ファイナンシャル・プランナー
伊藤亮太監修
海外旅行保険が自動付帯するおすすめのクレジットカードは下記の3枚です。
海外旅行保険が自動付帯!おすすめクレカ3選
- ライフカード<旅行傷害保険付き>
- 楽天プレミアムカード
- 学生専用ライフカード
海外旅行保険が自動付帯のおすすめクレジットカード
初年度の年会費は無料! | |
---|---|
ライフカード<旅行傷害保険付き> |
|
特徴 | ・初年度無料で海外旅行保険が自動付帯する一般向けクレジットカード ・次年度以降も年会費は1375円と低額 |
年会費 | 初年度無料/次年度以降1375円 |
海外旅行保険 | 自動付帯 |
死亡・後遺障害 | 最高2000万円 |
傷害・疾病治療 | 200万円 |
賠償責任 | 2000万円 |
携行品損害 | 20万円 |
国内旅行保険 | 利用付帯 |
死亡・後遺障害 | 1000万円 |
カードの詳細を見る |
世界1400カ所以上の空港ラウンジを無料で利用できる | |
---|---|
楽天プレミアムカード |
|
特徴 | ・海外1400カ所の空港ラウンジが無料で利用できる(※2025年1月1日以降は5回まで利用無料に変更。) ・傷害・疾病治療の補償が300万円と手厚い |
年会費 | 1万1000円 |
海外旅行保険 | 自動付帯 |
死亡・後遺障害 | 最高5000万円(一部利用付帯) |
傷害・疾病治療 | 300万円 |
賠償責任 | 3000万円 |
携行品損害 | 50万円(一部利用付帯) |
国内旅行保険 | 自動付帯 |
死亡・後遺障害 | 5000万円 |
カードの詳細を見る |
学生専用!年会費無料で自動付帯 | |
---|---|
学生専用ライフカード |
|
特徴 | ・学生専用だが年会費無料で海外旅行保険が自動付帯 ・海外でのお買い物の4.0%がキャッシュバック |
年会費 | 初年度無料/次年度以降1375円 |
海外旅行保険 | 自動付帯 |
死亡・後遺障害 | 最高2000万円 |
傷害・疾病治療 | 200万円 |
賠償責任 | 2000万円 |
携行品損害 | 20万円 |
国内旅行保険 | 利用付帯 |
死亡・後遺障害 | 1000万円 |
カードの詳細を見る |
クレジットカードの海外旅行保険には、「自動付帯」と「利用付帯」の2種類があります。
「自動付帯」はカードを持っているだけで保険が適用されるのに対し、「利用付帯」はツアー料金や交通費などをクレジットカードで支払えば保険が適用されます。
海外旅行保険が自動付帯のクレジットカードを持っていれば、適用条件を気にする必要がないので安心して旅行を楽しめます。
ただし、近年海外旅行保険が自動付帯のクレジットカードは、ゴールドカード含めてかなり少なくなっています。
年会費無料のクレジットカードは、一部の学生専用のカードを除いてほとんどのカードが利用付帯か、海外旅行保険そのものが付帯していません。
この記事では、海外旅行保険で「自動付帯」がおすすめの理由や、海外旅行保険の補償内容などについても詳しく解説していきます。
この記事はこんな内容です
クレジットカードに付く海外旅行保険は自動付帯がおすすめ!
- 自動付帯ならクレジットカードを持っているだけで補償が受けられる
- 補償内容はカードによって大きく異なるので、申し込み前にしっかり確認する
- 一部の補償金額は合算可能!海外旅行保険付きクレカを複数枚持っておくとより安心
目次
自動付帯が便利!クレカに付く海外旅行保険の種類
海外旅行では思わぬトラブルに備えて海外旅行保険が必須です。
海外旅行保険付きのクレジットカードを持っていれば、保険加入の手間がなく保険料も不要。便利かつ安心なので海外旅行の前に一枚は作っておきたいですよね。
選ぶ際に一番注意しておきたいのが、保険適用の条件です。
クレジットカードに付く海外旅行保険には「自動付帯」と「利用付帯」の2つのタイプがあり、まずはここをチェックしておかないといざという時に保険が使えない、ということにもなりかねません。
クレカに付く海外旅行保険2つのタイプ
- クレカを持っているだけで保険が適用される「自動付帯」
- 条件を満たさないと保険が適用されない「利用付帯」
それぞれ詳しく解説していきます。
クレカを持っているだけで保険が適用される「自動付帯」
自動付帯の海外旅行保険は、クレジットカードを持っているだけで適用されます。
事前の手続きなども一切必要ないので非常に手軽で便利。
もし海外旅行にカードを持っていくのを忘れたり現地で紛失してしまっても、カード会員ということが確認できれば保険は適用されます。
手続きの際はクレジットカード会社(または引受保険会社)に電話で情報を伝えるので、サポートデスクの電話番号やクレジットカード番号をメモしておくといいでしょう。
自動付帯のここに注意!一部補償額は利用付帯という場合も
自動付帯の海外旅行保険であっても、補償金額の一部だけ利用付帯という場合もあります。
例:楽天プレミアムカードの海外旅行保険
<傷害死亡・後遺障害>
最高5000万円(うち自動付帯4000万円、利用付帯1000万円)
この場合、自動で付く補償は最高4000万円のみとなります。
傷害死亡・後遺障害の補償は自動付帯分と利用付帯分との合計金額ということがよくあるので、カード選びの際は細かい補償内容と条件もチェックしておきましょう。
条件を満たさないと保険が適用されない「利用付帯」
利用付帯の海外旅行保険は、決められた条件を満たして初めて適用されます。
条件はクレジットカードにより異なりますが、以下のような旅行に関わる支払いにカードを利用する必要があります。
利用付帯の適用条件となるおもな支払い対象
- パッケージツアー代金
- 国際線の航空券
- 自宅から空港までの公共交通機関
- 現地の公共交通機関
条件はひとつに限定されている場合や、複数のうちどれかを満たせばいい場合もあります。
特に出国前にカードでの支払いが必要な条件には注意が必要です。
条件を確認せずに現金などでパッケージツアー代金や空港までの交通機関を支払ってしまうと、保険は適用されません。
また、ほとんどのカードではレンタカー代や交通系ICへのチャージなどは利用条件の対象外となります。
利用付帯の場合は、適用条件をしっかり確認することが大切です。条件を気にするのが面倒という人は、自動付帯のクレジットカードを持っておくといいですよ。
海外旅行保険が自動付帯のおすすめクレジットカード3選
ここからは海外旅行保険が自動付帯するおすすめクレジットカードを3枚を紹介します。
海外旅行保険が自動付帯のクレカなら、持っているだけで保険適用となるので安心です。
最近クレジットカードの海外旅行保険は、ゴールドカードを含めて多くが利用付帯になっています。年会費無料で海外旅行保険が自動付帯だったエポスカードも、2023年10月から利用付帯に変更になりました。
今回紹介する3枚のクレジットカードは、依然として海外旅行保険が自動付帯の貴重なカードです。
海外旅行保険が自動付帯のクレジットカード3選
- ライフカード<旅行傷害保険付き>
- 楽天プレミアムカード
- 学生専用ライフカード
カード名をクリックすると、それぞれの紹介に飛ぶことができます
初年度の年会費が無料!ライフカード<旅行傷害保険付き>
ライフカード<旅行傷害保険付き>
付帯保険について
海外旅行保険 | 自動付帯 |
---|---|
海外旅行傷害保険金(死亡・後遺症) | 2,000万円 |
海外旅行傷害・疾病保険金(治療) | 200万円 |
賠償責任保険金 | 2,000万円 |
携行品損害保険金 | 20万円 ※1 |
国内旅行保険 | 利用付帯 |
国内旅行傷害保険金(死亡・後遺症) | 1,000万円 |
ショッピング保険金 | - |
家族カード | ○ |
家族特約 | × |
※1:免責金額1事故3000円
基本スペック
ポイント還元率(通常時) | 0.5% |
---|---|
年会費 | 初年度年会費無料 ※1 |
発行スピード | 最短3営業日 |
国際ブランド | |
電子マネー | ※2 |
ETC | × |
※1:次年度以降1375円
※2:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります
ライフガード<旅行傷害保険付き>は、年会費が初年度無料で海外旅行保険が自動付帯するクレジットカードです。次年度以降の年会費は1375円。
学生カードを除く、年会費無料のクレジットカードは、海外旅行保険が付帯していないか利用付帯のケースがほとんど。そんな中、初年度だけでも年会費が無料のライフカード<旅行傷害保険付き>は貴重な存在といえるでしょう。
海外旅行保険の補償の中で重視したい傷害治療と疾病治療の費用の補償が最高200万円と高額なのも特徴です。
とにかく持っておくだけで海外旅行保険が適用され、次年度以降の年会費も1000円程度なので海外旅行によく行く人なら1枚持っておくと安心です。
海外1400カ所の空港ラウンジを無料で利用できる楽天プレミアムカード
楽天プレミアムカード
付帯保険について
海外旅行保険 | 自動付帯 |
---|---|
海外旅行傷害保険金(死亡・後遺症) | 5,000万円 ※1 |
海外旅行傷害・疾病保険金(治療) | 300万円 |
賠償責任保険金 | 3,000万円 |
携行品損害保険金 | 50万円 ※2 |
国内旅行保険 | 自動付帯 |
国内旅行傷害保険金(死亡・後遺症) | 5,000万円 |
ショッピング保険金 | 300万円 ※3 |
家族カード | ○ |
家族特約 | × |
※1:自動付帯分は4000万円、利用付帯分が1000万円
※2:自動付帯分は30万円、利用付帯分が20万円
※3:1個1万円以上のものが対象
基本スペック
ポイント還元率(通常時) | 1% |
---|---|
年会費 | 11,000円 |
発行スピード | 1週間〜10日 |
国際ブランド | |
電子マネー | ※1 |
ETC | ○ |
※1:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります
お得なキャンペーン
- 新規入会&利用で5000ポイント進呈
楽天プレミアムカードは、旅行によく行く人にはおすすめの特典が多数用意されたクレジットカードです。
海外、国内ともに旅行保険が自動付帯。海外旅行中の傷害死亡・後遺障害の補償は5000万円(利用付帯分1000万円を含む)、傷害治療・疾病治療の補償は300万円になります。
旅行保険以外の特典も豊富で、国内の空港ラウンジはもちろん、海外1400カ所の空港ラウンジを無料で利用できるプライオリティ・パス会員を無料で申し込めます。
プライオリティ・パスは通常スタンダードプランでも年会費が99米ドル、1回の利用料が35米ドルかかりますが、楽天プレミアムカードを持っていれば無料で利用することができます。
※ 2025年1月1日以降は「年間5回まで利用無料」に変更になります。
また、楽天プレミアムカード・楽天ブラックカード会員専用のトラベルデスクを設置。世界の主要都市で、緊急時の対応や現地情報紹介、レストランやオプショナルつやーの予約などを行ってくれます。
楽天市場や楽天トラベルなどのポイント付与率もアップするので、利用の仕方次第で年会費1万1000円以上の価値は十分にあるでしょう。
海外利用総額の4.0%がキャッシュバック!学生専用ライフカード
学生専用ライフカード
付帯保険について
海外旅行保険 | 自動付帯 |
---|---|
海外旅行傷害保険金(死亡・後遺症) | 2,000万円 |
海外旅行傷害・疾病保険金(治療) | 200万円 |
賠償責任保険金 | 2,000万円 |
携行品損害保険金 | 20万円 |
国内旅行保険 | - |
国内旅行傷害保険金(死亡・後遺症) | - |
ショッピング保険金 | - |
家族カード | ○ |
家族特約 | × |
基本スペック
ポイント還元率(通常時) | 0.5% |
---|---|
年会費 | 無料 |
発行スピード | 最短2営業日 |
国際ブランド | |
電子マネー | ※1 |
ETC | ○ |
※1:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります
お得なキャンペーン
- 新規入会プログラム+つかっておトクプログラムの合計で最大1万5000円のキャッシュバック!
・アプリログインで2000円キャッシュバック
・3万円以上の利用で8000円キャッシュバック
・Apple Pay/Google Payの利用で3000円キャッシュバック
・一部サブスクの支払いで2000円キャッシュバック
学生専用ライフカードは学生生活を強力にサポートしてくれる1枚です。
海外旅行傷害保険は自動付帯で、最高2000万円まで補償してくれます。ほかにも傷害治療費用、疫病治療費用はともに最高200万円の補償が付きます。
さらに、海外ショッピング利用分の4.0%がキャッシュバック(年間最大10万円まで)と、学生の海外旅行をサポートしてくれます。
海外アシスタントデスク「LIFE DESK」では、ホテルやレストランの案内や予約、交通機関の案内など、旅先で日本語のサポートが受けられます。
海外旅行保険の補償内容は?補償額の合算も可能
海外旅行保険が自動付帯のクレジットカードは、条件を気にせずカードを持っているだけでいいので非常に便利ですが、補償内容がしっかりしているかどうかを確認する必要があります。
ここからはクレジットカードに付いている海外旅行保険の補償内容や補償期間など、抑えておきたい基本情報を解説していきます。
海外旅行保険付きクレジットカード3つの基礎知識
- クレジットカードに付く海外旅行保険の基本的な補償内容
- 保険は何回でも適用OK!補償期間はおおむね90日以内
- 補償金額は合算できる!年会費無料カードを複数枚持っておくと安心
クレジットカードに付く海外旅行保険の基本的な補償内容
海外旅行中は、予期せぬ事故や急病、盗難など、さまざまなトラブルが考えられます。
クレジットカードに付いている海外旅行保険でも、そのようなトラブルにしっかり対応することができます。まずは基本的な補償内容を見てみましょう。
クレジットカードに自動付帯する海外旅行保険の補償内容
- 傷害死亡・後遺障害
- 旅行中の事故によるケガが原因で、一定期間内に死亡した場合、または身体に後遺障害が生じた場合に保険金が支払われる。後遺障害はその程度により支払われる金額が変わる
- 傷害治療費用
- 旅行中の事故によるケガで医師の治療を受けた場合に保険金が支払われる
- 疾病治療費用
- 旅行中に発症した病気により医師の治療を受けた場合に保険金が支払われる(基本的に持病や出産・早産などにかかる費用、歯の治療費は補償対象外)
- 賠償責任
- 旅行中に誤って他人にケガをさせてしまったり、他人のものを壊してしまったりして、損害賠償が生じた場合に保険金が支払われる
- 携行品損害
- 旅行中にスーツケースやカメラなど、自分の持ち物が盗まれた場合や破損してしまった場合に保険金が支払われる。パスポートの再発給費用も補償の対象
- 救援者費用
- 旅行中に死亡した場合やケガや病気で入院した場合に、親族が現地に行くための費用(交通費、宿泊費など)に対して保険金が支払われる
すべての海外旅行保険付きクレジットカードに同じ補償が付いているわけではありません。
例えば「最高2000万円の海外旅行保険」と記載があっても、傷害死亡・後遺障害の補償しか付いていない場合もあります。
海外旅行保険の補償内容や補償額はクレジットカードによって大きく異なるので、カード選びの際は必ず内容を確認しましょう。
保険は何回でも適用OK!補償期間はおおむね90日以内
保険会社で加入する旅行保険は基本的に一回のみの適用となるので、旅行のたびに保険に入り直す必要があります。
一方、クレジットカードに付く海外旅行保険は回数制限がないので、カードを持っている限り何回でも保険が適用されます。
旅行好きの人や出張が多い人にとってはうれしいメリットですよね。
また、ほとんどのクレジットカードに付く海外旅行保険は、補償期間が出発から90日以内、または3ヶ月以内と設定されています(一部カードは異なる)。
長期旅行や出張、短期留学などの場合も、この期間内であれば補償が付くので安心です。
ただし、期間を超えると保険適用外となり、旅行中に別の保険に加入するということも基本的にはできないので、3ヶ月以上の長期旅行や留学の際は事前に保険会社の保険に加入しておきましょう。
補償金額は合算できる!年会費無料カードを複数枚持っておくと安心
クレジットカードに付いている海外旅行保険は、傷害死亡・後遺障害を除き補償金額の合算が可能です。
カードA | カードB | 合算金額 | |
---|---|---|---|
傷害死亡・ 後遺障害 |
5000万円 | 2000万円 | 5000万円(※1) |
傷害治療費用 | 200万円 | 100万円 | 300万円 |
疾病治療費用 | 200万円 | 100万円 | 300万円 |
賠償責任 | 2000万円 | 1000万円 | 3000万円 |
携行品損害 | 30万円 | 20万円 | 50万円 |
救援者費用 | 300万円 | 200万円 | 500万円 |
※1 傷害死亡と後遺障害の補償金額は、持っているクレジットカードの中で最も高い金額を限度として保険金が支払われます。
基本的に補償金額は何枚分でも合算できるので、年会費無料の海外旅行保険付きクレジットカードを複数枚持っておくとより安心。
その際も自動付帯のカードを選んでおくと、条件を気にしなくていいのでおすすめです。
海外旅行保険付きクレカを選ぶときのポイント3つ
海外旅行保険が自動付帯しているクレジットカードも種類がたくさんあるので、どれを選んだらいいのかわかりませんよね。
海外旅行保険の内容で見比べるとき、重視したいポイントは3つあります。
海外旅行保険付きクレカを選ぶときに重視したいポイント3つ
- 海外の医療費は高額!傷害・疾病治療費用が手厚いカードを選ぼう
- 海外で多い被害はスリと盗難!携行品損害の補償は必須
- 家族の補償を付けるなら、家族カードが作れるカードか家族特約付きのカードを選択
補償内容で注目したいのは、傷害・疾病治療費用と携行品損害。万が一に備えて、これらの補償が付いているか、補償金額は十分か、申し込み前にしっかり確認しましょう。
海外旅行保険付きのカードを複数枚持っていると、補償金額が合算できます。
また、海外旅行保険が適用されるのは基本的にクレジットカード会員本人のみですが、家族カードを作れば家族にも同じ保険が適用されます(一部カードは異なる)。
さらに家族特約付きのクレジットカードなら、カードが作れない18歳未満の家族にも補償を付けることができます。
海外旅行保険については詳しくはこちらの記事で解説しているので、併せて読んでみてくださいね。
海外旅行保険付きクレジットカードは組み合わせて使うのがおすすめ!補償内容や選び方を解説
また、実際に保険を使うときに役立つキャッシュレス診療サービスの有無もチェックしておくと、いざという時に安心です。
キャッシュレス診療サービスが付いていれば治療費の立て替えは不要
キャッシュレス診療とは、その名の通り現地でお金を支払うことなく治療が受けられるサービスのことです。
旅行中にケガや病気で治療が必要になった場合、通常は自費で治療費を立て替え、帰国後に保険金を請求します。
海外の医療費は非常に高額なので、立て替えるのも大変ですよね。しかしキャッシュレス診療サービスが付いていれば、保険会社が医療機関に直接支払いをしてくれるので、自分で立て替える必要がありません。
一部キャッシュレス診療が使えない国や医療機関もありますが、大都市や日本人に人気の観光地であればほぼ心配ありません。
現在ほとんどの海外旅行保険付きクレジットカードにキャッシュレス診療サービスが付いていますが、一部付いていないカードもあるので注意しましょう。
さいごに...
この記事のまとめ
海外旅行保険付きのクレジットカードを選ぶとき、最初の大きなポイントとなるのが自動付帯か利用付帯か、という部分。
自動付帯には条件がなく、カードを持っているだけで保険が適用されるので、一枚は持っておくと便利です。
- クレジットカードに付く海外旅行保険には自動付帯と利用付帯、2つのタイプがある
- カードを持っているだけで保険が適用される自動付帯が便利
- クレカの海外旅行保険は一部を除き補償金額の合算が可能なので、自動付帯の年会費無料カードを複数枚持つのがおすすめ
- 家族の補償やキャッシュレス診療サービスが付いているとなおベター
年会費無料で自動付帯のクレジットカードもあるので、初めてクレジットカードを作る人や、2枚目のカードを探している人にもおすすめ。
安心して旅行を楽しめるよう、補償内容はもちろん、家族の補償やキャッシュレス診療の有無もしっかり確認して、自分に合ったクレジットカードを選びましょう。
監修者
ファイナンシャル・プランナー
伊藤亮太
いとうりょうた
慶大院修了後、証券会社にて営業・経営企画、社長秘書等を行う。投資銀行業務にも携わる。現在、資産運用と社会保障を主に、FP相談・執筆・講演を行う。東洋大学経営学部ファイナンス学科非常勤講師。早稲田大学エクステンションセンター講師。クレジットカード専門サイトで数多く記事監修を担当
初年度の年会費無料!傷害・疾病治療の補償も手厚いライフカード<旅行傷害保険付き>