毎年10月1日は「都民の日」です。2018年の「都民の日」も東京都の21施設の入園料、観覧料などが無料になります(※「企画展のみ」や「常設展のみ」の場合もあるので各施設の欄をよくお読みください。また2018年の「都民の日」は月曜日ですので各施設の開館情報もご確認ください)。他に記念行事も行われているので東京都の公式情報でチェック! リニューアルされた「東京都江戸東京博物館」の情報も更新しました。もちろん、2018年も東京都民&都民じゃなくても無料ですので、この機会におでかけしてみてはいかがでしょう。(公開:2018年9月5日/更新:2021年2月17日)
◆CONTENTS◆
Ⓐ恩賜上野動物園/Ⓑ東京都美術館/Ⓒ井の頭自然文化園/Ⓓ旧芝離宮恩賜庭園/Ⓔ東京都庭園美術館/Ⓕ江戸東京たてもの園/Ⓖ京浜島勤労者厚生会館/Ⓗ旧岩崎邸庭園/Ⓘ多摩動物公園/Ⓙ葛西臨海水族園/Ⓚ清澄庭園/Ⓛ東京都写真美術館/M:旧古河庭園/Ⓝ東京港野鳥公園/Ⓞ東京都江戸東京博物館/Ⓟ小石川後楽園/Ⓠ神代植物公園/Ⓡ殿ヶ谷戸庭園/Ⓢ八王子労政会館 体育室/Ⓣ夢の島熱帯植物館/Ⓤ浜離宮恩賜庭園/Ⓥ向島百花園/Ⓦ六義園(順不同)
※「東京都現代美術館」は改修工事のため休館中です。また、「八王子労政会館」は2018年「都民の日」無料施設に該当しておりません。
Ⓐ恩賜上野動物園
約350種2500点の動物を飼育する上野動物園。東園はジャイアントパンダ舎、ゴリラ・トラの住む森、ゾウのすむ森、クマたちの丘、ホッキョクグマとアザラシの海など。西園にはキリン、カバ、サイ、ハシビロコウ、アイアイなどアフリカ産の動物、小獣館、両生爬虫類館、家畜動物が中心の子ども動物園などがあります。
★パンダ情報はお出かけ前にインターネットにてチェックしましょう!
上野動物園のジャイアントパンダ情報サイト UENO-PANDA.JP→https://www.ueno-panda.jp/
[住所]東京都台東区上野公園9-83 [Googleマップ]
(JR上野駅(公園口)から徒歩5分)
[URL]https://www.tokyo-zoo.net/zoo/ueno/
Ⓑ東京都美術館
●企画展「BENTO おべんとう展 ー食べる・集う・つながるデザイン」のみ●
「誰かと一緒に食べる行楽弁当から毎日のお昼ごはんまで、お弁当は私たちの生活の中に深く根づいています。本展では日本独自の食文化である「お弁当」と食べることのコミュニケーション・デザインについて現代作家の作品を通して見つめます。子どもも大人もファミリーも楽しい、見る・聞く・触れる、参加体験型の展覧会です。」(東京都美術館サイトより引用)
[住所]東京都台東区上野公園8-36 [Googleマップ]
(各線・上野駅より徒歩7〜10分)
[URL]https://www.tobikan.jp/
Ⓒ井の頭自然文化園
井の頭公園に隣接した動物園。「リスの小径」「武蔵野ハビタット」「モルモットふれあいコーナー」などにかわいい動物がいっぱい。本園と分園あわせて200種を超える動物を飼育しています。また、水生物園、彫刻館、資料館などの他に小さな遊園地「スポーツランド」も子ども達に人気です。
[住所]東京都武蔵野市御殿山1-17-6 [Googleマップ]
(各線・吉祥寺駅[公園口]から徒歩約10分)
[URL]https://www.tokyo-zoo.net/zoo/ino/
Ⓓ旧芝離宮恩賜庭園
現代の東京に残っている江戸初期の大名庭園の一つ。池を中心とした庭園の区画や石の配置がとても美しい回遊式泉水庭園です。
[住所]東京都港区海岸1丁目 [Googleマップ]
(各線・浜松町駅から徒歩1分)
[URL]https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index029.html
Ⓔ東京都庭園美術館
●庭園入場料のみ●
旧朝香宮邸とも呼ばれる、1920年代から1930年代にかけてヨーロッパの装飾美術の主流であるアール・デコ様式を現在に伝える建物。広大な庭園に囲まれ、自然と建物と美術作品があわせて楽しめる素晴らしい美術品です。2015年に国の重要文化財に指定されました。
[住所]東京都港区白金台5-21-9 [Googleマップ]
(各線・白金台駅より徒歩6分)
[URL]https://www.teien-art-museum.ne.jp
Ⓕ江戸東京たてもの園
江戸時代から昭和初期までの、30棟の復元建造物が建ち並ぶ江戸東京たてもの園。現地保存が不可能な文化的価値の高い歴史的建造物を移築し、復元・保存・展示。センターゾーン、東ゾーン、西ゾーンとエリアが分かれており、時代によって建物の移り変わりが一目瞭然。まるで古い町にタイムトリップしたかのような不思議な感覚が楽しい施設です。
[住所]東京都小金井市桜町3-7-1(都立小金井公園内) [Googleマップ]
(各線・花小金井駅からバス)
[URL]https://www.tatemonoen.jp/
Ⓖ京浜島勤労者厚生会館
●「テニス、卓球、バドミントン」個人・1時間のみ●
会議、講演会に使用できる「大会議室」「小会議室」、サークル活動やパーティーなど多目的利用できる「サークル室」、茶道好きにも嬉しい「和室」2室がありますが、「都民の日」に無料利用できるのは「テニス、卓球、バドミントン」(個人・1時間)のみです。問合せ・予約のうえ、ご利用ください。
[住所]東京都大田区京浜島2-9-1 [Googleマップ]
(JR京浜東北線・大森駅(東口)からバス)
[URL]https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/jigyo/hall/keihinjima.html
Ⓗ旧岩崎邸庭園
1896年に岩崎彌太郎の長男(三菱第3代社長)久彌の本邸として造られました。約1万5千坪の敷地にあった20棟もの建物は現在、敷地は3分の1で、現存するのは洋館・撞球室(ビリヤード場)・和館の3棟。木造2階建・地下室付きの洋館は近代日本住宅を代表する西洋木造建築です。
[住所]東京都台東区池之端 [Googleマップ]
(東京メトロ千代田線・湯島から徒歩3分)
[URL]https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index035.html
Ⓘ多摩動物公園
飼育している動物は300種を超えます。園内は「アジア園」(スカイウォーク・タワーやウォークインバードケージで動物たちの生態を観察)、「オーストラリア園」(コアラやオーストラリア産の小動物が観察できるコアラ館も)、「アフリカ園」(ライオン、キリン、シマウマ、ゾウ、チンパンジーなどが群れをなして暮らしています)、「昆虫園」(外国産の珍しい昆虫が観られる昆虫館本館も)に分かれています。
[住所]東京都日野市程久保7-1-1 [Googleマップ]
(各線・多摩動物公園駅から徒歩1分)
[URL]https://www.tokyo-zoo.net/zoo/tama/
Ⓙ葛西臨海水族園
地上30.7メートルにもなる大きなガラスドームが大迫力。600種を超える世界中の海の生き物たちを見ることができます。入場門を入ってすぐにあるショップで、かわいい海の生き物グッズのお買い物も楽しいですよ。
[住所]東京都江戸川区臨海町6-2-3 [Googleマップ]
(各線・葛西臨海公園駅から徒歩5分)
[URL]https://www.tokyo-zoo.net/zoo/kasai/
Ⓚ清澄庭園
泉水、築山、枯山水を主体にした回遊式林泉庭園です。関東大震災で大きな被害を受けたこの庭園は災害時の避難場所に。所有していた岩崎家では1924年に破損の少なかった東側半分(現庭園部分)を公園用地として東京市に寄付しました。市が1932年7月に公開。1977年には、庭園の西側に隣接する敷地を開放公園として追加開園しました。
[住所]東京都江東区清澄2・3丁目 [Googleマップ]
(各線・清澄白河駅から徒歩3分)
[URL]https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index033.html
Ⓛ東京都写真美術館
●収蔵展「TOPコレクション たのしむ、まなぶ 夢のかけら」、映像展「マジック・ランタン 光と影の映像史」のみ●
『近年注目を集める、プロジェクション・マッピングやパブリック・ヴューイングなど、人々がひとつの映像を一緒に見るという行為は、いつ、どのように生まれ、我々の社会に定着するようになったのでしょうか。スクリーンや壁に映像を投影する「プロジェクション」という行為は、映画の発明よりはるか以前に、映写機やプロジェクターの原型にあたる「マジック・ランタン」という装置の発明により、世界中に広がりました。本展では映像の歴史を、プロジェクションの歴史という視点から見直し、さらに気鋭のアーティスト・小金沢健人の新作を紹介するなかで、マジック・ランタンの現代性に光を当てることを試みます。』(東京都写真美術館サイト「マジック・ランタン 光と影の映像史」より引用)
[住所]東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内 [Googleマップ]
(各線・恵比寿駅より徒歩7〜10分)
[URL]https://topmuseum.jp
M:旧古河庭園
旧古河庭園は北側の小高い丘に洋館、斜面に洋風庭園、低地に日本庭園があります。元々は明治の元勲・陸奥宗光の邸宅でしたが、次男が古河家の養子になった時、古河家の所有に(戦後は国の所有)。東京都が国から無償で借り受けるカタチで一般公開されています。
[住所]東京都北区西ヶ原1丁目 [Googleマップ]
(JR京浜東北線・上中里駅から徒歩7分)
[URL]https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index034.html
Ⓝ東京港野鳥公園
東京港に面した公園内は、海とつながった潮入りの池やヨシ原、淡水池、小川、森林など自然がいっぱい。毎年、水鳥や小鳥類など年間120種類前後が訪れます。また、水辺の生物、カニなど干潟の生物、草地や林に棲む虫などの観察も。芝生広場やネイチャーセンターで癒されてみては?
[住所]東京都大田区東海3-1 [Googleマップ]
(JR大森駅(東口)からバス)
[URL]https://www.wildbirdpark.jp/index.html
Ⓞ東京都江戸東京博物館
●常設展のみ●
江戸・東京の歴史と文化を振り返り、未来の都市と生活を考える場として1993年3月に開館。そして、2018年4月にリニューアルオープン。常設展示室では「江戸ゾーン」「東京ゾーン」各コーナーのテーマにのっとって、江戸東京の歴史を物語る浮世絵や古文書、生活道具などの実物資料が常時展示(約2500点)されています。
[住所]東京都墨田区横網1-4-1 [Googleマップ]
(各線・両国駅から徒歩3〜7分)
[URL]https://www.edo-tokyo-museum.or.jp
Ⓟ小石川後楽園
「後楽園」の名付け親はあの水戸光圀! 中国の教え「(士はまさに)天下の憂いに先だって憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ」からきています。中国趣味豊かな庭園は池を中心にした「回遊式築山泉水庭園」です。
[住所]東京都文京区後楽1丁目 [Googleマップ]
(各線・飯田橋駅下車)
[URL]https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index030.html
Ⓠ神代植物公園
園内に約4,800種類(10万本・株の樹木)が植えられ、バラ園、ツツジ園、ウメ園、ハギ園など、植物の種類ごとに30ブロックに分かれています。大温室(珍しい熱帯の植物が、冬も彩り鮮やかな花々を鑑賞できる)は2016年5月にリニューアルオープンしています。
[住所]調布市深大寺元町2・5丁目、深大寺北町1・2丁目、深大寺南町4丁目 [Googleマップ]
(調布駅、つつじヶ丘駅、三鷹駅、吉祥寺駅からバス)
[URL]https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index045.html
Ⓡ殿ヶ谷戸庭園
段丘の崖にできた谷を巧みに利用した「回遊式林泉庭園」。崖の上の芝生地と崖下の湧水池、樹林で雰囲気が一変する造園手法が見所の1つになっています。
[住所]東京都国分寺市南町2丁目 [Googleマップ]
(各線・国分寺駅から徒歩2分)
[URL]https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index036.html
Ⓢ八王子労政会館 体育室
※注意:追記※「八王子労政会館」は都民の日における施設無料公開には該当しておりません(2018年〜)
[住所]八王子市明神町3-5-1 [Googleマップ]
(JR中央線・八王子駅から徒歩10分)
[URL]https://www.hataraku.metro.tokyo.jp/sosiki/roseikaikan/hachioji.html
Ⓣ夢の島熱帯植物館
ここは「熱帯植物とわたしたちの生活との関わり」を広く紹介する施設。小笠原諸島の貴重な固有種を含む珍しい熱帯植物が巨大なドームの中でエキゾチックな景観を創り出しています。大温室、
映像ホールや情報ギャラリー、イベントホールがあり、熱帯植物と人間生活との関わりが学べます。
[住所]江東区夢の島 [Googleマップ]
(各線・新木場駅から徒歩15分)
[URL]https://www.yumenoshima.jp/
Ⓤ浜離宮恩賜庭園
「潮入の池(海水を導き、潮の満ち干によって池の趣を変える)」と2つの鴨場を持つ、江戸時代の代表的な大名庭園。海辺の庭園で通常用いられていた様式です。明治維新後は皇室の離宮となり「浜離宮」になりました。
[住所]東京都中央区浜離宮庭園 [Googleマップ]
(都営地下鉄大江戸線・汐留駅(10番出口)から徒歩5分)
[URL]https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index028.html
Ⓥ向島百花園
骨とう商を営んでいた佐原鞠塢が江戸の文人墨客の協力を得て、旗本・多賀氏の元屋敷跡である向島の地に民営の花園を開園。当初は、360本のウメが主体で「新梅屋敷」と呼ばれたほど。その後、有名な植物を集め、四季を通じて花が咲くようにしたといいます。
[住所]東京都墨田区東向島3丁目 [Googleマップ]
(東武スカイツリーライン・東向島駅から徒歩約8分)
[URL]https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index032.html
Ⓦ六義園
小石川後楽園とともに江戸の二大庭園に数えられていた六義園。その造りは「回遊式築山泉水庭園」で、繊細かつ温和な日本庭園です。1938年に東京市に寄付されて一般公開されました。
[住所]東京都文京区本駒込6丁目 [Googleマップ]
(各線・駒込駅から徒歩7分)
[URL]https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index031.html
「都民の日」記念行事
上記の施設のほかに記念行事も誰でも参加できます。もちろん入場、参加費は無料。親子で参加できるイベントもたくさんあるので出かけてみてはいかがでしょう。
●夢の島熱帯植物館(TEL:03-3522-0281)
「すだちのつかみどり」10:00〜(なくなり次第終了)
「夢の島音楽祭」11:00~/13:00~/15:00~(3部制)
「マジック&バルーンショー」12:00~/14:00~(2回実施)
●消防博物館(TEL:03-3353-9119)
「なろうよ! 消防士 Old meets New」
10:00~ 展示装置で消防士体験
14:00~ 龍吐水放水体験
●東京都水道歴史館(TEL:03-5802-9040)
1)歴史講座「神田上水」10:00〜12:00
2)江戸上水史跡めぐりガイドツアー(定員制)
●東京都水の科学館(TEL:03-3528-2366)
「記念品配布」9:30~17:00 (入館16:30まで)
●奥多摩水と緑のふれあい館(TEL:0428-86-2731)
「ビデオの上映」10:30~16:00
●東京都虹の下水道館(TEL:03-5564-2458)
「記念品配布」9:30〜16:30
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東京都内には意外にも緑が多いのです。「都民の日」という機会に庭園や公園でゆっくりしてはいかがでしょう。また、美術館でアートを観たり、博物館で学ぶのも素敵な秋の過ごし方。この日は「無料」ですから家族サービスにも最適な日といえます。2018年の「都民の日」は月曜日ですのでご注意ください。