
ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)
飯田道子監修
家族旅行から女子旅まで、海外旅行の行き先として常に上位にランクインするハワイ。
そんなハワイはキャッシュレス化が進んでおり、日本人観光客としてもクレジットカードが欠かせません。
クレジットカードは、支払いの選択肢が増えるのはもちろん、お得な優待割引やキャッシュバックを受けられるのがメリットです。
こうした優待特典を活用すれば、年会費などのコストを一切かけずに、ハワイ旅行中のお得&快適を手に入れることができます。
クレジットカードでハワイ旅行がお得に?
- ワイキキトロリー ピンクラインの乗車料金が無料:JCBカード
- VJデスク・ホノルルラウンジに立ち寄れる:三井住友カード(NL)
- 高額補償(最高3000万円)の海外旅行傷害保険が付帯:エポスカード
- ハワイでの利用額の4.0%をキャッシュバック:学生専用ライフカード
- 楽天カード ハワイラウンジを利用できる:楽天プレミアムカード
ハワイは、アメリカ本土と同じようにクレジットカード決済が主流であり、レンタサイクルやコーヒー1杯の支払いでもクレジットカードが使えます。
また、ホテルでのチェックインやレンタカー貸出時には、そもそもクレジットカードがないと利用を断られる可能性があります。
ハワイの決済事情は?
- ハワイではコーヒー1杯でもキャッシュレス決済
- ハワイではJCBカードでお得な特典が多い
- ハワイの交通機関ではクレカのタッチ決済はできない
- ホテルやレンタカーのデポジットとしてクレカが必須
ハワイ旅行用にクレジットカードを作るなら、注意しなければならないのが国際ブランドです。
決済の利便性ならVisaかMastercard、会員特典ならJCBが優れています。
当記事で紹介するクレジットカードをカテゴリーで分けると、次のとおり分類できます。
クレジットカードを2枚以上組み合わせれば、シーンごとに最適な一枚を使い分けることができ、ハワイ旅行が最大限お得になります。
実際のハワイ旅行中のプランややりたいことなどをイメージしながら、ご自身に最適な組み合わせをみつけてください。
JCBプラザ ラウンジ・ホノルルが無料で使える |
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普及率が高いVisa&完全ナンバーレスで安全! |
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年会費無料なのに海外旅行保険が高額保証で安心 |
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※1 三井住友カードの通常ポイント分、V トリップの利用特典分ならびにCCCMKホールディングスから付与されるVポイント提携先として貯まるポイント(0.5%)を含んだ還元率です。V トリップサイト上でVpassID、及びV会員番号の設定が必要です。詳細はV トリップサイトをご確認ください。決済に利用されたVポイントが貯まるカードの種類と予約された旅行サービスによって還元率は異なります。ポイント還元の詳細については本ページの注意事項を必ずご確認下さい。
この記事はこんな内容です
ハワイ旅行前に知っておきたいクレジットカード情報
- ハワイではほとんどの場所でクレジットカードが使える
- ハワイでは現金払いよりクレジット払いがお得
- ハワイで便利に使えるのはJCBカード
- クレジットカードは国際ブランド2枚持ちがおすすめ
- 現金が必要な場合も海外キャッシングの方が手数料は安い
目次
ハワイはキャッシュレスが当たり前!コーヒー1杯でもクレカ払いOK
ハワイのクレジットカード事情
- Visa・Mastercardが幅広く普及
- JCBはハワイ限定特典が豊富!ワイキキトロリーの無料乗車ができる
- 異なる国際ブランドの2枚持ちがおすすめ
ハワイでは、コーヒー1杯の支払いもクレジットカードでOK。
路上のパーキングメーターやホテルのコインランドリーにもクレジット決済機能がついているほど、ほとんどの場所でクレジットカードが使用できます。
さらに国際ブランドのVisa、Mastercard、JCB、American Express、ダイナースなどであれば、ハワイでも問題なく使うことができます。
支払いの効率化はもちろん、防犯対策のためにも、多額の現金を持ち歩くことは敬遠されています。
ただし、小さな店で決済する場合は注意が必要です。
なかにはJCBしか利用できないところや、Visa、Mastercardのみ対応している店もあります。
支払い時に慌てないよう、最低限の現金を持ち歩き、ブランドの異なるクレジットカードを2枚持って行くのがおすすめです。

ハワイガイドブック編集歴15年!
編集Mのハワイ情報
ハワイではほとんどの場所でクレジットカード決済ができますが、郊外の店や小さなショップでは現金払いのみだったり、クレジットカードで支払える最低金額が決まっている場合もあるので、注意が必要です。
ハワイではVisa・Mastercardが幅広く普及
ハワイでのショッピングにクレジットカードを使うなら、国際ブランドはVisaかMastercardが便利です。
統計会社のstatistaが行った調査によると、ハワイを含むアメリカ国内の国際ブランドシェア率は以下のとおり。VisaとMastercardだけで全体の85%以上を占めることがわかります。
特にVisaのクレジットカードを持っていれば、クレジットカード加盟店で使えないことはほぼありません。
アメリカ国内の国際ブランドシェア率
- Visa:61.0%
- Mastercard:25.5%
- American Express:11.3%
- Discover:2.2%
JCBはハワイ限定特典が豊富!ワイキキトロリーの無料乗車ができる
ハワイへ旅行するなら、特典用としてJCBカードを持っていくことをおすすめします。
JCBは日本発祥の国際ブランドで、VisaやMastercardに比べると決済できるお店は多くありません。
しかし、日本人観光客を対象としたお得な特典が多く、使い方次第では旅費の大幅節約につながります。
JCBならではの特典
- ワイキキトロリーの運賃が無料(乗り放題)
- 「JCBプラザ ラウンジ・ホノルル」を利用できる
運賃が無料になるのは、観光客にも人気のピンクライン。カード会員はもちろん、同乗の家族(大人1名、11才以下の子ども2名)までが対象です。
通常ならワイキキトロリーの運賃は1人6米ドル(1日券)のため、4人家族ならそれだけで1日24米ドル、5日で120米ドルも節約できることになります。
異なる国際ブランドの2枚持ちがおすすめ
ハワイ旅行中にクレジットカードを使いこなすなら、異なる国際ブランドのクレジットカードを2枚以上持つのがおすすめです。
クレジットカードが複数枚あれば、支払いの選択肢が増えるだけでなく、次のようにさまざまなメリットが手に入ります。
クレジットカード2枚持ちのメリット
- 盗難・紛失時の予備になる
- 幅広い店舗の支払いに対応できる
- クレジットカード付帯の海外保険が合算できる
- クレジットカード2枚分の特典を受けることができる
クレジットカードを2枚持つ場合、「決済用」、「特典用」と役割を明確にすることで、最適なクレジットカードを見つけやすくなります。
国際ブランドのシェア率や優待特典を比較すると、ハワイ旅行には「Visa(決済用)×JCB(特典用)」の組み合わせがもっともおすすめです。
ハワイ旅行でクレジットカードがマストなシーン
キャッシュレス化が進んでいるハワイでは、クレジットカードを持っていないと支障がでることもあります。
特に、次の2つではクレジットカードがないと利用を拒否される可能性が高く、旅程にも大きな影響を与えてしまいます。
ハワイでクレカが必須な場面
- ホテルに宿泊する際、レンタカーを借りるときのデポジットで必要
- 渡航前のESTA申請での支払いでクレカを使う
ホテルに宿泊する際、レンタカーを借りるときのデポジットで必要
アメリカでは、クレジットカードは支払い能力を証明する身分証でもあります。
ホテルチェックイン時にクレジットカードの提示を求められますが、これはデポジット(保証金)といって支払いを保証するもの。
クレジットカードがなければ、一定額の預り金を請求されることになります。
レンタカー会社ではさらに厳しく、日本で支払いを済ませてあっても、営業所で手続きする際にクレジットカードの提示がなければレンタルできない会社がほとんどです。
上記のようなことからも、ハワイへ旅行に行く際はクレジットカードは欠かせないアイテムでしょう。
渡航前のESTA申請での支払いでクレカを使う

ハワイやグアム、アメリカ本土へ旅行するときは、事前にESTA(電子渡航認証システム)の申請が必要です。
ESTA(電子渡航認証システム)の申請は2009年から旅行者に対して義務付けられているもので、遅くても渡米日の72時間以上前(3日前)までに申請しなければなりません。
申請には1人あたり21米ドル必要で、支払いはクレジットカードかPayPalのみになります。
ESTA申請で使えるクレジットカード
- Visa
- Mastercard
- American Express
- Discover(JCBまたはダイナース)
ESTAは一度認証を受けると2年間有効ですが、2年以内にパスポートの期限が切れる場合は、パスポートの有効期限日をもって無効になります。

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ESTAの取得は忘れがちです。ただ、コロナ以降厳しくなったため、ESTAの申請を忘れる、もしくは有効期限切れになっていると、本当に飛行機に乗れないこともあるので気をつけましょう!
ハワイにおすすめのクレジットカード5選
ハワイ旅行におすすめのクレジットカードは、次の5枚です。
楽天プレミアムカード以外は年会費も無料のため、コストを一切かけずにクレジットカードのメリットを享受できます。
国際ブランドにも注目しながら、ご自身の旅のスタイルにあった組み合わせをみつけてください。
ハワイ旅行におすすめのクレカ5選
JCB カード W│JCBラウンジ プラザ・ホノルルを無料で利用できる
ハワイ旅行に便利な特典
- JCBラウンジ プラザ・ホノルルが利用できる
- ワイキキトロリー ピンクラインが乗車無料
- 加盟店(ホテル、ツアー会社、レストラン、ショップなど)で優待特典
旅のサポートから優待特典まで、ハワイ旅でとにかく活躍するのがJCBカード Wです。
JCBカード Wは18歳以上(高校生を除く)39歳以下のみが入会できるJCBのプロパーカードで、年会費無料かつ、ポイント還元率が1.0%と高いのが特徴です。
日本語対応スタッフが常駐するJCBラウンジ プラザ・ワイキキが無料で利用でき、観光情報や予約代行、荷物の預かりなどさまざまなサービスを受けられます。
また、買い物に便利なワイキキトロリー ピンクラインの乗車料金が無料なのもうれしいポイント。
また、利用付帯の海外旅行保険の内容も充実しています。
ショッピングカード保険は最高100万円、国内・海外航空機の遅延保険が付いており、ハワイをはじめ海外旅行にぴったりの一枚です。
JCB カード W

基本スペック
ポイント還元率(通常時) | 1.0% |
---|---|
年会費 | 無料 ※1 |
発行スピード | 最短5分発行 ※2 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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海外旅行保険 | 利用付帯 |
国内旅行保険 | なし |
家族カード | ○ |
ETC | ○ |
※1:18歳以上(高校生を除く)39歳以下の申し込み可能
※2:9:00AM~8:00PMで申し込み(受付時間を過ぎた場合は翌日扱い)。顔写真付き本人確認書類による本人確認(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)。モバ即での入会後、カード到着前の利用方法についてはJCBのHPにて確認
※3:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります
お得なキャンペーン
- 新規入会キャンペーン(2025年6月30日まで)
・MyJCBログイン&対象の利用先でのカード利用で最大1万5000円のキャッシュバック
※合計1万円以上の利用が対象
※対象利用先は「Amazon.co.jp」「Apple Pay/Google Pay/MyJCB Pay(対面決済のみ)」「Appleストア/Googleストア」
※電子マネーチャージやギフトカード購入費用などは集計対象外 - 家族カード入会&利用で最大4000円のキャッシュバック(家族1名の申し込みにつき2000円のキャッシュバック)(2025年6月30日まで)
- お友逹紹介キャンペーン!紹介者に1000円、被紹介者に最大5000円のキャッシュバック(2025年6月30日まで)
※被紹介者はJCBプラチナの申し込みで5000円、JCBゴールドの申し込みで3000円、JCBカード W(JCB カード W plus L含む)の申し込みで1000円 - (JCBカード W限定)年間の利用額に応じて最大5000円のキャッシュバック(2025年6月30日まで)
※70万円以上の利用で2000円、100万円以上の利用で5000円のキャッシュバック - クレカ積立リリース記念キャンペーン(2025年9月30日まで)
対象カードに新規入会&積立に対象券種を設定し、集計期間内に15万円以上ショッピング利用で、積立金額に対して0.5%(最大1000円)のキャッシュバック
エポスカード│海外旅行保険が高額補償なのに年会費無料!
ハワイ旅行に便利な特典
- 最高3000万円の海外旅行保険が付帯
- 旅行予約サイトで各種割引を受けられる
- OIOIの店舗で最短即日発行
ファッションビル「OIOI」で知られる丸井グループが発行するエポスカードは海外旅行にはぜひ持っておきたい1枚です。
エポスカードは、年会費が無料ながら、海外旅行傷害保険が高額補償なのが魅力のひとつ。
最高270万円の疾病治療が受けられるほか、携行品損害なども補償します。
保険は事前に旅行代金をエポスカードで支払うことで適用される利用付帯ですが、出国前のバスや電車、タクシーなどの公共交通機関の交通費を支払えば補償の対象になるので、適用条件は簡単に満たすことができます。
また、エポスカードを持っていれば、旅行予約サイトなどでさまざまな優待割引を受けられます。
旅行関連サイトでの優待サービス(一例)
- エアトリ(海外旅行の航空券やホテルの予約):最大3万円OFF
- ベルトラ(ハワイの現地ツアー・アクティビティ予約):最大8%OFF
- エクスペディア(海外ホテル予約):8%OFF
カードの入会申し込みをして、即日発行できるのも特徴のひとつ。
WEBで申し込み「店頭受取」を選択するか、マルイ各店などのカードセンターで申し込めば、当日中にカードが受け取れます。
ハワイのレストランやショップ、サロンで優待特典を受けられるのもうれしいポイントです。サポートデスクに電話をすれば予約代行も依頼できます。
エポスカード

基本スペック
ポイント還元率(通常時) | 0.5% |
---|---|
年会費 | 無料 |
発行スピード | 最短当日〜約1週間 ※1 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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海外旅行保険 | 利用付帯 |
国内旅行保険 | - |
家族カード | × |
ETC | ○ |
※1:最短当日は店頭受取の場合
※2:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります
お得なキャンペーン
- WEBからの新規入会で2000円相当プレゼント
三井住友カード(NL)│完全ナンバーレスでセキュリティ性が高い!
ハワイ旅行に便利な特典
- ホノルルの「VJデスク」を利用できる
- 最高2000万円の海外旅行傷害保険(利用付帯)
- セキュリティ性が高い完全ナンバーレス
三井住友カード(NL)は券面にカード番号やセキュリティコードが印字されていない完全ナンバーレスのカードです。
海外旅行傷害保険が傷害死亡・後遺障害で最大2000万円の補償(利用付帯)と充実していながら、年会費は永年無料とお得です。
さらにハワイではホノルルにある現地デスク「VJデスク」を利用することができます。
VJデスクでは手荷物の一時預かりやベビーバギーのレンタル、ドリンクサービスなど、さまざまなサービスを受けられます。
また国際ブランドがシェア率No.1のVisaかMastercardを選べるため、ハワイでの決済用としても使い勝手は抜群です。
三井住友カード(NL)

基本スペック
ポイント還元率(通常時) | 0.5% |
---|---|
年会費 | 永年無料 |
発行スピード | 最短10秒/即発24時間 ※1 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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海外旅行保険 | 利用付帯 |
国内旅行保険 | なし |
家族カード | ○ |
ETC | ○ |
※1:即時発行ができない場合があります
※2:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります
お得なキャンペーン
- 新規入会キャンペーン(2025年5月1日〜2025年6月30日)新規入会&条件達成で
最大5000円相当
プレゼント・新規入会&スマホのタッチ決済1回で3000円分のVポイントPayギフトをプレゼント
・新規入会&ID連携&カード利用で2000円相当のVポイントをプレゼント - (学生限定)新規入会キャンペーン(2025年5月1日〜2025年6月30日)新規入会&条件達成で
最大6000円相当
プレゼント・新規入会&条件達成で5000円相当のVポイントPayギフトをプレゼント
・学生限定 新規入会で1000円分のVポイントPayギフトをプレゼント
学生専用ライフカード│海外利用分が4.0%キャッシュバック!
ハワイ旅行に便利な特典
- 最高2000万円の海外旅行傷害保険が自動付帯!
- 海外アシスタントデスク「LIFE DESK」
- 海外ショッピング利用4.0%キャッシュバック
学生のハワイ旅行におすすめしたいのが学生専用ライフカードです。
学生専用ライフカードは海外での利用総額の4.0%がキャッシュバックされるので、少しでもお得に旅行を楽しみたいという人におすすめの1枚。
4.0%のキャッシュバックは事前エントリーが必要ですが、年間最大10万円まで戻ってくるのはかなりお得感があります。
ハワイ滞在中のホテル代や食事代などをまとめれば、それだけでかなりのキャッシュバックを受けられるでしょう。
年会費無料で、海外旅行傷害保険が持っているだけで適用される自動付帯なのもうれしいポイントでしょう。
最高2000万円まで補償してくれるので万が一のときにも安心です。
学生専用ライフカード

基本スペック
ポイント還元率(通常時) | 0.5% |
---|---|
年会費 | 無料 |
発行スピード | 最短2営業日 |
国際ブランド |
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電子マネー |
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海外旅行保険 | 自動付帯 |
国内旅行保険 | - |
家族カード | ○ |
ETC | ○ |
※1:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります
お得なキャンペーン
- 新規入会プログラム+使うとおトクプログラムの合計で最大1万5000円のキャッシュバック!
・アプリログインで2000円キャッシュバック
・3万円以上の利用で8000円キャッシュバック
・Apple Pay/Google Payの利用で3000円キャッシュバック
・一部サブスクの支払いで2000円キャッシュバック
楽天プレミアムカード│楽天カード ハワイラウンジが利用できる
ハワイ旅行に便利な特典
- ワイキキとアラモアナセンター内にある楽天カードラウンジの利用可
- プライオリティ・パスを無料で発行できる
- 最高5000万円の海外旅行傷害保険が付帯
楽天プレミアムカードは、非常にコストパフォーマンスの高いハイステータスカードです。
楽天カードを持っていれば、アラモアナとワイキキにある「楽天カード ハワイラウンジ」が利用できます。
人気のショップやレストランでも優待特典が受けられるほか、国際ブランドでハワイに強いJCBを選べば、JCBの特典も利用できるのでさらにお得になります。
特に注目すべきメリットは、世界中の空港ラウンジが利用できる「プライオリティ・パス」を無料で発行できるほか、年5回まで利用が無料になることです。
楽天プレミアムカード本体の年会費は1万1000円ですが、プライオリティ・パスの年5回の利用料だけでもカード年会費の元を十分にとれます。
プライオリティ・パスの自己加入時の費用
- 年会費:最低99米ドル
- 利用料:1回につき35米ドル(5回で175米ドル)
また、楽天プレミアムカードには最大5000万円の海外旅行傷害保険が付帯します。
最大4000万円は自動付帯、1000万円は旅費の一部をカード決済することで適用される利用付帯となり、ハワイ旅行中のアクシデントにしっかり備えられます。
楽天プレミアムカード

基本スペック
ポイント還元率(通常時) | 1% |
---|---|
年会費 | 11,000円 |
発行スピード | 1週間〜10日 |
国際ブランド |
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電子マネー |
![]() |
海外旅行保険 | 自動付帯 |
国内旅行保険 | 自動付帯 |
家族カード | ○ |
ETC | ○ |
※1:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります
お得なキャンペーン
- 新規入会&利用で5000ポイント進呈(期間限定ポイント含む。特典進呈条件あり)
ハワイ旅行におすすめのクレカ5選のスペック比較
ここまで紹介したおすすめクレジットカード5選の特徴をまとめると、以下のとおりです。
海外旅行では異なる国際ブランドのクレジットカードを複数枚所有するのが良いと言われています。
アメリカで普及しているVisaとMastercardは、ホノルル郊外やネイバーアイランドでも間違いなく使える国際ブランドです。
ハワイでは、JCBカードと、VisaもしくはMastercardを追加した2枚持ちがおすすめです。
カード名 | JCBカード W![]() |
三井住友カード(NL)![]() |
エポスカード![]() |
学生専用ライフカード![]() |
楽天プレミアムカード![]() |
---|---|---|---|---|---|
年会費 | 無料 | 永年無料 | 無料 | 無料 | 1万1000円 |
ポイント還元率 | 1.0% | 0.5% | 0.5% | 0.5% | 1.0% |
海外旅行保険 | 利用付帯 | 利用付帯 | 利用付帯 | 自動付帯 | 自動付帯(一部利用付帯) |
発行スピード | 最短5分発行(※1) | 最短10秒/即発24時間(※2) | 最短当日〜約1週間(※3) | 最短2営業日 | 1週間〜10日 |
特徴 | JCBプラザ ラウンジ・ホノルルを利用できる | 海外旅行傷害保険が最大2000万円 | 疫病治療補償が270万円と高額 | ハワイでの利用額の4.0%をキャッシュバック | プライオリティ・パスが年間5回まで無料 |
公式サイト | 公式サイト▶ | 公式サイト▶ | 公式サイト▶ | 公式サイト▶ | 公式サイト▶ |
※1 9~20時で申し込み(受付時間を過ぎた場合は翌日扱い)。顔写真付き本人確認書類による本人確認(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)。モバ即での入会後、カード到着前の利用方法についてはJCBのHPにて確認。
※2 即時発行ができない場合があります。
※3 最短当日は店頭受取の場合。
ハワイ旅行にクレジットカードを持っていくメリット
ハワイ旅行にクレジットカードを持っていけば、支払いの選択肢が広がるだけでなく、下記のようにさまざまなメリットが手に入ります。
ハワイ旅行にクレジットカードを持っていくメリット
- JCBカードを持っていればJCBプラザ ラウンジ・ホノルルが利用できる
- 付帯する海外旅行保険で万が一の時にも安心
- クレカ付帯の特典が利用できる
- 両替よりもレートがいい海外キャッシングが利用できる
JCBカードを持っていればJCBプラザ ラウンジ・ホノルルが利用できる
ハワイ旅行にクレジットカードを持っていけば、滞在中に「JCBプラザ ラウンジ・ホノルル」を利用できます。
「JCBプラザ ラウンジ」は「JCBプラザ」よりサービスが充実しており、デスクがあるのは世界でも7ヵ所のみ。
緊急サポートやJCB加盟店の案内はもちろん、下記のように細かなサービスが充実しています。
「JCBプラザ ラウンジ」専用のサービス
- インターネットプリントアウト無料
- 日本語新聞、雑誌の閲覧
- 現地ガイドブック、情報誌の閲覧
- ドリンクサービス
- マッサージ機
- レンタル傘
- 荷物の当日中一時預かり
- 充電スポット
なお、JCBプラザ ラウンジは、必ずしもJCBプロパーカードである必要はありません。
国際ブランドがJCBなら、他社が発行するクレジットカードでも利用可能です。
JCB カード W

お得なキャンペーン
- 新規入会キャンペーン(2025年6月30日まで)
・MyJCBログイン&対象の利用先でのカード利用で最大1万5000円のキャッシュバック
※合計1万円以上の利用が対象
※対象利用先は「Amazon.co.jp」「Apple Pay/Google Pay/MyJCB Pay(対面決済のみ)」「Appleストア/Googleストア」
※電子マネーチャージやギフトカード購入費用などは集計対象外 - 家族カード入会&利用で最大4000円のキャッシュバック(家族1名の申し込みにつき2000円のキャッシュバック)(2025年6月30日まで)
- お友逹紹介キャンペーン!紹介者に1000円、被紹介者に最大5000円のキャッシュバック(2025年6月30日まで)
※被紹介者はJCBプラチナの申し込みで5000円、JCBゴールドの申し込みで3000円、JCBカード W(JCB カード W plus L含む)の申し込みで1000円 - (JCBカード W限定)年間の利用額に応じて最大5000円のキャッシュバック(2025年6月30日まで)
※70万円以上の利用で2000円、100万円以上の利用で5000円のキャッシュバック - クレカ積立リリース記念キャンペーン(2025年9月30日まで)
対象カードに新規入会&積立に対象券種を設定し、集計期間内に15万円以上ショッピング利用で、積立金額に対して0.5%(最大1000円)のキャッシュバック
付帯する海外旅行保険で万が一の時にも安心
クレジットカードがあれば、ハワイ旅行中に思わぬアクシデントが起きても、海外旅行保険でしっかり補償を受けられます。
ハワイは、世界トップクラスで医療費が高額な地域として知られており、ちょっとした治療でも数万円、入院となれば数百万円も支払わなければなりません。
特に、ハワイはマリンスポーツやトレッキングなどのアウトドアアクティビティが人気です。
こうしたアクティビティ中にケガをしても補償を受けられるのは、大きな安心感につながるでしょう。
クレジットカードに付帯する海外旅行保険は、もちろん保険料も無料です。また、事前の申請も必要ありません。
一般的な海外旅行保険に自己加入すると5日間で2000〜3000円程度(1人あたり)の保険料がかかるため、これだけでもかなりの節約につながります。
クレカ付帯の特典が利用できる
クレジットカードがあれば、ハワイ旅行中に次のような特典も利用できます。
ハワイ旅行に便利なクレジットカード特典
- レンタルスーツケース、レンタルWi-Fi、手荷物宅配サービスの割引
- 海外旅行保険、ショッピングガード保険の付帯
- 海外利用でのポイントアップサービス
- 空港ラウンジ(ゴールドカード以上)
- サポートデスク
「英語が通じるか不安」、「そもそも海外旅行に行くのは慣れていない」という人は、クレジットカードのサポートデスクを比較するのもおすすめです。
冒頭で紹介したクレジットカードでは、それぞれ以下のサポートデスクを利用できます。
緊急時(カードの紛失や盗難)はもちろん、レストランやオプショナルツアーの予約を依頼できることも多く、ハワイ旅行中の安心感につながります。
現地サポートデスク
- JCBカード W:JCBプラザ ラウンジ・ホノルル
- 三井住友カード(NL):VJデスク・ホノルルラウンジ
- エポスカード:エポスカード海外サポートデスク ホノルルラウンジ
- 学生専用ライフカード:LIFE DESK エマージェンシーライン
- 楽天プレミアムカード:楽天カードトラベルデスク ホノルル
両替よりもレートがいい海外キャッシングが利用できる

クレジットカードがあれば、海外キャッシングによりお得に現地通貨(米ドル)を引き出せます。
海外キャッシングとは、ハワイのATMにクレジットカードを差し込み、現地通貨(米ドル)を引き出せるシステムのことです。
クレジットカード会社から一時的にお金を借りることで利息が発生しますが、両替より手数料は安くなります。
大金を持ち歩く必要もないため、ハワイ旅行中の防犯対策としても役立つでしょう。
ハワイでクレジットカードが使える場所・使えない場所
ハワイでクレジットカードが使える場所・使えない場所をまとめると、以下の通りです。
ファーマーズ・マーケットなど、例外的に現金のみのケースもあるため、必要最低限の現金は常に持ち歩いておくと安心です。
使える場所 | 使えない場所 |
---|---|
|
|
観光客に人気のファーマーズ・マーケットは現金が必須
地元のベンダーが出店するファーマーズ・マーケットは、ハワイの観光スポットのひとつです。
ハワイで採れた野菜や果物、植物などの農産物のほか、スイーツやドリンクなどもたくさん販売しています。
最近ではクレジットカード払いができるお店も増えてきましたが、現金払いしかできないお店もあるので、ある程度の現金(米ドル)は持っておきましょう。
郊外の店や小さな個人店では現金が必要になる場合も
ハワイの中心街であるワイキキを離れたり、個人経営の店では「CASH ONLY(現金のみ)」といわれる場合もあります。
クレジットカードに対応していても「5米ドル以上で使用可」など、最低使用金額が決まっている店もあるため、最低限の現金は持っておくのが安心です。

ハワイガイドブック編集歴15年!
編集Mのハワイ情報
ハワイで意外と多いのが、クレジットカードを読み込む機械の故障です。クレジットカードをスキャンしても反応しなかった場合、現金での支払いを求められることになります。
ハワイの交通機関はHOLOカードのタッチ決済が主流│発券機ではクレカ払いができる
キャッシュレス化が進んでいるハワイでは、交通機関でもタッチ決済が主流です。
クレジットカードにくわえHOLOカードを発行すると、ハワイ旅行中の移動がさらにスムーズ&快適になります。
ハワイの交通機関の決済事情
- 交通機関を利用するときはHOLOカードが便利!
- 「ザ・バス」はHOLOカードでタッチするだけ
- ワイキキトロリーは事前購入でクレカ決済OK、車内では現金のみ
- JCBカードを持っていたら「ワイキキトロリー」の乗車賃無料!
- シェア自転車「biki(ビキ)」は借りるのにクレジットカードが必要
- タクシーを利用するならUberかLyft利用でクレカ決済OK
- ハワイ初の電車「スカイライン」はHOLOカードが必要
交通機関を利用するときはHOLOカードが便利!

ハワイのオアフ島内を移動するときは、HOLOカードがあると便利です。
HOLOカードは、日本のSuicaやPASMOのような交通系ICカードで、事前にチャージすることで、カードリーダーにタッチするだけで運賃を支払うことができます。
HOLOカードを購入できるのは、おもに次の5ヵ所。
カード発行料として2米ドルかかりますが、1日乗車分(7.5米ドル)や1週間乗車分(30米ドル)などのお得な料金が適用されるのがメリットです。
HOLOカードの販売場所
- ザ・バス・パス・オフィス
- アラモアナ以外のサテライトシティホール(要予約)
- フードランド各店
- 一部のセブン‐イレブン
- 一部のABCストア
「ザ・バス」はHOLOカードでタッチするだけ
HOLOカードを発行すれば、カードをタッチするだけで「ザ・バス(TheBUS)」に乗車できます。
「ザ・バス」はオアフ島を走るバス路線のことで、気軽に利用できる交通機関として旅行者にも人気です。
さらに、TheBUSの公式アプリ「DaBus2」をダウンロードしておけば、バスの運行状況や到着時間、最寄りのバス停などをリアルタイムで検索できます。
バスの待ち時間などを最小限に抑えられるため、あらかじめ出発前にダウンロードしておくことをおすすめします。
ワイキキトロリーは事前購入でクレカ決済OK、車内では現金のみ

ハワイ観光に便利なワイキキトロリーは、事前購入に限りクレジットカードでの決済が可能です。
車内で直接支払う場合は現金のみとなり、クレジットカードは利用できません。
ワイキキトロリーは開放的なオープンエアで、オアフ島の観光名所を効率よく巡れます。
路線は下記の4つにわかれ、行きたい観光地や旅の目的に応じて明確に区別されています。
運賃 | 一周にかかる時間 | 運行間隔 | おもな観光スポット | |
---|---|---|---|---|
ブルーライン(東海岸周遊&ローカルグルメツアー) | 大人34米ドル 小児22米ドル |
約110分 | 約40分間隔 | ・ハロナ潮吹き岩展望台 ・カハラモール/カハラマーケット ・ワイキキ水族館 |
レッドライン(ダウンタウン・ホノルル、ハワイの英雄と伝説ツアー) | 大人34米ドル 小児22米ドル |
約110分 | 約60分間隔 | ・イオラニ宮殿 ・出雲大社 ・カメハメハ大王像 |
グリーンライン(ダイヤモンドヘッドシャトル) | 大人20米ドル 小児14米ドル |
約60分 | 約60分間隔 | ・ダイヤモンドヘッドハイキング ・KCCファーマーズマーケット(土曜日のみ停車) |
ピンクライン(アラモアナ・ショッピング&ダイニングシャトル) | 大人6米ドル 小児6米ドル |
約60分 | 約15分間隔 | ・アラモアナセンター ・インターナショナル・マーケットプレイス ・ワイキキ・マーケット |
JCBカードを持っていたら「ワイキキトロリー」の乗車賃無料!
JCBカードを持っていれば、ワイキキトロリーのピンクラインに無料で乗車できます。
キャンペーン期間
【2025年4月1日~2028年3月31日】
JCBカードを見せるだけでワイキキトロリー(ピンクライン)乗車賃無料!
ピンクラインは、ワイキキの主要ホテルやショッピングセンター、さらにハワイ最大のショッピングモール「アラモアナセンター」を巡回する路線です。
観光客にとって特に利便性が高く、ハワイ滞在中の「足」として利用できるでしょう。
通常6米ドルの運賃が無料となるため、たとえば5日間のハワイ旅行ならそれだけで30米ドル(1人あたり)の節約につながります。
シェア自転車「biki(ビキ)」は借りるのにクレジットカードが必要

シェア自転車の「biki(ビキ)」を利用するときは、クレジットカードがマストアイテムです。
「biki(ビキ)」とは、ホノルル市内で利用できるレンタル自転車のことで、約130ヵ所のbikiステーションであれば自由に行き来できます。
短距離の移動、バスが通らないエリアへの移動などには、特にメリットが大きい交通手段といえます。

料金は30分につき4.5米ドルですが、5時間30米ドルなどの長時間プランも多数あります。
自転車で開放的な移動を楽しみたい人、レンタカーやザ・バスより費用を抑えたい人にとっては、有力な選択肢となるでしょう。
タクシーを利用するならUberかLyft利用でクレカ決済OK
ハワイ旅行中にタクシーを利用するときは、UberやLyftなどの配車アプリならクレジットカード決済が可能です。
配車アプリの利用方法は簡単で、アプリをダウンロードしたうえで現在地と目的地を入力するだけです。
すぐに最寄りの車の現在地だけでなく、到着時間や料金の目安なども確認できます。

また、運転手にも目的地は共有されるため、英語であれこれ説明する必要はありません。
ぼったくりに遭う心配もなく、英語が苦手な人や海外旅行初心者でも安心感につながります。
ハワイ初の電車「スカイライン」はHOLOカードが必要
2023年にオアフ島に開通した無人電車「スカイライン」に乗車するには、HOLOカードが必要です。
乗車方法は簡単で、改札のカードリーダーにHOLOカードをかざすだけ。
タップしてから2.5時間以内であれば、ザ・バスへ無料で乗り換えることもできます。
また、「スカイライン」は2025年中にダニエル・K・イノウエ国際空港まで延伸する予定です。
完成すれば空港から市内へのアクセスが飛躍的に改善され、旅行者にとって欠かせない交通手段になるでしょう。
ハワイで現金が必要になったらATMで海外キャッシングが便利
ハワイ旅行中に現金が必要になったら、ATMでの海外キャッシングが便利です。
ここでは、ハワイ旅行中に現金を引き出す方法を2つにわけて解説します。
ハワイで現金(米ドル)を手に入れる方法
- クレジットカードの海外キャッシングでATMから現金を引き出す
- 街の公認両替所で両替する

ハワイガイドブック編集歴15年!
編集Mのハワイ情報
ハワイは空港を出たときから、ある程度の現金が必要になります。空港からホテルまでタクシーで移動した場合は、40〜50ドル程度の運賃を現金払い。ホテルで荷物を部屋まで運んでもらった場合も、荷物1つにつき1〜2ドルのチップを払うことに。ハワイの空港で事前に100ドル程度の現金を用意しておくと安心です。
クレジットカードの海外キャッシングでATMから現金を引き出す

クレジットカードがあれば、海外キャッシングによりハワイのATMから現地通貨(米ドル)を引き出せます。
海外キャッシングの手数料はカード会社などの規定によりさまざまですが、一般的に年率18.0%が目安です。
これだけだと高く感じられますが、1ヶ月後に返済すれば1.5%、1日あたり0.05%と、早く返済するほど手数料は安くなります。
たとえば、5万円分の米ドルを引き出して30日後に返済した場合、海外キャッシングの手数料は約1000円となります。
海外キャッシングの手数料
- 利息:5万円×18.0%(年率)÷365×30日=740円
- ATM手数料:110~220円
街の公認両替所で両替する

ハワイに限らず、現地通貨の両替は現地で行った方がお得です。
ただし、現地といえども空港やホテルといった便利な場所は手数料が高い傾向にあるので、街中の公認両替所を探すのがいいでしょう。
両替は、ワイキキのTギャラリア ハワイ by DFS内の両替所や、ロイヤル・ハワイアン通りに点在する政府公認両替所がレートも良く、手数料なしで換金してくれます。
レートは店ごとに多少異なるので、余裕があれば数軒チェックしてから両替するのをおすすめします。
ハワイでATMを使うときの注意点
両替よりも手数料を抑えられる海外キャッシングですが、ATMを使うときには次の5点に注意が必要です。
ハワイでATMを使うときの注意点
- あらかじめ「海外キャッシュサービス」を設定し、利用枠を確認する
- 海外キャッシング分は「繰り上げ返済」で早めに返済
- キャッシングレートと手数料はそれぞれ異なるので注意
- ハワイのATMの使い方
- 夜間や人通りが少ないときは避ける
- ATM付近でのスリやひったくりに注意
あらかじめ「海外キャッシュサービス」を設定し、利用枠を確認する
クレジットカードには、買い物で使用する「ショッピング利用枠」と、現金を借り入れる「キャッシング利用枠」が設定されています。
キャッシング利用枠が設定されているカードは、海外キャッシングの利用ができます。
ただし、カードによっては事前に海外キャッシングの設定をする必要があるものも。
なかには海外キャッシュサービスに対応していないカードもあるので、早めにカード会社に確認しましょう。
その際、利用枠(カードで借り入れできる限度額)も合わせて確認をしておくといいでしょう。
海外キャッシング分は「繰り上げ返済」ですみやかに返済を
海外キャッシングは「借り入れ」なので、返済日までは利息が発生します。
利息はキャッシングの翌日から支払い日までの間で発生し、返済までの期間が長いほど利息は高くなることに。
通常キャッシング枠で利用した分の支払いは、ショッピング枠で利用したものと同じ翌月払いとなります。
ただし、キャッシング分は支払いが早ければ早いほど利息が低くなるので、本来の支払い日よりも早く返済する「繰り上げ返済」がおすすめです。
繰り上げ返済の方法はクレジットカード会社によってさまざまですが、大まかな流れは変わりません。
繰り上げ返済の手順
- 利用したクレジットカード会社に電話(WEBで対応している会社もある)
- 海外キャッシングの繰り上げ返済の旨を伝える。返済希望日までの利息を計算した支払い金額と、返済先の振込口座を教えてもらう
- 指定の口座にお金を振り込めば返済完了
※ 口座振替だけでなく、Pay-easy(ペイジー)などを使ったWEB決済に対応しているクレジットカード会社もあります。
キャッシングレートと手数料はそれぞれ異なるので注意
海外キャッシングは、手数料やレート、利便性の面から考えても現地の公認両替所を利用するよりお得で便利なことが多いです。
しかし、クレジットカード会社やカードの種類により、手数料とレートは異なります。それぞれの違いを押さえましょう。
手数料とレートの違い
- 手数料はカードの種類によって決まる
- レートはクレジットカードの国際ブランドによって決まる
海外キャッシングを利用するとき、かかってくるのが手数料です。
クレジットカード、デビットカード、キャッシュカードなど、カードの種類によって手数料率は異なります。
海外でクレジットカードを使うと、現地での利用金額に対してキャッシングレート(換算レート)を掛けて、日本円での請求金額が決定します。
キャッシングレートは、国際ブランドが決めた「基準レート」と、基準レートに上乗せした「外貨取扱手数料」によって決まります。
キャッシングレートを安く抑えるには、基準レートと外貨取扱手数料が安いクレジットカードを選ぶのが正解です。
ただし、クレジットカードのお得さはレートだけでなく、ポイント還元率などさまざまな要素が関わってきます。
海外キャッシングだけでなく、旅先や日常のどんな場面でクレジットカードを使うか、総合的に判断してクレジットカードを選びましょう。
ハワイのATMの使い方
ハワイのATMを使う手順は、おもに次の4ステップです。
ATMの操作には暗証番号が必須ですので、わからないときは出発前にカード会社に問い合わせておきましょう。
なお、ATMは銀行はもちろん、ショッピングモールや大通りなど、街中の至るところで簡単に見つけられます。
ATMの使い方
- 国際ブランドのマークがついたクレジットカードを挿入
画面選択に「日本語」があれば選択 - 4桁の暗証番号(PIN)を入力
※ 事前にクレジットカード会社に確認
- 取引選択画面で「Withdraw(引き出し)」を選択
- カード種類選択画面で「Credit Card(クレジットカード)」を選択
- 画面に引き出せる金額一覧が出るので、希望の額を選択
※ 「OTHER(その他)」を選べば自分で金額を設定することもできる
- 取引終了。クレジットカードと現金、利用明細を受け取る
夜間や人通りが少ないときは避ける
ハワイのATMを使うときは、夜間や人通りの少ない時間帯はできるだけ避けるのが賢明です。
こうした場所のATMでは、スリやひったくり、スキミングなどさまざまな犯罪に巻き込まれるリスクが高くなります。
特に、女性の一人旅や海外旅行初心者は、できるだけ明るい時間にホテル近くのATMを使うのがおすすめです。
ATM付近でのスリやひったくりに注意
ハワイは比較的治安が良い国ですが、ATM付近ではスリやひったくりの被害もゼロではありません。
また、ATMからずっと後をつけられ、バスや電車の中でスリに遭うこともあります。
こうした被害に遭わないためには、以下のような対策が効果的です。
犯罪に巻き込まれないための対策
- ATM操作中は背後に注意する
- 財布に大金を入れない
- 引き出した現金はお腹のセキュリティポーチなどにしまう
- リュックやバッグの口はしっかり閉め、前がけにする
ハワイでクレジットカードを使うときの注意点
ハワイ旅行に欠かせないクレジットカードですが、次の3点には注意が必要です。
ハワイでクレジットカードを使うときの注意点
- 事前に海外旅行に行くことをカード会社に伝える
- 支払いは現地通貨(米ドル)建てを選ぶ
- 盗難・スキミングに注意する
事前に海外旅行に行くことをカード会社に伝える
ハワイ旅行中にクレジットカードを使うなら、出発前に海外旅行に行く旨をカード会社に伝えておきましょう。
これは、普段とは違う場所でクレジットカードを使うことで、カード会社のセキュリティシステムが誤作動を起こしてしまうリスクがあるためです。
万が一ハワイ旅行中にクレジットカードがロックされてしまったら、日本のカード会社に国際電話をかけて事情を説明しなければなりません。
特に、三井住友カードや楽天カードはセキュリティ性が高く、セキュリティシステムが作動する可能性が十分に考えられます。
快適にクレジットカードを使うためにも、出発前に忘れずに連絡しておきましょう。
支払いは現地通貨(米ドル)建てを選ぶ
ハワイでのショッピングでクレジットカードを使うときは、必ず現地通貨(米ドル)建てを選びましょう。
ハワイなどの海外でクレジットカードを使うと、「現地通貨建て」か「日本円建て」かを選べることがあります。
一見便利そうなのは日本円建てですが、日本円建ては店が独自に設定した手数料が加算されるため、結果的に支払いが高くつく場合がほとんどです。
一方の「現地通貨建て」はカード会社や国際ブランドが定めたレートが適用されるため、手数料で大きく損することはありません。
決済端末に「USD or JPY」と表示されたときも、「USD」を選択するのが鉄則です。
盗難・スキミングに注意する
ハワイでクレジットカードを使うときは、盗難やスキミングにも注意が必要です。
実際、ハワイではスキミングの被害が後を絶たず、ホノルル当局が住民に警告するほどです。
過去には、スーパーマーケットのセルフレジにスキマーが取り付けられていた事例もあり、観光客も十分に注意しなければなりません。
スキミングの被害に遭わないためには、次のような対策が効果的です。
スキミングに遭わないための対処法
- 決済端末、カード挿入口に異物がついていないかチェックする
- 暗証番号を入力するときは手元を隠す(カメラによる盗撮を防ぐ)
- 店員にクレジットカードを渡さない(タッチ決済を使う)
- ナンバーレスのクレジットカードを使う
- 海外キャッシングは銀行内のATMを使う
さいごに...
この記事のまとめ
ハワイはアメリカ本土と同様にキャッシュレス化が進んでおり、日本人観光客にとってクレジットカードはマストアイテムです。
そもそもクレジットカードがないと、ホテルやレンタカーのデポジット、ESTA(電子渡航認証システム)の申請など、旅行自体に大きな支障が出てしまうかもしれません。
また、クレジットカードを持っていくことで、次のような会員限定の優待特典を活用できるようになります。
クレジットカードでハワイ旅行がお得に!
- ワイキキトロリー ピンクラインの乗車料金が無料:JCBカード
- VJデスク・ホノルルラウンジに立ち寄れる:三井住友カード(NL)
- 高額補償(最高3000万円)の海外旅行保険が付帯:エポスカード
- ハワイでの利用額の4.0%をキャッシュバック:学生専用ライフカード
- 楽天カード ハワイラウンジを利用できる:楽天プレミアムカード
ハワイ旅行でクレジットカードを上手に活用するなら、国際ブランドにも注意が必要です。
「決済用メインカード」としてVisaかMastercard、「特典用サブカード」としてJCBを発行すれば、各カードのメリットを最大限に引き出せるでしょう。
下記リンクからおすすめクレカ5選の特徴をおさらいし、自身の旅のスタイルに合った組み合わせを見つけてください。
そしてクレジットカードを上手に活用することで、ハワイ旅行をもっとお得&豪華にしちゃいましょう。
監修者

ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)
飯田道子
いいだみちこ
金融機関勤務を経て1996年にFP資格を取得。各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなっている。どの金融機関にも属さない独立系FP。ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。クレジットカード専門サイトで数多く記事監修を担当
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