第9回:燻製料理にはガツンとクラフト黒ビール![晩ごはん何食べたい?]

こんにちは。フリー編集者の魚住です。お酒類などの書籍編集にも強いアークがお届けするお酒とお料理の紹介記事はおかげさまで毎回、大好評! 「ワイン」「日本酒」「クラフトビール」それぞれのファンから、「早く日本酒回が回ってこないかな」「毎月ワインがいい」「クラフトビールの回数増やして!」というありがたい声が聞こえてきています。まぁ、各々待っていただいて(笑)今回は、クラフトビールです。それも黒! そして、人気が高い燻製料理と合わせますよ。お楽しみに!(公開:2021年11月18日)

プロフィール お酒とお料理研究家・吉田めぐみ
★★★料理研究家/ワインエキスパート(J.S.A.)、日本ワイン検定2級、コムラード・オブ・チーズ(C.P.A.)、唎酒師(ききさけし)、野菜ソムリエプロ、江戸東京野菜コンシェルジュ、調味料ソムリエ、ベジフルビューティーアドバイザー、フードコーチ、ジュニア食育マイスター、IFAオリーブスペシャリスト、ABC Cooking Studio ブレッドライセンス(パン職人の経験も)など他にも資格多数(2021年7月現在)。セミナーやカルチャースクール講師、ラジオ出演、コラム連載、料理撮影協力など様々な分野で幅広く活動中★★青森野菜専門店「ひだまりマルシェ」アンバサダーとして店頭販売も(不定期)。★ミキハウス子育て総研発行の育児情報誌『Happy-Noteハッピーノート』にて、ファミリー向けレシピ、離乳食レシピを担当。また、[KAGOME VEGEDAY]にて料理再現協力。
【吉田めぐみFacebook】

ポテサラにいぶりがっこ?

今回の燻製料理は、まず「いぶりがっこ」を使います。皆さんご存じの通り「いぶりがっこ」は秋田名物のいぶり漬けのこと。大根などを燻した(いぶり)漬物(がっこ)が名前の由来で、昔から囲炉裏火の熱と煙を利用して干し上げてから漬け込む製法が伝統的です。燻煙乾燥のための焚き木は良く乾燥させた、ナラ、桜、ケヤキなどの広葉樹。食べていて感じる香りの良さは質の良い焚き木と、火加減と程よい時間のお陰なのです。自宅で燻製する人も増えていますが、いぶりがっこの良い味・歯ごたえ・香りはプロに任せた方が良いと思います。

「ポテサラにいぶりがっこ?」とちょっと意外に思われるかもしれませんが、薄切りにした「いぶりがっこ」をポテトサラダに加えると、いろんな歯ごたえが楽しめて抜群です。そして、クリームチーズも加えますから、スモーキーな香りとチーズのコクと滑らかさが合い、とてもリッチな味わいになります。

【いぶりがっこのポテサラ】

■材料(2〜3人分)
ジャガイモ …… 2個
クリームチーズ …… 70g
生ハム …… 30g
いぶりがっこ …… 40g
キュウリ …… 100g
塩こしょう …… 少々
酢 …… 小さじ1
マヨネーズ …… 大さじ2

■作り方
① ジャガイモは皮を剥いて、一口大に切り、鍋の中に入れ、被るくらいの水を入れて、茹でる。柔らかくなったら、お湯を捨てて、水分を飛ばす。
② ボウルに①をうつし、温かいうちに塩こしょう、酢を入れて味を馴染ませる。
③ キュウリは、塩少々ふり、しんなりさせておく。水分は絞っておく。
④ ②の粗熱が取れたら、小さく角切りにしたクリームチーズと生ハム、薄切りの半月切りにしたいぶりがっこ、③を加えて、マヨネーズと一緒に和える。

【いぶりがっこのちょいレシピ】
①いぶりがっこを4mmにスライス②クリームチーズは室温に戻しておく③アーモンドスライスはトースターでローストかフライパンで炒る④スライスしたいぶりがっこに②を塗り、その上に③をのせたらお酒にピッタリのおつまみの完成!(「いぶりがっこ本舗 雄勝野きむらや」サイトより)
「いぶりがっこ本舗 雄勝野きむらや」オンラインショップhttps://www.iburigakko.com/shop/tan-001.html

料理にも黒ビールを使う!

燻製であるベーコンを厚切りにして、たっぷり使ったごろごろ具材のピラフです。米は洗った後、炊飯器に米だけ入れ、そこに水の代わりに黒ビールを入れます。黒ビールで炊くと、まるで醤油メインで味付けしたような香ばしさが出ます。入れる醤油の量はほんの少しなのに、醤油の味わいが前面に出て、おいしいのです。これで、黒ビールを飲むと相性もバッチリ!

ベーコンは近所のスーパーやコンビニでも手に入りやすいですが、はじめからスライスされたものよりもブロックで買うのがオススメです。ベーコンブロックをなるべく厚く切って、ごろごろ感を味わってください。

【厚切りベーコンの黒ビールピラフ】

■材料(2人前)
米 …… 1合
厚切りベーコン …… 100g
タマネギ …… 1/4個
ニンジン …… 1/6本
サラダ油 …… 適量
黒ビール …… 180ml
酒 …… 大さじ1/2
コンソメ …… 小さじ1/2
醤油 …… 小さじ1/2
塩こしょう …… 少々
バター …… 10g

■作り方
① 大きめの角切りにした厚切りベーコンとみじん切りにしたタマネギ、ニンジンをサラダ油を熱したフライパンで炒める。
② 米を研いたら、炊飯器に入れ、黒ビール、酒、コンソメ、しょう油を入れて混ぜておく。その後に①を上にのせ、炊く。
③ 炊けたら、よく混ぜ合わせ、バターと塩こしょうで味を調える。

【お勝手ぷちメモ】
手軽に自家製もできる燻製ですが、質の良い豚肉を使ったプロの燻製製法のベーコンもオススメですよ。特にこちら丹沢ハム工房(中津ミート)がおいしいのです!
丹沢ハム工房「ベーコンブロック」
https://takuhai.daichi-m.co.jp/Goodsdetail/05201140

本日の逸本:クラフトビール「独歩ビール シュバルツ瓶」

●独歩ビール シュバルツ瓶

ビアスタイル:シュヴァルツ・ダーク(ラガー)
原材料:麦芽、ホップ
アルコール度数:5%
内容量:330ml

■シュバルツ瓶
黒ビールのタイプで口の中に甘く香ばしい麦芽の香味の残る濃醇なビールです。(宮下酒造サイトより引用)

■宮下酒造(岡山県岡山市中区)
宮下酒造・公式サイト→ https://www.msb.co.jp/
酒工房 独歩館→ https://www.doppokan.jp/
詳細→ https://www.msb.co.jp/product/1340/

●クラフトビール大好き♪吉田めぐみ先生からの晩酌コメント

「独歩ビール シュバルツ瓶」は、安定の定番「黒ビール」です。決して苦味が強いわけではなく、香ばしさやコクが強く、少しまろやかさからくる甘みも感じられます。また、泡もきめ細やかで、泡立ちや泡持ちが良いのです。

このビールのビアスタイルは「シュヴァルツ・ダーク(ラガー)」。ドイツを発祥としたビールのスタイルで、ドイツ語で「黒ビール」という意味を持っています。色は黒に近く、麦芽をローストすることで、香ばしさが強調されるのが特徴。

「独歩ビール」の中でも「シュバルツ」は、ドイツ中部のクルムバッハで古くから造られている黒ビールのタイプ。「シュバルツ瓶」の他には「ピルスナー瓶」「デュンケル瓶」「ヴァイツェン瓶」「雄町米ラガービール瓶」があります。

そんな芳醇な黒ビールには、燻製を使ったお料理の相性が抜群なのです。いぶりがっこのスモーキーさととてもマッチしますし、燻製であるベーコンがごろごろ入ったピラフにもとてもよく合います。また、この黒ビールを水の代わりに使い、炊いたピラフが合わないわけがありません。「独歩ビール シュバルツ瓶」の香ばしさやコク、そして「樽の風味」が燻製の風味とマッチしてとてもおいしくいただけます。

「独歩ビール」には、ビタミンやミネラルなどが豊富な、生きたままの酵母が入っているようです。そのため、品質の変化が早いので冷蔵庫に保管して、早めに飲むのがオススメ。ラベルにある賞味期限内に飲みましょう。冷やし過ぎず、5℃~10℃位が適温のようです。まるで生鮮食品のようなおいしい黒ビールで燻製料理を楽しんでみてください。

リンク[晩ごはん何食べたい?]クラフトビール記事

●レシピ・調理・お酒セレクト= 吉田めぐみ(お酒とお料理研究家)
●撮影= 清水亮一(アーク・コミュニケーションズ
●編集・WordPress= 魚住陽向フリー編集者、小説家

リンク アーク・コミュニケーションズ制作の酒類関連書籍の例
→→→発酵食品の書籍も作っています!