内閣府の「第25回世界青年の船」事業に参加しました!

こんにちは

いきなりですが、アークには研修休職制度があります。
ざっくり言えば、社員が自分のスキルアップのために留学などを希望した場合、
3カ月程度の休職が認められるというものです

今年も、編集第4グループのKさんがこの制度を利用して、
内閣府による「第25回世界青年の船」事業に参加してきました。

今日はKさんによる参加レポートです。
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1月末より3月頭まで、会社の研修休職制度を利用し、内閣府が実施する青年国際交流事業「第25回世界青年の船」に参加しました!4年前にも参加青年として同事業に参加したのですが、今回はスタッフとして乗船する機会をいただきました。

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「第25回世界青年の船」事業で使用されたクルーズ客船「ふじ丸」。今年6月に引退予定…

「世界青年の船」事業は、コース・ディスカッション、ナショナル・プレゼンテーション(各国文化紹介)などの船内活動や、寄港地活動を通して、日本と世界各国の青年がさまざまな多国間交流活動を行うというものです。今回は、本事業の中心となるコース・ディスカッションにて、指導官の補佐役であるファシリテーターを務めることになりました。

私の担当コースは「異文化理解」で、プログラム中に行われる6回のセッションの準備や進行、報告書作成などがおもな業務でした。そのほか、沖縄、神戸、大船渡の各寄港地で行われた課題別視察(施設訪問)の引率も行いました。44人の参加青年(日本人25名・外国人19名)を取りまとめ、まるで学校の先生のような気分を味わいました(笑)。

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コース・ディスカッションの様子

「第25回世界青年の船」事業には、日本、バーレーン、チリ、コスタリカ、フィジー、ケニア、メキシコ、ニュージーランド、トルコ、スリランカ、UAEの全11か国から、多様なバックグラウンドを持つ人々が参加していました。船上はまさに“小さな地球”。そこでは、各人がもともと持つ属性を離れて、一人の人間として、個人として、互いに向き合うことができ、強い絆が生まれます。

一方で、葛藤もたくさんあります。感情の振れ幅が大きくなり、最高の瞬間だけでなく、人によってはどん底を味わうこともあります。しかし、それを乗り越えて、参加青年たちは人間的に成長していきます。

今回はスタッフとして青年たちの葛藤と成長を見守る側でしたが、私自身も同じように“濃い”時間を過ごし、葛藤と感動を味わいました。本格的にファシリテーターを務めるのは初めてだったので、自分の未熟さを思い知らされることも多々ありましたが、指導官を支え、参加青年たちの学びをサポートすべく、精一杯がんばりました。

前回に引き続き、今回の事業参加も私の人生において貴重な体験となりました。そして、「世界青年の船」関係の人脈がさらに広がりました。このネットワークを、仕事でも大いに活用していきたいと思います。(グローバルなネタもお任せください!)