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更新

カナダ旅行におすすめのクレカ5選│クレカは不可欠!現地の決済事情を解説

監修者紹介:飯田道子

ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)

飯田道子監修

カナダは世界的にもキャッシュレス化が進んでおり、日本人観光客としてもクレジットカードは必須です。

クレジットカードを持っていないと、そもそも電子渡航認証(eTA)を申請できないうえ、カナダ滞在中にもさまざまな不便が生じてしまいます。

カナダ旅行にはクレジットカードは必要?

  • 電子渡航認証(eTA)の申請に必要
  • ホテル宿泊時にデポジットとしてクレカの提示が必要
  • 現金を両替するよりクレカ手数料の方が安い
  • レンタカーの借り出しに必要

カナダでは現金を使う人が少なく、2~3ドル程度でもカード決済するのが一般的です。

また、電車やバスなど、公共交通機関でもクレジットカードによるタッチ決済が普及しています。

そんなカナダ旅行に向けてクレジットカードを作るなら、国際ブランドはVisaMastercardの2択です。

日本発祥の国際ブランドであるJCBは、カナダではほとんど使えません。あくまで「特典用」として持っていくことをおすすめします。

当記事でおすすめするクレジットカードの特徴をまとめると、以下のとおりです。

カナダ旅行におすすめのクレカ5選
最高2000万円の海外旅行傷害保険
三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL)
  • 完全ナンバーレスで不正利用に遭いにくい
  • 利用通知サービスで不正利用を早期発見しやすい
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海外旅行保険の補償額が最高3000万円!
エポスカード
エポスカード
  • バンクーバー、トロントの海外サポートデスクを利用できる
  • ショッピング枠を一時的に増額できる
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バンクーバー、トロントのJCBプラザを利用できる
JCBカードW
JCB カード W
  • 最高2000万円海外旅行保険が付帯
  • 最高100万円ショッピングガード保険が付帯
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カナダで利用した金額の3.0%をキャッシュバック
学生専用ライフカード
学生専用ライフカード
  • 最高2000万円の海外旅行保険自動付帯
  • 緊急のお問い合わせ窓口(エマージェンシーライン)を利用できる
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プライオリティ・パスを無料で発行できる
アメックスゴールド・プリファード
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード
  • 最高1億円の海外旅行保険が付帯
  • プライオリティ・パスの年会費が無料
公式サイトで詳細を見る▶

この記事はこんな内容です

カナダのキャッシュレス普及率は日本の約2倍

  • 「決済用」ならVisaかMastercardの2択
  • JCBやAmerican Expressは「特典用」に最適
  • 電車やバスではクレカのタッチ決済もOK
  • 海外キャッシングなら両替より手数料がお得に

目次

カナダのキャッシュレス普及率は日本の2倍!カナダの決済事情

カナダの決済事情としては、おもに以下の4点が挙げられます。

カナダの決済事情

  • カナダでは現金払いはほぼしない
  • カナダで使うならVisa・Mastercardが強い!
  • アメックスも他国と比べると使える場所が多い
  • JCBはほとんど使えない。特典用としてがおすすめ

カナダはキャッシュレス化が進んでおり、キャッシュレス普及率は63.6%日本の約2倍にあたります。

カナダのキャッシュレス普及率

出典:『キャッシュレス・ロードマップ2023
※ 世界銀行「Household final consumption expenditure(2021 年(2023/3/1版))」、BIS「Redbook」の非現金手段による年間支払金額から算出。
※ 韓国、中国に関しては、Euromonitor International より参考値として記載。
※ カナダに関しては、Payments Canada「CANASIAN PAYMENT METHODS AND TRENDS REPORT 2022」より算出。

そのため、たとえ外国人観光客であってもクレジットカードは必須アイテムです!

カナダでは現金払いはほぼしない

キャッシュレス化が進んだカナダでは、そもそも現金で支払うことがほとんどありません

コーヒーや電車の切符といった少額決済でも、クレジットカードなどのキャッシュレス決済を利用するのが一般的です。

また、タッチ決済も広く普及しており、店員にクレジットカードを渡す必要もありません。

クレジットカードを上手に活用すれば、現地通貨のカナダドルを使うこともほとんどなく、会計をスムーズに済ませられるでしょう。

カナダで使うならVisa・Mastercardが強い!

カナダ旅行に向けてクレジットカードを発行するなら、国際ブランドはVisaMastercardの2択です。

特にVisaはカナダ国内で6割近いシェアを誇り、クレジットカード取扱店でVisaが使えないということはまずありません。

カナダにおける国際ブランドのシェア率
1位 Visa 58.0%
2位 Mastercard 38.0%
3位 American Express 4.0%

※ 出典:statista「Market share of payment card brands - Visa, Mastercard, American Express, or in-market local card schemes - in Canada from 2016 to 2022

アメックスも他国と比べると使える場所が多い

カナダならではのクレジットカード事情として、アメックス(American Express)を使える場所が多いことが挙げられます。

上記のデータでは、アメックスのシェアは約4.0%。これだけでは低いように思えるかもしれませんが、ヨーロッパなどの国に比べるとカナダでのシェア率は高いといえます。

空港やホテルはもちろん、観光客の多いエリアならアメックスで決済できる可能性も高いでしょう。

JCBはほとんど使えない。特典用としてがおすすめ

日本発祥の国際ブランドであるJCBは、カナダではほとんど使えません

一部の観光施設やおみやげ店では使えることもありますが、決済用のメインカードには不向きです。

一方で、JCBはバンクーバートロントに設置されたJCBプラザをはじめ、会員特典が充実していることで知られています。

そのため、決済用とは別に「特典用」としてJCBカードを持参すれば、カナダ旅行中のお得や快適性につながるでしょう。

カナダ旅行で使えるおすすめのクレジットカード5選

カナダ旅行におすすめのクレジットカードは、次の5枚。

カナダ旅行におすすめのクレジットカード

磁気不良などのトラブルに備え、最低でも2枚、できれば3枚はクレジットカードを持っていくと安心です。

各カードの国際ブランド、カナダ旅行で使える特典などを比較し、自分の旅のスタイルで活用しやすいカードをみつけてください。

三井住友カード(NL)│年会費無料で最高2000万円の海外旅行傷害保険

三井住友カード(NL)

カナダ旅行に便利な特典

  • 最高2000万円の海外旅行傷害保険が付帯
  • ナンバーレスでセキュリティ性が高い
  • 国際ブランドはVisa/Mastercardの2種類

三井住友カード(NL)は、年会費が無料でありながら、最高2000万円の海外旅行傷害保険が付帯するクレジットカードです。

カナダ滞在中にはバンクーバー、トロント、バンフの3都市に設置されたVJデスクを利用でき、24時間年中無休でサポートサービスを受けられます。

カード名の「NL」とは「ナンバーレス」のことで、券面にはカード情報(番号、有効期限、セキュリティコード)が印字されません。

つまり、周囲の人にカード情報を盗み見される心配がなく、カナダでの利用でも安心感につながります。

カード番号などの情報は、Vpassアプリから確認できます。アプリから利用通知サービスをオンにしておけば、万が一不正利用に遭っても早期発見しやすいでしょう。

また、三井住友カード(NL)で選択できる国際ブランドは、VisaとMastercardの2種類。いずれもカナダ国内ではシェア率が高く、カナダ旅行用のメインカードとして最適です。

三井住友カード(NL)

アイキャッチ画像:三井住友カード(NL)

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 0.5%
年会費 永年無料
発行スピード 最短10秒/即発24時間 ※1
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 利用付帯
国内旅行保険 なし
家族カード
ETC

※1:即時発行ができない場合があります
※2:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 2024年4月22日からの新規入会キャンペーン

    新規入会&条件達成で

    3000円分

    プレゼント

    ・新規入会&スマホのタッチ決済3回利用で3000円分のVポイントPayギフトをプレゼント(学生は4000円分のVポイントPayギフトをプレゼント)

エポスカード│最高3000万円の海外旅行保険が付帯

エポスカード

カナダ旅行に便利な特典

  • 最高3000万円の海外旅行保険が付帯
  • バンクーバー、トロントの海外サポートデスクを利用できる
  • ショッピング枠を一時的に増額できる

ショッピング施設のOIOIで便利なエポスカードは、最高3000万円と高額な海外旅行保険が付帯するのが特徴です。

一般的に、年会費無料のクレカに付帯する海外旅行保険の補償額は、1000~2000万円程度ですが、エポスカードの補償額(最高3000万円)は年会費無料のカードとしては群を抜いており、カナダ旅行中のトラブルにしっかり備えることができます。

また、いざというときにはバンクーバー、トロントの2都市に設置された海外サポートデスクを利用できます。

パスポートやカードの紛失はもちろん、日本語を話せる医師や医療施設も紹介してもらえるため、英語が苦手な人にとって心強い味方になるでしょう。

なお、エポスカードは事前に申請しておけば、利用枠の一時増額が可能です。増額後の利用枠は以下の少ないほうで、審査には約2~3日かかります。

一時増額後の利用枠

  • 現在の利用可能枠の2倍
  • 現在の利用可能枠+100万円

カナダへの往復航空券やホテルの宿泊費などをカード決済するときは、あらかじめ一時増額しておくと安心でしょう。

エポスカード

アイキャッチ画像:エポスカード

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 0.5%
年会費 無料
発行スピード 最短当日〜約1週間 ※1
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 利用付帯
国内旅行保険 -
家族カード ×
ETC

※1:最短当日は店頭受取の場合
※2:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • WEBからの新規入会で2000円相当プレゼント

JCBカード W│バンクーバーとトロントのJCBプラザが利用できる

JCB カード W

カナダ旅行に便利な特典

  • バンクーバー、トロントのJCBプラザを利用できる
  • 最高2000万円の海外旅行傷害保険が付帯
  • 最高100万円のショッピングガード保険が付帯

JCBカード Wは入会が18~39歳のみと限定されていますが、39歳までに作れば40歳以降も年会費無料で継続して利用できます。

JCBはカナダでの決済には使えないことが多いですが、JCBプラザなどの「特典用」として持っていくと便利です。

特に、バンクーバー、トロントの2都市でJCBプラザを使えるのが特徴。

ほかにも、海外旅行情報サイト「たびらば」を活用すれば、JCB優待を受けられるレストランやマッサージ店などを簡単に検索できます。

なお、JCBカード Wには最高2000万円の海外旅行傷害保険が付帯(利用付帯)しているため、カナダ旅行中のアクシデントにも備えることができます。

さらに、最高100万円のショッピングガード保険が付帯するため、カナダ旅行中に思い切りショッピングを楽しみたいという人にぴったりでしょう。

ショッピングガード保険とは?

JCBカード Wで購入した商品が90日間以内に損害(盗難や破損)を被った場合、購入金額を補償してもらえる制度。

JCBカード Wはポイント還元率通常の2倍(1.0%)と高いのも特徴のひとつです。

もちろん、カナダでの利用分もポイント2倍の対象となるため、JCBを使える店舗をみつけたら積極的に活用するとよいでしょう。

JCB カード W

アイキャッチ画像:JCB カード W

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 1.0%
年会費 無料 ※1
発行スピード 最短5分発行 ※2
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 利用付帯
国内旅行保険 なし
家族カード
ETC

※1:39歳まで申し込み可能
※2:9:00AM~8:00PMで申し込み(受付時間を過ぎた場合は翌日扱い)。顔写真付き本人確認書類による本人確認(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)。モバ即での入会後、カード到着前の利用方法についてはJCBのHPにて確認
※3:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 新規入会キャンペーン(2024年9月30日まで)
    ・MyJCBログイン&Amazon.co.jp利用で最大1万2000円のキャッシュバック(Amazon.co.jpで利用した金額の20%をキャッシュバック)
  • 新規入会キャンペーン(2024年9月30日まで)
    ・MyJCBログイン&Apple Pay/Google Payの利用で最大3000円のキャッシュバック(利用金額の20%をキャッシュバック)
  • 家族カード入会&家族カードでのMyJCBログインで最大4000円のキャッシュバック(家族1名の申し込みにつき2000円のキャッシュバック)(2024年9月30日まで)
  • お友逹紹介キャンペーン!紹介者・被紹介者に1500円キャッシュバック(2024年9月30日まで)
  • (18歳〜24歳限定)新規入会&MyJCBアプリログインでもれなくAmazonギフトカード(Eメールタイプ)1000円分プレゼント(2024年4月30日まで)

学生専用ライフカード│海外利用総額の3.0%をキャッシュバック

学生専用ライフカード

カナダ旅行に便利な特典

  • カナダ決済分の3.0%をキャッシュバック
  • 最高2000万円の海外旅行保険が自動付帯
  • 緊急のお問い合わせ窓口(エマージェンシーライン)を利用できる

学生旅行卒業旅行でカナダへ行くなら、学生専用ライフカードがおすすめです。

学生専用ライフカードは年会費無料で、卒業後も年会費無料のまま継続利用できます。

学生専用ライフカードをカナダで利用すると、利用額の3.0%がキャッシュバックされます。

事前エントリーが必要なものの、最大10万円もキャッシュバックを受けられるため、予算が限られる学生旅行でもしっかりお得を実感できるでしょう。

また、学生専用ライフカードには最高2000万円の海外旅行保険自動付帯します。

クレジットカードを持っているだけで自動適用となるため、出発前に適用条件などを気にする必要はありません。

利用付帯と自動付帯

  • 利用付帯:旅費の一部(航空券、ツアー代など)をカード決済することで適用
  • 自動付帯:クレジットカードを持っているだけで自動適用

いざというときには、緊急のお問い合わせ窓口(エマージェンシーライン)も利用できます。

さらに、国際ブランドはVisa、Mastercard、JCBの3種類から選択できるため、ほかのクレジットカードとも組み合わせやすいでしょう。

学生専用ライフカード

アイキャッチ画像:学生専用ライフカード

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 0.1%
年会費 無料
発行スピード 最短2営業日
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 自動付帯
国内旅行保険 -
家族カード
ETC

※1:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 新規入会プログラム+つかっておトクプログラムの合計で最大1万5000円のキャッシュバック!

    ・アプリログインで2000円キャッシュバック
    ・3万円以上の利用で8000円キャッシュバック
    ・Apple Pay/Google Payの利用で3000円キャッシュバック
    ・一部サブスクの支払いで2000円キャッシュバック

アメックスゴールド・プリファード│プライオリティ・パスが無料付帯

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード

カナダ旅行に便利な特典

  • プライオリティ・パスの年会費が無料
  • カード継続で1万円分のトラベルクレジット
  • 最高1億円の海外旅行保険が付帯

アメックスゴールド・プリファードは、「ラグジュアリーなカナダ旅行を楽しみたい」という人におすすめ。

アメックスゴールド・プリファードがあれば、会員制の空港ラウンジサービス「プライオリティ・パス」を無料で発行でき、年2回までラウンジを無料で利用できます。

アメックスゴールド・プリファードの年会費は3万9600円ですが、これだけでも169米ドル(約2万6000円※)が無料となり、年会費の半分以上は元を取ることができます。

※ 2024年5月時点でのレートに基づく。

プライオリティ・パスの通常料金

  • 年会費:99米ドル、329米ドル、469米ドルのいずれか
  • ラウンジ使用料:1回につき35米ドル

さらに、毎年カードを更新すると、次の2つの特典が手に入ります。

アメックスゴールド・プリファードの継続特典

  • 1万円分のトラベルクレジット
  • 1泊2名分の「フリー・ステイ・ギフト」(年間200万円以上のカード利用)

カードを年間200万円以上利用すれば、国内大手ホテルの無料宿泊券ももらえるため、「旅行でカード決済する→特典で旅行する」という好循環を生み出せます。

なお、アメックスゴールド・プリファードには最高1億円の海外旅行保険自動付帯なのも大きな特徴です。

ほかにも航空便遅延補償キャンセル・プロテクションも付帯し、カナダ旅行のさまざまなトラブルに柔軟に対応できます。

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード

アイキャッチ画像:アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 0.5〜0.8% ※1
年会費 39,600円
発行スピード 1~3週間 ※2
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 利用付帯
国内旅行保険 利用付帯
家族カード
ETC

※1:American Express Safekey利用時で算出
※2:カード到着までの期間
※3:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 入会後のカード利用で

    合計8万ポイント


    ・入会後3ヶ月以内に50万以上円利用で2万ボーナスポイント
    ・入会後6ヶ月以内に150万円以上利用で4万ボーナスポイント
    ・入会後6ヶ月以内にアメリカン・エキスプレス・トラベルオンラインにて5万円以上利用で5000ボーナスポイント
    ・150万円分の通常ポイント1万5000ポイント

カナダ旅行にクレジットカードが必須な理由

カナダへ旅行するなら、最低でも1枚、できれば2~3枚はクレジットカードを持っていきたいところ。

クレジットカードがないと以下のシーンで不便が生じ、行程に大きな影響を与えるリスクもあります。

カナダ旅行にクレジットカードが必須な理由

  • 電子渡航認証(eTA)の申請に必要
  • ホテル宿泊時にデポジットとしてクレカの提示が必要
  • 現金を両替するよりクレカ手数料の方が安い
  • レンタカーの借り出しに必要

電子渡航認証(eTA)の申請に必要

カナダへ渡航するには、事前に電子渡航認証(eTA)を申請する必要があります。

電子渡航認証(eTA)の料金は7カナダドルで、決済方法はクレジットカードのみ。窓口などで現金で支払うことはできません。

電子渡航認証(eTA)は基本的に数分程度で発行され、パスポートに電子的にリンクされます。

場合によっては数日かかるケースもあるため、航空券を購入した時点で早めに申請しておくのがよいでしょう。

eTAの申請にも使えるVisaブランド

三井住友カード(NL)

アイキャッチ画像:三井住友カード(NL)

お得なキャンペーン

  • 2024年4月22日からの新規入会キャンペーン

    新規入会&条件達成で

    3000円分

    プレゼント

    ・新規入会&スマホのタッチ決済3回利用で3000円分のVポイントPayギフトをプレゼント(学生は4000円分のVポイントPayギフトをプレゼント)

ホテル宿泊時にデポジットとしてクレカの提示が必要

カナダのホテルに宿泊するときは、デポジットとしてクレジットカードの提示を求められることがあります。

デポジットとは、破損や盗難などのリスクに備え、ホテル側に一時的に預ける保証金のことです。

クレジットカードの場合、一時的にデポジット額がカードに課金されますが、何も問題なければチェックアウト時にすぐに返金されます。

デポジット額の相場

宿泊費の1~2泊分

たとえば1泊5万円の高級ホテルに泊まる場合、デポジットだけで5~10万円も必要になります。

クレジットカードがあれば、多額の現金を用意する必要がなく、ホテルのチェックインがスムーズになるでしょう。

現金を両替するよりクレカ手数料の方が安い

カナダでのショッピングにクレジットカードを利用すれば、現金を両替するより手数料を節約できます。

クレジットカードの海外事務手数料は、クレジットカードや国際ブランドによって異なるものの、1.60~2.20%が目安になります。

この記事で紹介している三井住友カード(NL)(Visa)なら2.20%、JCBカード W(JCB)なら1.60%です。

一方で、両替にかかる手数料は取引額の2.0~3.0%が目安となり、決済額が大きくなるほど手数料にも大きな差が生まれます。

手数料の比較
3万円 5万円 10万円
クレカ(1.60~2.20%) 480~660円 800~1100円 1600~2200円
両替(2.0~3.0%) 600~900円 1000~1500円 2000~3000円

さらに、空港やホテルなどレートの悪い両替所を利用すると、5.0~10.0%の手数料をとられることもあり得ます。

クレジットカードを利用すれば、両替所のレートをあれこれ比較する必要もなく、いつでも手数料を節約できます。

レンタカーの借り出しに必要

カナダ旅行でレンタカーを利用するときは、借り出しにクレジットカードが必要です。

カナダをはじめ、欧米圏では「クレジットカード=支払い能力の証」という考えが根付いています。

特にレンタカーのような高額品を借りるときには、クレジットカードがないと貸し出しを断られることもあるでしょう。

また、レンタカー会社によってはデポジットとして5~10万円程度が課されることもあります。

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのカナダ情報

ホテルやレンタカーのデポジットでは、そもそも「現金不可」のケースも少なくありません。たとえ現金可でも、大金を用意したり、手元に現金がなくなったりと、とても不便。帰国直前だと、現金が手元にたくさん返ってきて、使いきれずに損してしまうことになりますよ。

カナダ旅行にクレカを持っていくメリット

カナダ旅行にクレジットカードを持っていけば、それだけで次の4つのメリットが手に入ります。

カナダ旅行にクレカを持っていくメリット

  • 海外旅行保険が付帯している
  • クレジットカードに付帯する優待特典が利用できる
  • カナダでは多くの店でクレジットカード払いができる
  • 海外キャッシングが利用できる

クレジットカードの特典を上手に活用すれば、旅費の節約にもつながるでしょう。

海外旅行保険が付帯している

クレジットカードには海外旅行保険が付帯することが多く、カナダ旅行中の思わぬトラブルに備えることができます。

カナダは医療費が高く、現地で手術となれば1000万円を超えてしまうケースも少なくありません。

そのため、海外旅行保険に加入せずにカナダへ渡航するのは、きわめて高リスクといえます。

自分で海外旅行保険に加入する場合、保険料は1週間で約2500~3500円が目安ですが、クレジットカードに無料で付帯する海外旅行保険を活用すれば、その分だけ旅費を節約できます。

クレジットカードに付帯する優待特典が利用できる

カナダ旅行にクレジットカードを持っていけば、現地でさまざまな優待特典を活用できます。

海外旅行で使えるクレカの優待特典の例

  • 現地サポートデスク
  • 旅行先の加盟店での割引・優待
  • 空港ラウンジ
  • 手荷物宅配サービス
  • 空港クローク
  • Wi-Fiや携帯電話の優待サービス など

特に便利なのが、カードの紛失からレストランの予約まで、幅広いニーズに対応している現地サポートデスクです。

日本語で相談できるため、英語が苦手な人や海外旅行がはじめてな人にとって安心感につながるでしょう。

JCBカードを持っていればJCBプラザが無料利用できる

カナダ旅行にJCBカードを持っていけば、バンクーバーとトロントの2都市でJCBプラザを利用できます。

JCBプラザでできること

  • カナダのJCB加盟店情報、観光情報
  • ホテル、レストラン、オプショナルツアー、各種チケットなどの各種予約
  • JCBカードの紛失・盗難時のサポート

JCBプラザはカードの紛失はもちろん、ホテルやレストランの予約にも対応しており、JCB割引を受けられる対象施設を紹介してもらえます。

施設内には無料のWi-Fiもあるため、観光の合間に情報収集の場として活用するのもよいでしょう。

JCBプラザを使いたい人はJCBカード W

JCB カード W

アイキャッチ画像:JCB カード W

お得なキャンペーン

  • 新規入会キャンペーン(2024年9月30日まで)
    ・MyJCBログイン&Amazon.co.jp利用で最大1万2000円のキャッシュバック(Amazon.co.jpで利用した金額の20%をキャッシュバック)
  • 新規入会キャンペーン(2024年9月30日まで)
    ・MyJCBログイン&Apple Pay/Google Payの利用で最大3000円のキャッシュバック(利用金額の20%をキャッシュバック)
  • 家族カード入会&家族カードでのMyJCBログインで最大4000円のキャッシュバック(家族1名の申し込みにつき2000円のキャッシュバック)(2024年9月30日まで)
  • お友逹紹介キャンペーン!紹介者・被紹介者に1500円キャッシュバック(2024年9月30日まで)
  • (18歳〜24歳限定)新規入会&MyJCBアプリログインでもれなくAmazonギフトカード(Eメールタイプ)1000円分プレゼント(2024年4月30日まで)

カナダでは多くの店でクレジットカード払いができる

キャッシュレス化が進んでいるカナダでは、多くのお店でクレジットカード決済を利用できます

カナダでの買い物にクレジットカードを使えば、以下のようにさまざまなメリットが手に入ります。

カナダでクレジットカードを使うメリット

  • 両替より手数料が安い
  • 不慣れなカナダドル紙幣を使わなくてよい
  • タッチひとつで会計がスムーズ(タッチ決済の場合)
  • クレジットカードのポイントが貯まる

ホテルやレストランだけでなく、交通機関でもクレジットカード払いができるため、カナダでは少額でもクレジットカード払いが主流です。

海外キャッシングが利用できる

カナダ旅行にクレジットカードを持っていけば、海外キャッシングにより現地ATMからカナダドルを引き出せます。

海外キャッシングは両替に比べて手数料が安いうえ、こまめに引き出せば大金を持ち歩く必要がありません。

つまり、カナダ旅行中の防犯対策にもなり、お得と安全の両方を手に入れることができます。

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのカナダ情報

海外キャッシングでは、ATMによって手数料が変わることはほぼありません。両替所をいくつも巡って手数料を比較するといった手間がなく、カナダ滞在中の時短にもつながります。

カナダでも使いやすいVisaでさらに海外旅行保険も充実

エポスカード

アイキャッチ画像:エポスカード

お得なキャンペーン

  • WEBからの新規入会で2000円相当プレゼント

カナダでクレジットカードが使える場所・使えない場所

カナダでクレジットカードが使える場所、使えない場所をまとめると、以下の通りです。

クレカが使える場所と使えない場所
使える場所 使えない場所
  • ホテル
  • レストラン
  • 交通機関
  • タクシー
  • スーパー
  • 一部の飲食店

カナダでは2~3ドル程度の少額決済でもクレジットカードを使うのが一般的で、一部の飲食店を除きカードが使えないことはほとんどありません。

とはいえ、現金をまったく持たないのも、何かと不安になりますよね。

カード不可のお店やチップの支払いなどに備え、数十ドル程度の現金は常に持ち歩いておくと安心です。

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのカナダ情報

海外キャッシングを利用すると、50ドルや100ドルなどの高額紙幣が出てくるケースがほとんど。しかし、高額紙幣は偽札などのリスクがあり、個人店では嫌がられます。高額紙幣はコンビニやチェーン店などで細かくしておくと、個人店での支払いに便利ですよ。

カナダはチップ文化!現金も用意しておく

カナダはチップ文化が根付いており、レストランやタクシーなどさまざまなシーンでチップが必要になります。

カナダのチップの相場

チップの相場は15.0〜20.0%

  • サービスがとてもよい:約18.0~20.0%
  • サービスがよい:約15.0%
  • サービスが悪い:約10.0%

たとえば、レストランやカフェで快いサービスを受けたときは、税抜金額の15.0~20.0%を上乗せするのがマナーです。

チップの支払い方法には、おもに次の3パターンがあります。

チップを支払う方法

  • 現金をテーブルに置いておく
  • 伝票のチップ欄に希望額を記入する(料金と併せてカード決済可)
  • カードの決済端末でパーセントを選ぶ(料金と併せてカード決済可)

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのカナダ情報

マクドナルドのようなチェーン店ではチップを支払う必要はありません。タクシーでは運賃の10.0~20.0%、ホテルのハウスキーピングやポーターには1~2ドルが目安となります。

カナダの交通機関はクレカのタッチ決済も可能

キャッシュレス化が進んでいるカナダでは、交通機関でもクレジットカード決済が可能です。

カナダの交通機関

  • トロントやバンクーバーの交通機関ではクレカのタッチ決済OK
  • 交通系ICカードはクレジットカードで購入&チャージ可能

タッチひとつで改札を通過できるため、切符を購入したり列に並んだりする手間がかからず、スムーズな移動が可能となります。

トロントやバンクーバーの交通機関ではクレカのタッチ決済OK

トロントやバンクーバーなどの大都市では、クレジットカードのタッチ決済改札を通過できます。

たとえば、トロントのTTC(Toronto Transit Commission)では、電車、バス、路面電車にタッチ決済で乗車できます。

料金は一律3.3カナダドルで、TTC範囲内ならどれだけ乗り換えしても料金は変わりません(2時間以内)。

タッチ決済に対応している国際ブランドは、以下の3つです。

トロントの公共交通機関でタッチ決済できる国際ブランド

  • Visa
  • Mastercard
  • American Express

日本発祥の国際ブランドであるJCBは、対応していません。また、Google PayApple Payを活用すれば、スマホでのタッチ決済も可能です。

交通系ICカードはクレジットカードで購入&チャージ可能

カナダ滞在中に何度も交通機関を利用するなら、交通系ICカードを発行するのも選択肢の一つ。

次の2つは日本のSuicaやPASMOのような交通系ICカードで、タッチにより改札をスムーズに通過できます。

カナダのICカード

  • トロントなら⇒PRESTO CARD(プレストカード)
  • バンクーバーなら⇒Compass Card(コンパスカード)

たとえば、トロントのPRESTO CARDの場合、次の2つの発行方法を選べます。

チャージはもちろん、プラスチックカードの発行費用(4カナダドル)もクレジットカード決済が可能です。Google Walletなら導入コストもかかりません。

PRESTO CARDの発行方法

  • プラスチックカードを発行:1枚につき4カナダドル
  • Google Wallet:無料

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのカナダ情報

カナダはタクシーでもカード決済が可能で、交通費のために現金を用意する必要はありません。シェアサイクルアプリのPBSCや、配車アプリのUberなどを活用すると、移動の選択肢もさらに増えますよ。

現金が必要になったら海外キャッシングがお得

日本よりはるかにカード社会が定着しているカナダですが、いざというときに備えて最低限の現金も持っておきたいところ。

カナダ到着後にカナダドルを引き出すなら、クレジットカードを使った海外キャッシングがお得です。

海外キャッシングのメリット

  • キャッシングは両替よりもレートがよい
  • 大金を持ち歩く必要がない

キャッシングは両替よりもレートが良い

カナダドルを海外キャッシングで引き出せば、日本円を両替するより手数料が安くなります。

一般的に、両替にかかる手数料取引額の2.0~3.0%ですが、レートが悪い両替所だと約5.0~10.0%かかることも少なくありません。

一方、海外キャッシングで必要な手数料は、利息とATM手数料の2種類です。

たとえば、10万円分のカナダドルを引き出したときの手数料は約1700円で、取引額の1.7%となります。

10万円分のカナダドルを30日間借りたときの利息

  • 利息:約1480円(10万円×年率18.0%÷365日×30日)
  • ATM手数料:220円

さらに、「繰り上げ返済」を利用すれば借入期間が短くなり、利息はさらに安くなります。

たとえば、10日に返済した場合の利息は493円で、ATM手数料を加味しても両替の3分の1以下に抑えることも可能です。

繰り上げ返済をした場合の比較

大金を持ち歩く必要がない

海外キャッシングはATMさえあれば、24時間いつでも利用できます。

つまり、必要なときに必要な分だけカナダドルを引き出せるため、大金を持ち歩く必要がありません。

比較的治安がよいとされるカナダですが、公共交通機関などでスリ被害があるのも事実です。

大金を持ち歩く必要がなければ、それだけでもカナダ滞在中の防犯対策に役立ちます。

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのカナダ情報

クレジットカードなら、たとえ盗まれても、すぐに利用停止手続きをとれたり、クレジットカード会社から不正利用の補償を受けることができます。しかし、現金を盗まれてしまうと何も補償は受けられず、泣き寝入りするしかありません。海外では大金を持たないことが最大の防犯対策になるということを覚えておきましょう。

カナダのATMの使い方と注意点

海外旅行に慣れていないと、「外国のATMなんて使えない」と思うかもしれません。

しかし、基本的な流れさえ覚えておけば、ATMの操作は簡単です。

カナダ渡航前に、基本的な使い方や注意点を押さえておきましょう。

カナダのATMの使い方と注意点

  • ATMでの引き出し方
  • 銀行内のATMが安全
  • ATMを使うときに注意すること

ATMでの引き出し方

ATMからカナダドルを引き出す方法は、おもに次の5ステップと簡単です。

ATMの使い方

  1. ATMにクレジットカードを入れる
  2. クレジットカードの暗証番号を入力する
  3. Withdraw(引き出しの場合)を選択。Credit Card(クレジットカード)を選択する
  4. 引き出す金額を入力する
  5. 現金とクレジットカードを取る

カナダ旅行の前に必ず確認しておきたいのが、4桁の暗証番号です。

うっかり暗証番号を忘れてしまうと、海外キャッシングはもちろん、買い物でのカード決済もできません。

暗証番号の確認には1週間程度かかることもあるため、不明な人は余裕をもってカード会社に連絡しておきましょう。

銀行内のATMが安全

カナダの街中を歩くと、駅構内やショッピングモールなど、さまざまな場所でATMをみつけることができます。

しかし、安全性を最大限確保するなら銀行内のATMを利用するのがおすすめです。

銀行なら警備員が常駐していることから、スキミングなどの犯罪に巻き込まれるリスクが低いといえます。

また、海外のATMではクレジットカードを吸い込まれてしまうことも少なくありません。

予期せぬトラブルが起きたときでも、銀行ならすぐにスタッフを呼び出すことができます。

ATMを使うときに注意すること

ATMを利用した直後は、どうしてもスリのターゲットになるリスクが高くなってしまいます。

「大金を盗られてカナダ旅行が台無し!」とならないためにも、次の3点には注意しましょう。

ATMを使うときの注意点

周囲にあやしい人間がいないか注意する
ATMを操作するときは、必ず周囲にあやしい人がいないか確認しましょう。利用客を見回している人や銀行前で待ち伏せしているような人は、ATM利用客を狙ったスリかもしれません。
後ろや横に人がいないか気をつける
ATM利用中は、背後や横に人がいないか確認しましょう。たとえば、すぐ横でATMを操作している人が、自分の操作画面を盗み見しているかもしれません。また、4桁の暗証番号を入力するときは、手元を隠すのが鉄則です。
暗くなってからの使用は控える
カナダの銀行は18〜20時までやっていることが多く、ほかの国の銀行に比べて営業時間が長いのが特徴です。とはいえ、安全面でのリスクを考えると暗くなってからの利用は避けたほうがよいでしょう。銀行からあとをつけられ、人通りが少ない通りで強盗に遭う可能性も考えられます。

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのスペイン情報

ATM利用後に犯罪に遭わないためには、現金をすぐにお腹のポケットなどにしまうのが鉄則です。万が一、不審者がついてきていると感じたときは、すぐに近くのお店に入って様子をみるか、タクシーで移動しましょう。

クレジットカードを使うときの注意点

カナダ旅行に欠かせないクレジットカードですが、使い方を間違えるとデメリットになることもあります。

帰国後にトラブルが発覚しても対応は難しいため、カナダでクレジットカードを使うときは次の4点に注意しましょう。

カナダ旅行でクレジットカードを使うときの注意点

  • スキミングに注意する
  • 現地通貨建てで支払う
  • レシートの請求額を確認する
  • 支払い回数は選べない

スキミングに注意する

カナダだけでなく、海外でATMを利用するときにはスキミングに注意しなければなりません。

スキミングとは、スキマーと呼ばれる専用の機械でカード情報を盗み取ること。クローンカードを作られてしまうと、自分の知らないところでカードを不正利用されてしまいます。

スキマーはATMのカード挿入口につけられていることが多く、外国人観光客でも被害に遭いやすい犯罪です。

銀行内のATMならセキュリティガードが24時間常駐しているため、スキミング被害に遭う可能性を下げられるでしょう。

現地通貨建てで支払う

カナダでの買い物でクレジットカードを使うときは、「現地通貨建て」を選択しましょう。

店舗によっては「円建て」も可能ですが、現地通貨建てに比べて手数料は高くなります。

現地通貨建てと円建て
現地通貨建て 円建て
レートの決定者 国際ブランド 店舗
メリット 手数料が安い(約1.6~2.2%) その場で日本円での請求額がわかる
デメリット 日本円での請求額が確定するまで時間がかかる 手数料が高い(約2.0~10.0%)

たとえば1万円分の買い物をした場合、円建てだと最大1000円も手数料を取られるかもしれません。

手数料を抑えたいなら、迷わず「現地通貨建て」を選びましょう。

レシートの請求額を確認する

カナダでの買い物にクレジットカードを使ったら、その場で請求額を確認する癖をつけましょう。

特に多いのは、請求額の桁が間違っているケース。決済端末の操作に慣れていない店員だと、たとえ悪意がなくても高額請求に遭う可能性があります。

日本に帰国してから気付いても、お店に連絡を取らなければいけないうえ、必ずしもお金が返ってくるとは限りません。

レシートはもちろん、クレジットカードのアプリを併用すると、こうした不正請求を防ぎやすくなります。

支払い回数は選べない

海外でクレジットカードを利用するときは、支払い回数は選べません。

基本的に一括払いのみとなります。

ただし、例外としてリボ払い専用のクレジットカードでは、海外利用分もリボ払いとして請求されます。

また、どうしても一括での返済が難しいときは、日本に帰国してから分割払いなどに変更できるケースもあります。

さいごに...

この記事のまとめ

カナダは世界的にもキャッシュレス化が進んでおり、キャッシュレス普及率は日本の約2倍。

少額決済はもちろん、交通機関ではタッチ決済も利用できるため、日本人観光客としてもクレジットカードは必須アイテムです。

また、クレジットカードがあれば以下のようなメリットを活用でき、カナダ旅行にかかる費用を節約できます。

クレジットカードのお得なメリット

  • 海外旅行保険が無料で付帯
  • 海外キャッシングは両替より手数料が安い
  • カード会員限定の優待特典を利用できる

カナダ旅行向けにクレジットカードを発行するなら、国際ブランドがポイント。

異なる国際ブランドのクレジットカードを複数枚組み合わせれば、利用シーンに応じてお得なカードを使い分けることができます。

国際ブランドの比較表
決済用におすすめ 特典用におすすめ
Visa Mastercard JCB アメックス
特徴 カナダでシェアNo.1 カナダでシェアNo.2 JCBプラザを利用できる 他国に比べると使いやすい
三井住友カード(NL) - -
エポスカード - - -
JCBカード W - - -
学生専用ライフカード -
アメックスゴールド・プリファード - - -

キャッシュレス化が進んだカナダに行くなら、磁気不良や盗難などのトラブルに備え、最低でも2枚、できれば3枚はクレジットカードを持っていくことをおすすめします。

また、新規入会キャンペーンを活用すれば、クレジットカードを発行するだけでさまざまなキャッシュバックを受けられます。

自分の旅のスタイルで活用しやすいクレジットカードを手に入れ、お得&スマートにカナダ旅行を楽しみましょう。

「カナダ旅行におすすめのクレジットカード5選」をもう一度見る

監修者

監修者紹介:飯田道子

ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)

飯田道子

いいだみちこ

金融機関勤務を経て1996年にFP資格を取得。各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなっている。どの金融機関にも属さない独立系FP。ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。クレジットカード専門サイトで数多く記事監修を担当

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