ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)
飯田道子監修
「年会費永年無料なのに、最大16.0〜20.0%のポイント高還元!」
そんな夢のような「お得」を叶えてくれるのが、三井住友カード(NL)と三菱UFJカードです。
両カードは海外旅行にも便利で、初心者向けクレジットカードとして特に人気です。
貯まったポイントは使い勝手も良く、お得な入会キャンペーンにより作るだけでお得を手にすることもできます。
しかし、両カードとも「銀行系クレジットカード」など似た部分が多く、どちらにすべきか迷う人も多いでしょう。
こんな人は三井住友カード(NL)
- コンビニや飲食店の高還元をフル活用したい人
- 即時発行、ナンバーレスで安心したい人
こんな人は三菱UFJカード
- ポイント移行の選択肢を幅広く持ちたい人
- 海外旅行傷害保険の充実度で選びたい人
実際、カード選びを間違えると、せっかくの高還元を実現することはできません。
この記事では、両カードの基本スペックや特徴、さらに高還元を実現する具体的なノウハウまで詳しく比較します。
ライフスタイルや出費の内訳などをふまえ、自分にぴったりな一枚を選んでください。
| 三井住友カード(NL) | 三菱UFJカード |
|---|---|
![]() |
![]() |
| 年会費 | |
| 永年無料 | 永年無料 |
| 国際ブランド | |
| Visa、Mastercard | Visa、Mastercard、JCB、American Express |
| 基本ポイント還元率 | |
| 0.5% 200円につき1ポイント |
0.5% 月間合計1000円につき1ポイント |
| 最大ポイント還元率 | |
| 最大7.0%(※1) | 7.0% 利用状況により最大20.0%(※2) |
| ポイント制度 | |
| Vポイント 1ポイント=1円相当 |
グローバルポイント 1ポイント=最大5円 |
| ポイント有効期限 | |
| ポイント利用の度に1年間自動延長 | ポイントを獲得した月から24ヶ月 |
| 公式サイト | |
| 公式サイト▶ | 公式サイト▶ |
※1
※三井住友カード:スマホのVisaのタッチ決済・Mastercardタッチ決済を利用した場合。iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿し支払う場合があります。その場合の支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりません。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、利用する店舗によって異なる場合があります。通常のポイントを含みます。ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。Google Pay、Samsung Walletで、Mastercardタッチ決済は利用できません。ポイント還元は受けられないので、ご注意ください。
※2
還元率は、1ポイント5円相当の商品に交換した場合のレートです。1ポイントの交換比率は交換商品により異なります(キャッシュバックへの交換の場合、1ポイントは4円となります)。最大20.0%ポイント還元には利用金額の上限など各種条件・留意事項があります。詳しくは遷移先を確認してください。対象店舗によってはAmerican Expressのカードは優遇対象外となります。期間中の利用金額合計が1000円未満の対象店舗の利用分は、20.0%ポイント還元の対象外となります。最大20.0%とは、ポイント優遇分<7.0%>+条件達成特典分<13.0%>を合算した還元率です。各利用期間中5万円が上限です。予告なく内容を変更、または終了する場合があります。Apple Pay、QUICPayはMastercardとVisaのみで利用可能。最短翌営業日発行はMastercardとVisaのみで利用可です。
この記事はこんな内容です
自分がよく使うお店が対象店に含まれているかがポイント!
- 両カードとも対象店でポイント還元率最大7.0%
- 利用状況により、ポイント還元率最大20.0%を実現できる
- 海外旅行用なら国際ブランドはVisaかMastercardがおすすめ
- 入会特典は三井住友カード(NL)、海外旅行傷害保険は三菱UFJカードが強い
目次
三井住友カード(NL)と三菱UFJカードの基本スペックを徹底比較!
はじめに、三井住友カード(NL)と三菱UFJカードそれぞれの基本スペックを比較します。
いずれも基本ポイント還元率は0.5%ですが、対象店舗によってポイント還元率を最大7.0%(※)まで、さらに条件達成により三井住友カード(NL)は、最大16.0%まで、三菱UFJカードは最大20.0%までアップできるのがメリットです。
また、両カードとも年会費は永年無料です。
以前は三菱UFJカードは年会費1375円(年に1度以上の利用で翌年無料)がかかりましたが、2024年8月からは年会費が永年無料にベターチェンジしました。
年会費永年無料なら、たとえ利用頻度が減っても年会費で損するリスクを回避できるため、はじめてのクレジットカードとしても安心して使いやすいのがメリットです。
※三井住友カード:スマホのVisaのタッチ決済・Mastercardタッチ決済を利用した場合。iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿し支払う場合があります。その場合の支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりません。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、利用する店舗によって異なる場合があります。通常のポイントを含みます。ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。Google Pay、Samsung Walletで、Mastercardタッチ決済は利用できません。ポイント還元は受けられないので、ご注意ください。
| 三井住友カード(NL) | 三菱UFJカード |
|---|---|
![]() |
![]() |
| 年会費 | |
| 永年無料 | 永年無料 |
| 国際ブランド | |
| Visa、Mastercard | Visa、Mastercard、JCB、American Express |
| 基本ポイント還元率 | |
| 0.5% 200円につき1ポイント |
0.5% 月間合計1000円につき1ポイント |
| 最大ポイント還元率 | |
| 最大7.0%(※1) | 利用状況により最大20.0%(※2) |
| ポイント制度 | |
| Vポイント 1ポイント=1円相当 |
グローバルポイント 1ポイント=最大5円 |
| ポイント有効期限 | |
| ポイント利用の度に1年間自動延長 | ポイントを獲得した月から24ヶ月 |
| 公式サイト | |
| 公式サイト▶ | 公式サイト▶ |
※1
※三井住友カード:スマホのVisaのタッチ決済・Mastercardタッチ決済を利用した場合。iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿し支払う場合があります。その場合の支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりません。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、利用する店舗によって異なる場合があります。通常のポイントを含みます。ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。Google Pay、Samsung Walletで、Mastercardタッチ決済は利用できません。ポイント還元は受けられないので、ご注意ください。
※2
還元率は、1ポイント5円相当の商品に交換した場合のレートです。1ポイントの交換比率は交換商品により異なります(キャッシュバックへの交換の場合、1ポイントは4円となります)。最大20.0%ポイント還元には利用金額の上限など各種条件・留意事項があります。詳しくは遷移先を確認してください。対象店舗によってはAmerican Expressのカードは優遇対象外となります。期間中の利用金額合計が1000円未満の対象店舗の利用分は、20.0%ポイント還元の対象外となります。最大20.0%とは、ポイント優遇分<7.0%>+条件達成特典分<13.0%>を合算した還元率です。各利用期間中5万円が上限です。予告なく内容を変更、または終了する場合があります。Apple Pay、QUICPayはMastercardとVisaのみで利用可能。最短翌営業日発行はMastercardとVisaのみで利用可です。
三井住友カード(NL)はナンバーレスでセキュリティが高い
三井住友カード(NL)の特徴
- 完全ナンバーレスでセキュリティ性が高い
- 最高2000万円の海外旅行傷害保険が付いている(利用付帯)
- 年間100万円利用で、ゴールドにランクアップできる
三井住友カード(NL)は、「完全ナンバーレス」が搭載されていることでセキュリティを守りやすいのがメリットです。
カード表面にも裏面にもカード番号・有効期限・セキュリティコード が一切記載されていないため、第三者に盗み見されるリスクがありません。
特に、スリや盗難、スキミングなどが懸念される海外旅行では、セキュリティ性が高い三井住友カード(NL)は安心材料にもなるでしょう。
カード情報は、専用の「Vpassアプリ」で24時間いつでも確認できます。利用通知サービスをオンにしておけば、万が一不正利用があってもすぐに気付くことができ、トラブルの早期解決に役立ちます。
三井住友カード(NL)で選べる国際ブランドは、VisaとMastercardの2種類。どちらも世界的に加盟店が多く、ヨーロッパ、アメリカ、アジアなど旅行先を問わずスムーズに決済できます。
近年はVisaのタッチ決済やMastercardコンタクトレスにより、海外の公共交通機関やカフェなどでもスピーディーな非接触決済が可能です。
さらに最短10秒とカード番号の即時発行(※)が可能なことから、今すぐクレジットカードを作りたい人、初めての海外旅行に向けてクレジットカードを作りたい人など、さまざまなニーズを満たす人気のクレジットカードです。
※ 即時発行できない場合があります。
三井住友カード(NL)
基本スペック
| ポイント還元率(通常時) | 0.5% |
|---|---|
| 年会費 | 永年無料 |
| 発行スピード | 最短10秒/カード番号即時発行 ※1 |
| 国際ブランド |
![]()
|
| 電子マネー |
![]() ![]() ![]() ※2
|
| 海外旅行傷害保険 | 利用付帯 |
| 国内旅行傷害保険 | なし |
| 家族カード | ○ |
| ETC | ○ |
※1:即時発行ができない場合があります
※2:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります
お得なキャンペーン
- 新規入会キャンペーン(2025年10月1日〜2026年1月6日)新規入会&条件達成で
最大2万1600円相当
プレゼント・新規入会&スマホのタッチ決済1回で3000円分のVポイントPayギフトをプレゼント
・利用金額の5.0%(上限2000円相当)のVポイントをプレゼント
・SBI証券口座開設&クレカ積立などで1万6600円相当のVポイントをプレゼント - (学生限定)新規入会キャンペーン(2025年10月1日〜2026年1月6日)新規入会&条件達成で
最大6000円相当
プレゼント・新規入会&条件達成で最大5000円相当のVポイント&VポイントPayギフトをプレゼント
・学生限定 新規入会で1000円分のVポイントPayギフトをプレゼント
三菱UFJカードはUnionPay(銀聯)を追加発行できる
三菱UFJカードの特徴
- UnionPay(銀聯)を追加発行できる
- カード情報は全て裏面に記載
- 最高2000万円の海外旅行傷害保険が付いている(利用付帯)
三菱UFJカードは、新規発行手数料1100円を支払うことでUnionPay(銀聯カード)を追加発行できるのが大きな特徴です。
UnionPay(銀聯)とは中国発祥の国際ブランドで、現在ではVisaに次いで世界シェア第2位を誇ります。
中国本土はもちろん、アジアを中心に加盟店が急速に拡大しているため、中国、香港、マカオ、台湾といった東アジア地域に出かける人にとって、非常に大きなメリットになるでしょう。
特に、中国ではVisaやMastercardが利用できない店舗も少なくないため、UnionPay(銀聯)を持っていることで決済の選択肢が大きく広がります。
また、三菱UFJカードはカード情報が全て裏面に印字されており、セキュリティ性も守りやすいといえます。
海外旅行中にタッチ決済を活用すれば、レストランやお店での支払い時に情報を盗み見されることもありません。
事前に航空券やツアー代金などの旅費をカード決済しておけば、最高2000万円の海外旅行傷害保険が付帯します。
特に傷害や疾病の補償が充実しており、急な病気やケガにも柔軟に対応できるのがメリットです。
中国や香港など東アジア方面へ渡航予定の人はもちろん、いざというときの「サブカード」としてもおすすめできる一枚です。
三菱UFJカード
基本スペック
| ポイント還元率(通常時) | 0.5% ※1 |
|---|---|
| 年会費 | 永年無料 |
| 発行スピード | 最短翌営業日 ※2 |
| 国際ブランド |
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|
| 電子マネー |
![]() ※3
|
| 海外旅行傷害保険 | 利用付帯 |
| 国内旅行傷害保険 | なし |
| 家族カード | ○ |
| ETC | ○ |
※1:対象のコンビニなどの利用でもれなく5.5%ポイント還元。グローバルポイントの金額相当額表記は、1ポイントあたり5円相当の商品に交換した場合。交換商品により、換算額は異なる。
※2:MastercardとVisaのみ
※3:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります
基本のポイント還元率は0.5%だが、どちらも最大16.0%までアップできる!
三井住友カード(NL)と三菱UFJカードの基本のポイント還元率は、いずれも0.5%で差はありません。
しかし、それぞれ下記条件を達成することで、それぞれポイント還元最大16.0%という高還元を実現することが可能です。
最大16.0〜20.0ポイント還元の内訳
<三井住友カード(NL)>
- 対象店舗でスマホのタッチ決済を利用する:最大7.0%(※)
- 家族の登録(1人につき1.0%):最大5.0%
- Vポイントアッププログラム:最大3.5%
<三菱UFJカード>
- 対象店舗の利用:7.0%(※)
- ポイントアッププログラム:最大13.0%
対象店舗は、コンビニや飲食店、スーパーなど実にさまざま。
カードごとに対象店舗が異なるため、「自分がよく使うお店が含まれているか」が大切なポイントとなります。
| 三井住友カード(NL) | 三菱UFJカード | |
|---|---|---|
| セブン‐イレブン | 〇 | 〇 |
| ローソン | 〇 | 〇 |
| マクドナルド | 〇 | × |
| ケンタッキーフライドチキン | 〇 | × |
| ロッテリア | × | 〇(※) |
| 𠮷野家 | 〇 | × |
| 松屋 | × | 〇 |
| オーケー | × | 〇(※) |
| 東急ストア | × | 〇(※) |
| 肉のハナマサ | × | 〇(※) |
| サイゼリヤ | 〇 | × |
| ガスト | 〇 | × |
| くら寿司 | × | 〇(※) |
| スシロー | × | 〇 |
| ドトールコーヒーショップ など | 〇 | × |
※ American Expressは対象外。
三井住友カード(NL)なら対象のコンビニ・飲食店でスマホのタッチ決済で最大7.0%
三井住友カード(NL)は、対象コンビニや飲食店(セブン‐イレブン、マクドナルドなど)で、スマホのタッチ決済で最大7.0%のポイント還元を受けられます。(※)
対象店舗は下記のとおりで、特に飲食店が充実しているのがポイント。
たとえば、下記のような外食チェーン店で毎月1万円使う人なら、それだけで毎月700ポイント、年間8400ポイントも貯まる計算です。
| 店舗名 | |
|---|---|
| コンビニ | セイコーマート、セブン‐イレブン、ポプラ、ミニストップ、ローソン |
| 飲食店 | マクドナルド、モスバーガー、ケンタッキーフライドチキン、𠮷野家、サイゼリヤ、ガスト、バーミヤン、しゃぶ葉、ジョナサン、夢庵、その他すかいらーくグループ飲食店(※2)、ドトールコーヒーショップ、エクセルシオール カフェ、かっぱ寿司 |
※1 商業施設内にある店舗など、一部ポイント加算の対象にならない店舗があります。
※2 ステーキガスト、から好し、むさしの森珈琲、藍屋、グラッチェガーデンズ、魚屋路、chawan、La Ohana、とんから亭、ゆめあん食堂、桃菜、八郎そば、三〇三も対象。
ただし、最大7.0%のポイント還元を受けるには、指定の支払い方法(スマホのVisaのタッチ決済・Mastercardタッチ決済)を使うことが条件となります。
店舗や支払金額などにより指定以外の決済方法を使うと、最大7.0%のポイント還元を受けることはできません。
とはいえ、仕事が忙しくて自炊する時間がない人、小さな子どもがいる家庭などにとっては、三井住友カード(NL)を使うだけで家計の負担がグッと軽減する可能性があります。
さらに家族ポイント(最大+5.0%)、Vポイントアッププログラム(最大+3.5%)を組み合わせることで、ポイント還元率最大16.0%(通常のポイント還元率を含む)を実現することができます。
家族ポイントは1人あたり+1.0%(最大5人)で、Vポイントアッププログラムは下記が内訳となります。
| 条件 | ポイント還元率 |
|---|---|
| アプリログイン(Oliveアカウント) | +1.0% |
| 選べる特典(Oliveアカウント) | +1.0%(※ Oliveアカウント(一般・ゴールド)の場合) |
| SBI証券 | 最大+2.0%(※ 三井住友カード(NL)は最大+1.5%) |
| 住宅ローン(Oliveアカウント) | +1.0% |
| 外貨預金(Oliveアカウント) | 最大+2.0% |
| 住友生命 | 最大+2.0% |
| 三井住友カード/モビット カードローン(Oliveアカウント) | 最大+3.0% |
※三井住友カード:スマホのVisaのタッチ決済・Mastercardタッチ決済を利用した場合。iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿し支払う場合があります。その場合の支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりません。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、利用する店舗によって異なる場合があります。通常のポイントを含みます。ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。Google Pay、Samsung Walletで、Mastercardタッチ決済は利用できません。ポイント還元は受けられないので、ご注意ください。
三菱UFJカードはオーケーやオオゼキなどのスーパー、くら寿司などで最大7.0%
三菱UFJカードは、三井住友カード(NL)と比較するとスーパーでのポイント高還元が充実しているのがメリットです。
特にオーケーやオオゼキ、肉のハナマサなどのスーパーは、日常的に使う人も多いでしょう。
毎月3万円の出費があるとすれば、それだけで毎月2100ポイント、年間2万5200ポイントも貯まることになります。
| 店舗名 | |
|---|---|
| コンビニ | セブン‐イレブン、ローソン |
| 自販機 | コカ・コーラ自販機 |
| 飲食店 | くら寿司(※)、スシロー、ピザハットオンライン、松屋、松のや、マイカリー食堂、ロッテリア(※)、ゼッテリアなど |
| スーパー | アオキスーパー(※)、オーケー(※)、オオゼキ(※)、サンリブ、三和(※)、フードワン(※)、東急ストア(※)、東武ストア、ドミー(※)、肉のハナマサ(※)など |
※ 国際ブランドがAmerican Expressの場合は対象外。
さらに三菱UFJカードには最大13.0%のポイントアッププログラムもあり、7.0%還元と組み合わせることで最大20.0%のポイント還元を実現できます。(※)
対象となる条件は、それぞれ下記のとおり。携帯電話料金やサブスクサービスもポイント還元率アップの対象となるため、毎月の固定費で確実にポイントを貯められるのが魅力です。
| ポイントアップ制度 | 条件 | ポイント還元率 |
|---|---|---|
| カードのサービスを使うと、最大+3.5%還元 | MUFGカードアプリにログイン | +0.5% |
| 5万円以上のカード利用 | +0.5% | |
| スマホ決済/Walletチャージ | +0.5% | |
| 楽Pay/リボ/分割/カードローン | +2.0% | |
| MUFGグループのサービスを使うと、最大+4.5%還元 | 三菱UFJダイレクトにログイン | +1.0% |
| 給与/年金のお受け取り | +1.0% | |
| MUFGグループのつみたて投資 | +1.0% | |
| 住宅ローン契約 | +1.0% | |
| QR決済ブランドのCOIN+に口座登録 | +0.5% | |
| 特定のサービスをカード支払いで最大+5.0%還元 | 携帯電話料金、電気料金、Appleのサービス、ABEMAプレミアム、コミックシーモア、Hulu(フールー)、日経電子版、本の要約サービスflier(フライヤー)、Uber One、三井のカーシェアーズ、カーブス | 最大+5.0% (1つにつき+1.0%アップ |
最大13.0%のポイント還元を実現するのはやや困難かもしれませんが、なかにはアプリなどのログインだけでポイントアップを受けられるケースもあります。
MUFGグループを使うことが前提とはなりますが、スーパーなどで高還元を受けたい人なら、この機会にメイン口座を見直すのも良いかもしれません。
還元率は、1ポイント5円相当の商品に交換した場合のレートです。1ポイントの交換比率は交換商品により異なります(キャッシュバックへの交換の場合、1ポイントは4円となります)。最大20.0%ポイント還元には利用金額の上限など各種条件・留意事項があります。詳しくは遷移先を確認してください。対象店舗によってはAmerican Expressのカードは優遇対象外となります。期間中の利用金額合計が1000円未満の対象店舗の利用分は、20.0%ポイント還元の対象外となります。最大20.0%とは、ポイント優遇分<7.0%>+条件達成特典分<13.0%>を合算した還元率です。各利用期間中5万円が上限です。予告なく内容を変更、または終了する場合があります。Apple Pay、QUICPayはMastercardとVisaのみで利用可能。最短翌営業日発行はMastercardとVisaのみで利用可です。
ポイントの利用方法はどちらも豊富!
三井住友カード(NL)で貯まるVポイント、三菱UFJカードで貯まるグローバルポイントは、いずれも使い勝手に優れているポイントサービスです。
おもな貯め方、使い方は以下のとおり。いずれもVポイントPayアプリやグローバルポイント Walletへチャージすることで、提携店で現金代わりに使うことができます。
| 三井住友カード(NL) | 三菱UFJカード |
|---|---|
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![]() |
| ポイント | |
| Vポイント | グローバルポイント |
| 貯め方 | |
|
|
| 使い方 | |
|
|
| 公式サイト | |
| 公式サイト▶ | 公式サイト▶ |
三井住友カード(NL)で貯まるVポイントは、全国のお店やインターネットで貯まる共通ポイントです。
2024年4月にはTポイントとも統合し、利用できる店舗がさらに拡充しました。
Vポイントは「VポイントPayアプリ」にチャージして提携先の店舗で使えるほか、世界中のVisa加盟店で使うことも可能です。
日本でコツコツ貯めたVポイントを、海外旅行中にVisa加盟店で使うという活用方法も。
さらには、近年人気の投資により、日常生活でポイントで将来に備えることもできます。
他社ポイントへの移行制度も充実しており、ポイントの使い道に困ることはまずありません。
一方、三UFJカードで貯まるグローバルポイントは、「Wallet」にチャージして買い物に利用できます。
ほかにも電子ギフト、グッズや金券への交換も可能ですが、三井住友カード(NL)のVポイントに比べると利便性はそこまで高くありません。
また、ポイントの有効期限は24ヶ月と決まっているため、ポイントを失効しないよう日頃からこまめな管理が必要です。
三井住友カード(NL)、三菱UFJカードを海外旅行に使うならVisa・Mastercardを選択
海外旅行に向けてクレジットカードを作るなら、国際ブランドはVisaかMastercardのいずれかがおすすめです。
三井住友カード(NL)、三菱UFJカードを海外旅行に使うなら?
- 三井住友カード(NL)はVisaかMastercard
- 三菱UFJカードはVisa、Mastercard、JCB、American Expressから選べる
世界における国際ブランドのシェアは次のとおりで、Visaが世界最大のシェアを誇ります。
| 順位 | 国際ブランド |
|---|---|
| 1位 | Visa(38.7%) |
| 2位 | 銀聯(34.1%) |
| 3位 | Mastercard(24.0%) |
| 4位 | American Express(1.6%) |
| 5位 | JCB(1.0%) |
三井住友カード(NL)はVisaかMastercard
三井住友カード(NL)で選べる国際ブランドは、VisaかMastercardの2つです。
いずれも世界的シェアが高く、海外旅行で使えないことはほぼありません。
三井住友カードはVisaブランドのイメージが強いですが、Mastercardも選択できるのは三井住友カード(NL)ならではのメリットといえます。
対象コンビニや飲食店(セブン‐イレブン、マクドナルドなど)で、最大7.0%ポイント還元(※)を受けるには、スマホから「Visaのタッチ決済」か「Mastercardタッチ決済」を使うことが条件となります。
すでに他のクレジットカードを持っている人は、決済の選択肢を増やすためにも、別の国際ブランドを組み合わせるのがおすすめです。
※三井住友カード:スマホのVisaのタッチ決済・Mastercardタッチ決済を利用した場合。iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿し支払う場合があります。その場合の支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりません。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、利用する店舗によって異なる場合があります。通常のポイントを含みます。ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。Google Pay、Samsung Walletで、Mastercardタッチ決済は利用できません。ポイント還元は受けられないので、ご注意ください。
三菱UFJカードはVisa、Mastercard、JCB、アメックスから選べる
一方の三菱UFJカードは、VisaかMastercardにくわえ、JCBやAmerican Expressを選ぶこともできます。
JCBは日本発祥の国際ブランドで、日本国内での優待サービスが充実しているのがメリットですが、海外ではあまり普及していない地域もあります。
American Expressはアメリカ方面で強く、ややハイクラス路線の国際ブランドとして知られていますが、三菱UFJカードの最大20.0%還元(※)では、American Expressだと対象外となる店舗も多いため、注意が必要です。
JCBやAmerican Expressならではのデメリットを踏まえると、海外旅行に行くなら国際ブランドはVisaかMastercardを選んでおくべきでしょう。
還元率は、1ポイント5円相当の商品に交換した場合のレートです。1ポイントの交換比率は交換商品により異なります(キャッシュバックへの交換の場合、1ポイントは4円となります)。最大20.0%ポイント還元には利用金額の上限など各種条件・留意事項があります。詳しくは遷移先を確認してください。対象店舗によってはAmerican Expressのカードは優遇対象外となります。期間中の利用金額合計が1000円未満の対象店舗の利用分は、20.0%ポイント還元の対象外となります。最大20.0%とは、ポイント優遇分<7.0%>+条件達成特典分<13.0%>を合算した還元率です。各利用期間中5万円が上限です。予告なく内容を変更、または終了する場合があります。Apple Pay、QUICPayはMastercardとVisaのみで利用可能。最短翌営業日発行はMastercardとVisaのみで利用可です。
海外旅行傷害保険は三菱UFJカードの方が傷害・疾病治療費用が手厚い
三井住友カード(NL)と三菱UFJカードには、いずれも最高2000万円の海外旅行保険が付帯します。
両者の補償額に大差はありませんが、傷害・疾病治療費用などの項目では三菱UFJカードの海外旅行保険のほうがやや充実しています。
| 三井住友カード(NL) | 三菱UFJカード | |
|---|---|---|
| 適用条件 | 利用付帯 | 利用付帯 |
| 傷害死亡・後遺障害 | 最高2000万円 | 最高2000万円 |
| 傷害による治療費用 | 50万円 | 100万円限度 |
| 疾病による治療費用 | 50万円 | 100万円限度 |
| 賠償責任 | 2000万円 | 2000万円限度 |
| 携行品損害 | 15万円(免責3000円) | 1旅行につき20万円限度(保険期間中100万円限度)(※1) |
| 救援者費用 | 100万円 | 100万円限度 |
※1 1回の事故につき携行品1つ(1個または1対)あたり10万円を限度とします。また、1回の事故ごとに、損害額のうち3000円は自己負担となります。
「傷害補償」とは旅先でのケガ、「疾病補償」とは旅先での病気を補償するものです。
いずれもアクシデントや突発的な要因であることが条件で、持病などは対象になりません。
また、両カードの海外旅行保険は、旅行前のカード決済が前提となる「利用付帯」です。
航空券やツアー代金、空港までの交通費などをカード決済することが必須となるため、適用条件をあらかじめ確認しておくと安心です。
国内・海外ショッピング保険が付いているのは三菱UFJカード
三菱UFJカードには、国内・海外におけるショッピング保険が付帯します。
ショッピング保険とは、クレジットカードで購入した商品が、購入から一定期間内に破損や盗難に遭った場合に、損害を補償してくれるサービスです。
特に海外旅行でおみやげや高級ブランド品などを購入するときは、ショッピング保険があることで安心感につながります。
年会費無料のクレジットカードにショッピング保険が付帯することはめずらしく、買い物での安心感を優先する人にとって三菱UFJカードは強い味方となるでしょう。
入会特典は三井住友カード(NL)がお得!
三井住友カード(NL)と三菱UFJカードは、新規カード会員獲得のために、定期的にお得な入会キャンペーンを実施しています。
入会キャンペーンのお得さでいえば、三井住友カード(NL)のほうが優れています。
入会キャンペーン
- 三井住友カード(NL)
【2025年10月1日〜2026年1月6日】新規入会&条件達成で最大2万1600円相当プレゼント - 三菱UFJカード
新規入会&カード利用で最大1万円相当プレゼント
※ 2025年10月時点のキャンペーン内容です。
三井住友カード(NL)は最大2万1600円相当プレゼント
2025年10月1日から2026年1月6日まで、三井住友カード(NL)は最大2万1600円相当プレゼントというお得なキャンペーンを実施しています。
内訳は以下のとおりです。
最大2万1600円相当の内訳
- 新規入会&スマホのタッチ決済1回で3000円分のVポイントPayギフトをプレゼント
- 利用金額の5.0%(上限2000円相当)のVポイントをプレゼント
- SBI証券口座開設&クレカ積立などで1万6600円相当のVポイントをプレゼント
また、学生限定のキャンペーンとして、2025年10月1日から2026年1月6日まで、新規入会&条件達成で最大6000円相当プレゼントというキャンペーンも同時開催しています。
将来に備えてクレカ積立を検討している人、せっかくならお得なクレジットカードを作りたいという人にとっては、入会の大きなチャンスといえるでしょう。
三井住友カード(NL)
お得なキャンペーン
- 新規入会キャンペーン(2025年10月1日〜2026年1月6日)新規入会&条件達成で
最大2万1600円相当
プレゼント・新規入会&スマホのタッチ決済1回で3000円分のVポイントPayギフトをプレゼント
・利用金額の5.0%(上限2000円相当)のVポイントをプレゼント
・SBI証券口座開設&クレカ積立などで1万6600円相当のVポイントをプレゼント - (学生限定)新規入会キャンペーン(2025年10月1日〜2026年1月6日)新規入会&条件達成で
最大6000円相当
プレゼント・新規入会&条件達成で最大5000円相当のVポイント&VポイントPayギフトをプレゼント
・学生限定 新規入会で1000円分のVポイントPayギフトをプレゼント
三菱UFJカードは最大1万円相当プレゼント
三菱UFJカードでは、利用状況によって最大1万円相当を獲得できます。
基準となるのは「入会日から2ヶ月後末日までのショッピング利用金額合計額」で、10万円利用することで1万円が還元されます。
1ヶ月あたり5万円と考えると、条件達成はけっして難しくありません。
| カード利用金額 | プレゼント内容 |
|---|---|
| 1円~3万円未満 | 1000円相当(200ポイント) |
| 3万円~10万円未満 | 3000円相当(600ポイント) |
| 10万円以上 | 1万円相当(2000ポイント) |
プレゼントはMUFG CARDアプリへのログインが前提となり、プレゼント時期は入会から4ヶ月後の下旬となります。
グローバルポイントは使い道が豊富ですが、最大限にお得を手に入れるなら1ポイント=5円のサービスに絞って活用することをおすすめします。
三菱UFJカードは最大1万円相当プレゼント
さいごに...
この記事のまとめ
三井住友カード(NL)と三菱UFJカードは、いずれも年会費永年無料でありながらポイント高還元を実現できる人気のクレジットカードです。
対象コンビニ・飲食店でのスマホのタッチ決済を利用すればポイント還元率は最大7.0%(※)、さらに利用条件をクリアすることでポイント還元率は三井住友カード(NL)なら、最大16.0%まで、三菱UFJカードは最大20.0%までアップし、日常の出費の中でどんどんお得にポイントを貯められます。
特に物価高騰の近年において、必要経費の中でポイントを獲得できるのは大きなメリットになるでしょう。
どちらのカードを選ぶべきか迷ったときは、「自分がよく使うお店が対象店に含まれているか」が大きなポイントとなります。
たとえば、マクドナルドなどのファストフード店で高還元を狙うなら三井住友カード(NL)、スーパーでの高還元を狙うなら三菱UFJカードが最適解です。
また、海外旅行に向けてクレジットカードを作るなら、国際ブランドや海外旅行傷害保険を基準にカードを決めるのも選択肢の一つです。
たとえば三菱UFJカードは国際ブランドが4種類と多いうえ、傷害・疾病治療費用が手厚いといえます。
最後に、それぞれのおすすめタイプをまとめると、下記のとおり。ご自身の出費スタイルや旅のスタイルをふまえ、よりお得&安心が手に入るクレジットカードを選んでくださいね。
| 三井住友カード(NL) | 三菱UFJカード |
|---|---|
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※三井住友カード:スマホのVisaのタッチ決済・Mastercardタッチ決済を利用した場合。iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿し支払う場合があります。その場合の支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりません。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、利用する店舗によって異なる場合があります。通常のポイントを含みます。ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。Google Pay、Samsung Walletで、Mastercardタッチ決済は利用できません。ポイント還元は受けられないので、ご注意ください。
監修者
ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)
飯田道子
いいだみちこ
金融機関勤務を経て1996年にFP資格を取得。各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなっている。どの金融機関にも属さない独立系FP。ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。クレジットカード専門サイトで数多く記事監修を担当











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