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更新

サイパン旅行にクレカは必須!おすすめカード5選、メリットなどを紹介

監修者紹介:飯田道子

ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)

飯田道子監修

日本からたったの3時間半(直行便)でアクセスできるリゾート地、サイパン日本との時差も1時間のみのため、連休を利用して出かける人も多いでしょう。

サイパンはアメリカ合衆国の自治領であり、ショッピング施設やレストランなど幅広いお店でクレジットカード決済ができます。

そのため、日本人観光客であってもクレジットカードは必須のアイテムです!

クレジットカードがあることで、おもに次の3つのメリットを活用できます。

サイパンにクレカを持っていくメリットは?

  • 海外旅行保険が付帯し、トラブルに備えられる
  • 優待特典で割引を受けられる
  • お得な海外キャッシングを利用できる

サイパン旅行用にクレジットカードを作るなら、国際ブランドはVisaMastercardがおすすめ。

「日本人が多いからJCBも使える」と考えがちですが、サイパンにはJCBの取扱店は多くありません

しかし、JCBプラザ・サイパンを使えるため、「特典用」として持っていくと便利です。

「帰国してから使うかわからない」という人には、年会費無料のクレジットカードがおすすめです。

年会費無料ならコストは一切かからず、サイパン旅行中の決済や特典にクレジットカードを活用できます。

また、海外旅行には最低でも2枚、できれば3枚はクレジットカードを持っていくのが鉄則!

クレジットカードを複数枚持つことで、磁気不良などのトラブルに備えることができます。

当記事でおすすめするクレジットカードは、次の5枚です。年会費、国際ブランド、旅行特典などを比較し、自分の旅行スタイルにあった組み合わせをみつけてください。

サイパン旅行におすすめのクレカ5選
完全ナンバーレスで不正利用に遭いにくい
三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL)
  • 最高2000万円海外旅行傷害保険が付帯(利用付帯)
  • 利用通知サービスで不正利用を早期発見しやすい
公式サイトで詳細を見る▶
海外旅行保険の補償額が最高3000万円と高額!
エポスカード
エポスカード
  • バルセロナ、マドリードの海外サポートデスクを利用できる
  • ショッピング枠を一時的に増額できる
公式サイトで詳細を見る▶
JCBプラザ・サイパンを利用できる
JCBカードW
JCB カード W
  • 最高2000万円海外旅行保険が付帯
  • 最高100万円ショッピングガード保険が付帯
公式サイトで詳細を見る▶
サイパンで利用した金額の3.0%をキャッシュバック
学生専用ライフカード
学生専用ライフカード
  • 最高2000万円の海外旅行保険自動付帯
  • 緊急のお問い合わせ窓口(エマージェンシーライン)を利用できる
公式サイトで詳細を見る▶
プライオリティ・パスを無料で発行できる
アメックスゴールド・プリファード
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード
  • 最高1億円の海外旅行保険が付帯
  • カード継続で1万円分のトラベルクレジット
公式サイトで詳細を見る▶

この記事はこんな内容です

サイパンはクレジットカードを使える店がほとんど。ただし現金も必要!

  • 決済用にはVisaかMastercardをメインに
  • JCBカードは「JCBプラザ・サイパン」などの特典用に便利
  • ホテル宿泊時、レンタカー利用時にはクレカの提示が必須
  • サイパンには公共交通機関がない!タクシーは現金決済が基本

目次

サイパン旅行で使えるおすすめのクレジットカード5選

サイパン旅行用にクレジットカードを作るなら、次の5枚がおすすめ。

自分の旅のスタイルに合った組み合わせをみつけ、サイパン旅行中のお得や安心を手に入れましょう。

カナダ旅行におすすめのクレジットカード

三井住友カード(NL)│年会費無料で最高2000万円の海外旅行傷害保険

三井住友カード(NL)

サイパン旅行に便利な特典

  • 最高2000万円の海外旅行傷害保険が付帯(利用付帯)
  • 完全ナンバーレスで不正利用に遭いにくい
  • 利用通知サービスにより、不正利用を早期発見しやすい

三井住友カード(NL)は、サイパン旅行中のセキュリティを重視する人におすすめ。

券面にカード情報(番号、有効期限、セキュリティコード)が印字されない「完全ナンバーレス」に対応しており、カード情報を盗み見されるリスクがありません。

カード情報は、スマートフォンのVpassアプリから確認でき、利用通知サービスをオンにしておけば不正利用の早期発見にもつながります。

また、三井住友カード(NL)は年会費が無料でありながら、最高2000万円海外旅行傷害保険が付帯します(利用付帯)。

緊急時には「グローバルエマージェンシーライン」を24時間年中無休で利用でき、不慣れなサイパン旅行中でも安心感につながるでしょう。

三井住友カード(NL)で選べる国際ブランドはVisaとMastercardの2種類で、いずれもサイパンでは広く普及しており、決済用のメインカードにおすすめです。

三井住友カード(NL)

アイキャッチ画像:三井住友カード(NL)

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 0.5%
年会費 永年無料
発行スピード 最短10秒/即発24時間 ※1
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 利用付帯
国内旅行保険 なし
家族カード
ETC

※1:即時発行ができない場合があります
※2:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 2024年9月2日からの新規入会キャンペーン

    新規入会&条件達成で

    3000円分

    プレゼント

    ・新規入会&スマホのタッチ決済1回以上利用で3000円分のVポイントPayギフトをプレゼント(学生は4000円分のVポイントPayギフトをプレゼント)

エポスカード│最高3000万円の海外旅行保険が付帯

エポスカード

サイパン旅行に便利な特典

  • 海外旅行保険の補償額が最高3000万円と高い
  • 海外サポートデスクを利用できる
  • ショッピング枠を一時的に増額できる

丸井グループが発行するエポスカードは、最高3000万円と高額な海外旅行保険が付帯するのが特徴です。

一般的に、年会費無料のクレジットカードに付帯する海外旅行保険は、1000~2000万円を上限とすることがほとんど。

最高3000万円の補償を受けられる年会費無料のクレジットカードはきわめてめずらしく、サイパン旅行中のアクシデントにしっかり備えることができます。

保険は利用付帯ですが、出国前にバスや電車、タクシーなどの公共交通機関の交通費を支払えば補償の対象になるので、適用条件は簡単に満たすことができます

また、サイパン滞在中は「海外サポートデスク」を利用でき、カード紛失などのトラブルから現地ツアーの手配まで、さまざまなシーンで活用できます。

緊急時には、日本語医師や医療施設の紹介も可能で、英語が苦手な人でも安心感があるでしょう。

エポスカードは利用枠を一時増額でき、航空券など高額なカード決済にも柔軟に対応できます。

一時増額後の利用枠は以下の少ないほうで、利用開始日の1ヶ月〜2日前まで申請可能です。

一時増額後の利用枠

  • 現在の利用可能枠の2倍
  • 現在の利用可能枠+100万円

エポスカードは、申請時に「OIOI店舗で受取」と指定すれば、最短即日発行が可能です。

一般的にクレジットカード(プラスチックカード)の発行には3~7日程度かかるため、「サイパン旅行用にクレジットカードを作りたいけど時間がない」というときにぴったりでしょう。

エポスカード

アイキャッチ画像:エポスカード

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 0.5%
年会費 無料
発行スピード 最短当日〜約1週間 ※1
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 利用付帯
国内旅行保険 -
家族カード ×
ETC

※1:最短当日は店頭受取の場合
※2:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • WEBからの新規入会で2000円相当プレゼント

JCBカード W│JCBプラザ・サイパンを使える

JCB カード W

サイパン旅行に便利な特典

  • JCBプラザ・サイパンを使える
  • 最高2000万円の海外旅行傷害保険が付帯
  • 最高100万円のショッピングガード保険が付帯

JCBカード Wは、「特典用」に最適のクレジットカード。

なかでも、JCBプラザ・サイパンを使えるのが特徴で、JCB加盟店の予約や観光に関する問い合わせ、緊急時のサポートなど、さまざまなニーズに対応しています。

施設内では無料のWi-Fiも提供されているため、観光途中に情報収集の場として活用するのもよいでしょう。

また、JCBカード Wには最高2000万円海外旅行傷害保険が付帯するだけでなく、最高100万円のショッピングガード保険が付帯します。

サイパン旅行中に高額な買い物やおみやげ購入などを考えている人は、トラブルが起きてもしっかりと補償を受けられます。

ショッピングガード保険とは?

JCBカード Wで購入した商品が90日間以内に損害(盗難や破損)を被った場合、購入金額を補償してもらえる制度。

JCBカード Wは18~39歳のみが入会できる年会費無料のクレジットカードで、対象年齢内に発行しておけば40歳以降も年会費はかかりません。

ほかのJCBカードに比べると、ポイント還元率は2倍(1.0%)と高く設定されているため、サイパン旅行中にJCB加盟店をみつけたら積極的に活用するとよいでしょう。

JCB カード W

アイキャッチ画像:JCB カード W

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 1.0%
年会費 無料 ※1
発行スピード 最短5分発行 ※2
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 利用付帯
国内旅行保険 なし
家族カード
ETC

※1:39歳まで申し込み可能
※2:9:00AM~8:00PMで申し込み(受付時間を過ぎた場合は翌日扱い)。顔写真付き本人確認書類による本人確認(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)。モバ即での入会後、カード到着前の利用方法についてはJCBのHPにて確認
※3:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 新規入会キャンペーン(2025年3月31日まで)
    ・MyJCBログイン&Amazon.co.jp利用で最大1万2000円のキャッシュバック(Amazon.co.jpで利用した金額の20%をキャッシュバック)
  • 新規入会キャンペーン(2025年3月31日まで)
    ・MyJCBログイン&Apple Pay/Google Pay/MyJCB Payの利用で最大3000円のキャッシュバック(利用金額の20%をキャッシュバック)
  • 家族カード入会&家族カードでのMyJCBログインで最大4000円のキャッシュバック(家族1名の申し込みにつき2000円のキャッシュバック)(2025年3月31日まで)
  • お友逹紹介キャンペーン!紹介者・被紹介者に1500円キャッシュバック(2025年3月31日まで)

学生専用ライフカード│海外利用総額の3.0%をキャッシュバック

学生専用ライフカード

サイパン旅行に便利な特典

  • サイパンで利用した金額の3.0%をキャッシュバック
  • 最高2000万円の海外旅行保険が自動付帯
  • 緊急のお問い合わせ窓口(エマージェンシーライン)を利用できる

学生旅行や卒業旅行でカナダへ行くなら、学生専用ライフカードがおすすめ。

学生専用ライフカードは、18~25歳の学生のみが発行できるクレジットカードで、卒業後も年会費はかかりません。

サイパンなどの海外でカード決済すると、利用額の3.0%がキャッシュバックされ、実質3%オフで買い物を楽しめます。

事前エントリーが必要なものの、最大10万円までキャッシュバックを受けることができ、サイパン旅行にかかる費用をしっかり節約できます。

また、学生専用ライフカードには、最高2000万円海外旅行保険が自動付帯します。

クレジットカードがそのまま保険証代わりとなり、出発前に適用条件などを考える必要はありません。

さらに緊急時には、24時間年中無休で「エマージェンシーライン」を利用できます。

もちろん日本語で相談可能なため、海外旅行がはじめての人や英語が苦手な人でも気軽に利用できるでしょう。

国際ブランドの選択肢もVisa、Mastercard、JCBの3種類と幅広く、ほかのクレジットカードとも組み合わせやすい一枚といえます。

学生専用ライフカード

アイキャッチ画像:学生専用ライフカード

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 0.1%
年会費 無料
発行スピード 最短2営業日
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 自動付帯
国内旅行保険 -
家族カード
ETC

※1:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 新規入会プログラム+つかっておトクプログラムの合計で最大1万5000円のキャッシュバック!

    ・アプリログインで2000円キャッシュバック
    ・3万円以上の利用で8000円キャッシュバック
    ・Apple Pay/Google Payの利用で3000円キャッシュバック
    ・一部サブスクの支払いで2000円キャッシュバック

アメックスゴールド・プリファード│プライオリティ・パスが無料付帯

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード

サイパン旅行に便利な特典

  • プライオリティ・パスの年会費が無料
  • カード継続で1万円分のトラベルクレジット
  • 最高1億円の海外旅行保険が付帯

「ワンランク上のラグジュアリーなサイパン旅行を楽しみたい」という人には、アメックスゴールド・プリファードがおすすめ。

アメックスゴールド・プリファードは年会費3万9600円のハイステータスカードで、サイパン旅行を快適にする特典が充実しています。

特に便利なのが、世界中の15000ヵ所以上に展開する空港ラウンジサービス「プライオリティ・パス」の特典です。

アメックスゴールド・プリファード保有者はプライオリティ・パスを無料発行でき、年2回までラウンジ利用料が無料になります。

プライオリティ・パスの年会費は最低でも99米ドル、ラウンジ利用料は1回につき35米ドルのため、これだけでアメックスゴールド・プリファードの年会費(3万9600円)の半分以上は元を取れるでしょう。

また、アメックスゴールド・プリファードを継続すると、以下のような特典があるため、旅行好きにとってはメリットを感じやすい一枚といえます。

アメックスゴールド・プリファードの継続特典

  • 1万円分のトラベルクレジット
  • 1泊2名分の「フリー・ステイ・ギフト」(年間200万円以上のカード利用)

さらに、アメックスゴールド・プリファードには最高1億円と高額な海外旅行保険が付帯します。

以下のように補償の対象項目も幅広く、サイパン旅行中のさまざまなアクシデントに対応できるのも魅力です。

アメックスゴールド・プリファードの海外旅行保険

  • 救援者費用保険金:400万円
  • 乗継遅延、出航遅延、欠航、搭乗不能費用:1回につき最高2万円
  • 受託手荷物遅延費用:1回につき最高2万円

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード

アイキャッチ画像:アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 0.5〜0.8% ※1
年会費 39,600円
発行スピード 1~3週間 ※2
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 利用付帯
国内旅行保険 利用付帯
家族カード
ETC

※1:American Express Safekey利用時で算出
※2:カード到着までの期間
※3:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 入会後のカード利用で

    合計10万ポイント


    ・入会後3ヶ月以内に50万以上円利用で2万ボーナスポイント
    ・入会後6ヶ月以内に100万円以上利用で7万ボーナスポイント
    ・100万円分の通常ポイント1万ポイント

サイパン旅行にクレジットカードが必須な理由

サイパンへ旅行するなら、絶対に忘れてはいけないのがクレジットカードです。

クレジットカードがないと、次の3つの理由から大きな不便を強いられることになります。

サイパン旅行にクレジットカードが必須な理由

  • ホテル宿泊時にデポジットとしてクレカの提示が必要
  • レンタカーを借りるときはクレジットカード必須
  • 現金を両替するよりクレカ手数料の方が安い

ホテル宿泊時にデポジットとしてクレカの提示が必要

サイパンのホテルに宿泊するときは、デポジットとしてクレジットカードの提示を求められる可能性があります。

デポジットとは、破損や盗難などに備え、一時的にホテルに預ける保証金のことです。

デポジットの相場は宿泊費の1~2泊分で、たとえば1泊3万円のリゾートホテルに泊まる場合、デポジットだけで3~6万円も必要になります。

デポジットは金額が大きいことから、クレジットカードで支払うのが基本です。

例外的に現金での支払いが認められていることもありますが、多額の現金を両替したり、手元に現金がなくなってしまったりと、さまざまな不便が生じるでしょう。

クレジットカードでデポジットを支払えば、チェックアウト時にクレジットカードを通して返金されます。

なかにはクレジットカードの提示だけで済むケースもあり、スムーズで快適なチェックインが可能となります。

レンタカーを借りるときはクレジットカード必須

サイパン旅行中にレンタカーを利用するときは、クレジットカードが必須です。

サイパンをはじめ、海外では「クレジットカード=身分証」という考えが強く、レンタカーのように高額品を借りるときには、クレジットカードがないと利用を断られてしまいます

そのため、レンタカー会社によっては「支払いはクレジットカードのみ」と定めていることも。ほかにも、以下の4点には注意が必要です。

レンタカー利用時の注意点

  • デビットカードや現金は不可なケースが多い
  • 本人名義のクレジットカードであること
  • 複数人で運転する場合は、運転者全員の本人名義のクレジットカードが必要
  • JCBなど一部の国際ブランドに非対応なことも

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのサイパン情報

たとえホテルやレンタカーのデポジットを現金で支払えても、「帰国直前に多額の現金が戻ってきて使えない」となってしまいます。余った米ドルを日本円に戻しても、手数料でかなり損してしまうため、節約のためにもクレジットカードは必須です!

現金を両替するよりクレカ手数料の方が安い

サイパンでの買い物にクレジットカードを利用すれば、現金を両替するより手数料が安くなります。

クレジットカードの海外事務手数料は、決済額の約1.60~2.20%が目安になります。

一方、両替にかかる手数料2.0~3.0%が目安で、レートが悪い両替所だと5.0~10.0%ほどかかります。

わずか数パーセントの違いでも、利用額が大きくなるほど手数料に大きな差が生まれます。

手数料の比較
5万円 10万円 20万円
クレジットカード(1.60~2.20%) 800~1100円 1600~2200円 3200~4400円
レートが良い両替(2.0~3.0%) 1000~1500円 2000~3000円 4000~6000円
レートが悪い両替(5.0~10.0%) 2500~5000円 5000~1万円 1~2万円

サイパンではESTAの申請は不要

アメリカ合衆国の自治領であるサイパンですが、観光目的であればESTAの申請は必要ありません

グアムー北マリアナ諸島連邦ビザ免除プログラム(Guam-CNMI VWP)に基づき、45日以内の滞在であればESTAは免除されます。

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのサイパン情報

サイパンの入国審査では、パスポートと入国カード(I-736)の2点が必要です。入国カードは機内で配られることが多いため、到着前に記入しておくとスムーズです。

サイパン旅行にクレカを持っていくメリット

サイパン旅行にクレジットカードを持っていくと、おもに次の4つのメリットが手に入ります。

年会費無料のクレジットカードなら、コストを一切かけずにクレジットカードの特典を活用できます。

サイパン旅行にクレカを持っていくメリット

  • 海外旅行保険が付帯している
  • クレジットカードに付帯する優待特典が利用できる
  • サイパンでは多くの店でクレジットカード払いができる
  • 海外キャッシングが利用できる

海外旅行保険が付帯している

クレジットカードには、一般的に海外旅行保険が付帯します。

クレジットカードの海外旅行保険ならコストは一切かからず、基本的に申込も不要です。

自分で海外旅行保険に加入するケースに比べると、お金も時間も節約できるのでお得でしょう。

海外旅行保険の比較

  • クレジットカードに付帯する海外旅行保険:無料
  • 自分で海外旅行保険に加入:1週間で約2500~3500円

サイパンはアメリカ領であるだけでなく、太平洋に浮かぶ島であるため、医療費や搬送費は高額になりがちです。

コストをかけずにアクシデントに備えられるのは、クレジットカードならではのメリットでしょう。

クレジットカードの海外旅行保険には「利用付帯」と「自動付帯」の2種類があります。

利用付帯と自動付帯
適用条件 対象カード
利用付帯 旅費の一部(交通費や宿泊費)をクレジットカード決済することで適用 ・三井住友カード(NL)
・エポスカード
・JCBカード W
・アメックスゴールド・プリファード
自動付帯 クレジットカードを持っているだけで、自動的に保険が適用 ・学生専用ライフカード

海外旅行保険が自動付帯の学生専用ライフカード!

学生専用ライフカード

アイキャッチ画像:学生専用ライフカード

お得なキャンペーン

  • 新規入会プログラム+つかっておトクプログラムの合計で最大1万5000円のキャッシュバック!

    ・アプリログインで2000円キャッシュバック
    ・3万円以上の利用で8000円キャッシュバック
    ・Apple Pay/Google Payの利用で3000円キャッシュバック
    ・一部サブスクの支払いで2000円キャッシュバック

クレジットカードに付帯する優待特典が利用できる

クレジットカードを持っていれば、サイパン旅行中にさまざまな優待特典を利用できます。

クレジットカードに付帯する特典(一例)

  • 現地サポートデスク
  • 手荷物宅配サービス、Wi-Fiレンタル、スーツケースレンタルの優待割引
  • 空港ラウンジ(ハイステータスカード向け)

たとえば、JCBカード Wでは「JCBプラザ・サイパン」を利用でき、緊急時のサポートからレストランの手配まで、幅広く日本語で相談できます。

優待特典が充実したクレジットカードを「特典用」として発行しておけば、サイパン旅行をよりお得&快適に楽しめるでしょう。

JCBプラザ・サイパンを利用できる

JCB カード W

アイキャッチ画像:JCB カード W

お得なキャンペーン

  • 新規入会キャンペーン(2025年3月31日まで)
    ・MyJCBログイン&Amazon.co.jp利用で最大1万2000円のキャッシュバック(Amazon.co.jpで利用した金額の20%をキャッシュバック)
  • 新規入会キャンペーン(2025年3月31日まで)
    ・MyJCBログイン&Apple Pay/Google Pay/MyJCB Payの利用で最大3000円のキャッシュバック(利用金額の20%をキャッシュバック)
  • 家族カード入会&家族カードでのMyJCBログインで最大4000円のキャッシュバック(家族1名の申し込みにつき2000円のキャッシュバック)(2025年3月31日まで)
  • お友逹紹介キャンペーン!紹介者・被紹介者に1500円キャッシュバック(2025年3月31日まで)

サイパンでは多くの店でクレジットカード払いができる

観光客が多いサイパンでは、多くのお店でクレジットカード払いができます。

特に中心地のショッピング施設やレストランでは、クレジットカードが使えないことはほぼありません。

「クレジットカードを使えるところはクレジットカード払いで」という姿勢でいれば、以下のようにさまざまなメリットが手に入ります。

サイパンでクレカを使うメリット

  • 現金は必要最低限にできる
  • 日本円を米ドルに両替するより手数料が安い
  • 不慣れな米ドル紙幣を使わなくてよい
  • 現金のやり取りがなく、会計がスムーズ
  • クレジットカードのポイントが貯まる

海外キャッシングが利用できる

クレジットカードがあれば、サイパン旅行中にお得な海外キャッシングを利用できます。

海外キャッシングとは

サイパンのATMにクレジットカードを差し込み、現地通貨(米ドル)を引き出すこと。

海外キャッシングは、両替に比べて手数料が安いうえ、必要なときに必要な分だけ引き出せるのがメリットです。

常に大金を持ち歩く必要がないことから、サイパン旅行中の防犯対策にもつながります。

サイパンの決済事情│VisaかMastercardをメインに

サイパン旅行用にクレジットカードを作るなら、「決済用」にVisaかMastercard「特典用」にJCBかアメックスを選ぶのがおすすめです。

サイパンの決済事情

  • サイパンで使うならVisa、Mastercardをメインカードに
  • アメックスはホテルや免税店などの大型店なら使用可
  • サイパンでクレジットカードが使える場所・使えない場所

ほとんどの店でクレジットカードが使えますが、一部使えない場所もあるので、事前に確認しておくのが良いでしょう。

サイパンで使うならVisa、Mastercardをメインカードに

サイパンでの「決済用」にクレジットカードを作るなら、国際ブランドはVisaMastercardの2択です。

サイパンを含むアメリカ全土の国際ブランドシェア率は、次のようになっています。

アメリカの国際ブランドシェア率
国際ブランド シェア率
1位 Visa 61.1%
2位 Mastercard 25.4%
3位 American Express 11.3%
4位 Discover 2.1%

※ 出典:statista「Market share of Visa, Mastercard, American Express, Discover as general purpose card brands in the United States from 2007 to 2023, based on value of transactions

特に「Visaはアメリカ方面に強い」といわれており、サイパンのクレジットカード取扱店で使えないことはほぼありません。

一方、日本発祥の国際ブランドであるJCBはシェア率が非常に低く、「決済用」のメインカードには不向きといえます。

アメックスはホテルや免税店などの大型店なら使用可

アメリカならではのクレジットカード事情として、アメックスのシェアが大きいことが挙げられます。

サイパンでも、ホテルや免税店などの大型店なら、アメックスを利用できる可能性が高いといえます。

また、アメックスは旅行用特典が充実した国際ブランドとしても知られています。

年会費は高額になりがちですが、「ワンランク上の旅行を楽しみたい」という人は検討してみる価値があるでしょう。

最高1億円の海外旅行保険と充実!

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード

アイキャッチ画像:アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード

お得なキャンペーン

  • 入会後のカード利用で

    合計10万ポイント


    ・入会後3ヶ月以内に50万以上円利用で2万ボーナスポイント
    ・入会後6ヶ月以内に100万円以上利用で7万ボーナスポイント
    ・100万円分の通常ポイント1万ポイント

サイパンでクレジットカードが使える場所・使えない場所

サイパンでクレジットカードが使える店使えない店をまとめました。

屋台や市場、個人経営の小さな店舗などを除けば、幅広いシーンでクレジットカードが使えます。

クレカが使える場所・使えない場所
使える場所 使えない場所
  • ホテル
  • レストラン
  • カフェ
  • スーパーマーケット
  • ショッピングセンター
  • コンビニ など
  • 屋台
  • 市場
  • タクシー など

とはいえ、現金をまったく持ち歩かないのは、現実的ではありません。

カード不可のお店やチップの支払いなどに備え、最低でも数十ドル程度は常に持ち歩いておくとよいでしょう。

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのサイパン情報

海外キャッシングを利用すると、100ドル紙幣や50ドル紙幣が出てくることがよくあります。こうした高額紙幣は小さなカフェや商店では嫌がられますので、あらかじめスーパーやコンビニでくずしておきましょう。

サイパンには公共交通機関がない!車移動が基本

サイパンの大きさは約115km²で、沖縄の石垣島の約半分。移動は基本的に車のみで、電車などの公共交通機関はありません。

サイパン島内を移動するなら、移動手段はおもに次の2つのみです。

サイパンの移動手段

  • 主要リゾートホテルとガラパンを結ぶショッピングシャトルバス
  • タクシーは現金決済が基本

主要リゾートホテルとガラパンを結ぶショッピングシャトルバス

ガラパンにある免税店「T ギャラリア サイパン」を利用するときは、主要リゾートホテルからのシャトルバスを利用できることがあります。

シャトルバスには、大きく「北行き」と「南行き」の2種類があります。

また、免税店利用以外での乗車はできません

シャトルバスはシーズンによって運行状況が変わったり、免税店で乗車無料キャンペーンなどを実施することもあります。

タイムスケジュールなどは、滞在ホテルに問い合わせるのが確実でしょう。

タクシーは現金決済

サイパン島でタクシーを利用するときは、現金決済が基本です。

サイパンのタクシーはメーター制で、空港以外ではホテルか免税店から利用するのが一般的です。

日本のように、流しのタクシーはありません。

また、政府公認のタクシーには、フロントドアに登録番号と所有者の名前、車内には顔写真入りの身分証明書が掲示されています。

公認されていない「白タク」を利用するとトラブルの元になるため、利用は避けましょう。

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのサイパン情報

サイパンは交通ルールが厳しく、日本の感覚でいるとルール違反になってしまうこともあります。たとえば、18歳未満が同乗する場合、電子タバコも含めて車内での喫煙はNG違反すると500ドルの罰金が課されます。車からのゴミのポイ捨ても罰金の対象となるため、絶対にやめましょう。

サイパンで必要な現金は1日2~3万円程度!

サイパン旅行に必要な費用は、1日あたり2~3万円が目安です。

リゾート地ということもあり、物価は日本よりやや高めといえます。

サイパンの物価

  • 宿泊費:1~2万円
  • 食費:5000~1万5000円
  • 交通費:1000~3000円
  • ショッピング:5000~1万円

宿泊費は、ホテルのランクによりさまざまですが、一般的なグレードなら1泊あたり1~2万円、高級リゾートホテルだと5~10万円することもあります。

また、食費は朝、昼、夜によって値段が大きく変動します。食費を抑えたい人は、キッチン付きのホテルに滞在して自炊するのもよいでしょう。

サイパン旅行中の食費の目安

  • モーニング:約10~20米ドル
  • ランチ:約15~30米ドル
  • ディナー:約30~50米ドル
  • カフェ:約5~10米ドル

ほかにも、往復航空券(約5~10万円)や観光(アクティビティ)代、おみやげ代などがかかります。

自分の旅行プランにあわせて予算を見積もっておけば、海外キャッシングで引き出す金額もおのずと決まってきます。

チップの習慣はあるが、アメリカほど厳密ではない

サイパンはアメリカの自治領であることから、チップの習慣が根付いています。

とはいえ、アメリカ本土に比べるとそれほど厳密ではありません

サイパンのチップの相場は、約10~15%。日本人観光客がチップを支払うシーンは、おもに次の3つです。

チップが必要なシーン

  • レストラン:飲食代の約10~15%
  • タクシー:運賃の約10~15%、重たい荷物1個につき1米ドル
  • ホテル:ポーター、ルームクリーニング(1~3ドル)

レストランの場合、請求書に「サービス料」がすでに加算されていることがあります。

この場合、サービス料がすでにチップの役割を果たしているため、チップをあらためて支払う必要はありません。

また、請求書に「Gratuity」と書かれた欄があれば、任意でチップ額を記入でき、会計に上乗せしてクレジットカード払いができます。

現地通貨が必要になったら海外キャッシングがお得

サイパンで現地通貨(米ドル)を手に入れるなら、クレジットカードを使った海外キャッシングがお得です。

海外キャッシングにはおもに次の3つのメリットがあり、サイパン旅行のお得&安全をもたらします。

海外キャッシングのメリット

  • キャッシングは両替よりもレートが良い
  • 大金を持ち歩く必要がない
  • 現地での両替はレートが悪い

キャッシングは両替よりもレートが良い

サイパンのATMから海外キャッシングを利用すれば、日本円を両替するより手数料は安くなります。

海外キャッシングにかかる手数料は、おもに利息(年率18.0%)とATM手数料(約110~220円)の2種類です。

年率18.0%は1日あたりに換算すると0.05%、1ヶ月あたりなら約1.5%となります。

一方、両替にかかる手数料は2.0~3.0%が目安ですが、レートが悪い両替所だと約5.0~10.0%になることも少なくありません。

たとえば、10万円分の米ドルを引き出したときの手数料は、それぞれ以下のとおりです。

10万円分の米ドルを30日間借りたときの利息
海外キャッシング 約1480円(利息)+220円(ATM手数料)=1700円
両替 2000~3000円(2.0~3.0%の場合)
5000~1万円(5.0~10.0%の場合)

また、海外キャッシングでは「繰り上げ返済」を利用でき、借入期間が短くなることで利息をさらに安くできます。

ネットバンクを利用すればサイパン滞在中でも繰り上げ返済が可能となり、利息を最小限に抑えられるでしょう。

大金を持ち歩く必要がない

海外キャッシングは、ATMさえあれば24時間いつでも利用でき、こまめにお金を引き出すことができます。

そのため、大金を持ち歩く必要がなく、サイパン滞在中の防犯対策としても役立ちます。

万が一、現金を盗られた場合、海外旅行保険などで補償を受けることはできません。

クレジットカードなら、紛失してもすぐに利用停止手続きができ、不正利用額は補償してもらえるというメリットがあります。

現地での両替はレートが悪い

「必要最低限のお金はあらかじめ両替しておきたい」という人には、日本国内での両替がおすすめです。

サイパンにも両替所はありますが、レートは日本国内に比べて悪くなります。

特に、サイパン島南部のテニアン島に行こうと考えている人は要注意です。

テニアン島はクレジットカード非対応のお店が多いうえ、日本円を両替できる場所がほぼありません。

手数料を抑えて賢くサイパン旅行を楽しみたい人は、次の優先度を目安にしましょう。

手数料を安くする方法(優先度順)

  • 海外キャッシング:〇
  • 日本国内での両替:△
  • 現地での両替:×

日本円が使えるところもある

日本人観光客が多いレストランなどでは、例外的に日本円をそのまま利用できることがあります。

しかし、レートはかなり割高。10.0~20.0%近くも手数料をとられることもあり、結果的にかなり損してしまいます。

米ドルに換金しなくてよいのはメリットかもしれませんが、あくまで最終手段と考えるべきでしょう。

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのサイパン情報

海外キャッシングは両替とは異なり、ATMによって手数料が変わることはほぼありません。レートを比較したり、両替の列に並んだりする必要がなく、限られたサイパン滞在を無駄なく楽しめますよ。

サイパンのATMの使い方

海外旅行初心者だと、「英語でATMを操作するなんて難しそう」と思うかもしれません。

しかし、あらかじめ手順を覚えておけば、海外キャッシングは簡単です。

サイパンに到着してから慌てないよう、事前にATMの使い方や注意点を押さえておきましょう。

ATMはホテル、ショッピングセンター、街中にある

サイパンでATMがある場所は、おもに以下のとおりです。

ATMがある場所

  • ホテル
  • ショッピングセンター
  • 街中
  • 空港
  • 銀行

特に観光客が利用しやすいのは、免税店(DFS)などに設置されたATMです。

ATMも最新機種であることが多く、クレジットカードが吸い込まれるなどのトラブルも起きにくいといえます。

また、安全を最優先するなら、銀行内のATMがおすすめです。

銀行はスタッフや警備員が常駐しているため、トラブルが起きたときにすぐに助けを求められるというメリットがあります。

ただし、営業時間は平日の9~15時が目安。時間の制約がある点には注意が必要です。

現金の引き出し方法

サイパンのATMから米ドルを引き出す手順は、おもに次の7ステップです。

ATMでの現金の引き出し方法

  1. ATMにクレジットカードを入れる
  2. 言語(英語 ENGLISH)を選択をする
  3. クレジットカードの暗証番号(PIN)を入力する
  4. WITHDRAWAL AMOUNT(引き出し金額を入力する)を選択
  5. Current(当座預金口座)/Saving(普通預金口座)を選択する
  6. 引き出す金額を入力する
  7. 現金とクレジットカードを取る

海外キャッシングで絶対に必要なのが、4桁の暗証番号(PIN)です。

暗証番号を忘れると海外キャッシングを利用できないうえ、何度も間違えるとクレジットカードそのものがロックされてしまうこともあります。

暗証番号がわからないときはカード会社への開示が必要で、書類が届くには約1週間かかります。

出発直前だと間に合わない可能性が高いため、余裕をもって確認しておくことが大切です。

ATM付近でのスリやひったくりに注意!

比較的治安が良いとされるサイパンですが、ATM付近ではスリやひったくりのターゲットになる可能性もゼロではありません。

こうした犯罪を未然に防ぐには、次のような対策が効果的です。

効果的な防犯対策

  • 暗くなってからのATM利用は控える
  • 周囲に不審な人がいないか確認する
  • 暗証番号を入力するときは手元を隠す
  • 現金はすぐにお腹のポケットなどにしまう

犯罪に巻き込まれないためにも、ATMを利用した後は十分に気をつけましょう。

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのサイパン情報

セキュリティが不安な人は、ホテル周辺のATMを使うのがおすすめ。海外キャッシング利用後すぐに部屋に戻れば、ゆっくりとお金を数えたり、財布やポーチに振り分けることができます。

クレジットカードを使うときの注意点

クレジットカードはサイパン旅行の必須アイテムですが、使い方を間違えるとデメリットになることもあります。

「思った以上に請求額が高くなった」とならないためにも、次の3点には注意しましょう。

クレジットカードを使うときの注意点

  • クレジットカード手数料を上乗せされることが多い
  • 支払いは現地通貨建て
  • 支払い回数は選べない

クレジットカード手数料を上乗せされることが多い

サイパンでクレジットカードを利用すると、店舗によっては手数料が加算されることもあります。

これは、クレジットカード決済による売上減少を防ぐために、店舗側が独自に設定するものです。

レートは店舗によりさまざまですが、約5.0~10.0%上乗せされることもあります。

この場合は、現金で支払った方がはるかにお得です。

特に個人経営の小規模店などで買いものするときは、会計前にクレジットカードの利用条件を確認しておくとよいでしょう。

支払いは現地通貨建て

サイパンクレジットカードを使うときは、必ず「現地通貨(USD)建て」を選択しましょう。

店舗によっては「円(JPY)建て」を選べることもありますが、店舗側が独自に設定したレートが適用され、手数料で損してしまいます。

現地通貨建てと円建て

  • 現地通貨建て:約1.6~2.2%(国際ブランドが定めるレート)
  • 円建て:約2.0~10.0%(店舗が独自に定めるレート)

円建てには、その場で請求額が確定するメリットがありますが、1万円の買い物で最大約1000円も手数料を取られる可能性があります。

決済端末で「USD」「JPY」の表記が出たら、迷わず「USD(現地通貨建て)」を選びましょう。

支払い回数は選べない

サイパンでの買い物にクレジットカードを利用した場合、支払い方法は一括払いのみです。

日本でクレジットカード払いをするときのように、リボ払いや分割払いなど、支払い回数は選べません。

どうしても一括での返済が難しいときは、クレジットカードのマイページやアプリから支払い回数を後日変更できるケースもあります。

また、海外利用分も全てリボ払いにしたい人は、リボ払い専用クレジットカードを検討してもよいかもしれません。

さいごに...

この記事のまとめ

サイパンにはクレジットカードを使えるお店が多く、日本人観光客でもクレジットカードは必須です。

クレジットカードがないと、ホテルのチェックインやレンタカーの貸し出しなどで、大きな不便が生じてしまいます。

一方、クレジットカードがあれば、次のようにメリットが盛りだくさん。こうした特典を上手に活用することで、サイパン旅行をお得・快適に楽しめます。

サイパン旅行にクレカを持っていくメリット

  • 現金を両替するより手数料が安い
  • お得な海外キャッシングを利用できる
  • 海外旅行保険が付帯する
  • 旅行関連の優待特典(トラベルデスクなど)を利用できる

サイパン旅行用にクレジットカードを作るなら、まずは国際ブランド選びが大切です。

VisaやMastercardなら使えることがほとんどですが、日本発祥の国際ブランドであるJCBは利用可能店がかなり限られてしまいます。

そのため、「決済用」のメインカードにはVisaかMastercard、「特典用」のサブカードにJCBやアメックスを選ぶのが賢明でしょう。

サイパン旅行には最低でも2枚、できれば3枚クレジットカードを持っていくのがおすすめです。

クレジットカードを複数枚持つことで、磁気不良などのトラブルに対応できるだけでなく、各国際ブランドの強みを最大限に引き出すことができます。

当記事を参考に、自分ならではの「最強の組み合わせ」を見つけ、サイパン旅行を賢くお得に楽しみましょう!

「サイパン旅行におすすめのクレジットカード5選」をもう一度見る

監修者

監修者紹介:飯田道子

ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)

飯田道子

いいだみちこ

金融機関勤務を経て1996年にFP資格を取得。各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなっている。どの金融機関にも属さない独立系FP。ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。クレジットカード専門サイトで数多く記事監修を担当

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