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更新

モロッコ旅行で使えるおすすめクレカ5選│現金主義の国でもクレカは必須

監修者紹介:飯田道子

ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)

飯田道子監修

「青の街」シャウエンや「迷宮の街」フェズなど、フォトジェニックな風景が盛りだくさんのモロッコ。

そんなモロッコはまだ現金主義が根強く、国内の約3分の2は現金決済といわれています。

しかし、だからといって現金だけで旅行するのはスマートではありません。

お得&快適にモロッコ旅行を楽しむなら、クレジットカードは必須アイテムです。

現金主義のモロッコでもクレカは必要?

  • ホテル宿泊時にデポジットとしてクレカの提示が必要
  • 現金を両替するよりクレカ手数料の方が安い
  • リスクを減らすため、現金は必要最小限にする
  • 海外旅行保険が付帯している
  • クレジットカードに付帯する優待特典が利用できる
  • 海外キャッシングが利用できる

モロッコ旅行用にクレジットカードを作るなら、注意すべきなのが国際ブランドです。

モロッコではVisaとMastercardの2つが主流で、JCBやアメックスはあまり流通していません。

そのため、決済用メインカードにはVisaかMastercardを選び、JCBやアメックスは特典用サブカードとして活用すべきでしょう。

この記事で紹介するクレジットカードは、楽天プレミアムカードをのぞき年会費無料です。

つまり、日本に帰国してから利用頻度が落ちたとしても、年会費で損することはありません。

また、2枚以上のクレジットカードを持っていれば、カード決済できるお店の幅が広がるだけでなく、紛失や磁気不良などのトラブルにも備えられます。

モロッコ旅行中の特典、日本帰国後の使いやすさなどを考え、お得や快適性につながるクレジットカードを選んでみてください。

モロッコ旅行におすすめのクレカ5選
完全ナンバーレスで不正利用に遭いにくい
三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL)
  • 最高2000万円海外旅行傷害保険が付帯(利用付帯)
  • 利用通知サービスにより、不正利用を早期発見しやすい
公式サイトで詳細を見る▶
海外旅行保険の補償額が最高3000万円と高い
エポスカード
エポスカード
  • ショッピング枠を一時的に増額できる
  • OIOIの店舗で最短即日受取が可能
公式サイトで詳細を見る▶
ポイント還元率が常に2倍
JCBカードW
JCB カード W
  • 最高2000万円海外旅行保険が付帯(利用付帯)
  • 最高100万円ショッピングガード保険が付帯
公式サイトで詳細を見る▶
モロッコで利用した金額の4.0%をキャッシュバック
学生専用ライフカード
学生専用ライフカード
  • 最高2000万円の海外旅行傷害保険自動付帯
  • 緊急のお問い合わせ窓口(エマージェンシーライン)を利用できる
公式サイトで詳細を見る▶
プライオリティ・パスを無料で発行できる
楽天プレミアムカード
楽天プレミアムカード
  • ポイント還元率が1.0%と高還元!
  • 最高5000万円の海外旅行保険自動付帯(一部利用付帯)
公式サイトで詳細を見る▶

この記事はこんな内容です

モロッコ旅行にクレカは必需品!メインカードにはVisaがおすすめ

  • 国際ブランドシェアはVisaが60%で断トツ
  • 無料の海外旅行保険でアクシデントに備えられる
  • 海外キャッシングは両替より手数料が安い
  • 公共交通機関のチケットもクレカで購入できる

目次

モロッコ旅行で使えるおすすめのクレジットカード5選

モロッコ旅行におすすめのクレジットカードは、次の5枚。

JCBカード W以外は国際ブランドをVisaに指定でき、モロッコ旅行中の決済用メインカードに便利です。

決済用メインカード」、「特典用サブカード」と役割を明確にしながら、自分にあった組み合わせをみつけてください。

モロッコ旅行におすすめのクレジットカード

三井住友カード(NL)│年会費永年無料で最高2000万円の海外旅行傷害保険

三井住友カード(NL)

モロッコ旅行に便利な特典

  • 完全ナンバーレスでセキュリティ性が高い
  • 最高2000万円の海外旅行傷害保険が付帯(利用付帯)
  • 利用通知サービスにより、不正利用を早期発見しやすい

三井住友カード(NL)は、券面にカード情報が印字されない「完全ナンバーレス」が特徴のカードです。

周囲にカード情報を盗み見されるリスクがなく、モロッコ旅行中のセキュリティ性を重視する人におすすめです。

カード情報(カード番号、有効期限、セキュリティコード)はV Passアプリからいつでも確認でき、利用通知サービスをオンにしておけば不正利用の早期発見にもつながります。

また、最高2000万円海外旅行傷害保険が付帯(利用付帯)するため、モロッコ旅行中のアクシデントに備えられるのもメリットのひとつでしょう。

国際ブランドはVisaとMastercardの2つから選択でき、どちらを選んでもモロッコ旅行のメインカードとして快適に活用できます。

三井住友カード(NL)

アイキャッチ画像:三井住友カード(NL)

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 0.5%
年会費 永年無料
発行スピード 最短10秒/即発24時間 ※1
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 利用付帯
国内旅行保険 なし
家族カード
ETC

※1:即時発行ができない場合があります
※2:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 2024年11月1日〜2025年2月2日の新規入会キャンペーン

    新規入会&条件達成で

    最大5000円相当
    (学生は6000円相当)

    プレゼント

    ・新規入会&スマホのタッチ決済1回以上利用で3000円分のVポイントPayギフトをプレゼント
    ・学生限定 新規入会で1000円分のVポイントPayギフトをプレゼント
    ・新規入会&1万円ごとの利用で1000円相当のVポイントをプレゼント(最大2000円相当)

エポスカード│最高3000万円の海外旅行保険が付帯

エポスカード

モロッコ旅行に便利な特典

  • 海外旅行保険の補償額が最高3000万円と高い
  • ショッピング枠を一時的に増額できる
  • OIOIの店舗で最短即日発行できる

丸井グループが発行するエポスカードは、最高3000万円海外旅行保険が付帯するのが特徴です。

年会費無料のクレジットカードでは、旅行保険の最高補償額を1000~2000万円とするケースが多いため、エポスカードの補償額はトップクラスといえるでしょう。

また、エポスカードでは、利用枠を一時的に増額することも可能です。

増額後の利用可能枠は以下の低いほうとなり、航空券などの高額決済にも柔軟に対応できます。

増額後の利用可能枠

  • 現在の利用可能枠の2倍
  • 現在の利用可能枠+100万円

エポスカードで発行できる国際ブランドは、モロッコでシェアNo.1を誇るVisaのため、決済用のメインカードとして活躍するでしょう。

申請時に受取方法を「OIOIの店舗」と指定すれば、最短当日中にカードを受け取れるため、「出発直前だけどクレジットカードが必要」というときに便利です。

エポスカード

アイキャッチ画像:エポスカード

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 0.5%
年会費 無料
発行スピード 最短当日〜約1週間 ※1
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 利用付帯
国内旅行保険 -
家族カード ×
ETC

※1:最短当日は店頭受取の場合
※2:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • WEBからの新規入会で2000円相当プレゼント

JCBカード W│ポイント還元率が常に2倍

JCB カード W

モロッコ旅行に便利な特典

  • モロッコでもポイント2倍
  • 最高2000万円の海外旅行傷害保険が付帯(利用付帯)
  • 最高100万円のショッピングガード保険が付帯

JCBカード Wは、通常の2倍のポイント(ポイント還元率1.0%)が貯まる年会費無料のカードです。

もちろん、モロッコ旅行中の利用分もポイント還元の対象となり、お得にOki Dokiポイントを貯められます。

JCBカードのポイント還元率
ポイント数 ポイント還元率(※)
JCBカード W 1000円につき2 Oki Dokiポイント 1.0%
通常のJCBカード 1000円につき1 Oki Dokiポイント 0.5%

※1 Oki Dokiポイント=5円で換算した場合。

JCBカード Wには、最高2000万円海外旅行保険に加え、最高100万円のショッピングガード保険(商品の破損・盗難による被害を補償)も付帯します。

外国人観光客が多いエリアではJCB取扱店もあるため、高額なおみやげなどを買うときはJCBカード Wを優先的に使うのも選択肢のひとつです。

JCB カード W

アイキャッチ画像:JCB カード W

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 1.0%
年会費 無料 ※1
発行スピード 最短5分発行 ※2
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 利用付帯
国内旅行保険 なし
家族カード
ETC

※1:18歳以上(高校生を除く)39歳以下の申し込み可能
※2:9:00AM~8:00PMで申し込み(受付時間を過ぎた場合は翌日扱い)。顔写真付き本人確認書類による本人確認(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)。モバ即での入会後、カード到着前の利用方法についてはJCBのHPにて確認
※3:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 新規入会キャンペーン(2025年3月31日まで)
    ・MyJCBログイン&Amazon.co.jp利用で最大1万2000円のキャッシュバック(Amazon.co.jpで利用した金額の20%をキャッシュバック)
  • 新規入会キャンペーン(2025年3月31日まで)
    ・MyJCBログイン&Apple Pay/Google Pay/MyJCB Payの利用で最大3000円のキャッシュバック(利用金額の20%をキャッシュバック)
  • 家族カード入会&家族カードでのMyJCBログインで最大4000円のキャッシュバック(家族1名の申し込みにつき2000円のキャッシュバック)(2025年3月31日まで)
  • お友逹紹介キャンペーン!紹介者・被紹介者に1500円キャッシュバック(2025年3月31日まで)

学生専用ライフカード│海外利用総額の4.0%をキャッシュバック

学生専用ライフカード

モロッコ旅行に便利な特典

  • モロッコで利用した金額の4.0%をキャッシュバック
  • 最高2000万円の海外旅行保険が自動付帯
  • LIFE DESK「エマージェンシーライン」を利用できる

学生専用ライフカードは、海外利用総額の4.0%がキャッシュバックされる非常にお得な一枚です。

事前エントリーが必要なものの、年間最大10万円もキャッシュバックを受けられるため、日本帰国後にお得に買いものを楽しめるでしょう。

また、学生専用ライフカードには最高2000万円海外旅行傷害保険が自動付帯します。

クレジットカードがそのまま保険証代わりになり、あらかじめ旅費の一部を決済する必要はありません。

いざというときには緊急のお問い合わせ窓口(エマージェンシーライン)を利用でき、はじめての海外旅行でも安心感につながります。

学生専用ライフカード

アイキャッチ画像:学生専用ライフカード

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 0.5%
年会費 無料
発行スピード 最短2営業日
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 自動付帯
国内旅行保険 -
家族カード
ETC

※1:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 新規入会プログラム+つかっておトクプログラムの合計で最大1万5000円のキャッシュバック!

    ・アプリログインで2000円キャッシュバック
    ・3万円以上の利用で8000円キャッシュバック
    ・Apple Pay/Google Payの利用で3000円キャッシュバック
    ・一部サブスクの支払いで2000円キャッシュバック

楽天プレミアムカード│プライオリティ・パスを無料で発行

楽天プレミアムカード

モロッコ旅行に便利な特典

  • プライオリティ・パスを無料発行
  • ポイント還元率が1.0%と高い
  • 最高5000万円の海外旅行傷害保険が自動付帯(一部利用付帯)

楽天プレミアムカードは、年会費1万1000円のハイステータスカードです。

会員制の空港ラウンジサービス「プライオリティ・パス」を無料発行できるのが特徴で、空港での待ち時間を有意義に過ごすことができます。

また、楽天プレミアムカードはポイント還元率が1.0%と高く、モロッコ旅行でもしっかりポイントを貯められます。

国際ブランドも4つ(Visa、Mastercard、JCB、American Express)と選択肢が多く、メインカードとしてもサブカードとしても使いやすいでしょう。

楽天プレミアムカードには最高5000万円高額な海外旅行保険が付帯するため、「モロッコ旅行中の安心感を優先したい」、「ワンランク上のモロッコ旅行を楽しみたい」といった人に最適です。

楽天プレミアムカード

アイキャッチ画像:楽天プレミアムカード

基本スペック

ポイント還元率(通常時) 1%
年会費 11,000円
発行スピード 1週間〜10日
国際ブランド
電子マネー
海外旅行保険 自動付帯
国内旅行保険 自動付帯
家族カード
ETC

※1:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります

お得なキャンペーン

  • 新規入会&利用で5000ポイント進呈

現金主義のモロッコでクレカが必要な理由

モロッコは、世界的に見ても「現金主義が根強い国」として知られています。

しかし、外国人観光客にとっては、モロッコでもクレジットカードはマストアイテムです。

クレジットカードがないと、以下の理由から大きく損してしまう可能性があります。

モロッコ旅行にクレジットカードが必要な理由

  • ホテル宿泊時にデポジットとしてクレカの提示が必要
  • 現金を両替するよりクレカ手数料の方が安い
  • リスクを減らすため、現金は必要最小限にする
  • 海外旅行保険が付帯している
  • クレジットカードに付帯する優待特典が利用できる
  • 海外キャッシングが利用できる

ホテル宿泊時にデポジットとしてクレカの提示が必要

モロッコのホテルに泊まるときは、チェックイン時にデポジットとしてクレジットカードの提示が必要です。

デポジットとは、宿泊費以外で発生する費用を保証するための、預け金のこと。たとえば客室の一部を破損してしまった場合には、デポジットから実費が精算されます。

デポジットの対応は、ホテルによって次の3パターンにわかれます。

デポジットの対応

  • カード情報を控える
  • デポジット額をクレジットカード決済する
  • そもそもデポジット不要(バックパッカー向けの安宿など)

デポジット額をクレジットカード決済する場合、宿泊費の1~2泊分が目安となります。

また、デポジット額は高くなりやすいことから、現金主義が強いモロッコでもクレジットカードで決済するのが一般的です。

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのモロッコ情報

例外的に現金でデポジットを支払えることもありますが、両替手数料が高くなったり、手元の現金がなくなったりとデメリットばかり。クレジットカードを一枚持っているだけで、こうした煩わしさを解消できますよ。

現金を両替するよりクレカ手数料の方が安い

モロッコでのショッピングなどにクレジットカードを利用すれば、現金を両替するより手数料が安くなります。

クレジットカードを使ったときにかかる「海外事務手数料」は、決済金額の1.6~2.2%が目安(カード会社、国際ブランドなどにより異なる)です。

これは両替にかかる手数料(約2.0~5.0%)よりも低く、決済額が高くなるほど手数料にも大きな差が生まれます。

手数料の比較
5万円 10万円 20万円
クレカ(1.6~2.2%) 800~1100円 1600~2200円 3200~4400円
両替(2.0~5.0%) 1000~2500円 2000~5000円 4000円~1万円

リスクを減らすため、現金は必要最小限にする

クレジットカードを持っていれば、持ち歩く現金を必要最低限に抑えることができ、モロッコ旅行中の防犯対策に役立ちます。

モロッコは、アフリカのほかの国々と比べると治安は比較的安定しているものの、観光客を狙ったスリやひったくりは少なからず発生しています。

万が一現金を盗られてしまっても、海外旅行保険などで補償を受けることはできません。

一方、クレジットカードなら万が一紛失・盗難にあっても、すぐにアプリなどからロックできます。

さらに不正利用の被害額は補償してもらえるため、クレジットカードのほうが現金より安全性が高いといえます。

海外旅行保険が付帯している

モロッコ旅行にクレジットカードを持っていけば、いざというときに海外旅行保険を活用できます。

クレジットカードに付帯する海外旅行保険は無料で、旅行前の加入手続きも必要ありません。

一方、個人で海外旅行保険に加入する場合、保険料は3000~6000円(1人、7日間の場合)になります。

つまり、クレジットカードの海外旅行保険を活用すれば、それだけで約3000~6000円を節約できることになります。

なお、クレジットカードに付帯する海外旅行保険は、「利用付帯」と「自動付帯」の2つにわかれます。

年会費無料のクレジットカードは海外旅行保険が利用付帯となることが多く、事前の旅費決済が前提となります。

自動付帯と利用付帯の違い
付帯条件 該当カード
自動付帯 クレジットカードを持っているだけで自動的に適用 ・学生専用ライフカード
・楽天プレミアムカード(一部利用付帯)
利用付帯 事前に旅費の一部(航空券や宿泊費など)をカード決済することで適用 ・三井住友カード(NL)
・エポスカード
・JCBカード W

クレジットカードに付帯する優待特典が利用できる

クレジットカードを持っていれば、モロッコ旅行中にさまざまな優待特典を利用できます。

クレジットカードに付帯する優待特典

  • サポートデスク
  • 手荷物宅配サービス(自宅、空港間)の優待割引
  • レンタルスーツケース、レンタルWi-Fiなどの優待割引
  • 空港ラウンジ(ゴールドカード以上)

サポートデスクでは、カードの盗難や紛失、急病などのトラブルが起きても24時間サポートを受けられます。

もちろん、窓口では日本語での対応になるため、英語が苦手な人や海外旅行に慣れていない人にとっては、大きな安心材料になるでしょう。

モロッコには現地デスクはほぼありませんが、この記事で紹介しているクレジットカードでは以下の専用ダイヤルを利用できます。

現地サポートデスクの有無

  • 三井住友カード(NL):VJデスク
  • エポスカード:エポスカード海外サポートデスク
  • JCBカード W:JTBグローバルアシスタンス 海外緊急サポートデスク
  • 学生専用ライフカード:LIFE DESK エマージェンシーライン
  • 楽天プレミアムカード:楽天カードトラベルデスク 24時間緊急デスク

海外キャッシングが利用できる

モロッコ旅行にクレジットカードを持っていけば、お得&安全性が高い海外キャッシングを利用できます。

海外キャッシングとは、モロッコのATMにクレジットカードを差し込み、現地通貨(モロッコディルハム)を引き出せる制度のことです。

現金を両替するより手数料が安く、大金を持ち歩く必要がないことから防犯対策としても役立ちます。

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのモロッコ情報

「海外(治安が悪い国)にクレジットカードを持っていくのは不安」と考える人も多いですが、実はそれは大きな間違い。治安が心配な海外だからこそ、セキュリティ性の高いクレジットカードはマストアイテムとなります。

モロッコのクレカ決済事情│モロッコは現金払いが主流

現金主義が根強いモロッコでも、クレジットカードは必須アイテムです。

ここでは、モロッコ旅行に便利な国際ブランドの選び方、実際にクレジットカードを使える場所などをチェックしておきましょう。

モロッコのクレカ事情

  • 現金払いが主流
  • モロッコで使うならVisa・Mastercardが確実
  • JCBカードは優待特典用として考えておく
  • モロッコでクレジットカードが使える場所・使えない場所

モロッコでは現金払いが主流

モロッコは、世界的にも「現金主義が強い国」として知られています。

World Economic Forumの調査(※)によると、モロッコでキャッシュレス決済を好む人の割合はわずか34%です。

これは日本の60%と比べるとかなり低く、調査国の中でもワーストクラスの数値です。

※ World Economic Forum「This chart shows how preferred methods of payment differ around the world

マラケシュやカサブランカなどの都市部ではキャッシュレスも浸透しつつありますが、小さな都市やサハラ砂漠などに出かけるときには、多めに現金を用意しておくと安心です。

モロッコで使うならVisa・Mastercardが確実

モロッコ旅行用にクレジットカードを作るなら、国際ブランドはVisaかMastercardがおすすめです。

モロッコ国内における国際ブランドのシェアは、以下の通りです。特にVisaはシェアが約60%と高く、モロッコ国内のクレジットカード取扱店なら使えないことはほぼありません。

モロッコにおける国際ブランドのシェア率
国際ブランド シェア率
1位 Visa 60%
2位 Mastercard 28%
3位 その他 12%

※ 出典:statista「Distribution of card scheme in Morocco as of 2022

「その他」は、モロッコの銀行が発行するデビットカードがメインとなるため、外国人観光客には向いていません。

そのため、モロッコ国内で使える国際ブランドは、ほぼVisaかMastercardの2択といえます。

JCBカードは優待特典用として考えておく

日本発祥の国際ブランドであるJCBは、モロッコではほとんど流通していません。

そのため、決済用のメインカードではなく、あくまで特典用のサブカードとして持っていくのが現実的です。

なお、観光客が多いエリアのおみやげ屋などでは、JCBを使えることもあります。

JCBカード Wには「ショッピングガード保険」が付帯するため、高額な買い物をするときには積極的に活用するとよいでしょう。

モロッコでクレジットカードが使える場所・使えない場所

モロッコでクレジットカードを使える場所・使えない場所をまとめると、以下の通り。

一般的に、都市部ほどクレジットカードを使えるお店は多く、郊外に行くほどクレジットカードは使いにくいといえます。

クレカが使える場所・使えない場所
使える場所 使えない場所
  • ホテル
  • 中級以上のレストラン
  • ショッピングセンター
  • 大型スーパー
  • スパ など
  • 小さいレストラン
  • 個人商店
  • メディナ(旧市街)にある小さな店
  • タクシー など

メディナ(旧市街)にある商店では、クレジットカード決済に対応しているお店も増えています。

しかし、なかには決済端末の管理が不十分で、カード決済のほうがリスキーに感じられることも少なくありません。

メディナ(旧市街)で安心して買い物を楽しむなら、あらかじめ多めの現金を持っていたほうが安心です。

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのモロッコ情報

「迷宮の街」フェズの旧市街は、世界一迷子になると言われるほど入り組んでいます。何かトラブルがあってもお店に戻るのは困難なため、現金で支払ったほうがラクかもしれません。

モロッコの公共交通機関のチケットはクレカ購入ができる

モロッコの公共交通機関のチケットは、クレジットカードで決済できます。

ただし、車内でのタッチ決済には対応しておらず、あらかじめ券売機でチケットを購入する流れとなります。

モロッコの交通機関の決済事情

  • 電車、長距離バスのチケットはクレジットカードで購入可
  • 電車やバスでのタッチ決済はできない
  • タクシーは基本的に現金支払い

電車、長距離バスのチケットはクレジットカードで購入可

モロッコの電車や長距離バスのチケットは、クレジットカードで購入できます。

チケットの購入方法は、窓口か券売機の2パターン。券売機はアラビア語やフランス語がメインのため、操作方法が不安な方は窓口を使ったほうが安心でしょう。

なお、電車やバスのチケットをクレジットカード決済するときは、パスポートの提示が必要になることがあります。

早朝だとシステムが稼働してなくてクレカが使えないこともある

モロッコの電車や長距離バスのチケットは、時間帯によってクレジットカードが使えないこともあります。

これは、電車やバスの窓口が開いていても、通信システムが動いていないためです。

特に、朝の9時前、夜の18時以降にチケットを購入するときは、クレジットカードが使えない可能性も考えて多めに現金を持っていくと安心でしょう。

確実にクレジットカード決済したいときは、前日の昼間などにチケットだけ購入しておくのもおすすめです。

電車やバスでのタッチ決済はできない

モロッコの電車やバスは、クレジットカードのタッチ決済には対応していません

クレジットカードを使うには、あくまでクレジットカードでチケットを事前購入し、チケットを改札に通す(乗車時に提示する)流れとなります。

なお、ビジネス都市として知られるカサブランカでは、チケットを車内のカードリーダーにタッチするシステムも徐々に導入されています。

タクシーは基本的に現金支払い

モロッコでタクシーに乗るときは、現金払いが基本となります。一部の例外を除き、クレジットカードで決済することはできません。

また、モロッコのタクシーは交渉制となり、1kmあたり約100円が相場となります。車内にメーターが付いていても、メーターを使うことは多くありません。

高額紙幣だと運転手がお釣りを払えないこともあるため、あらかじめ細かい紙幣を用意しておくと安心です。

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのモロッコ情報

モロッコでは、Uberは使えません。InDriveやCareemといった配車アプリもありますが、配車アプリでも現金払いが基本となります。料金トラブルも少なくないため、時間に余裕があるならトラムなどを使ったほうが快適&安心なこともあります。

モロッコの現金事情│日本に比べて物価が安い!

モロッコは日本より物価が安く、特にローカルなレストランやスーパーではお得に食事や買い物を楽しめます。

また、日本円の流通量はきわめて少ないため、両替するなら米ドルかユーロを持っていくのがおすすめです。

モロッコの現金事情

  • 1日に必要な現金は1万〜2.5万円
  • 通貨は「モロッコディルハム(MAD)」
  • 現金を持っていくなら米ドルかユーロで
  • チップ代として現金は用意しておこう
  • 空港内ではユーロが使えることも
  • 2000ディルハム以上は国外への持ち出しがNG

1日に必要な現金は1万〜2.5万円

モロッコの物価は日本に比べて安い

モロッコは日本より物価が安く、1日に必要な現金1万〜2.5万円が目安となります。

モロッコ旅行の費用目安(1日あたり)

  • 宿泊費:5000円〜1万円
  • 食費:500〜1500円(1食)
  • 交通費:500〜2000円
  • 観光施設の入場料:1000〜3000円
  • おみやげ、ショッピング:2000〜5000円

モロッコへの航空券は、約10〜20万円が目安。日本からモロッコへの直行便はなく、ヨーロッパや中東などで乗り換えが必要です。

たとえば5泊7日のモロッコ旅行の場合、トータルでかかる旅費は15〜30万円が目安といえます。

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのモロッコ情報

モロッコはイスラム教国であることから、アルコール類は高くなります。そもそもアルコール類を提供していないレストランがほとんどのため、どうしてもアルコール類を飲みたいときは外国人観光客向けのバーなどを利用しましょう。

通貨は「モロッコディルハム(MAD)」

モロッコには「モロッコディルハム(MAD)」という独自通貨が流通しています。

1モロッコディルハムは約15円で、次の4種類の紙幣があります。

モロッコの紙幣
20MAD 309円
50MAD 773円
100MAD 1546円
200MAD 3092円

※ 2024年11月のレート。

硬貨は1、2、5、10モロッコディルハムなどがあり、さらにサンチーム(1ディルハム=100サンチーム)という単位もあります。

5、10モロッコディルハムの硬貨はチップや有料トイレの支払いなどに使いやすいため、できるだけ貯めておくと便利です。

現金を持っていくなら米ドルかユーロで

モロッコでの両替を考えているなら、米ドルかユーロを持って行くのがおすすめです。

モロッコ国内では日本円の流通量が少なく、日本円を取り扱っている両替所は多くありません。

たとえ日本円からモロッコディルハムに両替できても、レートは悪くなりやすいといえます。

一方、米ドルやユーロなら両替できないことはなく、いざというときの安心材料にもなります。

優先度としては、「海外キャッシングでモロッコディルハムを引き出す→米ドルやユーロを両替する→日本円を両替する」の順番で考えるとよいでしょう。

チップは必要

モロッコにはチップの文化が根付いており、レストランやホテルなどを利用したときにはチップを支払うのがマナーです。

チップの相場

  • 枕銭=5ディルハム程度
  • ポーター=5〜10ディルハム
  • トイレ=小銭程度
  • レストラン=料金の5~10%

観光客が多いエリアでは「道案内する」と声をかけてくる人もいますが、多くの場合あとでチップを要求されます。

チップはあくまで「感謝の証」であり、自ら要求するものではありません。こうした人に出くわしたら、はじめから近づかない、きっぱりと断ることが大切です。

空港内ではユーロが使えることも

モロッコはヨーロッパからの観光客が多いため、ユーロをそのまま使えることがあります。

特に、空港内のレストランやカフェ、外国人観光客が多いエリアのおみやげ屋などでは、ユーロを受け入れてくれる可能性が高いといえます。

レートが割高になるケースもありますが、両替の手間をなくしたいときには検討してみてもよいでしょう。

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのモロッコ情報

ユーロはチップの支払いにも便利です。家に1ユーロや2ユーロの硬貨がある人は、チップ用としてモロッコ旅行に持って行くと便利ですよ。

2000ディルハム以上は国外への持ち出しがNG

モロッコから出国するときは、2000ディルハム(約3万円)を超える現金(モロッコディルハム)の持ち出しはできません

あまったモロッコディルハムは出国時に外貨に再両替できますが、両替時に発行された両替証明書を提示する必要があります。

こうした再両替の手間や手数料をなくすには、こまめに海外キャッシングを利用するのがもっとも効果的といえます。

現地通貨が必要になったら海外キャッシングがお得

モロッコで現金を使うなら、海外キャッシングモロッコディルハムを引き出すのが便利です。

海外キャッシングはレートが安いうえ防犯対策にもなり、一石二鳥といえます。

海外キャッシングのメリット

  • キャッシングは両替よりもレートが良い
  • 大金を持ち歩く必要がない
  • 両替所は詐欺の危険もあるから要注意!

キャッシングは両替よりもレートが良い

海外キャッシングでモロッコディルハムを引き出せば、両替よりも手数料を節約できます。

海外キャッシングに必要な手数料は、利息(年率18.0%)とATM手数料(110~220円)の2つです。

たとえば10万円分のモロッコディルハムを引き出す場合、海外キャッシングの手数料は合計約1700円となります。

海外キャッシングの手数料

  • 利息:10万円×18.0%(年率)÷365×30日=1480円
  • ATM手数料:110~220円

一方、両替手数料は取引額の2.0~5.0%で、同じ10万円でも2000~5000円の両替手数料がかかります。

レートが悪い両替所を使ったり、日本円をモロッコディルハムに両替したりすると、手数料はさらに高くなるでしょう。

また、複数の両替所をあれこれ回っていると、それだけでもモロッコでの貴重な時間が無駄になってしまいます。

海外キャッシングなら手数料が大きく変わることはなく、手数料だけでなく時間も節約できます。

大金を持ち歩く必要がない

海外キャッシングは、ATMさえあれば24時間いつでもモロッコディルハムを引き出せます。

つまり、持ち歩く現金を必要最低限に抑えられ、モロッコ旅行中の防犯対策としても効果的でしょう。

とはいえ、電車や長距離バスのチケットを買うときメディナ(旧市街)で買い物するときは、少し多めの現金を用意しておくと安心です。

現金は何箇所かに小分けにして持ち歩くことで、もしものときの被害を最小限に抑えられます。

両替所は詐欺の危険もあるから要注意!

モロッコの両替所を使うときは、詐欺被害にあわないよう注意が必要です。

特に多いのが、提示されたレートと実際の換金額が異なるケースです。

あとで換金額が少ないことに気がついても、一度窓口から離れてしまったら返金に応じてもらうことはできません。

両替所でお金を受け取ったら、たとえ行列ができていてもその場で確認することが大切です。

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのモロッコ情報

両替所を利用するなら、できるだけ観光客が多いところ、設備がきれいなところを選びましょう。旧市街にある薄暗い両替所などを利用すると、金銭的トラブルが起きるリスクは高くなります。

モロッコのATMの注意点&使い方

モロッコのATMは、ほかの国のATMと少し使い勝手が異なります。

海外旅行に慣れている人も、次の5点には注意が必要です。

モロッコのATMの使い方

  • モロッコでATMを使うなら郵便局のATM
  • ATMで一度に引き出せるのは2000MAD(3万円弱)が上限
  • スキミングには注意
  • 偽ガイドが後ろにいないか注意!
  • 現金の引き出し方法

モロッコでATMを使うなら郵便局のATM

モロッコでお得に海外キャッシングするなら、モロッコの郵便局(POSTE MAROC)系列の銀行「AL BARID BAMK」を使いましょう。

AL BARID BAMKは日本のゆうちょ銀行のような存在で、モロッコの郵便局とほぼセットになっています。

AL BARID BAMKの一番のメリットは、モロッコの銀行に支払う利用手数料がかからないこと。これにより海外キャッシングにかかる手数料を最大限に節約できます。

ATM利用手数料の比較
日本のクレジットカード会社に支払う手数料 モロッコの銀行に支払う利用手数料
AL BARID BAMK 必要 不要
ほかの銀行 必要 必要(約300円~400円)

ATMで一度に引き出せるのは2000MAD(3万円弱)が上限

モロッコのATMで引き出せるのは、1回あたり2000モロッコディルハム(約3万円)が上限です。

そのため、3万円以上の現金が必要なときは、何回かにわけてモロッコディルハムを引き出さなければなりません。

また、土・日曜や夕方などATM利用者が多い時間帯には、ATMが現金不足になることもあります。

確実に現金を引き出すなら、できれば平日の午前中に済ませておくのが理想的です。

スキミングには注意する

モロッコのATMを利用する際は、スキミングにも注意が必要です。

スキミングとは、スキマーと呼ばれる機械を使って、カード情報を盗み取る犯罪のこと。

ATMでは、カード差込口にスキマーが取り付けられていたり、小型カメラで暗証番号の入力を盗み見されたりするケースがあります。

こうしたスキミングの被害を防ぐには、セキュリティ性の高い銀行のATMを使う、暗証番号を入力するときは手元をしっかり隠すなどの対策が効果的です。

偽ガイドが後ろにいないか注意!

モロッコのATMを使うときは、「偽ガイド」にも注意が必要です。

偽ガイドは、親切を装って外国人観光客に近づき、ATMの操作方法などについてアドバイスをくれます。

しかし、暗証番号を盗み見されたり、気づかないうちに財布を盗まれて現金を引き出されたりといったケースも発生しており、在モロッコ日本国大使館から注意喚起がなされるほどです。

ATM操作中に不審に近寄ってくる人がいたら、すぐに操作を中断し、その場から離れるようにしましょう。

現金の引き出し方法

モロッコのATMから現金を引き出す手順は、おもに次の6ステップと簡単です。

ATMの使い方

  1. ATMにクレジットカードを入れる
  2. クレジットカードの暗証番号(PIN)を入力する
  3. WITHDRAWAL AMOUNT(引き出し金額を入力する)を選択
  4. Credit Card(クレジットカード)を選択する
  5. 引き出す金額を入力する
  6. 現金とクレジットカードを取る

引き出す金額を選ぶときは、あらかじめ設定されたボタンをタッチするほか、自分で金額を手入力することもできます。

希望金額でうまくキャッシングできないときは、少し金額を下げて引き出せるか試してみましょう。

30ヶ国以上の海外旅行経験がある

ライター・長坂ヒロのモロッコ情報

海外キャッシングはどのATMでも使えるわけではなく、Visaならplus、MastercardやJCBならCirrusのマークが目印となります。200モロッコディルハムの紙幣で出てくる可能性が高いため、早めにスーパーなどで細かくしておきましょう。

クレジットカードを使うときの注意点

モロッコ旅行に欠かせないクレジットカードですが、次の3点には注意が必要です。

クレジットカードを使うときの注意点

  • 支払いは現地通貨建て
  • 支払いには暗証番号が必要
  • 支払い回数は選べない

支払いは現地通貨(モロッコディルハム)建て

モロッコ旅行中にクレジットカードを使うときは、必ず「現地通貨(モロッコディルハム)建て」を選択しましょう。

海外でクレジットカードを使うときには「現地通貨建て」と「円建て」の2パターンがありますが、円建ては手数料がかなり高くなります。

決済端末に「MAD or JPY」と表示されたときも、必ずMAD(モロッコディルハム)を選んでください。

現地通貨建てと円建て
手数料の目安 レートの決定者
現地通貨建て 約1.6~2.2% 国際ブランド
円建て 約2.0~10.0% 店舗(自由に設定できる)

支払いには暗証番号が必要

モロッコ旅行でクレジットカードを使うときは、4桁の暗証番号(PIN)が必要です。

暗証番号がわからないときは、あらかじめクレジットカード会社に問い合わせすることになります。

暗証番号が記された書類が届くには7〜10日ほどかかるため、余裕をもって問い合わせておくことが肝心です。

なお、モロッコではクレジットカードのタッチ決済も広く普及しており、暗証番号の入力は必要ありません。

店員にクレジットカードを渡す必要もなく、セキュリティ面でも安心感につながります。

支払い回数は選べない

モロッコ旅行でクレジットカードを使う場合、支払い回数は一回(一括)のみです。

日本のように、分割払いやリボ払い、ボーナス払いなどは選べません。

どうしても一括での支払いが難しいときは、あとからマイページやアプリで支払い方法を変更できるケースもあります。

ただし、分割払い(3回以上)やリボ払いは手数料がかかるため、一括で支払うのがもっともお得といえます。

世界各国のクレカ決済事情を紹介中!

さいごに...

この記事のまとめ

モロッコは世界的にみても現金主義が強い国ですが、クレジットカードは絶対に必要です。

クレジットカードがあればそれだけで次のようなメリットが生まれ、モロッコ旅行をよりお得&安全に楽しめるでしょう。

クレジットカードのメリット

  • 両替より手数料が安い
  • 海外旅行保険が無料で付帯
  • お得な海外キャッシングを利用できる
  • 持ち歩く現金を必要最小限にできる
  • 旅行関連の優待特典を使える

モロッコ旅行用にクレジットカードを作るなら、国際ブランドはVisaかMastercardがおすすめ。

VisaとMastercardを1枚ずつ持っていけば、カード決済できるお店の幅が広がるだけでなく、磁気不良や盗難などのトラブルにも柔軟に対応できます。

この記事で紹介したおすすめクレジットカードは、下記リンクからもう一度チェックできます。

国際ブランドや海外旅行保険の補償内容などを比較し、モロッコ旅行中の心強い味方を手に入れてください!

「モロッコ旅行におすすめのクレジットカード5選」をもう一度見る▶

監修者

監修者紹介:飯田道子

ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)

飯田道子

いいだみちこ

金融機関勤務を経て1996年にFP資格を取得。各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなっている。どの金融機関にも属さない独立系FP。ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。クレジットカード専門サイトで数多く記事監修を担当

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