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更新

シンガポール旅行におすすめのクレカ5選!現金はいらない?クレカのメリットなどを解説

監修者紹介:飯田道子

ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)

飯田道子監修

シンガポール旅行ではクレジットカードは必須。特におすすめなのは年会費が無料の三井住友カード(NL)JCBカードWです。

シンガポール旅行におすすめのクレカは?

  • セキュリティ面で安心&普及率が高いのは三井住友カード(NL)
  • 加盟店で割引が受けられるのはJCBカードW
  • 学生の人は学生専用の特典が多数ある学生専用ライフカード
  • 年会費無料で海外旅行保険の補償が高額なのはエポスカード
  • シンガポールの空港ラウンジを無料で使えるのは楽天プレミアムカード

旅行に持っていくなら、シンガポールでシェア率の高いVISAMastercardがおすすめ。

日本でもお馴染みのJCBは、現地加盟店での優待割引日本語での緊急時サポートがあるので、メインカードに加えた2枚目として持っていると、お得なうえに安心感も得られます。

世界中から観光客が集まる近代的な国際観光都市のシンガポールは、政府主導で電子決済の導入がすすめられ、東南アジアの中でも有数のキャッシュレス社会を築いています。

屋台や小さな個人商店などの現金しか使えない一部の店舗を除けば、ホテルやレストラン、ショッピングモールのほか、コンビニや病院まで、シンガポールのほとんどの場所でクレジットカードが使えます。

スムーズな支払いだけでなく、旅のさまざまなシーンで利用できる特典やお得なサービスもあるため、クレジットカードを携帯していくメリットは大きいでしょう。

さらにクレジットカードを持っていれば、現金を海外キャッシングで引き出せたり、ケガや病気も海外旅行保険でカバーできたりと、さまざまなメリットがあります。

クレカは、旅のスタイルや目的に応じて複数枚もっているといいでしょう。

シンガポール旅行におすすめのクレカ5選
セキュリティも万全!番号記載のない完全ナンバーレス
三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL)
  • 利用付帯の海外旅行傷害保険が最大2000万円と補償内容が充実
  • シンガポールの「VJデスク」で日本語サポート。レストランやチケット予約もOK
公式サイトで詳細を見る▶
優待特典や日本語サポートも!はじめてのシンガポール旅行にはJCB
JCBカードW
JCB カード W
  • 日本語対応の「JCBプラザ・オンライン相談」を利用できる
  • 加盟店でお得な割引サービスや優待特典を受けられる
公式サイトで詳細を見る▶
学生旅行に最適!年会費無料で高還元キャッシュバックも
学生専用ライフカード
学生専用ライフカード
  • シンガポールで利用した額の3.0%をキャッシュバック
  • 最高2000万円の海外旅行保険が自動付帯
公式サイトで詳細を見る▶
年会費無料で海外旅行保険が高額補償!
エポスカード
エポスカード
  • 疫病治療補償が270万円と高額
  • 旅行間近でも発行できる!店舗受け取りならカードを最短即日発行
公式サイトで詳細を見る▶
ワンランク上のラグジュアリーな旅がしたい人に!
楽天プレミアムカード
楽天プレミアムカード
  • カードを持っているだけで最高5000万円の海外旅行傷害保険が自動付帯されるから安心
  • 海外空港ラウンジを利用できるプライオリティ・パスの年会費が無料に!
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この記事はこんな内容です

シンガポール旅行にクレジットカードは必須!

  • クレカ決済の方が両替よりも手数料が低い
  • 宿泊時にデポジットで提示する必要がある
  • クレジットカードには海外旅行保険が付帯している
  • 現地通貨に両替するよりもレートがいい海外キャッシングが利用できる

目次

シンガポール旅行で使えるおすすめのクレジットカード5選

ここからはポイント還元率が高かったり、現地加盟店の優待を受けられたり、海外旅行保険が自動付帯されていたりと、シンガポール旅行におすすめのクレジットカードを5枚紹介します。

シンガポール旅行におすすめのクレジットカード5選

シンガポール旅行には必要不可欠なクレジットカード。目的にあったカードを選んで、お得に旅を楽しみましょう。

三井住友カード(NL)│年会費無料で最高2000万円の海外旅行傷害保険

三井住友カード(NL)

シンガポール旅行で使える特典

  • カード番号が不正利用されにくい完全ナンバーレスタイプ
  • 最大2000万円の海外旅行傷害保険
  • シンガポールの「VJデスク」でレストランやチケット予約もできる
  • 海外キャッシングが可能

三井住友カード(NL)は、カード番号やセキュリティコードが券面に印字されていない完全ナンバーレス

店頭でのクレジットカード決済で、カード番号を盗み見られるリスクが低く、海外でのセキュリティ対策を強化したい人には特におすすめの1枚です。

年会費が永年無料にもかかわらず、海外旅行傷害保険は傷害死亡・後遺障害で最大2000万円の補償が受けられます。

ただし、事前に旅行代金などをクレジット決済しないと適用されない利用付帯の保険なので、注意が必要です。

さらに、シンガポールには三井住友カードの「VJデスク」があり、観光案内からレストラン予約、チケット手配、カードやパスポートの紛失・盗難まで、日本語でバックアップしてくれます。

シンガポールの「VJデスク」は、DFSギャラリア・スコッツウォークの2階に設置されています。10~12時の間は事前に電話をしてから来店しましょう。

三井住友カード(NL)

アイキャッチ画像:三井住友カード(NL)

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 0.5%
年会費 永年無料
発行スピード 最短10秒/即発24時間 ※1
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 利用付帯
国内旅行保険 なし
家族カード
ETC

※1:即時発行ができない場合があります
※2:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 2024年6月30日までのキャンペーン

    新規入会&条件達成で

    5000円分

    プレゼント

    ・新規入会&スマホのタッチ決済3回利用で5000円分のVポイントPayギフトコードをプレゼント

JCBカードW│優待特典や日本語サポートが充実

JCB カード W

シンガポール旅行で使える特典

  • 日本語対応の「JCBプラザ・オンライン相談(シンガポール)」を利用できる
  • 加盟店(レストラン、ショップ、ホテルスパなど)のお得な優待サービス
  • 海外キャッシングが可能

シンガポール旅行で、セカンドカードとして活用したいのがJCBカードWです。

会員専用アプリ「たびらば」を利用すると、飲食店やショップなどのJCB加盟店で数々の割引サービス優待特典を受けられるのが最大の魅力です。

加盟店の優待には、ホテルのスパやレストランで15~25%オフになる割引クーポンも充実。たくさん活用してラグジュアリーな旅をお得に楽しみましょう。

また、JCBカードを持っていれば「JCBプラザ・オンライン相談(シンガポール)」の利用も可能です。

「JCB LINE」の公式アカウントから「チャット」で気軽に問い合わせができ、シンガポール在住のスタッフが、話題のショップやレストラン、おすすめスポットなど、現地ならではの観光情報を日本語で提供してくれます。

電話相談もできる便利なサービスなので、活用してみると旅がさらに充実するでしょう。

さらに、死亡後遺障害最高2000万円の海外旅行保険(利用付帯)や最高100万円補償の海外ショッピングガード保険が利用付帯されています。

JCB カード W

アイキャッチ画像:JCB カード W

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 1.0%
年会費 無料 ※1
発行スピード 最短5分発行 ※2
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 利用付帯
国内旅行保険 なし
家族カード
ETC

※1:39歳まで申し込み可能
※2:9:00AM~8:00PMで申し込み(受付時間を過ぎた場合は翌日扱い)。顔写真付き本人確認書類による本人確認(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)。モバ即での入会後、カード到着前の利用方法についてはJCBのHPにて確認
※3:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 新規入会キャンペーン(2024年9月30日まで)
    ・MyJCBログイン&Amazon.co.jp利用で最大1万2000円のキャッシュバック(Amazon.co.jpで利用した金額の20%をキャッシュバック)
  • 新規入会キャンペーン(2024年9月30日まで)
    ・MyJCBログイン&Apple Pay/Google Payの利用で最大3000円のキャッシュバック(利用金額の20%をキャッシュバック)
  • 家族カード入会&家族カードでのMyJCBログインで最大4000円のキャッシュバック(家族1名の申し込みにつき2000円のキャッシュバック)(2024年9月30日まで)
  • お友逹紹介キャンペーン!紹介者・被紹介者に1500円キャッシュバック(2024年9月30日まで)
  • (18歳〜24歳限定)新規入会&MyJCBアプリログインでもれなくAmazonギフトカード(Eメールタイプ)1000円分プレゼント(2024年4月30日まで)

学生専用ライフカード│海外での利用総額の3%がキャッシュバック

学生専用ライフカード

シンガポール旅行で使える特典

  • シンガポールで利用した額の3.0%をキャッシュバック!
  • 最高2000万円の海外旅行保険が自動付帯
  • シンガポールの「LIFE DESK」で盗難・紛失等の緊急時サービスを利用できる
  • 海外キャッシングが可能

学生のシンガポール旅行におすすめしたいのが、学生専用ライフカードです。

学生しか申し込めないクレジットカードだからこそ、お得感のある付帯特典も充実。年会費無料ながら、新規入会で最大1万円のキャッシュバックもうれしいポイントです。

特に魅力的なのが、シンガポールで利用した総額の3.0%が戻ってくる高還元キャッシュバック。海外旅行前に事前エントリーが必要なので、手続きをお忘れなく!

さらに、在学中は海外旅行保険が自動付帯され、海外旅行にクレジットカードを持っていくだけで最高2000万円までの補償が受けられます。

はじめての海外旅行でも心強いのが、日本語で電話対応してくれる24時間年中無休の「LIFE DESK」緊急問い合わせ窓口です。

クレジットカードの紛失や盗難など、思わぬアクシデントにあったときにはすぐに連絡できるので安心です。

学生専用ライフカード

アイキャッチ画像:学生専用ライフカード

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 0.1%
年会費 無料
発行スピード 最短2営業日
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 自動付帯
国内旅行保険 -
家族カード
ETC

※1:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 新規入会プログラム+つかっておトクプログラムの合計で最大1万5000円のキャッシュバック!

    ・アプリログインで2000円キャッシュバック
    ・3万円以上の利用で8000円キャッシュバック
    ・Apple Pay/Google Payの利用で3000円キャッシュバック
    ・一部サブスクの支払いで2000円キャッシュバック

エポスカード│海外旅行保険の疫病治療補償が270万円と高額!

エポスカード

シンガポール旅行で使える特典

  • 店舗受け取りなら、カードを最短即日発行
  • 疫病治療補償が270万円と高額
  • シンガポールの海外サポートデスクでレストラン予約もできる
  • 海外キャッシングが可能

丸井グループが発行するエポスカードは、海外への旅に携帯すると便利な1枚。

年会費が永年無料にもかかわらず、海外旅行保険の補償額が高額であるのがうれしい特徴です。

疫病治療補償が270万円補償なので、シンガポールで急に発熱したり、ケガをしたりして現地の病院に緊急入院!なんてことになっても安心です。

保険は事前に旅行代金をエポスカードで支払うことで適用される利用付帯ですが、出国前のバスや電車、タクシーなどの公共交通機関の交通費を支払えば補償の対象になるので、適用条件は簡単に満たすことができます。

適用される条件

  • 日本出国前に旅行会社が発売する海外旅行ツアー(募集型企画旅行)の旅行代金を対象カードで支払った場合
  • 日本出国前に公共交通機関(公共交通乗用具)の乗車券を予約し、対象カードで支払った場合
  • 日本出国前に公共交通機関(公共交通乗用具)の乗車代金を対象カードで支払った場合(※1)
  • 日本出国後に公共交通機関の乗車代金を対象カードで支払った場合(※1)

※1 保険対象事由が発生する前にカード決済していること。

カードの不正利用に対しても万全で、届出日を含む61日前までさかのぼって、不正によって被った損害金額が全額補償されます。

緊急時は「パン パシフィック ホテル シンガポール」の2階にあるエポスカードの「海外サポートデスク」へ連絡を。カードやパスポートの紛失・盗難、事故対応などを日本語でサポートしてもらえます。

電話だけでなく来店相談も可能で、店内にはフリードリンクやWi-Fiによるインターネット接続、ガイドブックの閲覧などのサービスもあり、ラウンジでゆっくり休憩することもできます。

サポートデスクの営業時間外は、365日24時間つながる緊急時の電話相談窓口も用意されています。

エポスカード

アイキャッチ画像:エポスカード

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 0.5%
年会費 無料
発行スピード 最短当日〜約1週間 ※1
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 利用付帯
国内旅行保険 -
家族カード ×
ETC

※1:最短当日は店頭受取の場合
※2:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • WEBからの新規入会で2000円相当プレゼント

楽天プレミアムカード│プライオリティ・パスが無料付帯

楽天プレミアムカード

シンガポール旅行で使える特典

  • プライオリティ・パスが付帯され、海外の空港ラウンジを無料で利用できる
  • 最高5000万円の海外旅行傷害保険が自動付帯
  • シンガポールの楽天プレミアムカードトラベルデスクの利用が可能
  • 海外キャッシングが可能

楽天グループの各種サービスを生活のさまざまなシーンで日常使いしている人には、旅をグレードアップできる楽天プレミアムカードがいいでしょう。

年会費が1万1000円かかるものの主要な国内空港ラウンジの利用が無料

そのうえ、プライオリティ・パス(プレステージ会員年会費米469ドル)が付帯されているため、世界1400ヵ所以上の海外空港ラウンジも無料で使用できます。

※ 2025年1月1日以降、無料で利用できるのは年間5回までに変更になります。

東南アジア屈指のシンガポールチャンギ空港で利用可能なラウンジは全7ヵ所。軽食やフリードリンク、シャワールームなどさまざまな設備が完備されており、登場前の空港でのひと時を快適に過ごせます。

さらに、自動付帯される保険は3種類と充実。傷害死亡・後遺傷害補償が最高5000万円までと手厚い海外旅行傷害保険のほか、国内旅行傷害保険や動産総合保険も付いています。

シンガポールには楽天プレミアムカードトラベルデスクも設置。パスポートの紛失や盗難、病気やケガの緊急時対応、レストランやオプショナルツアーの予約などもサポートしてくれます。

楽天プレミアムカード

アイキャッチ画像:楽天プレミアムカード

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 1%
年会費 11,000円
発行スピード 1週間〜10日
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 自動付帯
国内旅行保険 自動付帯
家族カード
ETC

※1:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 新規入会&利用で5000ポイント進呈

他にも空港ラウンジが無料で利用できるカードや、プライオリティ・パスが付帯されるカードについて詳しく知りたい人はこちらの記事をチェック!

シンガポール旅行にクレカは必須!クレカを持っていく4つのメリット

シンガポール旅行にクレジットカードが必携の理由は、お店での支払いだけではありません。

海外旅行先にクレジットカードを持って行くと、以下のようなたくさんのメリットがあります。

シンガポール旅行にクレカを持っていくメリット

  • クレカ決済の方が両替よりも手数料が低い
  • 宿泊時にデポジットで提示する必要がある
  • 海外旅行保険が付帯している
  • 付帯特典でお得に旅行ができ、日本語サポートもしてくれる
  • レートがいい海外キャッシングを利用できる

グローバル都市のシンガポールは、政府主導で推し進める東南アジア屈指のキャッシュレス先進国

特にクレジットカードやデビットカードは人口の9割以上が持っていると言われるほど、普及が拡大しています。

レストランやカフェ、コンビニやショッピングモール、美術館や動物園など、旅行中はあらゆる場所でクレジットカード決済が可能です。

クレカ決済の方が両替よりも手数料が低い

海外旅行では現地での両替が鉄則ですが、シンガポールはカード社会。

わざわざシンガポールドルに両替をして現地通貨で支払いをするのではなく、クレジットカード決済にしたほうが手間もかからず手数料もお得

なぜなら、空港の両替所よりも、クレジットカード決済の手数料のほうがレートが良いケースが多いからです。

海外でクレジットカード払いをすると、利用総額に手数料を加えて決済処理をされます。

クレジットカード会社により異なりますが、VISAやMastercardの国際ブランドなら、手数料はおもにに1.60~2.20%程度で済みます。

クレジットカード決済ならポイントも貯まるので、高還元率のカードならさらにお得!

街中には手数料を取らない両替所もありますが、場所も限られ、慣れない土地で探すのも大変です。

海外の支払いは手数料の低いクレジットカード決済がおすすめでしょう。

宿泊時にデポジットで提示する必要がある

シンガポールではホテルのチェックイン時にデポジットとして、クレジットカードの提示を求められることが珍しくありません。

海外ではクレジットカードが、支払い能力を保証する証明書のような役割も果たします。

デポジットとは保証金を意味し、ルームサービスの食事や電話代など、ホテル滞在中に利用した追加サービスの未払いなどを防ぐためのシステムです。

クレジットカードを持っていない場合は、一定額の預かり金を現金で請求される可能性があります。

海外旅行保険が付帯している

旅行保険が付帯しているクレジットカードを選べば、海外旅行のたびに海外旅行保険に加入する必要がありません。

クレジットカードに付帯する海外旅行保険の種類

  • 自動付帯:カードを持っているだけで保険が適用される
  • 利用付帯:事前に旅費などをクレジットカード決済をすると適用される

自動付帯の海外旅行保険が付いていれば、旅行前の届出や手続きなども不要で、カードを持っているだけで保険が適用されます。

一方、利用付帯であるなら保険適用の条件として、事前に旅費などをクレジットカード決済しておく必要があるので注意しましょう。

海外旅行保険が付帯されたクレジットカードを複数枚持っていると、傷害死亡・後遺傷害を除く補償金額を合算できるのも大きな魅力です。

付帯特典でお得に旅行ができ、日本語サポートもしてくれる

クレジットカードによっては、空港や街中の加盟店でお得な優待特典料金割引を受けられます。

シンガポールにはクレジットカード各社の現地デスクも設置され、日本語サポートサービスも充実。

レストランやチケット予約現地観光情報の提供から、ケガや病気、クレジットカードやパスポートの紛失・盗難の緊急時対応まで、さまざまな特典を受けられるのが大きなメリットです。

初めての海外旅行なら、見知らぬ土地で困ったときにも心強い、緊急時のサービスがしっかりしたカードを選ぶといいでしょう。

楽天プレミアムカードのようなワンランク上のステータスカードなら、空港のラウンジ利用や手荷物宅配サービスなど、さらに手厚い特典が用意されています。

レートがいい海外キャッシングを利用できる

キャッシュレス化が急速に進むシンガポールですが、クレジットカードが使えない屋台や個人商店での支払いで、シンガポールドルの現地通貨が必要になることもあります。

日本円からシンガポールドルへの両替は、現地で両替所を利用するのが一般的ですが、実はクレジットカードを使ってATMから現地通貨を引き出す海外キャッシングの方がレートが良い場合が多いようです。

到着後すぐに両替ができる便利な空港の両替所は少々手数料が高い傾向にあり、街中の両替所は限られた場所にしかありません。

一方、ATMは街のいたるところに点在し、そのうえ24時間営業。見知らぬ土地でATMを探しまわる必要もなく、現金をいつでも使う分だけ引き出せる海外キャッシングの方が時間も手間も省けるわけです。

なかには海外キャッシングができないクレジットカードもあるので、事前に確認しておきましょう。

シンガポールはキャッシュレス決済が主流!現地のクレカ事情

シンガポールでは、クレジットカードやデビッドカードを主流に、電子マネーやQRコードなど、多種多様なキャッシュレス決済が使われています

シンガポールのクレカ事情

  • シンガポールではVISAやMastercardが圧倒的に使える
  • JCBカードを持っていれば加盟店で優待特典が受けられる

コンビニや病院、公共交通機関や家賃の支払いにまで、キャッシュレス決済が人々の日常生活に深く浸透しているのです。

シンガポール政府は2014年に、国民生活の利便性向上や経済発展のための“Smart Nation構想”を掲げ、すべての分野でデジタル化をはかる国家プロジェクトをスタートしました。

数ある政策の中で力を入れたのが、電子決済によるキャッシュレス化の推進でした。

一般財団法人キャッシュレス推進協議会の2022年度の「世界主要国におけるキャッシュレス決済比率」によると、シンガポールは韓国、中国、オーストラリア、イギリスについで世界5位で、65.1%がキャッシュレス決済です。

出典:『キャッシュレス・ロードマップ 2023』

VISAやMasterCafdの国際ブランドが付くデビッドカードの保有率は9割を超え、クレジットカードの保有率も約5割といずれも高水準です。

現在もなお、カード決済がキャッシュレス社会のメインストリームとなっています。

シンガポールではVISAやMastercardが圧倒的に使える

VISAやMastercardの国際ブランドであれば、ホテルや観光施設、ショッピングモールなど、シンガポールのほとんどの場所で使えます

そもそもシンガポールの銀行が発行するATMカードには、デビッド機能として最初からVISAかMastercardの国際ブランドが付いており、お店での支払いにも利用できます。

ただ、海外での紛失や盗難などのトラブルも想定して、クレジットカードは2枚持ちがおすすめ

サブカードとして持っていくなら、日本発の国際ブランドで、加盟店でのお得な優待があるJCBカードがいいでしょう。

シンガポールではJCBカードの対応店舗が限られますが、日本人観光客向けの店では使えます。

JCBカードを持っていれば加盟店で優待特典が受けられる

JCBカードは、海外旅行者向けのサービスを充実させているのが特徴です。

JCB会員専用のアプリ「たびらば」のクーポンを提示してJCBカードで決済をすれば、加盟店で割引やプチギフトのサービスなどの特典を受けられます。

JCBの優待店はホテルのスパやレストラン、みやげもの店や現地ツアーなど、シンガポール内に約60店舗あり、お得な旅をサポート。

また、日本語対応の「JCBプラザ・オンライン相談(シンガポール)」も利用でき、オンラインか電話で対応してもらえます。

ツアーやレストランの予約代行(オンライン相談は不可)、カード紛失・盗難時の緊急サポートなど、旅行者には心強いサービスです。

「JCB LINE」の公式アカウントからチャットで問い合わせれば、現地在住のスタッフが、話題のレストランやおすすめスポットなど、現地の観光情報を日本語で教えてくれるので、気軽に利用しましょう。

シンガポールでクレジットカードが使える場所・使えない場所

キャッシュレス化が進むシンガポールでは、クレジットカードが使えないお店はほとんどありません

シンガポールでクレカが使える場所・使えない場所
使える場所 使えない場所
  • ショッピングモール
  • ホテル
  • レストラン
  • ホーカーセンター(フードコート)
  • レンタサイクル
  • レンタルボート
  • 有料トイレ

ただし、屋台や個人経営の小さな飲食店など、わずかながら一部の店舗で現金による支払いが必要になるケースがあります。

慌てず対応できるよう、必要最小限の現地通貨をあらかじめ用意しておきましょう。

ショッピングモールやホテルではクレジットカードが使える

シンガポールには、オーチャードロードをはじめたくさんの巨大ショッピングモールがあり、買い物三昧の旅を楽しめるのが魅力のひとつ。

高級ブランドや最新ファッション、グルメ、みやげ物など、ショッピングモールのどの店舗でもクレジットカードが使えるため、買い物を目的とした旅行でも大金を持ち歩く必要はありません。

また、シンガポールにはチップを小銭で払う文化がなく、ホテルでもクレジットカードが1枚あれば支払いはすべて事足ります。

ラグジュアリーなホテルに宿泊してスパやバー、ルームサービスなどの追加清算が発生しても、チェックアウト時にまとめてクレジットカード決済ができるのでとても便利です。

また、デポジットとしてチェックイン時に支払った保証金の返金処理も、クレジットカード払いならよりスムーズにできて、清算に手間取る心配もありません。

そもそもシンガポールは物価が高め。

日本と同様に治安がいい国だとはいえ、慣れない海外で多額の現金を持ち歩かなくて済むのは、犯罪を回避する観点からも大きなメリットがあるといえそうです。

ホーカーセンターでは現金が必要

シンガポール各所にある屋台街のホーカーセンターでは、現金での支払いが主流です。

多国籍グルメの屋台が立ち並ぶホーカーセンターでは、支払いは店ごとに済ませるシステムです。

どの店の料理も10シンガポールドルもしない手ごろな価格なので、現金は少額紙幣や小銭に両替をしておくといいでしょう

ホーカーセンターのようなユネスコの無形文化遺産に登録された人気観光スポットでもキャッシュレス化に対応していないレアケースもあるので、決済情報は事前にしっかり把握しておいたほうがよさそうです。

シンガポールMRT(地下鉄・電車)やBRT(バス)もSimplyGoでクレカ決済が可能

2019年にシンガポールで導入されたSimplyGoのサービスを使えば、タッチ決済に対応したクレジットカードやスマートフォンを改札機や決済端末にかざすだけで、地下鉄やバスにすいすい乗車できます。

シンガポールの公共交通機関は、MRTと呼ばれる地下鉄・電車と、BRTという路線バスが中心です。

公共交通機関でもキャッシュレス化が進められ、運賃の支払いに現金を使うケースはあまり見受けられません

SimplyGoは、公共交通機関向けのコンタクトレス型カード決済システム。地下鉄やバスを利用した運賃はクレジットカードからの引き落としになるため、残高を気にしてチャージをする手間もありません。

Apple PayやGoogle Payを使い、スマホをタップして運賃を支払うこともできますが、いずれにしても最終的な決済はクレジットカード。

SimplyGo では、カードの国際ブランドとしてVISAかMastercardしか使えないので注意が必要です。

利用するには公式Webサイトからアカウント登録が必要なので、事前に手続きを済ませておきましょう。

ほかにも、簡単に購入できてすぐに使える交通系ICカードの「Ez-linkカード」や「NETS FlashPayカード」も利用できます。

地下鉄・電車、バスでのキャッシュレス決済方法
決済方法 特徴
コンタクトレス
  • コンタクトレス対応のクレジットカードを改札機にかざして使用
  • 支払いはVISAかMastercardのクレジットカード決済
  • 事前にSimplyGoのアカウント登録が必要
  • クレジットカード決済に手数料がかかる
  • SimplyGoアプリで利用履歴を確認できる
Apple Pay
  • iPhone・Apple Watchを改札機にかざして使用
  • 支払いはモバイルウォレットを介したVISAかMastercardのクレジットカード決済(コンタクトレス非対応のクレジットカードも可)
  • 事前にSimplyGoでアカウント登録が必要
  • 決済時にクレジットカード手数料がかかる
  • SimplyGoアプリで利用履歴を確認できる
Google Pay
  • スマートフォンを改札機にかざして使用
  • 支払いはモバイルウォレットを介したVISAかMastercardのクレジットカード決済(コンタクトレス非対応のクレジットカードも可)
  • 事前にSimplyGoのアカウント登録が必要
  • クレジットカード決済に手数料がかかる
  • SimplyGoアプリで利用履歴を確認できる
Ez-linkカード
  • プリペイド式の交通系ICカード
  • カードはMRT駅にある一部のチケットオフィス、セブンイレブンなどのコンビニで購入できる
  • チケットオフィスのカード価格は12シンガポールドル(7シンガポールドル分のチャージ料金を含む)
  • MRT駅の自動券売機でチャージが必要。現金またはクレジットカードでチャージができる
  • カードには有効期限がある
  • Ez-linkアプリで利用履歴やチャージ残高を確認できる
  • 運賃が割引料金になる
  • 一部店舗で買い物にも利用可能
NETS FlashPayカード
  • プリペイド式の交通系ICカード
  • カードはMRT駅にある一部チケットオフィス、セブンイレブンなどのコンビニで購入できる
  • チケットオフィスのカード価格は12シンガポールドル(7シンガポールドル分のチャージ料金を含む)
  • MRT駅の自動券売機でチャージが必要。クレジットカードまたは現金でチャージができる
  • 運賃が割引料金になる
  • 一部店舗で買い物にも利用可能

シンガポールMRT(地下鉄・電車)はキャッシュレス決済で!

シンガポールのMRTには、乗車するごとに1回で使い切るタイプの切符がないため、旅行者にとってはキャッシュレス決済の利用が便利です。

クレジットカードのコンタクトレスなどの決済方法を使えば、改札でタップするだけで運賃の支払いもスムーズに行えます。

MRTのおもなキャッシュレス決済方法は、SimplyGoに登録済みのクレジットカードApple PayGoogle Payを利用できるスマートフォン、「Ez-linkカード」「NETS FlashPayカード」の交通系ICカードです。

地下鉄の乗り方は日本とさほど変わりはなく、駅入り口の改札機にICカードやスマートフォンをかざして入場し、電車を降りて駅を出るときに再度、改札機にタッチします。

旅クレ編集者が教える

なるほどシンガポール情報!

マリーナベイサンズは駅直結、マーライオンパークは最寄り駅から徒歩約10分と、ほとんどの観光スポットがMRTの各駅から徒歩圏内。シンガポール市内に張り巡らされたMRTは旅の主要な移動手段として大活躍してくれます

BRT(バス)もキャッシュレス決済が可能

路線バスの乗車料金にも、MRT(地下鉄・電車)と同じキャッシュレス決済を利用できます

バスの乗り方も簡単で、前のドアから乗り込み後ろから降りますが、それぞれの乗降口付近にあるICカード読み取り機にクレジットカードやスマートフォンをかざすだけで、運賃の支払いは完了します。

現金払いもできますが、精算機からはお釣りが出ませんし、バス内での両替もできません。

路線バスの料金は走行距離で変わり、現金払いなら1.5~2.6シンガポールドル程度の運賃で乗車できるので小銭の用意が必須です。

目的地にアクセスしやすい便利な路線バスでスムーズに乗り降りするためにも、細かい小銭を取り出してわざわざ数える手間もない、キャッシュレス決済の利用がいいでしょう。

タクシーでもクレジットカードは使えるが、現金がおすすめ

タクシーに関してはクレジットカードを使うと割高になってしまうため、現金での支払いが望ましいでしょう。

タクシーでクレジットカードを使うと10%の追加料金を上乗せして請求されてしまいます。そもそもシンガポールでは、クレジットカード決済に対応していないタクシーも珍しくありません。

初乗り運賃をベースに、走行距離に応じた金額が加算されるシステムは日本と同じで、旅の移動手段としてもおすすめです。

現金払いで高額紙幣を出してしまうとお釣りを切らしている可能性もあるので、少額紙幣を用意しておくことも忘れずに!

また、タクシーでは「Ez-linkカード」の利用も可能です。

現地通貨が必要になったら海外キャッシングがお得

シンガポールではどこでもクレジットカードを使えます。

ただし、屋台のように現金払いしかできない店があったり、タクシー料金も現金払いのほうが割安だったりと、現金が必要になるシーンもあるため、最小限の現金は用意しておきましょう。

海外旅行で使う現地通貨への両替は、日本で行うと割高になるため、現地で行うのが基本です。

海外キャッシングがおすすめの理由

  • キャッシングは両替よりもレートが良い
  • 24時間いつでも利用できる
  • ATMは比較的どこにでもある
  • 大金を持ち歩く必要がない

日本円からシンガポールドルへの両替方法として、空港や街中の両替所の利用が一般的ですが、海外キャッシングの方が良いレートで両替ができる可能性があります。

キャッシングは両替よりもレートが良い

クレジットカードでお金を借りるキャッシングには抵抗があって…」という人にも、現地通貨の引き出しに関しては海外キャッシングをおすすめします。

現地のATMでクレジットカードを使って現金を引き出す海外キャッシングは、空港や街中の両替所よりもレートが良く、お得にシンガポールドルを入手できる可能性が高いからです。

シンガポール旅行で日本円の1万円を現地で両替した場合、海外キャッシングと両替所では、どちらのレートが良いのかを検証してみましょう。

1万円を現地で両替する場合
クレジットカードでキャッシング(※1) 95.13シンガポールドル
チャンギ国際空港の両替所 94.20シンガポールドル
差額(シンガポールドル) 0.93シンガポールドル

※ 2023年8月28日現在のレートで計算。
※ 1回払・海外決済手数料込み。上記はあくまでも目安です。キャッシングレートと手数料はカード会社やブランドによって異なるので注意しましょう。

結果として、差額は0.93シンガポールドルとなり、海外キャッシングの方が、若干レートが良いことが分かりました。

24時間いつでも利用できる

シンガポールでは銀行のATMが24時間365日休みなく稼働しています。

たとえ深夜であっても必要な時にいつでも、シンガポールドルを現金で入手できるのが海外キャッシングの大きな魅力です。

夕食は屋台でローカルグルメを食べようと、向かったホーカーセンターで手持ちの現金が足りなくなっても、ATMは24時間あいているので問題ありません。

シンガポールでは使う機会の少ない現金ですが、やはり最小限の現金は持っていないと屋台での飲食やローカルな土産物店での買い物ができない場合もあります。

急に必要になってもすぐに現金を引き出せる海外キャッシングは、旅行者にとって特に便利なシステムです。

ATMは比較的どこにでもある

世界有数の金融センターとして知られるシンガポールには数多くの銀行が集まり、ATMも街の至るところにあるため、ATMの場所を探し回る必要がありません

一方、街中の両替所は場所も限定的で、いつでも近くにあるとは限りません。

ATMのキャッシングは便利な上に、両替所を探すなどの手間を省け、時間の節約にもなります。

タクシーの中にはクレジットカード払いができないケースもありますが、たとえ現金を持ち合わせていなくても乗車前に近くのATMに立ち寄れば、慌てることなくすぐに目的地に向かえます。

大金を持ち歩く必要がない

24時間365日、いつでも海外キャッシングができるATMが街中のどこにでもあるということは、必要なタイミングで使う分だけ現金を引き出せばいいということです。

移動の多い旅行中も、手持ちのバッグに高額の現金を入れて持ち歩く必要がありません。

シンガポールには巨大なショッピングモールがたくさんあり、物価も高く、支払いも高額になりがち。治安のいい国だとはいえ、犯罪に巻き込まれる危険性がないとは言い切れません。

海外でのトラブルは対処も難しくできるだけ避けたいものです。旅行中に持ち歩く現金を最小限にできるのは、犯罪に巻き込まれるリスクを避けられるメリットもあります。

ただし、海外キャッシングはあくまでもクレジットカード会社からお金を借りているということなので、日本に帰国したら、すぐに繰り上げ返済をして利子が低いうちに支払ってしまいましょう。

両替所を使うときにおすすめの場所

観光大国のシンガポールには空港以外にも、街中のショッピングセンターやホテルなどにたくさんの両替所があります。

現地で両替をするなら、適正レートのチャンギ国際空港レートの良いラッフルズプレイスの両替所がおすすめです。

シンガポールのおすすめの両替所

  • シンガポールチャンギ国際空港の両替所
  • ラッフルズプレイスの両替所

街中の両替所に比べるとシンガポールチャンギ国際空港の方が、若干レートが良くないものの大差はありません。

飛行機を降りて空港の到着フロアですぐに両替ができるメリットを考えても利用しやすい両替所といえるでしょう。

街中でもっとも良いレートで両替できると言われている代表的な両替所は以下の2ヵ所です。

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なるほどシンガポール情報!

ホテルでの両替は全般的にレートが悪い傾向があります。また、店側のさじ加減でレートを調整することができる民間両替所では金額をごまかされる可能性もあるので慎重に選びましょう。

シンガポールチャンギ国際空港の両替所

大手銀行のUOB(ユナイテッド・オーバーシーズ銀行)と外貨両替専門のトラベレックスの両替窓口が、シンガポールチャンギ空港内の各フロアに点在しています。

一部を除き、ほとんどが24時間営業

到着フロアと出発フロアには必ず両替所があり、空港への到着が深夜になったとしても、日本円からシンガポールドルに両替ができてとても便利です。

空港内の両替所はレートが悪いイメージもありますが、シンガポールチャンギ空港は、街中の一般的な両替所と比べても1.0%前後のレート差だといわれるので、比較的良心的です。

ラッフルズプレイスの両替所

トップクラスのレートの良さで知られるのがラッフルズプレイスにある両替所です。

アーケードと呼ばれるビル内に、アーケードマネーチェンジャースをはじめとする複数の両替所が集まっています。

ラッフルズプレイスの両替所はマーライオン公園から徒歩圏内にあり、最寄り駅からも近く好アクセス。

ただし、高層ビルが立ち並ぶビジネスエリアにあるため、企業と同じように平日の営業は夕方までです。

土曜日は半日、日曜・祝日もお休みなので、事前に営業時間をしっかりチェックしておきましょう。

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マリーナベイサンズ内の両替所はレートが悪いことで有名です。観光するうえで便利な立地にありますが、もっともレートの良い街中の両替所に比べると5.0%前後の差が開く可能性があり、ここで両替するのはおすすめできません。ホテルでの両替はさらにレートが良くないため、避けたほうがよさそうです。

クレジットカードを使うときの注意点

ここからは、シンガポールでクレジットカードを使うときの以下の4つの注意点を押さえておきましょう。

シンガポールでクレカを使うときの注意点

  • 支払いは現地通貨建て
  • 支払い回数は選べない
  • 必要に応じて限度額を上げておく
  • 不正利用に注意する

これらのポイントは、海外旅行では定番の共通ルールです。

支払いは現地通貨建て

海外でクレジットカード払いをすると、基本的には現地通貨で決済処理をされます。

お店にもよりますが「シンガポールドルで支払いますか?」「日本円で支払いますか?」と聞かれて、決済通貨を選択できるケースも。

これを「現地通貨建て」「日本円建て」と言います。

その場合は必ず、シンガポールドルで決済する「現地通貨建て」を選択しましょう。

「日本円建て」のレートは店側で独自に決められるので、高くついてしまう場合があります

支払い回数は選べない

多くのクレジットカードが海外での利用は1回払いのみに限定されています。

海外のお店ではクレジットカードでの支払い時に「何回払いにしますか?」と尋ねられることはありません。

日本では会計の時に、1回払い、もしくはリボ払いの回数を選べますが、海外でのクレジット決済では選択することができないからです。

ただし、クレジットカードによっては、海外利用の初期設定がリボ払いになっていることもあるので事前に確認しておきましょう。

必要に応じて限度額を上げておく

海外でクレジットカードを使うからといって、利用可能な限度額が変わるわけではありません。

もし、海外の旅行先で限度額を超えたクレジットカードの支払いが想定される場合は、一時的にショッピング1回払いの利用可能枠を引き上げることができます。

ただし、旅行前に事前に申し込む必要があり、審査もあるので必ず増枠できるとは限りません

不正利用に注意する

海外で注意したいのがカードの盗難スキミング詐欺です。

特にスキミングはカード情報だけを盗み取られてしまう手口のため、不正利用に気がつきにくいのが特徴です。

クレジットカードで支払いをしたら、必ずレシートや明細書を受け取って、日本に持ち帰り、保管しておきましょう。

クレジットカードの請求書が届いて、心当たりのない引き落としや間違った請求があったとしても、レシートや明細書が不正の証明にもなります。

また、盗難や紛失に備えて、クレジットカード会社の緊急連絡先をメモしておくことも大切です。

シンガポールの電子マネー事情

サインや暗証番号が必要なく手軽に支払いができる「電子マネー」は、シンガポールでも日常の中で便利に使われています。

旅行者でも利用しやすいのが、日本でいうSUICAやPASMOのようなチャージ式の交通系ICカードNETS FlashPay」や「EZ-Link(イージーリンク)カード」です。

シンガポールの電子マネー

  • NETS FlashPay
  • EZ-Link(イージーリンク)カード

交通系ICカードを持っていれば、MRT(地下鉄・電車)やBRT(バス)の運賃もワンタッチで支払えて、公共交通機関での移動もラクラク。

地下鉄・電車の駅でカードの購入やチャージもでき、券売機やアプリで残高確認も可能です。

さらに、現金で支払うよりも地下鉄やバスの運賃が割引になるのもうれしいポイントのひとつでしょう。

公共交通機関のほかにも飲食や買い物にも使えるため、1枚持っていると便利なカードです。

プリペイド式のNETS FlashPay

NETS FlashPayは、シンガポールで主流の決済サービス「NETS」のチャージ式非接触型ICカードです。

MRT(地下鉄・電車)とBTR(バス)の全路線で、乗車運賃の支払いに利用できる交通系ICカードとして普及しています。

公共交通機関のほか、コンビニや飲食店、ホーカーセンターの一部の店でも支払いができ、幅広い用途で使えるのも魅力です。

交通系ICカードEZ-Linkカード

EZ-LinkカードはNETS FlashPayと同じ特色をもつ交通系ICカードです。

おもに公共交通機関で使用する用途やチャージができる場所、カードの価格や販売店まで、おおまかな特徴はほぼ共通しています。

MRT(地下鉄・電車)とBTR(バス)といった公共交通機関だけでなく、コンビニやスーパーでの買い物、ファーストフードやカフェなどの飲食など、数多くの店で利用できる日常使いに便利なプリペイドカードです。

EZ-Linkカードはチャンギ国際空港のMRT駅にあるチケットオフィスでも買えるので、シンガポールに到着したらすぐに購入するのがおすすめです。

EZ-LinkカードがあればMRTでスムーズに目的地に向かえます。

さまざまな券面デザインのカードがそろうので、お気に入りの絵柄を見つけるのも楽しいかもしれません。

ただし、MRT駅のチケットオフィスでは券面デザインが選べません。

電子マネーが買える場所・チャージできる場所

いずれのカードも、MRTの主要駅にあるチケットオフィスセブンーイレブンなどで簡単に購入できます。

販売額がそれぞれ異なり、MRT駅のチケットオフィスはカード価格が12シンガポールドル。あらかじめ7シンガポールドル分がチャージされ、残りの5シンガポールドルがデポジット(保証金)です。

難点なのはチケットオフィスでは現金払いしか対応していないこと。

一方、街中のあちこちにあるセブンイレブンではカード価格が10シンガポールドルで、チャージ額の5シンガポールドル分を含んでいます。コンビニなのでクレジットカードの使用も可能です。

残高が少なくなったら、MRT駅の改札にある券売機かセブンーイレブンのカウンター、そのほか一部の店舗でチャージができます

駅の券売機は、現金とクレジットカード払いに対応していますが、日本で作ったクレジットカードが使えないケースもあります。

券売機で現金チャージをする場合は、高額紙幣が使えないため、10シンガポールドル以下の少額紙幣を用意しておく必要があるでしょう。

シンガポールで電子マネーを使う際の注意点

「EZ-Linkカード」や「NETS FlashPay」のカードの購入時に支払う5シンガポールドルのデポジットは、残念ながら戻ってきません

チャージ残額はMRT駅のチケットオフィスで払い戻しができるので、シンガポールを発つ前に残高をゼロにしておきましょう。

また、カードには有効期限があり「NETS FlashPay」は約7年、「EZ-Linkカード」は約5年で使えなくなってしまいます。

プリペイドカードはそもそもチャージ式。残高が3シンガポールドルを下回ると改札に入れなくなるので、少々手間はかかりますが、券売機などでこまめに残高をチェックする必要がありそうです。

さいごに...

この記事のまとめ

シンガポールは、どこでもクレジットカードが使えるキャッシュレス大国。旅行者がクレジットカードを1枚も持っていなければ、不便なことに遭遇する機会も多いはず。

どこの店でも支払いができて、さまざな特典が付いたクレジットカードをシンガポール旅行で使うメリットは想像以上に大きいのではないでしょうか。

  • 海外旅行保険や優待特典が付いてお得に旅行ができる
  • 海外キャッシングで24時間365日いつでもATMから現金を引き出せる
  • クレジットカードを使えば公共交通機関の移動もスムーズ

VISAかMastercardをメインに、サブでJCBのクレジットカードを持っていけば、ホテルの清算やショッピングモールでの買い物、交通機関を使った移動もスムーズ。思わぬ場所で現金が必要になっても、海外キャッシングですぐに引き出せます。

その上、海外旅行保険や緊急時の日本語サポートなど万が一の備えも十分。

お金も時間も節約できて、緊急時の相談にも対応してくれるクレジットカードは、シンガポール旅行に必携です!

監修者

監修者紹介:飯田道子

ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)

飯田道子

いいだみちこ

金融機関勤務を経て1996年にFP資格を取得。各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなっている。どの金融機関にも属さない独立系FP。ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。クレジットカード専門サイトで数多く記事監修を担当

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