PR 当サイトを経由して商品への申し込みがあった場合には、売上の一部が当サイトに還元されます。なお、収益が記事中での製品・サービスの評価に影響を与えることはありません。

更新

陸マイラー必読!マイルが貯まる還元率にこだわったクレジットカード選び

監修者紹介:飯田道子

ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)

飯田道子監修

陸マイラーがマイルを効果的に貯める重要な要素の1つがクレジットカード選びです。

マイルを賢く貯めるためには、下記の4つを検討しましょう。

マイルを賢く貯めるクレカ選びの4つのポイント

  • 1 マイル還元率が高いメインカードを選ぶ
  • 2 特定店舗の利用でマイル還元率が跳ね上がるサブカードを加える
  • 3 有効期限が迫ったマイルを退避させるためのカードを検討する
  • 4 獲得した共通ポイントを高い交換率でマイルに移行するためのカードを検討する

この記事では、4つのポイントそれぞれについて詳しく解説していきますが、結論としておすすめのクレジットカードを先に紹介しておきます。

1 マイル還元率が高いメインカード
ANAマイルの還元率が高いメインカード
ANA To Me CARD PASMO JCB
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)
年会費:初年度無料(2年目以降2200円)
マイル移行手数料 5500円(年間)
※マイル還元率を1.0%にするために必要

・ANAカードの中で年会費が安い「ANA一般カード」
ANAマイルの還元率が1.0%を低価格で実現できる
PASMOのオートチャージでもポイントを獲得できる
・マイルの有効期限を延長するときにも使える

公式ページを見る▶
JALマイルの還元率が高いメインカード
JALカードSuica
JALカードSuica 普通カード
年会費:2200円
ショッピングマイル・プレミアム 4950円(年間)
※マイル還元率を1.0%にするために必要

・JALカードの中で年会費が安い「普通カード」
JALマイルの還元率が1.0%を低価格で実現できる
Suicaへのオートチャージでもポイントを獲得できる

公式ページを見る▶

詳細は「マイル還元率が高いメインカードを選ぶ」を参照

2 特定の条件でマイル還元率が跳ね上がるサブカード
対象のコンビニ・飲食店でマイル(ANA)還元率最大3.5%を実現
三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL)
年会費:永年無料

・対象のコンビニ・飲食店でスマホのタッチ決済で最大7.0%ポイント還元(ANA、JALマイル還元率は3.5%)(※1〜5)
・貯まったポイントは500ポイント→250マイル(ANA)で移行できる(マイル還元率3.5 %)
家族ポイント(※6)で対象のコンビニ・飲食店の利用時にさらに最大+5.0%のポイント還元

公式ページを見る▶

※1 iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※2 商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
※3 一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合があります。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合があります。
※4 通常のポイントを含みます。
※5 ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
※6 三井住友カード(本カード)に登録している家族の人数によって最大+5.0%のVポイントが還元されるサービス。家族(2親等以内)の人数×+1.0%ポイント還元

スタバでマイル(ANA、JAL)還元率3.3%
Amazonでマイル(ANA、JAL)還元率1.2%
JCBカード W
JCB カード W
年会費:永年無料

スターバックス カードへのオンライン入金・オートチャージでのポイント還元率5.5%(ANA、JALマイル還元率は3.3%)
ニッポンレンタカーポイント還元率3.5%(ANA、JALマイル還元率は2.1%)
Amazonポイント還元率2.0%(ANA、JALマイル還元率は1.2%)

公式ページを見る▶
楽天市場でマイル(ANA、JAL)還元率1.5%以上
楽天カード
楽天カード
年会費:永年無料

楽天市場ポイント還元率3.0%以上(ANA、JALマイル還元率は1.5%以上)
SPU(スーパーポイントアッププログラム)ポイント還元率最大16.5%(ANA、JALマイル還元率は8.3%)

公式ページを見る▶

詳細は「特定の条件でマイル還元率が跳ね上がるサブカード」を参照

3 マイルの有効期限対策に役立つカード
マイル(ANA)の有効期限を延長できる
ANA To Me CARD PASMO JCB
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)
年会費:初年度無料(2年目以降2200円)
マイル移行手数料 5500円(年間)
※マイル還元率を1.0%にするために必要

・マイルが1割減少するが、マイル(ANA)→メトロポイント→マイル(ANA)有効期限を計5年延長できる
1万マイル(ANA)を1万メトロポイントに交換(メトロポイントの有効期限2年
100メトロポイントは90マイル(ANA)に移行できる(マイルの有効期限3年
・ただし、メトロポイントへの交換が年間2万マイルを超えると、1万マイル(ANA)は5000メトロポイントでの交換になる

公式ページを見る▶
マイルの有効期限が実質無期限になる
ANA To Me CARD PASMO JCB
ANAアメリカン・エキスプレス・カード
年会費:7700円
マイル移行コース 6600円(年間)
※ANAマイルに交換するために必要(マイル還元率1.0%)

マイル移行コース加入ポイントの有効期限が無期限になる
・目標マイル数になるまで交換せず、ポイントで貯め続ければマイルの有効期限も実質無期限

公式ページを見る▶

詳細は「マイルの有効期限への対策も検討する」を参照

4 獲得した共通ポイントを高い交換率でANAマイルに移行するためのカード
JQみずほルートを実現するために必須のカード(その1)
JQ CARDセゾン
JQ CARD セゾン
年会費:初年度無料(年1回の利用で次年度も無料)

・Tポイントや各種ポイントサイトで貯まったポイントを高い交換レート(70%)でANAマイルに交換できる「JQみずほルート」を開通させるために必要なクレカ
JRキューポをセゾンの永久不滅ポイントに交換するために必要

公式ページを見る▶
JQみずほルートを実現するために必須のカード(その2)
みずほマイレージクラブカード/ANA
みずほマイレージクラブカード/ANA
年会費:初年度無料(年1回の利用で次年度も無料)

・Tポイントや各種ポイントサイトで貯まったポイントを高い交換レート(70%)でANAマイルに交換できる「JQみずほルート」を開通させるために必要なクレカ
セゾンの永久不滅ポイントをANAマイルに交換するために必要

公式ページを見る▶

詳細は「ポイントを高レートでマイルに移行できるようにするカード」を参照

では、マイルを賢く貯めるためになぜこれらのカードが必要なのかを詳しく見ていきましょう。

この記事はこんな内容です

この記事はこんな内容です

  • マイルは特典航空券に交換してこそお得!
  • マイルには有効期限があるので貯めるスピードも大切
  • メインカードは通常還元率1.0%以上カードを選択!
  • 特定店舗でポイント還元率が大幅にアップするカードをサブカードに!
  • マイルの有効期限を対策用のカードを持つ
  • 共通ポイントをお得にマイルに交換できるカードを持つ

目次

特典航空券に交換してこそお得なマイル

まず、マイルを賢く貯めるクレカ選びについて解説する前にお伝えしたいことがあります。

マイルは特典航空券に交換してこそお得!

だということです。

マイルは1マイル=1ポイントでほかのポイントに交換できたり、1マイル=1円相当でショッピングモールでお買い物できたりします。

しかし、1マイル=1円相当で利用するなら、楽天ポイントやdポイントなど、クレジットカード会社のポイントを貯めたほうが年会費もかからず、効率的に貯められます。

一方、特典航空券に交換した場合は、国内線・国際線の違いや行き先などによっても異なりますが、1マイルあたり平均9.4円分の価値を感じているというアンケート結果も出ています(※)。

マイルを貯めるなら、お得に活用できる特典航空券の獲得を目指しましょう。

※ ソニー銀行「【マイルと海外旅行に関する調査】マイラーほど海外旅行における金銭面の満足度が高いことが明らかに」

特典航空券を目指すならマイルを貯めるスピードも大切

特典航空券に交換するためにはマイルはどのくらい必要になるのでしょうか?

         
ANAの特典航空券の交換に必要なマイル数(2023年11月17日現在)
国内(片道)
ローシーズン レギュラーシーズン ハイシーズン
東京→大阪 5000 6000 7500
東京→札幌 6000 7500 9000
東京→福岡 6000 7500 9000
東京→沖縄 7000 9000 1万500
海外(往復・エコノミー)
ローシーズン レギュラーシーズン ハイシーズン
日本↔韓国 1万2000 1万5000 1万8000
日本↔ハワイ 3万5000 4万 4万3000
日本↔北米 4万 5万 5万5000
日本↔欧州 4万5000 5万5000 6万
         
JALの特典航空券の交換に必要なマイル数(2023年11月17日現在)
国内(片道・普通席)
基本マイル PLUS(※)利用
東京→大阪 6000 〜1万9500
東京→札幌 8000 〜3万3000
東京→福岡 8000 〜3万3000
東京→沖縄 9000 〜3万7500
海外(片道)
エコノミー プレミアムエコノミー
日本→ソウル 7500
日本→ホノルル 2万 3万
日本→ニューヨーク 2万5000 3万2500
日本→パリ 2万6000 3万5000

※ 基本マイルに空席がなくなった便に、100マイルからの追加で便に空席があれば予約できる仕組み

このように特典航空券を獲得するには、かなりのマイルを貯めなくてはいけません。

しかも、マイルには有効期限が存在します。ANAマイル、JALマイルともに3年間です。 有効期限を延長する手段がないわけではありませんが、基本的にはこの3年で特典航空券の交換に必要なマイル数まで貯めなくてはいけません。

これらを踏まえて、マイルを貯めるためのクレジットカード選びを見ていきましょう。

マイル還元率が高いメインカードを選ぶ

マイルを効率的に貯めるなら、マイル還元率の高いメインカードは不可欠です。マイル還元率が1.0%以上のグレジットカードを選びましょう。

年会費無料でマイル還元率が1.0%以上のカードはないので、メインカード選びでは、年会費(年間にかかるマイル移行必要含む)を考慮しなくていけません。

ANAマイルを貯めるケース、JALマイルを貯めるケースそれぞれで解説していきます。

年会費を安く済ませたいならANA一般カードがおすすめ

ANAマイルを貯めるなら、マイルが貯まりやすいANAカードから選ぶとよいでしょう。

ANAカードには4つのランクがあり、年会費を安く済ませたいならANA一般カードがおすすめです。

ANAカードのランク別スペック
一般 ワイド ワイドゴールド プレミアム
年会費 2200円 7975円 1万5400円〜 7万7000円〜
マイル還元率 0.5% 0.5% 1.0% 1.5%〜
マイル移行手数料(※) 5500円 5500円〜
入会・継続マイル 1000マイル 2000マイル 2000マイル 1万マイル
搭乗ボーナスマイル 10% 25% 25% 50%

※ マイル還元率を1.0%にするための手数料。0.5%のままなら不要

ANAカードは、JCBカードや三井住友カードなど各カード会社から発行されています。そのため、カード会社で発行されたポイントを交換することでマイルが貯められます

ANA一般カード、ワイドカードのマイル還元率は0.5%ですが、マイル移行手数料(5500円〜)を支払うことで還元率を1.0%にできます。この移行手数料を含め、年間にかかる費用は一般カードが一番安いです。

ただし、上位カードには、搭乗マイルにボーナスマイルがプラスされたり、国内空港ラウンジが利用できたり、航空機遅延保険が付くなど、一般カードにはない特典が用意されています。

マイル還元率以外の特典に魅力を感じるなら、上位カードを選択してもいいでしょう。

年間費用を抑えてJALマイルを貯めるならおすすめ!

ANA 一般カード

アイキャッチ画像:ANA 一般カード

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 0.5%
年会費 無料 ※1
発行スピード 最短3営業日 ※2
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 自動付帯
国内旅行保険 自動付帯 ※4
家族カード
ETC

※1:2年目以降は2200円。Visa、Mastercardのみ「マイ・ペイすリボ」を登録、年1回以上のリボ払い手数料の支払いで年会費割引
※2:提携国際ブランドによって異なる(JCBは最短5営業日)
※3:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります
※4:航空機搭乗中のみ

お得なキャンペーン

  • 新規入会とカード利用などで

    最大1万3000マイル相当

    プレゼント

    通常キャンペーン
    ・新規入会で1000マイル獲得
    2024年6月30日までのキャンペーン(JCB主催)
    ・30万円以上のカード利用で3000マイル相当プレゼント
    ・70 万円以上のカード利用で4500マイル相当プレゼント
    ・100万円以上のカード利用で1万2000マイル相当プレゼント
    ※ お知らせメール設定&キャンペーン参加登録&会員専用WEBサービスへのログインが条件
    ※ カード利用対象期間は2024年9月30日まで

※国際ブランドにJCBを選択した場合

PASMOのオートチャージでもポイントが貯まる|ANA To Me CARD PASMO JCB

To Me CARDの機能が付いたANA一般カードで、通称「ソラチカ一般カード」と呼ばれています。

通常のマイル還元率は0.5%ですが、マイル移行手数料(5500円)を支払うことでマイル還元率は1.0%になります。

国際ブランドはJCBのみですが、JCBのポイント「Oki Dokiポイント」以外に、東京メトロへの乗車、東京メトロが取り扱う定期券の購入などでメトロポイントが貯まります

メトロポイントは100ポイント=90マイルで交換ができるので、東京メトロを利用している人なら通常のANA一般カードよりマイルが貯まりやすいのが特徴です。

PASMOのオートチャージでもポイントが貯まるので、PASMOユーザーにもおすすめです。

PASMOのオートチャージでもポイントが貯まるソラチカ一般カード

ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)

アイキャッチ画像:ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 0.5%
年会費 無料 ※1
発行スピード 最短5営業日
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 自動付帯
国内旅行保険 自動付帯 ※3
家族カード
ETC

※1:2年目以降は2200円
※2:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります
※3:航空機搭乗中のみ

お得なキャンペーン

  • 新規入会とカード利用などで

    最大1万3000マイル相当

    プレゼント

    通常キャンペーン
    ・新規入会で1000マイル獲得
    2024年6月30日までのキャンペーン(JCB主催)
    ・30万円以上のカード利用で3000マイル相当プレゼント
    ・70 万円以上のカード利用で4500マイル相当プレゼント
    ・100万円以上のカード利用で1万2000マイル相当プレゼント
    ※ お知らせメール設定&キャンペーン参加登録&会員専用WEBサービスへのログインが条件
    ※ カード利用対象期間は2024年9月30日まで

飛行機・東京メトロに乗る頻度が多いならおすすめ|ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD

上記で紹介したソラチカ一般カードのゴールドカードにあたるのが、ANA To Me CARD PASMO JCB GOLDです。通称「ソラチカゴールドカード」。

ANAワイドゴールドカードと同じく、マイル移行手数料は不要マイル還元率は1.0%。国内空港ラウンジの利用が可能で、航空機遅延保険も付帯しています。

東京メトロへの乗車で貯まるメトロポイントがソラチカ一般カードより優遇されているので、東京メトロをよく利用するならおすすめです。

マイル移行手数料は不要でマイル還元率1.0%

ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールドカード)

アイキャッチ画像:ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールドカード)

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 1%
年会費 15,400円
発行スピード 最短5営業日
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 自動付帯
国内旅行保険 自動付帯
家族カード
ETC

※1:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 新規入会とカード利用などで

    最大3万2000マイル相当

    プレゼント

    通常キャンペーン
    ・新規入会で2000マイル獲得
    2024年6月30日までのキャンペーン(JCB主催)
    ・30万円以上のカード利用で6000マイル相当プレゼント
    ・70 万円以上のカード利用で9000マイル相当プレゼント
    ・100万円以上のカード利用で2万4000マイル相当プレゼント
    ・150万円以上のカード利用で3万マイル相当プレゼント
    ※ お知らせメール設定&キャンペーン参加登録&会員専用WEBサービスへのログインが条件
    ※ カード利用対象期間は2024年9月30日まで

年会費を抑えたいならJAL普通カード!

ANAマイルを貯めるにはANAカードなら、JALマイルを貯めるにはJALカードです。

JALカードにも4つのランクがあり、年会費を抑えたいならJAL普通カードがおすすめです。

JALカードのランク別スペック
普通 CLUB-A CLUB-Aゴールド プラチナ
年会費 2200円 1万1000円 1万7600円〜 3万4100円〜
マイル還元率 0.5% 0.5% 1.0% 1.0%〜
ショッピングマイル・プレミアム(※1) 4950円 4950円
毎年初回搭乗ボーナス 1000マイル 2000マイル(※2) 2000マイル(※2) 2000マイル(※2)
搭乗ボーナスマイル 10% 25% 25% 25%

※1 マイル還元率を1.0%にするための手数料。0.5%のままなら不要
※2 入会時の搭乗ボーナスは5000マイル

JALカードは日本航空グループのJALカードが発行しています。そのため、ANAカードとは異なり、ポイントをマイルに交換することなく、直接マイルが貯まります

JAL普通カード、JAL CLUB-Aカードのマイル還元率は0.5%ですが、貯まるマイルが2倍になるJALカードショッピングマイル・プレミアムに入会することで還元率を1.0%にすることができます。

このJALカードショッピングマイル・プレミアムの年会費4950円を支払ったとしても、年間にかかる費用は、JAL普通カードが一番安くなります。

もちろん、上位カードには、搭乗マイルに対するボーナスマイルの付与、国内空港ラウンジの利用、海外航空便遅延のお見舞金制度などが付帯しているので、カード選びではマイル還元率だけでなく、それらの特典も含めて検討してもよいでしょう。

年間費用を抑えてJALマイルを貯めるならおすすめ!

JALカード 普通カード

アイキャッチ画像:JALカード 普通カード

基本スペック

ポイント還元率(通常時) -
年会費 無料 ※1
発行スピード 約2〜3週間 ※2
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 自動付帯
国内旅行保険 自動付帯
家族カード ×
ETC ×

※1:入会後1年間無料
※2:カード到着までの期間。提携国際ブランドによって異なる
※3:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 入会キャンペーンで最大3000マイルプレゼント(2024年5月31日まで)

    (1)カード利用で最大500マイルプレゼント
     ・5万円以上のカード利用で500マイルプレゼント
     ※ 対象期間はカード入会月の2カ月後の月末まで
    (2)ショッピングマイル・プレミアム入会で1000マイルプレゼント
    (3)入会後初めてJAL便に搭乗すると1000マイルプレゼント
    (4)5万円以上のカード利用で500マイル(通常ポイント分)
     ※ 200円=2マイルで換算
  • VISAカード限定キャンペーン2000マイルプレゼント

    5万円以上のカード利用とVisaのタッチ決済を1回以上利用が条件
     ※ 対象期間はカード入会月の2カ月後の月末まで

Suicaのオートジャージからもマイルが貯められる|JALカードSuica

JALカードSuicaは、JALマイル以外にJR東日本グループのポイントのJRE POINTが貯まるクレジットカードです。

JALカードショッピングマイル・プレミアム加入で普段のお買い物でのマイル還元率が1.0%になるのは、JAL普通カードと同じです。

JALカードSuicaはそれ以外に、SuicaへのオートチャージJRE POINTが還元率1.5%で貯まります

JR東日本が提供するチケット予約サイト「えきねっと」で、新幹線eチケットサービスを利用しても、JRE POINTが還元率5.0%で貯まるので、普段の生活でSuicaをよく使っている人や、JR東日本の電車をよく利用している人におすすめです。

なお、JALカードショッピングマイル・プレミアムに加入している場合、1500JRE POINT=1000マイルでJALマイルと交換できます(未加入の場合は500マイル)。

Suicaのオートチャージでもマイルを貯められる

JALカードSuica 普通カード

アイキャッチ画像:JALカードSuica 普通カード

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 1.5% ※1
年会費 無料 ※2
発行スピード 約3週間 ※3
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 自動付帯
国内旅行保険 自動付帯
家族カード
ETC

※1:JR東日本VIEWプラス対象商品購入時
※2:入会後1年間無料
※3:カード到着までの期間
※4:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 入会キャンペーンで最大3000マイルプレゼント(2024年5月31日まで)

    (1)カード利用で最大500マイルプレゼント
     ・5万円以上のカード利用で500マイルプレゼント
     ※ 対象期間はカード入会月の2カ月後の月末まで
    (2)ショッピングマイル・プレミアム入会で1000マイルプレゼント
    (3)入会後初めてJAL便に搭乗すると1000マイルプレゼント
    (4)5万円以上のカード利用で500マイル(通常ポイント分)
     ※ 200円=2マイルで換算

20代限定のJALカード!マイルの有効期限が5年に延長|JAL CLUB EST普通カード

JAL CLUB ESTは、従来のJALカードにお得な特典をプラスした20代限定のクレジットカード

普通カードの年会費は2200円だが、プラスでJAL CLUB ESTの年会費が5500円かかります。

JAL CLUB EST加入でマイル還元率は1.0%になります。JAL普通カードのマイル還元率を1.0%にするJALカードショッピングマイル・プレミアムの年会費でも4950円かかるので、JAL CLUB ESTの特典分を考慮すれば、20代ならこちらカードのほうがお得です。

JAL CLUB ESTのお得な特典

  • マイルの有効期限3年から5年に延長
  • JALの国内線利用時にJALが運営する空港ラウンジ「サクララウンジ」を年5回無料で利用可能

特典航空券への交換を考えた場合、マイルの有効期限が5年に延びることは大きなメリットです。

またサクララウンジは、通常JALのステータス会員やビジネスクラス、ファーストクラスの利用者以外は、通常なら利用に3000円かかるVIPラウンジ。

ソフトドリンクやアルコール類、おつまみのサービスや、くつろげるソファーや無線LAN、シャワーなどの設備が整っているので、出発前にゆっくり過ごすことができます。

20代限定!マイルの有効期限が5年に延長

JALカード JAL CLUB EST

アイキャッチ画像:JALカード JAL CLUB EST

基本スペック

ポイント還元率(通常時) -
年会費 5,500円 ※1
発行スピード 約2〜3週間 ※2
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 自動付帯
国内旅行保険 自動付帯
家族カード ×
ETC ×

※1:CLUB EST年会費が5500円。2年目以降は普通カード年会費2200円が加わり7700円
※2:カード到着までの期間。提携国際ブランドによって異なる
※3:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 入会キャンペーンで最大4000マイルプレゼント(2024年5月31日まで)

    (1)カード利用で最大500マイルプレゼント
     ・5万円以上のカード利用で500マイルプレゼント
     ※ 対象期間はカード入会月の2カ月後の月末まで
    (2)ショッピングマイル・プレミアム入会で1000マイルプレゼント
    (3)入会後初めてJAL便に搭乗すると2000マイルプレゼント
    (4)5万円以上のカード利用で500マイル(通常ポイント分)
     ※ 200円=2マイルで換算
  • VISAカード限定キャンペーン2000マイルプレゼント

    5万円以上のカード利用とVisaのタッチ決済を1回以上利用が条件
     ※ 対象期間はカード入会月の2カ月後の月末まで

特定の条件でマイル還元率が跳ね上がるサブカード

近年、コンビニや飲食店など、特定の店舗での支払いでポイント還元率が跳ね上がるクレジットカードが増えています。

ポイント還元率が2倍程度にアップするだけなら、ここまでメインカードとして紹介したANAカードやJALカードを利用したほうが得になるケースがほとんどですが、これから紹介するクレジットカードの中には、ポイント還元率が10倍以上になるケースもあります。

仮にポイントからマイルへの移行レートが2対1でも、ポイント還元率が10倍以上なら、これらのクレジットカードを利用したほうが断然マイルは貯まりやすくなります

いつもはメインのANAカードやJALカードで買い物して、ポイント還元率が大幅アップするところではこれから紹介するカードを利用することで、マイルが貯まる速度は大きく変わってきます。

自分が普段利用する店舗でポイント還元率がアップするかどうかに注目して、サブカードを選んでみてください。

対象のコンビニ・飲食店で最大7.0%ポイント還元|三井住友カード(NL)

三井住友カード(NL)は、対象のコンビニ・飲食店でのスマホのタッチ決済で最大7.0%ポイント還元になるクレジットカードです(※1〜5)。年会費は永年無料

最大7.0%還元の対象店舗

セイコーマート、セブン‐イレブン、ポプラ、ミニストップ、ローソン、マクドナルド、モスバーガー、サイゼリヤ、ガスト、バーミヤン、しゃぶ葉、ジョナサン、夢庵、その他すかいらーくグループ飲食店(※)、ドトールコーヒーショップ、エクセルシオール カフェ 、かっぱ寿司

※ ステーキガスト、から好し、むさしの森珈琲、藍屋、グラッチェガーデンズ、魚屋路、chawan、La Ohana、とんから亭、ゆめあん食堂、桃菜、八郎そば、三〇三も対象です。

貯まるポイントは三井住友カードのVポイント。2024年4月22日にTポイントと統合され、さらにポイントが貯めやすくなりました。

Vポイントは、500ポイント単位で1ポイント=0.5マイルでANAマイルと交換できます(※6)。つまり、最大7.0%のポイント還元なら3.5%のマイル還元率になる計算です。

三井住友カードはこのほか、家族ポイントという制度もあり、三井住友カードを所有している家族の人数によって、最大12.0%までポイント還元率をアップさせることもできます。

三井住友カード(NL)の通常還元率は0.5%なので、メインカードと組み合わせて賢くマイルを貯めていきましょう。

※1 iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。

※2 商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。

※3 一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。

※4 通常のポイントを含みます。

※5 ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。

※6 新生Vポイントとなる2024年4月22日以降、ANAマイルへの移行にはVポイント(旧名称:Tポイント)とのID連携が必要。

対応のコンビニ・飲食店で最大7.0%ポイント還元!

三井住友カード(NL)

アイキャッチ画像:三井住友カード(NL)

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 0.5%
年会費 永年無料
発行スピード 最短10秒/即発24時間 ※1
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 利用付帯
国内旅行保険 なし
家族カード
ETC

※1:即時発行ができない場合があります
※2:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 2024年6月30日までのキャンペーン

    新規入会&条件達成で

    5000円分

    プレゼント

    ・新規入会&スマホのタッチ決済3回利用で5000円分のVポイントPayギフトコードをプレゼント

スタバでオンライン入金・オートチャージ最大5.5%ポイント還元|JCBカード W

JCBカード Wは、39歳までが申し込めるJCBカードが独自で発行しているクレジットカード(JCBオリジナルシリーズ)。年会費は永年無料です。

JCBオリジナルシリーズのポイント還元率は通常0.5%ですが、JCBカード Wは2倍の1.0%なのが大きな特徴です(1000円で2ポイント、1ポイント=5円相当)。

JCBオリジナルシリーズは、「パートナー」と呼ばれる店舗で買い物をするとポイント還元率がアップします。

特にスターバックスのスターバックス カードへのオンライン入金・オートチャージでは、ポイント還元率が5.5%までアップします。

JCBカードのOki Dokiポイントは1ポイント=3マイルでANAとJALマイルのどちらにも交換できます。JCBカード Wの場合の通常マイル還元率は0.6%ですが、上記のスターバックス利用時なら、マイル還元率は3.3%になる計算です。

ポイント還元率が大幅にアップするパートナー店舗
店舗名 ポイント還元率 ANA・JALマイル還元率
スターバックス(スターバックス カードへのオンライン入金・オートチャージ) 5.5% 3.3%
ニッポンレンタカー 3.5% 2.1%
洋服の青山・AOKI 3.0% 1.8%
Amazon 2.0% 1.2%
セブン-イレブン 2.0% 1.2%

JCBカードでは、定期的にポイント還元率がアップするキャンペーンも実施しているので、タイミングよく利用すればさらにマイルが貯まります。

パートナー店で利用するとポイント最大21倍!

JCB カード W

アイキャッチ画像:JCB カード W

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 1.0%
年会費 無料 ※1
発行スピード 最短5分発行 ※2
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 利用付帯
国内旅行保険 なし
家族カード
ETC

※1:39歳まで申し込み可能
※2:9:00AM~8:00PMで申し込み(受付時間を過ぎた場合は翌日扱い)。顔写真付き本人確認書類による本人確認(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)。モバ即での入会後、カード到着前の利用方法についてはJCBのHPにて確認
※3:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 新規入会キャンペーン(2024年9月30日まで)
    ・MyJCBログイン&Amazon.co.jp利用で最大1万2000円のキャッシュバック(Amazon.co.jpで利用した金額の20%をキャッシュバック)
  • 新規入会キャンペーン(2024年9月30日まで)
    ・MyJCBログイン&Apple Pay/Google Payの利用で最大3000円のキャッシュバック(利用金額の20%をキャッシュバック)
  • 家族カード入会&家族カードでのMyJCBログインで最大4000円のキャッシュバック(家族1名の申し込みにつき2000円のキャッシュバック)(2024年9月30日まで)
  • お友逹紹介キャンペーン!紹介者・被紹介者に1500円キャッシュバック(2024年9月30日まで)
  • (18歳〜24歳限定)新規入会&MyJCBアプリログインでもれなくAmazonギフトカード(Eメールタイプ)1000円分プレゼント(2024年4月30日まで)

楽天市場を利用するなら必須な1枚!マイル還元率も大幅アップ|楽天カード

通常のポイント還元率が1.0%高い還元率を誇る楽天カード年会費無料)ですが、楽天市場での買い物ではさらにポイント還元率がアップします。

SPU(スーパーポイントアッププログラム)と呼ばれるこの仕組みですが、楽天市場の買い物に楽天カードを利用するだけでポイント還元率が3.0%に上昇。それ以外にも楽天のさまざまなサービスを利用することで、最大で17倍アップします。

楽天ポイントは2ポイント=1マイルでANAとJALマイルに交換が可能。つまり、楽天カードを使って楽天市場で買い物するだけでもマイル還元率は1.5%です。

最大17倍(ポイント還元率17%)を達成することは難しいとしても、いくつかのサービスの組み合わせが期待できるなら、効率的にマイルを貯めることができそうです。

SPUの内訳
サービス ポイント倍率 1月のポイント付与の上限
楽天会員 1倍 上限なし
楽天カード 通常分 +1倍 上限なし
楽天カード 特典分 +1倍 1000ポイント(※1)
楽天モバイル
(Rakuten最強プランかつダイヤモンド会員)
+4倍 2000ポイント
楽天モバイル
(Rakuten最強プランかつダイヤモンド会員以外)
+4倍 2000ポイント
楽天モバイル キャリア決済 +2倍 1000ポイント
Rakuten Turbo/楽天ひかり +2倍 1000ポイント
楽天でんき +0.5倍 1000ポイント
楽天銀行+楽天カード 最大+0.5倍 1000ポイント
楽天証券 投資信託 +0.5倍 2000ポイント
楽天証券 米国投資 +0.5倍 2000ポイント
楽天ウォレット +0.5倍 1000ポイント
楽天トラベル +1倍 1000ポイント
楽天ブックス(※2) +0.5倍 500ポイント
楽天Kobo(※2) +0.5倍 500ポイント
Rakuten Pasha +0.5倍 1000ポイント
Rakuten Fashionアプリ(※3) +0.5倍 1000ポイント
楽天ビューティー +0.5倍 500ポイント

※1 楽天プレミアムカードの場合は5000ポイント
※2 月3000円以上の購入が条件
※3 アプリで月5000円以上の購入が条件

楽天市場ではこのほかにも、お買い物したショップ数に応じて獲得ポイントの倍率がアップしていく「お買い物マラソン」などのキャンペーンも実施しています。

楽天市場を利用する場合は、ANAカードやJALカードではなく、楽天カードを利用した方がマイルは貯めやすくなります。

楽天市場でのお買い物なら楽天カードがお得!

楽天カード

アイキャッチ画像:楽天カード

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 1%
年会費 無料
発行スピード 1週間〜10日
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 利用付帯
国内旅行保険 -
家族カード
ETC

※1:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 新規入会&利用で5000ポイント進呈

マイルの有効期限への対策も検討する

最初にお伝えした通り、マイルは特典航空券に交換してこそお得に利用することができます。しかし、マイルには有効期限が設定されていて、一部の例外を除き、ANA、JALマイルは通常3年経つと消滅します。

有効期限内に目標のマイル数を貯められればいいのですが、貯まらない可能性も考えておいたほうがよいでしょう。

マイルの有効期限への対策

  • ANAマイルの場合、ポイントの有効期限も活用する
  • ANAマイルの場合、再度ポイントに交換して有効期限を稼ぐ
  • JALマイルの場合、有効期限が5年になるJAL CLUB ESTを検討
  • ポイントの有効期限が無制限のカードを利用する
  • 上級会員になってマイルの有効期限を無期限にする(条件達成はかなり難しい)

対策について詳しく見ていきましょう。

ANAマイルはマイルにする前のポイントの有効期限も活用する!

ANAマイルは、ANAカードを含めてカード会社で発行されたポイントを交換してマイルが貯まる仕組みです。

マイルに交換する前のポイントにも有効期限は存在しています。

各カード会社のポイントの有効期限
カード会社 ポイント名 有効期限
JCBカード Oki Dokiポイント 原則2年、ゴールドは3年、ゴールド ザ・プレミア、プラチナ、ザ・クラスは5年
三井住友カード Vポイント ポイントの最終変動日(貯める・使う・交換する)から1年間(自動延長あり)(2024年4月22日〜)
楽天カード 楽天ポイント ポイントが付与された月の翌年同月の前月末日

楽天ポイントの有効期限はわかりにくいかもしれませんが、1ポイントでもポイントが付与されている間の有効期限は無制限だと考えればいいでしょう。

マイルの有効期限は3年ですが、マイルに交換せずにポイントの有効期限ギリギリまでポイントとして保持しておけば、その分だけマイルの消滅を先送りにできます。

▶ポイントの有効期限を活かしてマイルの消滅を先送りにする

ANAカードではマルチポイントコースを選択

ANAカードでポイントからマイルに移行する場合、好きなタイミングでマイルに移行できるマルチポイントコース」(※1)と、毎月自動的にマイルに移行してくれるマイル自動移行コース」(※2)の2種類があります。

一見、マイルに自動で移行してくれるほうが楽そうですが、毎月自動で移行されてしまうとポイント分の有効期限を活かすことができません

有効期限を延ばすなら、マルチポイントコースを選択しましょう。

※1 発行カード会社がJCBカードの場合。三井住友カードの場合は「応募方式」と呼ぶ。

※2 発行カード会社がJCBカードの場合。三井住友カードの場合は「自動移行方式」と呼ぶ。

ANAマイルへの交換レートが優秀なメトロポイントに変更!

ポイントの有効期限を活用しても、目標マイルに貯まる前にマイルの有効期限を迎えそうな場合は、もう一度マイルをポイントに戻して有効期限を延ばす方法があります。

具体的には、有効期限を迎えるマイルをメトロポイントに交換、メトロポイントとして有効期限まで持っておいて、期限がギリギリでまたANAマイルに移行する方法です。

なお、メトロポイントに交換する理由は、メトロポイントからマイルへの交換レートが90%(100メトロポイント=90マイル)と優秀だからです。

▶メトロポイントに交換してマイルの有効期限を延長させる裏技

ただし、この裏技には注意点が2つあります。

メトロポイントにする際の注意点

  • 年間に2万マイルの交換が上限(それ以上の交換だと交換率が1万マイル=5000メトロポイントになってしまう)
  • 交換レートが優秀とはいえ、メトロポイントを再びマイルに移行する際、100メトロポイント=90マイルと1割マイルが減ってしまう

マイルが1割目減りするのは残念ですが、目標のマイル数まで貯まらずに中途半端なマイルの使い方になるなら検討する価値はありそうです。

なお、この裏技を利用するには、ANA一般カードの「ANA To Me CARD PASMO JCB」もしくは、そのゴールドカード「ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD」が必要になります。

ANAマイルをメトロポイントに交換するために必要

ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)

アイキャッチ画像:ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 0.5%
年会費 無料 ※1
発行スピード 最短5営業日
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 自動付帯
国内旅行保険 自動付帯 ※3
家族カード
ETC

※1:2年目以降は2200円
※2:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります
※3:航空機搭乗中のみ

お得なキャンペーン

  • 新規入会とカード利用などで

    最大1万3000マイル相当

    プレゼント

    通常キャンペーン
    ・新規入会で1000マイル獲得
    2024年6月30日までのキャンペーン(JCB主催)
    ・30万円以上のカード利用で3000マイル相当プレゼント
    ・70 万円以上のカード利用で4500マイル相当プレゼント
    ・100万円以上のカード利用で1万2000マイル相当プレゼント
    ※ お知らせメール設定&キャンペーン参加登録&会員専用WEBサービスへのログインが条件
    ※ カード利用対象期間は2024年9月30日まで

20代ならJALマイルの有効期限はJAL CLUB EST加入で延長可能

JALカードは直接マイルが貯まる仕組みなので、ANAカードのようにカード会社のポイントとして持っておくことはできません。

また、JALマイルをいったんポイントに交換して再度JALマイルに移行した方法も、JALマイルの場合はマイルが半分に目減りしてしまうので、マイルの有効期限を延ばす良い方法とは言えません。

このためJALマイルの有効期限を延ばす方法は限られてきますが、20代なら上記で紹介した「JAL CLUB EST普通カード」への入会がおすすめです。マイルの有効期限を5年にすることができます。

20代限定!マイルの有効期限が5年になる

JALカード JAL CLUB EST

アイキャッチ画像:JALカード JAL CLUB EST

基本スペック

ポイント還元率(通常時) -
年会費 5,500円 ※1
発行スピード 約2〜3週間 ※2
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 自動付帯
国内旅行保険 自動付帯
家族カード ×
ETC ×

※1:CLUB EST年会費が5500円。2年目以降は普通カード年会費2200円が加わり7700円
※2:カード到着までの期間。提携国際ブランドによって異なる
※3:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 入会キャンペーンで最大4000マイルプレゼント(2024年5月31日まで)

    (1)カード利用で最大500マイルプレゼント
     ・5万円以上のカード利用で500マイルプレゼント
     ※ 対象期間はカード入会月の2カ月後の月末まで
    (2)ショッピングマイル・プレミアム入会で1000マイルプレゼント
    (3)入会後初めてJAL便に搭乗すると2000マイルプレゼント
    (4)5万円以上のカード利用で500マイル(通常ポイント分)
     ※ 200円=2マイルで換算
  • VISAカード限定キャンペーン2000マイルプレゼント

    5万円以上のカード利用とVisaのタッチ決済を1回以上利用が条件
     ※ 対象期間はカード入会月の2カ月後の月末まで

ポイントの有効期限が無制限のクレカでじっくりマイルを貯める!

ポイントの有効期限が無制限のクレジットカードでマイルをじっくり貯めるという方法もあります。

ただし、これから紹介するANAアメックスやマリオットボンヴォイ・アメックスプレミアムなどは、年会費が高めのカードになるので、1年間にいくらぐらいカードを利用しそうか、マイルをどのくらい獲得できそうかの検討が大切です。

ポイント移行コース登録でポイントの有効期限が無期限になるANAアメックス

ANAアメリカン・エキスプレス・カード(ANAアメックス)のポイント有効期限は通常3年ですが、ポイント移行コース(年間参加費6600円)に登録することで無期限になります。

ポイント移行コースは、ポイントをANAマイルに交換するためには必ず登録する必要があります。マイルを貯めることを目的にANAアメックスに申し込む人がほとんどなので、マイル移行コースは年間必須でかかる費用だと考えたほうがいいでしょう。

ANAアメックスの特徴
年会費 7700円
マイル移行コース 6600円(1年間)
ポイント還元率 1.0%(100円=1ポイント)
ANAマイル還元率 1.0%(1000ポイント=1000ANAマイル)
ポイント有効期限 3年(マイル移行コース登録で無制限)
カード継続時 1000マイル(1年ごと)

マイルの貯まり方は、ほかのANA一般カードと大きな違いはありません。

年会費とマイル移行コースへの登録で毎年1万4300円かかりますが、有効期限を気にせずにマイルをじっくりと貯められるのは大きなメリットです。

年間のカード利用額がそれなりの金額になりそうなら、ANAアメックスはマイルを貯めるならおすすめな1枚です。

マイル移行コース登録でポイントの有効期限が無期限に!

ANAアメリカン・エキスプレス・カード

アイキャッチ画像:ANAアメリカン・エキスプレス・カード

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 1.0%
年会費 7,700円
発行スピード 1~3週間 ※1
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 利用付帯
国内旅行保険 利用付帯
家族カード
ETC

※1:カード到着までの期間
※2:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • アメックス新規入会キャンペーン
    入会後3ヶ月以内のカード利用で

    合計1万8000マイル相当


    \ 新規入会1000マイル獲得 /


    ・入会後3ヶ月以内に10万以上円利用で1000ボーナスポイント
    ・入会後3ヶ月以内に30万円以上利用で5000ボーナスポイント
    ・入会後3ヶ月以内に50万円以上利用で6000ボーナスポイント
    ・50万円分の通常ポイント5000ポイント

ポイントの有効期限は無制限!マリオットボンヴォイ・アメックスプレミアム

年会費は4万9500円と高額ですが、マイルを貯めやすいと陸マイラーから高い評価を得ているカードがMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード(マリオットボンヴォイ・アメックスプレミアム)です。

マリオットボンヴォイ・アメックスプレミアムの特徴
年会費 4万9500円
マイル移行コース 6600円(1年間)
ポイント還元率 1.0%(100円=3ポイント)(※)
マイル還元率 1.0%(3000ポイント=1000マイル)
最大1.25%(1回6万ポイントの交換で5000ボーナスマイル獲得)
ポイント有効期限 無制限
提携マイル 約40(ANAマイル、JALマイル含む)

※ ポイント還元率は楽天ポイントに交換した場合で算出

ポイントの有効期限が無制限なのはもちろん、1回6万ポイントをマイルに移行すると5000ボーナスマイルがプラスされます。マイル還元率は1.25%と高い還元率を誇ります。

また、海外の航空会社も含めて提携マイルが豊富なのも大きな特徴です。海外の航空会社の特典航空券は燃料サーチャージがかからないこともあるため、海外のマイルに移行すれば旅費の節約になる場合もあります。

マリオットボンヴォイ・アメックスプレミアムには、このほかにもマリオットボンヴォイ参加ホテルで様々な特典が受けられるエリート会員資格や、無料宿泊特典など、マイルが貯めやすい以外にも旅行好きにはうれしい特典が用意されています。こちらの記事で詳しく解説しています。

ポイント有効期限が無制限!マイル還元率は最大1.25%

Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード

アイキャッチ画像:Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 1.0% ※1
年会費 49,500円
発行スピード 通常2週間程度
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 利用付帯
国内旅行保険 利用付帯
家族カード
ETC

※1:3ポイント=1マイルの交換レート。ポイント還元率は1マイル=1円相当とした場合で算出
※2:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 新規入会キャンペーン

    入会後3ヶ月以内のカード利用で

    最大3万9000ポイント
    プレゼント


    ・入会後3ヶ月以内に30万円利用で3万ボーナスポイント
    ・30万円分の通常ポイント9000ポイント

ANAとJALの上級会員ならマイルの有効期限は無制限

ANAとJALは運航便で獲得したポイントや搭乗回数などに応じて獲得できる上級会員資格があります。

下記のうち、ANA、JALともにステイタスがタイヤモンドの会員になればマイルの有効期限は無制限になります。

ANA上級会員資格とその条件
ステイタス 獲得条件
ブロンズ 年間3万ポイント
(うち1万5000ポイントはANAグループ運航便利用分であること(※))
プラチナ 年間5万ポイント
(うち2万5000ポイントはANAグループ運航便利用分であること)
ダイヤモンド 年間10万ポイント
(うち5万ポイントはANAグループ運航便利用分であること)

※ もしくは3万ポイント到達時点で、ANAゴールドカード、ANAカード・プレミアムを所有していること

JAL上級会員資格とその条件
ステイタス 獲得条件
クリスタル 年間3万ポイント、または搭乗30回
サファイヤ 年間5万ポイント、または搭乗50回
ダイヤモンド 年間10万ポイント、または搭乗120回

資格獲得の難易度は非常に高く、条件を見てもわかるようにダイヤモンド会員になれるのなら、マイルの有効期限を気にせずに特典航空券に必要なマイル数は獲得できてしまうでしょう。

ポイントを高レートでマイルに移行できるようにするカード

最近は様々な店舗でクレカ払いをしなくても、Tポイント、dポイント、Pontaポイント、楽天ポイントなどが貯まるようになりました。

これらの共通ポイントもマイルに交換することが可能です。

ただし、交換方法によって最終的なマイルの貯まり方が変わってくることもあるので注意しましょう。

交換方法の違いでANAマイルの貯まり方が2割も違う!

Tポイントやポイントサイトのポイント(ドットマネー、Gポイント、Pex)をANAマイルに交換する際は、JRキューポというJR九州のポイントを経由すると交換率がアップします。

▶JRキューポ→永久不滅ポイントに交換することでANAマイルの交換率がアップ!

Tポイントを1000ポイントを貯めていたとしても、直接ANAマイルに交換すると500マイルにしかなりません。一方、JRキューポ→永久不滅ポイント→ANAマイルという順番に交換していくと、最終的に700マイルと交換することができます。

このルートは「JQみずほルート」と呼ばれている交換ルートで、陸マイラーの間では有名です。

ただし、このルートを利用するためには「JQ CARD セゾン」と「みずほマイレージクラブカード/ANA」という2枚のクレジットカードが必要になります。

JRキューポを永久不滅ポイントに等価交換できる|JQ CARD セゾン

JQ CARD セゾンは、JR九州のポイントのJRキューポを永久不滅ポイントに交換するために必要なクレジットカードです。

JRキューポ1000ポイント=永久不滅ポイント200ポイントでの交換が可能。5分の1になっているように見えますが、1ポイントの価値が違うので実質等価交換になります。

JQ CARD セゾンの年会費は、入会後1年間無料。2年目以降は1375円かかりますが、年に1回以上ショッピング利用すれば無料になるので、実質無料で使い続けられます

JQキューポを永久不滅ポイントに等価交換できる

JQ CARD セゾン

アイキャッチ画像:JQ CARD セゾン

お得なキャンペーン

  • JRキューポ最大6,000ポイントプレゼント(2020年11月30日まで)

永久不滅ポイントをANAマイルに70%のレートで移行できる|みずほマイレージクラブカード/ANA

みずほマイレージクラブカード/ANAは、永久不滅ポイントをお得にANAマイル交換するために必要なカードです。

永久不滅ポイント100ポイント=ANAマイル350マイルでの交換が可能。3.5倍になっているように見えますが、永久不滅ポイントは他社のポイント5ポイント相当なので、70%のレートで交換したことになります。

みずほマイレージクラブカード/ANAの年会費は永年無料ですが、みずほ銀行に口座がない人は口座開設が必要です。

永久不滅ポイントをお得にANAマイルに交換できる

みずほマイレージクラブカード/ANA

アイキャッチ画像:みずほマイレージクラブカード/ANA

JALマイルへの交換はほとんどのポイントが半分になる

JALマイルの共通ポイントからの交換ですが、ほとんどの場合、ポイントが半分になります(交換レート50%)

唯一、JALカードSuicaを持っていれば、貯めたJRE POINTを66.7%のレートでJALマイルに交換が可能。

JRE POINTは、Suicaへのオートチャージや、JR東日本の電車への乗車、JR東日本のインターネット予約サービス「えきねっと」などでもポイントが貯まるので、よく利用するならJALカードSuicaはおすすめです。

JALカードSuicaならJRE POINTを66.7%レートでJALマイルに交換可能!

メインカードでもおすすめしたJALカードSuicaですが、持っていればJRE POINTをJALマイルに高いレートで交換できるようになります。

JRE POINT1500ポイント=JALマイル1000マイルに交換可能。

ただし、このレートで交換するためにはショッピングマイル・プレミアム(年会費4950円)の登録が必要。登録していない場合は、JRE POINT1500ポイント=JALマイル500マイルと交換後のJALマイルが半分になってしまいます。

JRE POINTについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

JRE POINTをJALマイルに交換できる

JALカードSuica 普通カード

アイキャッチ画像:JALカードSuica 普通カード

お得なキャンペーン

  • 入会キャンペーンで最大3000マイルプレゼント(2024年5月31日まで)

    (1)カード利用で最大500マイルプレゼント
     ・5万円以上のカード利用で500マイルプレゼント
     ※ 対象期間はカード入会月の2カ月後の月末まで
    (2)ショッピングマイル・プレミアム入会で1000マイルプレゼント
    (3)入会後初めてJAL便に搭乗すると1000マイルプレゼント
    (4)5万円以上のカード利用で500マイル(通常ポイント分)
     ※ 200円=2マイルで換算

さいごに...

この記事のまとめ

マイルを賢く貯めるためのクレジットカード選びを紹介してきました。

三井住友カード(NL)など、ここ数年、特定の店舗でマイル還元率が飛躍的にアップするクレジットカードが登場しています。

ANAカードやJALカードをメインカードとして普段の買い物などに利用しながら、ポイント還元率が大幅にアップする店舗では対象のクレジットカードを利用するというのが、効率的にマイルを貯めるトレンドかもしれません。

マイルを効率的に貯めるポイント

  • マイル還元率1.0%以上のメインカードで普段のお買い物をする
  • 自分がよく利用する店舗でポイント還元率が飛躍的にアップするクレカがあれば、サブカードとして活用する
  • マイルの有効期限を少しでも延ばす工夫をする
  • 共通ポイントをマイルに交換するときは少しでも有利な交換レートになるようにする

上記のポイントを実践して、目標マイルへの到達を目指しましょう。

監修者

監修者紹介:飯田道子

ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)

飯田道子

いいだみちこ

金融機関勤務を経て1996年にFP資格を取得。各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなっている。どの金融機関にも属さない独立系FP。ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。クレジットカード専門サイトで数多く記事監修を担当

公開

旅とクレカの情報室とは

About Us

旅上手はすでに実践済み。

あなたの旅での支払いを安全かつ、スムーズに。

そして、さらにお得になるクレジットカード情報を

提供するメディアサイトです。