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更新

カンボジア旅行に必須!おすすめクレカ5選│手数料節約と安全な支払い方法

監修者紹介:飯田道子

ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)

飯田道子監修

世界遺産のアンコールワットをはじめ、遺跡めぐりや自然アクティビティなどが人気のカンボジア

カンボジアはほかの東南アジア諸国に比べると「現金主義」が根強いですが、シェムリアップやプノンペンなど観光客が多い都市部では、多くのお店でクレジットカードを使えます

そのため、日本人観光客にとってもクレジットカードはマストアイテムです。

クレジットカードが使えないときだけ現金」というスタイルなら、手数料を最大限に節約できます。

カンボジア旅行にクレカは必要?

  • ホテル宿泊時にデポジットとしてクレカの提示が必要
  • 現金を両替するよりクレカ手数料の方が安い

カンボジア旅行に向けてクレジットカードを作るなら、国際ブランドはVisaMastercardのどちらかがいいでしょう。

さらにJCBプラザ・シェムリアップの「特典用」として、JCBを組み合わせるのがおすすめです。

カンボジアでは近年のキャッシュレス化に伴い、タッチ決済が使えるお店も増えています。

この記事で紹介する5枚から異なる国際ブランドを組み合わせ、カンボジア旅行中のスマート&安全な決済に役立ててください。

カンボジア旅行におすすめのクレカ
海外旅行保険の補償額が最高3000万円と高い
エポスカード
エポスカード
  • 海外サポートデスクを利用できる
  • ショッピング枠を一時的に増額できる
公式サイトで詳細を見る▶
完全ナンバーレスで不正利用に遭いにくい
三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL)
  • 最高2000万円の海外旅行傷害保険が付帯(利用付帯)
  • 利用通知サービスにより、不正利用を早期発見しやすい
公式サイトで詳細を見る▶
カンボジアで利用した金額の3.0%をキャッシュバック
学生専用ライフカード
学生専用ライフカード
  • 最高2000万円の海外旅行保険自動付帯
  • 緊急のお問い合わせ窓口(エマージェンシーライン)を利用できる
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プライオリティ・パスを無料で発行できる
楽天プレミアムカード
楽天プレミアムカード
  • 最高2000万円海外旅行傷害保険が自動付帯(一部利用付帯)
  • 楽天カードトラベルデスク(シェムリアップ)を使える
公式サイトで詳細を見る▶
JCBプラザ・シェムリアップを使える
JCBカードW
JCB カード W
  • 最高2000万円海外旅行保険が付帯(利用付帯)
  • 最高100万円のショッピングガード保険が付帯
公式サイトで詳細を見る▶

この記事はこんな内容です

観光地ではクレカ決済が当たり前!タッチ決済も使える

  • 国際ブランドはVisaかMastercardをメインに
  • JCBはJCBプラザ・シェムリアップの「特典用」に便利
  • 米ドルをそのまま使えるお店が多い
  • 海外キャッシングなら両替より手数料がお得

目次

カンボジア旅行で使えるおすすめのクレジットカード5選

カンボジア旅行におすすめのクレジットカードは次の5枚です。

楽天プレミアムカード以外は全て年会費永年無料で、あまり使わなくなっても損することはありません。

「年会費の元をとらなきゃ」と焦ることもなく、自分のペースでクレジットカードを利用できます。

カンボジア旅行におすすめのクレカ5選

エポスカード│最高3000万円の海外旅行保険が付帯

エポスカード

カンボジア旅行で使える特典

  • 最高3000万円の海外旅行保険が付帯
  • シェムリアップの海外サポートデスクを利用できる
  • ショッピング枠を一時的に増額できる

丸井グループが発行するエポスカードは、最高3000万円高額な海外旅行保険が付帯するのが特徴です。

疾病治療費用も270万円と高く、カンボジア旅行中の安心感を優先したい人におすすめです。

また、急病やアクシデントが起きたときには、シェムリアップにある海外サポートデスクを利用できます。

「キャッシュレス診療」に対応している病院を紹介してもらえば、窓口で医療費を一時負担することもありません。

さらに、エポスカードでは次のいずれかを上限に、利用枠を一時的に増額できます。

エポスカードの一時増額可能枠

  • 現在の利用可能枠の2倍
  • 現在の利用可能枠+100万円

往復航空券やリゾートホテル代などをカード決済するときは、あらかじめ増額申請しておくと安心でしょう。

エポスカードの国際ブランドは、カンボジアでも加盟店が多いVisa。OIOIの店舗なら最短即日カードを受け取れるため、出発まで時間がないときに便利です。

エポスカード

アイキャッチ画像:エポスカード

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 0.5%
年会費 無料
発行スピード 最短当日〜約1週間 ※1
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 利用付帯
国内旅行保険 -
家族カード ×
ETC

※1:最短当日は店頭受取の場合
※2:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • WEBからの新規入会で2000円相当プレゼント

三井住友カード(NL)│年会費無料で最高2000万円の海外旅行傷害保険

三井住友カード(NL)

カンボジア旅行で使える特典

  • 完全ナンバーレスでセキュリティ性が高い
  • 利用通知サービスで不正利用を早期発見しやすい
  • 最高2000万円の海外旅行傷害保険が付帯

三井住友カード(NL)は、券面にカード情報が印字されない完全ナンバーレスのカードです。

店員や周囲の人にカード情報を盗み見される心配がないため、セキュリティ性を重視する人におすすめです。

カード情報(カード番号、有効期限、セキュリティコードなど)は、スマートフォンのV Passアプリから確認できます。

また、アプリでは利用通知サービスを設定でき、万が一不正利用にあっても早期発見につながります。

完全ナンバーレスのメリット

  • 周囲の人にカード番号を盗み見されない
  • スキミング被害に遭いにくい(ATMの隠しカメラなどで盗み見されない)
  • カードデザインがすっきり見える

三井住友カード(NL)には最高2000万円海外旅行傷害保険が付帯し、カンボジア旅行中のアクシデントにしっかり備えられます。

また、国際ブランドはVisaMastercardの2種類から選択でき、いずれもカンボジアのクレジットカード取扱店ならほぼ問題なく使えるでしょう。

三井住友カード(NL)

アイキャッチ画像:三井住友カード(NL)

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 0.5%
年会費 永年無料
発行スピード 最短10秒/即発24時間 ※1
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 利用付帯
国内旅行保険 なし
家族カード
ETC

※1:即時発行ができない場合があります
※2:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 2024年9月2日からの新規入会キャンペーン

    新規入会&条件達成で

    3000円分

    プレゼント

    ・新規入会&スマホのタッチ決済1回以上利用で3000円分のVポイントPayギフトをプレゼント(学生は4000円分のVポイントPayギフトをプレゼント)

学生専用ライフカード│海外利用総額の3.0%をキャッシュバック

学生専用ライフカード

カンボジア旅行で使える特典

  • カンボジアでの利用額の3.0%をキャッシュバック
  • 最高2000万円の海外旅行保険が自動付帯
  • 国際ブランドの選択肢が多い

学生専用ライフカードは、18~25歳の学生が発行できるクレジットカードです。

学生向けのお得な特典が多く、学生旅行や卒業旅行でカンボジアに行く人にはぴったりです。

学生専用ライフカードは年会費無料で、学生のうちに発行しておけば卒業後も年会費はかかりません。

また、カンボジアなどの海外で利用すると、利用額の3.0%がキャッシュバックされるため、これからどんどん海外旅行に行きたいという人はお得を実感しやすいでしょう。

※ 要事前エントリー、年間最大10万円。

さらに、学生専用ライフカードには、最高2000万円海外旅行傷害保険が自動付帯します。

クレジットカードを持っているだけで保険が適用となり、あれこれ適用条件を考える必要はありません。

利用付帯と自動付帯

  • 利用付帯:事前に旅費の一部(航空券や交通費など)をカード決済していることで適用
  • 自動付帯:クレジットカードを持っているだけで自動的に適用

学生専用ライフカードでは、国際ブランドを3つ(Visa、Mastercard、JCB)から選べます。

決済用ならVisaやMastercard、特典用ならJCBのように、ほかのクレジットカードと組み合わせやすいのもメリットのひとつです。

学生専用ライフカード

アイキャッチ画像:学生専用ライフカード

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 0.1%
年会費 無料
発行スピード 最短2営業日
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 自動付帯
国内旅行保険 -
家族カード
ETC

※1:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 新規入会プログラム+つかっておトクプログラムの合計で最大1万5000円のキャッシュバック!

    ・アプリログインで2000円キャッシュバック
    ・3万円以上の利用で8000円キャッシュバック
    ・Apple Pay/Google Payの利用で3000円キャッシュバック
    ・一部サブスクの支払いで2000円キャッシュバック

楽天プレミアムカード│プライオリティ・パスが無料付帯

楽天プレミアムカード

カンボジア旅行で使える特典

  • プライオリティ・パスが無料付帯
  • 楽天カードトラベルデスク(シェムリアップ)を使える
  • 最高5000万円の海外旅行保険が自動付帯(一部利用付帯)

楽天プレミアムカードは、プライオリティ・パスを無料で発行できるのが特徴の1枚です。

年会費1万1000円のハイステータスカードですが、「空港での待ち時間を有意義に過ごしたい」、「優雅なカンボジア旅行を楽しみたい」という人におすすめです。

プライオリティ・パスとは?

世界145ヵ国、1500ヵ所以上に展開する会員制の空港ラウンジサービス。軽食やアルコールなどのドリンクのほか、スパや仮眠室が用意されていることも。

プライオリティ・パスに自分で加入すると、最低でも99米ドルの年会費が必要です。

つまり、プライオリティ・パスが無料付帯するだけでも、楽天プレミアムカードの年会費(1万1000円)の元を十分に取ることができます。

また、ハイステータスカードである楽天プレミアムカードには、最高5000万円高額な海外旅行保険が自動付帯(一部利用付帯)します。

シェムリアップでは楽天カードトラベルデスクを利用でき、緊急サポートやツアーの手配など、日本語で総合的なサポートを受けられるでしょう。

楽天プレミアムカード

アイキャッチ画像:楽天プレミアムカード

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 1%
年会費 11,000円
発行スピード 1週間〜10日
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 自動付帯
国内旅行保険 自動付帯
家族カード
ETC

※1:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 新規入会&利用で5000ポイント進呈

JCBカード W│JCBプラザ・シェムリアップを使える

JCB カード W

カンボジア旅行で使える特典

  • JCBプラザ・シェムリアップを使える
  • 最高100万円のショッピングガード保険が付帯
  • 最高2000万円の海外旅行傷害保険が付帯

JCBカード Wは、JCBプラザ・シェムリアップを無料で利用できるのがポイントです。

JCBプラザでは次のようにさまざまなサポートを受けられるため、カンボジア旅行中の安心感を重視する人におすすめです。

JCBプラザのおもなサービス
各種案内 JCB加盟店情報、JCB優待情報、観光情報
JCB加盟店の予約 ホテル、レストラン、オプショナルツアー、各種チケットなど
緊急サポート JCBカードの紛失・盗難時のサポート
その他 Wi-Fi 無料利用サービス

JCBカード Wには最高100万円のショッピングガード保険が付帯し、カンボジアで購入した商品が盗難・破損した際に補償を受けられます。

シェムリアップなど日本人観光客が多いエリアではJCB加盟店も多いため、おみやげを買うときはJCBカード Wを優先的に使うのもよいでしょう。

また、JCBカード Wには最高2000万円海外旅行傷害保険が付帯するほか、いざというときに「JTBグローバルアシスタンス 海外緊急サポートネットワーク」による日本語サポートを受けられるのもメリットのひとつです。

JCB カード W

アイキャッチ画像:JCB カード W

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 1.0%
年会費 無料 ※1
発行スピード 最短5分発行 ※2
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 利用付帯
国内旅行保険 なし
家族カード
ETC

※1:39歳まで申し込み可能
※2:9:00AM~8:00PMで申し込み(受付時間を過ぎた場合は翌日扱い)。顔写真付き本人確認書類による本人確認(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)。モバ即での入会後、カード到着前の利用方法についてはJCBのHPにて確認
※3:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 新規入会キャンペーン(2024年9月30日まで)
    ・MyJCBログイン&Amazon.co.jp利用で最大1万2000円のキャッシュバック(Amazon.co.jpで利用した金額の20%をキャッシュバック)
  • 新規入会キャンペーン(2024年9月30日まで)
    ・MyJCBログイン&Apple Pay/Google Payの利用で最大3000円のキャッシュバック(利用金額の20%をキャッシュバック)
  • 家族カード入会&家族カードでのMyJCBログインで最大4000円のキャッシュバック(家族1名の申し込みにつき2000円のキャッシュバック)(2024年9月30日まで)
  • お友逹紹介キャンペーン!紹介者・被紹介者に1500円キャッシュバック(2024年9月30日まで)
  • (18歳〜24歳限定)新規入会&MyJCBアプリログインでもれなくAmazonギフトカード(Eメールタイプ)1000円分プレゼント(2024年4月30日まで)

カンボジア旅行にクレジットカードが必須な理由

クレジットカードの普及率が低いカンボジアとはいえ、外国人観光客にとってクレジットカードは必須アイテムです。

特に次の2つのシーンでは、クレジットカードがないとかなり損してしまいます。

カンボジア旅行にクレカが必須な理由

  • ホテル宿泊時にデポジットとしてクレカの提示が必要
  • 現金を両替するよりクレカ手数料の方が安い

ホテル宿泊時にデポジットとしてクレカの提示が必要

カンボジアのホテルでは、チェックイン時にデポジットが必要なケースがあります。

「デポジット」とは、宿泊代以外で発生した費用を保証する預り金のことで、宿泊代の1~2泊分が目安とされています。

これにより、冷蔵庫のドリンクサービス代やホテル内のレストランでの食事代などを清算することもあります。

たとえば1泊1万円のホテルに泊まる場合、デポジット額は1~2万円と高くなり、クレジットカード決済が基本となります。

例外的に現金で支払えるホテルもありますが、次のようにさまざまなデメリットが生じてしまうでしょう。

デポジットを現金で支払うデメリット

  • 手元に現金がなくなってしまう
  • 高額な現金を両替しなければならない(両替手数料で損する)
  • チェックアウト時に多額の現金が戻ってきても使いきれない(帰国時など)

クレジットカードなら、チェックアウト時にクレジットカードを通して返金されます。

つまり、高額なお金のやりとりは一切ありません。

また、ホテルによってはクレジットカードを提示するだけ(ホテルがカード番号などを控える)で、デポジットと認めてくれるケースもあります。

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのカンボジア情報

バックパッカー向けの安宿はデポジット不要なケースが多いですが、星付きホテルではデポジットが必要な可能性が高いです。カードを提示するだけなら、返金されたかチェックする必要もありません。

現金を両替するよりクレカ手数料の方が安い

カンボジア旅行でクレジットカードを使うと、現金を両替するより手数料が安くなります。

クレジットカードにかかる手数料は「海外事務手数料」と呼ばれ、決済金額の約1.6~2.2%が目安です。

一方、両替の手数料は約2.0~3.0%が相場で、レートが悪い両替所だと5.0~10.0%かかることもあります。

たとえば、5万円、10万円使ったときの手数料は、それぞれ次のとおりです。わずか数%の違いですが、使う金額が増えるほど手数料にも大きな差が出ます。

手数料の比較表
5万円 10万円
クレカ決済(約1.6~2.2%) 約800~1100円 約1600~2200円
レートの良い両替所(約2.0~3.0%) 約1000~1500円 約2000~3000円
レートの悪い両替所(約5.0~10.0%) 約2500~5000円 約5000円~1万円

カンボジア旅行にクレカを持っていくメリット

カンボジア旅行にクレジットカードを持っていけば、それだけで次の4つのメリットが手に入ります。

現地で使う「決済用」とは別に、「特典用」のクレジットカードを作ると、カンボジア旅行がさらに快適&お得になります。

カンボジア旅行にクレカを持っていくメリット

  • 海外旅行保険が付帯している
  • クレジットカードに付帯する優待特典が利用できる
  • カンボジアでは多くの店でクレジットカード払いができる
  • 海外キャッシングが利用できる

海外旅行保険が付帯している

クレジットカードには、海外旅行保険が付帯するのが一般的です。

カンボジアはほかの東南アジア諸国に比べると治安が不安定で、食あたりや転倒などのリスクも避けられません。

クレジットカードの海外旅行保険なら、自己負担額0円でカンボジア旅行中のさまざまなトラブルに備えられます。

たとえば、海外旅行保険が充実していることで知られるエポスカードでは、以下の金額が補償されます。

エポスカードの海外旅行保険
項目 金額
傷害死亡・後遺傷害 最高3000万円
傷害治療費用 200万円
疾病治療費用 270万円
賠償責任(免責なし) 3000万円
救援者費用 100万円
携行品損害(免責3000円) 20万円

※ 出典:エポスカード「エポスカード海外旅行傷害保険」。

自己加入型の保険だと、カンボジア5日間の旅行で1500~2500円が目安です。

つまり、クレジットカードの海外旅行保険を活用すれば、それだけで1500~2500円も節約できることになります。

クレジットカードに付帯する優待特典が利用できる

クレジットカードには、次のようにさまざまな旅行特典が付帯します。

クレジットカードの旅行特典

  • 現地サポートデスク
  • 手荷物宅配サービスの優待割引
  • レンタルスーツケース、Wi-Fiなどの優待割引
  • 空港ラウンジ(ゴールドカード以上)

なかでも、海外旅行初心者にとって心強いのが現地サポートデスクでしょう。

現地サポートデスクでは、クレジットカード盗難時などのトラブルはもちろん、現地レストランやツアーの予約なども日本語で依頼できます。

この記事で紹介している5枚のクレジットカードでは、それぞれ以下の現地サポートデスクを利用できます。

現地サポートデスクの有無

  • 三井住友カード(NL):なし
  • エポスカード:海外サポートデスク(シェムリアップ)
  • 学生専用ライフカード:なし
  • 楽天プレミアムカード:楽天カードトラベルデスク(シェムリアップ)
  • JCBカード W:JCBプラザ・シェムリアップ(シェムリアップ)

カンボジアでは多くの店でクレジットカード払いができる

カンボジアでは、日本と同様にキャッシュレス化が急速に進んでいます

特に、シェムリアップやプノンペンなど外国人観光客が多い都市部では、ホテルやレストランなどさまざまな施設でクレジットカードを使えます。

一方、地方の小さな商店などでは、まだまだ現金主義が根強いといえます。

「全てクレジットカードで」というわけにはいかないため、最低限の現金は常に持ち歩くべきでしょう。

海外キャッシングが利用できる

クレジットカードがあれば、カンボジア旅行中にお得な海外キャッシングを利用できます。

海外キャッシングとは、カンボジアのATMにクレジットカードを差し込み、現地通貨(リエル)を引き出すこと。

クレジットカード会社からお金を借りることで「利息」が発生しますが、利息は約1.6~2.2%と両替手数料(約2.0~10.0%)より安くなります。

また、こまめにキャッシングすれば大金を持ち歩く必要も無く、カンボジア旅行中の防犯対策にも役立つでしょう。

カンボジアの決済事情│VisaかMastercardをメインに

カンボジアの都市部ではクレジットカードを使えるお店が多く、VisaMastercardならほぼ問題なく使えます。

一方、JCBやアメックスなどは加盟店が少ないため、あくまで「特典用」として持っていくことをおすすめします。

カンボジアの決済事情

  • カンボジアで使うならVisa、Mastercardをメインカードに
  • クレジットカードが使える店ならタッチ決済もOK
  • カンボジアでクレジットカードが使える場所・使えない場所
  • 現地ローカルの食堂や屋台、みやげ物店は現金決済!

カンボジアで使うならVisa、Mastercardをメインカードに

カンボジア旅行中の「決済用」にクレジットカードを作るなら、国際ブランドはVisaかMastercardの2つがおすすめです。

いずれもカンボジア国内のクレジットカード取扱店なら、使えないことはほぼありません。

一方のJCBやアメックスは、まだまだカンボジアでは加盟店が少ないのが現状です。

いずれも旅行特典が充実していることで知られるため、「特典用」として持っていくのが便利でしょう。

カンボジア旅行で便利な国際ブランド
主目的 国際ブランド 特徴
決済用 Visa 世界でシェアNo.1
Mastercard カンボジアでも広く使える
特典用 JCB JCBプラザ・シェムリアップ用に便利
アメックス 朝食無料、部屋グレードアップなどの特典が充実(カード年会費は高め)

クレジットカードが使える店ならタッチ決済もOK

カンボジアでは、観光客が多いエリアを中心にタッチ決済が普及しています。

タッチ決済とは、クレジットカードを決済端末にかざすだけで支払いが完了する決済方法のことです。

店員とのクレジットカードの受け渡しがなく、セキュリティ面でも衛生面でも安心感につながります

ただし、お店によっては「Visaのタッチ決済はOKだけど、MastercardコンタクトレスはNG」のように、国際ブランドによって利用可否が異なることもあります。

タッチ決済が使えないときは、決済端末にクレジットカードを差し込んだうえで、暗証番号の入力が必要になります。

カンボジアでクレジットカードが使える場所・使えない場所

カンボジアでクレジットカードが使える場所、使えない場所をまとめると以下のようになります。

ほかの東南アジア諸国に比べると、カンボジアはまだまだ現金主義が根強いといえます。

クレカが使える場所・使えない場所
使える場所 使えない場所
  • ホテル
  • レストラン
  • スーパーマーケット など
  • 屋台
  • 市場
  • みやげ物店
  • タクシー
  • トゥクトゥク など

また、クレジットカードの利用可否は、都市部と地方によって大きく異なります。

地方都市や秘境エリアをメインにめぐるなら、「クレジットカードはほぼ使えない」と考え、余裕をもって現金を持ち歩いたほうが安心でしょう。

現地ローカルの食堂や屋台、みやげ物店は現金決済!

観光客が多い都市部でも、ローカルの食堂や屋台などでは現金払いが基本となります。

クレジットカードの決済端末を導入している屋台などもありますが、スキミングなどのリスクを考えると現金払いのほうが安全かもしれません。

現地通貨のリエルはもちろん、お店によっては米ドルで支払えるケースもあります。

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのカンボジア情報

クレジットカードを使うときは、「このお店は安心か」を考えるのも大切。ショッピングモールやスーパーなどならまず問題ありませんが、個人の悪質なお店ではスキミング被害のリスクも考えられます。少しでも不安に感じたら、現金で支払っておくのが確実です。

カンボジアの交通機関ではクレジットカードは使えない!基本現金払いで

カンボジアの公共交通機関は、現金払いが基本です。

移動手段や移動距離に応じて、少し余裕をもって現金を用意しておきましょう。

カンボジアの移動手段

  • タクシー
  • トゥクトゥク
  • バイクタクシー
  • 長距離バス
  • エアポートシャトル鉄道

プノンペン国際空港からの移動手段は3パターン

カンボジアの空の玄関口となるプノンペン国際空港からは、おもに次の3つの移動手段があります。

いずれも現金払いが基本で、ドライバーに直接運賃を支払います。

プノンペン国際空港から市街地へのアクセス

  • バス:約0.4米ドル
  • トゥクトゥク:約7~12米ドル
  • タクシー:約9~15米ドル

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのカンボジア情報

かつてはエアポートシャトル鉄道も運行していましたが、現在は運休中です。市街地まで2.5米ドル、約30分と快適な交通手段だったため、復活すれば有力な選択肢になりますね。

タクシーやトゥクトゥクは現金決済

カンボジアのタクシーやトゥクトゥクは、現金払いが基本です。

タクシーでも一部の例外をのぞき、クレジットカードは使えません。

また、カンボジアにはタクシー会社が少なく、いわゆる「個人タクシー」になります。

運賃は交渉制となるケースも多いため、事前に納得のいく運賃まで交渉しておくことが大切です。

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのカンボジア情報

プノンペン空港から市街地へのタクシーは約9~15米ドルが目安ですが、声をかけてくるタクシー運転手だと30~40米ドルを提示してくることもあります。あとで金銭トラブルにならないよう、運賃は必ず事前にチェックしておきましょう!

配車アプリを利用すればクレカ決済もOK

「交通費をクレジットカード決済したい」、「タクシーはぼったくりが心配」といった人には、配車アプリがおすすめです。

配車アプリなら、事前にアプリにクレジットカードを登録しておくことで、運賃をクレカ決済できます。

配車アプリのメリット

  • 運賃が事前にわかる
  • アプリから簡単に呼べる
  • 運転手に行き先を説明する必要がない
  • クレジットカードを登録しておけば、運賃がカード決済される

カンボジアの配車アプリは「Grab」と「Pass App」の2強ですが、Pass Appはクレジットカード決済に対応していません。

クレジットカードを使うなら、ほかの東南アジア諸国でも使えるGrabがおすすめです。

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのカンボジア情報

Grabの使い方はとても簡単で、アプリから現在地と目的地を入力するだけ。ドライバーも利用者からの口コミや評価を重視しているため、サービスの質も高い印象です。

カンボジアの現金事情│必要な現金は1日7000円〜1万4000円程度!

カンボジアは日本より物価が安く、日本の半分以下の費用で過ごせます。

カンボジアの物価

カンボジアの物価は日本の2分の1〜3分の1程度

1日あたりに換算すると、約7000円~1万4000円が目安です。

たとえば4泊5日の場合、航空券を除く滞在費は約3万5000円~7万円が目安となります。

カンボジアでかかる費用感

  • 宿泊費:3000円~2万円
  • 食費(1食あたり):300~1000円
  • 交通費:100~500円
  • ショッピング(おみやげ):1000~3000円
  • 観光費:2000~5000円

カンボジアで広く流通しているのは米ドル

世界中からの観光客が多いカンボジアでは、米ドルをそのまま使えるお店がたくさんあります。

そのため、どうしても日本円を両替したいときは、現地通貨(リエル)ではなく米ドルに両替するのも選択肢のひとつでしょう。

ただし、カンボジアでは少しでも汚れたり破れたりしている米ドル紙幣は、断られる可能性が高いです。

米ドルへの両替で損しないためには、その場で紙幣の状態を一枚ずつチェックすることが大切です。

また、1ドル未満のセントは流通していないため、少額のお釣りは現地通貨(リエル)で返ってくるのが一般的です。

カンボジアの現地通貨はリエル(KHR)

カンボジアでは、リエル(KHR)という現地通貨が流通しています。

1リエルは約0.03円(30リエル=約1円)相当ですが、日本円よりも米ドルからの換算額を覚えておいたほうが便利です。

為替レート

1USD=4000KHR

紙幣の種類は以下のように多く、硬貨はありません。

また、5万リエルや10万リエルなどの高額紙幣は、ほとんど目にすることがないといえます。

リエルの種類
リエル USドル
100リエル 0.025ドル 3.6円
200リエル 0.05ドル 7.19円
500リエル 0.125ドル 17.99円
1000リエル 0.25ドル 35.97円
2000リエル 0.5ドル 71.95円
5000リエル 1.25ドル 179.87円
1万リエル 2.25ドル 359.74円
2万リエル 5ドル 719.49円
5万リエル 12.50ドル 1798.72円
10万リエル 25ドル 3597.44円

※ 2024年8月のレートです。

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのカンボジア情報

リエルは通貨の桁数が多いため、払いすぎに注意が必要です。たとえば、1万リエルの商品に10万リエル払ってしまうと、それだけで3000円以上も損してしまいます。親切な人ならすぐに教えてくれますが、まずは自分が払い過ぎないように十分注意しましょう。

アンコール・ワットの入場券はクレジットカード払いOK

カンボジア旅行のハイライトともいえるアンコール・ワットでは、クレジットカードを利用できます

使える国際ブランドは次の3種類で、日本発祥の国際ブランドであるJCBにも対応しています。

対応しているクレジットカード

  • Visa
  • Mastercard
  • JCB

アンコール・ワットのチケット(アンコール・パス)は、おもに次の2通りで購入できます。

アンコール・パスの購入方法

  • オンラインで事前購入
  • 現地のチケット販売所

いずれもクレジットカードでの決済が可能で、チケット料金は変わりません。

現地のチケット販売所での購入も可能

現地のチケット販売所は遠くから見ても目立つ派手な建物です。

チケット販売所は行列ができることも多いため、時間を節約したい人はオンラインで事前購入するのがおすすめです。

アンコール・パスの種類

アンコール・パスには次の3種類があり、それぞれ料金が異なります。

チケットの種類
チケット日数 料金 有効期間
1日券 37USドル 購入日のみ有効
3日券 62USドル 購入日から10日間有効
7日券 72USドル 購入日から1ヶ月間有効

なお、11歳以下の子どもは入場料はかかりません。

また、現地のチケット販売所でアンコール・パスを買う場合、カウンタ―によってチケットの種類が指定されていることがあります。

アンコール・パスで見学できる場所

アンコール・パスでは、アンコール・ワットをはじめアンコール遺跡群のさまざまな施設を見学できます。

見学可能な場所

  • アンコール・ワット
  • アンコール・トム
  • 小回りコース内の遺跡
  • 大回りコース内の遺跡
  • ロリュオス遺跡群
  • ベンメリア遺跡
  • クバール・スピアン
  • バンテアイ・スレイ

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのカンボジア情報

アンコール遺跡群は東京23区と同じぐらいの広さで、1日で全て見学するのは不可能です。アンコールワットをメインに見たい人は、3日券を買うのがおすすめです。

現地通貨が必要になったら海外キャッシングがお得

カンボジア旅行中に現地通貨(リエル)が必要になったら、海外キャッシングがお得。

海外キャッシングなら両替より手数料を節約できるうえ、カンボジア旅行中の防犯対策にもつながります。

海外キャッシングのメリット

  • キャッシングは両替よりもレートが良い
  • 大金を持ち歩く必要がない
  • 現地での両替はレートが悪い

キャッシングは両替よりもレートが良い

現地通貨(リエル)を海外キャッシングで下ろせば、現金を両替するよりも手数料を節約できます。

海外キャッシングにかかる手数料は、利息(年率18.0%)とATM手数料の2種類です。

18.0%と聞くと高く感じるかもしれませんが、1日あたり約0.05%、30日後に返済すれば約1.5%となり、両替手数料(約2.0〜10.0%)より安くなります。

たとえば、10万円分の現地通貨(リエル)を用意する場合、海外キャッシングと両替の手数料はそれぞれ次のとおりです。

手数料の比較
海外キャッシング(※) 両替
・利息:約1480円(10万円×18.0%÷365日×30日)
・ATM手数料:110~220円(1回につき)
約2000円~1万円(取引額の約2.0〜10.0%)

※ 借入から30日後に完済した場合。

海外キャッシングの手数料は、基本的にどのATMを使っても変わりません。

両替のように、レートの良い両替所をあれこれ探す必要もなく、カンボジア旅行中の時短につながります。

大金を持ち歩く必要がない

海外キャッシングは、必要なときに必要な分だけお金を引き出せるため、大金を持ち歩く必要がありません。

そのため、カンボジア旅行中の防犯対策としても効果的です。

たとえば、万が一現金を盗まれてしまうと、海外旅行保険などで補償を受けることはできません。

一方、クレジットカードなら盗難に遭ってもすぐに利用停止でき、不正利用額は補償してもらえます。

カードによっては、アプリやマイページから利用停止できることもあるため、カンボジア旅行前に確認しておくと安心です。

現地での両替はレートが悪い

カンボジアには日本円から現地通貨(リエル)に両替できる両替所もありますが、レートはよくありません。

特に空港やホテルはレートが悪く、クレジットカードの海外キャッシングに比べると手数料でかなり損してしまうでしょう。

どうしても両替が必要なら、できるだけ市街地の両替所を使う、現地通貨(リエル)ではなく米ドルに両替するなどが効果的です。

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カンボジアでは多くのお店で米ドルを使えます。日本円からリエルはかなりレートが悪いため、日本円から米ドルに両替して使うのも選択肢のひとつです。

カンボジアのATMの使い方

「海外のATMを操作するなんて大変そう」と感じるかもしれませんが、海外キャッシングはやり方さえ知っていれば簡単です。

カンボジアに着いてからスムーズにお金を引き出せるよう、具体的な手順や注意点をチェックしておきましょう。

ATMはホテル、ショッピングセンター、街中にある

カンボジア旅行中は、おもに次のような場所で簡単にATMを見つけられます。

ATMがある場所

  • ホテル
  • ショッピングセンター
  • 観光施設周辺
  • 交通量の多い通り
  • 銀行

なかでも、海外旅行初心者におすすめなのは銀行内のATMです。

銀行内のATMなら、操作方法で不明な点があるときやトラブルが起きたときなどに、すぐスタッフを呼び出せます。

また、セキュリティガードが常駐していることから、スキミングに使われる装置(スキマー)が付けられている可能性も低いといえます。

カンボジアの銀行の営業時間は、平日の9~15時が一般的です。

トラブルにも柔軟に対応できるよう、海外旅行初心者はできるだけこの時間帯に銀行ATMを活用しましょう。

現金の引き出し方法

カンボジアのATMの操作方法は、おもに次の7ステップにわかれます。

ATMでの現金の引き出し方法

  1. ATMにクレジットカードを入れる
  2. 言語(英語 ENGLISH)を選択をする
  3. クレジットカードの暗証番号(PIN)を入力する
  4. WITHDRAWAL AMOUNT(引き出し金額を入力する)を選択
  5. Current(当座預金口座)/Saving(普通預金口座)を選択する
  6. 引き出す金額を入力する
  7. 現金とクレジットカードを取る

海外キャッシングには、4桁の暗証番号(PIN)が必要です。

暗証番号がわからないと、海外キャッシングはもちろん、カンボジアでの買いものでもクレジットカードを使えません。

暗証番号の問い合わせには、約1~2週間かかるのが一般的です。

暗証番号が不明な場合は、出発前に余裕をもって問い合わせておきましょう。

ATM付近でのスリやひったくりに注意!

カンボジアは東南アジア諸国の中では治安が悪く、外務省の海外安全ホームページでは「レベル1:十分注意してください」が発令されています。

特にATM付近では、ATM利用者を狙ったスリやひったくりが後を絶たず、観光客の被害も報告されています。

こうした犯罪に巻き込まれないためには、財布やお金を人前で出さないことが鉄則です。

海外キャッシングを利用したらすぐに現金は貴重品ポケットにしまい、ほかの人に見られないよう心がけましょう。

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

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歩きながらお金をお財布にしまったり、お財布を後ろポケットに入れたりするのはNG。ATMからお金を下ろしたら、お腹のセキュリティポーチなどにしまうのが確実です。

クレジットカードを使うときの注意点

カンボジア旅行に欠かせないクレジットカードですが、使い方を間違えると損してしまうかもしれません。

「思った以上に高くついた」とならないよう、次の3点には十分注意しましょう。

クレジットカードを使うときの注意点

  • クレジットカード手数料を上乗せされることが多い
  • 支払いは現地通貨建て
  • 支払い回数は選べない

クレジットカード手数料を上乗せされることが多い

カンボジアでクレジットカードを使うと、2.0~3.0%ほどの手数料が上乗せされることがあります。

これは、カード決済による手数料を利用者負担とするもので、海外ではけっしてめずらしくありません。

また、お店によっては「クレジットカードは10米ドル以上」のように、利用最低金額が決まっていることもあります。

特に高額な商品を買うときは、あらかじめ店員にクレジットカードの利用条件を聞いておくと安心です。

支払いは現地通貨建て

カンボジアでクレジットカードを利用すると、現地通貨(KHR)建てと日本円(JPY)建てを選べることがあります。

手数料がお得なのは、意外にも現地通貨(KHR)建てです。

日本円(JPY)建てのほうが親近感がありますが、結果的に手数料で損してしまいます。

現地通貨建てと日本円建て
手数料 レートの決定者
現地通貨(KHR)建て 1.6~2.2% 国際ブランドやカード会社
日本円(JPY)建て 2.0~10.0% 店(自由に設定できる)

支払い回数は選べない

カンボジアでクレジットカードを利用するときは、支払い方法は一括(一回払い)のみです。

分割払いやリボ払い、ボーナス払いなどは選べません。

どうしても一括での返済が難しいときは、利用金額が確定してからマイページやアプリで支払い方法を変更できることもあります。

ただし、分割による手数料が発生しやすいため、そのまま一括で返済するのが理想的でしょう。

さいごに...

この記事のまとめ

いまだに現金主義が根強いカンボジアですが、日本人観光客にとってクレジットカードは必須です。

クレジットカードがあれば、日本円を両替するよりはるかに手数料を節約できます。

また、不慣れな現地通貨(リエル)に苦戦することもほとんどなくなるでしょう。

ほかにも、クレジットカードを持っているだけで、次のようなメリットを活用できます。

クレジットカードのメリット

  • 海外旅行保険が付帯する
  • 旅行関連の優待特典を利用できる
  • ATMで海外キャッシングを利用できる

カンボジア旅行用にクレジットカードを作るなら、国際ブランドはVisaかMastercardの2択。

いずれもカンボジア国内では使えることが多く、便利なタッチ決済も利用できます。

VisaとMastercardの2枚持ちにくわえ、JCBプラザ・シェムリアップ用にJCBを持っていけば、各国際ブランドの強みを最大限に引き出せるでしょう。

おすすめのクレジットカード5選をおさらいし、カンボジア旅行中のスマート&スムーズな決済に役立ててください。

「カンボジア旅行におすすめのクレジットカード5選」をもう一度見る

監修者

監修者紹介:飯田道子

ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)

飯田道子

いいだみちこ

金融機関勤務を経て1996年にFP資格を取得。各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなっている。どの金融機関にも属さない独立系FP。ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。クレジットカード専門サイトで数多く記事監修を担当

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