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更新

オーストリア旅行で使えるおすすめクレカ5選│タッチ決済が主流!

監修者紹介:飯田道子

ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)

飯田道子監修

「音楽の都」ウィーンをはじめ、中世の美しい街並みが残るオーストリア

そんなオーストリアは日本よりキャッシュレス化が進んでおり、多くのお店でクレジットカードのタッチ決済を使えます。

そのため、日本人観光客にとってもクレジットカードはマストアイテムです。

そもそもクレジットカードがないと、次のように旅程が大きく狂ってしまうかもしれません。

オーストリア旅行にクレカは必要?

  • ホテルのデポジットとして必要
  • 2025年以降はETIAS(エティアス/事前渡航認証システム)申請が必要

この記事ではオーストリア渡航経験のあるライター・長坂ヒロが、オーストリアでのクレジットカード事情や、カードが使えなかった場所などについても解説していきます。

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのオーストリア情報

オーストリアはクレジットカードがかなり普及しており、タッチ決済での支払いが主流です。そのため、前提としてタッチ決済に対応したクレジットカードを選ぶのがポイント。例外的に現金のみのお店もありますが、「基本はクレジットカードで」というスタンスで問題ありません。

オーストリア観光用にクレジットカードを作るなら、国際ブランドはVisaかMastercardがおすすめです。

Visaのタッチ決済、Mastercardコンタクトレスに対応しているクレジットカードなら、オーストリアでも便利なタッチ決済を使えます。

また、海外旅行では異なる国際ブランドのクレジットカードを2枚以上組み合わせるのが鉄則です。

これにより、磁気不良や通信トラブルなど、予期せぬアクシデントに備えることができます。

下記におすすめする5枚のクレジットカードから、自分の旅のスタイルにあった組み合わせを探してみてください。

オーストリア旅行におすすめのクレカ5選
年会費無料で最高2000万円の海外旅行傷害保険(利用付帯)
三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL)
  • 完全ナンバーレスでセキュリティ性が高い
  • VJデスクを利用できる
公式サイトで詳細を見る▶
海外旅行保険の補償額が最高3000万円と高額
エポスカード
エポスカード
  • 年会費無料でも海外旅行保険が高額保証
  • ショッピング枠を一時的に増額できる
公式サイトで詳細を見る▶
オーストリアで利用した金額の3.0%をキャッシュバック
学生専用ライフカード
学生専用ライフカード
  • オーストリアでの利用額の3.0%をキャッシュバック
  • 最高2000万円の海外旅行傷害保険自動付帯
公式サイトで詳細を見る▶
プライオリティ・パスを無料で発行できる
楽天プレミアムカード
楽天プレミアムカード
  • プライオリティ・パスの発行が無料
  • 最高5000万円の海外旅行保険自動付帯
公式サイトで詳細を見る▶
常にポイント還元率が1.0%
JCBカードW
JCB カード W
  • 最高2000万円海外旅行保険が付帯
  • 最高100万円ショッピングガード保険が付帯
公式サイトで詳細を見る▶

この記事はこんな内容です

オーストリアはタッチ決済が主流!国際ブランドはVisa、Mastercardが便利

  • オーストリアではタッチ決済が主流
  • Mastercardはオーストリアでシェア80%
  • 交通機関のチケットはクレジットカード払いできる
  • 2025年以降はETIAS(エティアス)の申請にクレジットカードが必須

目次

【現地体験談】オーストリアではクレジットカード決済が便利

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのオーストリア情報

持っていったクレジットカード:
エポスカード(Visa)、楽天カード(Mastercard)、JCBゴールド 家族カード(JCB)

使えなかったカード:
JCBゴールド 家族カード(JCB)

JCBは観光施設やおみやげ屋などで使えることもありますが、少しローカルなレストランなどでは取り扱いがありませんでした。

オーストリアのウィーンザルツブルグの2都市を約1週間旅行しました。

いずれも都市部ということはありますが、クレジットカードを使えるお店がほとんどでした。

スーパーやレストランはもちろん、シェーンブルン宮殿などの人気観光スポットでも問題なくクレジットカードが使えます。

ただし、アイスクリーム屋や青空マーケット、有料のトイレなど現金が必要なシーンも少なくありません。

そのため、「基本的にはクレジットカードで、使えないときだけ現金」というスタンスがおすすめです。

また、日本発祥の国際ブランドであるJCBは、オーストリアではあまり使えません。

決済用のメインカードなら、国際ブランドはVisaかMastercardの2つが便利です。

オーストリア旅行で使えるおすすめのクレジットカード5選

オーストリア旅行におすすめのクレジットカードは、次の5枚です。

JCBカード W以外は国際ブランドをVisaかMastercardに設定でき、オーストリア旅行のメインカードにぴったりです。

また、5枚とも便利なタッチ決済に対応しており、オーストリアでの買い物をスマート&安全にできます。

オーストリア旅行におすすめのクレジットカード

三井住友カード(NL)│年会費無料で最高2000万円の海外旅行傷害保険

三井住友カード(NL)

オーストリア旅行に便利な特典

  • 完全ナンバーレスでセキュリティ性が高い
  • 最高2000万円の海外旅行傷害保険

三井住友カード(NL)は、年会費無料で発行できる三井住友カードのプロパーカード。

最高2000万円と充実した海外旅行保険が付帯(利用付帯)し、オーストリア観光中のトラブルにしっかり備えられます。

また、三井住友カード(NL)は券面にカード情報が印字されない「完全ナンバーレス」が特徴です。

周囲にカード情報を盗み見される心配がないため、セキュリティ重視の人にぴったりでしょう。

国際ブランドはVisaとMastercardの2つから選択でき、いずれもオーストリアでは問題なく使えます。

もちろん、Visaのタッチ決済やMastercardコンタクトレスにも対応しているため、オーストリア観光の決済用メインカードにぴったりです。

三井住友カード(NL)

アイキャッチ画像:三井住友カード(NL)

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 0.5%
年会費 永年無料
発行スピード 最短10秒/即発24時間 ※1
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 利用付帯
国内旅行保険 なし
家族カード
ETC

※1:即時発行ができない場合があります
※2:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 2024年9月2日からの新規入会キャンペーン

    新規入会&条件達成で

    3000円分

    プレゼント

    ・新規入会&スマホのタッチ決済1回以上利用で3000円分のVポイントPayギフトをプレゼント(学生は4000円分のVポイントPayギフトをプレゼント)

エポスカード│最高3000万円の海外旅行保険が付帯

オーストリア旅行に便利な特典

  • 最高3000万円の海外旅行保険
  • ショッピング枠を一時増額できる

丸井グループが発行するエポスカードは、最高3000万円高額な海外旅行保険が付帯するのが特徴です。

なかでも「疾病治療費用」の項目が270万円と高く、オーストリア旅行中の急病にもしっかり備えられます。

また、エポスカードでは次の低いほうを上限に、ショッピング枠を一時増額できます。

往復航空券やツアー代などをカード決済するときは、余裕をもって増額申請しておくと安心です。

エポスカードの増額可能枠

  • 現在の利用可能枠の2倍
  • 現在の利用可能枠+100万円

エポスカードの国際ブランドはVisaで、もちろんVisaのタッチ決済も利用できます。

また、オンライン申請時にカードの受取方法を「OIOIの店舗」とすれば、最短即日でカードを受け取れます。

そのため、「オーストリア旅行直前だけどクレジットカードを作りたい」というときには有力な選択肢になるでしょう。

エポスカード

アイキャッチ画像:エポスカード

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 0.5%
年会費 無料
発行スピード 最短当日〜約1週間 ※1
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 利用付帯
国内旅行保険 -
家族カード ×
ETC

※1:最短当日は店頭受取の場合
※2:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • WEBからの新規入会で2000円相当プレゼント

学生専用ライフカード│オーストリアでの利用総額の3.0%をキャッシュバック

学生専用ライフカード

オーストリア旅行に便利な特典

  • オーストリアでの利用額の3.0%をキャッシュバック
  • 海外旅行傷害保険が自動付帯
  • LIFE DESK(日本語サービス)を利用できる

学生旅行や卒業旅行でオーストリアへ行くなら、学生専用ライフカードがおすすめです。

学生専用ライフカードは、18~25歳の学生のみが発行できるクレジットカードで、海外利用分の3.0%がキャッシュバックされるのが特徴です。

要事前エントリー、年間最大10万円などの条件はありますが、キャッシュバックなら目に見える形でお得を実感できるでしょう。

また、学生専用ライフカードには最高2000万円海外旅行傷害保険が自動付帯します。

利用付帯のクレジットカードとは異なり、事前に旅費などをカード決済する必要はありません。

いざというときには、日本語サービスのLIFE DESK(エマージェンシーライン)を利用でき、思わぬトラブルにも柔軟に対応できます。

国際ブランドの選択肢は3種類(Visa、Mastercard、JCB)と多く、メインカードにもサブカードにも使える万能型クレジットカードです。

学生専用ライフカード

アイキャッチ画像:学生専用ライフカード

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 0.1%
年会費 無料
発行スピード 最短2営業日
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 自動付帯
国内旅行保険 -
家族カード
ETC

※1:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 新規入会プログラム+つかっておトクプログラムの合計で最大1万5000円のキャッシュバック!

    ・アプリログインで2000円キャッシュバック
    ・3万円以上の利用で8000円キャッシュバック
    ・Apple Pay/Google Payの利用で3000円キャッシュバック
    ・一部サブスクの支払いで2000円キャッシュバック

楽天プレミアムカード│プライオリティ・パスが無料付帯

楽天プレミアムカード

オーストリア旅行に便利な特典

  • プライオリティ・パスが無料で付帯する
  • 最高5000万円の海外旅行保険が自動付帯

楽天プレミアムカードは、プライオリティ・パスを無料で発行できるハイステータスカード。

年会費は1万1000円かかりますが、プライオリティ・パスだけでも年会費の元を十分にとることができます。

プライオリティ・パスとは?

世界145ヶ国、1500ヶ所以上に展開する会員制の空港ラウンジサービス。軽食やアルコールなどのドリンクのほか、スパや仮眠室が用意されていることも。

楽天プレミアムカードには、最高5000万円と高額な海外旅行保険自動付帯(一部利用付帯)します。

緊急時には楽天カードトラベルデスク(24時間緊急デスク)も利用でき、トラブルにも冷静に対応できるでしょう。

なお、楽天プレミアムカードでは4種類(Visa、Mastercard、JCB、アメックス)の国際ブランドを発行できます。

決済用メインカードならVisaかMastercard、特典用のサブカードならJCBかアメックスを選ぶのがおすすめです。

楽天プレミアムカード

アイキャッチ画像:楽天プレミアムカード

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 1%
年会費 11,000円
発行スピード 1週間〜10日
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 自動付帯
国内旅行保険 自動付帯
家族カード
ETC

※1:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 新規入会&利用で5000ポイント進呈

JCBカード W│JCBプラザ・シェムリアップを使える

JCB カード W

オーストリア旅行に便利な特典

  • 国内・海外問わずいつでもポイント2倍
  • 最高2000万円の海外旅行保険が付帯

JCBカード Wは、18~39歳のみが入会できる年会費無料のJCBプロパーカード。

若年層向けのお得な特典が多く、いつでも2倍(ポイント還元率1.0%)のポイントが貯まるのが特徴です。

JCBカードのポイント還元率
ポイント数 ポイント還元率(※)
JCBカード W 1000円につき2 Oki Dokiポイント 1.0%
通常のJCBカード 1000円につき1 Oki Dokiポイント 0.5%

※1 Oki Dokiポイント=5円で換算した場合。

また、JCBカード Wには「ショッピングガード保険」が付帯します。

ショッピングガード保険とは、オーストリアで購入した商品が盗難・破損したときに補償を受けられる制度のことです。

特にオーストリアで高額な商品を買うときは、JCBカード Wを使うことで安心感につながるでしょう。

JCBカード Wには最高2000万円の海外旅行傷害保険が付帯し、いざというときには「JTBグローバルアシスタンス 海外緊急サポートネットワーク」で日本語サポートを受けられます。

決済用メインカードには少し心細いですが、特典用のサブカードとしてほかのクレジットカードと組み合わせるのがおすすめです。

JCB カード W

アイキャッチ画像:JCB カード W

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 1.0%
年会費 無料 ※1
発行スピード 最短5分発行 ※2
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 利用付帯
国内旅行保険 なし
家族カード
ETC

※1:39歳まで申し込み可能
※2:9:00AM~8:00PMで申し込み(受付時間を過ぎた場合は翌日扱い)。顔写真付き本人確認書類による本人確認(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)。モバ即での入会後、カード到着前の利用方法についてはJCBのHPにて確認
※3:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 新規入会キャンペーン(2025年3月31日まで)
    ・MyJCBログイン&Amazon.co.jp利用で最大1万2000円のキャッシュバック(Amazon.co.jpで利用した金額の20%をキャッシュバック)
  • 新規入会キャンペーン(2025年3月31日まで)
    ・MyJCBログイン&Apple Pay/Google Pay/MyJCB Payの利用で最大3000円のキャッシュバック(利用金額の20%をキャッシュバック)
  • 家族カード入会&家族カードでのMyJCBログインで最大4000円のキャッシュバック(家族1名の申し込みにつき2000円のキャッシュバック)(2025年3月31日まで)
  • お友逹紹介キャンペーン!紹介者・被紹介者に1500円キャッシュバック(2025年3月31日まで)

オーストリア旅行にクレジットカードが必須な理由

オーストリアへ旅行するなら、クレジットカードは「絶対に必要」といっても過言ではありません。

次の2つのシーンでは、クレジットカードがないと大きなトラブルになる可能性があります。

オーストリア旅行にクレカは必須

  • ホテルのデポジットとして必要
  • 2025年以降はETIAS(エティアス)の申請が必要

ホテルのデポジットとして必要

オーストリアのホテルでは、チェックイン時にデポジットが必要なことがあります。

デポジットとは、宿泊費以外に発生する費用をカバーするための保証金のことです。

万が一客室の備品に破損や盗難があったときには、デポジット額から費用が清算されます。

なお、ホテルによってデポジットの取り扱いは次の3パターンにわかれます。

デポジットの対応はおもに3種類

  • デポジットがクレカに一時課金される(何も問題なければチェックアウト時にクレカを通して返金)
  • クレカの提示だけで認められる
  • デポジット不要(バックパッカー向けのホステル、安宿など)

ホテルによっては、デポジットを現金で支払うことも可能ですが、多額の現金を用意するだけでも手数料で大きく損してしまうでしょう。

また、手元に現金がなくなってしまったり、チェックアウト時に大金が戻ってきたりと、クレジットカードに比べて不便な点が多いといえます。

2025年以降は事前渡航認証システムETIAS(エティアス)申請が必要

2025年以降にオーストリアへ行くなら、事前渡航認証システムのETIAS(エティアス)が必須です。

ETIASとは?

EU諸国への入国に必要となる、事前渡航認証システム。アメリカのESTA(エスタ)のような制度で、オーストリアなど約30ヶ国が対象となります。渡航前に取得していないと、旅客機への搭乗拒否が予想されます。

ETIASの申請はオンラインのみで、次の3点が必要です。

申請費用(7ユーロ)はクレジットカード決済となり、現金での支払いはできません

ETIAS申請に必要なもの

  • メールアドレス
  • 有効なパスポート
  • クレジットカード

ETIASの発行日数は3~4日以内が目安とされていますが、混雑時などは約30日かかる可能性も公表されています。

オーストリア旅行の直前に慌てないためにも、航空券を購入したら同時に申請しておくのが安心でしょう。

Visa・Mastercardから選べる

三井住友カード(NL)

アイキャッチ画像:三井住友カード(NL)

お得なキャンペーン

  • 2024年9月2日からの新規入会キャンペーン

    新規入会&条件達成で

    3000円分

    プレゼント

    ・新規入会&スマホのタッチ決済1回以上利用で3000円分のVポイントPayギフトをプレゼント(学生は4000円分のVポイントPayギフトをプレゼント)

オーストリアのクレカ決済事情│タッチ決済が主流!

オーストリアは日本よりキャッシュレス化が進んでおり、少額決済でも気軽にクレジットカードを使えます

VisaやMastercardなど、異なる国際ブランドを複数枚組み合わせることで、利用できるお店の幅もグンと広がるでしょう。

オーストリアの支払い方法と決済事情

  • 決済はクレジットカード(VisaやMastercard)、現金、デビットカード
  • クレジットカードならVisaやMastercardがおすすめ
  • オーストリアではタッチ決済が主流になってきている

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのオーストリア情報

オーストリアで「Credit card, please(クレジットカードで)」と伝えると、決済端末にタッチするよう案内されます。カードをかざすだけなので簡単ですが、日本で何回かタッチ決済を練習しておくと安心ですよ。

クレジットカードならVisaやMastercardがおすすめ

オーストリア観光中の決済用メインカードを作るなら、国際ブランドはVisaかMastercardがおすすめです。

いずれもオーストリア国内のクレジット加盟店なら、使えないことはほぼありません。

オーストリアにおける国際ブランドのシェアは、次のとおりです。

オーストリア国内の国際ブランドシェア率
国際ブランド シェア率
1位 Mastercard 80%
2位 Visa 18%
3位 アメックス 1%

※ 出典:Pay.com「5 Top Payment Methods in Austria

オーストリアではMastercardが圧倒的シェアを誇り、Visaのシェアはやや低めです。

また、アメックスやJCBはほとんどシェアがなく、「決済用」のメインカードにはあまり向いていません。

オーストリアではタッチ決済が主流になってきている

オーストリアでクレジットカードを使うときは、タッチ決済が主流です。

タッチ決済なら、決済端末にクレジットカードをかざすだけで支払いが完了し、暗証番号も必要ありません。

ほかにも次のようなメリットが多く、オーストリア観光中のセキュリティ性も確保しやすいといえます。

タッチ決済のメリット

  • 暗証番号やサインが不要
  • 暗証番号の入力を盗み見される心配がない
  • 店員とのカードの受け渡しがない(店員にスキミングされるリスクを回避できる)

クレジットカードが使える場所・使えない場所

オーストリアでクレジットカードを使える場所・使えない場所をまとめると、次のとおり。

ウィーンやザルツブルグなどの都市部ではクレジットカードを使えるお店が多いですが、地方では現金が必要になる可能性も高くなります。

クレカが使える場所・使えない場所
使える場所 使えない場所
  • ホテル
  • レストラン
  • ショッピングセンター
  • スーパーマーケット
  • 交通機関の発券機 など
  • 小さな個人経営の店舗
  • 有料トイレ
  • 観光馬車(フィアカー)

オーストリア観光中は、チップや有料トイレなど現金が必要なケースも少なからずあります。

「現金がなくて支払えない」とならないためにも、最低でも20〜50ユーロ(約3100~7800円)程度は持ち歩くことをおすすめします。

オーストリア観光にクレカを持っていくメリット

オーストリア観光にクレジットカードを持っていけば、それだけで次の5つのメリットが手に入ります。

オーストリア観光にクレカを持っていくメリット

  • クレジットカード決済の方が両替よりも手数料が安い
  • 海外旅行保険が付帯している
  • 付帯特典でお得に旅行ができる
  • 盗難や不正利用の補償がある
  • レートがいい海外キャッシングを利用できる

こうした特典を活用すれば、オーストリア観光にかかる費用を、数千円から数万円単位で節約することも可能です。

クレジットカード決済の方が両替よりも手数料が安い

オ―ストリアでの買い物にクレジットカードを使えば、日本円をユーロに両替するよりも手数料を節約できます。

オ―ストリアでクレジットカードを使うと、クレジットカードの「海外事務手数料」がかかります。

海外事務手数料はカード会社や国際ブランドなどによって異なりますが、決済額の1.60~2.20%が目安です。

手数料が2.0~10.0%の両替に比べると、これだけでかなりの手数料を節約できます。

手数料の比較
5万円利用時 10万円利用時 20万円利用時
クレカ(1.6~2.2%) 約800~1100円 約1600~2200円 約3200~4400円
両替(2.0~10.0%) 約1000~5000円 約2000円~1万円 約4000円~2万円

両替は「どこで両替するか」が重要で、レートの良い両替所を見つけるにはかなりの時間と手間がかかります。

一方、クレジットカードならどこで使っても、基本的にレートは変わりません。

両替所のようにあれこれレートを比べることもなく、オ―ストリア観光中の時短にもつながります。

海外旅行保険が付帯している

クレジットカードには海外旅行保険が付帯することが多く、オーストリア観光中のケガや病気に備えられます。

保険料は無料で、事前の申し込みも必要ありません。

一方、自己加入型の海外旅行保険に申し込むと、7日間のオーストリア旅行でかかる保険料は約2000~4000円です。

つまり、クレジットカードに無料付帯する海外旅行保険を使うだけで、約2000~4000円を節約できることになります。

なお、クレジットカードの海外旅行保険には利用付帯と自動付帯の2種類があります。

利用付帯と自動付帯
適用条件 該当のクレジットカード
利用付帯 事前に旅費の一部(航空券や交通費など)をカード決済していることで適用 ・三井住友カード(NL)
・エポスカード
・JCBカード W
自動付帯 クレジットカードを持っているだけで自動的に適用 ・学生専用ライフカード
・楽天プレミアムカード(一部利用付帯)

利用付帯の場合は、空港までの特急電車やバスなどをカード決済すると便利です。

付帯特典でお得に旅行ができる

クレジットカードには、旅行関連の特典が付帯することもあります。

こうした特典を活用すれば、オーストリア観光をより快適&お得に楽しめるでしょう。

オーストリア旅行で利用できるクレジットカード特典

  • 手荷物宅配サービスの割引
  • 空港ラウンジ
  • 海外利用でのポイントアップサービス
  • 海外旅行保険、ショッピングガード保険の付帯
  • サポートデスク

日本語サポートが受けられて安心!

サポートデスクを活用すれば、オーストリア観光中にトラブルが起きても日本語でサポートを受けられます。

オーストリアは英語が通じやすいとはいえ、英語が苦手な人や海外旅行初心者にとっては、サポートデスクがあるかないかで安心感が大きく違ってくるでしょう。

サポートデスクのおもなサービス

  • クレジットカード、パスポートの紛失
  • 病院や医師の紹介
  • レストラン、オプショナルツアーなどの手配

冒頭で紹介したクレジットカード5選では、それぞれ次のサポートデスクを使えます。

オーストリアには現地サポートデスクこそありませんが、国際電話により総合的なサポートを受けられます。

現地サポートデスク

  • 三井住友カード(NL):VJデスク
  • エポスカード:エポスカード海外緊急デスク
  • 学生専用ライフカード:エマージェンシーサービス
  • 楽天プレミアムカード:楽天カードトラベルデスク(24時間緊急デスク)
  • JCBカード W:JTBグローバルアシスタンス 海外緊急サポートデスク

盗難や不正利用の補償がある

クレジットカードでは、万が一盗難などにより不正利用が起きても、被害額を補償してもらえます。

ただし、補償されるのは「60日以内」が一般的で、補償期間を過ぎると被害額は自己負担するしかありません。

不正利用を見逃さないためには、利用明細をこまめにチェックする、アプリの利用通知サービスをオンにするなどの対策が効果的です。

レートがいい海外キャッシングを利用できる

オーストリア旅行にクレジットカードを持っていけば、お得な海外キャッシングを利用できます。

海外キャッシングとは、オーストリアのATMにクレジットカードを差し込み、現地通貨(ユーロ)を引き出すこと。利息やATM手数料がかかりますが、両替手数料に比べるとコストを抑えられます。

海外キャッシングをこまめに活用すれば、大金を持ち歩く必要もなく、オーストリア観光中の防犯対策にも役立つでしょう。

オーストリアの交通機関の発券機はクレジットカードが使える

キャッシュレス化が進んでいるオーストリアでは、交通機関の券売機でもクレジットカードを使えます。

対応している国際ブランドは、おもにVisa、Mastercard、アメックスの3つ。主要ターミナル駅では、JCBが使えることもあります。

券売機の操作方法が不安な人は、駅のカウンター窓口で切符を購入すると確実です。

ウィーン市内の交通手段(地下鉄・トラム・バス)の乗車券は全て共通!

ウィーン市内の地下鉄・トラム・バスでは、全て共通のチケットを使えます。

たとえば、地下鉄からトラム、トラムからバスへ乗り換えるときでも、チケットは1枚あれば問題ありません。

また、ウィーン市内のチケット料金は一律で、距離ではなく回数や時間によって料金が決まります。

ウィーン市内のチケット料金の一例

  • 1回乗車券:2.4ユーロ
  • 24時間乗車券:8ユーロ
  • 48時間乗車券:14.1ユーロ
  • 72時間乗車券:17.1ユーロ

チケットは券売機で購入できるほか、専用アプリ「WienMobil」で電子チケットを購入することもできます。

ウィーンの交通機関の決済

  • 発券機でのクレジットカード払いOK
  • 「WienMobil」というアプリで電子チケットを購入できる

WienMobilはウィーン交通局が提供するアプリで、公共交通機関だけでなく自転車や徒歩などあらゆる交通手段を組み合わせられます。

また、アプリからタクシーやカーシェアリングを事前予約することも可能です。

言語設定は英語とドイツ語の2つのみですが、ウィーンをメインに観光する人はダウンロードしてみてもよいでしょう。

ザルツブルク・インスブルック・グラーツの交通機関の発券機もクレカOK

ザルツブルク、インスブルック、グラーツなどの都市部では、交通機関の券売機でクレジットカードを使えます

券売機の使い方は簡単で、購入するチケットの種類を選び、決済画面でクレジットカードを差し込むだけ。

ただし、都市間の特急列車を利用するときは、買い間違いなどを防ぐためにも有人カウンターを利用するのがおすすめです。

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのオーストリア情報

ザルツブルグからウィーンへ移動するときは、ザルツブルグ駅のカウンタ―(みどりの窓口のような場所)で特急列車のチケットを購入しました。時間や等級などもその場で案内してもらえて、購入もかなり簡単でしたよ。もちろん、クレジットカードでの支払いもOKです。

オーストリアでは流しのタクシーはほぼいないから安心

オーストリアのタクシーはメーター制が基本で、料金をぼったくる悪質なタクシーはほぼありません。

ただし、夜間やタクシーを呼んだ場合には、手数料が加算されます。

たとえば、ウィーンのタクシーの初乗り運賃は、それぞれ次の通りです。

ウィーンのタクシーの初乗り運賃

  • 月~土曜(6:00~23:00):3.80ユーロ
  • 月~土曜(23:00~6:00):4.30ユーロ
  • 日曜・祝日:4.30ユーロ

また、オーストリアには流しのタクシーはなく、市内のタクシースタンドから乗車するのが基本です。

近くにタクシースタンドが見当たらないときは、レストランやお店などにタクシーを呼んでもらうのも選択肢のひとつです。

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのオーストリア情報

オーストリアのタクシーは安全性が高く、ぼったくり被害はほぼ心配ありません。料金はメーターで随時確認できますが、不安な人は乗車前に「~までだいたいいくらですか?」と聞いてみてもよいでしょう。

観光馬車(フィアカー)はオンラインならカード決済可

中世ヨーロッパにタイムスリップしたかのような体験ができる観光馬車(フィアカー)では、クレジットカードを使えます。

ただし、カード決済できるのは基本的にオンライン予約のみです。

当日その場で乗車する場合は、現金払いのみとなる可能性が高いといえます(運営会社により異なる)。

ハイシーズンには予約優先ですぐに乗車できないこともあるため、乗りたい人は出発前にオンライン予約しておくのが確実でしょう。

オーストリアの現金事情│物価は日本より少し高め

オーストリアの物価は、日本の約1.5倍が目安になります。

特に外食費が高くなる傾向にあり、余裕を持った予算組みが必要です。

オーストリアの現金事情

  • オーストリアの通貨は「ユーロ」
  • オーストリア観光にかかる費用は1日あたり1.5~3万円

オーストリアの通貨は「ユーロ」

EU加盟国であるオーストリアでは、ユーロが流通しています。

1ユーロ

1ユーロ=160円

※ 2024年9月のレート。

ユーロの紙幣は、おもに次の8種類。100ユーロ以上の高額紙幣はほとんど流通がなく、商店では断られる可能性が高いです。

海外キャッシングで高額紙幣が出てきたときは、早めにスーパーなどで細かくしておくと便利です。

ユーロ紙幣の種類

  • 5ユーロ
  • 10ユーロ
  • 20ユーロ
  • 50ユーロ
  • 100ユーロ
  • 200ユーロ
  • 500ユーロ

オーストリア観光で1日にかかる費用は1.5万〜3万円

オーストリア観光にかかる費用は、1日あたり1.5~3万円が目安です。

たとえば5泊7日のオーストリア旅行なら、旅費の目安は約25~40万円となります。

オーストリア観光でかかる費用

  • 往復航空券:15~30万円
  • ホテル代:1~2万円
  • 食費:1食あたり1000~3000円
  • カフェ:1000円
  • 交通費:1000~2000円

オーストリアは、外食が高くなりやすい傾向にあります。

「ウィンナーコーヒー」という言葉があるようにカフェ文化が根付いていますが、コーヒーとデザートを頼むだけでも約1500~2000円はかかります。

食費を安く抑えたい人は、スーパーや軽食店(ピザやケバブなど)を上手に活用するとよいでしょう。

チップの目安

オーストリアにはチップの文化があり、会計金額にチップを上乗せして支払います。

チップの金額は、それぞれ以下が目安となります。

  • レストラン:10%程度
  • ホテルのポーター:1〜2ユーロ程度
  • タクシー:端数を繰り上げて渡す

レストランでカード決済するときは、伝票のチップ欄に金額を記入するか、店員に口頭で伝えることになります。

たとえば、28ユーロの会計に「30ユーロで」と伝えれば、チップを上乗せした金額(30ユーロ)をカード決済してもらえます。

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのオーストリア情報

タクシーでは、少し多めの紙幣を払っておつりを渡すのがスマート。“Keep the change”ー「おつりはどうぞ」という英語を覚えておくと便利ですよ。

現金が必要なときは海外キャッシング

オーストリア観光行中にユーロが必要になったら、海外キャッシングがおすすめです。

海外キャッシングには次の4つのメリットがあり、オーストリア観光中のお得&安全につながります。

海外キャッシングのメリット

  • キャッシングは両替よりもレートが良い
  • 24時間いつでも利用できる
  • ATMは比較的どこにでもある
  • 大金を持ち歩く必要がない

海外キャッシングは両替よりもレートが良い

海外キャッシングは、日本円をユーロに両替するより手数料が安いのが特徴です。

海外キャッシングにかかる費用は、おもにATM手数料(約220円)と利息(年率18.0%)の2つ。

年率18.0%は1ヶ月なら1.5%、1日あたり0.05%となり、両替よりも手数料は安くなります。

手数料の比較

  • 海外キャッシング:ATM手数料(約220円)+利息
  • 両替:取引額の約2.0~10.0%

たとえば10万円分のユーロを引き出す場合、両替なら2000円~1万円かかるところ、海外キャッシングなら約1700円(※)に抑えられます。

※ 30日後に完済した場合。

さらにクレジットカードの「繰り上げ返済」を使えば借入日数が短くなり、利息をさらに安くすることも可能です。

24時間いつでも利用できる

海外キャッシングは、ATMさえあれば24時間いつでも利用できます。

両替所のように、営業時間や曜日を気にする必要はありません。

ただし、暗くなってからのATM利用は要注意。オーストリアは治安が落ち着いているとはいえ、観光客を狙ったスリや強盗はゼロではありません。

特に、まとまった金額を引き出すときは、日中の明るい時間帯に利用しましょう。

ATMは比較的どこにでもある

オーストリアの街中を歩けば、次のような場所で簡単にATMを見つけられます。

ATMのおもな設置場所

  • 銀行
  • デパートなどのショッピング施設
  • ATM用の店舗
  • 通り

銀行は警備員が常駐しており、セキュリティ性は高いといえます。

また、ATM操作がわからないときには、すぐにスタッフを呼び出せます。

はじめての海外キャッシングで不安な人は、できるだけ銀行内のATMを使うのがおすすめです。

ATMの使い方

オ―ストリアのATMで海外キャッシングを使う手順は、おもに次の7ステップです。

ATMでの現金の引き出し方法

  1. ATMにクレジットカードを入れる
  2. 言語(英語 ENGLISH)を選択をする
  3. クレジットカードの暗証番号(PIN)を入力する
  4. WITHDRAWAL AMOUNT(引き出し金額を入力する)を選択
  5. Credit Card(クレジットカード)を選択する
  6. 引き出す金額を入力する
  7. 現金とクレジットカードを取る

ただし、ATMならどれでも海外キャッシングを使えるわけではありません。

VisaならPlus、MastercardやJCBならCirrusのステッカーが目印となります。

海外キャッシングに対応しているATM

大金を持ち歩く必要がない

海外キャッシングは必要なときに必要なだけお金を引き出せるため、大金を持ち歩く必要がありません

そのため、オーストリア観光中のセキュリティ対策としても役立ちます。

なお、現金は盗まれても海外旅行保険の対象にはなりませんが、クレジットカードなら不正利用額を補償してもらえます。

「クレジットカードを持ち歩くのはこわい」と考える方も少なくありませんが、海外旅行ではクレジットカードのほうが安全性が高いといえます。

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのオーストリア情報

ウィーンでは「あまり雰囲気がよくないな」と感じるエリアも少なからずありました。海外キャッシングを使うときは「日中に&銀行で」を徹底すると安心ですね。

クレジットカードを使うときの注意点

オーストリア観光に不可欠なクレジットカードですが、次の5点には注意が必要です。

クレジットカードを使うときの注意点

  • 4桁の暗証番号が必須
  • 支払いは現地通貨建て
  • 支払い回数は選べない
  • 必要に応じて限度額を上げておく
  • 不正利用に注意する

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのオーストリア情報

思わぬトラブルに備えるには、異なる国際ブランドを組み合わせるのが鉄則。私自身も海外旅行に行くときは、いつもVisa、Mastercard、JCBの3種類を持っていきます。

4桁の暗証番号が必須

オーストリアでクレジットカードを使うには、4桁の暗証番号が必要です。

暗証番号の問い合わせには1週間~10日ほどかかるため、忘れてしまった人は早めにカード会社に連絡しましょう。

一方で、タッチ決済なら暗証番号も不要で、オーストリア観光中も会計をスムーズにできます。

支払いは現地通貨(ユーロ)建て

オーストリアでクレジットカードを使うときは、必ず現地通貨(ユーロ)建てで支払いましょう。

たとえば、決済端末の画面に「EUR or JPY」と表示されたら、EURを選ぶのが鉄則です。

JPYを選ぶと手数料で大きく損してしまいます。

現地通貨建てと円建て
手数料の目安 レートの決定者
現地通貨建て 約1.6~2.2% 国際ブランド
円建て 約2.0~10.0% 店舗(自由に設定できる)

支払い回数は選べない

オーストリアでクレジットカードを使うときは、支払い回数は一括払いのみです。

基本的に分割払いやリボ払い、ボーナス払いなどは選べません。

どうしても一括での返済が難しいときは、支払いが確定したあとでマイページやアプリから分割変更できることもあります。

必要に応じて限度額を上げておく

オーストリアへ旅行するなら、出発前にクレジットカードの限度額を上げておくと安心です。

たとえば、上限額が10~30万円のクレジットカードだと、オーストリア観光中に上限金額に達してロックがかかってしまう可能性があります。

オーストリアまでの往復航空券や宿泊費をカード決済するときは、少し余裕をもって増額申請しておきましょう。

不正利用に注意する

オーストリアなどの海外でクレジットカードを使うときは、不正利用に注意が必要です。

特に被害が多いのが、専用の機械でカード情報を盗み取るスキミングです。

クローンカードを作られてしまうと、自分の知らないところでクレジットカードを悪用されてしまいます。

スキミングに遭わないためには、タッチ決済を使うのが効果的です。

タッチ決済ならカードを店員などに手渡す必要がなく、セキュリティ性をしっかり確保できるでしょう。

さいごに...

この記事のまとめ

オーストリアはクレジットカードを使えるお店が多く、高額決済を除きタッチ決済が使えます。

タッチ決済なら大事なクレジットカードを店員に手渡す必要がなく、スキミングなどの被害も防ぎやすいといえます。

オーストリア観光に便利なクレジットカードを作るなら、次の5つがポイントとなります。

オーストリア観光用クレジットカードの選び方

  • タッチ決済はマスト
  • 国際ブランドはVisaかMastercard
  • JCBやアメックスはあくまで特典用に
  • 海外旅行保険の補償額
  • サポートデスクの利便性

オーストリアへ旅行するなら、クレジットカードは最低でも2枚、できれば3枚持っていくのが理想的です。

クレジットカードを複数枚持つことで、磁気不良などのトラブルに備えられるだけでなく、それぞれのクレジットカード&国際ブランドの強みを最大限に活かせるでしょう。

下記リンクからおすすめのクレジットカード5選をおさらいし、オーストリアでの買い物を便利・安全・お得に楽しんでください!

「オーストリア観光におすすめのクレジットカード5選」をもう一度見る▶

監修者

監修者紹介:飯田道子

ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)

飯田道子

いいだみちこ

金融機関勤務を経て1996年にFP資格を取得。各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなっている。どの金融機関にも属さない独立系FP。ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。クレジットカード専門サイトで数多く記事監修を担当

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