ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)
飯田道子監修
空港での「退屈な待ち時間」を「楽しみな時間」に変えてくれるプライオリティ・パス。
世界145ヵ国、600以上の都市、1700ヵ所以上の空港ラウンジを利用でき、出張の多いビジネスマンだけでなく、海外旅行が好きな人にも絶大な人気を誇るサービスです。
プライオリティ・パスに自分で加入すると最低でも99米ドル(約1万5000円)の年会費がかかりますが、ハイステータスなクレジットカードなら、プライオリティ・パスが無料で付帯することも少なくありません。
なかには年会費1〜2万円程度のクレジットカードもあり、プライオリティ・パスに自己加入するより年会費を節約できます。
また、プライオリティ・パスが付帯するクレジットカードを発行すれば、次のようにさまざまなメリットも手に入ります。
プライオリティ・パスのメリットは?
- 世界1700ヵ所以上の空港ラウンジを使える
- 無料で飲食サービスを受けられる
- 自己加入するより年会費が安い
- ラウンジ利用回数が実質無制限になることが多い
- クレジットカードに付帯する旅行保険や他の特典も手に入る
プライオリティ・パスを使えるようになれば、空港の待合室やカフェで時間をつぶしたり、コンセントをあれこれ探す必要もありません。
プライベート空間で無料のドリンクや軽食を楽しみながら、出発まで快適なひとときを過ごすことができます。
この記事で紹介するおすすめクレジットカード7選や、失敗しない選び方などを参考に、空港での「新しい過ごし方」を手に入れましょう!
| アメックスゴールド・プリファード | 楽天プレミアムカード | JCBプラチナ | 三井住友カード プラチナ | アメックスプラチナ | セゾンプラチナアメックス | apollostation THE PLATINUM | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| クレカ本体の年会費 | 3万9600円 | 1万1000円 | 2万7500円 | 5万5000円 | 16万5000円 | 3万3000円 | 2万2000円 |
| 無料で利用できる回数 | 年間2回 | 年間5回 | 年間6回 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 年間20回 |
| 同伴者の利用料金 | 35米ドル/回 | 35米ドル/回 | 35米ドル/回 | 35米ドル/回 | 1名は無料、2名以上は35米ドル/回 | 35米ドル/回 | 35米ドル/回 | タ公式サイト | 公式サイト▶ | 公式サイト▶ | 公式サイト▶ | 公式サイト▶ | 公式サイト▶ | 公式サイト▶ | 公式サイト▶ |
この記事はこんな内容です
プライオリティ・パス付帯のクレジットカードを作れば、年会費の節約につながる
- 1700ヵ所以上の空港ラウンジでドリンクや軽食を楽しめる
- 自己加入すると最低99米ドルの年会費が必要
- 利用回数、同伴者の利用可否がポイント
目次
プライオリティ・パスとは?
「プライオリティ・パス(Priority Pass)」とは、世界中で利用できる会員制空港ラウンジサービスのことです。
プライオリティ・パスの特徴
- プライオリティ・パスのグレードは3つ
- 1700箇所以上の空港ラウンジと空港サービス
- ラウンジで飲食サービスを受けられる
- 快適な空間でビジネス活用も可能
対象となるのは世界145ヵ国、600以上の都市、1700ヵ所以上と実に幅広く、一部の例外を除き、海外旅行先でほぼ確実に利用できます。
一般的に、空港ラウンジは航空会社の上級会員やビジネスクラス利用者のみに限定されますが、プライオリティ・パスは航空会社や搭乗クラスに関係なく、加入しているだけで使えるのが特徴です。
ラウンジ内では無料のドリンクや軽食を楽しむこともでき、手軽さや利便性から、近年は旅慣れた海外旅行者の間でも人気が高まっています。
プライオリティ・パスのグレードは3つ
プライオリティ・パスに加入する方法は、おもに「自己加入」と「クレジットカード発行」の2パターンがあります。
自己加入の場合、年会費は下記の3つに分かれます。もっともシンプルな「スタンダード」でも、99米ドル(約1万5000円)の年会費がかかります。
| スタンダード | スタンダード・プラス | プレステージ | |
|---|---|---|---|
| 年会費 | 99米ドル | 329米ドル | 469米ドル |
| 会員本人の利用料金 | 35ドル/回 | 年10回まで無料 11回目以降35ドル/回 |
すべて無料 |
| 同伴者の利用料金 | 35ドル/回 | 35ドル/回 | 35ドル/回 |
さらに「スタンダード」の場合は、利用するたびに1回35米ドルの利用料金が発生します。
つまり、たとえ年に1回の利用でも、年会費と利用料だけで134米ドル(約2万円)のコストを自己負担しなければなりません。
一方、クレジットカードによっては「プレステージ」と同様に利用制限なしでプライオリティ・パスを使えることもあります。
1回ごとの利用料金も無料になることが多く、年に何度も海外旅行に行くなら、クレジットカードの年会費のほうが自己加入より安くなる可能性は高くなります。
1700箇所以上の空港ラウンジと空港サービス
プライオリティ・パスに加入すれば、世界中1700ヵ所以上の空港ラウンジを利用できます。
さらに、会員特典には空港関連サービスが充実しており、現地到着後の移動や滞在がお得になります。
プライオリティ・パスに付帯する空港サービス
- プレミアム フィットネスアプリのWithU(ウィズユー)のメンバーシップが無料
- ラウンジの事前予約が可能
- 「エアポート・テイクアウト機能」により、カフェやレストランでの事前注文が可能
- 世界各地1100ヵ所以上の空港で、送迎サービスが割引
- 世界中5万ヵ所以上のレンタカー営業所で優遇レート適用
また、空港やラウンジにより、サービスが異なるのも醍醐味のひとつ。
シャワー付きの豪華ラウンジやテラス付きラウンジなど、同じプライオリティ・パスでも場所によって体験がまったく異なります。
海外旅行好きなら、プライオリティ・パスがあることで「世界の空港をめぐる楽しみ」が増えるでしょう。
また、空港ラウンジには、プライオリティ・パスのほか、カードラウンジ、航空会社ラウンジ、ラウンジ・キーがあります。
| ラウンジの種類 | 特徴 |
|---|---|
| カードラウンジ | ゴールドカードやプラチナカードなど、上位カード所有者が利用できる |
| 航空会社ラウンジ | JALやANAなど航空会社の上級会員、ファーストクラスやビジネスクラスの搭乗者などが利用できる |
| ラウンジ・キー | ラウンジ・キーの会員のみ利用できる(世界約1100ヵ所以上) |
その他の空港ラウンジについては以下の記事で詳しく紹介しています。
空港ラウンジが無料で使えるおすすめクレカ11選!同伴者は無料?使い方や注意点を解説
ラウンジで飲食サービスを受けられる
プライオリティ・パスのラウンジでは、食事やドリンクを無料で楽しむことができます。
ソフトドリンクやコーヒーはもちろん、ビールやワインなどのアルコール類、サンドイッチや軽食、温かいビュッフェを楽しめる場所もあります。
特に、空港内のカフェやレストランは価格帯が高いことが多いため、無料で食事できるのは節約にもつながるでしょう。
さらに、プライオリティ・パスのラウンジには次のようなサービスが含まれることもあります。
プライオリティ・パスのサービス(一例)
- Wi-Fi
- シャワー
- 仮眠スペース
- スパトリートメント
- マッサージ
- ゲームコーナー
長時間のトランジットや夜便の待ち時間では、ラウンジで軽く食事をとりながらリラックスできるのは大きなメリットです。
また、ラウンジによってはローカルな食事メニューを楽しめることもあり、出発の直前までその国のグルメを楽しむことができます。
快適な空間でビジネス活用も可能
プライオリティ・パスを使えるようになれば、出発までの待ち時間をビジネスに活用することもできます。
たとえばラウンジにはWi-Fiや電源コンセントが完備されており、出張時のメール対応やオンライン会議もスムーズに行えます。
また、空港の喧騒から離れて仕事できるため、搭乗までのスキマ時間に資料作成や商談準備を済ませることも可能です。
一部のラウンジではコピー機や会議室を利用できることもあり、これまでなんとなく過ごしていた待ち時間を、はるかに生産的に変えることができます。
クレジットカードにプライオリティ・パスが付帯していることのメリット
プライオリティ・パスが付帯しているクレジットカードを作れば、プライオリティ・パスに自己加入するよりコストを抑えられます。
さらに、プライオリティ・パスを無制限で利用できたり、ほかの特典まで手に入ったりと、自己加入では手に入らないようなメリットが付帯します。
クレカにプライオリティ・パスが付帯していることの3つのメリット
- メリット1:年会費が大幅に節約できる
- メリット2:ラウンジ利用回数が実質無制限になる
- メリット3:クレジットカードに付帯する保険や他の特典も手に入る
メリット1:年会費が大幅に節約できる
プライオリティ・パスが付帯するクレジットカードによっては、最上級の「プレステージ会員」と同じサービスを実質無料で使うことができるカードもあります。
プライオリティ・パスに自己加入した場合の年会費は、次のとおり。プレステージが付帯していれば、それだけで469米ドル(約7万円)相当のサービスが手に入ることになります。
| 会員プラン | 年会費(=日本円※) |
|---|---|
| スタンダード | 99米ドル(=1万4594円) |
| スタンダード・プラス | 329米ドル(=4万8499円) |
| プレステージ | 469米ドル(=6万9138円) |
※ 2025年10月3日時点のレート。
たとえば楽天プレミアムカードは年会費が1万1000円と安いにもかかわらず、年5回までプライオリティ・パスを無料で利用できます。
プライオリティ・パスに自己加入する場合の年会費や利用料を考えれば、クレジットカードの年会費ははるかに安いといえるでしょう。
また、クレジットカードによっては家族カードでもプライオリティ・パスを利用できるものもあり、夫婦や家族で空港ラウンジを利用したい人にもぴったりです。
メリット2:ラウンジ利用回数が実質無制限になる
プライオリティ・パスの「プレステージ会員」が付帯するクレジットカードなら、ラウンジを何回使ってもコストはかかりません。
利用回数を考えなくて良いのは、何度も海外旅行や海外出張に行く人にとって大きなメリットとなります。
ただし、クレジットカードによっては「◯回まで無料」のように、回数制限が設けられていることもあります。
指定回数を超えると1回につき35米ドル(約5000円)の利用料がかかるため、年に何回海外旅行に行くかに応じて、プライオリティ・パスのランクも見極めることが大切です。
メリット3:クレジットカードに付帯する保険や他の特典も手に入る
プライオリティ・パスが付帯するクレジットカードを発行すれば、他にもたくさんの特典が手に入ります。
クレジットカードに付帯する旅行特典
- 海外旅行傷害保険:最高1000万〜1億円の補償
- ショッピング保険:クレジットカードで購入した商品が破損したときの補償
- 海外緊急サポートデスク:現地でカード紛失やトラブルがあった際に日本語で対応
- 優待割引:世界中の対象店で会員限定の割引
- 手荷物宅配サービス:空港から自宅までスーツケースを割引価格で配送
- ゴールドデスク:世界中のサポート窓口を利用可能
プライオリティ・パスが付帯するクレジットカードは、一般的に年会費の高いハイクラスカードです。
海外旅行保険なら最高1億円まで補償されることが多く、旅行中の安心感にもつながるでしょう。
一方、個人でプライオリティ・パスを契約した場合、利用できるのはラウンジサービスのみです。海外旅行保険も有料なうえ、クレジットカード独自の優待割引なども受けられません。
クレジットカードを通してプライオリティ・パスに加入することで、ダブルでお得や安心感を手に入れることができます。
プライオリティ・パスが付帯するおすすめクレカ7選
プライオリティ・パスが付帯するクレジットカードとしては、下記の7枚がおすすめです。
いずれも一般的なクレジットカードに比べると年会費が高いため、プライオリティ・パスの利用頻度とのバランスを考えましょう。
プライオリティ・パスが付帯するおすすめクレカ7選
アメックスゴールド・プリファード
アメックスゴールド・プリファードに付帯するプライオリティ・パス
- プライオリティ・パスの年会費無料
- 年間2回まで無料(3回目以降は1回あたり35米ドル)
- 同伴者は有料(1回あたり35米ドル)
アメックスゴールド・プリファードは、年会費3万9600円のハイステータスカード。
プライオリティ・パスの年会費が無料となるほか、年間2回まで利用料(通常35米ドル)が無料となります。
アメックスゴールド・プリファードは海外旅行好きに人気のハイステータスカードで、プライオリティ・パス以外にも下記のようにさまざまな旅行関連特典が充実しています。
アメックスゴールド・プリファードの旅行特典
- 「フリー・ステイ・ギフト」無料宿泊券(1泊2名分)
- 「アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン」トラベルクレジット1万円分
- 手荷物無料宅配サービス
「フリー・ステイ・ギフト」と「アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン」は、いずれも継続特典として付与されます。
「フリー・ステイ・ギフト」は年間200万円の決済が条件となりますが、航空券などの決済をカードに集約すれば、条件達成はけっして難しくありません。
また、アメックスゴールド・プリファードは旅行関連の保険も充実しており、カード会員はもちろん、配偶者や家族にも補償が適用されます(旅行代金の事前カード決済が条件)。
さらに、航空便が遅延した場合の宿泊代や食事代なども補償されるため、思わぬトラブルに見舞われても安心感につながるでしょう。
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード
基本スペック
| ポイント還元率(通常時) | 0.5〜0.8% ※1 |
|---|---|
| 年会費 | 39,600円 |
| 発行スピード | 1~3週間 ※2 |
| 国際ブランド |
|
| 電子マネー |
※3
|
| 海外旅行傷害保険 | 利用付帯 |
| 国内旅行傷害保険 | 利用付帯 |
| 家族カード | ○ |
| ETC | ○ |
※1:American Express Safekey利用時で算出
※2:カード到着までの期間
※3:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります
お得なキャンペーン
- 入会後のカード利用で
合計6万5000ポイント
・入会後3ヶ月以内に50万以上円利用で2万ボーナスポイント
・入会後6ヶ月以内に150万円以上利用で3万ボーナスポイント
・150万円分の通常ポイント1万5000ポイント
楽天プレミアムカード
楽天プレミアムカードに付帯するプライオリティ・パス
- プライオリティ・パスの年会費無料
- 年間5回まで利用が無料(6回目以降は1回あたり35米ドル)
- 同伴者は有料(1回あたり35米ドル)
楽天プレミアムカードは、プライオリティ・パスが付帯するクレジットカードとしては年会費(1万1000円)が安いのが特徴です。
プライオリティ・パスの年会費が無料なうえ、年間5回まで利用料が無料になるため、これだけでも年会費(1万1000円)を大幅に上回るサービスを受けられます。
また、楽天トラベルの予約を楽天プレミアムカードで決済すると、特典として3.5倍の楽天ポイントが付与されます。
もちろん、楽天市場や楽天モバイルでの優待特典も多く、「楽天経済圏」ユーザーなら日常生活の中でどんどんメリットを感じられるでしょう。
楽天プレミアムカードは国際ブランドが4種類(Visa、Mastercard、JCB、American Express)と豊富なうえ、世界40ヵ所以上の現地デスクを活用できるため、世界中の幅広いエリアで利便性と安心感が手に入ります。
楽天プレミアムカード
基本スペック
| ポイント還元率(通常時) | 1% |
|---|---|
| 年会費 | 11,000円 |
| 発行スピード | 1週間〜10日 |
| 国際ブランド |
![]() ![]() ![]()
|
| 電子マネー |
※1
|
| 海外旅行傷害保険 | 自動付帯 |
| 国内旅行傷害保険 | 自動付帯 |
| 家族カード | ○ |
| ETC | ○ |
※1:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります
お得なキャンペーン
- 新規入会&3回利用で5000ポイント進呈(※うち3000ポイントは期間限定ポイント)
JCBプラチナ
JCBプラチナに付帯するプライオリティ・パス
- プライオリティ・パスの年会費無料
- 年6回まで利用が無料(7回目以降は1回あたり35米ドル)
- 同伴者は有料(1回あたり35米ドル)
JCBプラチナは、JCB ORIGINAL SERIESのなかでもハイステータスカードに位置づけられるクレジットカード。
年会費は2万7500円と高額ですが、年6回までプライオリティ・パスを無料で利用できます。
また、「JCBプレミアムステイプラン」を利用すれば、ホテルの宿泊で会員限定の優待割引が適用されます。
さらに朝食無料、レイトチェックアウト、館内クーポンといった優待制度も充実しており、旅行先での滞在を優雅にグレードアップできるでしょう。
旅行について困ったことがあれば、「プラチナ・コンシェルジュデスク」や「デジタルコンシェルジュ」を24時間365日利用できます。
旅行に関する各種サポートから予約・手配まで、専任スタッフの手厚いサポートを受けられるのはプラチナランクならではの魅力です。
JCBプラチナ
基本スペック
| ポイント還元率(通常時) | 0.5% ※1 |
|---|---|
| 年会費 | 27,500円 |
| 発行スピード | 最短5分発行 ※2 |
| 国際ブランド |
|
| 電子マネー |
![]() ![]() ※3
|
| 海外旅行傷害保険 | 利用付帯 |
| 国内旅行傷害保険 | 利用付帯 |
| 家族カード | ○ |
| ETC | ○ |
※1:還元率は交換商品により異なります
※2:9:00AM~8:00PMで申し込み(受付時間を過ぎた場合は翌日扱い)。顔写真付き本人確認書類による本人確認(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)。モバ即での入会後、カード到着前の利用方法についてはJCBのHPにて確認
※3:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります
お得なキャンペーン
- 新規入会キャンペーン(2026年1月12日まで)
MyJCBログイン&対象の利用先でのカード利用で最大5万8000円のキャッシュバック・Amazonの利用で20%キャッシュバック(最大3万円)
・Apple製品購入で10%キャッシュバック(最大2万円)
・対象のサブスク/デリバリー/アプリの利用で20%キャッシュバック(最大5000円)
・スマホ決済利用で20%キャッシュバック(最大3000円) - (JCBプラチナ限定)カード利用で2万7500円(初年度年会費相当)のキャッシュバック(2026年1月12日まで)※50万円以上の利用で2万7500円(初年度年会費相当)のキャッシュバック
- 家族カード入会&利用で最大4000円のキャッシュバック(家族1名の申し込みにつき2000円のキャッシュバック)(2025年1月12日まで)
- お友逹紹介キャンペーン!紹介者に5000円、被紹介者に最大5000円のキャッシュバック(2026年1月12日まで)※被紹介者はJCBプラチナの申し込みで5000円、JCBゴールドの申し込みで3000円、JCBカード W(JCB カード W plus L含む)の申し込みで1000円
- (JCBプラチナ・JCBゴールド限定)条件達成でディズニーシー・パークチケットをもれなくプレゼント(2025年1月12日まで)※対象期間中に150万円以上のカード利用&キャンペーン参加登録が必要
(JCBプラチナ・JCBゴールド限定)条件達成でディズニーシー・パークチケットをもれなくプレゼント(2025年1月12日まで)※対象期間中に150万円以上のカード利用&キャンペーン参加登録が必要
※JCBは、東京ディズニーランド、東京ディズニーシーのオフィシャルスポンサーです。
三井住友カード プラチナ
三井住友カード プラチナに付帯するプライオリティ・パス
- プライオリティ・パスの年会費無料
- 回数制限なく無料で利用できる
三井住友カード プラチナは、年会費5万5000円のハイステータスカード。
プライオリティ・パスは回数無制限で無料となるのがメリットです。
また、宿泊予約サービスの「Hotels.com」や宿泊・航空券予約サービスの「Expedia」では優待割引を受けられ、海外旅行をさらにお得に楽しめます。
宝塚歌劇のSS席優先販売などユニークな特典も多く、エンタメからグルメまで、さまざまな特典で日常生活を豊かにできます。
ポイント通常還元率は1.0%と高く、還元重視の人はもちろん、体験やサービス重視の方にもおすすめの一枚です。
三井住友カード プラチナ
基本スペック
| ポイント還元率(通常時) | 1.0% |
|---|---|
| 年会費 | 55,000円 |
| 発行スピード | 最短3営業日 |
| 国際ブランド |
![]()
|
| 電子マネー |
![]() ![]() ![]() ※1
|
| 海外旅行傷害保険 | 利用付帯 |
| 国内旅行傷害保険 | 利用付帯 |
| 家族カード | ○ |
| ETC | ○ |
※1:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります
アメックスプラチナ
アメックスプラチナに付帯するプライオリティ・パス
- プライオリティ・パスの年会費無料
- 回数制限なく無料で利用できる
- 同伴者も1名であれば無料で利用可能
- 同伴者が2名以上の場合は1名あたり1回35米ドル
- 家族カードもプライオリティ・パスの特典が付帯している
アメックスプラチナは、プライオリティ・パスだけでなくさまざまな空港ラウンジサービスが充実しているのが特徴です。
年会費は16万5000円と高めですが、毎月のように海外旅行や出張に出かける人なら、発行する価値はあるでしょう。
プライオリティ・パスは回数無制限で利用できるだけでなく、同伴者も1名無料となります。
また、4枚まで無料発行できる家族カードにもプライオリティ・パスの特典が付帯するため、ビジネスからプライベートまで、人数を気にすることなくプライオリティ・パスを利用できます。
さらにアメックスプラチナ会員なら、アメックスのプラチナ・カード会員以上だけが対象の「センチュリオン・ラウンジ」も利用できます。
羽田空港など世界30ヵ所のラウンジ全てが対象となり、航空券の種類や航空会社に関係なく、カードを提示するだけで利用できるのがメリットです。
さらに、カード更新時にもらえる無料ペア宿泊券「フリー・ステイ・ギフト」、24時間365日対応の「プラチナ・コンシェルジェ・デスク」なども充実しており、年会費以上のお得を実感することも十分に可能でしょう。
プラチナ・カード
基本スペック
| ポイント還元率(通常時) | 0.5〜0.8% ※1 |
|---|---|
| 年会費 | 165,000円 |
| 発行スピード | 1~3週間 ※2 |
| 国際ブランド |
|
| 電子マネー |
※3
|
| 海外旅行傷害保険 | 自動付帯 ※4 |
| 国内旅行傷害保険 | 利用付帯 |
| 家族カード | ○ |
| ETC | ○ |
※1:American Express Safekey利用時で算出
※2:カード到着までの期間
※3:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります
※4:一部利用付帯
お得なキャンペーン
- 入会後のカード利用で
合計19万ポイント
・入会後6ヶ月以内に対象加盟店で合計20万円のカード利用で3万ボーナスポイント
・入会後4ヶ月以内に合計150万円以上のカード利用で4万ボーナスポイント
・入会後8ヶ月以内に合計400万円以上のカード利用で8万ボーナスポイント
・400万円分の通常ポイント4万ポイント - カード入会で
アメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインで利用可能な3万円トラベルクレジット加算
セゾンプラチナアメックス
セゾンプラチナアメックスに付帯するプライオリティ・パス
- プライオリティ・パスの年会費無料
- 回数制限なく無料で利用できる
- 同伴者は有料(1回あたり35米ドル)
セゾンプラチナアメックスには、プライオリティ・パスの「プレステージ会員」の資格が付帯します。
プレステージ会員は通常469米ドルの年会費がかかるため、これだけでもカード年会費3万3000円の元を取ることができます。
また、セゾンプラチナアメックス会員ならプラチナ会員専用の「コンシェルジュ・サービス」を受けられ、旅行の手配をいつでも相談できます。
空港までのハイヤー送迎、最高級ホテルの優待価格、部屋のアップグレードや朝食無料なども充実しており、旅行先での滞在を豪華にできるでしょう。
さらに、セゾンプラチナアメックス会員は「SAISON MILE CLUB」に登録でき、ショッピングご利用1000円につきJALのマイルが10マイル貯まります。
毎日の買い物で効率よくマイルが貯まるため、豪華さだけでなくお得さを兼ね備えた一枚といえます。
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
基本スペック
| ポイント還元率(通常時) | 0.75% |
|---|---|
| 年会費 | 33,000円 |
| 発行スピード | 最短3営業日 |
| 国際ブランド |
|
| 電子マネー |
![]() ![]() ![]() ![]() ※1
|
| 海外旅行傷害保険 | 利用付帯 |
| 国内旅行傷害保険 | 自動付帯 |
| 家族カード | × |
| ETC | × |
※1:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります
お得なキャンペーン
- 新規入会・利用でAmazonギフトカード最大1万円をプレゼント
apollostation THE PLATINUM
に付帯するプライオリティ・パス
apollostation THE PLATINUM
基本スペック
| ポイント還元率(通常時) | 1.2% |
|---|---|
| 年会費 | 22,000円 ※1 |
| 発行スピード | 最短3営業日 |
| 国際ブランド |
|
| 電子マネー |
※2
|
| 海外旅行傷害保険 | 自動付帯 |
| 国内旅行傷害保険 | 自動付帯 |
| 家族カード | ○ |
| ETC | ○ |
※1:初年度無料。年300万円以上の利用で翌年度年会費無料。
※2:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります
おすすめクレカ7選の比較表
ここまで紹介したクレジットカード7選を比較すると、年会費やプライオリティ・パスの利用条件は下記のとおりです。
プライオリティ・パスの利用回数は「無制限」が理想ですが、年に数回しか海外旅行に行かない人なら回数に応じてクレジットカードを選ぶのも良いでしょう。
| アメックスゴールド・プリファード | 楽天プレミアムカード | JCBプラチナ | 三井住友カード プラチナ | アメックスプラチナ | セゾンプラチナアメックス | apollostation THE PLATINUM | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| クレカ本体の年会費 | 3万9600円 | 1万1000円 | 2万7500円 | 5万5000円 | 16万5000円 | 3万3000円 | 2万2000円 |
| プライオリティ・パスのグレード | スタンダード | プレステージ | プレステージ | プレステージ | プレステージ | プレステージ | プレステージ |
| 無料で利用できる回数 | 年間2回 | 年間5回 | 年間6回 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 年間20回 |
| 同伴者の利用料金 | 35米ドル/回 | 35米ドル/回 | 35米ドル/回 | 35米ドル/回 | 1名は無料、2名以上は35米ドル/回 | 35米ドル/回 | 35米ドル/回 |
| その他、主要な特典 | ・1泊2名分のフリー・ステイ・ギフト」無料宿泊券 ・トラベルクレジット1万円分付与 |
・楽天トラベルで3.5倍の楽天ポイント還元 ・世界40ヵ所以上の現地デスク |
・会員限定の優待割引「JCBプレミアムステイプラン」 | ・Hotels.comやExpediaでの優待割引 ・宝塚歌劇のSS席優先販売 |
・羽田空港「センチュリオン・ラウンジ」 ・無料ペア宿泊券「フリー・ステイ・ギフト」 |
・マイル還元率1.0%の「SAISON MILE CLUB」 | ・年間300万円以上利用で翌年度の年会費が無料 ・「ねびきプラスサービス」でガソリン最大10円/L引き |
| タ公式サイト | 公式サイト▶ | 公式サイト▶ | 公式サイト▶ | 公式サイト▶ | 公式サイト▶ | 公式サイト▶ | 公式サイト▶ |
プライオリティ・パス付帯のクレカの選び方
プライオリティ・パスが付帯するクレジットカードは年会費が高いため、「どのクレジットカードが最適かわからない」、「年会費で損してしまうのではないか」と悩んでしまう人も多いでしょう。
実際、海外旅行や出張に行く頻度が少なくなると、毎年の年会費が負担に感じられる可能性も少なくありません。
無理なく持ち続けられる一枚を見つけるには、次の3つのポイントを押さえることが大切です。
プライオリティ・パス付帯のクレカの選び方
- プライオリティ・パスの年会費と比較する
- ラウンジの利用頻度の回数で決める
- 同伴者の利用が可能か確認する
プライオリティ・パスの年会費とカードの年会費を比較する
クレジットカードの年会費で損しないためには、前提としてプライオリティ・パスの年会費とクレジットカードの年会費を比較することが大切です。
プライオリティ・パスの年会費は最低でも99米ドル(=1万4594円)、「プレステージ」だと469米ドル(=6万9138円)かかります。
もし年に1〜2回程度しか空港ラウンジを使わないなら、年会費4〜5万円のクレジットカードを作るよりプライオリティ・パスに直接申し込んだほうが費用負担は少なくなります。
一方で、年に何回も空港ラウンジを使うなら、年会費の高いクレジットカードを発行する価値は十分にあります。
年会費が1〜2万円と安いうえにプライオリティ・パスの「プレステージ会員」と同等のサービスが付帯するなら、かなりお得感が増すでしょう。
プライオリティ・パスの「プレステージ会員」は469米ドル(=6万9138円)の価値があるため、プレステージ会員を絶対条件とするなら、年会費1〜3万円程度のクレジットカードのほうがコスパは圧倒的に高いといえます。
ラウンジの利用頻度の回数で決める
クレジットカード選びで迷ったときは、「どのくらいの頻度で空港を利用するか」を基準にするのも選択肢のひとつです。
たとえば年に1〜2回程度しか海外旅行しない場合は、プライオリティ・パスの利用回数が限られていたとしても、年会費が安いクレジットカードがおすすめです。
たとえ年に1〜2回程度でも、搭乗前に静かなラウンジでドリンクや軽食を楽しめるだけで、旅の満足度は大きく変わります。
一方、年に5回以上海外旅行や出張に行く人は、「ラウンジ無制限利用」を絶対条件にしてクレジットカードを絞るのが賢明です。
こうしたハイステータスカードはコンシェルジュサービスや海外旅行保険などのサポート体制が手厚いため、海外旅行中の心強い味方になるでしょう。
「年会費の高いクレジットカードにしたのに、結局プライオリティ・パスを全然使えていない」とならないためにも、年何回使うのか自分の中で目安を決めておくことが肝要です。
同伴者の利用が可能か確認する
「海外旅行には家族で行く」、「海外出張はいつも同僚と一緒」という人は、同伴者もプライオリティ・パスを利用できるか事前に確認しておきましょう。
一般的に、年会費が4〜5万円程度のプラチナステータスカードでは同伴者も無料で利用できるケースが多いですが、年会費が1〜2万円程度のクレジットカードだと同伴者が有料になるケースがほとんどです。
特に家族連れの場合、同伴者料金だけで年間数万円になるケースも十分に考えられるでしょう。
同伴者が有料になってしまうと、「自分だけ一人でプライオリティ・パスを使うのは」と遠慮してしまい、プライオリティ・パスのメリットを活かせない可能性が高くなってしまいます。
さいごに...
この記事のまとめ
プライオリティ・パスは、世界145ヵ国、600以上の都市、1700ヵ所以上に展開する会員制空港ラウンジサービス。
ラウンジ内にはドリンクや軽食などのサービスが充実しており、航空会社や搭乗クラスに関係なく、プライオリティ・パスに加入しているだけで使えるのが特徴です。
また、プライオリティ・パスに加入する方法は「自己加入」と「クレジットカード発行」の2通りがあります。
自己加入の場合、グレードに応じて99〜469米ドルの年会費がかかりますが、クレジットカードなら年会費469米ドルの「プレステージ」会員資格が無料で付帯するケースもあります。
そのため、プライオリティ・パスの年会費よりクレジットカードの年会費を支払ったほうが、お得になる可能性は高いといえます。
さらに、クレジットカードを発行すれば、プライオリティ・パス以外にもさまざまな特典が付帯します。
海外旅行保険やコンシェルジュサービスなど、旅行中の安心感を得られるのはクレジットカードならではのメリットでしょう。
自分にぴったりのクレジットカードを選ぶには、まずは自分が年に何回プライオリティ・パスを使うかを考え、クレジットカードの年会費とのバランスを考えることが大切です。
さらに、同伴者も無料で利用できるクレジットカードなら、家族旅行や同僚との出張にも柔軟に利用できます。
ぜひ下記リンクからプライオリティ・パスが付帯するクレジットカード7選をおさらいし、これまで退屈に過ごしてきた空港での待ち時間を、もっと生産的に有効活用しましょう!
監修者
ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)
飯田道子
いいだみちこ
金融機関勤務を経て1996年にFP資格を取得。各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなっている。どの金融機関にも属さない独立系FP。ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。クレジットカード専門サイトで数多く記事監修を担当











年5回までプライオリティ・パスを無料で利用できる