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更新

ギリシャ旅行におすすめのクレカ5選│現地のクレカ&現金決済事情

監修者紹介:飯田道子

ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)

飯田道子監修

アテネの古代遺跡やサントリーニ島でのリゾートなど、世界的な観光立国として知られるギリシャ。

そんなギリシャはキャッシュレス化が進んでおり、ほぼ全てのお店でクレジットカードを使えます

そのため、日本人観光客にとってもクレジットカードは必須アイテム。クレジットカードがないと、次のように旅程に大きく影響してしまう可能性があります。

ギリシャ旅行でクレカは必要?

  • ギリシャでは多くの店でクレジットカード払いができる
  • ホテルの宿泊時にデポジットが必要
  • 2025年から必要になるETIASの申請にクレカが必要

ギリシャ旅行に向けてクレジットカードを作るなら、国際ブランドはVisaかMastercardの2択です。

Visa×Mastercardの2枚持ちなら、クレジットカードが広く普及しているギリシャでも安心感につながります。

一方、JCBやアメックスは取扱店が少なく、あくまで特典用のサブカードとして持っていくのが現実的でしょう。

当記事でおすすめするクレジットカードは、次の5枚です。

楽天プレミアムカード以外は年会費永年無料で、たとえギリシャ旅行後に利用頻度が落ちても、年会費で損することはありません。

各カードの特徴や海外旅行保険の補償内容などを比較し、ギリシャ旅行を安心&お得にできるクレジットカードを選んでください。

ギリシャ旅行におすすめのクレカ5選
完全ナンバーレスで不正利用に遭いにくい
三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL)
  • 最高2000万円海外旅行傷害保険が付帯(利用付帯)
  • 利用通知サービスにより、不正利用を早期発見しやすい
公式サイトで詳細を見る▶
海外旅行傷害保険の補償額が最高3000万円と高額
エポスカード
エポスカード
  • 年会費無料ながら、海外旅行傷害保険最高3000万円と高額
  • ショッピング枠を一時的に増額できる
公式サイトで詳細を見る▶
ギリシャで利用した金額の4.0%をキャッシュバック
学生専用ライフカード
学生専用ライフカード
  • 最高2000万円の海外旅行傷害保険自動付帯
  • 緊急のお問い合わせ窓口(エマージェンシーライン)を利用できる
公式サイトで詳細を見る▶
プライオリティ・パスを無料で発行できる
楽天プレミアムカード
楽天プレミアムカード
  • 最高5000万円の海外旅行保険自動付帯
  • ポイント還元率が1.0%と高還元!
公式サイトで詳細を見る▶
最高2000万円の海外旅行傷害保険が付帯(利用付帯)
JCBカードW
JCB カード W
  • 最高2000万円海外旅行傷害保険が付帯(利用付帯)
  • 最高100万円ショッピングガード保険が付帯
公式サイトで詳細を見る▶

この記事はこんな内容です

ギリシャはVisaとMastercardの「2強」。2枚持ちならなお安心!

  • ほぼ全てのお店でクレジットカード払いできる
  • 無料の海外旅行保険でアクシデントに備えられる
  • 交通機関のチケットもクレジットカード決済できる
  • 海外キャッシングならギリシャ旅行がお得&安全に

目次

ギリシャ旅行で使えるおすすめのクレジットカード5選

ギリシャ旅行におすすめのクレジットカードは、次の5枚です。

JCBカード W以外なら、国際ブランドをVisaかMastercardのいずれかにでき、ギリシャ旅行中の決済用メインカードとして幅広く活用できます。

ギリシャ旅行におすすめのクレジットカード

三井住友カード(NL)│年会費永年無料で最高2000万円の海外旅行傷害保険

三井住友カード(NL)

ギリシャ旅行に便利な特典

  • 完全ナンバーレスで不正利用に遭いにくい
  • 最高2000万円の海外旅行傷害保険が付帯(利用付帯)
  • 利用通知サービスにより、不正利用を早期発見しやすい

三井住友カード(NL)は、年会費が永年無料で発行できる三井住友のプロパーカード。

券面にカード情報が印字されない完全ナンバーレスが特徴で、店員や周囲の人にカード情報を盗み見されるリスクがありません。

そのため、ギリシャ旅行中のセキュリティ性を重視する人にぴったりです。

カード番号、有効期限、セキュリティコードなどのカード情報は「V Passアプリ」からすぐに確認できます。

アプリで利用通知サービスをオンにしておけば、万が一の不正利用でも早期発見しやすいでしょう。

三井住友カード(NL)には最高2000万円海外旅行傷害保険が付帯(利用付帯)し、ギリシャ旅行中のアクシデントにも柔軟に対応できます。

また、国際ブランドはVisaとMastercardの2つから選択でき、どちらを選んでもギリシャ旅行の決済用メインカードとして幅広く活用できます。

三井住友カード(NL)

アイキャッチ画像:三井住友カード(NL)

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 0.5%
年会費 永年無料
発行スピード 最短10秒/即発24時間 ※1
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 利用付帯
国内旅行保険 なし
家族カード
ETC

※1:即時発行ができない場合があります
※2:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 2024年11月1日〜2025年2月2日の新規入会キャンペーン

    新規入会&条件達成で

    最大5000円相当
    (学生は6000円相当)

    プレゼント

    ・新規入会&スマホのタッチ決済1回以上利用で3000円分のVポイントPayギフトをプレゼント
    ・学生限定 新規入会で1000円分のVポイントPayギフトをプレゼント
    ・新規入会&1万円ごとの利用で1000円相当のVポイントをプレゼント(最大2000円相当)

エポスカード│最高3000万円の海外旅行傷害保険が付帯

エポスカード

ギリシャ旅行に便利な特典

  • 海外旅行保険の補償額が最高3000万円と高い
  • ショッピング枠を一時的に増額できる
  • OIOIの店舗で最短即日発行できる

丸井グループが発行するエポスカードは、海外旅行傷害保険の補償額が最高3000万円と高い

のが特徴です。

年会費無料のクレジットカードでは、海外旅行保険の最高補償額が1000~2000万円程度であることがほとんどです。

そのため、最高3000万円まで補償されるエポスカードは、年会費無料のクレジットカードとしてはトップクラスの補償内容といえるでしょう。

また、エポスカードの海外旅行保険は、「疾病治療費用」の項目も最高270万円と高額です。

ギリシャ旅行中の急病やケガにしっかり備えられるのも、エポスカードならではのメリットです。

エポスカードの海外旅行保険(一部抜粋)
補償内容 補償額
傷害死亡・後遺傷害 最高3000万円
疾病治療費用 270万円
賠償責任(免責なし) 3000万円
携行品損害(免責3000円) 20万円

※ 出典:EPOS NET「海外旅行傷害保険

エポスカードでは、海外旅行などのイベントにあわせ、ショッピング利用枠を一時増額できます。

増額後の利用可能枠は現在の利用可能枠の2倍、もしくは現在の利用可能枠+100万円の低いほうとなり、往復航空券や宿泊費の決済にも柔軟に対応できます。

エポスカードで発行できる国際ブランドは、ギリシャでも使い勝手の良いVisa。

申し込みのときに受取方法を「OIOIの店舗」と指定すれば、最短即日でカードを発行できるため、ギリシャ旅行直前だけどクレジットカードを作りたいというときにぴったりです。

エポスカード

アイキャッチ画像:エポスカード

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 0.5%
年会費 無料
発行スピード 最短当日〜約1週間 ※1
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 利用付帯
国内旅行保険 -
家族カード ×
ETC

※1:最短当日は店頭受取の場合
※2:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • WEBからの新規入会で2000円相当プレゼント

学生専用ライフカード│ギリシャでの利用総額の4.0%をキャッシュバック

学生専用ライフカード

ギリシャ旅行に便利な特典

  • ギリシャで利用した金額の4.0%をキャッシュバック
  • 最高2000万円の海外旅行保険が自動付帯
  • 緊急のお問い合わせ窓口(エマージェンシーライン)を利用できる

18~25歳の学生のみが発行できる学生専用ライフカードは、海外利用総額の4.0%がキャッシュバックされるのが特徴です。

事前エントリーが必要ですが、年間で最大10万円のキャッシュバックを受けることができ、日本帰国後にお得に買いものを楽しめるでしょう。

また、学生専用ライフカードには最高2000万円海外旅行傷害保険が自動付帯します。

自動付帯ならクレジットカードを持っているだけで保険が自動的に適用となり、利用付帯のように旅費の一部をカード決済する必要はありません。

年会費無料で海外旅行保険が自動付帯するのは、学生向けのお得な特典が充実している学生専用ライフカードならではのメリットです。

また、ギリシャ旅行中にトラブルが起きたときには、緊急のお問い合わせ窓口(エマージェンシーライン)を利用できます。

国際ブランドも3種類(Visa、Mastercard、JCB)と多く、ほかのクレジットカードとも組み合わせやすいでしょう。

学生専用ライフカード

アイキャッチ画像:学生専用ライフカード

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 0.5%
年会費 無料
発行スピード 最短2営業日
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 自動付帯
国内旅行保険 -
家族カード
ETC

※1:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 新規入会プログラム+つかっておトクプログラムの合計で最大1万5000円のキャッシュバック!

    ・アプリログインで2000円キャッシュバック
    ・3万円以上の利用で8000円キャッシュバック
    ・Apple Pay/Google Payの利用で3000円キャッシュバック
    ・一部サブスクの支払いで2000円キャッシュバック

楽天プレミアムカード│プライオリティ・パスが無料付帯

楽天プレミアムカード

ギリシャ旅行に便利な特典

  • プライオリティ・パスの発行が無料
  • 最高5000万円の海外旅行傷害保険が自動付帯(一部利用付帯)
  • 国際ブランドは4つから選べる

楽天プレミアムカードは、「ワンランク上のギリシャ旅行を楽しみたい」という人におすすめのハイステータスカード。

1万1000円の年会費が必要ですが、会員制の空港ラウンジサービス「プライオリティ・パス」を無料で発行できるのが特徴です。

プライオリティ・パスは世界中の1400ヶ所以上で利用でき、軽食やドリンクなどを楽しめます。

また、シャワーやスパなどの設備を備えていることもあり、ギリシャまでの長旅に向けてしっかり疲れを癒せるでしょう。

楽天プレミアムカードには、最高5000万円海外旅行保険が付帯します。

一部は利用付帯となるものの、年会費無料のクレジットカードに比べると、補償内容はかなり充実しています。

楽天プレミアムカードの海外旅行傷害保険
項目 補償額
傷害死亡・後遺障害 最高5000万円
(自動付帯:4000万円、利用付帯:1000万円)
携行品損害 50万円
(自動付帯:30万円、利用付帯:20万円)

楽天プレミアムカードでは4つ(Visa、Mastercard、JCB、American Express)の中から国際ブランドを選べます。

決済用メインカードならVisaかMastercard、特典用サブカードならJCBかAmerican Expressと、目的に応じて国際ブランドを選べるのは、楽天プレミアムカードならではのメリットです。

楽天プレミアムカード

アイキャッチ画像:楽天プレミアムカード

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 1%
年会費 11,000円
発行スピード 1週間〜10日
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 自動付帯
国内旅行保険 自動付帯
家族カード
ETC

※1:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 新規入会&利用で5000ポイント進呈

JCBカード W│付帯保険や優待特典が充実

JCB カード W

ギリシャ旅行に便利な特典

  • 最高2000万円の海外旅行傷害保険が付帯(利用付帯)
  • 最高100万円のショッピングガード保険が付帯
  • ギリシャでもポイント還元率1.0%

JCBカード Wは、18~39歳のみが入会できる年会費無料のJCBプロパーカード

若年層向けのお得な制度が充実しており、なかでも通常のJCBカードの2倍のポイント(ポイント還元率1.0%)が貯まるのが特徴です。

もちろん、ギリシャでの利用分も1.0%還元となるため、JCB加盟店では積極的に活用すると良いでしょう。

JCBカードのポイント還元率
ポイント数 ポイント還元率(※)
JCBカード W 1000円につき2 Oki Dokiポイント 1.0%
通常のJCBカード 1000円につき1 Oki Dokiポイント 0.5%

※1 Oki Dokiポイント=5円で換算した場合。

JCBカード Wには、最高2000万円海外旅行保険のほか、最高100万円のショッピングガード保険が付帯します。

ショッピングガード保険では、JCBカード Wで購入した商品が盗難・破損したときに、被害額を補償してもらえます。

ギリシャ旅行中に高価なおみやげなどを買うときには、JCBカード Wを使うことで安心感を得られるでしょう。

JCB カード W

アイキャッチ画像:JCB カード W

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 1.0%
年会費 無料 ※1
発行スピード 最短5分発行 ※2
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 利用付帯
国内旅行保険 なし
家族カード
ETC

※1:18歳以上(高校生を除く)39歳以下の申し込み可能
※2:9:00AM~8:00PMで申し込み(受付時間を過ぎた場合は翌日扱い)。顔写真付き本人確認書類による本人確認(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)。モバ即での入会後、カード到着前の利用方法についてはJCBのHPにて確認
※3:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 新規入会キャンペーン(2025年3月31日まで)
    ・MyJCBログイン&Amazon.co.jp利用で最大1万2000円のキャッシュバック(Amazon.co.jpで利用した金額の20%をキャッシュバック)
  • 新規入会キャンペーン(2025年3月31日まで)
    ・MyJCBログイン&Apple Pay/Google Pay/MyJCB Payの利用で最大3000円のキャッシュバック(利用金額の20%をキャッシュバック)
  • 家族カード入会&家族カードでのMyJCBログインで最大4000円のキャッシュバック(家族1名の申し込みにつき2000円のキャッシュバック)(2025年3月31日まで)
  • お友逹紹介キャンペーン!紹介者・被紹介者に1500円キャッシュバック(2025年3月31日まで)

ギリシャ旅行にクレジットカードが必須な理由

ギリシャ旅行に行くなら、クレジットカードは必須です。

そもそもクレジットカードがないとETIASの申請ができず、ギリシャ行きの飛行機に搭乗できないかもしれません。

ギリシャ旅行へ行くなら、出発前に余裕をもってクレジットカードを作っておくことをおすすめします。

ギリシャ旅行にクレジットカードが必須な理由

  • ギリシャでは多くの店でクレジットカード払いができる
  • ホテルの宿泊時にデポジットが必要
  • 2025年から必要になるETIASの申請にクレカが必要

ギリシャでは多くの店でクレジットカード払いができる

ギリシャでは、ほとんど全てのお店でクレジットカードを使えます

特にアテネやサントリーニ島など観光客が多いエリアなら、クレジットカードが使えないことはほとんどありません。

とはいえ、ギリシャ全体でみると現金主義が根強い地域も多く、完全にキャッシュレスで過ごすのはリスクが高いといえます。

もしものときに備え、最低でも20〜50ユーロ程度持ち歩いておくと安心でしょう。

ホテルではデポジットとしてクレカの提示が必要

ギリシャのホテルに泊まるときは、チェックイン時にデポジットが必要となるケースがあります。

デポジットとは

ホテルに一時的に預ける保証金のことです。万が一破損や盗難があったときに、デポジット額から費用が清算されます。何も問題なければ、チェックアウト時にクレジットカードを通して返金されます。

デポジットは宿泊費の1~2泊分が目安で、クレジットカードで決済するのが一般的です。

例外的に現金で支払えることもありますが、両替手数料で大きく損したり、手元に現金がなくなったりと、さまざまな不便が生まれてしまうでしょう。

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのギリシャ情報

ホテルによっては、クレジットカードを提示するだけでデポジットとみなしてくれることもあります。ギリシャなどのヨーロッパ諸国では「クレジットカード=支払い能力の証明」という認識が強く、外国人旅行客だからこそクレジットカードはマストといえます。

2025年から必要になるETIASの申請にクレカが必要

2025年以降、ギリシャへ旅行する際はETIAS(エティアス)の事前申請が必要です。

ETIASとは、ギリシャなどEU諸国への入国に必要な事前渡航認証システムのこと。アメリカのESTA(エスタ)のような制度で、あらかじめ取得していないと飛行機にすら乗れない可能性もあります。

ETIASの申請はオンラインのみで、次の3点が必要です。

ETIAS(エティアス)の申請に必要な3点

  • パスポート(有効期限内)
  • Eメールアドレス
  • クレジットカード

ETIASの申請費用は1人あたり7ユーロで、18歳未満または70歳以上は免除される予定です。

また、有効期限は3年で、有効期限内であればほかのヨーロッパ諸国にも渡航できます。

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのギリシャ情報

審査は通常1日で完了しますが、導入直後は多少の混乱も予想されます。「最長で30日ほどかかる」とも公表されているため、航空券を買ったらすぐに申請しておくのが安心ですね。

ギリシャ旅行にクレカを持っていくメリット

ギリシャ旅行にクレジットカードを持っていけば、次の3つのメリットが手に入ります。

こうした特典を活用するだけでも、ギリシャ旅行の費用を大きく節約できるでしょう。

ギリシャ旅行にクレカを持っていくメリット

  • 海外旅行保険が付帯している
  • クレジットカードに付帯する優待特典が利用できる
  • 海外キャッシングが利用できる

海外旅行保険が付帯している

クレジットカードには海外旅行保険が付帯することが多く、ギリシャ旅行中のアクシデントに備えることができます。

ギリシャは日本に比べると物価はやや安めですが、医療費は別物です。

わずかな治療でも数万円かかることが多く、海外旅行保険に加入しないでギリシャへ旅行するのはあまりにもハイリスクです。

個人で海外旅行保険に加入する場合、保険料は2000~4000円程度(1人7日間の場合)である一方、クレジットカードに付帯する海外旅行保険は無料で、加入のための事前手続きも必要ありません。

つまり、クレジットカードの海外旅行保険を活用するだけで、ギリシャ旅行の費用を約2000~4000円も節約できることになります。

なお、クレジットカードに付帯する海外旅行保険には、「利用付帯」と「自動付帯」の2つがあります。

利用付帯に該当する場合は、あらかじめ決済条件などをチェックしておきましょう。

自動付帯と利用付帯の違い
付帯条件 該当カード
自動付帯 クレジットカードを持っているだけで自動的に適用 ・学生専用ライフカード
利用付帯 事前に旅費の一部(航空券や宿泊費など)をカード決済することで適用 ・三井住友カード(NL)
・エポスカード
・楽天プレミアムカード
・JCBカード W

クレジットカードに付帯する優待特典が利用できる

クレジットカードがあれば、次のような優待特典によりお得にギリシャ旅行を楽しめます。

ギリシャ旅行で使える優待特典

  • 手荷物宅配サービスの優待割引(空港〜自宅間)
  • レンタルスーツケース、Wi-Fiなどの優待割引
  • 加盟店での優待割引(レストラン、オプショナルツアーなど)

また、クレジットカードによっては会員限定の「サポートデスク」を利用できることもあります。

サポートデスクはカードの盗難や紛失現地の病院の紹介などさまざまなニーズに対応しており、ギリシャ旅行中の安心感につながります。

特に、英語が苦手な人や海外旅行初心者にとっては、サポートデスクがあるだけで安心感が大きく変わってくるでしょう。

ギリシャには現地デスクはほぼありませんが、この記事で紹介しているクレジットカードでは以下の専用ダイヤルを利用できます。

現地サポートデスクの有無

  • 三井住友カード(NL):VJデスク
  • エポスカード:エポスカード海外緊急デスク
  • 学生専用ライフカード:エマージェンシーライン
  • 楽天プレミアムカード:24時間緊急デスク
  • JCBカード W:JTBグローバルアシスタンス 海外緊急サポートデスク

海外キャッシングが利用できる

ギリシャ旅行にクレジットカードを持っていけば、現地でお得な海外キャッシングを利用できます。

海外キャッシングとは、海外のATMにクレジットカードを差し込み、現地通貨(ユーロ)を引き出せる制度のこと。

日本円からユーロに両替するよりも手数料が安く、24時間いつでも現地通貨(ユーロ)を引き出せるのがメリットです。

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのギリシャ情報

海外キャッシングを利用すれば、大金を持ち歩く必要がありません。ギリシャでは外国人観光客を狙ったスリが多いため、海外キャッシングは防犯対策としても効果的です。

ギリシャのクレカ決済事情!Visa・Mastercardが強い

ギリシャ旅行に向けてクレジットカードを作るなら、注意したいのが国際ブランドです。

決済用のメインカードにはVisaかMastercard特典用のサブカードにはJCBやアメックスと、それぞれ用途を決めておくのがスマートです。

ギリシャでのクレジットカード事情

  • ギリシャでクレジットカードが使える場所・使えない場所
  • Visa・Mastercardが使える店が多い
  • JCBとアメックスは特典用として
  • 世界遺産のアクロポリスのチケットもクレカ決済OK

ギリシャでクレジットカードが使える場所・使えない場所

ギリシャでクレジットカードが使える場所・使えない場所をまとめました。

個人商店やマーケットなどを除き、ギリシャではほぼ全てのお店でクレジットカードを使えます。

クレカが使える場所・使えない場所
使える場所 使えない場所
  • ホテル
  • レストラン
  • ショッピングセンター
  • カフェ など
  • 個人商店
  • 小さい食堂
  • マーケット など

アテネやサントリーニ島のように、観光客が多いエリアならクレジットカードを使えないことはほぼありません。

一方で、郊外や離島にお出かけするなら、もしものときに備えて少し多めの現金を持っておくと安心です。

Visa・Mastercardが使える店が多い

ギリシャでは、VisaとMastercardの2つが広く普及しています。

ギリシャにおける国際ブランドのシェアはMastercardが52%ともっとも高く、Visaと合わせると全体の99%を占めます。

ギリシャ国内の国際ブランドシェア
国際ブランド シェア率
1位 Mastercard 52%
2位 Visa 47%
3位 その他 1%

※ 出典:Morder intelligence「Greece POS Terminal Market Size & Share Analysis - Growth Trends & Forecasts (2024 - 2029)

JCBとアメックスは特典用として

データからも分かるとおり、ギリシャ国内ではJCBやアメックスのシェアはほとんどありません。

しかし、JCBとアメックスは、いずれも旅行関連の特典が充実している国際ブランドとして知られています。

そのため、決済用とは別に「特典用」としてJCBやアメックスのクレジットカードを作れば、ギリシャ旅行をさらにお得&安全にできる可能性があります。

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのギリシャ情報

アテネやサントリーニ島などの観光地エリアなら、JCBやアメックスで決済できるお店は少なくありません。特にJCBなら「ショッピングガード保険(最高100万円)」が付帯するため、高額な買い物でも安心感につながりますね。

世界遺産のアクロポリスのチケットもクレカ決済OK

アテネ観光の目玉ともいえる世界遺産アクロポリスでは、クレジットカードでチケットを購入できます。

ただし、決済に使えるクレジットカードはVisaとMastercardの2種類のみ。JCBやアメックスには対応していません。

アクロポリスのチケットには以下の2種類があり、共通券なら7つの施設がセットとなりお得です。

アクロポリスのチケットは2種類
チケットの種別 価格 対象施設
単独チケット 20ユーロ アクロポリスとその斜面
共通チケット 30ユーロ
  • アクロポリスとその斜面
  • 古代アゴラ
  • ローマ時代のアゴラ
  • ゼウス神殿
  • ハドリアヌスの図書館
  • ケラミコスの墓地
  • アリストテレスの学校

ギリシャの交通機関のチケット購入はクレジットカード決済OK

ギリシャの公共交通機関では、チケットをクレジットカードで購入できます。

特に、メトロ、バス、トラムの3つは共通チケットになっており、旅行者でも使いやすいといえます。

ギリシャ国内の交通機関

  • メトロ
  • バス
  • トラム
  • タクシー

メトロ・バス・トラムは共通チケットでクレカで購入可能

ギリシャの首都アテネでは、メトロ、バス、トラムの3つが共通チケットになっています。

チケットは窓口や券売機で購入でき、いずれもクレジットカードでの支払いが可能です。

たとえば券売機を使う場合、購入方法はおもに次の5ステップです。

券売機の操作方法

  • 言語設定を英語に変更
  • 「Buy Travel Product」を選択
  • 「Athens Area」を選択
  • チケットの種別を選択
  • 支払い方法を選択(現金、クレジットカード)

共通チケットには、おもに次の3種類があります。90分間チケットは1枚あたり1.2ユーロと安く、観光地への移動などに気軽に使えます。

メトロ、バス、トラムの共通チケット
チケットの種別 価格
90分間チケット 1.2ユーロ
1日チケット 4.1ユーロ
5日間チケット 8.2ユーロ
3日間ツーリストチケット(空港へのアクセスを含む) 20ユーロ

タクシーは現金払い&利用するならUberがおすすめ

ギリシャのタクシー現金払いが主流で、クレジットカードはあまり使えません。

また、日本のようにメーター制のタクシーは少なく、料金は運転手と交渉するのが一般的です。

そのため、外国人観光客にとってタクシーを使いこなすのは至難の業です。

料金相場がわからないと、通常よりも高額な料金を請求されることもあるでしょう。

ギリシャ観光中に車で移動するなら、タクシーよりもUberが便利。Uberならあらかじめ運賃の目安がわかるうえ、アプリに登録しておけばクレジットカード決済が可能です。

Uberの利用方法

  • アプリから現在地と目的地を入力する
  • 最寄りの車の選択肢が表示される
  • オーダーを確定すると、車&ドライバー情報(車のナンバーなど)が表示される
  • 指定の車に乗車し、目的地に到着したら精算

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのギリシャ情報

Uberならぼったくりの心配がなく、運転手に目的地を告げる必要もありません。運転手はユーザーの口コミで評価されるため、運転やサービスのクオリティも割と高いですよ。

ギリシャの現金事情│物価は日本よりやや安め

ギリシャの物価は、日本よりやや安めです。

しかし、サントリーニ島などの観光地エリアでは、物価が日本より高くなることもあります。

アテネやサントリーニ島をメインに観光するなら、物価は「日本とほぼ同じ」と考えたほうが良いかもしれません。

ギリシャの現金事情

  • ギリシャで使われているのはユーロ
  • 1日に必要な費用は1.5〜3万円程度
  • チップで現金が必要

ギリシャで使われているのはユーロ

ギリシャはEUに加盟しており、通貨はユーロが流通しています。

ユーロ

1ユーロ=165円

※ 2024年11月のレート。

ユーロの紙幣は、おもに次の7種類。しかし、メインで使うのは5〜50ユーロ紙幣で、100ユーロ以上の高額紙幣は断られることも少なくありません。

海外キャッシングで高額紙幣が出てきたら、できるだけ早めにスーパーやショッピングモールなどでくずしておくと便利です。

ユーロの種類

  • 5ユーロ
  • 10ユーロ
  • 20ユーロ
  • 50ユーロ
  • 100ユーロ
  • 200ユーロ
  • 500ユーロ

日に必要な費用は1.5〜3万円程度

ギリシャ観光に必要な費用は、1日あたり1.5〜3万円が目安です。

ギリシャ観光に必要な費用(目安)

  • 宿泊費(1泊):1〜2万円
  • 食費(1食):1000〜2000円
  • 交通費:500〜1000円
  • 観光施設の入場料:2000〜5000円
  • おみやげ・ショッピング:3000円〜1万円

日本からギリシャへの往復航空券は、約15〜30万円。たとえば5泊7日の旅行なら、予算はトータル約30〜40万円を見積もっておくと良いでしょう。

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのギリシャ情報

特にサントリーニ島は「観光地価格」で、レストランで食事すると3000〜5000円することもあります。ギリシャ旅行中の食費を節約するなら、自炊や軽食のテイクアウトを活用するのがおすすめです。

チップで現金が必要

ギリシャにはチップの文化があり、外国人観光客でもチップを支払うのがマナーです。

チップの相場がわからないときは、まずは「料金の5〜10%」が基準となります。

チップの目安

  • レストラン:料金の5〜10%
  • ホテル:ポーター⇒荷物1つにつき1ユーロ、ルームサービス⇒1ユーロ
  • タクシー:料金の5〜10%

ただし、レストランであらかじめサービス料が加算されているときは、チップを支払う必要はありません。

旅行中に1ユーロや2ユーロのコインを貯めておくと、チップの支払いがスムーズになります。

現地通貨が必要になったら海外キャッシングがお得

ギリシャ旅行中にユーロを引き出すなら、海外キャッシングが便利です。

海外キャッシングには次の3つのメリットがあり、ギリシャ旅行をよりお得に&安全に楽しめます。

海外キャッシングのメリット

  • キャッシングは両替よりもレートが良い
  • 大金を持ち歩く必要がない
  • ユーロに両替するなら日本で事前に両替しておこう

キャッシングは両替よりもレートが良い

クレジットカードで海外キャッシングを使えば、日本円をユーロに両替するよりレートが安くなります。

海外キャッシングを利用したときの手数料は、おもに利息(年率18.0%)とATM手数料(110~220円)の2つです。

たとえば5万円分のユーロを海外キャッシングで引き出すと、手数料はトータルで約850〜1000円と計算できます。

海外キャッシングの手数料

  • 利息:5万円×18.0%(年率)÷365×30日=740円
  • ATM手数料:110~220円

一方、日本円をユーロに両替すると、約2~5%の手数料がかかります。同じ5万円を両替するだけでも、手数料は1000~2500円と高くなってしまうでしょう。

また、「少しでもお得に両替したい」となると、いくつも両替所のレートを比較してかなりの時間を浪費してしまいます。

海外キャッシングなら、基本的にどのATMでも手数料は同じで、限られたギリシャ旅行の時間を最大限に有効活用できます。

大金を持ち歩く必要がない

海外キャッシングは、ATMさえあれば24時間いつでもユーロを引き出せます。

つまり、持ち歩く現金を必要最低限に抑えられるため、ギリシャ旅行中の防犯対策としても役立ちます。

ギリシャでは外国人観光客を狙ったスリが後を絶ちません。多額の現金を盗まれてしまったら、それだけでも楽しいギリシャ旅行が台無しになってしまうでしょう。

クレジットカードならたとえ盗まれても、すぐにカードを利用停止できます。

また、万が一不正利用にあっても被害額を補償してもらえるため、クレジットカードのほうが現金より安全性は高いといえます。

ユーロに両替するなら日本で事前に両替しておこう

「最低限のユーロは両替しておきたい」という人は、あらかじめ日本国内で両替しておくことをおすすめします。

日本国内では、空港の両替所はもちろん、銀行や金券ショップなどでもユーロに両替できます。

特に銀行はレートが安く、必要最低限のユーロを用意するにはぴったりでしょう。

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのギリシャ情報

一方、ギリシャ国内は日本円の流通が少なく、両替レートで大きく損してしまいます。ギリシャではチップとして米ドルも使えるため、手元に米ドルがあるならチップ用として持って行くのも選択肢の一つです。

ギリシャのATMの使い方と注意点

海外キャッシングは、あらかじめ操作方法さえ覚えておけば、はじめてでも簡単です。

ギリシャに到着してから慌てないよう、事前に操作方法をシミュレーションしておきましょう。

ギリシャのATMを使うときの注意点

  • ギリシャでは銀行内のATMを使うのが安全
  • 路上のATMはスキミングやひったくりに注意!

現金の引き出し方法

ギリシャのATMからユーロを引き出す手順は、おもに次の7ステップです。

ATMでの現金の引き出し方法

  1. ATMにクレジットカードを入れる
  2. 言語(英語 ENGLISH)を選択をする
  3. クレジットカードの暗証番号(PIN)を入力する
  4. WITHDRAWAL AMOUNT(引き出し金額を入力する)を選択
  5. Credit Card(クレジットカード)を選択する
  6. 引き出す金額を入力する
  7. 現金とクレジットカードを取る

なお、海外キャッシングに対応しているATMは、VisaならplusMastercardやJCBならCirrusが目印となります。

たとえ最新のATMでも、これらのマークが付いていなければ海外キャッシングは利用できません。

また、ATMによっては現金不足でうまく海外キャッシングできないこともあります。

この場合、すぐ隣のATMに変えるだけでも、問題なく海外キャッシングできる可能性があります。

ギリシャでは銀行内のATMを使うのが安全

ギリシャ国内のATMがある場所(セキュリティ性が高い順)

  • 銀行
  • ホテルのロビー
  • ショッピングモール
  • 観光施設周辺
  • 大通り・駅周辺

ギリシャで海外キャッシングを利用するときは、銀行内のATMを使うのが安心です。

これは、銀行なら24時間体制で警備員が常駐しているため、盗難やスキミングに遭うリスクが低いためです。

また、銀行の営業時間内なら、操作方法がわからなくてもすぐにスタッフを呼び出せるというメリットがあります。

一方、大きな通りに面しているATMや駅構内のATMは、周囲にお金を引き出していることがわかってしまい、犯罪に巻き込まれるリスクも高くなります。

ギリシャ旅行中のセキュリティ性を重視するなら、ATMは次の優先順位で探すのがおすすめです。

路上のATMはスキミングやひったくりに注意!

ギリシャ旅行中に海外キャッシングするときは、スキミングやひったくりに注意が必要です。

ギリシャでは、2010年代の財政破綻や不法滞在者の増加などを背景に、近年は治安が悪化傾向にあります。

実際、アテネやサントリーニ島などの観光地エリアでは、日本人の被害も多数報告されています。

特に、観光地エリアや交通機関などの人混みでは、スリに十分注意しなければなりません。

次のような対策を心がけるだけでも、スリ被害に遭うリスクを抑えられます。

スリやひったくりに遭わないための対策

  • 海外キャッシングで、持ち歩く現金は必要最低限にする
  • 現金は小分けにしておく
  • セキュリティポーチなどを活用する
  • 財布は絶対に後ろポケットに入れない
  • リュックやポーチは常に前がけにする

また、クレジットカードを使うときはスキミングにも注意しなければなりません。

スキミングとは、スキマーと呼ばれる専用の機械で、クレジットカードの情報を盗み取る犯罪です。

クローンカードを作られると、自分の知らないところでクレジットカードを好き勝手使われるかもしれません。

スキミングの被害に遭わないためには、カード差込口に不審物がないかチェックする、店員にクレジットカードを手渡さないなどの対策が効果的です。

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのギリシャ情報

タッチ決済を使えば、店員にクレジットカードを渡す必要がなく、スキミング対策にもなります。暗証番号の入力も不要で、ギリシャでの買い物が安心&スピーディになりますよ。

クレジットカードを使うときの注意点

ギリシャ旅行に欠かせないクレジットカードですが、次の3点には注意が必要です。

帰国してから「思ったより請求額が高い」とならないよう、事前に注意点をチェックしておきましょう。

ギリシャでクレジットカードを使うときの注意点

  • 支払いは現地通貨(ユーロ)建て
  • 支払い回数は選べない
  • スキミングに注意

支払いは現地通貨(ユーロ)建て

ギリシャ旅行中にクレジットカードを使うときは、「現地通貨(ユーロ)建て」で支払うのが鉄則です。

クレジットカードでは「現地通貨(ユーロ)建て」と「円建て」の2つを選べますが、円建てを選ぶと手数料で大きく損してしまいます。

現地通貨建てと円建て
手数料の目安 レートの決定者
現地通貨建て 約1.6~2.2% 国際ブランド
円建て 約2.0~10.0% 店舗(自由に設定できる)

決済端末に「EUR or JPY」と表示されたときも、必ずEUR(ユーロ)を選択しましょう。

支払い回数は選べない

ギリシャなどの海外でクレジットカードを使うときは、支払い回数は一回(一括)のみです。

分割払いやリボ払い、ボーナス払いなどを選ぶことはできません。

「どうしても一括払いでは支払いが難しい」というときは、まずは一括払いで決済し、あとからマイページやアプリで支払い方法を変更できるケースもあります。

また、「利用限度額の上限に達してカードが使えない」とならないためにも、ギリシャ旅行前に利用限度額を増額申請しておくと安心です。

スキミングに注意

ギリシャなど海外でクレジットカードを使うときは、スキミングに注意が必要です。

特にスキミング被害に遭いやすいのは、次の2つのケース。下記に紹介する対策を心がけるだけでも、スキミングに遭うリスクをしっかり抑えられます。

スキミングされやすい事例 対策
ATMのカード差込口にスキマーが取り付けられている カード差込口に不審物がないかチェックする、セキュリティ性が高い銀行内ATMを使う
店員にクレジットカードを店の奥に持っていかれる タッチ決済を使う、目の前で決済端末を操作してもらう

世界各国のクレカ決済事情を紹介中!

さいごに...

この記事のまとめ

ギリシャはクレジットカードが広く浸透しており、ほぼ全てのお店でクレジットカードを使えます。

そのため、日本人観光客にとってもクレジットカードは必須アイテム。クレジットカードには次のようなメリットがあり、ギリシャ旅行中のお得&安心につながります。

クレジットカードのメリット

  • 海外旅行保険が無料で付帯
  • 旅行関連の優待特典を使える
  • お得な海外キャッシングでユーロを引き出せる

ギリシャではVisaとMastercardの「2強状態」で、2つだけで全体のシェアの99%を占めます。

VisaとMastercardを1枚ずつ持っていけば、ギリシャ旅行中での決済がスムーズになるだけでなく、予期せぬトラブルにも備えられるでしょう。

クレジットカード2枚持ちのメリット

  • 決済できるお店が増える
  • カードの紛失、盗難、破損に備えられる
  • 磁気不良、通信エラーなどのトラブルにも柔軟に対応できる

当記事でおすすめするクレジットカードは、下記リンクからもう一度確認できます。

国際ブランドや海外旅行保険の補償額などを比較し、ギリシャ旅行をお得&安全にできる「最強の組み合わせ」を選んでみてください。

「ギリシャ旅行におすすめのクレジットカード5選」をもう一度見る

監修者

監修者紹介:飯田道子

ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)

飯田道子

いいだみちこ

金融機関勤務を経て1996年にFP資格を取得。各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなっている。どの金融機関にも属さない独立系FP。ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。クレジットカード専門サイトで数多く記事監修を担当

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