ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)
飯田道子監修
世界有数のビーチリゾートとして知られる、タイのプーケット。
そんなプーケットは世界中からの観光客が快適に過ごせるよう、キャッシュレス化が急速に進んでいます。
そのため、日本人観光客にとってもクレジットカードは必須アイテムです。
さらにクレジットカードがあれば、手数料を節約できたり海外旅行保険が付帯したりと、さまざまなメリットが手に入ります。
プーケットのクレカ事情は?
- プーケットで使うならVisaかMastercard
- プーケットではアメックスはほとんど利用できない
- ワット・チャロンなどの寺院は参拝無料
- ラグーナ・プーケットは精算は部屋付けで財布いらず!
- プーケット・タウンに行くなら現金を用意しておこう
プーケットのクレカ事情は、タイの首都バンコクのクレカ事情とも少し異なります。
これは、プーケットが「リゾート」に特化したエリアであるためで、バンコクに行ったことがある人でも注意が必要です。
プーケット旅行では、クレジットカードと現金をシーン別に使い分けることが、お得&安心を手にする鍵となります。
プーケット旅行におすすめのクレジットカードは、以下の5枚です。
VisaやMastercardならほぼ全てのクレジットカード取扱店で使えますが、JCBやAmerican Expressはあまり使えません。
そのため、まずは「決済用メインカード」としてVisaかMastercardを発行し、そのうえで「特典用サブカード」としてJCBやAmerican Expressを持つのが現実的でしょう。
それぞれのクレジットカードの国際ブランド、年会費、旅行特典などを比較し、プーケット旅行のお得&安心につながるクレジットカードを手に入れてください。
完全ナンバーレスで不正利用に遭いにくい |
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三井住友カード(NL) |
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公式サイトで詳細を見る▶ |
海外旅行保険の補償額が最高3000万円と高い |
エポスカード |
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ポイント還元率が常に2倍(1.0%) |
JCBカードW |
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プーケットで利用した金額の4.0%をキャッシュバック |
学生専用ライフカード |
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公式サイトで詳細を見る▶ |
プライオリティ・パスを年10回まで使える |
dカード PLATINUM |
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公式サイトで詳細を見る▶ |
この記事はこんな内容です
プーケット旅行ではクレジットカードと現金の使い分けが重要
- 国際ブランドはVisaかMastercardがおすすめ
- 多くのお店でクレジットカードが使える
- クレジットカード手数料(3.0〜5.0%)がかかることも多い
- 現地通貨が必要になったら海外キャッシングがお得
目次
プーケット旅行で使えるおすすめのクレジットカード5選
プーケット旅行におすすめのクレジットカードは、次の5枚です。
JCBカード W以外は国際ブランドをVisaまたはMastercardに指定でき、プーケット旅行中の「決済用メインカード」として快適に利用できます。
プーケット旅行におすすめの6枚
三井住友カード(NL)│年会費無料で最高2000万円の海外旅行傷害保険
プーケット旅行に便利な特典
- 「完全ナンバーレス」で不正利用に遭いにくい
- 最高2000万円の海外旅行傷害保険が付帯(利用付帯)
- 利用通知サービスにより、不正利用を早期発見しやすい
三井住友カード(NL)は、年会費永年無料で発行できる三井住友カードのプロパーカードです。
年会費永年無料でありながら、最高2000万円と充実した海外旅行傷害保険が付帯(利用付帯)し、プーケット旅行中のトラブルやアクシデントにしっかり備えられます。
また、三井住友カード(NL)は券面にカード情報(カード番号、有効期限、セキュリティコード)が印字されない「完全ナンバーレス」が特徴です。
店員や周囲の人にカード情報を盗み見されるリスクがなく、プーケット旅行中もセキュリティを確保しやすいでしょう。
カード情報は専用の「Vpassアプリ」からいつでもチェックできます。アプリでは次のような機能を設定でき、カードのセキュリティをさらに強化することも可能です。
Vpassアプリの便利機能
- 利用通知サービス
- 利用制限サービス(一時的に停止)
- 利用枠の確認
- 生体認証ログイン
三井住友カード(NL)では、VisaとMastercardの2つから国際ブランドを選択できます。
いずれもプーケットでは広く普及しており、どちらを選んでもプーケット旅行のメインカードとして快適に活用できます。
三井住友カード(NL)
基本スペック
ポイント還元率(通常時) | 0.5% |
---|---|
年会費 | 永年無料 |
発行スピード | 最短10秒/即発24時間 ※1 |
国際ブランド | |
電子マネー | ※2 |
海外旅行保険 | 利用付帯 |
国内旅行保険 | なし |
家族カード | ○ |
ETC | ○ |
※1:即時発行ができない場合があります
※2:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります
お得なキャンペーン
- 2024年11月1日〜2025年2月2日の新規入会キャンペーン新規入会&条件達成で
最大5000円相当
プレゼント
(学生は最大6000円相当)・新規入会&スマホのタッチ決済1回以上利用で3000円分のVポイントPayギフトをプレゼント
・学生限定 新規入会で1000円分のVポイントPayギフトをプレゼント
・新規入会&1万円ごとの利用で1000円相当のVポイントをプレゼント(最大2000円相当)
エポスカード│最高3000万円の海外旅行保険が付帯
プーケット旅行に便利な特典
- 最高3000万円の海外旅行保険が付帯
- ショッピング枠を一時増額できる
- OIOIの店舗で最短即日発行できる
丸井(OIOI)でさまざまな割引特典を受けられるエポスカードは、最高3000万円の海外旅行保険が付帯するのが特徴です。
一般的に年会費無料のクレジットカードに付帯する海外旅行保険は1000〜2000万円を上限とすることが多いため、エポスカードの補償額はトップクラスといえるでしょう。
なかでも「疾病治療費用」の項目は補償額が270万円と高く、プーケット旅行中の急病にも幅広く対応できます。
補償内容 | 補償額 |
---|---|
傷害死亡・後遺傷害 | 最高3000万円 |
疾病治療費用 | 270万円 |
賠償責任(免責なし) | 3000万円 |
携行品損害(免責3000円) | 20万円 |
※ 出典:EPOS NET「海外旅行傷害保険」。
エポスカードでは、利用枠を一時的に増額することも可能です。
増額後の利用可能枠は「現在の利用可能枠の2倍」、「現在の利用可能枠+100万円」の低いほうとなり、航空券などの高額決済にも柔軟に対応できます。
また、カード申込時に受取方法を「OIOIの店舗」と指定すれば、最短即日でカード本体を受け取れます。
プーケット旅行まで時間がない人、自宅や職場の近くにOIOIの店舗がある人にとっては、気軽に発行しやすい一枚といえます。
エポスカード
基本スペック
ポイント還元率(通常時) | 0.5% |
---|---|
年会費 | 無料 |
発行スピード | 最短当日〜約1週間 ※1 |
国際ブランド | |
電子マネー | ※2 |
海外旅行保険 | 利用付帯 |
国内旅行保険 | - |
家族カード | × |
ETC | ○ |
※1:最短当日は店頭受取の場合
※2:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります
お得なキャンペーン
- WEBからの新規入会で2000円相当プレゼント
JCBカード W│ポイント還元率が常に2倍
プーケット旅行に便利な特典
- ポイント還元率がいつでも1.0%
- バンコクでは「JCBプラザ ラウンジ・バンコク」を使える
- 最高100万円のショッピングガード保険が付帯
JCBカード Wは、18歳以上(高校生を除く)39歳以下のみが入会できる年会費無料のJCBプロパーカードです。
若年層向けのお得な特典が多く、なかでも常に1.0%のポイント還元を受けられるのがメリットです。
これは一般的なJCBカード(基本ポイント還元率0.5%)の2倍で、さらにJCB ORIGINAL SERIESのパートナー店では最大21倍(10.5%)のポイントが貯まります。JCB加盟店は「たびらば」で簡単にチェックできるため、対象店では積極的にJCBカード Wを使うとよいでしょう。
また、JCBカード Wは最高2000万円の海外旅行傷害保険が付帯するだけでなく、バンコク滞在時には「JCBプラザ ラウンジ・バンコク」を使えるのがメリットです。
JCBプラザ ラウンジがあるのは世界7ヵ所のみで、一般的な「JCBプラザ」よりさらに手厚いサービスを受けられます。
各種案内 | JCB加盟店情報、JCB優待情報、観光案内など |
---|---|
JCB加盟店の予約 | ホテル、レストラン、オプショナルツアー、各種チケットなど |
緊急サポート | カードの紛失・盗難など |
その他 | Wi-Fi、インターネット、現地ガイドブックや雑誌の閲覧、フリードリンク、マッサージ機、レンタル傘、荷物の一時預かりなど |
また、JCBカード Wには最高100万円の「ショッピングガード保険」が付帯します。
ショッピングガード保険とは、JCBカード Wで購入した商品が90日間以内に破損・盗難に見舞われたときの被害を補償する制度で、高額なショッピングをするときには安心感につながります。
JCBはプーケットでの普及率は低いものの、「特典用のサブカード」として役立つ一枚です。
JCB カード W
基本スペック
ポイント還元率(通常時) | 1.0% |
---|---|
年会費 | 無料 ※1 |
発行スピード | 最短5分発行 ※2 |
国際ブランド | |
電子マネー | ※3 |
海外旅行保険 | 利用付帯 |
国内旅行保険 | なし |
家族カード | ○ |
ETC | ○ |
※1:18歳以上(高校生を除く)39歳以下の申し込み可能
※2:9:00AM~8:00PMで申し込み(受付時間を過ぎた場合は翌日扱い)。顔写真付き本人確認書類による本人確認(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)。モバ即での入会後、カード到着前の利用方法についてはJCBのHPにて確認
※3:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります
お得なキャンペーン
- 新規入会キャンペーン(2025年3月31日まで)
・MyJCBログイン&Amazon.co.jp利用で最大1万2000円のキャッシュバック(Amazon.co.jpで利用した金額の20%をキャッシュバック) - 新規入会キャンペーン(2025年3月31日まで)
・MyJCBログイン&Apple Pay/Google Pay/MyJCB Payの利用で最大3000円のキャッシュバック(利用金額の20%をキャッシュバック) - 家族カード入会&家族カードでのMyJCBログインで最大4000円のキャッシュバック(家族1名の申し込みにつき2000円のキャッシュバック)(2025年3月31日まで)
- お友逹紹介キャンペーン!紹介者・被紹介者に1500円キャッシュバック(2025年3月31日まで)
学生専用ライフカード│海外利用総額の4.0%をキャッシュバック
プーケット旅行に便利な特典
- プーケットで利用した金額の4.0%をキャッシュバック
- 最高2000万円の海外旅行保険が自動付帯
- 緊急の問い合わせ窓口(エマージェンシーライン)を利用できる
18〜25歳の学生が発行できる学生専用ライフカードは、海外利用総額の4.0%がキャッシュバックされるのが特徴です。
事前エントリーが必要ですが、年間最大10万円までキャッシュバックを受けられるため、日本に帰国してからボーナス感覚で買い物を楽しめるでしょう。
また、学生専用ライフカードには最高2000万円の海外旅行傷害保険が自動付帯します。
これは、年会費無料のクレジットカードに多い「利用付帯」とは異なり、事前に旅費の一部を決済する必要はありません。
クレジットカードがそのまま保険証代わりとなり、病院でもスムーズに診察を受けられます。
緊急時にはLIFE DESK「エマージェンシーライン」で日本語によるサポートを受けられるため、「海外の病院に行くのははじめて」、「そもそも海外旅行に慣れていない」といった人でも安心感につながるでしょう。
学生専用ライフカード
基本スペック
ポイント還元率(通常時) | 0.5% |
---|---|
年会費 | 無料 |
発行スピード | 最短2営業日 |
国際ブランド | |
電子マネー | ※1 |
海外旅行保険 | 自動付帯 |
国内旅行保険 | - |
家族カード | ○ |
ETC | ○ |
※1:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります
お得なキャンペーン
- 新規入会プログラム+つかっておトクプログラムの合計で最大1万5000円のキャッシュバック!
・アプリログインで2000円キャッシュバック
・3万円以上の利用で8000円キャッシュバック
・Apple Pay/Google Payの利用で3000円キャッシュバック
・一部サブスクの支払いで2000円キャッシュバック
dカード PLATINUM│プライオリティ・パスが利用できる
プーケット旅行に便利な特典
- プライオリティ・パスを無料で使える
- 最高1億円の海外旅行保険が付帯(うち5000万円は自動付帯)
- 年間500万円までのお買物あんしん保険
dカード PLATINUMは、2024年11月にリリースされたdカード初のプラチナカードです。
プライオリティ・パスを年10回まで無料で使えるのが特徴で、これだけでも年会費2万9700円を大きく上回るお得が手に入ります。
プライオリティ・パスの費用
- 年会費:最低99米ドル ⇛ 無料
- 利用料1回につき35米ドル ⇛ 最大10回(350米ドル)が無料
また、dカード PLATINUMには最高1億円の海外旅行保険が付帯し、プーケット旅行中のさまざまなリスクに備えられます。
5000万円は自動付帯、5000万円は利用付帯となるため、高額補償を受けたい人はあらかじめ旅費の一部をカード決済しておくと安心です。
さらに年間500万円まで「お買物あんしん保険」が付帯し、購入日から90日以内に被った盗難、破損などによる損害を補償してもらえます。
プーケット滞在中に高額なショッピングを予定している人は、dカード PLATINUMを優先的に使うことで安心して買い物を楽しめるでしょう。
dカード PLATINUM
基本スペック
ポイント還元率(通常時) | 1.0% |
---|---|
年会費 | 29,700円 |
発行スピード | 最短5日 ※1 |
国際ブランド | |
電子マネー | ※2 |
海外旅行保険 | 自動付帯 |
国内旅行保険 | 利用付帯 |
家族カード | ○ |
ETC | ○ |
※1:カード到着までの期間
※2:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります
お得なキャンペーン
- dカード PLATINUM入会&利用特典
・新規入会&30万円以上のお買い物で1万ポイント進呈、もしくは新規入会&50万円以上のお買い物で2万ポイント進呈※ポイントは期間・用途限定
※カードのアップグレードも対象- dカード PLATINUM開始記念キャンペーン(2025年5月31日まで)
・新規入会&50万円以上のお買い物でさらに1万ポイント進呈※ポイントは期間・用途限定
※カードのアップグレードも対象※「dカード PLATINUM入会&利用特典」および「dカード PLATINUM開始記念キャンペーン」について、2025年5月31日(土)までに申し込んだ分については、お買物利用金額の集計期間およびWebエントリー期間を入会月の4ヶ月後月末までに変更。進呈予定時期も入会月の7ヶ月後に変更となります。 - dカード PLATINUM開始記念キャンペーン(2025年5月31日まで)
プーケットのクレカ決済事情│VisaかMastercardをメインに
プーケット旅行用にクレジットカードを作るなら、まず大切なのが国際ブランドです。
異なる国際ブランドのクレジットカードを2枚以上組み合わせれば、決済の幅が広がるだけでなく、ICチップ破損などのトラブルにも備えられます。
プーケットのクレカ事情を参考に、国際ブランドの組み合わせを考えてみてください。
プーケットのクレカ事情
- プーケットで使うならVisaかMastercard
- プーケットではアメックスはほとんど利用できない
- プーケットでクレジットカードが使える場所・使えない場所
- ワット・チャロンなどの寺院は参拝無料
- プーケットで役立つタイ語の決済フレーズ
プーケットで使うならVisaかMastercard
プーケット旅行用の「決済用メインカード」には、VisaかMastercardがおすすめです。
プーケットを含む、タイ全土での国際ブランドシェアは以下のとおり。特にVisaは全体の6割を占め、クレジットカード取扱店で使えないことはまずありません。
国際ブランド | シェア率 | |
---|---|---|
1位 | Visa | 63% |
2位 | Mastercard | 25% |
3位 | Thai Payment Network | 1% |
4位 | American Express | 1% |
5位 | その他 | 0% |
※ 出典:statista「Distribution of e-commerce card payments in Thailand from 2016 to 2022, by card scheme」
3位のThai Payment Networkがタイ人向けの決済方法であることを考えると、タイで使える国際ブランドはVisaかMastercardの2択といえます。
プーケットでクレジットカードが使える場所・使えない場所
プーケットでクレジットカードを使える場所・使えない場所をまとめると、次のとおりです。
個人経営の小さなお店などは、現金での支払いがメインとなります。
使える場所 | 使えない場所 |
---|---|
|
|
プーケットは、世界中からの観光客が多く訪れるため、近年キャッシュレス化が急速に進んでいます。
とはいえ、「全てクレジットカードで」というわけにはいかず、最低限の現金は持ち歩かなければなりません。
特にローカルなお店で買い物や食事を楽しみたい人は、少し多めに現金を持っておくと安心です。
30ヶ国以上の海外旅行経験がある
ライター・長坂ヒロのプーケット情報
近年は屋台でもクレカ端末をおいているお店が増えていますが、店頭にポイッと置かれていて「決済して大丈夫?」と不安になることもしばしば。セキュリティに不安があるお店では、現金で支払うのが確実です。
ワット・チャロンなどの寺院は参拝無料
ワット・チャロン(正式名称:ワット・チャイタララーム)など、プーケットにあるタイ式仏教寺院は、基本的に無料で参拝できます。
バンコクの寺院のように、高額な入場料が必要なことはありません。
なお、タイ式仏教寺院を参拝する際は、服装に注意が必要です。短パンやノースリーブなど、肌の露出が多い服装は避けましょう。
プーケットで役立つタイ語の決済フレーズ
プーケットでクレジットカードを使うときは、次のようなタイ語フレーズを覚えておくと便利です。
プーケットは外国人観光客が多いこともあり、英語が通じることがほとんどです。
しかし、もちろん英語が通じない可能性も十分に考えられるため、いざというときのためにメモして活用してください。
タイ語の決済フレーズ
「クレジットカードは使えますか?」
ーที่นี่รับบัตรเครดิตไหมครับ/คะ
(ティニー ラップ バット クレディット マイ クラップ / カ?)
「クレジットカードが使えないなら、現金で払います。」
ーถ้าไม่รับบัตรเครดิต ข้าจะจ่ายเป็นเงินสดครับ/ค่ะ
(ター マイ ラップ バット クレディット カー ジャ チャイ ペン グン ソット クラップ / カー)
プーケット、エリア別の決済事情
プーケット旅行を快適に過ごすなら、クレジットカードと現金を使い分けることが大切です。
たとえば次の2つでは、それぞれ使える決済方法も対照的です。
エリア別の決済事情
- ラグーナ・プーケットは精算は部屋付けで財布いらず!
- プーケット・タウンに行くなら現金を用意しておこう
ラグーナ・プーケットは精算は部屋付けで財布いらず!
リゾートエリアが集中するラグーナ・プーケットでは、クロスチェックが基本となります。
クロスチェックとは?
リゾートで利用したレストランやスパなどの費用を、宿泊するホテルの部屋付けにでき、チェックアウト時にまとめて精算ができる仕組み。
支払いは全て部屋番号で管理されるため、毎回レジで支払ったり、現金を持ち歩いたりする必要はありません。
貴重品をセキュリティボックスなどに預けておけば、支払いのことも忘れて思う存分にリゾートを満喫できるでしょう。
プーケット・タウン(旧市街)に行くなら現金を用意しておこう
一方、プーケット・タウン(旧市街)にお出かけするときは、現金を持っていくのがおすすめです。
プーケット・タウンでは、クレジットカード利用不可のお店だけでなく、「最低◯バーツ以上」のように利用条件が決まっていることもあります。
また、クレジットカードが使えても手数料が上乗せされるケースもあり、現金で支払ったほうがお得になる可能性もあります。
30ヶ国以上の海外旅行経験がある
ライター・長坂ヒロのプーケット情報
プーケット・タウンのように人が多いエリアでは、スリや盗難にも注意が必要です。リュックやポーチは前がけにし、貴重品は必ず目の届く場所に保管しましょう。
プーケット旅行にクレジットカードが必須な理由
プーケットに旅行するなら、クレジットカードは「絶対に必要」といっても過言ではありません。
特に、次の2つのシーンでは、クレジットカードがないことで大きく損してしまう可能性があります。
プーケット旅行にクレジットカードが必須な理由
- ホテル宿泊時にデポジットとしてクレカの提示が必要
- 現金を両替するよりクレカ手数料の方が安い
ホテル宿泊時にデポジットとしてクレカの提示が必要
プーケットのホテルにチェックインするときは、デポジットとしてクレジットカードの提示が必要です。
デポジットとは
ホテルやレンタカー会社などに一時的に預ける保証金のことです。万が一破損や盗難があったときに、デポジット額から費用が清算されます。何も問題なければ、チェックアウト時やレンタカー返却時にクレジットカードを通して返金されます。
デポジットの金額は、宿泊費の1~2泊分が目安です。たとえば1泊1万円のホテルなら、宿泊費とは別に1〜2万円のデポジットを支払うことになります。
ホテルによってはデポジットを現金で払えることもありますが、それだけ両替手数料がかかったり手元に現金がなくなったりと、さまざまなデメリットが生じるでしょう。
30ヶ国以上の海外旅行経験がある
ライター・長坂ヒロのプーケット情報
デポジットは高額になりやすいため、クレジットカードでの支払いが基本です。しかし、プーケットにはデポジットの支払いも現金のみとするホテルもあるため、あらかじめホテルに確認しておくことをおすすめします。
現金を両替するよりクレカ手数料の方が安い
プーケット旅行中にクレジットカードを使えば、現金を両替するより手数料が安くなります。
海外でクレジットカードを使うと「海外事務手数料」が発生しますが、手数料は決済金額の約1.6~2.2%が相場です。
レートはカード会社や国際ブランドなどにより異なりますが、両替にかかる手数料(約2.0~5.0%)に比べると、手数料を大きく節約できます。
10万円 | 20万円 | 50万円 | |
---|---|---|---|
クレカ(1.6~2.2%) | 1600~2200円 | 3200~4400円 | 8000~1万1000円 |
両替(2.0~5.0%) | 2000~5000円 | 4000円~1万円 | 1万〜2万5000円 |
30ヶ国以上の海外旅行経験がある
ライター・長坂ヒロのプーケット情報
お店によっては「クレジットカード払いなら+3.0%」のように、手数料を上乗せされることもあります。これはお店側の売上減を防ぐためで、けっして海外ではめずらしいことではありません。こうしたお店では現金で支払ったほうが結果的に手数料は安くなります。
プーケット旅行にクレカを持っていくメリット
プーケット旅行にクレジットカードを持っていけば、ほかにも次の4つのメリットが手に入ります。
プーケット旅行にクレカを持っていくメリット
- 海外旅行保険が付帯している
- クレジットカードに付帯する優待特典が利用できる
- プーケットでは多くの店でクレジットカード払いができる
- 海外キャッシングが利用できる
海外旅行保険が付帯している
プーケット旅行にクレジットカードを持っていけば、いざというときに海外旅行保険で補償を受けられます。
クレジットカードの海外旅行保険は無料で付帯し、事前の申込手続きも必要ありません。
クレジットカードによって、付帯条件は次の2つにわけられます。
適用条件 | 該当のカード | |
---|---|---|
自動付帯 | クレジットカードを持っているだけで自動的に適用 | ・学生専用ライフカード ・dカード PLATINUM(一部利用付帯) |
利用付帯 | 事前に旅費の一部(航空券や交通費など)をカード決済していることで適用 | ・三井住友カード(NL) ・エポスカード ・JCBカード W |
一方、個人で海外旅行保険に加入すると、約1000~2500円(1人、5日間の場合)の保険料がかかります。
つまり、クレジットカードに無料付帯する海外旅行保険を使えば、それだけで、約1000~2500円も節約できることになります。
30ヶ国以上の海外旅行経験がある
ライター・長坂ヒロのプーケット情報
プーケットでは食あたりになるケースが少なくありません。原因は辛いものだけでなく、ケバブやフルーツなど意外なものも。レストランの衛生環境などは自分ではコントロールできないため、日本から胃腸薬を持っていくことをおすすめします。
クレジットカードに付帯する優待特典が利用できる
クレジットカードには旅行関連の優待特典が付帯することが多く、プーケット旅行を快適&お得にできます。
特に、いざというときの備えになるのがサポートデスク。カードの盗難や紛失、急病などのアクシデントはもちろん、現地レストランやオプショナルツアーの予約を依頼できることもあります。
この記事で紹介しているクレジットカードでは、それぞれ以下の専用ダイヤルを利用できます。
現地サポートデスク
- 三井住友カード(NL):VJデスク
- エポスカード:エポスカード海外緊急デスク
- JCBカード W:JTBグローバルアシスタンス 海外緊急サポートデスク
- 学生専用ライフカード:LIFE DESK エマージェンシーライン
- dカード PLATINUM:dカード トラベルデスク
プーケットでは多くの店でクレジットカード払いができる
プーケットではキャッシュレス化が進んでおり、多くのお店でクレジットカードを使えます。
クレジットカードで支払えば、不慣れなタイバーツを数える必要もなく、レジでの会計がスムーズになるでしょう。
また、お店によってはスマホのタッチ決済で支払えることもあります。
クレジットカードを取り出す手間をなくしたい人は、あらかじめApple PayやGoogle Payなどにクレジットカードを登録しておきましょう。
海外キャッシングが利用できる
クレジットカードがあれば、プーケット旅行中に「海外キャッシング」を利用できます。
海外キャッシングとは、プーケットのATMにクレジットカードを差し込み、現地通貨(タイバーツ)を引き出すことです。
現金を両替するより手数料が安いうえ、大金を持ち歩く必要がないことから防犯対策としても効果的です。
プーケットでの交通機関は現金払い
プーケットの公共交通機関では、現金払いが基本です。
たとえば、次の4つの公共交通機関では、いずれも現金での支払いとなるケースがほとんどです。
プーケットの交通機関
- AIRPORTBUS(エアポートバス)
- PHUKET SMART BUS(プーケットスマートバス)
- ソンテウ(ローカルバス)
- トゥクトゥク
AIRPORTBUSはオンラインチケットならクレカOK
プーケット国際空港と市内を結ぶAIRPORTBUSでは、オンライン予約に限りクレジットカード決済が可能です。
バスは1時間に1本で、空港から市内までの運賃は100バーツです。
利用できる国際ブランドは次の3つで、American ExpressやDiners Clubは使えません。
利用できる国際ブランド
- Visa
- Mastercard
- JCB
PHUKET SMART BUSは現金かラビットカード
プーケット島内を走るPHUKET SMART BUSは、現金かラビットカードでの支払いとなります。
ラビットカードとは、タイ国内で使える交通系ICカードのこと。公共交通機関だけでなく、街中の加盟店でも幅広く利用できます。
PHUKET SMART BUSを何度も使う人や、バンコクにも滞在予定の人は、ラビットカードを作っておくと移動がスムーズです。
購入できる場所 | チャージできる場所 |
---|---|
|
|
ソンテウ(ローカルバス)やトゥクトゥクは現金のみ
プーケット島内を走るソンテウ(ローカルバス)やトゥクトゥクは、現金払いのみです。
クレジットカードやラビットカードは使えません。
また、トゥクトゥクは交渉制であることが多く、観光客に高額な運賃を請求する悪質なドライバーも少なくありません。
言われた運賃をすぐに受け入れるのではなく、下げられないか交渉する、ほかのドライバーに聞いて相場をチェックするなどの対策が必要といえます。
配車アプリのGrab、Boltならクレカ利用ができる
GrabやBoltなど、タイ国内で普及している配車アプリなら、クレジットカード決済が可能です。
クレジットカードで決済するには、あらかじめアプリ内にクレジットカード情報を登録する必要があります。
タクシーのように、車内でクレジットカード決済するわけではありません。
いずれも利用方法は簡単で、アプリから現在地と目的地を入力するだけです。
あらかじめ運賃の目安が表示されるため、ぼったくりの心配がないのも大きなメリットです。
30ヶ国以上の海外旅行経験がある
ライター・長坂ヒロのプーケット情報
タイに着いてからアプリをダウンロードすると、タイ国内の電話番号が必要になるケースがあります。配車アプリを便利に使いこなすなら、日本国内であらかじめダウンロードしておきましょう。
現地通貨が必要になったら海外キャッシングがお得
プーケット旅行に必要なタイバーツを用意するなら、海外キャッシングがお得です。
海外キャッシングは両替よりも手数料が安いうえ、セキュリティ対策としても効果的です。
海外キャッシングのメリット
- キャッシングは両替よりもレートが良い
- 大金を持ち歩く必要がない
- 両替所では詐欺に要注意!
キャッシングは両替よりもレートが良い
海外キャッシングは、両替よりも手数料が安いのがメリットです。
たとえば、10万円分のタイバーツを引き出す場合、海外キャッシングの手数料は約1700円と計算できます。
海外キャッシングの手数料
- 利息:10万円×18.0%(年率)÷365×30日=1480円
- ATM手数料:110~220円
年率18.0%と聞くと高く感じられますが、1ヶ月あたり約1.5%、1日あたり約0.05%と、返済期間が短くなるほど低くなります。
手数料を少しでも抑えたい人は、帰国後すぐに返済する、アプリやマイページから返済手続きをするなどの対策が効果的です。
大金を持ち歩く必要がない
海外キャッシングは、ATMから24時間いつでもタイバーツを引き出せるため、大金を持ち歩く必要がありません。
つまり、お財布の現金を必要最低限に抑えることができ、プーケット旅行中の防犯対策として役立ちます。
ただし、プーケット・タウン(旧市街)で買い物するときは、少し多めに現金を持って行くのがおすすめです。
セキュリティポーチや手帳の中など、現金を何箇所かに分けて持ち歩くことで、もしものときの被害を最小限に抑えられます。
両替所では詐欺に要注意!
プーケットの両替所では、詐欺にも注意が必要です。
特に多いのが、提示された換金額と実際の受取額が異なるケースです。
タイバーツに慣れていない外国人観光客を狙った詐欺ですが、あとで換金額が少ないことに気づいても返金してもらうことはできません。
こうした詐欺にあわないためには、たとえほかの人が待っていてもその場で受取額をチェックするのが鉄則です。
また、観光客が並んでいる両替所、設備がきれいな両替所を選ぶことで、詐欺被害を回避しやすいといえます。
30ヶ国以上の海外旅行経験がある
ライター・長坂ヒロのプーケット情報
両替所だとレートをいくつも比較することでタイムロスにつながります。海外キャッシングなら、基本的にどのATMでも手数料は変わらないため、プーケット旅行中の時短にもつながりますよ。
プーケットのATMの使い方と注意点
海外キャッシングのやり方は、海外旅行初心者でもけっして難しくありません。
プーケットでは、次のような場所で簡単にATMを見つけられます。
ATMがある場所
- プーケット国際空港
- 銀行
- ショッピングモール
- コンビニ
- ガソリンスタンド
現金の引き出し方法
プーケットのATMでタイバーツを引き出す手順は、おもに次の7ステップです。
ATMでの現金の引き出し方
- ATMにクレジットカードを入れる
- 言語(日本語 JAPANESE)を選択をする(タイのATMでは基本的に日本語が選択できるが、ない場合は英語(ENGLISH)を選択)
- クレジットカードの暗証番号(PIN)を入力する
- 引落口座の種類(Credit Card クレジットカード)を選択する
- 引き出し金額を入力する(WITHDRAWAL AMOUNT)を選択
- 引き出す金額を入力する
- 現金とクレジットカードを取る
海外キャッシングを使えるATMは、Visaならplus、MastercardやJCBならCirrusのマークが目印となります。
新しそうなATMでも、plusやCirrusのマークがなければ海外キャッシングは使えません。
ATMによっては残金不足でキャッシングできないこともありますが、希望の引出額を下げたり、別のATMを使ったりすることで解決します。
プーケットのATMは手数料が高い?
プーケットのATMを利用すると、220バーツの手数料がかかると表示されることがあります。
これは「ATMオーナー手数料」と呼ばれ、ATMの所有者に支払うべき金額のことです。
しかし、ATMオーナー手数料が必要なのはデビットカードなどで、日本のクレジットカードを使った場合には請求されません。
日本のクレジットカードで海外キャッシングした場合には、クレジットカード会社が定める手数料(約110〜220円)のみが加算されます。
ATM付近でのスリやひったくりに注意!
プーケットのATMを使うときは、スリやひったくりにも注意が必要です。
プーケットは比較的治安が落ち着いているとされていますが、外国人観光客を狙った犯罪はゼロではありません。
特にATM周辺では、多額の現金を狙った犯罪に巻き込まれるリスクがあります。
ATMを利用したら、その場で現金をセキュリティポーチにしまう、周囲に不審人物がいないかチェックするなどの対策を心がけましょう。
30ヶ国以上の海外旅行経験がある
ライター・長坂ヒロのプーケット情報
セキュリティを最優先したい人は、できるだけホテル周辺のATMを使い、すぐにホテルの部屋に戻るのがおすすめ。部屋でゆっくり現金を整理すれば、またすぐにお出かけできますよ。
クレジットカードを使うときの注意点
プーケット旅行にクレジットカードは必要不可欠ですが、次の3点には注意が必要です。
クレジットカードを使うときの注意点
- ほとんどの店で3.0〜5.0%のクレジットカード手数料がかかる
- 支払いは現地通貨建て
- 支払い回数は選べない
日本でクレジットカードを使うときと勝手が違う部分があるため、戸惑わないようにしましょう。
ほとんどの店で3.0〜5.0%のクレジットカード手数料がかかる
プーケットでのショッピングにクレジットカードを使うと、クレジットカード手数料(約3.0〜5.0%)が上乗せされることがあります。
これは、クレジットカード決済手数料を「お店負担」ではなく「利用者負担」とするものです。
日本国内ではお店負担が原則ですが、タイなどの海外では利用者負担とすることが認められています。
手数料がかかると結果的に支払額が大きくなってしまうため、海外キャッシングで引き出した現金で支払うのがもっともスマートです。
支払いは現地通貨建て
プーケット旅行中にクレジットカードを使うときは、必ず「現地通貨(タイバーツ )建て」を選びましょう。
お店によっては「円建て」を選べることもありますが、お店が設定した高レートが適用されるため、手数料で大きく損してしまいます。
決済端末に「THB or JPY」と表示されたら、THB(タイバーツ )を選ぶことが大切です。
手数料の目安 | レートの決定者 | |
---|---|---|
現地通貨建て | 約1.6~2.2% | 国際ブランド |
円建て | 約2.0~10.0% | 店舗(自由に設定できる) |
支払い回数は選べない
プーケットでクレジットカードを使うときの支払い方法は、基本的に一回(一括)のみです。
日本のように、分割払いやリボ払い、ボーナス払いなどは選べません。
ただし、クレジットカードによっては、あとでマイページやアプリから支払い方法を変更できることもあります。
もちろん予算内で旅行を楽しむのが理想ですが、「思った以上に使ってしまった」というときには、あとで分割払いに変更するのも選択肢のひとつです。
タイのクレジットカード事情について詳しく知りたい人はこちらの記事をチェック
タイ旅行で使えるクレジットカードおすすめ5選!現金はいくら必要?使える場所や注意点を解説
さいごに...
この記事のまとめ
プーケットはキャッシュレス化が浸透しつつあり、多くのお店でクレジットカードを使えます。
そのため、日本人観光客にとってもクレジットカードはマストアイテム。クレジットカードがあれば、ほかにもさまざまなメリットを活用できます。
プーケット旅行にクレジットカードを持って行くメリット
- 海外旅行保険が付帯し、無料でトラブルやアクシデントに備えられる
- 旅行関連の優待特典を利用できる
- 現金を両替するよりクレカ手数料の方が安い
- 海外キャッシングでお得に現地通貨(タイバーツ)を引き出せる
とはいえ、ローカル店ではクレジットカードを使えないこともあり、「全てクレジットカードで」というわけにはいきません。
また、お店によってはクレジットカード手数料(3.0〜5.0%)がかかることもあるため、シーンによってクレジットカードと現金を使い分けることがポイントとなります。
また、プーケット旅行用にクレジットカードを作るなら、国際ブランド選びも重要です。
VisaやMastercardならほぼ全てのクレジットカード取扱店で使えますが、JCBやAmerican Expressはあまり使えません。
そのため、決済用メインカードにはVisaかMastercardを選び、JCBやAmerican Expressはあくまで特典用サブカードとして持っていくことをおすすめします。
ご自身の旅のスタイルに合ったクレジットカードを手に入れ、プーケット旅行を安心&快適に楽しんでください!
監修者
ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)
飯田道子
いいだみちこ
金融機関勤務を経て1996年にFP資格を取得。各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなっている。どの金融機関にも属さない独立系FP。ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。クレジットカード専門サイトで数多く記事監修を担当
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