
プロジェクト内容📊
メディア事業を展開する企業様と、流通を手がける企業グループ様の共同プロジェクトとして、生活者の価値観や市場変化を毎年読み解くトレンド冊子の編集・制作をお手伝いしています。
完成した冊子は取引先への営業・提案、社内勉強会、マーケティング企画などに活用されています。
プロジェクトの概要🧾
■事業内容:メディア事業会社、流通事業会社(2社共同)
■制作内容:生活トレンド冊子の編集・構成・執筆・図版制作
■制作スタイル:統合報年1回制作(毎年テーマを設定して全面制作)
■想定読者:メーカー、流通・小売、商品開発、マーケティング担当者など
この冊子が果たす役割🎯
一般的なトレンドレポートや市場調査資料と、この冊子は少し性質が異なります。
数字やデータを並べるだけでなく、「なぜその変化が起きているのか」という背景の読み解きと、「だから次にこういう動きが来そうだ」という予測までをセットで届ける、企画のヒント集に近い冊子です。
商品開発の種を探したい、マーケティングの方向性を社内で統一したい、取引先との商談で話題を広げたい。そういう使い方を想定した読み物として、毎年テーマを設定して制作しています。
制作における主な課題⚠️
このプロジェクトで毎年難しいのは、「トレンドをどう切り取るか」という企画の入口です。
「流行の紹介」ではなく「兆しの解釈」を届ける
世の中に出回っているトレンド情報は多い一方、「だからビジネスにどう活かすか」まで踏み込んだものは多くありません。読者であるメーカーや流通の実務担当者が「自分たちの次の一手」を考えるための素材にするには、情報の収集だけでなく、編集の視点で解釈を加える作業が欠かせません。
毎年「テーマを立てる」ことの難しさ
年次更新型という性格上、毎年ゼロからテーマを設定します。社会の変化を大きく捉えながら、読者の実務に引き寄せた切り口を見つける作業は、マーケティングの知見と編集的な発想力の両方が求められます。中心となるテーマの設定やベースとなる原稿作成はクライアントが行い、当社は見せ方を中心にお手伝いしました。
2社の異なる知見を1冊にまとめる
共同クライアント2社はそれぞれ、販促・パッケージの視点と、製配販のサプライチェーン全体の視点を持っています。どちらの知見も活かしながら、読者にとって一本筋の通った冊子にまとめることが、編集作業のポイントでした。
課題解決のためのアプローチ🛠️

テーマ設計から関わる「企画編集」
制作の起点はテーマ設定です。その年の社会変化・生活者の価値観の動きを複数の切り口から検討し、「読者の実務に刺さる問い」として立てる作業を、クライアントと一緒に行います。「今年は何が来そうか」という雑談レベルの議論から、誌面の骨格が決まっていくことも少なくありません。
「解釈付きの読み物」に仕上げる執筆・編集
データや調査結果をそのまま並べるのではなく、「この変化が起きているのはなぜか」「消費者はどういう気持ちでその選択をしているのか」という読み解きを文章に加えることで、企画の素材として使える読み物に仕上げます。単なる統計資料ではなく、読んで「使える」コンテンツにすることを常に意識しています。
2社の知見を編集で統合する
デザイナーの動きが重視されるフローなので、例えば、お盆時期の休暇や連休などスケジュール制約がある時期を見越して、実際に手を動かすデザイナーが停滞しないよう、編集側で早めに作業を進めたり、レスポンスを迅速に行ったりしました。
制作の流れ🔄
毎年ほぼ同じリズムで進みますが、テーマが変わるため毎回「ゼロからの企画」でもあります。
(1)テーマ探索・方向性の議論
社会トレンドや生活者変化のリサーチをもとに、その年の切り口をコピーやデザイン案で提示。クライアントと議論しながら見せ方のポイントを決定します。
(2)全体構成の設計
特集テーマと見せ方が決まったら、誌面の章立てと各パートの役割を整理。「背景分析→トレンド予測→さらなる未来予測」という大きな流れを軸に、テーマに合わせてパートの比重を調整します。
(3)取材・執筆・図版制作
必要に応じて識者や企業へのヒアリングを実施。図版・グラフは、データの「伝えたいこと」が一目で伝わる形に整理して制作します。
(4)クライアント確認・修正対応
2社それぞれの確認を経て調整。事実関係だけでなく、「このメッセージで読者に伝わるか」という観点での修正も丁寧に対応します。
(5)納品・配布準備
完成データを納品。営業ツール・セミナー配布・社内共有など、用途に合わせた使い方のサポートも行います。
プロジェクトの成果📈
今回のプロジェクトを通じて、お客様から以下の点を評価いただきました。
| 評価いただいた点 | 内容 |
|---|---|
| 特集テーマの誌面への落とし込み | ブラッシュアップが続く特集テーマを、すばやく誌面イメージに落とし込むことで、制作目線、読者目線の両方にリーチできた。 |
| 「使える」読み物への編集力 | データをそのまま並べるのではなく、読者が企画の素材として活用できる形に整えてもらえた |
| 2社間の調整役としての動き | それぞれの担当者からのインプットを受け止め、1冊として矛盾なくまとめてもらえた |
| 年次更新への対応力 | テーマが毎年変わっても品質が安定している。スケジュール管理も含めて任せやすい |
翌年度の制作についても引き続きご依頼をいただいており、継続して制作のお手伝いをさせていただいております。
アーク・コミュニケーションズでは、冊子・レポートの企画から制作まで一環してお手伝いいたします。「毎年テーマを考えるのが大変」「データはあるが読み物にする力が社内にない」といったご相談・ご不明点がありましたら、遠慮なくお問い合わせください。
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