日本ワイン検定2級唎酒師(ききざけし)、野菜ソムリエプロ、江戸東京野菜コンシェルジュ、調味料ソムリエ、ベジフルビューティーアドバイザー、フードコーチ、ジュニア食育マイスター、IFAオリーブスペシャリスト、ABC Cooking Studio ブレッドライセンス(パン職人の経験も)など他にも資格多数(2021年3月現在)。セミナーやカルチャースクール講師、ラジオ出演、コラム連載、料理撮影協力など様々な分野で幅広く活動中★★青森野菜専門店「ひだまりマルシェ」アンバサダーとして店頭販売も(不定期)。★ミキハウス子育て総研発行の育児情報誌『Happy-Noteハッピーノート』にて、ファミリー向けレシピ、離乳食レシピを担当。また、[KAGOME VEGEDAY]にて料理再現協力。
【吉田めぐみFacebook】

醤油をかけないお刺身の食べ方

お刺身といえば、お醤油をかけて食べるのが主流。あとは、わさびか生姜か……というのが皆さんご存じの食べ方ですよね。でも、最近は「お刺身に塩」をつける食べ方をオススメしている飲食店の話も聞くようになりました。塩もいろいろな種類があるので楽しめそうです。

そもそも大きな一枚の昆布にお刺身を挟んで冷蔵庫に寝かせてから食べる「昆布締め」という食べ方も古くからあります。昆布の栄養(ムチンなど)とうま味で刺身の味が格段にアップします。このカルパッチョもシンプルで即席な昆布締めのような感じですね。

お刺身は、白身魚であればどのお魚でもOKです。無理に魚をさばかなくてもスーパーにある白身魚のお刺身パックで大丈夫お刺身でルッコラを巻いて食べるとさらにおいしいですよ。

【白身魚の塩昆布カルパッチョ】

■材料(2人分)
白身魚(鯛などの刺身)…… 80g
塩昆布 …… 4g
☆(レモン汁…小さじ1、EXVオリーブオイル…小さじ1、黒こしょう…少々)
ルッコラ …… お好みで

■作り方
① 白身魚の刺身を皿に並べて、塩昆布を散らし、☆をかける。
② お好みでルッコラと一緒にいただく。

いろんな場面で大活躍の万能選手的メニュー!

つくねはアッサリしたイメージがありますが、このメニューは満足感があり、家族が喜ぶことウケあい。一人暮らしの場合、「今日もお疲れ様」と自分に対してのご褒美感たっぷり。そして、子どもが好きなおかずはオトナだって大好きですよね。だから、晩ごはんやお弁当のおかずに合えば、必然的にお酒のおつまみにだってピッタリなわけです。塩昆布入り(塩味)のつくねは白ワインにピッタリ! エリンギの食感がとても良いのです。

【塩昆布とエリンギのつくね】

■材料(2人分)
鶏ひき肉 …… 200g
エリンギ …… 80g
塩昆布 …… 大さじ2
大葉 …… 5枚
★(マヨネーズ…大さじ1、酒…大さじ1/2、片栗粉…大さじ1、こしょう…少々)
ごま油 …… 適量
酒 …… 大さじ1
万能ねぎ …… 2本

■作り方
① ボウルに鶏ひき肉、粗みじん切りにしたエリンギ、塩昆布、千切りにした大葉、★を入れて、よく混ぜ合わせる。
② ①を4等分にし、それぞれを平たく丸く成型する。
③ フライパンにごま油を熱し、②を中火で並べて焼く。片面がきつね色になったら裏返して、弱火にし、酒を振り入れ、フタをして、中に火が通るまで焼く。
④ 皿に盛り付けたら、小口切りにした万能ネギを散らす。

本日の逸本:ワイン「安心院ワイン アルバリーニョ」

●安心院(あじむ)ワイン アルバリーニョ

アルコール度数:11.5%
使用ブドウ品種:アルバリーニョ
タイプ:辛口(白)
ヴィンテージ(年代):2020年
容量:720ml

■2011年に「あじむの丘農園」で試験栽培をすすめてきた品種のアルバリーニョ。スペイン特有の品種で高温多雨な地域でも栽培に有利とされています。安心院町での栽培の結果、とても良好なブドウを得て、低温発酵・貯蔵を経て、品種の特徴香が十分に出たワインです。(Webサイト「安心院葡萄酒工房」サイトより引用)

三和酒類(株) 安心院葡萄酒工房(大分県宇佐市安心院町)
オンラインショップ→ http://www.ajimubudoushukoubou.com/
詳細→ http://www.ajimubudoushukoubou.com/shopdetail/000000000062/

●ワインエキスパートでもある吉田めぐみ先生からの晩酌コメント

「アルバリーニョ」とは、イベリア半島の北西部の地域で栽培された地ブドウ(白ブドウ品種)です。最も有名な産地はスペイン・ガリシア地方のリアス・バイシャス。複雑なリアス式海岸線のすぐ近くで栽培される「海のぶどう」です。それ故に「アルバリーニョ」は「海のワイン」と呼ばれます。「Albariño」(ガリシア語)か、「Alvarinho」(ポルトガル語)と表記してあります。

そして、「安心院ワイン アルバリーニョ」も通常の白ワインよりも、ほんのり塩味を感じるのが特徴です。またミネラル感もあるので、塩昆布との相性が抜群。やはり「海のワイン」らしく、魚介全般に広く合います。

大分県宇佐市安心院(あじむ)町は霧深い盆地です。ワイナリー「安心院葡萄酒工房」はこの地特有の温度差の激しい気候を活かして、良質のブドウを育て、芳醇なワインを醸しているそうです。

また、塩昆布を使った今回の2品は、「出汁を感じる」日本ワインの「甲州」とも相性が良いです。海外の白ワインと合わせる時は、スペインの海岸近くで栽培されている同品種のアルバリーニョのワインと合わせると相性が良いですね。

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●レシピ・調理・お酒セレクト= 吉田めぐみ(お酒とお料理研究家)
●撮影= 清水亮一(アーク・コミュニケーションズ
●編集・WordPress= 魚住陽向(フリー編集者、ライター、小説家