ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)
飯田道子監修
ヨーロッパとアジアの文化が交差するトルコは、世界有数の観光大国として知られています。
そんなトルコへ旅行するときは、クレジットカードがマストアイテムです。
トルコは日本よりもキャッシュレス化が進んでおり、クレジットカードの所有率は約70%ともいわれています。
トルコ旅行にクレカは必要?
- トルコはキャッシュレス化が進んでいる
- ホテル宿泊時にデポジットとしてクレカの提示が必要
- 現金を両替するよりクレカ手数料の方が安い
- スクを減らすため、現金は必要最小限にする
また、トルコへ旅行するなら、VisaとMastercardの2枚持ちが最適です。
トルコはほかの国に比べるとMatercardのシェアが高く、VisaとMastercardを1枚ずつ持っていれば「クレジットカードが使えない」となることはまずありません。
さらに近年はJCBの加盟店も拡大しつつあるため、サブカードとしてJCBカードをプラスすれば、トルコ旅行中の安心感も手に入るでしょう。
当記事でおすすめするクレジットカードは、次の5枚です。
クレジットカードによって発行できる国際ブランドが異なるため、自分にとって最適な「Visa×Mastercard」の組み合わせをみつけてください。
完全ナンバーレスで不正利用に遭いにくい |
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三井住友カード(NL) |
|
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海外旅行保険の補償額が最高3000万円と高額 |
エポスカード |
|
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ポイント還元率が常に2倍 |
JCBカードW |
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トルコで利用した金額の3.0%をキャッシュバック |
学生専用ライフカード |
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プライオリティ・パスを無料で発行できる |
楽天プレミアムカード |
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この記事はこんな内容です
トルコ旅行にクレカは必需品!Mastercardがおすすめ
- トルコではほとんどの店でクレジットカード払いができる
- タッチ決済もかなり普及している
- 電車やバスは交通系ICカードならクレジットカード払い可能
- 現地通貨(トルコ・リラ)を引き出すなら海外キャッシングがお得
目次
トルコ旅行で使えるおすすめのクレジットカード5選
トルコ旅行におすすめのクレジットカードは、以下の5枚。
楽天プレミアムカード以外は年会費無料で、トルコ旅行後に利用頻度が落ちても年会費で損することはありません。
トルコ旅行におすすめのクレジットカード
三井住友カード(NL)│年会費永年無料で最高2000万円の海外旅行傷害保険
トルコ旅行に便利な特典
- 完全ナンバーレスで不正利用に遭いにくい
- 最高2000万円の海外旅行傷害保険が付帯(利用付帯)
- 利用通知サービスにより、不正利用を早期発見しやすい
三井住友カード(NL)は、トルコ旅行中のセキュリティ性を重視する人におすすめ。
券面にカード情報が印字されない「完全ナンバーレス」のため、周囲にカード番号を盗み見される心配がありません。
カード情報は専用のV passアプリから確認でき、アプリで利用通知サービスをONにしておけば不正利用の早期発見にもつながります。
三井住友カード(NL)には最高2000万円の海外旅行傷害保険が付帯する(利用付帯)ほか、2つの国際ブランド(VisaとMastercard)を選択でき、トルコ旅行のメインカードにぴったりといえます。
三井住友カード(NL)
基本スペック
ポイント還元率(通常時) | 0.5% |
---|---|
年会費 | 永年無料 |
発行スピード | 最短10秒/即発24時間 ※1 |
国際ブランド | |
電子マネー | ※2 |
海外旅行保険 | 利用付帯 |
国内旅行保険 | なし |
家族カード | ○ |
ETC | ○ |
※1:即時発行ができない場合があります
※2:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります
お得なキャンペーン
- 2024年11月1日〜2025年2月2日の新規入会キャンペーン新規入会&条件達成で
最大5000円相当
プレゼント
(学生は6000円相当)・新規入会&スマホのタッチ決済1回以上利用で3000円分のVポイントPayギフトをプレゼント
・学生限定 新規入会で1000円分のVポイントPayギフトをプレゼント
・新規入会&1万円ごとの利用で1000円相当のVポイントをプレゼント(最大2000円相当)
エポスカード│最高3000万円の海外旅行保険が付帯
トルコ旅行に便利な特典
- 海外旅行保険の補償額が最高3000万円と高い
- イスタンブールの海外サポートデスクを利用できる
- ショッピング枠を一時的に増額できる
エポスカードは、海外旅行保険の補償額が最高3000万円と高いのが特徴です。
イスタンブールでは海外サポートデスクも使えるため、急病などのアクシデントでも安心感があるでしょう。
また、エポスカードでは「現在の利用可能枠の2倍」か「現在の利用可能枠+100万円」の低いほうを上限に、ショッピング枠を一時的に増額できます。
国際ブランドはトルコでもシェアNo.1のVisaのため、決済用のメインカードに向いています。
エポスカード
基本スペック
ポイント還元率(通常時) | 0.5% |
---|---|
年会費 | 無料 |
発行スピード | 最短当日〜約1週間 ※1 |
国際ブランド | |
電子マネー | ※2 |
海外旅行保険 | 利用付帯 |
国内旅行保険 | - |
家族カード | × |
ETC | ○ |
※1:最短当日は店頭受取の場合
※2:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります
お得なキャンペーン
- WEBからの新規入会で2000円相当プレゼント
JCBカード W│ポイント還元率が常に2倍
トルコ旅行に便利な特典
- ポイント還元率が常に2倍
- 最高2000万円の海外旅行傷害保険が付帯(利用付帯)
- 最高100万円のショッピングガード保険が付帯
JCBカード Wは、18~39歳を対象とした年会費無料のJCBのプロパーカードです。
ポイント還元率が通常の2倍(1.0%)と高く、トルコで利用すればお得にOki Dokiポイントが貯まります。
JCBカード Wには最高2000万円の海外旅行保険のほかに、最高100万円のショッピングガード保険が付帯します。
トルコで購入した商品が盗難・破損したときに補償を受けられるため、高額商品を買うときはJCBカード Wを優先的に使うとよいでしょう。
JCB カード W
基本スペック
ポイント還元率(通常時) | 1.0% |
---|---|
年会費 | 無料 ※1 |
発行スピード | 最短5分発行 ※2 |
国際ブランド | |
電子マネー | ※3 |
海外旅行保険 | 利用付帯 |
国内旅行保険 | なし |
家族カード | ○ |
ETC | ○ |
※1:39歳まで申し込み可能
※2:9:00AM~8:00PMで申し込み(受付時間を過ぎた場合は翌日扱い)。顔写真付き本人確認書類による本人確認(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)。モバ即での入会後、カード到着前の利用方法についてはJCBのHPにて確認
※3:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります
お得なキャンペーン
- 新規入会キャンペーン(2025年3月31日まで)
・MyJCBログイン&Amazon.co.jp利用で最大1万2000円のキャッシュバック(Amazon.co.jpで利用した金額の20%をキャッシュバック) - 新規入会キャンペーン(2025年3月31日まで)
・MyJCBログイン&Apple Pay/Google Pay/MyJCB Payの利用で最大3000円のキャッシュバック(利用金額の20%をキャッシュバック) - 家族カード入会&家族カードでのMyJCBログインで最大4000円のキャッシュバック(家族1名の申し込みにつき2000円のキャッシュバック)(2025年3月31日まで)
- お友逹紹介キャンペーン!紹介者・被紹介者に1500円キャッシュバック(2025年3月31日まで)
学生専用ライフカード│海外利用総額の3.0%をキャッシュバック
トルコ旅行に便利な特典
- トルコで利用した金額の3.0%をキャッシュバック
- 最高2000万円の海外旅行保険が自動付帯
- 緊急のお問い合わせ窓口(エマージェンシーライン)を利用できる
学生専用ライフカードは、18~25歳の学生のみが発行できるクレジットカードです。
海外利用総額の3.0%がキャッシュバックされる(要事前エントリー、最大10万円)のが特徴で、トルコ旅行で使えば使うほどお得を実感できます。
また、学生専用ライフカードには最高2000万円の海外旅行保険が自動付帯します。
利用付帯のクレジットカードのように、必ずしも旅費の一部をカード決済する必要はありません。
国際ブランドもVisa、Mastercard、JCBの3種類と多く、ほかのクレジットカードと柔軟に組み合わせやすいでしょう。
学生専用ライフカード
基本スペック
ポイント還元率(通常時) | 0.1% |
---|---|
年会費 | 無料 |
発行スピード | 最短2営業日 |
国際ブランド | |
電子マネー | ※1 |
海外旅行保険 | 自動付帯 |
国内旅行保険 | - |
家族カード | ○ |
ETC | ○ |
※1:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります
お得なキャンペーン
- 新規入会プログラム+つかっておトクプログラムの合計で最大1万5000円のキャッシュバック!
・アプリログインで2000円キャッシュバック
・3万円以上の利用で8000円キャッシュバック
・Apple Pay/Google Payの利用で3000円キャッシュバック
・一部サブスクの支払いで2000円キャッシュバック
楽天プレミアムカード│プライオリティ・パスを無料で発行
トルコ旅行に便利な特典
- プライオリティ・パスを無料で発行できる
- ポイント還元率が1.2%と高い
- 最高5000万円の海外旅行傷害保険が自動付帯
楽天プレミアムカードは、年会費1万1000円のハイステータスカード。
会員制の空港ラウンジ「プライオリティ・パス」を無料発行できるのがメリットで、トルコへの長旅に備えて疲れを癒やすことができます。
楽天プレミアムカードには最高5000万円と高額な海外旅行傷害保険が付帯(一部利用付帯)しているのも特徴です。
さらに、イスタンブールでは楽天カードトラベルデスクも使え、現地での予約や手配なども依頼することができ便利です。
ポイント還元率が1.2%と高いうえ、国際ブランドも4種類(Visa、Mastercard、JCB、American Express)から選べるため、「優雅なトルコ旅行を楽しみたい」という人のメインカードに向いています。
楽天プレミアムカード
基本スペック
ポイント還元率(通常時) | 1% |
---|---|
年会費 | 11,000円 |
発行スピード | 1週間〜10日 |
国際ブランド | |
電子マネー | ※1 |
海外旅行保険 | 自動付帯 |
国内旅行保険 | 自動付帯 |
家族カード | ○ |
ETC | ○ |
※1:電子マネーは国際ブランドによって使用できないものがあります
お得なキャンペーン
- 新規入会&利用で5000ポイント進呈
トルコ旅行にクレジットカードが必須な理由
トルコ旅行において、「クレジットカードは絶対に必要」といっても過言ではありません。
クレジットカードを持っていないと、それだけでさまざまなデメリットが生まれてしまいます。
トルコ旅行にクレジットカードが必須な理由
- ホテル宿泊時にデポジットとしてクレカの提示が必要
- 現金を両替するよりクレカ手数料の方が安い
- リスクを減らすため、現金は必要最小限にする
ホテル宿泊時にデポジットとしてクレカの提示が必要
トルコのホテルに泊まるときは、デポジットとしてクレジットカードの提示が必要なケースがあります。
デポジットとは、宿泊費以外の費用を保証するために、ホテルに一時的に預ける保証金のこと。
客室の破損や盗難があったときにデポジット額から実費が精算されますが、何も問題なければチェックアウト時にクレジットカードを通して返金されます。
デポジット額は宿泊費の1~2泊分が目安で、クレジットカードで支払うのが基本です。
まれに現金での支払いを認めているホテルもありますが、手数料でかなり損してしまうでしょう。
現金でデポジットを支払うと以下のようなデメリットがあることを理解して、クレジットカードを利用するか、現金払いにするかを決めるといいでしょう。
デポジットを現金で支払うデメリット
- 両替手数料が高くなる
- 一時的に手元の現金がなくなる
- 帰国直前だと、チェックアウト時に現金が返ってきても使えきれない(日本円に戻すと手数料を2倍払うことに)
30ヶ国以上の海外旅行経験がある
ライター・長坂ヒロのトルコ情報
ホテルによっては、クレジットカードを提示するだけでデポジットと認めてくれることもあります。トルコなどのヨーロッパ圏では、クレジットカードが身分証代わりや支払い能力の証明になりますよ。
現金を両替するよりクレカ手数料の方が安い
トルコ旅行中の買い物にクレジットカードを使えば、現地通貨(トルコ・リラ)に両替するより手数料が安くなります。
トルコでクレジットカードを使うと「海外事務手数料」が加算されます。
海外事務手数料はクレジットカード会社や国際ブランドによってさまざまですが、一般的に1.6~2.2%程度が基本です。
一方、両替にかかる手数料は2.0~10.0%になってきます。
決済金額ごとに手数料を比較すると、次のとおりで、決済額が大きくなるほど、手数料にも大きな差が生まれます。
5万円 | 10万円 | 20万円 | |
---|---|---|---|
クレカ(1.6~2.2%) | 800〜1100円 | 1600〜2200円 | 3200〜4400円 |
現金(2.0~10.0%) | 1000円〜5000円 | 2000円〜1万円 | 4000円〜2万円 |
両替の場合、両替所によってレートは大きく異なります。
レートの良い両替所をみつけるには、あれこれ両替所をめぐったり膨大な時間とエネルギーがかかるでしょう。
一方、クレジットカードならどこで利用しても手数料は一律で、トルコ旅行中の時短にもつながります。
リスクを減らすため、現金は必要最小限にする
トルコ旅行にクレジットカードを持っていけば、持ち歩く現金を必要最低限におさえられます。
これにより、万が一の盗難や紛失でも被害が少なくなり、トルコ旅行中の防犯対策に役立つでしょう。
さらに、クレジットカードは盗難・紛失にあっても、緊急連絡先への電話やアプリからの手続きによりすぐに利用停止できます。
不正利用にあっても被害額を補償してもらえるケースが多く、現金よりセキュリティ性は高いといえます。
30ヶ国以上の海外旅行経験がある
ライター・長坂ヒロのトルコ情報
「海外旅行にクレジットカードを持っていくのは不安」と感じる人も多いですが、それは大きな間違い。クレジットカードを持っていたほうがセキュリティ性は高く、旅行中の安心感や快適性につながります。
トルコ旅行にクレカを持っていく4つのメリット
トルコ旅行にクレジットカードを持っていけば、それだけで次の4つのメリットを活用できます。
トルコ旅行にクレカを持っていくメリット
- 海外旅行保険が付帯している
- クレジットカードに付帯する優待特典が利用できる
- トルコではほとんどの店でクレジットカード払いができる
- 海外キャッシングが利用できる
海外旅行保険が付帯している
クレジットカードの多くには海外旅行保険が付帯しており、トルコ旅行中の思わぬアクシデントに備えられます。
トルコは日本より物価は安いものの、医療費は日本より高額です。
もちろん、日本のように保険証による3割負担はないため、海外旅行保険に加入せずに旅行するのはかなりハイリスクでしょう。
自己加入型の海外旅行保険に加入する場合、トルコ旅行に必要な保険料は1週間で2000~4000円ほどかかります。
一方、クレジットカードの海外旅行保険は無料で、事前申込も必要ありません。
クレジットカードの海外旅行保険料を活用すれば、それだけでも2000~4000円を節約できることになります。
クレジットカードに付帯する優待特典が利用できる
クレジットカードに付帯する優待特典を使えば、トルコ旅行中のお得や安心感を手に入れることができます。
トルコ旅行で使える優待特典
- 現地サポートデスク
- レンタルスーツケース、Wi-Fi、手荷物宅配サービスなどの優待割引
- 各種保険(海外旅行保険、ショッピング保険)の付帯
- 加盟店(レストランやおみやげ屋など)での優待割引、ポイントアップ
- 空港ラウンジ(ゴールドカード以上)
クレジットカードによっては、イスタンブールなどで現地サポートデスクを利用できます。
サポートデスクでは、カードの盗難や紛失だけでなく、病院の紹介やオプショナルツアーの手配など、さまざまなサービスを利用できます。
特に、海外旅行経験が浅い人や英語が苦手な人にとっては、トルコ旅行中の安心感につながるでしょう。
この記事で紹介しているクレジットカードでは、それぞれ以下のサポートデスクを使えます。
現地サポートデスクがない場合は、専用ダイヤルにより電話でのサポートを受けられます。
現地サポートデスクの有無
- 三井住友カード(NL):VJデスク
- エポスカード:エポスカード海外サポートデスク(イスタンブール)
- JCBカード W:JTBグローバルアシスタンス 海外緊急サポートデスク
- 学生専用ライフカード:エマージェンシーサービス
- 楽天プレミアムカード:楽天カードトラベルデスク(イスタンブール)
トルコではほとんどの店でクレジットカード払いができる
トルコは日本以上にキャッシュレス化が進んでおり、ほとんどのお店でクレジットカードを使えます。
特にイスタンブールやカッパドキアなど観光客が多い都市なら、小さな個人商店などを除きクレジットカードが使えないことはほぼないでしょう。
とはいえ、現金(トルコ・リラ)を全く持ち歩かないのはおすすめできません。
クレジットカードが使えないお店や公共交通機関の利用に備え、常に500〜1000トルコ・リラ(約2200〜4400円)程度は持ち歩くと安心です。
海外キャッシングが利用できる
クレジットカードがあれば、トルコ旅行中に海外キャッシングを利用できます。
海外キャッシングとは、クレジットカードを使ってトルコのATMから現地通貨(トルコ・リラ)を引き出せる制度のこと。
海外キャッシングは両替より手数料が安く、大金を持ち歩く必要がないことからトルコ旅行中の防犯対策につながります。
トルコのクレカ事情│Mastercardは必ず持っていこう
トルコはクレジットカードが広く流通していますが、日本とは少し事情が異なります。
特に国際ブランドのシェアは日本と大きく異なるため、あらかじめトルコならではの注意点をチェックしておきましょう。
トルコのクレカ事情
- トルコではMastercard、Visaが便利
- タッチ決済も普及している
- JCBも使えるように!
- トルコでクレジットカードが使える場所・使えない場所
トルコではMastercard、Visaが便利
トルコ旅行にクレジットカードを持っていくなら、国際ブランドはVisaとMastercardの2つを最優先にしましょう。
トルコにおける国際ブランドのシェアは、以下のとおり。ほかの国に比べると、Mastercardのシェアが高いのが特徴です。
国際ブランド | シェア率 | |
---|---|---|
1位 | Visa | 55% |
2位 | Mastercard | 43% |
3位 | Troy | 1% |
4位 | American Express | 1% |
※ 出典:statista「Market share of payment card brands - Visa, Mastercard, American Express, or in-market local card schemes - in Turkey from 2017 to 2023」
第3位のTroyとは、トルコの全銀行を統合した独自の決済ブランドです。
VisaやMastercardに比べるとまだシェアは低く、外国人観光客にとってはVisaかMastercardの2択といえます。
タッチ決済も普及している
トルコでは、クレジットカードのタッチ決済も広く普及しています。
タッチ決済の利用方法は簡単で、決済端末にクレジットカードをかざすだけ。
あらかじめApple PayやGoogle Payにクレジットカードを登録しておけば、スマホでのタッチ決済もできます。
タッチ決済を使えば、大切なクレジットカードを店員に渡す必要はありません。
スキミングや不正利用に遭うリスクも回避でき、トルコ旅行中のセキュリティ性を確保しやすいといえます。
JCBも使えるように!
トルコではまだシェアの低いJCBですが、2021年にトルコ最大手の銀行の1つであるZiraat Bankとの間で、正式なパートナーシップが締結されました。
これは、トルコ国内の50万を超える加盟店でJCBカードを使えるだけでなく、Ziraat Bank ATMでもJCBカードで海外キャッシングできることを意味しています。
JCBカード Wには「ショッピングガード保険」が付帯するため、高額な買い物をするときにはJCBカードを使えるかお店に聞いてみるのもよいでしょう。
トルコでクレジットカードが使える場所・使えない場所
トルコ国内のクレジットカードを使える場所、使えない場所をまとめると、次のとおりです。
小さなお店や公共交通機関ではクレジットカードを使えないことも多いため、クレジットカードと現金を上手に使い分けることがポイントとなります。
使える場所 | 使えない場所 |
---|---|
|
|
イスタンブールやカッパドキアなどの観光地は、外国人観光客がスムーズに支払えるようクレジットカードに対応しているお店がほとんどです。
とはいえ、屋台やストリートフード、市場などでは現金のみとするお店も少なくないため、その日の観光プランによって必要な現金を大まかに計算しておくと安心です。
30ヶ国以上の海外旅行経験がある
ライター・長坂ヒロのトルコ情報
市場ではクレジットカードを使えるお店も増えていますが、セキュリティ面で不安が残るのも事実。お店の雰囲気によっては、現金で支払ったほうが安心かもしれません。
トルコの公共交通機関は交通系ICカードが便利
トルコの公共交通機関を使うときは、交通系ICカードを持っていると便利です。
交通系ICカードはクレジットカードでのチャージも可能で、チケット購入の手間を省けることから時短にもつながります。
トルコの交通機関の決済事情
- 交通系ICカード「イスタンブールカード」もクレカでチャージ可能
- 電車やバスでのクレジットカードでのタッチ決済はできない
- タクシーは基本的に現金支払い
たとえばイスタンブールで観光客がよく使う公共交通機関は、次の6種類。交通系ICカード「イスタンブールカード」を持っていれば、エアポートバスを除く全ての公共交通機関に利用できます。
支払方法 | |
---|---|
トラム・地下鉄・市内バス | ・イスタンブールカード ・電子チケット(回数券) |
エアポートバス | ・現金(専用ブース) ・クレジットカード ・公式サイトでの事前購入 ※イスタンブールカード、電子チケット(回数券)を含むその他決済手段での乗車は不可 |
トラムヴァイ | ・イスタンブールカード ・電子チケット(回数券) ・ジェトン(トークン) ※短い距離を走る「T2」のノスタルジック・トラムはジェトンの利用不可 |
メトロビュス(専用軌道を走るバス) | ・イスタンブールカードのみ ※電子チケット(回数券)を含むその他決済手段での乗車は不可 |
マルマライ線 | ・イスタンブールカード ・マルマライチケット ・電子チケット(回数券) |
フェリー | ・イスタンブールカードのみ ※電子チケット(回数券)を含むその他決済手段での乗車は不可 |
イスタンブールカードは、駅構内などにある専用の券売機で購入できます。
2024年現在、イスタンブールカードの発行費用は130トルコ・リラ(約560円)。券売機は日本語表記にも対応しているため、はじめての人でも購入&チャージは簡単です。
交通系ICカード「イスタンブールカード」もクレカでチャージ可能
イスタンブールカードは、現金だけでなくクレジットカードでのチャージも可能です。
対応している国際ブランドはVisa、Mastercard、American Expressの3種類で、JCBは使えません。
券売機でのチャージ方法はおもに次の4ステップで、チャージ金額は20〜500トルコ・リラの選択式となります。
イスタンブールカード券売機の操作方法
- 言語設定を日本語に変える
- 「イスタンブールカードを購入」を選択
- 「現金」または「クレジットカード」を選ぶ
- チャージ金額を選ぶ
電車やバスでのクレジットカードでのタッチ決済はできない
トルコの公共交通機関では、クレジットカードによるタッチ決済はできません。
クレジットカードを使いたいときは、あらかじめ交通系ICカードを購入しておく必要があります。
イスタンブールカードを購入せずに電車やバスに乗るなら、「交通費」として少し多めに現金を用意しておくとよいでしょう。
タクシーは基本的に現金支払い
トルコのタクシーでは、基本的にクレジットカードは使えません。
支払いは現金のみとなります。
また、一部クレジットカード払いに対応しているタクシーもありますが、タクシーでの詐欺事件も発生しています。
特に正規でないタクシーを利用すると犯罪に巻き込まれるリスクがあるため、以下の3点を意識するのがポイントです。
タクシーでぼったくりに遭わないための対策
- 流しのタクシーは使わない
- メーターが動いているか確認する
- クレジットカードで支払う場合は、決済端末に表示された金額を確認する
30ヶ国以上の海外旅行経験がある
ライター・長坂ヒロのトルコ情報
イスタンブールのタクシーは、おもに黄色(一般)、水色(少し高め)、黒色(大人数向け)の3種類。なかにはメーター制ではなく高額な料金をふっかけてくる運転手もいますが、不審に感じたら乗らないのも選択肢のひとつです。正規のタクシーを見極めるには、車体の左右と上にナンバーの表示があるかをチェックしてください!
トルコの現金事情│日本に比べて物価が安い!
トルコは日本より物価が安いものの、チップやトルコ観光税など、思わぬところでコストがかかることもあります。
ここでは、トルコ旅行にかかる費用相場について解説します。
トルコの現金事情
- 1日に必要な現金は約1.5〜2.5万円
- 通貨は「トルコ・リラ」
- チップ代として現金は用意しておこう
- 宿泊時に「トルコ観光税」が必要
- 米ドル・ユーロも利用できる
1日に必要な現金は約1.5〜2.5万円
トルコの物価
トルコの物価は日本に比べて安い
トルコ旅行に必要な費用は、1日あたり約1.5〜2.5万円が目安。内訳は、以下のとおりです。
トルコ旅行中に必要な費用
- ホテル代:1泊あたり8000円〜1万5000円
- 食事代:1食あたり500〜1500円
- 交通費:300〜1000円
- 観光代:2000〜5000円
航空券が15〜25万円であることを考えると、3泊5日なら20〜30万、5泊7日の旅行なら25〜35万円が目安といえます。
ただし、洞窟ホテルに滞在する場合やオプショナルツアー(カッパドキアの気球など)を追加する場合は、さらに旅費が高くなります。
ご自身の旅行プランやスタイルに応じて、実際に必要な旅費をシミュレーションしてみてください。
通貨は「トルコ・リラ(TRY)」
トルコには、「トルコ・リラ」という独自通貨が流通しています。
トルコ・リラの紙幣は、次の6種類。もっとも価値の高い200リラ札でも、日本円に換算すると約872円です。
リラ | 円 |
---|---|
5リラ | 21.82円 |
10リラ | 43.65円 |
20リラ | 87.29円 |
50リラ | 218.23円 |
100リラ | 436.45円 |
200リラ | 872.91円 |
※ 2024年10月のレート。
また、硬貨も計6種類(1リラ、50、25、10、5、1クルシュ)あり、1リラ未満には「クルシュ」という単位が使われます。
チップ代として現金は用意しておこう
ヨーロッパの一部ともされるトルコには、チップ文化が根付いています。
チップの相場は、それぞれ以下のとおり。1リラの硬貨をたくさん用意しておくと、チップの支払いに便利です。
チップの相場
- 枕銭=1人2リラ(1ドル)
- トイレ=0.5~2リラ
- レストラン=料金の10~15%
30ヶ国以上の海外旅行経験がある
ライター・長坂ヒロのトルコ情報
レストランの会計で「サービス料」が加算されていれば、チップの支払いは不要です。また、タクシーでも少し多めに支払ってお釣りを渡すのが一般的です。
宿泊時に「トルコ観光税」が必要
トルコのホテルに宿泊するときは、宿泊費とは別にトルコ観光税の支払いが必要です。
トルコ観光税は、1泊の宿泊費の2%が目安。たとえば1泊1万円のホテルなら、1泊につき約200円が加算されます。
インターネットからホテルを予約するときは、表示価格にトルコ観光税が含まれているかをチェックしておくと安心でしょう。
米ドル・ユーロも利用できる
世界中からの観光客が訪れるトルコでは、米ドルやユーロをそのまま使えるお店もあります。
ただし、レートはお店によってさまざまで、場合によってはレートで損するかもしれません。また、基本的にお釣りはトルコ・リラで返ってきます。
米ドルやユーロは、あくまで「困ったときの手段」と考え、海外キャッシングでトルコ・リラを引き出すのが堅実といえます。
現地通貨が必要になったら海外キャッシングがお得
トルコ旅行中に現地通貨(トルコ・リラ)が必要になったら、海外キャッシングがおすすめ。
海外キャッシングは両替よりもレートが良く、大金を持ち歩く必要がないことから防犯対策にも役立ちます。
海外キャッシングのメリット
- キャッシングは両替よりもレートが良い
- 大金を持ち歩く必要がない
- 両替所は詐欺の危険もあるから要注意!
- 日本での両替はレートが悪い!トルコに到着してから両替がおすすめ
キャッシングは両替よりもレートが良い
海外キャッシングは、両替よりも手数料が安いのが大きなメリットです。
海外キャッシングにかかる手数料は、利息(年率18.0%)とATM手数料(110~220円)の2種類あります。
「年率18.0%」と聞くと高く感じられますが、1ヶ月あたり約1.5%、1日あたり約0.05%とレートはかなり低くなります。
たとえば10万円分のトルコ・リラを引き出した場合、海外キャッシングの手数料は約1700円。両替手数料の2000~1万円(手数料2.0〜10.0%の場合)に比べると、かなりお得感があります。
海外キャッシングの手数料
- 利息:10万円×18.0%(年率)÷365×30日=約1480円
- ATM手数料:110~220円
大金を持ち歩く必要がない
海外キャッシングは、24時間いつでも必要な分だけお金を引き出せます。
つまり、大金を持ち歩く必要がなく、トルコ旅行中の防犯対策としても効果的です。
トルコの治安は「比較的安全」とされていますが、けっして油断はできません。
観光地エリアでは、外国人を狙った詐欺や盗難も発生しています。
大金を持ち歩いていると警戒心が高まることで観光も楽しめなくなってしまうため、クレジットカードを持っていたほうがトルコ旅行を有意義に過ごしやすいでしょう。
両替所は詐欺の危険もあるから要注意!
トルコで両替が必要なときには、詐欺のリスクにも注意しなければなりません。
悪質な両替所にあたってしまうと、次のようにさまざまなトラブルに巻き込まれるリスクがあります。
両替所における詐欺の例
- レートが異常に高い
- 換算額をごまかされる(実際に渡される現金が少ない)
こうした被害に遭わないためには、その場で受取金額をチェックすることが大切です。
一度でも両替所から離れてしまうと、受取金額が少なくても対応してもらえません。
また、バザールなどで「高レートで両替します」と声をかけてくる人がいたら要注意。このような人は正式な許可なく両替していることが多く、巧みな話術で現金をだまし取ろうとします。
トルコでどうしても両替が必要なときは、観光客が並んでいる両替所など、信用できそうな両替所を見極めるようにしましょう。
日本での両替はレートが悪い!トルコに到着してから両替がおすすめ
トルコ・リラは日本国内でも入手できますが、一般的にレートはよくありません。
日本円からトルコ・リラに両替するなら、トルコに到着してから両替したほうがお得です。
なお、空港にある両替所は、一般的にレートが高くなる傾向にあります。
少しでもお得に両替するなら、街中に移動してから両替するのがよいでしょう。
30ヶ国以上の海外旅行経験がある
ライター・長坂ヒロのトルコ情報
トルコでは日本円の流通量が少なく、米ドルやユーロに比べるとレートは悪くなりがちです。もし米ドルやユーロを持っていれば、日本円ではなく米ドルやユーロからトルコ・リラに両替したほうがお得ですよ。
トルコのATMの使い方
海外旅行に慣れていたら、「海外キャッシングは簡単」と感じる人も多いでしょう。
しかし、トルコのATMは、ほかの国のATMと少し使い勝手が違います。
「思ったより高くついた」とならないよう、あらかじめ次の5点をチェックしておきましょう。
トルコのATMの使い方
- トルコでATMを使うならHSBC
- 現金の引き出し方法
- DCC手数料に注意!
- ATMで一度に引き出せるのは2000リラが上限の場合が多い
- スキミングには注意
トルコでATMを使うならHSBC
トルコでお得に海外キャッシングするなら、HSBCのATMがおすすめです。
HSBCのATMは、次で説明するDCCの案内もなく、ATMオーナー手数料もかかりません。
そのため、追加のコストを心配することなく、ほかの国のATMと同じように海外キャッシングできます。
ただし、HSBCのATMは、イスタンブールの空港にはありません。
街中のショッピングモールや観光施設周辺などでHSBCのATMを見かけたら、その場で海外キャッシングしておくのもひとつの手でしょう。
DCC手数料に注意!
トルコのATMでは、DCC手数料が加算されることがあります。
DCC取引とは
取引時にその場で自国の通貨に換算して決済する仕組み。現地通貨(トルコ・リラ)での支払いではなく、日本円で請求されるように選択できるサービス。トルコの金融機関側がレートを決めるため、通常のクレジットカードキャッシング時のレートに比べると悪い場合が多く、さらに手数料を徴収する銀行もある。
実際に、Garanti BBVAやQNB FINANSBANKのATMでは、DCC手数料が強制となることもあります。
DCC手数料は約5.0〜10/0%ほどで、1万円おろしたら手数料だけで500〜1000円に。これでは両替以上にコストがかかってしまうため、トルコのATMでは「DCC手数料を拒否設定できるか」がとても大切です。
現金の引き出し方法
DCC手数料のないATMなら、操作方法は次の6ステップとシンプルです。
ATMの使い方
- ATMにクレジットカードを入れる
- クレジットカードの暗証番号(PIN)を入力する
- WITHDRAWAL AMOUNT(引き出し金額を入力する)を選択
- Credit Card(クレジットカード)を選択する
- 引き出す金額を入力する
- 現金とクレジットカードを取る
海外キャッシングに対応しているATMは、クレジットカードがVisaの場合はplus、MastercardかJCBの場合はCirrusのマークが目印となります。
うまくキャッシングできないときはATMの現金が不足している可能性がありますので、ほかのATMを試してみましょう。
ATMで一度に引き出せるのは2000リラが上限の場合が多い
トルコのATMでは、海外キャッシングの上限金額(1日あたり)が決まっていることがあります。
一般的に、海外キャッシングの上限金額は2000トルコ・リラ。日本円で約8730円とけっして多いとはいえません。
毎回のATMの手数料を少しでも抑えるなら、「クレジットカードを使えるところはクレジットカードで」という姿勢でいることが大切です。
スキミングには注意する
トルコのATMを使うときは、スキミングにも注意しなければなりません。
スキミングとは、スキマーという専用の機械を使ってクレジットカード情報を盗み取ること。ATMの場合、カード差込口にスキマーが設置されている可能性があります。
また、暗証番号を入力するボタンに特殊な装置がつけられており、暗証番号を盗み取られるケースもあります。
何かおかしいなと思ったらすぐに利用を中止し、ATMの管理者などに報告しましょう。
30ヶ国以上の海外旅行経験がある
ライター・長坂ヒロのトルコ情報
安心してATMを使うなら、銀行内のATMがおすすめ。銀行は24時間体制で警備員が常駐することが多く、スキマーが取り付けられているリスクは低いといえます。また、営業時間内ならすぐにスタッフを呼び出せるため、操作が不安な方にはぴったりです。
トルコでクレジットカードを使うときの注意点
トルコ旅行に欠かせないクレジットカードですが、次の3点には注意が必要です。
クレジットカードを使うときの注意点
- 支払いは現地通貨建て
- 支払いには暗証番号が必要
- 支払い回数は選べない
支払いは現地通貨建て
トルコでクレジットカードを使うときは、必ず現地通貨(トルコ・リラ)建てを選びましょう。
クレジットカードの支払い方法には「現地通貨(トルコ・リラ)建て」と「円建て」の2つがあり、円建ては手数料が高額です。
決済端末に「TRY or JPY」と表示されたときは、手数料を抑えるためにもTRY(トルコ・リラ)を選んでください。
手数料の目安 | レートの決定者 | |
---|---|---|
現地通貨建て | 約1.6~2.2% | 国際ブランド |
円建て | 約2.0~10.0% | 店舗(自由に設定できる) |
支払いには暗証番号が必要
トルコ旅行中にクレジットカードを使うときは、ショッピングでも海外キャッシングでも4桁の暗証番号(PIN)が必要です。
暗証番号がわからないときは、出発前にクレジットカードに問い合わせが必要です。
暗証番号は書類での通知となり、目安として約1~2週間かかるため、わからないときは早めに問い合わせておきましょう。
支払い回数は選べない
トルコでクレジットカードを使うときは、支払い回数は一回(一括)のみです。
分割払いやリボ払いなど、ほかの支払い方法を選ぶことはできません。
どうしても一括払いが難しいときは、あとからクレジットカードのマイページやアプリで分割払いに変更できることもあります。
海外旅行にクレカが必要な理由を詳しく知りたい人はこちらの記事をチェック
海外旅行におすすめのクレジットカード│旅行先に最適な最強の1枚を選ぼう!
さいごに...
この記事のまとめ
トルコは日本よりキャッシュレス化が進んでおり、クレジットカードはマストアイテム。
トルコ旅行にクレカは必須
- トルコはキャッシュレス化が進んでいる
- ホテル宿泊時にデポジットとしてクレカの提示が必要
- 現金を両替するよりクレカ手数料の方が安い
- スクを減らすため、現金は必要最小限にする
クレジットカードがないと、ホテルでデポジットを払えなかったり両替で損したりと、たくさんのデメリットが生まれてしまいます。
トルコ旅行用にクレジットカードを作るなら、国際ブランドはVisa×Mastercardの2枚持ちがおすすめです。
たとえば三井住友カード(NL)(Mastercard)とエポスカード(Visa)の2枚持ちなら、年会費を一切かけずにトルコ旅行中のお得&安心が手に入ります。
トルコ旅行にクレジットカードを持っていけば、ほかにも海外旅行保険が無料付帯したり、お得な海外キャッシングを使えたりと、メリットが盛りだくさん!
ぜひ下記リンクからおすすめのクレジットカード5選をおさらいし、トルコ旅行をもっとお得に、もっと安全に楽しみましょう!
監修者
ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)
飯田道子
いいだみちこ
金融機関勤務を経て1996年にFP資格を取得。各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなっている。どの金融機関にも属さない独立系FP。ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者)。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。クレジットカード専門サイトで数多く記事監修を担当