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更新

クロアチア旅行におすすめのクレカ6選│クレカ払いが主流!現金は最低限に

監修者紹介:飯田道子

ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)

飯田道子監修

「アドリア海の宝石」とも称されるクロアチアは、おとぎ話のような街並みや神秘的な大自然が魅力です。

日本人の旅行先としても人気ですが、結論から言うと、クロアチア旅行にクレジットカードは必須です。

2026年からはETIASも導入され、ますますクレジットカードの必要性は高くなります。

クロアチア旅行にはクレカは必要?

  • ETIAS(エティアス/事前渡航認証システム)申請が必要
  • クロアチアはキャッシュレス払いが普及している
  • ホテル宿泊時にデポジットとしてクレカの提示が必要
  • レンタカーを借りるのにクレジットカードが必須
  • 現金を両替するよりクレカ手数料の方が安い

クロアチアではキャッシュレス決済が広く普及しており、VisaかMastercardのクレジットカードがあればほぼ問題なく決済できます。

VisaとMastercardを2枚持ちすれば、盗難や破損、磁気不良といった予期せぬトラブルにも柔軟に対応できるでしょう。

クロアチア旅行におすすめのクレジットカードは、次の6枚です。

楽天プレミアムカード、アメックスゴールド・プリファードは年会費がかかりますが、それ以外は年会費無料で、クロアチア旅行後に使わなくなっても年会費で損することはありません。

ご自身の旅のスタイルに合った1枚を選び、クロアチア旅行中の安心&お得を手に入れましょう。

クロアチア旅行におすすめのクレカ6選
カード名 エポスカード
エポスカード
三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL)
JCBカード W

JCB カード W
学生専用ライフカード
学生専用ライフカード
楽天プレミアムカード

楽天プレミアムカード
アメックス ゴールド・プリファード
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード
年会費 無料 永年無料 無料 無料 1万1000円 3万9600円
ポイント還元率 0.5% 0.5% 1.0% 0.5% 1.0% 0.5〜0.8%(※4)
海外旅行保険 利用付帯 利用付帯 利用付帯 自動付帯 自動付帯(一部利用付帯) 利用付帯
発行スピード 最短当日〜約1週間(※1) 最短10秒/即発24時間(※2) 最短5分発行(※3) 最短2営業日 1週間〜10日 1〜3週間(※5)
特徴 疫病治療補償が270万円と高額 海外旅行傷害保険が最大2000万円 ポイント還元率が1.0%と高還元 韓国利用額の4.0%をキャッシュバック プライオリティ・パスが年間5回まで無料 最高1億円の海外旅行傷害保険が付帯
公式サイト 公式サイト▶ 公式サイト▶ 公式サイト▶ 公式サイト▶ 公式サイト▶ 公式サイト▶

※1 最短当日は店頭受取の場合。
※2 即時発行ができない場合があります。
※3 9~20時で申し込み(受付時間を過ぎた場合は翌日扱い)。顔写真付き本人確認書類による本人確認(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)。モバ即での入会後、カード到着前の利用方法についてはJCBのHPにて確認。※4 American Express Safekey利用時で算出。※5 カード到着までの期間。

この記事はこんな内容です

クロアチア旅行にはVisaかMastercardのクレカが必須!

  • キャッシュレス決済できるお店が多い
  • 現金(ユーロ)が必要なときは海外キャッシングがお得
  • 公共交通機関はオンラインならクレカ決済OK
  • ドブロブニクなどの観光都市は物価が高い

目次

クロアチア旅行で使えるおすすめのクレジットカード6選

クロアチア旅行におすすめのクレジットカードは、次の6枚です。

クレジットカードのメリットを最大限に活用したい人は、異なる国際ブランドのクレジットカードを複数枚持ちし、シーンによって使い分けるのがおすすめです。

クロアチア旅行におすすめのクレカ5選

エポスカード│最高3000万円と高額な海外旅行保険が付帯

エポスカード

クロアチア旅行に便利な特典

  • 年会費無料でも海外旅行保険の補償額が最高3000万円と高額
  • ショッピング枠を一時的に増額できる
  • 国際ブランドがVisa

エポスカードは、最高3000万円高額な海外旅行保険が付帯するのが特徴です。

一般的に、年会費無料のクレジットカードに付帯する海外旅行保険は、1000〜2000万円を上限とすることがほとんどです。

そのため、エポスカードの補償額は、年会費無料のクレジットカードとしてはトップクラスといえます。

また、エポスカードはショッピング枠を一時増額できるのもメリットです。

あらかじめ増額しておけば、航空券などの高額決済はもちろん、物価が高いクロアチアでの滞在費も柔軟に決済できるでしょう。

増額後の利用枠

  • 利用可能枠の2倍
  • 利用可能枠+100万円

エポスカードの国際ブランドは、Visa指定です。クロアチアのクレジットカード加盟店なら、Visaが使えないことはほぼありません。

コストをかけずにクレジットカードを複数枚作りたい方は、まずエポスカード(Visa)を軸に他のカードを組み合わせるのがおすすめです。

エポスカード

アイキャッチ画像:エポスカード

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 0.5%
年会費 無料
発行スピード 最短当日〜約1週間 ※1
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 利用付帯
国内旅行保険 -
家族カード ×
ETC

※1:最短当日は店頭受取の場合
※2:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • WEBからの新規入会で2000円相当プレゼント

三井住友カード(NL)│年会費無料で最高2000万円の海外旅行傷害保険

三井住友カード(NL)

クロアチア旅行に便利な特典

  • 最高2000万円の海外旅行傷害保険が付帯(利用付帯)
  • 利用通知サービスにより、不正利用を早期発見しやすい
  • 完全ナンバーレスでセキュリティ性が高い

三井住友カード(NL)年会費無料で、「完全ナンバーレス」を特徴とするクレジットカードです。

完全ナンバーレスとは、カード番号や有効期限、セキュリティコードが印字されないことで、周囲にカード情報を盗み見されるリスクがありません。

そのため、クロアチア旅行中のセキュリティを重視する人にぴったりです。

カード情報はV passアプリからいつでもチェックでき、利用通知サービスも設定できます。

これにより、不正利用や多重請求などのトラブルも回避しやすくなるでしょう。

また、三井住友カード(NL)には最高2000万円海外旅行傷害保険が付帯し、クロアチア旅行中のアクシデントにも十分に備えられます。

国際ブランドもVisaとMastercardの2つから選択でき、ほかのクレジットカードとも組み合わせやすい一枚です。

三井住友カード(NL)

アイキャッチ画像:三井住友カード(NL)

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 0.5%
年会費 永年無料
発行スピード 最短10秒/即発24時間 ※1
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 利用付帯
国内旅行保険 なし
家族カード
ETC

※1:即時発行ができない場合があります
※2:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 2025年2月3日〜2025年4月30日の新規入会キャンペーン

    新規入会&条件達成で

    最大5000円分
    (学生は最大6000円分)

    プレゼント

    ・新規入会&スマホのタッチ決済1回&ID連携で最大5000円分のVポイントPayギフトをプレゼント
    ・学生限定 新規入会で1000円分のVポイントPayギフトをプレゼント

JCBカード W│ポイント還元率が1.0%と高還元!

JCB カード W

クロアチア旅行に便利な特典

  • 最高2000万円の海外旅行傷害保険が付帯(利用付帯)
  • 最高100万円のショッピングガード保険が付帯
  • ポイント還元率が常に1.0%

JCBカード Wは、18歳以上(高校生を除く)39歳以下のみが入会できるJCBのプロパーカードです。

ポイント還元率が1.0%と高く、これは通常のJCBカードの2倍で、クロアチア旅行中も効率よくOki Dokiポイントを貯められます。

また、JCBカード Wには最高2000万円海外旅行保険にくわえ、最高100万円のショッピングガード保険も付帯します。

JCBカード Wで購入した商品が盗難・破損したときに補償を受けられるため、クロアチアで高級品を買うときには安心感につながるでしょう。

JCBはヨーロッパでは使えないことも多いですが、ドブロブニクなどの観光エリアではJCB加盟店も増えています。

まずはVisaやMastercardをメインカードとしたうえで、「特典用サブカード」としてJCBカード Wを組み合わせるのがおすすめです。

JCB カード W

アイキャッチ画像:JCB カード W

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 1.0%
年会費 無料 ※1
発行スピード 最短5分発行 ※2
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 利用付帯
国内旅行保険 なし
家族カード
ETC

※1:18歳以上(高校生を除く)39歳以下の申し込み可能
※2:9:00AM~8:00PMで申し込み(受付時間を過ぎた場合は翌日扱い)。顔写真付き本人確認書類による本人確認(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)。モバ即での入会後、カード到着前の利用方法についてはJCBのHPにて確認
※3:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 新規入会キャンペーン(2025年6月30日まで)
    ・MyJCBログイン&対象の利用先でのカード利用で最大1万5000円のキャッシュバック
    ※合計1万円以上の利用が対象
    ※対象利用先は「Amazon.co.jp」「Apple Pay/Google Pay/MyJCB Pay(対面決済のみ)」「Appleストア/Googleストア」
    ※電子マネーチャージやギフトカード購入費用などは集計対象外
  • 家族カード入会&利用で最大4000円のキャッシュバック(家族1名の申し込みにつき2000円のキャッシュバック)(2025年6月30日まで)
  • お友逹紹介キャンペーン!紹介者に1000円、被紹介者に最大5000円のキャッシュバック(2025年6月30日まで)
    ※被紹介者はJCBプラチナの申し込みで5000円、JCBゴールドの申し込みで3000円、JCBカード W(JCB カード W plus L含む)の申し込みで1000円
  • (JCBカード W限定)年間の利用額に応じて最大5000円のキャッシュバック(2025年6月30日まで)
    ※70万円以上の利用で2000円、100万円以上の利用で5000円のキャッシュバック

学生専用ライフカード│海外利用総額の利用総額の4.0%をキャッシュバック

学生専用ライフカード

クロアチア旅行に便利な特典

  • クロアチアでの利用額の4.0%をキャッシュバック
  • 最高2000万円の海外旅行保険が自動付帯
  • 緊急のお問い合わせ窓口(エマージェンシーライン)を利用できる

学生専用ライフカードは、クロアチアなど海外で利用した金額の4.0%がキャッシュバックされるのが特徴です。

キャッシュバックには事前エントリーが必要ですが、年間最大10万円もキャッシュバックを受けられるのは大きなメリットでしょう。

また、学生専用ライフカードには最高2000万円の海外旅行保険自動付帯します。

クレジットカードがそのまま保険証代わりとなり、利用付帯のように旅費の一部を事前決済する必要はありません。

緊急時には、LIFE DESK(エマージェンシーライン)日本語によるサポートを受けられるため、学生のはじめての海外旅行にぴったりです。

学生専用ライフカード

アイキャッチ画像:学生専用ライフカード

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 0.5%
年会費 無料
発行スピード 最短2営業日
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 自動付帯
国内旅行保険 -
家族カード
ETC

※1:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 新規入会プログラム+使うとおトクプログラムの合計で最大1万5000円のキャッシュバック!

    ・アプリログインで2000円キャッシュバック
    ・3万円以上の利用で8000円キャッシュバック
    ・Apple Pay/Google Payの利用で3000円キャッシュバック
    ・一部サブスクの支払いで2000円キャッシュバック

楽天プレミアムカード│プライオリティ・パスが利用できる

楽天プレミアムカード

クロアチア旅行に便利な特典

  • プライオリティ・パスを無料で発行できる
  • 最高5000万円の海外旅行保険が自動付帯(うち1000万円は利用付帯)
  • 楽天プレミアムカード トラベルデスクを利用できる

年会費1万1000円の楽天プレミアムカードは、「プライオリティ・パス」を年5回まで無料で利用できるのが特徴です。

「プライオリティ・パス」とは、世界145ヶ国以上、1700ヶ所以上に展開する会員制ラウンジサービスのこと。無料のドリンクや軽食だけでなく、施設によってはスパやマッサージを使えることもあります。

プライオリティ・パスに自分で加入した場合の費用は、最低でも99米ドルの年会費がかかります。

プライオリティ・パスを年5回利用できるだけでも、十分に年会費(1万1000円)の元を取ることができます。

プライオリティ・パスの通常価格

  • 年会費:最低でも99米ドル
  • 利用料:1回につき35米ドル(5回で175米ドル)

また、楽天プレミアムカードには最高5000万円海外旅行傷害保険が付帯(自動付帯4000万円、利用付帯1000万円)します。

楽天プレミアムカード トラベルデスクでは、緊急時の対応はもちろん、レストランやツアーの手配なども日本語で相談できるため、忙しくて旅行プランを考える時間がない人でもクロアチア旅行を満喫できるでしょう。

楽天プレミアムカード

アイキャッチ画像:楽天プレミアムカード

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 1%
年会費 11,000円
発行スピード 1週間〜10日
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 自動付帯
国内旅行保険 自動付帯
家族カード
ETC

※1:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 新規入会&利用で5000ポイント進呈(期間限定ポイント含む。特典進呈条件あり)

アメックスゴールド・プリファード│プライオリティ・パスを無料で発行

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード

クロアチア旅行に便利な特典

  • プライオリティ・パスを無料で発行できる
  • 最高1億円の海外旅行保険が付帯(利用付帯)
  • 自宅⇔空港の手荷物無料宅配サービス

アメックスゴールド・プリファードは、年会費3万9600円のハイステータスカードです。

プライオリティ・パスを無料で使えるだけでなく、カードを継続するたびに豪華な継続特典をもらえるのが特徴です。

アメックスゴールド・プリファードの継続特典

  • 1万円分のトラベルクレジット
  • 1泊2名分の「フリー・ステイ・ギフト」(年間200万円以上のカード利用)

また、アメックスゴールド・プリファードには最高1億円高額な海外旅行保険が付帯します。

通常のクレジットカードに付帯する海外旅行保険ではカバーされない項目も含まれるため、クロアチア旅行中の思わぬアクシデントにも柔軟に対応できます。

アメックスゴールド・プリファードの海外旅行保険

  • 救援者費用保険金:400万円
  • 乗継遅延、出航遅延、欠航、搭乗不能費用:1回につき最高2万円
  • 受託手荷物遅延費用:1回につき最高2万円

さらに自宅から空港へは、手荷物無料宅配サービスも利用できます。

自宅から空港まで距離がある人は、荷物がないだけで移動が飛躍的に快適になるでしょう。

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード

アイキャッチ画像:アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 0.5〜0.8% ※1
年会費 39,600円
発行スピード 1~3週間 ※2
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 利用付帯
国内旅行保険 利用付帯
家族カード
ETC

※1:American Express Safekey利用時で算出
※2:カード到着までの期間
※3:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 入会後のカード利用で

    合計10万ポイント


    ・入会後3ヶ月以内に50万以上円利用で2万ボーナスポイント
    ・入会後6ヶ月以内に100万円以上利用で7万ボーナスポイント
    ・100万円分の通常ポイント1万ポイント

クロアチア旅行にクレジットカードが必須な理由

クロアチアへ旅行するなら、クレジットカードは「絶対に必要」といっても過言ではありません。

特に2026年からはETIASが導入されることで、クレジットカードの必要性はさらに高くなります。

クロアチア旅行にクレカが必須な理由

  • ETIAS(エティアス/事前渡航認証システム)申請が必要
  • クロアチアはキャッシュレス払いが普及している
  • デポジットとしてクレカの提示が必要
  • レンタカーを借りるのにクレジットカードが必須
  • 現金を両替するよりクレカ手数料の方が安い

2026年からETIAS(エティアス/事前渡航認証システム)申請が必要

2026年より、クロアチアへ旅行するにはETIASが必要です。

ETIASとは?

ETIAS(エティアス)とは、EU諸国への入国に必要となる、事前渡航認証システムのこと。アメリカのESTA(エスタ)やカナダのeTA(イータ)と同じ渡航認証の制度です。クロアチアをはじめ、フランス、スペインなど30ヶ国が対象となります。渡航前に取得していないと、旅客機への搭乗拒否が予想されます。

ETIASの申請に必要なのは、おもに次の3点。

申請はオンラインのみで、申請費用(7ユーロ)はオンライン決済(クレジットカード、デビットカード)となります。

ETIAS申請に必要なもの

  • メールアドレス
  • 有効なパスポート
  • クレジットカード

ETIASの発行日数は、最短数分から最長30日とさまざまです。

特に、ETIASの導入直後には混乱が予想されるため、クロアチア旅行が決まったら早めに申請しておくことをおすすめします。

ETIASの申請について詳しく知りたい方はこちらの記事をチェック!

 

クロアチアはキャッシュレス払いが普及している

世界中からたくさんの観光客が訪れるクロアチアでは、クレジットカードをはじめとするキャッシュレス決済が進んでいます。

特にザグレブなどの都市部、ドブロブニクなどの観光都市では、クレジットカードを使えるお店がほとんどです。

とはいえ、まだ現金のみのお店も存在するため、完全にキャッシュレスとはいきません。

いざというときに備え、最低でも20〜50ユーロ程度は持ち歩くべきでしょう。

ホテル宿泊時にデポジットとしてクレカの提示が必要

クロアチアのホテルでは、チェックイン時にデポジットとしてクレジットカードの提示が必要です。

デポジットとは

ホテルに一時的に預ける保証金のことです。万が一破損や盗難があったときに、デポジット額から費用が清算されます。何も問題なければ、チェックアウト時にクレジットカードを通して返金されます。

デポジットの目安は、宿泊費の1〜2泊分。たとえば1泊1万円のホテルなら、デポジットは1〜2万円と考えられます。

また、ホテルによっては、クレジットカードを提示するだけでデポジットと認められることもあります。

例外的に現金でデポジットを支払えることもありますが、両替手数料がかさんだり、手元の現金がなくなったりとデメリットが多いでしょう。

レンタカーを借りるのにクレジットカードが必須

クロアチアでレンタカーを利用する場合は、貸出時にクレジットカードが必要です。

これは、万が一の事故のときの損害を保証するためのもので、国際クレジットカードであること、本人名義であることの2つが条件となります。

レンタカー店によっては「Visaのみ」、「Mastercardのみ」と定められている可能性もあるため、事前にチェックしておくことが大切です。

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのクロアチア情報

世界遺産のプリトヴィッツェ湖群国立公園、クルカ国立公園などへ行くときは、レンタカーが便利です。与信枠を仮押さえができないとレンタカーの貸出を断られる可能性があるため、利用枠を増額しておくのもポイントです。

現金を両替するよりクレカ手数料の方が安い

クロアチア旅行中にクレジットカードを活用すれば、現金(ユーロ)を両替するより手数料が安くなります。

海外でクレジットカードを使うと、約1.6~3.6%の「海外事務手数料」が上乗せされます。

しかし、これは両替手数料(2.0~5.0%)よりも安く、決済額が大きくなるほど支払額にも大きな差が生まれます。

手数料の比較
クレカ 両替
手数料の種類 海外事務手数料(1.6~3.6%) 両替手数料(2.0~5.0%)
10万円利用時 約1600~3600円 約2000円~1万円
20万円利用時 約3200~7200円 約4000円~2万円

クロアチア旅行にクレカを持っていくメリット

クロアチア旅行にクレジットカードを持っていけば、次の3つのメリットが手に入ります。

年会費無料のクレジットカードなら、コストを一切かけずにこうした優待特典を活用できます。

クロアチア旅行にクレカを持っていくメリット

  • クレジットカードに海外旅行保険が付帯している
  • クレカ付帯の優待特典が利用できる
  • 海外キャッシングが利用できる

クレジットカードに海外旅行保険が付帯している

多くのクレジットカードには、海外旅行保険が付帯しています。

海外旅行保険は無料で、事前の申込手続きもいりません。

自己加入型の海外旅行保険だと約2000~4000円(7日間の場合)かかりますが、クレジットカードがあれば費用を一切かけずにアクシデントに備えることができます。

なお、クレジットカードの海外旅行保険は「利用付帯」と「自動付帯」の2つに分けられます。

自動付帯と利用付帯の違い
付帯条件 該当カード
利用付帯 事前に旅費の一部(航空券や宿泊費など)をカード決済することで適用 ・エポスカード
・三井住友カード(NL)
・JCBカード W
・アメックスゴールド・プリファード
自動付帯 クレジットカードを持っているだけで自動的に適用 ・学生専用ライフカード
・楽天プレミアムカード(一部利用付帯)

クレカ付帯の優待特典が利用できる

クレジットカードがあれば、クロアチア旅行中にさまざまな優待特典を利用できます。

クロアチア旅行に便利なクレジットカード特典

  • サポートデスク
  • 海外利用でのポイントアップサービス
  • 海外旅行保険、ショッピングガード保険の付帯
  • レンタルスーツケース、レンタルWi-Fi、手荷物宅配サービスの割引
  • 空港ラウンジ(ゴールドカード以上)

たとえばサポートデスクでは、カードの紛失や盗難だけでなく、レストランや現地ツアーの予約なども日本語で依頼できます。

また、ゴールドカード以上が対象の空港ラウンジを利用すれば、これまで退屈に感じていた待ち時間をはるかに有意義に過ごせるでしょう。

海外キャッシングが利用できる

クロアチア旅行にクレジットカードを持っていけば、お得な海外キャッシングを利用できます。

海外キャッシングとは、現地クロアチアのATMにクレジットカードを差し込み、現地通貨(ユーロ)を引き出すこと。

年率18.0%の利息がかかりますが、早く返済することで両替より手数料を節約できます。

こまめに現金を引き出せば大金を持ち歩く必要がなく、クロアチア旅行中の防犯対策にも役立ちます。

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのクロアチア情報

クロアチアはヨーロッパの中では治安が落ち着いていますが、スリや置き引きは発生しています。観光客はスリのターゲットになりやすいため、たとえ団体で歩いていても十分な注意が必要です。

クロアチアではVisaかMastercardが必要!キャッシュレス決済が普及

クロアチア旅行に向けてクレジットカードを作るなら、国際ブランド選びがポイントです。

決済用のメインカードには、まずVisaかMastercardのいずれかを選びましょう。

クロアチアのキャッシュレス事情

  • クロアチアでクレジットカードを使うならVisa・Mastercard
  • クレジットカードのタッチ決済も普及
  • クロアチアでクレジットカードが使える場所・使えない場所

クロアチアでクレジットカードを使うならVisa・Mastercard

クロアチアで広く普及している国際ブランドは、VisaとMastercardの2つです。

日本発祥の国際ブランドであるJCB、旅行向け特典が充実しているAmerican Expressなどは、そこまで使えるお店は多くありません。

「Visa×Mastercard」のように異なる国際ブランドをかけ合わせれば、次のようなメリットも手に入ります。

クレカ複数枚持ちのメリット

  • 国際ブランドを使い分けられる
  • 異なる優待サービスを受けられる
  • トラブル時でも別のカードが使える(盗難、紛失、ICチップの破損、磁気不良など)

クレジットカードのタッチ決済も普及

クロアチアでは、日本と同様にタッチ決済も普及しています。

手元のクレジットカードがタッチ決済に対応しているかどうかは、券面にリップルマーク(波のような三本線)があるかでチェックできます。

タッチ決済なら店員にクレジットカードを渡す必要がなく、スキミングなどの防止にも効果的でしょう。

クロアチアでクレジットカードが使える場所・使えない場所

クロアチアでクレジットカードが使える場所・使えない場所をまとめると、次のとおりです。

クロアチアでクレカが使える場所・使えない場所
使える場所 使えない場所
  • ホテル
  • レストラン
  • ショッピングセンター
  • 観光施設 など
  • アパートメントホテル
  • 青空市場
  • カフェ
  • 個人経営の小さい店舗
  • バスやタクシー
  • 公衆トイレ など

青空市場や小さなカフェでは、まだ「現金のみ」とするケースもあります。

クレジットカードが使えないケースに備え、最低でも20〜50ユーロは持ち歩いておくと安心です。

アパートメントホテルを利用する人は要注意!

クロアチア旅行中にアパートメントホテルを利用する場合は、必ず事前に支払い方法をチェックしておきましょう。

アパートメントホテルは個人が経営していることが多く、支払いは現金(ユーロ)のみとするケースがほとんどです。

十分な現金を持っていないと、チェックインやチェックアウトに支障が出てしまうかもしれません。

到着日にそのままアパートメントホテルに泊まるなら、空港で海外キャッシングを利用すると支払いがスムーズです。

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのクロアチア情報

アパートメントホテルは、クロアチアを「暮らすように旅する」にはぴったりの選択肢です。洗濯機も備え付けのことが多く、クロアチアにプチ移住したような感覚も楽しめますね。長期滞在の場合は光熱費がかかることもあるので、事前に契約条件をよくチェックしておきましょう。

クロアチアの公共交通機関はオンライン購入ならクレカ決済OK

クロアチアの公共交通機関では、クレジットカードによるタッチ決済は普及していません

しかし、事前のオンライン予約なら、クレジットカード決済でチケットを購入することが可能です。

クロアチアの公共交通機関

  • 長距離バス:予約サイトで購入するならクレカ払いOK
  • クロアチア国鉄はHPからクレカ決済できる
  • ザグレブ市内のトラムはICカード(Vrijednosna Karta)が便利
  • タクシーはUberやBoltがおすすめ

長距離バス:予約サイトで購入するならクレカ払いOK

クロアチアの長距離バスは、現金(ユーロ)での支払いが基本です。

バスターミナルの窓口でも、クレジットカードが使えないケースは少なくありません。

しかし、あらかじめ予約サイトから購入すれば、オンラインでクレジットカード決済できます。

特に、夏(6月~8月)はクロアチアのハイシーズンにあたるため、座席を確保するためにもオンライン予約しておくのが確実です。

クロアチア国鉄はHPからクレカ決済できる

クロアチア鉄道のチケットは、ホームページからのクレカ決済がおすすめです。

オンライン決済に対応している国際ブランドは、おもに次のとおり。日本のJCBは、オンライン決済には利用できません。

使えるクレジットカード

  • Visa
  • Mastercard
  • American Express
  • マエストロ
  • Diners Club
  • DISCOVER

電車の行き先はクロアチア国内に限らず、ドイツやオーストリアなど周辺諸国に向かう電車もあります。

こうした国際線を利用するときは、クロアチア鉄道のHPではなく、各国の鉄道会社のHPから購入するのが便利です。

ザグレブ市内のトラムはICカード(Vrijednosna Karta)が便利

クロアチアの首都ザグレブに滞在する場合は、「Vrijednosna Karta」を発行するのも便利です。

Vrijednosna Kartaは日本のSuicaやPASMOにあたる交通系ICカードで、ザグレブ市内ではトラムに利用できます。

あらかじめキオスクでカードを購入しておけば、運転手に運賃を支払う手間がかからず、スムーズにトラムに乗車できます。

実際にトラムに乗車する流れは、次のとおりです。

Vrijednosna Kartaをトラムで使う方法

  • Tisakなどのキオスクでカードを購入する
  • トラム車内にある読み取り機で、ゾーンを選ぶ(市内はZONE1)
  • チケットの有効時間(30分、60分、90分)を選ぶ

タクシーはUberやBoltがおすすめ

トラムの走っていないエリアなどを効率よく回るなら、配車アプリのUberやBoltが便利です。

配車アプリの利用方法は簡単で、現在地と目的地を入力するだけ。目的地は運転手にも共有されるため、英語などで説明する必要もありません。

また、配車アプリはあらかじめ料金の目安がわかるのも大きなメリットです。外国語での交渉やぼったくりが心配な人は、配車アプリのほうが安心感につながるでしょう。

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのクロアチア情報

配車アプリの運賃は、事前登録したクレジットカードから自動精算されるため、現金のやりとりがありません。クロアチアのタクシーは、現金払いのみのケースが意外と多いため、配車アプリのほうが快適&安全ですね。

クロアチア旅行、1日に必要なのは1.5万円〜2万円程度│物価は日本と同じくらい

クロアチアの物価は、一般的に「日本とほぼ同じ」といえます。

しかし、観光客の多いドブロブニクやハイシーズン(6〜8月)には、物価も高くなる傾向にあります。

クロアチアで1日にかかる費用感

  • 宿泊費(1人あたり):約1〜2万円程度
  • 食費(1人1日あたり):約5000円
  • 交通費:約1000〜3000円
  • 観光費:約3000円〜1万円

クロアチアの物価は日本や西ヨーロッパと同程度

クロアチアの物価は、総合的に見ると日本や西ヨーロッパ(フランスやイタリアなど)と同じといえます。

しかし、どの都市に滞在するかによって、物価が大きく変わるのも事実です。

たとえば、観光都市であるドブロブニクやフヴァル島は、クロアチアの中でも特に物価が高いエリアとして知られています。

こうした観光エリアでは、たとえチェーン店でも価格が高めに設定されていることが少なくありません。

おみやげをまとめ買いする場合などは、ザグレブなどの都市部で買い物するのがおすすめです。

クロアチアの現地通貨はユーロ

クロアチアでは、かつて「クーナ」という独自通貨が流通していましたが、2023年からユーロが使われるようになりました。

ユーロ紙幣には、次の7種類があります。紙幣ごとに色も明確に区別されているため、はじめての人でも使いやすいでしょう。

ユーロの種類

  • 5ユーロ
  • 10ユーロ
  • 20ユーロ
  • 50ユーロ
  • 100ユーロ
  • 200ユーロ
  • 500ユーロ

チップは必須ではないが、観光地ではチップの習慣が定着してきている

クロアチアにおいて、チップはけっして必須ではありません。

しかし、ドブロブニクなど観光客が多いエリアでは、チップを渡す文化がかなり定着しつつあります。

チップの金額は、それぞれ以下が目安となります。1ユーロや2ユーロなどの少額硬貨をとっておくと、チップを払いたいときに便利です。

チップの相場

  • ルームメイド、ポーター ⇒50セント〜1ユーロ
  • コンシェルジュ ⇒1ユーロ(予約などを依頼した場合)
  • レストランやカフェ ⇒10〜15%
  • タクシー ⇒端数を繰り上げて渡す
  • トイレ ⇒40〜50セント

クロアチア語で「クレジットカードは使えますか?」なんて言う?

クロアチアでは英語が広く通じますが、地方や小さなお店などでは英語が通じないことも少なくありません。

クレジットカードについて質問したいときは、次のようなクロアチア語を覚えておくと便利です。

クロアチア語

クレジットカード
⇒kreditna kartica(クレディティナ カルティツァ)

「クレジットカードは使えますか?」
Mogu li platiti kreditnom karticom?(モグ リ プラティティ クレディトノム カルティツォム?)

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのクロアチア情報

ほかにも、Hvala(フヴァーラ)「ありがとう」やDobar dan(ドーバル ダン)「こんにちは」などを覚えておくと便利ですね。

現金が必要になったら海外キャッシングがお得

クロアチア旅行中に現金が必要になったら、クレジットカードによる海外キャッシングが便利です。

海外キャッシングは両替よりレートが良いうえ、大金を持ち歩く必要がないことからセキュリティ対策にも役立ちます。

海外キャッシングがおすすめな理由

  • キャッシングは両替よりもレートが良い
  • 大金を持ち歩く必要がない

キャッシングは両替よりもレートが良い

クレジットカードの海外キャッシングを使えば、日本円をユーロに両替するより手数料を節約できます。

海外キャッシングの手数料は、年率18.0%が目安です。つまり、1ヶ月なら1.5%、1日あたり0.05%と、借入期間が短くなるほど手数料は安くなります。

たとえば、5万円分のユーロを海外キャッシングで引き出して30日後に返済した場合、手数料は以下のとおりとなります。

手数料の比較

  • 海外キャッシング:約960円(利息740円+ATM手数料220円)
  • 両替(2.0〜5.0%):1000〜2500円

大金を持ち歩く必要がない

海外キャッシングは、いつでも必要なときにお金を引き出せるため、大金を持ち歩く必要がありません。

つまり、現金を最低限に抑えることで、クロアチア旅行中の防犯対策としても効果的です。

たとえば現金を盗まれてしまった場合、海外旅行保険などで補償を受けることはできません。

しかし、クレジットカードならすぐにアプリから利用停止できるうえ、不正利用の際はクレジットカード会社に被害額を補償してもらえます。

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「海外にクレジットカードを持っていくのは不安」と考える方も多いですが、実はその反対。日本より治安が心配だからこそ、クレジットカードで防犯対策することが肝心です。

クロアチアのATMの使い方と注意点

お得なうえに防犯対策も期待できる海外キャッシングですが、必ずしもメリットばかりではありません。

ここでは海外キャッシングの具体的な操作方法、注意点を解説します。

クロアチアのATMの使い方と注意点

  • クロアチアのATMの使い方
  • 銀行内のATMが安全だが、手数料がかかることも
  • 夜間や人通りが少ないときは避ける
  • ATM付近でのスリやひったくりに注意!

クロアチアのATMの使い方

クロアチアで海外キャッシングを利用する方法は、おもに次の7ステップです。

ATMでの現金の引き出し方

  1. ATMにクレジットカードを入れる
  2. 言語(英語(ENGLISH))を選択をする
  3. クレジットカードの暗証番号(PIN)を入力する
  4. WITHDRAWAL AMOUNT(引き出し金額を入力する)を選択
  5. Credit Card(クレジットカード)を選択する
  6. 引き出す金額を入力する
  7. 現金とクレジットカードを取る

ただし、ATMならどれでも現地通貨を引き出せるわけではありません。

海外キャッシングに対応しているATMは、それぞれ以下のステッカーが目印となります。

海外キャッシングに対応しているATM

  • Visa:Plus
  • Mastercard、JCB:Cirrus

銀行内のATMが安全だが、手数料がかかることも

安心して海外キャッシングしたい人には、銀行内のATMがおすすめです。

銀行はセキュリティが常駐していること、困ったときに係員をすぐに呼び出せるのがメリットです。

特に、はじめての海外キャッシングなら、銀行内のATMを使うことで予期せぬトラブルにも柔軟に対応できるでしょう。

ただし、銀行ATMでの海外キャッシングには、1回あたり4〜5ユーロ程度の手数料がかかるケースが増えています。

こまめに引き出すと手数料がかさんでしまうため、できるだけまとめて引き出すのがスマートです。

夜間や人通りが少ないときは避ける

クロアチアは比較的治安が落ち着いていますが、夜間や人通りが少ないときの海外キャッシングは避けるべきです。

特に駅構内などのATMは周囲にお金を引き出していることがわかってしまうため、あとをつけられるリスクも考えられます。

どうしても夜間に現金が必要なときは、ショッピングモールなどの明るい施設で海外キャッシングする、帰りはタクシーを使うなどの対策を心がけてください。

ATM付近でのスリやひったくりに注意!

海外キャッシングで現金を引き出したら、ATM周辺のスリやひったくりにも十分に注意しましょう。

ATM周辺は、お金をおろした人を狙った犯罪が起きやすいといえます。特に外国人観光客なら、ターゲットになってしまうリスクは必然的に高くなるでしょう。

こうした犯罪に遭わないためには、クレジットカードや現金はATMの前で貴重品ポーチに入れる、帰りはタクシーを使うなどの対策が効果的です。

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのクロアチア情報

日本では財布を後ろポケットにいれる人も多いですが、ヨーロッパなどの海外ではNGです。財布などの貴重品は必ず目の届くところに保管し、現金が多いときはお腹のポケットなどに厳重に管理しましょう。

クロアチアでクレジットカードを使うときの注意点

クロアチア旅行中にクレジットカードを使うときは、次の4点に注意が必要です。

クロアチア旅行でクレカを使うときの注意点

  • スキミングに注意する
  • 現地通貨建て(ユーロ)で支払う
  • レシートの請求額を確認する
  • 支払い回数は選べない

スキミングに注意する

クロアチアなどの海外でクレジットカードを使うときは、スキミングに注意が必要です。

スキミングとは、スキマーと呼ばれる専用の機械でカード情報を盗み取る犯罪です。

カード情報が盗まれたことは気づきにくく、あとで高額請求が来てはじめて気づくケースがほとんどです。

スキミングに遭わないためには、タッチ決済を使うのがもっとも効果的です。

ほかにも、次のような対策を徹底することで、スキミングのリスクを最小限に抑えられます。

スキミングの予防策

  • 店員にカードを渡さない(店の奥に持っていかせない)
  • 暗証番号入力時に手元を隠す
  • スキミング防止カバーを使う

現地通貨(ユーロ)建てで支払う

クロアチアでの買い物にクレジットカードを使うときは、現地通貨(ユーロ)建てを選ぶことが大切です。

お店によっては円建てで支払うこともできますが、お店が自由にレートを決定できることから、手数料で大きく損してしまいます。

決済端末の画面に「EUR or JPY」と表示されるとJPY(日本円)を選びたくなりますが、必ずEURを選びましょう

現地通貨建てと円建て
手数料の目安 レートの決定者
現地通貨建て 約1.6~3.6% 国際ブランド
円建て 約2.0~10.0% 店舗(自由に設定できる)

レシートの請求額を確認する

クレジットカードの多重請求を防ぐには、その場でレシートの請求額を確認することが大切です。

これにより、悪意による多重請求はもちろん、店員の人為的ミスにもすぐに気づくことができます。

あとで請求額が間違っていることに気づいても、返金に応じてもらうのは簡単ではありません。

多重請求のリスクを最小限に抑えるには、アプリの利用通知をあわせて活用するのも効果的です。

支払い回数は選べない

クロアチアでクレジットカードを使うときは、基本的に全て一括払いとなります。

日本国内のように、分割払いやボーナス払いなどは選べません。

例外として、自動的にリボ払いに設定されているクレジットカードなら、海外利用分もリボ払いとなります。

また、クレジットカードによっては、支払い金額が確定したタイミングで分割払いに変更できることもあります。

さいごに...

この記事のまとめ

クロアチアはキャッシュレス決済が広く普及しており、さまざまなシーンでクレジットカードが使えます。

2026年からETIASが導入されることを踏まえると、クロアチア旅行にはクレジットカードが「絶対に必要」ともいえるでしょう。

クレジットカードが1枚あれば、それだけで次のようにさまざまなメリットを活用できます。

クレジットカードの活用法

  • 現金を両替するより手数料が安い
  • お得な海外キャッシングで現金(ユーロ)を引き出せる
  • 海外旅行保険が無料で付帯する
  • 優待特典・割引を利用できる

クロアチアで使いやすい国際ブランドは、VisaとMastercardの2つです。「Visa×Mastercard」の2枚持ちなら、クロアチアのクレジットカード加盟店でどちらも使えないことはまずありません。

国際ブランドや海外旅行保険の補償額などを比較し、クロアチア旅行中のお得や安心感につながる1枚を手に入れてください。

クロアチア旅行におすすめのクレカ6選
カード名 エポスカード
エポスカード
三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL)
JCBカード W

JCB カード W
学生専用ライフカード
学生専用ライフカード
楽天プレミアムカード

楽天プレミアムカード
アメックス ゴールド・プリファード
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード
年会費 無料 永年無料 無料 無料 1万1000円 3万9600円
ポイント還元率 0.5% 0.5% 1.0% 0.5% 1.0% 0.5〜0.8%(※4)
海外旅行保険 利用付帯 利用付帯 利用付帯 自動付帯 自動付帯(一部利用付帯) 利用付帯
発行スピード 最短当日〜約1週間(※1) 最短10秒/即発24時間(※2) 最短5分発行(※3) 最短2営業日 1週間〜10日 1〜3週間(※5)
特徴 疫病治療補償が270万円と高額 海外旅行傷害保険が最大2000万円 ポイント還元率が1.0%と高還元 韓国利用額の4.0%をキャッシュバック プライオリティ・パスが年間5回まで無料 最高1億円の海外旅行傷害保険が付帯
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※1 最短当日は店頭受取の場合。
※2 即時発行ができない場合があります。
※3 9~20時で申し込み(受付時間を過ぎた場合は翌日扱い)。顔写真付き本人確認書類による本人確認(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)。モバ即での入会後、カード到着前の利用方法についてはJCBのHPにて確認。※4 American Express Safekey利用時で算出。※5 カード到着までの期間。

監修者

監修者紹介:飯田道子

ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)

飯田道子

いいだみちこ

金融機関勤務を経て1996年にFP資格を取得。各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなっている。どの金融機関にも属さない独立系FP。ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。クレジットカード専門サイトで数多く記事監修を担当

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