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更新

クレジットカードの海外事務手数料を12社比較!計算方法と2026年の値上げ最新情報

監修者紹介:飯田道子

ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)

飯田道子監修

海外でクレジットカードを使うと、商品代金に「海外事務手数料」が上乗せされて請求されます。

海外事務手数料とは、国際ブランドが定める基準レートに上乗せして、クレジットカード会社が徴収する手数料のこと。

実際の為替レートとは異なり、相場は1.6〜3.85%です(2026年11月以降は最大4.5%)。

クレカの海外事務手数料ってなに?

  • 国際ブランドの基準レートをもとに、クレジットカード会社が定める事務手数料のこと
  • 実際の為替レートとは異なる
  • 相場は1.6〜3.85%2026年11月以降は最大4.5%
  • 手数料は「基準レート × 利用額 × 海外事務手数料(%)」で計算できる

たとえば1万円分の買い物をした場合、海外事務手数料は160〜385円。決して大きな金額ではありませんが、海外事務手数料はここ数年で値上げが続いており、2026年11月には三菱UFJカードが4.5%と、主要カードで初めて4%台に踏み込みます。

この記事では、「海外でカードを使うと結局いくらかかるのか」を知りたい人に向けて、海外事務手数料の計算方法を具体例つきで解説。あわせて主要12社の海外事務手数料を比較し、現金両替との損得、手数料を安く抑える3つの方法まで紹介します。

なお、海外での支払いで「日本円と現地通貨、どちらにしますか?」と聞かれたら、必ず「現地通貨」を選んでください。日本円を選ぶと店舗が独自に決めたレートで換算され、最大10%近く上乗せされることがあります。

海外旅行におすすめのクレジットカード
海外利用手数料は3.85%
エポスカード
エポスカード
年会費:永年無料 国際ブランド:Visa
  • 海外旅行傷害保険が年会費無料のカードのなかでもトップクラスの補償内容
  • 海外キャッシングのATM利用料が無料
公式サイトで詳細を見る▶

この記事はこんな内容です

海外事務手数料は「計算できる」。そのうえで、旅行用カードは手数料で選ぶ

  • 海外事務手数料は「基準レート × 利用額 × 手数料率」で計算でき、相場は1.6〜3.85%
  • 値上げが続いており、2026年11月には三菱UFJカードが4.5%に。カードによる差は無視できなくなってきた
  • メインカードは経済圏やポイントで、海外決済用のサブカードは手数料の安さで選ぶのが現実的
  • 手数料を抑えるなら、手数料の安いカードを持つ/海外キャッシング+繰り上げ返済/外貨対応デビットカードの3つ

目次

クレジットカードの海外事務手数料とは?

日本国内でクレジットカードを使った場合、一回払いなら手数料はかかりません。

しかし、海外でクレジットカードを使うと、支払い方法にかかわらず海外事務手数料が発生します

海外事務手数料は、次の2つが組み合わさって決まります。

海外でクレカを利用したときに上乗せされる費用

  • 国際ブランドが定める為替レート(基準レート)
  • カード発行会社が定める海外事務手数料

手数料を決めるのは国際ブランドではなくカード発行会社

「海外事務手数料はVisaだといくら?」と考える人は多いのですが、海外事務手数料を決めているのは国際ブランドではなく、カードを発行している会社です

クレジットカードは、基本的に「国際ブランド × 発行会社」の掛け合わせで成り立っています。

国際ブランドと発行会社の役割
役割
国際ブランド Visa、Mastercard、JCBなど 決済機能・基準レートの設定
カード発行会社 イオン、エポス、楽天など 会員の管理、ポイント・特典の提供、海外事務手数料の設定

そのため、同じVisaブランドのカードでも、イオンカードなら1.60%、エポスカードなら3.85%と、2倍以上の差が生まれます。

「Visaだから安い」「JCBだから高い」ということはありません。手数料を知りたいときは、必ず「どの会社が発行したカードか」を確認してください

なお、利用できる国際ブランドはカードによって異なります。たとえばエポスカードでは、提携のないMastercardやJCBは選べません。

クレジットカード発行会社と国際ブランドの提携状況
Visa Mastercard JCB American Express 銀聯
エポス
楽天
イオン
三井住友カード
三菱UFJカード
セゾンカード
オリコカード
セディナカード

※ 上記は2026年7月時点の情報です。最新情報は各カード会社の公式サイトでご確認ください。

例外として、国際ブランドが独自にクレジットカードを発行しているケースもあります。これは「プロパーカード」と呼ばれ、選べる国際ブランドは基本的に1つのみです。

国際ブランドが発行するクレジットカード

  • JCB ⇒ JCBカード
  • American Express ⇒ アメックスカード

国際ブランドが定める基準レート

海外事務手数料のベースとなるのが、国際ブランドが定める基準レートです。

これは実際の為替レートとは異なり、それぞれ次のページで公表されています。

国際ブランドの基準レートの調べ方

たとえばJCBの基準レートは、2026年7月13日換算日1米ドル=162.158円です。

JCBの基準レート(2026年7月13日換算日)
通貨 1通貨あたりの円
米ドル(USD) 162.158円
ユーロ(EUR) 184.967円
イギリスポンド(GBP) 217.08円
韓国ウォン(KRW) 0.108円
タイバーツ(THB) 4.883円
台湾ドル(TWD) 5.077円

出典:JCB「海外でのお取り引きにおける基準レート」(2026年7月13日換算日)

※ 基準レートは日々変動します。最新の値は各国際ブランドのページでご確認ください。

実際の為替レートとの差額
国際ブランド 1米ドル 実際の為替レートとの差額
JCB 162.158円 +0.058円(+0.04%)
Mastercard 162.430円 +0.330円(+0.20%)
Visa 162.550円 +0.450円(+0.28%)
アメックス・ダイナース 非公開

※ 2026年7月13日時点。実際の為替レートは、日本銀行「外国為替市況(日次)」の同日の中心相場(1米ドル=162.10円)を用いて算出。※ JCBは同日の基準レート(Sellレート)、Visaは「為替レート計算機」で海外事務手数料を0%として算出した値です。

カード発行会社が定める海外事務手数料

海外でクレジットカードを利用すると、国際ブランドが定める基準レートをもとに、カード発行会社が定める海外事務手数料が加算されます

海外事務手数料の相場は1.6〜3.85%で、カード発行会社と国際ブランドの組み合わせによって異なります。

具体的な料率は、後述の「【最新】クレジットカードの海外事務手数料を12社比較」で一覧にまとめました。

クレジットカードの海外事務手数料の計算方法

海外事務手数料は、自分で計算できます。渡航前に「だいたいいくらかかるのか」を把握しておけば、帰国後の請求に驚くこともありません。

海外事務手数料の計算式

海外事務手数料の計算式は、次のとおりです。

海外事務手数料の計算方法

基準レート(円)× 使った金額(外貨)× 海外事務手数料(%)海外事務手数料(円)

支払総額は、これに商品代金を足したものになります。

支払総額の計算方法

基準レート(円)× 使った金額(外貨)×(100% + 海外事務手数料)支払総額(円)

100米ドルを決済した場合の計算例

実際に計算してみましょう。ここではわかりやすく、基準レートを1米ドル=160円と仮定します。

エポスカード(Visa/海外事務手数料3.85%)で100米ドルの買い物をした場合

  • 海外事務手数料:100米ドル × 160円 × 3.85% = 616円
  • 支払総額:100米ドル × 160円 × 103.85% = 1万6616円

イオンカードセレクト(Visa/海外事務手数料1.60%)で100米ドルの買い物をした場合

  • 海外事務手数料:100米ドル × 160円 × 1.60% = 256円
  • 支払総額:100米ドル × 160円 × 101.60% = 1万6256円

同じ100米ドルの買い物でも、カードによって360円の差が生まれます。

1回の買い物なら小さな差ですが、旅行中に10万円分を決済すれば2250円の差になります。「たかが数%」と侮れない金額です。

※ 上記は基準レートを1米ドル=160円と仮定した計算例です。実際の基準レートは日々変動します。

カードを使った日とレート換算日は別

ここで注意したいのが、計算に使われるレートは、カードを使った日のレートではないということです。

クレジットカードの利用額に適用されるのは、クレジットカード会社に利用情報が届いた時点のレートです。

海外で決済した支払い額が決まる流れ

  1. 現地(海外)で決済する
  2. カード会社に決済情報が届く(※決済日から2〜4日のタイムラグがある)
  3. その時点の基準レートで日本円に換算する
  4. 換算された日本円に海外事務手数料(%)をかける
  5. 支払い額が決定する

一般的に、利用情報が届くまでの時間は2〜4日ほど。この2〜4日間にレートが大幅に動くと、それだけ支払い額も変わります。

日本国内での利用時と異なり、正確な決済情報が反映されるまで時間がかかる点は覚えておきましょう。

【最新】クレジットカードの海外事務手数料を12社比較

カード発行会社×国際ブランド別 海外事務手数料一覧

主要12社の海外事務手数料を、国際ブランド別にまとめました。

クレジットカードごとの海外事務手数料(%)比較 ─ 安い順
カード発行会社 Visa Mastercard JCB American Express 銀聯 Diners Club
イオン 1.60% 1.60% 1.60%
JCB 1.60%
ダイナース 2.00%
アメリカン・エキスプレス 3.50%
三井住友カード 3.63% 3.63% 2.50%
セディナ(※) 3.63% 3.63% 2.20%
楽天 3.63% 3.63% 3.63% 3.63%
三菱UFJ 3.85% 3.85% 2.04% 2.00%
エポス 3.85%
セゾン 3.85% 3.85% 3.85% 3.85%
オリコ 3.85% 3.85% 3.85%
ライフカード 3.85% 3.85% 3.85%

※ セディナは三井住友カードに統合されています。「セディナビID」のJCBブランドは2.20%です。

※ 上記は2026年7月時点の情報です。最新情報は各カード会社の公式サイトでご確認ください。

海外事務手数料がもっとも安いのは、イオンカードとJCBカードの1.60%。もっとも高いのは3.85%で、その差は2.25%です。

1万円の決済なら225円、10万円なら2250円の差になります。

2024〜2026年、海外事務手数料の値上げが続いている

いま、クレジットカードの海外事務手数料は値上げが相次いでいます

各社は「海外におけるクレジットカード取引の環境変化」「海外取引に関連するコストの増加」を理由に挙げており、かつて2.20%が標準だった料率は、いまや3.63%〜3.85%が主流になりました。

主なカード会社の海外事務手数料の改定
カード発行会社 改定前 改定後 適用時期
ライフカード 2.20% 3.85%(全ブランド) 2024年12月1日
三井住友カード 2.20% 3.63%(Visa・Mastercard) 2024年11月1日
三菱UFJ 2.20% 3.85%(Visa・Mastercard) 2024年11月
楽天 2.20% 3.63%(全ブランド) 2025年3月1日
エポス 2.20% 3.85%(Visa) 2025年7月1日
オリコ 1.60%(JCB) 3.85%(全ブランド統一) 2025年10月下旬〜11月

出典:各カード会社の公式お知らせ

※ 上記は2026年7月時点の情報です。最新情報は各カード会社の公式サイトでご確認ください。

2026年11月、三菱UFJカードが4.5%へ引き上げ

そして2026年5月、三菱UFJニコスが海外事務手数料を4.09%(税抜)に改定すると発表しました

税込ではVisa・Mastercardが4.5%となり、主要カードで初めて4%台に踏み込むことになります。

三菱UFJニコスの海外事務手数料改定(税込)
国際ブランド 改定前 改定後
Visa 3.85% 4.50%
Mastercard 3.85% 4.50%
JCB 2.04% 4.34%
American Express 2.00% 4.30%

適用時期:三菱UFJカード会員は2026年11月16日ご利用分より/NICOSカード会員は2026年11月6日ご利用分より

出典:三菱UFJニコス「外貨でのショッピングご利用代金を円貨へ換算するための事務処理手数料改定のお知らせ」(2026年5月15日)

これにより、海外事務手数料の相場は「1.6〜4.5%」に広がります

もっとも安いイオンカード(1.60%)との差は2.9%1万円の決済で290円、10万円なら2900円の差です。

「どのカードで払うか」の重みは、これまで以上に大きくなりました。

値上げしていないカードもある

値上げが相次ぐなかでも、据え置きを続けているカードがあります

海外事務手数料が1.60%のまま据え置かれているカード

  • イオンカード(Visa・Mastercard・JCBのすべてで1.60%)
  • JCBカード(JCBが発行するプロパーカード。JCB公式が「基準レートに1.6%を加えた換算レート」と明記)

海外旅行の予定があるなら、こうした「据え置き組」のカードを1枚持っておくと、決済のたびに手数料を抑えられます。

海外でクレジットカードと現金、どちらが得?

「結局、現金に両替したほうが安いのでは?」と考える人もいるでしょう。

結論から言うと、海外事務手数料が1.60%程度のカードなら、クレジットカード決済のほうが有利になりやすいといえます。

海外事務手数料1.60%が現金両替との損益分岐点

クレジットカードと現金、それぞれの実質的なコストを分解すると次のとおりです。

クレジットカードと現金両替のコスト構造
上乗せされるコスト
クレジットカード ① 国際ブランドの基準レートの上乗せ + ② 海外事務手数料(1.6〜3.85%)
現金(空港・銀行で両替) 両替レートの上乗せ(実際の為替レートに数%が上乗せされる)

つまり、カードの海外事務手数料が両替の上乗せ幅より小さければ、カードのほうが安く済むわけです。

同じタイミングで両者を比較すると、海外事務手数料が1.60%程度までならクレジットカードのほうが安く3.85%になると現金両替と同水準か、それ以上になることもあるという結果になります。

言い換えれば、1.60%あたりが現金両替との損益分岐点です。

それでもクレジットカードを持っていくべき理由

仮に手数料が現金両替と同程度だったとしても、海外旅行にクレジットカードを持っていく価値は十分にあります

現金にはないクレジットカードのメリット

  • 万一の不正利用でも、カード会社の補償を受けられる(現金は盗まれたら戻らない)
  • 多額の現金を持ち歩かずに済む
  • 海外旅行傷害保険が付帯するカードなら、ケガや病気の備えになる
  • 現地サポートデスクに日本語で相談できるカードもある

「現金は必要最小限、支払いの中心はクレジットカード」というのが、現実的な使い分けです。

円建てと現地通貨建て、どちらを選ぶべき?

海外でクレジットカードを利用すると、「円建て」か「現地通貨建て」かを尋ねられることがあります。

結論はシンプルで、迷わず「現地通貨建て」を選んでください

円建て(DCC)は最大10%上乗せされることがある

円建ては、DCC(自国通貨決済)というシステムを利用した決済方法です。その場で日本円での請求額が表示されるため一見わかりやすいのですが、現地通貨建てに比べて手数料が高くなります

円建てと現地通貨建ての比較
レートの目安(上乗せ幅) レートの決定者
円建て(DCC) 2.0〜10.0% 店舗
現地通貨建て 1.0〜2.0% 国際ブランド

円建てでは、店舗側が自由にレートを決められます。最悪の場合、10%近く上乗せされることもあります。

少しでも手数料を安くしたいなら、現地通貨建てを選びましょう

サーチャージが加算される国もある

クレジットカードを利用すると、サーチャージ(追加料金)が加算されることがあります。これは、店舗側がカード決済手数料による売上の減少を防ぐためです。

日本国内ではクレジットカード手数料は「店側負担」が原則ですが、海外では「利用者負担としてもよい」と定めている国もあります

サーチャージの有無や金額は国・店舗によってさまざまです。店のレジ横などに貼り紙で掲示されていることが多いため、決済前に確認しておくと安心です。

海外事務手数料を安く抑える3つの方法

海外事務手数料を少しでも抑えたいなら、方法は大きく3つあります。

海外事務手数料を安く抑える3つの方法

  1. 海外事務手数料の安いカードを旅行用に持つ
  2. 海外キャッシング+繰り上げ返済を使う
  3. 外貨対応のデビットカード・プリペイドカードを使う

① 海外事務手数料の安いカードを旅行用に持つ

もっともシンプルな方法が、海外事務手数料の安いカードを1枚持っておくことです。

これまでは「ポイントが貯まる経済圏のカードに一本化する」のが合理的とされてきました。しかし、その経済圏の代表格である楽天カードも、2025年3月に3.63%へ値上げしています。

そこでおすすめしたいのが、「メインカードは経済圏やポイントで選び、海外決済用のサブカードは手数料の安さで選ぶ」という2枚持ちです。

カードの使い分けの考え方

  • メインカード:ポイント還元率、経済圏、年会費、付帯特典で選ぶ
  • 海外決済用のサブカード海外事務手数料の安さで選ぶ(イオンカード/JCBカードなら1.60%)

年会費無料のカードなら、2枚持ってもコストはかかりません。これから海外に行く予定があるなら、検討する価値は十分あります。

② 海外キャッシング+繰り上げ返済を使う

海外キャッシングを使えば、現地のATMから現地通貨を引き出せます。海外事務手数料はかからず、代わりに次の費用がかかります。

クレジットカードで海外キャッシングを利用する場合の費用

ATM手数料 + 18.0%程度の金利(年利)

18.0%と聞くと高く感じるかもしれませんが、これは「年利」です。1日あたり約0.05%、1ヵ月あたり約1.5%となり、返済までの期間が短いほど利息は安くなります

そこで活用したいのが繰り上げ返済です。

繰り上げ返済とは?

クレジットカードで定められた返済日に先立って、キャッシング利用分を返済すること。マイページやアプリから手続きでき、早めに返済することで利息を節約できる。

たとえば10万円を海外キャッシングした場合、返済までの日数による利息は次のとおりです。

10万円を海外キャッシングしたときの利息(年利18.0%の場合)
返済までの日数 利息
5日 約247円
10日 約493円
15日 約740円
20日 約986円
25日 約1233円
30日 約1479円

1週間以内に完済すれば、利息は数百円程度に抑えられます

同じ10万円をクレジットカードで決済した場合、海外事務手数料は1600〜3850円。帰国後すぐに繰り上げ返済すれば、海外キャッシングのほうが安く済むケースが多くなります。

帰国後はATMやコンビニ支払いなどで繰り上げ返済できるため、手数料を抑えたいならできるだけ早めに返済しましょう

ATM手数料には2種類ある

海外キャッシングを利用すると、必ずATM手数料がかかります。内訳は次の2種類です。

ATM手数料の種類

  • カード発行会社が定めるATM手数料(110〜220円程度)
  • ATMオーナーが別途定める手数料

カード発行会社が定めるATM手数料は、日本円換算で1万円以下なら110円、1万円超なら220円が目安です。

なお、海外キャッシングの場合、日本のATMのような時間外手数料は発生しません。24時間いつでも好きなときにお金を引き出せるのは、海外キャッシングならではのメリットです。

ATMオーナーが定める手数料はクレジットカードなら基本かからない

デビットカードやプリペイドカードで現地ATMを使うと、ATMオーナーが定める手数料がかかることがあります。

これは「オーナーチャージ」や「アクセスフィー」と呼ばれ、国やATMによってさまざま。一般的には日本円で約300〜1000円と高めに設定されています。

一方、クレジットカードの海外キャッシングなら、ATMオーナーが定める手数料はかかりません

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロの海外旅行情報

タイで海外キャッシングを利用(クレジットカード)したときに、ATMの画面に220バーツ(約915円)と表示されました。これがいわゆる「オーナーチャージ」で、カード会社が定める手数料よりかなり高額です。しかし、実際にクレジットカードのマイページで確認したところ、オーナーチャージは請求されていませんでした

③ 外貨対応のデビットカード・プリペイドカードを使う

近年は、外貨決済に特化したデビットカード・プリペイドカードという選択肢も増えています。

あらかじめ外貨をチャージ(または外貨預金)しておけるため、為替レートの変動に左右されないのもメリットです。

外貨対応の主なカード
サービス 特徴
Sony Bank WALLET ソニー銀行のVisaデビット。対象通貨で外貨口座に残高があれば手数料0円
Revolut 39通貨にチャージ可能。スタンダードプランなら月30万円まで両替手数料無料
Wise 実際の為替レートで両替でき、海外事務手数料はかからない
IDARE Visaプリペイドカード。海外事務手数料が0%

※ 上記は2026年7月時点の情報です。最新情報は各社の公式サイトでご確認ください。

ただし、これらはクレジットカードではないため、海外旅行傷害保険や現地サポートデスクといった特典は付きません

「決済はデビットカード、いざというときの備えはクレジットカード」と、シーンに応じて使い分けるのが賢い方法です。

海外事務手数料で選ぶ!おすすめクレジットカード9選

海外旅行におすすめのクレジットカードを、海外事務手数料の安い順に9枚紹介します。

海外事務手数料で選ぶおすすめクレジットカード

イオンカードセレクト│海外事務手数料1.60%で3ブランドから選べる

イオンカードセレクト

海外事務手数料と旅行でお得な特典

  • 海外事務手数料:Visa/Mastercard/JCB すべて1.60%
  • 年会費:無料
  • 海外旅行での主な特典:世界15ヵ国22ヵ所のイオンワールドデスク(緊急時のサポート、レストラン・レンタカーの予約代行)

主要カードのなかで最安水準の1.60%を、Visa・Mastercard・JCBの3ブランドすべてで維持しているのがイオンカードセレクトです。値上げが相次ぐなか、据え置きを続けている数少ないカードのひとつ。

年会費も無料なので、海外決済用のサブカードとして持っておくのに向いています。

なお、年間50万円以上利用するとイオンゴールドカードにランクアップできる可能性があり、その場合は国内主要空港のラウンジも利用できます。

イオンカードセレクト

アイキャッチ画像:イオンカードセレクト

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 0.5%
年会費 無料
発行スピード 当日発行 ※1
国際ブランド
電子マネー
海外旅行傷害保険 -
国内旅行傷害保険 -
家族カード
ETC

※1:カード店頭受取りサービスの場合
※2:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 新規入会&利用で

    最大5000ポイント

    プレゼント

    ・(Web限定)新規入会1000WAONPOINTをプレゼント
    ・期間中のカード利用で最大4000WAONPOINTをプレゼント(カード利用分の10%相当還元)

JCBカード W│海外事務手数料1.60%+JCBプラザが使える

JCB カード W

海外事務手数料と旅行でお得な特典

  • 海外事務手数料:JCB 1.60%
  • 年会費:永年無料(18〜39歳が入会対象
  • 海外旅行での主な特典:JCBプラザ/JCBプラザ ラウンジ、海外利用でもポイント2倍、最高2000万円の海外旅行傷害保険(利用付帯)

JCBカード Wは、JCBが自ら発行するプロパーカード。海外事務手数料は1.60%で、値上げが続くなかでも据え置かれています。

海外では、JCBプラザ・JCBプラザ ラウンジを利用できるのが強みです。

JCBプラザとJCBプラザ ラウンジ
おもなサービス 設置都市
JCBプラザ 観光案内、レストラン予約、緊急時のサポートなど ニューヨーク、バンクーバー、北京、ソウル、台北、バリ、ホーチミンシティ、シドニー、ロンドン、ローマ、バルセロナなど
JCBプラザ ラウンジ 上記に加え、ドリンクサービスやマッサージ機、荷物預かりサービスなど ホノルル、グアム、ソウル、台北、香港、バンコク

ハワイ・グアム・韓国・台湾など、日本人旅行者に人気の渡航先でサポートが手厚いのが特徴。18〜39歳のうちに発行しておけば、40歳以降も年会費は無料です。

JCB カード W

アイキャッチ画像:JCB カード W

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 1.0% ※1
年会費 永年無料 ※2
発行スピード 最短5分発行 ※3
国際ブランド
電子マネー
海外旅行傷害保険 利用付帯
国内旅行傷害保険 -
家族カード
ETC

※1:還元率は交換商品により異なります
※2:18歳以上(高校生を除く)39歳以下の申し込み可能
※3:9:00AM~8:00PMで申し込み(受付時間を過ぎた場合は翌日扱い)。顔写真付き本人確認書類による本人確認(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)。モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について詳しくはHPを確認。
※4:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 新規入会キャンペーン(2026年4月1日〜)
    新規入会&対象カード利用で最大2万円相当プレゼント
    ・新規入会&MyJCBへのログイン&スマホ決済で20%還元(最大1万2000円)
    ・新規入会&対象のJ-POINTパートナーの利用で10%ポイント還元(最大8000円相当)※事前にポイントアップ登録すれば最大20.5%ポイント還元
  • 家族カードを同時に申し込み、または追加で申し込みし、キャンペーンに参加登録した後、カードを利用すると最大4000円キャッシュバック(家族カード1枚につき2000円のキャッシュバック)

Sony Bank WALLET│外貨口座に残高があれば手数料0円

Sony Bank Wallet

海外事務手数料と旅行でお得な特典

  • 海外事務手数料:0%(対象通貨で外貨口座に残高がある場合)/1.79%(対象外通貨・外貨口座なしの場合)
  • 年会費:無料
  • 海外旅行での主な特徴:外貨普通預金口座からの直接引き落とし、円口座からの自動充当

Sony Bank WALLETは、ソニー銀行が発行するVisaデビット付きキャッシュカード。クレジットカードではありませんが、海外事務手数料を大きく抑えられます

Visa加盟店でショッピングしたときの手数料
外貨口座 支払い口座 手数料
残高あり 外貨普通預金口座 なし
残高なし 円普通預金口座から外貨の不足分を充当 1米ドルにつき4〜15銭(100米ドルなら15円)
未開設 円普通預金口座 1.79%

外貨普通預金口座は無料で開設でき、あらかじめ外貨を用意しておけば為替レートを気にする必要もありません

なお、ソニー銀行の外貨預金は11通貨(円を含む)ですが、Sony Bank WALLETでの決済に対応しているのは10通貨です(ブラジルレアル・人民元は決済に使えません)。

Sony Bank Wallet

アイキャッチ画像:Sony Bank Wallet

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 0.5%
年会費 無料
発行スピード -
国際ブランド
電子マネー
海外旅行傷害保険 自動付帯
国内旅行傷害保険 自動付帯
家族カード ×
ETC ×

公式サイトで詳細を見る▶

ダイナースクラブカード│海外事務手数料2.00%+最高1億円の補償

ダイナースクラブカード

海外事務手数料と旅行でお得な特典

  • 海外事務手数料:Diners Club 2.00%
  • 年会費:2万9700円
  • 海外旅行での主な特典:最高1億円の海外旅行傷害保険(利用条件付き)、国内・海外1700ヵ所以上の空港ラウンジ、キャッシュレス・メディカル・サービス

ダイナースクラブカードは、ハイステータスカードでありながら海外事務手数料が2.00%と低めに設定されています。

最高1億円の海外旅行傷害保険が付帯し、「キャッシュレス・メディカル・サービス」を使えば治療費が保険会社から病院へ直接支払われるため、一時的な自己負担も不要です。

トラベル優待サービスの内容
宿泊 国内外のホテル・旅館での特別割引や特典
空港 国内・海外1700ヵ所以上の空港ラウンジを無料で利用できる
ツアー・航空券 パッケージツアー料金が最大5.0%割引

ワンランク上の海外旅行を好む人に向いた1枚です。

ダイナースクラブカード

アイキャッチ画像:ダイナースクラブカード

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 0.4〜1.0% ※1
年会費 29,700円
発行スピード カード到着まで2~3週間ほど
国際ブランド
電子マネー
海外旅行傷害保険 利用付帯
国内旅行傷害保険 利用付帯
家族カード
ETC

※1:交換先により異なる。
※2:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 初年度年会費無料(2026年1月5日~6月30日)
    ※家族会員は有料

アメックスグリーン│月会費1100円でプライオリティ・パスに登録できる

アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード

海外事務手数料と旅行でお得な特典

  • 海外事務手数料:American Express 3.50%2025年8月1日に2.00%から改定
  • 年会費:月会費1100円(年換算1万3200円)
  • 海外旅行での主な特典:プライオリティ・パスの年会費が無料、キャンセル・プロテクション(年間最大10万円)

アメックスグリーン(アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード)の特徴は、プライオリティ・パスの年会費(通常99米ドル〜)が無料になること。

ただし、ラウンジの利用料は1回につき35米ドルが別途かかります(同伴者も1名につき35米ドル)。

アメックスグリーンのプライオリティ・パスの注意点

  • 年会費は無料だが、ラウンジ利用料は1回35米ドル(同伴者も1名35米ドル)
  • 国際線出発ラウンジのみが対象(国際線到着ラウンジ・国内線ラウンジは対象外)
  • 空港内のレストランやスパは対象外
  • 家族カードは対象外

出典:アメリカン・エキスプレス「プライオリティ・パス」

また、キャンセル・プロテクションが付帯し、キャンセル費用の損害が年間最大10万円まで補償されます。「急な出張が入った」「旅行直前にケガをした」といったときの備えです。

アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード

アイキャッチ画像:アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 0.3〜0.5% ※1
年会費 1100円(月会費)
発行スピード 1~3週間 ※2
国際ブランド
電子マネー
海外旅行傷害保険 利用付帯
国内旅行傷害保険 利用付帯
家族カード
ETC

※1:交換先により異なる
※2:カード到着までの期間
※3:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 初月1ヶ月分の
    月会費無料

  • 入会後のカード利用などで

    合計3万5000ポイント


    ・入会後3ヶ月以内に20万円の利用で5000ボーナスポイント
    ・入会後6ヶ月以内に50万円の利用で1万5000ボーナスポイント
    ・入会後8ヶ月以内に「グリーン・オファーズ カード利用ボーナス」対象加盟店でのカード利用で1000円ごとに150ボーナスポイント(上限1万5000ボーナスポイントまで)

三井住友カード(NL)│セキュリティ性が高いナンバーレス

三井住友カード(NL)

海外事務手数料と旅行でお得な特典

  • 海外事務手数料:Visa/Mastercard 3.63%
  • 年会費:永年無料
  • 海外旅行での主な特典:VJデスク(約55都市・日本語対応)、最高2000万円の海外旅行傷害保険(利用付帯)

三井住友カード(NL)の「NL」はナンバーレスの略で、券面にカード情報が印字されません。店員や周囲の人に盗み見されるリスクがなく、不慣れな海外でもセキュリティ性を確保しやすいのは大きな安心材料です。

カード情報はV Passアプリから確認でき、アプリの利用通知サービスをオンにしておけば不正利用の早期発見にもつながります。

三井住友カード(NL)

アイキャッチ画像:三井住友カード(NL)

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 0.5% ※1
年会費 永年無料
発行スピード 最短10秒/カード番号即時発行 ※2
国際ブランド
電子マネー
海外旅行傷害保険 利用付帯
国内旅行傷害保険 -
家族カード
ETC

※1:ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
※2:即時発行ができない場合があります
※3:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 新規入会キャンペーン(2026年6月1日〜)

    新規入会&条件達成で

    最大2万3000円相当

    プレゼント

    ・新規入会&入会月+1ヶ月後末までにスマホのタッチ決済1回で5000円分のVポイントPayギフトをプレゼント
    ・SBI証券口座開設&クレカ積立などで1万8000円相当のVポイントをプレゼント
  • 学生限定)新規入会キャンペーン(2026年1月7日〜)

    新規入会&条件達成で

    最大6000円相当

    プレゼント

    ・新規入会&入会月+1ヶ月後末までにスマホのタッチ決済1回で5000円分のVポイントPayギフトをプレゼント
    ・新規入会で1000円分のVポイントPayギフトをプレゼント

三井住友カード プラチナプリファード│外貨ショッピングでポイント+2.0%

三井住友カード プラチナプリファード

海外事務手数料と旅行でお得な特典

  • 海外事務手数料:Visa 3.63%
  • 年会費:3万3000円
  • 海外旅行での主な特典:外貨ショッピング利用でポイント+2.0%、最高5000万円の海外旅行傷害保険(利用付帯)

三井住友カード プラチナプリファードは、海外でカード決済すると100円ごとに2ポイントが加算され、通常ポイントと合わせてポイント還元率は3.0%になります。

海外事務手数料は3.63%ですが、ポイント還元でその大部分を取り返せる計算です。海外で高額な買い物を予定している人には、有力な選択肢になります。

※ 外貨ショッピングでポイント還元の対象となるのは、売上票がカード会社へ到着した時点で利用金額が外貨となっているものに限ります。

さらにプリファードストア(特約店)ではポイントが+1.0〜9.0%に。Expedia・Hotels.comは+9.0%となるため、海外旅行のホテル予約でもお得にポイントが貯まります。

※ 対象加盟店ごとにポイント付与条件があります。詳細は三井住友カードの公式ページをご確認ください。※本特典は予告なく変更、終了する場合があります。

三井住友カード プラチナプリファード

アイキャッチ画像:三井住友カード プラチナプリファード

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 1.0% ※1
年会費 33,000円
発行スピード 最短10秒/カード番号即時発行 ※2
国際ブランド
電子マネー
海外旅行傷害保険 利用付帯
国内旅行傷害保険 利用付帯
家族カード
ETC

※1:ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
※2:即時発行ができない場合があります
※3:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 新規入会キャンペーン(2026年6月1日〜)

    新規入会&条件達成で

    最大6万5000円相当

    プレゼント

    ・新規入会&入会月+1ヶ月後末までにスマホのタッチ決済1回で7000円分のVポイントPayギフトをプレゼント
    ・SBI証券口座開設&クレカ積立などで1万8000円相当のVポイントをプレゼント
    ・新規入会&入会月の3ヶ月後末までに40万円以上の利用で最大4万円相当のVポイントをプレゼント(通常特典)

三菱UFJカード│銀聯カードを追加発行できる

三菱UFJカード

海外事務手数料と旅行でお得な特典

  • 海外事務手数料:Visa/Mastercard 3.85%、JCB 2.04%、American Express 2.00%
  • 2026年11月16日ご利用分より、Visa・Mastercard 4.50%、JCB 4.34%、American Express 4.30% に改定予定
  • 年会費:永年無料
  • 海外旅行での主な特典:銀聯カードの追加発行、最高2000万円の海外旅行傷害保険(利用付帯)※

※ 旅行代金等を事前に本カードでお支払いいただくことを条件とします。

三菱UFJカードの特徴は、銀聯(ぎんれん)カードを追加発行できる点。銀聯は中国で広く流通している国際ブランドで、海外の銀聯加盟店で決済すると通常の2倍のポイントが貯まります。

中国や香港などへ旅行する人にはメリットを感じやすい1枚です。銀聯カードの発行には新規発行手数料1100円がかかりますが、年会費は不要です。

ただし、2026年11月16日利用分より海外事務手数料が4.50%(Visa・Mastercard)に引き上げられます。海外決済のメインカードとして使う場合は、この点を踏まえて検討しましょう。

三菱UFJカード

アイキャッチ画像:三菱UFJカード

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 0.5% ※1
年会費 永年無料
発行スピード 最短翌営業日 ※2
国際ブランド
電子マネー
海外旅行傷害保険 利用付帯 ※4
国内旅行傷害保険 -
家族カード
ETC

※1:特典には条件・留意事項があります。相当額表記は、1ポイント=5円相当として利用した場合です。なお、1ポイントの相当額は利用方法により異なります(キャッシュバックへの交換の場合、1ポイントは4円となります)。
※2:MastercardとVisaのみ
※3:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります
※4:旅行代金等を事前に本カードでお支払いいただくことを条件とします。

エポスカード│年会費無料で最高3000万円の海外旅行傷害保険

エポスカード

海外事務手数料と旅行でお得な特典

  • 海外事務手数料:Visa 3.85%2025年7月1日に2.20%から改定
  • 年会費:永年無料
  • 海外旅行での主な特典:最高3000万円の海外旅行傷害保険(利用付帯)、世界42都市の現地サポートデスク、ショッピング利用枠の一時増額

エポスカードは、丸井グループが発行する年会費無料のクレジットカードです。

海外事務手数料は3.85%と高めですが、年会費無料のカードとしてはトップクラスの海外旅行傷害保険が付帯します。

エポスカードの海外旅行傷害保険(利用付帯)
補償内容 補償額
傷害死亡・後遺障害 最高3000万円
傷害治療費用 200万円
疾病治療費用 270万円
賠償責任(免責なし) 3000万円
救援者費用 100万円
携行品損害(免責3000円) 20万円

旅行代金(ツアー料金や交通費等)をエポスカードで支払うことが適用条件です(利用付帯)。

出典:EPOS NET「海外旅行傷害保険」

また、海外でのトラブル時には24時間いつでも日本語で相談できます。世界42都市の現地サポートデスクと、東京の海外緊急デスクが24時間年中無休で対応してくれます。

エポスカード

アイキャッチ画像:エポスカード

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 0.5%
年会費 永年無料
発行スピード 最短当日〜約1週間 ※1
国際ブランド
電子マネー
海外旅行傷害保険 利用付帯
国内旅行傷害保険 -
家族カード ×
ETC

※1:最短当日は店頭受取の場合
※2:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

💡 カードのポイント還元率や付帯特典まで含めてじっくり比較したい方は、海外旅行におすすめのクレジットカード│旅行先に最適な最強の1枚を選ぼう! もあわせてご覧ください。

海外旅行でクレジットカードを使う際の注意点

海外旅行の必需品ともいえるクレジットカードですが、リスクがないわけではありません。思わぬトラブルに陥らないよう、事前に注意点を確認しておきましょう。

カードの紛失や盗難への備えをしておく

海外旅行でクレジットカードを紛失すると、不正利用の被害に遭いやすくなります。

クレジットカードの紛失や盗難を防ぐ方法

  • クレジットカードは貴重品ポーチに保管する
  • クレジットカードの緊急連絡先を控えておく
  • 現地サポートデスクにすぐに相談する

クレジットカードによっては、不正利用の被害額を補償してもらえます。一般的に補償は60日以内の申告が必須となるため、もしものときは早めにカード会社に連絡しましょう

クレジットカード会社への事前連絡

海外旅行に行くときは、事前にクレジットカード会社へ連絡しておくと安心です。

必須ではありませんが、事前連絡することで思わぬ利用停止を防げます

カード不正利用検知システムで引っかかるケース

  • いつもと違う場所(海外)で決済した
  • 決済回数が急激に増えた
  • 高額決済した

クレジットカードのレシートと明細は必ず確認する

海外でクレジットカードを利用したら、必ずレシートと明細を確認しましょう。これだけでも、二重請求や不正請求のリスクを下げられます。

特に多いのが、1つ桁が多く請求されるケース。本来は10.00米ドルなのに100.0米ドル請求された、といった具合です。人為的なミスで起こることもあり、レシートを確認すればその場で訂正を依頼できます

帰国後も、カードのマイページやアプリで利用履歴を定期的に確認しておくと、不正利用の早期発見に役立ちます。

さいごに...

この記事のまとめ

海外でクレジットカードを使うと、日本国内とは違って海外事務手数料が発生します。

海外事務手数料は「国際ブランドの基準レート」に「カード発行会社が定める手数料」を上乗せしたもので、実際の為替レートとは異なります。

海外事務手数料について知っておくべきこと

  • 手数料は「基準レート × 利用額 × 手数料率」で自分で計算できる
  • 相場は1.6〜3.85%2026年11月以降は最大4.5%
  • 値上げが続いており、カードによる差は無視できなくなってきた
  • 手数料を決めるのは国際ブランドではなくカード発行会社
  • 支払いは必ず現地通貨建てを選ぶ

これまでは「手数料の差は小さいから、ポイントや特典でカードを選べばいい」といわれてきました。

しかし、楽天カードのような経済圏の代表格まで3.63%に値上げされ、2026年11月には三菱UFJカードが4.5%に。もっとも安いカード(1.60%)との差は2.9%にまで広がります。

そこで有効なのが、2枚持ちという考え方です。

2026年のクレジットカードの選び方

  • メインカード:ポイント還元率、経済圏、年会費、付帯特典で選ぶ
  • 海外決済用のサブカード海外事務手数料の安さで選ぶ

年会費無料のカードなら、2枚持ってもコストはかかりません。

「帰国後も使えそうか」「海外での決済コストは抑えられるか」──この2つの軸で考えると、自分に合うクレジットカードが見つかるはずです。

下記リンクから、海外事務手数料の安い順に紹介したおすすめクレジットカード9選をもう一度確認してみてください。

「海外事務手数料で選ぶ!おすすめクレジットカード9選」をもう一度見る

監修者

監修者紹介:飯田道子

ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)

飯田道子

いいだみちこ

金融機関勤務を経て1996年にFP資格を取得。各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなっている。どの金融機関にも属さない独立系FP。ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。クレジットカード専門サイトで数多く記事監修を担当

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