ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)
飯田道子監修
美しい自然や壮大な仏教遺跡など、どことなく「ゆっくりとした時間」が流れるミャンマー。
そんなミャンマーはキャッシュレス化があまり進んでおらず、いまでも現金主義が強い国として知られています。
日本人観光客としては、現金での支払いをベースにしつつも、必要に応じてクレジットカードを使い分けることが求められます。
ミャンマー旅行にクレカが必須な理由
- ホテル宿泊時にデポジットとしてクレカの提示が必要
- 現金を両替するよりクレカ手数料の方が安い
- e-VISAの申請でクレジットカードでの支払いが必要
ミャンマーはクレジットカードの普及率が低く、クレジットカードを使える場所はホテルや大型ショッピングモールなど、ごく一部に限られます。
また、現金を用意するには大きく「両替」と「海外キャッシング」の2通りがありますが、クレジットカードを使った「海外キャッシング」のほうが、はるかに手数料を抑えられます。
「Visa✕Mastercard」や「Visa✕JCB」のように、異なる国際ブランドのクレジットカードを2枚以上持っていくことで、決済の幅が広がるだけでなく、磁気不良や通信エラーといったトラブルにも柔軟に対応できるようになります。
国際ブランドや年会費、ミャンマー旅行がお得になる特典などを比べながら、ミャンマーでの快適&安全な支払いに役立ててください。
| 海外旅行傷害保険の補償額が最高3000万円と高い |
|---|
エポスカード![]() |
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| 完全ナンバーレスで不正利用に遭いにくい |
三井住友カード(NL)![]() |
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| ミャンマーで利用した金額の4.0%をキャッシュバック |
学生専用ライフカード![]() |
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| プライオリティ・パスを年間5回まで無料で使える |
楽天プレミアムカード![]() |
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| プライオリティ・パスを年10回まで使える |
dカード PLATINUM![]() |
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※1 海外旅行費用をdカード PLATINUMで支払った場合の保険金額。条件を満たさない場合の保険金額は傷害死亡時最大5000万円、傷害後遺障がい時200万円〜最大5000万円となります。
この記事はこんな内容です
ミャンマーは現金社会。現金の引き出し方で、手数料が大きく変わる
- 国際ブランドはVisaが主流
- 現金での支払いは現地通貨(チャット)か米ドル
- 日本円から現地通貨(チャット)へはほぼ両替できない
- 海外キャッシングは両替よりもレートが良い
目次
ミャンマー旅行で使えるおすすめのクレジットカード5選
ミャンマー旅行におすすめのクレジットカードは、次の5枚です。
エポスカードのように年会費無料のクレジットカードを選べば、帰国後にあまり使わなくなっても年会費で損するリスクはありません。
ミャンマー旅行中だけでなく帰国後の利用シーンも想定することで、より長期的なクレジットカード活用が可能となります。
ミャンマー旅行におすすめのクレジットカード
エポスカード│最高3000万円の海外旅行保険が付帯
ミャンマー旅行に便利な特典
- 最高3000万円の海外旅行傷害保険が付帯
- ショッピング枠を一時的に増額できる
丸井グループが発行するエポスカードは、最高3000万円と高額な海外旅行傷害保険が付帯するのが特徴です。
疾病治療費用も270万円と高く、ミャンマー旅行中の安心感を優先したい人におすすめです。
また、急病やアクシデントが起きたときには、「エポスカード海外緊急デスク」にいつでも電話で相談できます。
「キャッシュレス診療」に対応している病院を紹介してもらえば、窓口で医療費を一時負担することもありません。
さらに、エポスカードでは次のいずれかを上限に、利用枠を一時的に増額できます。
エポスカードの一時増額可能枠
- 現在の利用可能枠の2倍
- 現在の利用可能枠+100万円
往復航空券やリゾートホテル代などをカード決済するときは、あらかじめ増額申請しておくと安心でしょう。
エポスカードの国際ブランドは、ミャンマーでも加盟店が多いVisa。OIOIの店舗なら最短即日カードを受け取れるため、出発まで時間がないときに便利です。
エポスカード
基本スペック
| ポイント還元率(通常時) | 0.5% |
|---|---|
| 年会費 | 永年無料 |
| 発行スピード | 最短当日〜約1週間 ※1 |
| 国際ブランド |
|
| 電子マネー |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ※2
|
| 海外旅行傷害保険 | 利用付帯 |
| 国内旅行傷害保険 | - |
| 家族カード | × |
| ETC | ○ |
※1:最短当日は店頭受取の場合
※2:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります
お得なキャンペーン
- WEBからの新規入会で2000円相当プレゼント
三井住友カード(NL)│年会費無料で最高2000万円の海外旅行傷害保険(利用付帯)
ミャンマー旅行に便利な特典
- 完全ナンバーレスでセキュリティ性が高い
- 利用通知サービスで不正利用を早期発見しやすい
- 最高2000万円の海外旅行傷害保険が付帯(利用付帯)
三井住友カード(NL)は、券面にカード情報が印字されない完全ナンバーレスのカードです。
店員や周囲の人にカード情報を盗み見される心配がないため、セキュリティ性を重視する人におすすめです。
カード情報(カード番号、有効期限、セキュリティコードなど)は、スマートフォンのV Passアプリから確認できます。
また、アプリでは利用通知サービスを設定でき、万が一不正利用にあっても早期発見につながります。
完全ナンバーレスのメリット
- 周囲の人にカード番号を盗み見されない
- スキミング被害に遭いにくい(ATMの隠しカメラなどで盗み見されない)
- カードデザインがすっきり見える
三井住友カード(NL)には最高2000万円の海外旅行傷害保険が利用付帯し、ミャンマー旅行中のアクシデントにしっかり備えられます。
また、国際ブランドはVisaとMastercardの2種類から選択でき、いずれもミャンマーのクレジットカード取扱店ならほぼ問題なく使えるでしょう。
三井住友カード(NL)
基本スペック
| ポイント還元率(通常時) | 0.5% |
|---|---|
| 年会費 | 永年無料 |
| 発行スピード | 最短10秒/カード番号即時発行 ※1 |
| 国際ブランド |
![]()
|
| 電子マネー |
![]() ![]() ![]() ※2
|
| 海外旅行傷害保険 | 利用付帯 |
| 国内旅行傷害保険 | なし |
| 家族カード | ○ |
| ETC | ○ |
※1:即時発行ができない場合があります
※2:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります
お得なキャンペーン
- 新規入会キャンペーン(2025年10月1日〜2026年1月6日)新規入会&条件達成で
最大2万1600円相当
プレゼント・新規入会&スマホのタッチ決済1回で3000円分のVポイントPayギフトをプレゼント
・利用金額の5.0%(上限2000円相当)のVポイントをプレゼント
・SBI証券口座開設&クレカ積立などで1万6600円相当のVポイントをプレゼント - (学生限定)新規入会キャンペーン(2025年10月1日〜2026年1月6日)新規入会&条件達成で
最大6000円相当
プレゼント・新規入会&条件達成で最大5000円相当のVポイント&VポイントPayギフトをプレゼント
・学生限定 新規入会で1000円分のVポイントPayギフトをプレゼント
学生専用ライフカード│海外利用総額の4.0%をキャッシュバック
ミャンマー旅行に便利な特典
- ミャンマーでの利用額の4.0%をキャッシュバック
- 最高2000万円の海外旅行傷害保険が自動付帯
- 国際ブランドの選択肢が多い
学生専用ライフカードは、18~25歳の学生が発行できるクレジットカードです。
学生向けのお得な特典が多く、学生旅行や卒業旅行でミャンマーに行く人にはぴったりです。
学生専用ライフカードは年会費無料で、学生のうちに発行しておけば卒業後も年会費はかかりません。
また、ミャンマーなどの海外で利用すると、利用額の4.0%がキャッシュバックされるため、これからどんどん海外旅行に行きたいという人はお得を実感しやすいでしょう。
※ 要事前エントリー、年間最大10万円。
さらに、学生専用ライフカードには、最高2000万円の海外旅行傷害保険が自動付帯します。
クレジットカードを持っているだけで保険が適用となり、あれこれ適用条件を考える必要はありません。
利用付帯と自動付帯
- 利用付帯:事前に旅費の一部(航空券や交通費など)をカード決済していることで適用
- 自動付帯:クレジットカードを持っているだけで自動的に適用
学生専用ライフカードでは、国際ブランドを3つ(Visa、Mastercard、JCB)から選べます。
決済用ならVisaやMastercard、特典用ならJCBのように、ほかのクレジットカードと組み合わせやすいのもメリットのひとつです。
学生専用ライフカード
基本スペック
| ポイント還元率(通常時) | 0.5% |
|---|---|
| 年会費 | 無料 |
| 発行スピード | 最短2営業日 |
| 国際ブランド |
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|
| 電子マネー |
![]() ![]() ![]() ![]() ※1
|
| 海外旅行傷害保険 | 自動付帯 |
| 国内旅行傷害保険 | - |
| 家族カード | ○ |
| ETC | ○ |
※1:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります
お得なキャンペーン
- 新規入会プログラム+使うとおトクプログラムの合計で最大1万5000円のキャッシュバック!
・アプリログインで2000円キャッシュバック
・3万円以上の利用で8000円キャッシュバック
・Apple Pay/Google Payの利用で3000円キャッシュバック
・一部サブスクの支払いで2000円キャッシュバック
楽天プレミアムカード│プライオリティ・パスが無料付帯
ミャンマー旅行に便利な特典
- プライオリティ・パスが無料付帯
- 国際ブランドが4種類と豊富
- 最高5000万円の海外旅行保険が自動付帯(一部利用付帯)
楽天プレミアムカードは、プライオリティ・パスを無料で発行できるのが特徴の1枚です。
年会費1万1000円のハイステータスカードですが、「空港での待ち時間を有意義に過ごしたい」、「優雅なミャンマー旅行を楽しみたい」という人におすすめです。
プライオリティ・パスとは?
世界145ヵ国、1500ヵ所以上に展開する会員制の空港ラウンジサービス。軽食やアルコールなどのドリンクのほか、スパや仮眠室が用意されていることも。
プライオリティ・パスに自分で加入すると、最低でも99米ドルの年会費が必要です。
つまり、プライオリティ・パスが無料付帯するだけでも、楽天プレミアムカードの年会費(1万1000円)の元を十分に取ることができます。
また、ハイステータスカードである楽天プレミアムカードには、最高5000万円と高額な海外旅行保険が自動付帯(一部利用付帯)します。
楽天プレミアムカード
基本スペック
| ポイント還元率(通常時) | 1% |
|---|---|
| 年会費 | 11,000円 |
| 発行スピード | 1週間〜10日 |
| 国際ブランド |
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|
| 電子マネー |
※1
|
| 海外旅行傷害保険 | 自動付帯 |
| 国内旅行傷害保険 | 自動付帯 |
| 家族カード | ○ |
| ETC | ○ |
※1:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります
お得なキャンペーン
- 新規入会&3回利用で5000ポイント進呈(※うち3000ポイントは期間限定ポイント)
dカードPLATINUM│プライオリティ・パスが無料付帯
ミャンマー旅行に便利な特典
- プライオリティ・パスを無料で使える
- 最高1億円の海外旅行保険が付帯(うち5000万円は自動付帯)
- 年間500万円までのお買物あんしん保険
dカードPLATINUMは、dカード初のプラチナカードです。
プライオリティ・パスを年10回まで無料で使えるのが特徴で、これだけでも年会費2万9700円を大きく上回るお得が手に入ります。
プライオリティ・パスの費用
- 年会費:最低99米ドル ⇛ 無料
- 利用料1回につき35米ドル ⇛ 最大10回(350米ドル)が無料
また、dカード PLATINUMには最高1億円の海外旅行傷害保険が付帯し、ミャンマー旅行中のさまざまなリスクに備えられます。
5000万円は自動付帯、5000万円は利用付帯となるため、高額補償を受けたい人はあらかじめ旅費の一部をカード決済しておくと安心です。
さらに年間500万円まで「お買物あんしん保険」が付帯し、購入日から90日以内に被った盗難、破損などによる損害を補償してもらえます。
ミャンマー滞在中に高額なショッピングを予定している人は、dカードPLATINUMを優先的に使うことで安心して買い物を楽しめるでしょう。
dカード PLATINUM
基本スペック
| ポイント還元率(通常時) | 1.0% |
|---|---|
| 年会費 | 29,700円 |
| 発行スピード | 最短5日 ※1 |
| 国際ブランド |
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|
| 電子マネー |
![]() ※2
|
| 海外旅行傷害保険 | 自動付帯 |
| 国内旅行傷害保険 | 利用付帯 |
| 家族カード | ○ |
| ETC | ○ |
※1:カード到着までの期間
※2:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります
お得なキャンペーン
- 新規入会キャンペーン新規入会&カード利用で
最大2万ポイント
プレゼント・入会翌々月までに30万円以上のお買物で1万ポイント
・入会翌々月までに80万円以上のお買物で2万ポイント
ミャンマー旅行にクレジットカードが必須な理由
現金主義が根強いミャンマーですが、だからといって「クレジットカードは不要」ということではありません。
次の3つのシーンでは、クレジットカードが実質的に「必須」となります。
ミャンマー旅行にクレジットカードが必須な理由
- ホテル宿泊時にデポジットとしてクレカの提示が必要
- 現金を両替するよりクレカ手数料の方が安い
- e-VISAの申請でクレジットカードでの支払いが必要
ホテル宿泊時にデポジットとしてクレカの提示が必要
ミャンマーのホテルでは、チェックイン時にデポジットが必要なケースがあります。
「デポジット」とは、宿泊代以外で発生した費用を保証する預り金のことで、宿泊代の1~2泊分が目安とされています。
これにより、冷蔵庫のドリンクサービス代やホテル内のレストランでの食事代などを清算することもあります。
たとえば1泊1万円のホテルに泊まる場合、デポジット額は1~2万円と高くなり、クレジットカード決済が基本となります。
例外的に現金で支払えるホテルもありますが、次のようにさまざまなデメリットが生じてしまうでしょう。
デポジットを現金で支払うデメリット
- 手元に現金がなくなってしまう
- 高額な現金を両替しなければならない(両替手数料で損する)
- チェックアウト時に多額の現金が戻ってきても使いきれない(帰国時など)
クレジットカードなら、チェックアウト時にクレジットカードを通して返金されます。
つまり、高額なお金のやりとりは一切ありません。
また、ホテルによってはクレジットカードを提示するだけ(ホテルがカード番号などを控える)で、デポジットと認めてくれるケースもあります。
30ヶ国以上の海外旅行経験がある
ライター・長坂ヒロのミャンマー情報
ミャンマーでは米ドルによる支払いも広く認められています。多少レートは悪くなりますが、自宅に米ドルが眠っている人は、ミャンマー旅行に持っていくといろいろなシーンで重宝しますよ。
現金を両替するよりクレカ手数料の方が安い
ミャンマー旅行でクレジットカードを使うと、現金を両替するより手数料が安くなります。
クレジットカードにかかる手数料は「海外事務手数料」と呼ばれ、決済金額の約1.6~3.6%が目安です。
一方、両替の手数料は約2.0~3.0%が相場で、レートが悪い両替所だと5.0~10.0%かかることもあります。
たとえば、5万円、10万円使ったときの手数料は、それぞれ次のとおりです。わずか数%の違いですが、使う金額が増えるほど手数料にも大きな差が出ます。
| 5万円 | 10万円 | |
|---|---|---|
| クレカ決済(約1.6~3.6%) | 約800~1100円 | 約1600~2200円 |
| レートの良い両替所(約2.0~3.0%) | 約1000~1500円 | 約2000~3000円 |
| レートの悪い両替所(約5.0~10.0%) | 約2500~5000円 | 約5000円~1万円 |
e-VISAの申請でクレジットカードでの支払いが必要
ミャンマーに渡航する日本人旅行者は、観光やビジネスを問わず原則としてビザが必要です。
2025年現在、ミャンマーと日本の間には、短期滞在ビザの免除制度はありません。
観光ビザはオンラインから申請でき、クレジットカードでの決済が原則となります。
決済に対応している国際ブランドは、次の3つです。
オンラインビザの申請に使える国際ブランド
- Visa
- Mastercard
- JCB
e-VISA申請に必要な書類は、おもに次の5点。通常数営業日でビザが発行され、観光ビザの場合、有効期限は28日間となります。
e-VISA申請に必要な書類
- パスポート(入国時から6ヶ月以上の残存が必要)
- 写真
- クレジットカード
- 航空券(Eチケット)
- ホテル予約確認書
申請料金
- 50USドル(観光ビザ)
※ レートにより変動あり。
観光ビザの発行手数料は、一律50米ドルです(2025年12月現在)。
2024年〜2025年には、到着空港でのアライバルビザ発行が認められていましたが、あくまで「試行期間」として設けられた制度のため、基本的には事前にオンラインで申請しなければなりません。
ミャンマー旅行にクレカを持っていくメリット
ミャンマー旅行にクレジットカードを持っていけば、ほかにもミャンマー滞在中のさまざまなシーンで役立ちます。
無料で付帯する海外旅行保険、優待特典などを上手に活用することで、ミャンマー旅行にかかる費用を節約することも可能です。
- 海外旅行保険が付帯している
- クレジットカードに付帯する優待特典が利用できる
- 海外キャッシングが利用できる ß
海外旅行傷害保険が付帯している
クレジットカードには、海外旅行傷害保険が付帯するのが一般的です。
ミャンマーはほかの東南アジア諸国に比べると治安が不安定で、食あたりや転倒などのリスクも避けられません。
クレジットカードの海外旅行保険なら、自己負担額0円でミャンマー旅行中のさまざまなトラブルに備えられます。
たとえば、海外旅行保険が充実していることで知られるエポスカードでは、以下の金額が補償されます。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 傷害死亡・後遺傷害 | 最高3000万円 |
| 傷害治療費用 | 200万円 |
| 疾病治療費用 | 270万円 |
| 賠償責任(免責なし) | 3000万円 |
| 救援者費用 | 100万円 |
| 携行品損害(免責3000円) | 20万円 |
※出典:エポスカード「エポスカード海外旅行傷害保険」
自己加入型の保険だと、ミャンマー5日間の旅行で1500~2500円が目安です。
つまり、クレジットカードの海外旅行保険を活用すれば、それだけで1500~2500円も節約できることになります。
クレジットカードに付帯する優待特典が利用できる
クレジットカードには、次のようにさまざまな旅行特典が付帯します。
クレジットカードの旅行特典
- 現地サポートデスク
- 手荷物宅配サービスの優待割引
- レンタルスーツケース、Wi-Fiなどの優待割引
- 空港ラウンジ(ゴールドカード以上)
なかでも、海外旅行初心者にとって心強いのが現地サポートデスクでしょう。
現地サポートデスクでは、クレジットカード盗難時などのトラブルはもちろん、現地レストランやツアーの予約なども日本語で依頼できます。
この記事で紹介している5枚のクレジットカードでは、それぞれ以下の現地サポートデスクを利用できます。
現地サポートデスクの有無
- 三井住友カード(NL):なし
- エポスカード:海外サポートデスク
- 学生専用ライフカード:なし
- 楽天プレミアムカード:楽天カードトラベルデスク
- dカード PLATINUM:dカード ゴールドプラチナデスク
海外キャッシングが利用できる
クレジットカードがあれば、ミャンマー旅行中にお得な海外キャッシングを利用できます。
海外キャッシングとは、ミャンマーのATMにクレジットカードを差し込み、現地通貨を引き出すこと。
クレジットカード会社からお金を借りることで「利息」が発生しますが、利息は約1.6~2.2%と両替手数料(約2.0~10.0%)より安くなります。
また、こまめにキャッシングすれば大金を持ち歩く必要も無く、ミャンマー旅行中の防犯対策にも役立つでしょう。
ミャンマーの決済事情│国際ブランドはVisaが主流
ミャンマーは現金での支払いがメインですが、ホテルや大型ショッピングモールなどではクレジットカードも使えます。
日本人観光客としては、まずはクレジットカードを2枚以上持っていき、シーンによって支払い方法を使い分けるのが理想です。
ミャンマーの決済事情
- ミャンマーで使うならVisaをメインカードに
- ミャンマーでクレジットカードが使える場所・使えない場所
ミャンマーで使うならVisaをメインカードに
ミャンマー旅行に向けてクレジットカードを作るなら、国際ブランドはVisaがおすすめ。
Visaは世界No.1のシェア率を誇り、ミャンマー国内でもクレジットカード取扱店でVisaが使えないことはほぼありません。
Visaをベースに、「Visa✕Mastercard」、「Visa✕JCB」のように他の国際ブランドと組み合わせることで、より幅広い決済が可能となるだけでなく、紛失や決済エラーといったトラブルへの備えとなります。
ミャンマーでクレジットカードが使える場所・使えない場所
ミャンマーでクレジットカードが使える場所・使えない場所をまとめると、以下のとおり。
クレジットカードを使えるのは、ホテルや大型ショッピングモールなど一部に限られ、基本的には現金払いがベースとなります。
| 使える場所 | 使えない場所 |
|---|---|
|
|
タイやマレーシアなど、近隣のアジア諸国ではキャッシュレス化が急速に進んでいますが、ミャンマーではキャッシュレス化はあまり浸透していません。
おしゃれなレストランやカフェでも、いまだに支払いは現金のみとするお店が多々あります。
クレジットカードは「決済用」としてより、付帯する特典や海外キャッシング用として使うのが現実的といえます。
30ヶ国以上の海外旅行経験がある
ライター・長坂ヒロのミャンマー情報
ミャンマーでは、基本的に日本円を現地通貨に両替することはできません。米ドルなら現地通貨に両替できますが、レートはやや割高になります。お得に現地通貨を引き出すなら、両替ではなく「海外キャッシング」が圧倒的にお得です。
ミャンマーの交通機関ではクレジットカードは使えない
ミャンマーで使える公共交通機関は、おもに次の5つが挙げられます。
ミャンマーの移動手段
- タクシー
- バス
- 列車
- レンタカー
- 船
しかし、いずれもクレジットカード決済には対応していません。
一部の例外を除き、支払いは現金のみとなります。
30ヶ国以上の海外旅行経験がある
ライター・長坂ヒロのミャンマー情報
空港からのタクシーならクレジットカードを使えることもありますが、街中では現金払いが基本。通信エラーや端末エラーなどの不具合も起きやすいため、タクシーでも現金を用意しておくことをおすすめします。
配車アプリを利用すればクレカ決済もOK
「交通費をクレジットカード決済したい」、「タクシーはぼったくりが心配」といった人には、配車アプリがおすすめです。
配車アプリなら、事前にアプリにクレジットカードを登録しておくことで、運賃をクレカ決済できます。
配車アプリのメリット
- 運賃が事前にわかる
- アプリから簡単に呼べる
- 運転手に行き先を説明する必要がない
- クレジットカードを登録しておけば、運賃がカード決済される
ミャンマーの配車アプリは「Grab」と「Hello Cabs」「Oway Ride」。
クレジットカードを使うなら、ほかの東南アジア諸国でも使えるGrabがおすすめです。
30ヶ国以上の海外旅行経験がある
ライター・長坂ヒロのミャンマー情報
Grabなどの配車アプリは、空港への乗り入れも可能です。あらかじめアカウントを用意しておけば、到着後に快適&お得に市内へ移動できますよ。
ミャンマーでは米ドルが必要!ただし現地通貨「チャット」も必須
ミャンマーには、現地通貨の「チャット」が流通しています。
しかし、多くの観光施設では、チャットではなく米ドルでの支払いとなることもめずらしくありません。
ミャンマー滞在中は、米ドルとチャットの両方を持ち合わせておく必要があります。
ミャンマーでの現金事情
- 観光地の入場料やホテルの宿泊料はドル払い
- ミャンマーの現地通貨は「チャット」
- ミャンマーで1日に必要なお金は1〜2万円程度
観光地の入場料やホテルの宿泊料はドル払い
ミャンマー旅行では、現地通貨の「チャット」ではなく米ドルが必要になるケースがあります。
ドル払いとなる場所
- 観光地の入場料
- ホテルの宿泊料
一部の外国人向けのレストランやショップでは、米ドルとチャットの両方が使えることもあります。
この場合、米ドルだとややレートが悪くなりやすいため、チャットでの支払いがお得です。
ミャンマーの現地通貨は「チャット」
ミャンマーの現地通貨は「チャット」と呼ばれ、約12種類の紙幣があります。
1000チャットが約70円に相当し、日本円に比べると単位(ゼロの数)が多くなります。
補助通貨として「ピャー」と呼ばれる硬貨がありますが、実際にはほとんど使われていません。
30ヶ国以上の海外旅行経験がある
ライター・長坂ヒロのミャンマー情報
チャットへ両替するなら、日本円ではなく米ドルを持参しましょう。両替所によっては、きれいなお札でないと両替不可、またはレートが下がることもあるため、日本の両替所できれいな紙幣を用意しておくことが大切です。
ミャンマーで1日に必要なお金は1〜2万円程度
ミャンマーは日本より物価が安く、一般的に約2分の1〜3分の1が目安となります。
ミャンマーの物価
ミャンマーの物価は日本の2分の1〜3分の1程度
また、1日あたりにかかる費用は、約1〜2万円が目安です。
なかでも食費が安く、約500円でも十分に食事を楽しむことができます。
ローカルなレストランやシンプルなホテルなどを選べば、1日1万円以下で過ごすことも十分に可能です。
ミャンマーでかかる費用感
- 宿泊費:5000円〜1万円
- 食費(1食あたり):500〜1000円
- 交通費:1000〜2000円
- ショッピング(おみやげ):2000〜3000円
- 観光費:2000〜3000円
現地通貨が必要になったら海外キャッシングがお得
ミャンマー旅行中に現地通貨が必要になったら、海外キャッシングがお得。
海外キャッシングなら両替より手数料を節約できるうえ、ミャンマー旅行中の防犯対策にもつながります。
海外キャッシングのメリット
- キャッシングは両替よりもレートが良い
- 大金を持ち歩く必要がない
- 現地では日本円から現地通貨のチャットに両替できるところが極端に少ない
キャッシングは両替よりもレートが良い
現地通貨を海外キャッシングで下ろせば、現金を両替するよりも手数料を節約できます。
海外キャッシングにかかる手数料は、利息(年率18.0%)とATM手数料の2種類です。
18.0%と聞くと高く感じるかもしれませんが、1日あたり約0.05%、30日後に返済すれば約1.5%となり、両替手数料(約2.0〜10.0%)より安くなります。
たとえば、10万円分の現地通貨を用意する場合、海外キャッシングと両替の手数料はそれぞれ次のとおりです。
| 海外キャッシング(※) | 両替 |
|---|---|
| ・利息:約1480円(10万円×18.0%÷365日×30日) ・ATM手数料:110~220円(1回につき) |
約2000円~1万円(取引額の約2.0〜10.0%) |
※ 借入から30日後に完済した場合。
海外キャッシングの手数料は、基本的にどのATMを使っても変わりません。
両替のように、レートの良い両替所をあれこれ探す必要もなく、ミャンマー旅行中の時短につながります。
大金を持ち歩く必要がない
海外キャッシングは、必要なときに必要な分だけお金を引き出せるため、大金を持ち歩く必要がありません。
そのため、ミャンマー旅行中の防犯対策としても効果的です。
たとえば、万が一現金を盗まれてしまうと、海外旅行保険などで補償を受けることはできません。
一方、クレジットカードなら盗難に遭ってもすぐに利用停止でき、不正利用額は補償してもらえます。
カードによっては、アプリやマイページから利用停止できることもあるため、ミャンマー旅行前に確認しておくと安心です。
現地では日本円から現地通貨のチャットに両替できるところが極端に少ない
ミャンマーでは、日本円を現地通貨(チャット)に両替できるところはほとんどありません。
両替所を利用してチャットを手に入れるなら、米ドルを用意しておくことが前提条件となります。
また、両替所によっては近隣のアジア諸国の通貨(タイバーツ、マレーシア・リンギットなど)に対応していることもあります。
過去にアジア諸国に旅行したときの通貨が余っていれば、ミャンマーに持って行くのも選択肢のひとつです。
ミャンマーのATMの使い方
「海外のATMを操作するなんて大変そう」と感じるかもしれませんが、海外キャッシングはやり方さえ知っていれば簡単です。
ミャンマーに着いてからスムーズにお金を引き出せるよう、具体的な手順や注意点をチェックしておきましょう。
ミャンマーのATM事情
- ATMは銀行、ホテル、ショッピングセンター、空港にある
- 現金の引き出し方法
- ATM付近でのスリやひったくりに注意!
ATMは銀行、ホテル、ショッピングセンター、空港にある
ミャンマーでATMがある場所としては、おもに次の4つが挙げられます。
ATMがある場所
- 銀行
- ホテル
- ショッピングセンター
- 空港
なかでももっとも安全でわかりやすいのが、銀行内のATMです。
銀行はセキュリティが常駐していることが多く、スキミングなどの被害に遭うリスクを抑えることができます。
また、銀行の営業時間内であれば、ATM操作についてスタッフに直接質問することもできます。
なかでもKBZ Bankはミャンマー国内でのATM設置数が非常に多く、手数料が低いことから観光客にも人気です。
現金の引き出し方法
ミャンマーのATMの操作方法は、おもに次の7ステップにわかれます。
ATMでの現金の引き出し方法
- ATMにクレジットカードを入れる
- 言語(英語 ENGLISH)を選択する
- クレジットカードの暗証番号(PIN)を入力する
- WITHDRAWAL AMOUNT(引き出し金額を入力する)を選択
- Current(当座預金口座)/Saving(普通預金口座)を選択する
- 引き出す金額を入力する
- 現金とクレジットカードを取る
海外キャッシングには、4桁の暗証番号(PIN)が必要です。
暗証番号がわからないと、海外キャッシングはもちろん、ミャンマーでの買いものでもクレジットカードを使えません。
暗証番号の問い合わせには、約1~2週間かかるのが一般的です。
暗証番号が不明な場合は、出発前に余裕をもって問い合わせておきましょう。
ATM付近でのスリやひったくりに注意!
ミャンマーは比較的治安が落ち着いた国として知られていますが、ATM周辺ではスリやひったくりに注意が必要です。
特に注意しなければならないのが、夜間や早朝など暗い時間帯でのATM利用。
さらに、人通りが少ない地域だとさらに犯罪に巻き込まれるリスクも高くなるため、ATMはできるだけ日中の明るい時間帯に、人通りの多い場所で利用するのがおすすめです。
30ヶ国以上の海外旅行経験がある
ライター・長坂ヒロのミャンマー情報
日中の人通りが多いエリアでも、ATMの外に出てから財布を整理したり、現金を数えたりするのはNGです。また、財布を後ろポケットに入れたり、バッグを開けっぱなしにすると、犯罪被害に遭うリスクは高くなってしまいます。治安が良いからと言って油断せず、セキュリティポーチなど万全の体制で旅行することをおすすめします。
ミャンマーでクレジットカードを使うときの注意点
ミャンマー旅行に欠かせないクレジットカードですが、使い方を間違えると損してしまうかもしれません。
「思った以上に高くついた」とならないよう、次の3点には十分注意しましょう。
クレジットカードを使うときの注意点
- クレジットカード手数料を上乗せされることが多い
- 支払いは現地通貨建て
- 支払い回数は選べない
クレジットカード手数料を上乗せされることが多い
ミャンマーでクレジットカードを使うと、2.0~3.0%ほどの手数料が上乗せされることがあります。
これは、カード決済による手数料を利用者負担とするもので、海外ではけっしてめずらしくありません。
また、お店によっては「クレジットカードは10米ドル以上」のように、利用最低金額が決まっていることもあります。
特に高額な商品を買うときは、あらかじめ店員にクレジットカードの利用条件を聞いておくと安心です。
支払いは現地通貨建て
ミャンマーでクレジットカードを利用すると、現地通貨建てと日本円建てを選べることがあります。
手数料がお得なのは、意外にも現地通貨建てです。
日本円建てのほうが親近感がありますが、結果的に手数料で損してしまいます。
| 手数料 | レートの決定者 | |
|---|---|---|
| 現地通貨建て | 1.6~3.6% | 国際ブランドやカード会社 |
| 日本円建て | 2.0~10.0% | 店(自由に設定できる) |
支払い回数は選べない
ミャンマーでクレジットカードを利用するときは、支払い方法は一括(一回払い)のみです。
分割払いやリボ払い、ボーナス払いなどは選べません。
どうしても一括での返済が難しいときは、利用金額が確定してからマイページやアプリで支払い方法を変更できることもあります。
ただし、分割による手数料が発生しやすいため、そのまま一括で返済するのが理想的でしょう。
ミャンマーってどんな国?
ミャンマー連邦共和国(旧ビルマ)は、東南アジアの北部に位置する仏教国です。
国際的な観光地としてのイメージは強くありませんが、広大な自然や歴史ある仏教寺院、さらに優しく温かい人々など、独自の魅力を持つ国として近年注目されています。
特に人気な観光地としては、3000以上の仏塔が立ち並ぶ「バガン遺跡」、湖上に暮らすインダー族の伝統文化が見られる「インレー湖」、植民地時代の建築が残る最大都市「ヤンゴン」などが挙げられます。
ミャンマーは、国民の約9割が上座部仏教を信仰している仏教国で、町のあちこちで僧侶や仏塔を見ることができます。
仏教はミャンマーの人々の生活に深く根付いており、日本人観光客としても旅行中のマナー(露出の少ない服装、寺院では帽子を脱ぐ、靴を脱ぐなど)を守ることが大切です。
ヤンゴンやマンダレーなどの都市部では、クレジットカードなどのキャッシュレス決済が広まりつつありますが、日本に比べると普及率は高くありません。
そのため、ミャンマー旅行では、現金とクレジットカードをシーンごとに使い分けるのが基本となります。
| 正式名称 | ミャンマー連邦共和国 |
|---|---|
| 首都 | ネーピードー |
| 言語 | ミャンマー語(公用語)、シャン語、カレン語 など |
| 宗教 | 仏教(90%)、キリスト教、イスラム教 など |
| 通貨 | チャット |
| 日本との時差 | -2時間30分 |
| サマータイム | なし |
| 日本からのフライト時間 | ・ヤンゴンへの直行便なら約8時間 ・乗り継ぎ便なら10〜13時間程度 |
さいごに...
この記事のまとめ
ミャンマーは現金主義が根強く、クレジットカードを使えるのはホテルや大型ショッピングモールなどに限られます。
しかし、日本人観光客としてはクレジットカードはマストアイテムです。
そもそもクレジットカードがないと、ホテルのデポジットやビザの申請など、ミャンマー旅行に大きな支障をきたすことになります。
ミャンマー旅行にクレジットカードが必須な理由
- ホテル宿泊時にデポジットとしてクレカの提示が必要
- 現金を両替するよりクレカ手数料の方が安い
- e-VISAの申請でクレジットカードでの支払いが必要
現地通貨のチャットを手に入れるには、おもに両替(米ドル)、海外キャッシングの2通りがあります。
現状として、日本円をそのままチャットに両替できる両替所はほとんどありません。
米ドルはややレートが悪くなりやすいこと、ミャンマーでの両替には独自ルールがある(きれいな紙幣でないとレートが下がるなど)ことを踏まえると、クレジットカードを使った海外キャッシングのほうが確実&お得といえます。
海外キャッシングのメリット
- 両替よりもレートが良い
- 大金を持ち歩く必要がない
- 日本円から現地通貨のチャットに両替できるところが極端に少ない
ミャンマー旅行におすすめのクレジットカード5選は、下記リンクからもう一度おさらいできます。
ミャンマーで広く普及しているVisaをベースにして「Visa✕Mastercard」、「Visa✕JCB」のように異なる国際ブランドを組み合わせることで、より幅広く柔軟な決済が可能となります。
年会費無料のクレジットカードなら、たとえミャンマー旅行後に利用頻度が落ちても、年会費を払い続けることはありません。
ぜひ自分にとって無理のないクレジットカードを選び、ミャンマー旅行をもっとスマート&お得に楽しみましょう!
監修者
ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)
飯田道子
いいだみちこ
金融機関勤務を経て1996年にFP資格を取得。各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなっている。どの金融機関にも属さない独立系FP。ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。クレジットカード専門サイトで数多く記事監修を担当











