おはようございます
今日は昨日から一転、風が強くて寒いですね。
急な気温の変動で風邪を引かないようみなさん気をつけてください
さて、今日は好評発売中の静山社文庫『人生のピンチに読む!「菜根譚」のことば』をご紹介します。
編集第4グループのTさんからのコメントです
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↑「優等生じゃなくていい、しなやかな心で生きなさい」
表紙にあるこのコピーは、佐久先生からみなさんへのメッセージです。
静山社文庫の3月刊です。
4月刊も出たのに今さらの紹介ですが、担当T澤は著者の佐久先生の大ファンなんです。先月、久しぶりに先生にお会いしたので、その喜びを噛みしめながら書いています。
「菜根譚」は、若い人はあまり知らないかもしれませんが、明代の中国の人・洪応明(自誠)さんが書いた至言集です。決して農業関係の本ではありません。
洪さんは、どうやらエリート街道から外れた人だったようです。挫折を経験して、その後は自然を友に生きながら、普通の人として人生を全うするための、処世・生き方の術をあれこれ書きためたみたいです。
なので、「菜根譚」では、あからさまに成功者への道を説いたりはしません。
俗世に生きる心の持ちよう、自然体で生きることの大切さを説いています。
人間関係や仕事などでキツイことがあっても、「まだまだ大丈夫!」「ダメなわけじゃない」と思えるような、心が救われる言葉がたくさん詰まっています。
本書は、『高校生が感動した「論語」』の著者・佐久協先生のいわば超訳で、初めて「菜根譚」に触れる人にもわかりやすい、やさしい言葉で語っています。
洪さんと佐久先生、時代と国を越えた二人による、普通の私たちへのエールがこの本なんですね。
では、どんな応援の「ことば」なのか、ちょっとだけ紹介します。
- 「世間知らずも悪くはないぞ」
- 「クソ真面目や潔癖過ぎは不幸のもとと知れ」
- 「愚者は寸暇を惜しんで寸地を争う」
- 「忘れ方上手は生き方上手」
- 「正論もこり固まればただの意地だぞ」
それぞれに込められた真の意味を知りたい人は、ぜひ本を買ってください(笑)。自分の気持ちにぴったり合う言葉もあるはずですよ。