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更新

タイ旅行で使えるクレジットカードおすすめ5選!現金はいくら必要?使える場所や注意点を解説

監修者紹介:飯田道子

ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)

飯田道子監修

年末年始のお休みや学生の卒業旅行に向けて海外旅行を検討している人も多いなか、心配なのは円安やインフレの影響ですよね。

アメリカやヨーロッパ方面は距離が遠い分航空券も高く、さらに現地での物価も高いのでどうしても旅行費用は高くなりますが、アジア圏なら円安・インフレの影響をそこまで受けずに旅行を楽しめます。

特におすすめなのが日本から約6時間のタイです。航空券も比較的リーズナブルな上、現地の物価日本の3分の2程度なので、旅行代金を抑えつつ楽しむことができるでしょう。

タイは日本と比べるとキャッシュレス決済の利用率は下がりますが、タイ旅行にはクレジットカードは必須といえます。

タイ旅行にクレジットカードは必要?

  • タイのホテル宿泊時に宿泊保証金(デポジット)としてクレカの提示が必要
  • 観光客が多い都市部のホテルやレストラン、チェーン店では大体使える
  • クレカを持っていれば高額な現金を持ち歩く必要がなく安全
  • 海外旅行保険空港サービスが付帯している
  • 海外キャッシングが利用できる

観光客が訪れるような場所であれば多くの場所でクレジットカードが使えますが、タイに持っていくならVISAMastercardJCBなどの国際ブランドがおすすめです。

東南アジアではアメックスは使える店舗が限られているので、メインはVISAやMastercard、JCBを持ち、サブカードとして空港サービスなどの特典が豊富なアメックスにするなど、使い分けるのがおすすめです。

タイ旅行にクレジットカードは必須ですが、マーケット、屋台、バス、トゥクトゥクなどの交通機関では現金払いが主流です。

ある程度の現金は必要ですが、スリや盗難を防ぐためにも、持ち歩く現金は1日2000〜3000バーツ(日本円で約8000円〜1万2000円)程度を基準に最低限にしておきましょう。

タイ旅行に特におすすめのクレジットカードは以下の5枚です。

海外旅行保険やタイで使える優待特典がついているクレジットカードなど、用途にあわせて複数枚持っていると安心でしょう。

対象のコンビニ・飲食店でスマホのタッチ決済を利用するとポイント最大7.0%還元
三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL)
年会費 永年無料
発行スピード 最短10秒/即発24時間(※1)
海外旅行保険 利用付帯(死亡後遺障害 最高2000万円、傷害・疾病治療 50万円限度)
海外旅行サポート 世界主要都市に設置された会員窓口や電話による日本語のインフォメーションサービスとトラベルサポート(VJデスク)
ポイント・キャッシュバック 対象のコンビニ・飲食店でスマホのタッチ決済を利用するとポイント最大7.0%還元!(※2)
特徴 とにかくポイントがよく貯まるので日本の日常生活でもお得にクレカを使いたい人におすすめ!
カードの詳細を見る

※1 即時発行できない場合があります。
※2 スマホのVisaのタッチ決済・Mastercardタッチ決済を利用した場合。商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿し支払う場合があります。その場合の支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりません。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、利用する店舗によって異なる場合があります。通常のポイントを含みます。ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。

国内・海外、どこで使ってもつねにポイント2倍!
JCBカード W
JCB カード W
年会費 無料
発行スピード 最短5分発行
海外旅行保険 利用付帯(死亡後遺障害 最高2000万円、傷害・疾病治療 100万円限度)
海外旅行サポート 世界主要都市に設置された日本語対応のサービス窓口(JCBプラザ&JCBプラザ ラウンジ)
ポイント・キャッシュバック ・国内・海外どこでもつねにポイント2倍!
・Amazon.cp.jpやセブン−イレブンなどのパートナー店で最大21倍
特徴 つねにポイントが2倍!普段使いでポイントがザクザク貯まるので、日常的にクレカ利用をする人におすすめ。
カードの詳細を見る
年会費無料ながら海外旅行保険の補償が手厚い
エポスカード
エポスカード
年会費 無料
発行スピード 最短当日〜約1週間
海外旅行保険 利用付帯(死亡後遺障害 最高3000万円、傷害治療 200万円限度、疾病治療 270万円限度
海外旅行サポート 世界主要都市に設置された会員窓口や電話による日本語のインフォメーションサービスとトラベルサポート(エポスカード 海外サポートデスク)
ポイント・キャッシュバック ・ポイント還元率0.5%
・飲食店やカラオケルーム、美容院などで各種優待
特徴 海外旅行保険の傷病治療が270万円限度で補償が手厚い!
カードの詳細を見る
学生専用!海外旅行保険が自動付帯
学生専用ライフカード
学生専用ライフカード
年会費 無料
発行スピード 最短2営業日
海外旅行保険 自動付帯(死亡後遺障害 最高2000万円、傷害・疾病治療 200万円限度
海外旅行サポート 世界主要都市20カ所に設置された会員窓口で日本語によるインフォメーションサービスとトラベルサポート(LIFE DESK)
ポイント・キャッシュバック 海外でのカード利用分については4.0%のキャッシュバック
特徴 年会費無料で、持っているだけで海外旅行保険が適用される自動付帯のクレジットカード!
カードの詳細を見る
日本でもおなじみの「LINE Pay」がタイでも使える
Visa LINE Payクレジットカード(P+)
Visa LINE Payクレジットカード(P+)
年会費 無料
発行スピード 最短10秒(※1)
海外旅行保険 利用付帯(死亡後遺障害 最高2000万円、傷害・疾病治療 50万円限度)
海外旅行サポート 世界主要都市に設置された会員窓口や電話による日本語のインフォメーションサービスとトラベルサポート(VJデスク)
ポイント・キャッシュバック LINE Payにクレジットカードを登録しお支払いに利用するチャージ&ペイでポイント5.0%還元(※1)
特徴 「LINE Pay」のマークが付いた加盟店であれば日本のLINE Payでもコード決済ができるので、LINE Payをタイでも使いたい人におすすめ
カードの詳細を見る

※1 9:00〜19:30までの申し込みが対象。

この記事では、タイのクレジットカード利用の注意点やおすすめのクレジットカードを紹介していきます。

この記事はこんな内容です

タイ旅行ではクレジットカードを持っていた方がお得で便利!

  • VISAかMastercardはほとんどの店で使える
  • プラスで作るなら優待が充実しているJCBがおすすめ
  • 現金が必要な場合、海外キャッシングで現金を引き出すのが便利
  • クレジットカードには海外旅行保険や優待が付いてメリット満載

目次

タイ旅行でクレジットカードを持つメリットとは?

( タイは日本ほどキャッシュレス決済が普及しているわけではありませんが、首都バンコクや観光地として人気のチェンマイやパタヤでは、ほとんどの店でクレジットカード決済が可能です!

「観光地でしかクレカが使えないなら、そこまでクレカを持って行く必要性を感じない」と思う人もいるかもしれません。

しかし、クレジットカードは決済だけのものではありません。持っているだけで次のようなさまざまなメリットがあります。

タイ旅行にクレジットカードを持っていくメリット

  • 海外旅行保険で体調不良やケガをした場合も安心
  • スリや盗難、残金を気にせず楽しめる!
  • 現地通貨が必要なときはATMから引き出せる

さらにタイでは宿泊保証金(デポジット)としてクレジットカードの提示が必要です!

クレジットカードを持っていない場合、高額な費用を請求される可能性もあるので注意しましょう。

海外旅行保険で体調不良やケガをした場合も安心

慣れない海外旅行で体調を崩したり、想定外の事故に見舞われたときでも、クレカに海外旅行保険が付いていれば万が一に対応できます。

海外旅行保険に入っていないと高額な医療費がかかってくるので注意が必要です。

クレジットカードに付いている海外旅行保険は2種類あります。

クレジットカード付帯の海外旅行保険の種類

  • クレジットカードを持っているだけで保険が適用される自動付帯
  • 旅行にかかる費用のをクレカ払いにした場合にのみ保険が適用される利用付帯

旅行に出発する前に、持っているクレジットカードの海外旅行保険が自動付帯なのか利用付帯なのかを事前に確認しておきましょう。

学生なら海外旅行保険が自動付帯!

学生専用ライフカード

アイキャッチ画像:学生専用ライフカード

お得なキャンペーン

  • 新規入会プログラム+つかっておトクプログラムの合計で最大1万5000円のキャッシュバック!

    ・アプリログインで2000円キャッシュバック
    ・3万円以上の利用で8000円キャッシュバック
    ・Apple Pay/Google Payの利用で3000円キャッシュバック
    ・一部サブスクの支払いで2000円キャッシュバック

スリや盗難、残金を気にせず楽しめる!

バンコクなど観光地は比較的治安が良いエリアではありますが、観光客を狙ったスリ被害などの軽犯罪は日々発生しています。

タイ旅行では現金が必要なシーンはありますが、やはり大金を持ち歩くのは危険

支払いはクレジットカードを基本にして、カードが使えない場合のみ現金を使うようにしましょう。

現地通貨が必要なときはATMから引き出せる

クレジットカードの海外キャッシングなら、ATMから必要な分だけ現金を引き出せます

タイでATMがある場所

  • ショッピングモール
  • コンビニ
  • 銀行の支店
  • 娯楽施設
  • ガソリンスタンド など

上記のような場所に設置されたATMで安全に利用することができますが、他国と同様、スキミング被害に注意する必要があります。

スキミングなどが心配な人は銀行のATMを利用するのがおすすめです。

バンコク市内には日本語表記のATMもたくさんあるので安心です!

タイ旅行におすすめのクレジットカードはこの5枚!

ここでは、タイ旅行に特におすすめのクレジットカードを5枚厳選しました。

新規でクレジットカードを作ろうと考えている人は、それぞれのおすすめポイントを参考に選んでみてください。

タイ旅行におすすめのクレジットカード5選

三井住友カード(NL)│完全ナンバーレスでセキュリティも万全

三井住友カード(NL)

三井住友カード(NL)は、年会費が永年無料完全ナンバーレスのクレジットカードです。

カード番号だけでなく、セキュリティコードも記載されていないため、防犯面で心配がある人にはおすすめの1枚です。

カードに付帯する海外旅行傷害保険は傷害死亡・後遺障害で最大2000万円の補償がついています。ただし旅行代金をカードで支払うことで適用される利用付帯な点には気をつけましょう。

さらにバンコクには「VJデスク」があり、観光案内やチケット手配などのサポートをしてくれます。事前に電話予約しておくと来店して利用することもできます。

タイ旅行におすすめのポイント

  • 年会費無料で海外旅行傷害保険が最大2000万円と補償が充実していてお得
  • バンコクの「VJデスク」でレストランやチケット予約を日本語でサポート!英語が話せなくても安心
  • 最短10秒/即時発行24時間だから旅行直前でもカードが作れる(※1)

※ 即時発行ができない場合があります。

三井住友カード(NL)

アイキャッチ画像:三井住友カード(NL)

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 0.5%
年会費 永年無料
発行スピード 最短10秒/即発24時間 ※1
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 利用付帯
国内旅行保険 なし
家族カード
ETC

※1:即時発行ができない場合があります
※2:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 2024年11月1日〜2025年2月2日の新規入会キャンペーン

    新規入会&条件達成で

    最大5000円相当
    (学生は6000円相当)

    プレゼント

    ・新規入会&スマホのタッチ決済1回以上利用で3000円分のVポイントPayギフトをプレゼント
    ・学生限定 新規入会で1000円分のVポイントPayギフトをプレゼント
    ・新規入会&1万円ごとの利用で1000円相当のVポイントをプレゼント(最大2000円相当)

三井住友カード(NL)についてもっと詳しく知りたい人はこちらの記事をチェック!

JCBカード W│タイ旅行での優待特典でお得度アップ!

JCB カード W

サブカードとしておすすめなのが、年会費無料でポイント還元率も高いJCBカード Wです。

現地のサポートデスクである「JCBプラザ ラウンジ・バンコク」が利用でき、観光情報をはじめ、予約代行や荷物の預かりなど、さまざまなサービスが受けられます。

また、会員専用アプリ「たびらば」を利用すれば、飲食店やショップ、レジャー施設などで優待割引が適用されます。

利用付帯の海外旅行保険内容が充実しているほか、ショッピングガード保険が最高100万円、国内・海外航空機遅延保険付きと、旅のお供にぴったりな1枚と言えるでしょう。

タイ旅行におすすめのポイント

  • 最高2000万円の海外旅行保険が利用付帯
  • 「JCBプラザ ラウンジ・バンコク」が利用できる
  • 加入店で「たびらば」のクーポンを提示すれば割引に!

JCB カード W

アイキャッチ画像:JCB カード W

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 1.0%
年会費 無料 ※1
発行スピード 最短5分発行 ※2
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 利用付帯
国内旅行保険 なし
家族カード
ETC

※1:18歳以上(高校生を除く)39歳以下の申し込み可能
※2:9:00AM~8:00PMで申し込み(受付時間を過ぎた場合は翌日扱い)。顔写真付き本人確認書類による本人確認(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)。モバ即での入会後、カード到着前の利用方法についてはJCBのHPにて確認
※3:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 新規入会キャンペーン(2025年3月31日まで)
    ・MyJCBログイン&Amazon.co.jp利用で最大1万2000円のキャッシュバック(Amazon.co.jpで利用した金額の20%をキャッシュバック)
  • 新規入会キャンペーン(2025年3月31日まで)
    ・MyJCBログイン&Apple Pay/Google Pay/MyJCB Payの利用で最大3000円のキャッシュバック(利用金額の20%をキャッシュバック)
  • 家族カード入会&家族カードでのMyJCBログインで最大4000円のキャッシュバック(家族1名の申し込みにつき2000円のキャッシュバック)(2025年3月31日まで)
  • お友逹紹介キャンペーン!紹介者・被紹介者に1500円キャッシュバック(2025年3月31日まで)

JCB カード Wについてもっと詳しく知りたい人はこちらの記事をチェック!

エポスカード│年会費無料で海外旅行保険が自動付帯!

エポスカード

エポスカードは、年会費無料ながら、海外旅行保険が充実しており、最高270万円の疾病治療が付くのが特徴です。

保険は事前に旅行代金などをカード決済することで適用される利用付帯ですが、出国前のバスや電車、タクシーなどの公共交通機関の交通費を支払えば補償の対象になるので、適用条件は簡単に満たすことができます。

適用される条件

  • 日本出国前に旅行会社が発売する海外旅行ツアー(募集型企画旅行)の旅行代金を対象カードで支払った場合
  • 日本出国前に公共交通機関(公共交通乗用具)の乗車券を予約し、対象カードで支払った場合
  • 日本出国前に公共交通機関(公共交通乗用具)の乗車代金を対象カードで支払った場合(※1)
  • 日本出国後に公共交通機関の乗車代金を対象カードで支払った場合(※1)

※1 保険対象事由が発生する前にカード決済していること。

また、タイのエポトクプラザの加入店で買い物した際、商品が5〜10%割引になります。日本国内にも1万店以上の加入店があるので、日常使いにも活躍する1枚ですね。

WEBやアプリでカードの入会を申し込み、「店頭受取」を選択すれば、最短で当日受け取りが可能なので旅行前に急いでカードを作りたいときにも便利です。

タイ旅行におすすめのポイント

  • 年会費無料なのに旅行保険が充実
  • エポトクプラザのタイ優待で割引が適用(日本国内でも適用)

エポスカード

アイキャッチ画像:エポスカード

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 0.5%
年会費 無料
発行スピード 最短当日〜約1週間 ※1
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 利用付帯
国内旅行保険 -
家族カード ×
ETC

※1:最短当日は店頭受取の場合
※2:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • WEBからの新規入会で2000円相当プレゼント

エポスカードについてもっと詳しく知りたい人はこちらの記事をチェック!

学生専用ライフカード│海外旅行での利用総額の4.0%がキャッシュバック

学生専用ライフカード

学生のタイ旅行におすすめしたいのがライフカードが発行する学生専用ライフカードです。

年会費無料ながら最高2000万円まで補償の海外旅行保険が自動付帯、さらに新規入会で最大1万円キャッシュバックなど、魅力的な特長がそろっています。

特に注目したいのが海外旅行での利用総額の4.0%がキャッシュバックされることです。事前エントリーが必要なので、タイ旅行に出発する前にエントリーを忘れずに!

日本語で対応してくれる「LIFE DESK」が24時間年中無休で電話応対してくれます。クレジットカードの紛失や盗難などにあったときはすぐに連絡ができるので安心です。

タイ旅行におすすめのポイント

  • 海外アシスタントデスク「LIFE DESK」
  • タイで利用した総額の4.0%キャッシュバック
  • 海外キャッシングができる

学生専用ライフカード

アイキャッチ画像:学生専用ライフカード

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 0.5%
年会費 無料
発行スピード 最短2営業日
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 自動付帯
国内旅行保険 -
家族カード
ETC

※1:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 新規入会プログラム+つかっておトクプログラムの合計で最大1万5000円のキャッシュバック!

    ・アプリログインで2000円キャッシュバック
    ・3万円以上の利用で8000円キャッシュバック
    ・Apple Pay/Google Payの利用で3000円キャッシュバック
    ・一部サブスクの支払いで2000円キャッシュバック

Visa LINE Pay クレジットカード(P+)│日本でもおなじみの「LINE Pay」

Visa LINE Payクレジットカード(P+)

Visa LINE Pay クレジットカード(P+)は三井住友カードが発行するクレジットカードです。

日本でもおなじみの「LINE Pay」ですが、タイ版のLINE Pay「Rabbit LINE Pay」として普及しています。

最高2000万円の海外旅行傷害保険や、年間100万円までのショッピング補償があり、年会費無料のカードながら充実の内容です。

さらに、LINE Pay公式に問い合わせたところ(2023年3月現在)、「LINE Pay」のマークが付いた加盟店であれば日本のLINE Payでもコード決済ができるとのことです(※1・※2)。

BTS(バンコク高架鉄道)の乗車チケットなど、クレジットカードが使えない場所でもコード決済なら使える場合もあるので、用意しておくと便利です。

※1 LINE Payアカウントへのクレジットカード登録が必要。詳しくはLINE ヘルプセンターのページをご覧ください。
※2 タイで普及している「Rabbit LINE Pay」と日本のLINE Payは別のサービスです。「Rabbit LINE Pay」のマークが付いた加盟店では日本のLINE Payでの支払いはできません。

タイ旅行におすすめのポイント

  • LINE Payへの紐づけでコード決済ができる
  • クレカ連携&LINE Payの利用でLINE ポイントが貯まる!
  • 海外シェアNo.1のVISAでクレジットカードとしても使いやすい

Visa LINE Payクレジットカード(P+)

アイキャッチ画像:Visa LINE Payクレジットカード(P+)

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 0.5%
年会費 永年無料
発行スピード 最短10秒/即発24時間対象 ※1
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 利用付帯
国内旅行保険 なし
家族カード
ETC

※1:即時発行ができない場合があります
※2:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

タイ旅行ではVISAかMastercard、サブでJCBを持てば無敵!

海外旅行の際は、異なるブランドのクレジットカードを複数枚持って行くのが基本です。

タイ旅行では、メインカードは使える店舗が多いVISAかMastercardサブカードとして特典が充実しているJCBがおすすめです。

なぜクレジットカードを2枚持っていた方がいいか、詳しく説明していきます。

タイ通編集者が教える

なるほどポイント!

タイに限らず東南アジアではアメックスとダイナースは使える場所が限られます。 アメリカン・エキスプレスは年々使える店は増えているものの、まだまだ加盟店は少ない印象。もしアメックスやダイナースをメインで使っている場合は、VISAかMastercardも発行しておきましょう。

クレジットカードを2枚持ちするメリットとは?

海外旅行では、スリや盗難被害、紛失した際に備えて、クレジットカードは最低でも2枚は持っておきましょう。

また、幅広い店で対応できるように、異なるブランドのクレジットカードが複数枚あると安心です。

クレカを2枚持ちするメリット

盗難・紛失時の予備になる
タイは治安が良いと言われますが、観光客を狙ったスリや盗難が近年多発しています。万が一盗まれてしまった、もしくは落としてしまった時に備えて、クレジットカードは最低でも2枚は持っておきましょう。
付帯の旅行保険が合算できて補償が強化できる
海外旅行保険が付いたクレジットカードを複数枚持っている場合、傷害死亡・後遺障害を除いた補償額の合算ができます。1枚のカードに付いている保険の補償額が低い場合でも、2枚持ちで補償を手厚くすることができます。
クレジットカード2枚分の特典を受けることができる
特典が充実しているのはJCBですが、VISAやMastercardも独自の特典サービスを用意しています。各ブランドともにゴールドランク以上のクレジットカードになると、空港ラウンジの無料利用、手荷物の宅配サービスなど、受けられるサービスも増えるので、旅の快適度も上がります。

海外旅行保険について詳しく知りたいときはこちらの記事をチェック!

JCBならさまざまな特典が付いてくる!

JCB会員専用の「たびらば」のクーポンアプリを提示して支払うだけで、レストランやショップ、マッサージ店などさまざまな場所で割引が適用されます。

また、バンコクには「JCBプラザ ラウンジ・バンコク」があり、ツアーやレストランなどの予約代行、カード紛失・盗難時のサポート、観光情報の提供、荷物預かりなど観光客にとってうれしいサービスが満載です。

JCBカードならJCBプラザ ラウンジ・バンコクが利用可能

JCB カード W

アイキャッチ画像:JCB カード W

お得なキャンペーン

  • 新規入会キャンペーン(2025年3月31日まで)
    ・MyJCBログイン&Amazon.co.jp利用で最大1万2000円のキャッシュバック(Amazon.co.jpで利用した金額の20%をキャッシュバック)
  • 新規入会キャンペーン(2025年3月31日まで)
    ・MyJCBログイン&Apple Pay/Google Pay/MyJCB Payの利用で最大3000円のキャッシュバック(利用金額の20%をキャッシュバック)
  • 家族カード入会&家族カードでのMyJCBログインで最大4000円のキャッシュバック(家族1名の申し込みにつき2000円のキャッシュバック)(2025年3月31日まで)
  • お友逹紹介キャンペーン!紹介者・被紹介者に1500円キャッシュバック(2025年3月31日まで)

JCBカードについて詳しく知りたいときはこちらの記事をチェック!

タイでは交通機関や屋台の利用で現金が必要!

国際ブランドがVISA、Mastercardのカードなら、観光客が訪れる首都バンコクやチェンマイなどの多くの店でクレジットカードは問題なく使えます

しかし観光客があまり訪れないエリアは、クレジットカードが使えない店が目立つので注意しましょう。

また、観光地でもバスやトゥクトゥクなどの交通機関や屋台、小さなみやげ店などではクレジットカードが使えないことが多いため、ある程度の現金は必要になってきます。

ただし日本の治安の良さに比べると、タイでは外国人観光客を狙った犯罪も少なくありません。防犯の観点からも大金はなるべく持ち歩かないようにしましょう。

クレジットカードが使える場所、使えない場所

国際ブランドがVISA、Mastercardのカードなら、観光客が訪れる首都バンコクやチェンマイなどの多くの店でクレジットカードは問題なく使えます。

しかし観光客があまり訪れないエリアは、クレジットカードが使えない店が目立つので注意しましょう。

また、観光地でもバスやトゥクトゥクなどの交通機関や屋台、小さなみやげ店などではクレジットカードが使えないことが多いす。

クレカが使える場所、使えない場所
使える場所 ・ホテル
・デパート、免税店
・スーパーマーケット
・レストラン(デパート内や冷房があるレストラン)
・スターバックスやマクドナルドなどのチェーン店
・スパ、高級マッサージ店
・コンビニ ※300バーツ(日本円で約1050円)以上の買い物が条件
・バスの定期券
使えない場所 ・マーケット(ナイトマーケットやウィークエンドマーケットなど)
・食堂、屋台
・タクシーや電車、バス、トゥクトゥクなどの交通機関
・ローカルなマッサージ店

タイ通編集者が教える

なるほどポイント!

タクシーを利用する際は、配車アプリ「Grab(グラブ)」がおすすめです。「Grab」なら事前にクレカ情報を登録しておけば、クレジットカード払いが可能です。目的地も事前に入力するので、タクシーによるぼったくりの心配もありません!

タイはチップ文化ということを忘れずに!

タイもアメリカ同様にチップが必要になります。アメリカのように厳密に決められているわけではないので、あまり神経質にならず心づけ程度に渡しましょう。

チップの相場
ホテルのベルボーイ 20〜50バーツ
スパ、マッサージ 1時間50バーツ、2時間100バーツ
その他、お礼で渡す場合 30バーツ

タイの物価は日本の3分の1程度。現金は1日2000〜3000バーツ(日本円で約8000円〜1万2000円)持っていれば十分。できれば小銭にして持っていればチップを渡すときに便利です。

タイ通編集者が教える

なるほどポイント!

タイでは、タクシーのお釣りで出た端数をチップとして渡す旅行者が多いようです。他でもサービスを利用した際の満足度に応じて、お釣りの端数はチップとして渡してあげましょう。

タイでクレジットカードを使う際の4つの注意点

買い物や食事をして実際にクレジットカードで決済するとき、また決済した後の注意点をそれぞれ押さえておきましょう。

これはタイに限らず海外旅行では定番のルールです。

クレジットカードを使う際の注意点

  • 支払いは「現地通貨建て」を選ぶ
  • 金額を確認してからサインまたは暗証番号を入力
  • 明細書は必ず日本に持ち帰る
  • クレジットカード会社の緊急連絡先をメモしておく

支払いは「現地通貨建て」を選ぶ

クレジットカードで決済すると、タイの現地通貨で決済処理がされます。

お店によっては、バーツで支払うか円で支払うか、選べるところも。これを「現地通貨建て」、「日本円建て」と言います。

日本円建てにするとレートが高くなるので、支払いの際は現地通貨建てを選びましょう。

金額を確認してからサインまたは暗証番号を入力

クレジットカード決済をするときは、必ず内容と金額が合っているか確認をしてからサイン、または暗証番号を入力しましょう。

サインや暗証番号の入力は、金額を了承したという意味が含まれるもの。

トラブルを回避するためにも、金額はもちろん、購入した商品やオーダーしたメニューなどの内容も確認を。

明細書は必ず日本に持ち帰る

クレジットカードで支払いをしたら、必ずレシートや明細書をもらいましょう。

日本に持ち帰り、クレジットカードの請求が来るまで保管を。不正な引き落としや間違った請求があった場合の証明になります。

クレジットカード会社の緊急連絡先をメモしておく

万が一の紛失や盗難に備えて、必ずクレジットカード会社の緊急連絡先をメモしておきましょう。

スマホに登録するだけでなく、メモを財布に入れておくなど念には念を入れておくことが大事です。

タイで現地通貨が必要な場合、どの方法で両替するのが一番お得?

さまざまなシーンで役に立つクレジットカードですが、タイ旅行ではまだ現金が必要になるケースが発生します。

日本円からタイの現地通貨に両替するおすすめの方法

  • 街の優良両替所で両替
  • クレジットカードの海外キャッシングでATMから現金を引き出す

今回は1日に必要な現地通貨2000バーツ(7000円相当)を両替する場合、日本円でいくら必要になるのかを見てみましょう。

2000バーツを両替する場合
必要な日本円 手数料
バンコク市内の優良両替所 6814円が必要 0.1%〜0.5%
海外キャッシング 7226円が必要 1.3%〜2.0%
差額 412円

※ 2021年1月15日現在のレート。
※ 上記はあくまでも一目安です。キャッシングレートと手数料はカード会社やブランドによって異なるので注意しましょう。

手数料は優良両替所で0.1%〜0.5%、海外キャッシングは1.3%〜2.0%。海外キャッシングよりも、412円分バンコクの公認両替所がお得という結果になりました。

タイはもちろん、どの国でも現地通貨は現地で両替するのが鉄則です。

現地でも空港やホテルは手数料が高いので、できるだけ街の優良両替所もしくは海外キャッシングがおすすめです。

タイ通編集者が教える

なるほどポイント!

バンコク市内でおすすめの両替所は、「SuperRich Thailand」と「SuperRich Currency Exchange」。店舗数も多くレートも安定しています。店内もきれいで入りやすい雰囲気です。

旅行中は海外キャッシングが何かと便利で安心

手数料の観点から見ると街の優良両替所の方がお得ですが、総合的に考えると海外キャッシングの方をおすすめします。

優良両替所のデメリットは場所が限られること。現金が必要になった場合、少ない滞在時間内にわざわざ街の優良両替所を探す時間と手間がもったいないですよね。

その点ATMなら街の至るところにあるので、海外キャッシングを利用した方が、時間も手間も節約になります。バンコク市内なら日本語表示が可能なATMもたくさんあります。

大金を持ち歩くのは危険!現金は必要な分だけ持ち歩こう

旅行中の両替はどちらにせよ手数料がかかるので、なるべく1回で済ませるのが理想です。ただ、慣れない海外で大金を持ち歩くのは危険ですし、心配もありますよね。

海外キャッシングを利用すれば、余分な現金を持ち歩かず「必要なとき、必要な分だけ」すぐに引き出せるので便利で安心です。バンコク市内には24時間営業のATMもたくさんあります。

海外キャッシングを利用する際の注意点

海外キャッシングを利用する場合は、事前に「海外キャッシュサービスの設定・増枠申し込み」が必要です。

申し込みや利用枠の確認などは、旅行前に各カード会社に必ず確認しましょう。

また、キャッシングレートは国際ブランドごと、手数料はカード会社ごとに異なります。カードの種類によっては利用できない場合もあるのでご注意を。

海外キャッシング分は「繰り上げ返済」ですみやかに返済

海外キャッシングは「借り入れ」なので利息が発生します。

利息は1日ごとに増えていくので、返済日までの日数が長いほど利息は高くつきます。利息を減らすには、本来の支払日よりも早く返済する「繰り上げ返済」を活用しましょう。

では、繰り上げ返済をするとどのくらいお得になるのでしょうか。

クレジットカードの利息は一般的に年18.0%(18%÷365日=0.049%)程度だと言われています。年率18.0%のカードを利用して10万円をキャッシングした場合を比較してみました。

10万円をキャッシングした場合

どちらがお得かは一目瞭然ですよね。旅行中にキャッシングした場合、すみやかに返済をしましょう。

繰り上げ返済の手順

  1. 利用しているクレジットカード会社に電話(WEB対応の会社もある)
  2. その日までの利息を計算した支払い金額と振込口座を教えてもらう
  3. 指定の口座に振り込めば完了

※ カード会社により、WEB決済と口座振込があるので事前に確認しましょう。

JCBプラザ ラウンジ・バンコクが利用できる

JCB カード W

アイキャッチ画像:JCB カード W

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さいごに...

この記事のまとめ

クレジットカードを持つことでお金と時間が節約される、かつ旅行保険が付くので何かあったとき安心です。

目的や用途に合わせた最適なクレジットカードを選んで、タイ旅行を満喫しましょう。

  • クレジットカードには海外旅行保険や特典が付いてメリット満載
  • 海外キャッシングでいつでもATMから気軽に現金が引き出せる
  • メインはVISAかMastercard、サブで持つならJCBが便利!
  • 複数枚持つことで、旅行保険と優待特典がさらに充実

「タイ旅行でおすすめのクレジットカードはこの4枚!」をもう一度見る

※「旅とクレカの情報室」ではアフィリエイトプログラムを利用し、事業者(JCB様など)から委託を受け広告収益を得て運営しております

監修者

監修者紹介:飯田道子

ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)

飯田道子

いいだみちこ

金融機関勤務を経て1996年にFP資格を取得。各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなっている。どの金融機関にも属さない独立系FP。ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。クレジットカード専門サイトで数多く記事監修を担当

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