2024.3.29
#BOOK#中村敏也#まこ探偵#ひかり探偵

0歳におすすめの人気絵本ランキングTOP10|現役保育士たち130人がセレクト!

この記事では、現役の保育園職員がセレクトした、0歳の赤ちゃんが楽しめるおすすめの絵本TOP10をご紹介。
出産祝いのプレゼント用、初めての絵本選びにぴったりです!
読み聞かせを始める時期や読み聞かせのコツもあわせて掲載しています。

※特にことわりのない限り、紙書籍(通常版)の価格を表記しています。
本ページにはPRが含まれます。当サイトを経由して商品への申込みがあった場合には、売上の一部が還元されることがあります。なお、得た収益が記事中での製品・サービスの評価、ランキングに影響を与えることはありません。
目次
この記事の監修者
元気キッズ保育園 代表
中村敏也Toshiya Nakamura
1977年7月埼玉県生まれ。明治大学経営学部卒業後、企業勤務の傍ら待機児童問題に興味を持ち、保育学や法制度を学ぶ。2004年9月、埼玉県志木市にて「保育園 元気キッズ 志木園」を開園。2006年7月に株式会社SHUHARI(シュハリ)を設立し、以降地域のニーズに対応しながら小規模保育事業、認可保育所、児童発達支援事業所、保育所等訪問支援事業所、相談支援事業所を開設。埼玉県内に、保育園、児童発達支援(保育型)施設、保育所等訪問支援事業所と児童発達支援事業所(個別型)の多機能施設、病児保育室、放課後児童クラブ、相談支援事業所、児童発達支援センター、放課後等デイサービスを開設・運営(2023年6月現在)。保育・発達支援・相談支援の元気キッズ

現役保育園職員による0歳におすすめの絵本ランキングTOP10

順位 商品名 画像 評価 価格 CTA 概要
1 だるまさんが だるまさんの だるまさんと かがくいひろし(作) ブロンズ新社 得票数 35 定価
935円(税込)
Amazon楽天Yahoo! 左右に揺れるだるまさんの、コミカルで可愛らしい動きを楽しむ絵本シリーズ
2 いないいないばあ 松谷みよ子(文)、瀬川康男(絵) 童心社 得票数 20 定価
770円(税込)
Amazon楽天Yahoo! 皇室でも読まれていたという1967年発行の大ロングセラーブック
3 もこ もこもこ 谷川俊太郎(作)、元永定正(絵) 文研出版 得票数 9 定価
1,430円(税込)
Amazon楽天Yahoo! リズミカルな音と不思議な絵が子どもたちにウケること間違いなし
4 しましまぐるぐる 柏原晃夫(かっしー)(絵) 学研 得票数 8 定価
1,100円(税込)
Amazon楽天Yahoo! はっきりとした配色なので視力が発達していない6ヶ月未満児にも
5 あかちゃんのあそびえほんシリーズ きむらゆういち(作・絵) 偕成社 得票数 6 定価
748円(税込)
Amazon楽天Yahoo! あいさつや遊び、お風呂やトイレが学べる人気の絵本シリーズ
6 じゃあじゃあびりびり まついのりこ(作・絵) 偕成社 得票数 5 定価
660円(税込)
Amazon楽天Yahoo! 日々の生活で聞こえてくる「音」に注目したユニークな絵本
6 もいもい 市原淳(作)、開一夫(監修) ディスカヴァー・トゥエンティワン 得票数 5 定価
1,540円(税込)
Amazon楽天Yahoo! 科学的な研究によって生み出された「赤ちゃんの視線を釘付けにする絵本」
8 おつきさまこんばんは 林明子(作) 福音館書店 得票数 3 定価
880円(税込)
Amazon楽天Yahoo! 2匹の猫と、まんまるお月さまとのひと時を描いた一冊
8 はらぺこあおむし エリック・カール(作)、もりひさし(訳) 偕成社 得票数 3 定価
1,320円(税込)
Amazon楽天Yahoo! 世界中で愛される絵本作家・エリック・カールの代表作
10 かん かん かん のむらさやか(文)、川本幸(制作)、塩田正幸(写真) 福音館書店 得票数 2 定価
880円(税込)
Amazon楽天Yahoo! 不思議な踏切の前にやってくるユニークな列車たちを描く
10 ぺんぎんたいそう 齋藤槙(作) 福音館書店 得票数 2 定価
880円(税込)
Amazon楽天Yahoo! 一生懸命体操をするペンギンたちのかわいらしい姿が魅力
10 こぐまちゃんシリーズ わかやまけん(作)、もりひさし(作)、わだよしおみ(作) こぐま社 得票数 2 定価
990円(税込)
Amazon楽天Yahoo! おなじみ、シリーズ累計1000万部以上を記録する大ベストセラー
調査方法:Google formによるアンケート調査
調査期間:2023年6月15日~6月21日
調査対象:元気キッズ保育園の職員130人

どんな絵本が人気?子育て経験のある保育園経営者がランキングを解説!

今回のランキングは、納得の順位ですね。
私の長男は「だるまさん」シリーズが大好きすぎて、なぜか本を食べてしまっていました。
何度も読んでほしそうにしているので、いつも近くに置いていたらいつの間にか食べていたという。
きっと、同じパターンの連続が安心感を与えて、ちょっとした変化に驚きと楽しみを見出しているのかなと思っています。
『いないいないばぁ』もいいですね。
あの「顔が隠れてから現れる」という動作が子どもたちは大好きです。
「乳児は目と口で人を認識する」なんて言われていますが、それが隠れた状態だと不思議な気持ちになる。
そして次のタイミングで、目と口が出てきて安心する、ということが楽しいのだと思います。
『もこ もこもこ』や『しましまぐるぐる』『もいもい』などは「オノマトペ」の音の響きが子どもたちを安心させ、楽しませてくれるのではないでしょうか。

エリック・カールさんの絵本はどれも色と形が素敵で、みんな見入りますね。
0歳児でも興味をもって見てくれますし、『はらぺこあむし』は読み聞かせの歌もあったりして、歌いながら読むのも楽しいです。
『ぺんぎんたいそう』も体操があるので、よければネット等でお探しください。少し大きくなれば一緒に踊るのも楽しいですよ。

正直、どれを選んでも大正解な絵本ばかりですね。
さすが保育士が現場で活用している絵本です。
ぜひお子さまと一緒に絵本を楽しんでください!

専門家&探偵団が選んだ0歳向け絵本のおすすめはこれだ!

中村敏也
中村敏也
40代元気キッズ保育園 代表
私自身もふたりの息子を育てました
保育現場で乳児を惹きつけたのは『もこ もこもこ』
おすすめに選んだ理由と熱意の詳細はこちら
ひかり探偵
ひかり探偵
20代編集者
最近『11ぴきのねこ』シリーズにハマってアクキーを購入
美大出身者イチオシの絵本は『もこ もこもこ』
おすすめに選んだ理由と熱意の詳細はこちら
まこ探偵
まこ探偵
40代編集者
絵本の定期便を頼んでいた経験あり
子どものリクエストが多かったのは「だるまさん」シリーズ
おすすめに選んだ理由と熱意の詳細はこちら

0歳におすすめ絵本TOP10を紹介!現役保育士のコメントつき

だるまさんが だるまさんの だるまさんと かがくいひろし(作) ブロンズ新社

得票数35
定価935円(税込)

だるまさん「が」転んだり、だるまさん「の」体で遊んだり、だるまさん「と」愉快な仲間が登場したり……。
左右に揺れるだるまさんの、コミカルで可愛らしい動きを楽しむ3シリーズ。
雑誌「この絵本が好き!」国内絵本 第2位(2009年)のほか多くの絵本ランキングで人気上位を獲得した『だるまさんが』を筆頭に、親子で笑顔になれるしかけが満載の絵本。

【投票した保育園職員の声】
・どてっと倒れたり、びろーんと伸びたり、いろいろな動きの真似をして楽しんでいます。最初はじっと見ているだけだった子が真似をしようと腕を伸ばした時にはとても感動しました!(保育士、30代女性)
・泣く子も笑う!覚えてくると一緒に真似して体を動かす!(保育士、20代女性)
刊行年 2008年
ページ数 20
サイズ 17.5×17.5cm

いないいないばあ 松谷みよ子(文)、瀬川康男(絵) 童心社

得票数20
定価770円(税込)

温かな風合いの動物たちと一緒に「いないいないばあ」遊びを体験できる名作絵本。
作中の文章は、作者の松谷みよ子が、実際の子育て中に使っていた言葉がもと。
日本の絵本で初の累計735万部を突破した本作は、人生のファーストブックに最適な一冊。

【投票した保育園職員の声】
・「いないいないばあ!」を期待して絵本や大人の顔を見たりしていました。ケラケラ笑ったり、自分で顔を隠して「いないいないばあ」をするようになったりと、子どもの成長を共に感じられます(保育士、40代女性)
・最後まで飽きずにじっと見ていた。絵本に出てくるくまさんを指さししたりしていた(保育士、40代女性)
刊行年 1967年
ページ数 20
サイズ 21×18.6cm(B5変型判)

もこ もこもこ 谷川俊太郎(作)、元永定正(絵) 文研出版

得票数9
定価1,430円(税込)

「しーん もこ もこもこ にょき」……聞いていて楽しい擬音とともに、謎の生き物が変化していく様子を描いた絵本。
リズミカルで心地よい言葉と美しくも不思議な絵が、子どもから大人までトリコにする。
『二十億光年の孤独』など8000以上の作品を生み続け、第一線で活躍し続ける詩人・谷川俊太郎と、日本の現代美術を代表する世界的な画家・元永定正がおりなす異色の傑作。

【投票した保育園職員の声】
・言葉と絵の両方にひきつけられているのがわかります。だんだん自分で「もこ」と言えるようになっておもしろいです!(保育士、40代女性)
・大きくて見やすい絵本のサイズと、音を表す言葉もおもしろくて子どもだけでなく読んでいる大人も楽しい!キャッキャと笑う子がかわいくて何度も読んでしまいます!(保育士、20代女性)
刊行年 1977年
ページ数 29
サイズ 28.3×22.4cm(B4変型判)

しましまぐるぐる 柏原晃夫(かっしー)(絵) 学研

得票数8
定価1,100円(税込)

食べものや生きものなど、毎日目にするもののなかに隠れている「しましま」と「ぐるぐる」が次々登場!
赤や黒、白を中心とした、まだ視力が発達していない6ヶ月未満児でも見やすいはっきりとした配色で表現した絵本。
多くの言語に翻訳され、世界中で愛される最強ベイビーブック。

【投票した保育園職員の声】
・初めて絵本を見せた時から、にこにこ笑顔!イラストのハッキリとした色合いやページごとに違う、しましまとぐるぐるの模様に釘付けでした!(保育士、30代女性)
・ファースト絵本におすすめです。まだ寝返りを打てない月齢の子でも手足をバタバタして反応してくれる。そのうち顔のところに手を伸ばすようになり成長が感じられた(保育士、30代女性)
刊行年 2009年
ページ数 24
サイズ 17.4×17.4cm

あかちゃんのあそびえほんシリーズ きむらゆういち(作・絵) 偕成社

得票数6
定価748円(税込)

かわいい動物と一緒に、あいさつやさまざまな遊び、お風呂やトイレが学べるしかけ絵本シリーズ。
例えばシリーズ第一作の『ごあいさつあそび』では、しかけをめくると、ことりのピイちゃんやねこのミケなどのかわいらしいキャラクターたちがペコリ!
著者は、あのベストセラー『あらしのよるに』の文章を手がけたきむらゆういち。

【投票した保育園職員の声】
・はじめはじーっと見ていた子が一緒に「ばぁ」と言ったり、「ぺこっ」と頭を下げたり真似をして楽しみながら見ている(保育士、30代女性)
・真似しやすく、めくる時の子どもたちのワクワクした表情がとてもかわいい!もう1回と何度もリクエストが多かったです!(保育士、30代女性)
刊行年 1988年
ページ数 29
サイズ 22×19cm

じゃあじゃあびりびり まついのりこ(作・絵) 偕成社

得票数5
定価660円(税込)

水道の蛇口や犬の鳴き声など、日々の生活で聞こえてくる「音」に注目したユニークな絵本。
赤ちゃんが惹きつけられる色、形、文字の配置だけでなく、赤ちゃんが自分で持ちやすいサイズや破れにくい素材など、細部にまでこだわった作りが特徴。
累計320万部を突破した本作は、シンプルななかに、0歳児にとっての学びがぎゅっと濃縮されている。

【投票した保育園職員の声】
・1ページに1つ、「じゃあじゃあ」「びりびり」等の擬音が出てきます。言葉の繰り返しなので、読んでいる人を見たり、絵を見たりとても興味を持ってくれます(保育士、30代男性)
・お話の中で擬音が出てくるので、楽しみながら犬の鳴き声や車の音などを知り、散歩中に犬が通ると「ワンワン!」と指さしをしている姿が可愛かったです(保育士、20代女性)
刊行年 1983年
ページ数 22
サイズ 14×14cm

もいもい 市原淳(作)、開一夫(監修) ディスカヴァー・トゥエンティワン

得票数5
定価1,540円(税込)

東京大学あかちゃんラボの開一夫教授が監修した大ヒット絵本。
月齢8〜13ヶ月の子どもを対象とした実験で最も赤ちゃんの視線を集めたイラストが、この謎のキャラクター。
『もいもい』は、科学的な研究によって生み出された「赤ちゃんの視線を釘付けにする絵本」なのだ。
実際に「この絵本を見せたら赤ちゃんが泣き止んだ」と、SNSなどで話題騒然!

【投票した保育園職員の声】
・手のひらサイズ版があり、こちらは紙質が厚めのため赤ちゃんが舐めても破れにくい。機嫌が悪い時でも泣き止んだり、落ち着いたりすることもある(保育士、30代女性)
・カラフルな色が気になる様子でよく見ていた。読み聞かせているうちに「もいもい」という言葉に反応があり、真似するようになっていく(看護師、30代女性)
刊行年 2017年
ページ数 28
サイズ 19×19cm

おつきさまこんばんは 林明子(作) 福音館書店

得票数3
定価880円(税込)

「おつきさま こんばんは」から始まる、三角屋根の上の2匹の猫と、まんまるお月さまとのひと時を描いた一冊。
語りかけるような柔らかい口調と包み込むような優しい絵で静かな夜の世界感が印象的。作者は、『こんとあき』などの絵本や角野栄子著『魔女の宅急便』のイラストも手がけた林明子。

【投票した保育園職員の声】
・表紙のまん丸大きなお月様にインパクトがあり、赤ちゃんの目を惹きつけ、興味を持たせてからページをめくることができます。お月様はもちろん、猫を見つけた時の「気付き」や「ニャンニャン」という指さしなど、赤ちゃんの言動を大人側が読み取ってあげるとよいでしょう。読み聞かせを始めるための、たくさんの要素が詰まっている一冊です(保育士、50代女性)
・「こんばんは」の部分で身体をお辞儀する姿がある(保育士、30代女性)
刊行年 1986年
ページ数 20
サイズ 18×18cm

はらぺこあおむし エリック・カール(作)、もりひさし(訳) 偕成社

得票数3
定価1,320円(税込)

お腹を空かせたあおむしが、たくさんのおいしいものを食べて美しい蝶に成長するまでのお話。
あおむしが食べたリンゴやナシ、ケーキには丸い穴が空くしかけで、ストーリーが理解できない年齢でもさわって楽しむことができる。
世界中で愛される絵本作家・エリック・カールの代表作で、ポップアップ絵本、CD絵本など展開も豊富。

【投票した保育園職員の声】
・イラスト(食べ物)の絵に穴が空いているところにも興味を示してさわってくれる!(保育士、40代女性)
・内容は0歳に向けてだと長いが、はらぺこあおむしの歌があり、その歌を歌いながら絵本を読むと絵本を夢中になって見る姿がある。子守歌のはらぺこあおむしを歌うと、その歌を聴きながら眠る子もいる(保育士、20代女性)
刊行年 1976年
ページ数 25
サイズ 22×30cm

かん かん かん のむらさやか(文)、川本幸(制作)、塩田正幸(写真) 福音館書店

得票数2
定価880円(税込)

「かんかんかん」の音に導かれて、不思議な踏切の前にやってくるさまざまな乗り物を、温もりあふれる様々な素材で表現した一冊。
画を手がけたのは、造形作家の川本幸。
スプーンや段ボール、手袋、鉛筆……さまざまな素材を組み合わせて作られた画面には温かみがあり、赤ちゃんの好奇心を掻き立てる。

【投票した保育園職員の声】
・実際に0歳児のクラスでこの絵本を読んだ際、職員が「かんかんかん」と言うと真似して「かんかんかん」と声に出していた。いないないないばあ列車が登場するシーンで、職員が園児の顔を隠しながらやると「ばあ」と言い、大喜びだった(保育士、20代女性)
・よく見ている。電車に興味を示している子は嬉しそうに見ている(保育士、30代女性)
刊行年 2010年
ページ数 20
サイズ 21×20cm

ぺんぎんたいそう 齋藤槙(作) 福音館書店

得票数2
定価880円(税込)

「ぺんぎんたいそう はじめるよ いきを すって〜 はいて〜」。
大きいペンギンと小さいペンギンが、仲よく元気に体操する姿をやわらかなタッチで描いた一冊。
作者の斎藤槙が実際に動物園でペンギンをスケッチした経験から生まれた絵本であり、一生懸命体操するペンギンのリアルかつかわいらしい姿は、繰り返し読んでも飽きない。

【投票した保育園職員の声】
・ぺんぎんの親子が体操をしているの絵が自分たち(読み合わせをしている親子や保育士と子どもの姿等)と自然と重なるようで、「いきをすって〜、はいて〜…」と大人が読みながら身体を動かすと必ず一緒に身体を動かしてくれます!(保育士、40代女性)
・身体を動かす内容で、嬉しそうに真似しようとする姿が見られる(保育士、20代女性)
刊行年 2016年
ページ数 20
サイズ 21×20cm

こぐまちゃんシリーズ わかやまけん(作)、もりひさし(作)、わだよしおみ(作) こぐま社

得票数2
定価990円(税込)

朝ごはんやお風呂、ボール遊びなど、日常を送るクマの男の子・こぐまちゃんと、近所に住む女の子・しろくまちゃん、ふたりを取り巻くやさしい世界を描く。
シンプルな形、明るく印象的な色、親しみやすいストーリーが魅力。
世代を超えて読み継がれ、シリーズ累計1000万部以上を記録する、大ベストセラー!

【投票した保育園職員の声】
・イラストをじっと見つめていた、絵本の質問に楽しそうに答えようとしていた(保育士、30代女性)
・ケガが多かった長女に読み聞かせるために購入しました。下の子どもにも何度も読み聞かせましたが、毎回集中して聞いていました。(保育士、50代女性)
ページ数 22
サイズ 20×21cm

専門家&探偵団が選んだ0歳におすすめの絵本を紹介!

保育園職員、先輩パパ・ママに聞いたアンケートでは、それぞれの属性を問わず共通の絵本に票が集まる結果となりました。
ここからは、埼玉県で多数の保育園を経営する中村敏也さんと編集部のメンバーが選んだおすすめの絵本をご紹介します。

中村敏也さんが保育現場の実体験をもとに選んだおすすめは『もこ もこもこ』

不思議な「音と絵」に保育園の赤ちゃんも興味津々

もこもこもこ

初めて『もこ もこもこ』を乳児の子どもたちに読み聞かせた時の衝撃はすごかったです。
なぜかわからないけどじっと見入る子が多く、自然と保育現場に落ち着きが広がっていきました
あの不思議な音の感覚と間隔の妙、絵とのマッチングが子どもたちを惹きつけるのだろうと思います。
もしお子さまが興味を示したら、何度も何度も読み聞かせてほしい絵本です。

もこ もこもこ 谷川俊太郎(作)、元永定正(絵)
定価1,430円(税込)
もこもこもこ書影
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美術大学出身のひかり探偵が選ぶ!「シンプルな色・形・ことば」が美しい『もこ もこもこ』

赤ちゃんにも伝わるムダのない「美しさ」を分析!

私は美術大学を卒業しているのですが、絵本はこれまであまり読んできませんでした。
しかし、今回ランクインしたすべての絵本を実際に読んでびっくり。

どの絵本もとても美しいと思ったんです。

その「美しさ」って何だろう?と要素を分解すると、次の3つに行きつきました。

    ランクインした絵本に共通する美しさ

  1. 言葉が短い
  2. 「意味」を知らないとわからない言葉やものが少ない
  3. 複雑な色や形がない

つまり、美しさとはムダな要素をギリギリまで削ぎ落しているということ。
ムダがないからこそ、まだ目がぼんやりとしか見えず、言葉もわからない0歳の赤ちゃんでも楽しめるのだと思います。

では、この3つの要素をいちばん満たしている絵本はどれなのか?
今回ランクインした絵本を改めて読むと、次の3冊が有力になってきました。


タイトルからもわかる通り、この3冊は「意味」のあるセリフやものではなく、見える「もの」や聞こえる「音」に注目する絵本です。
3冊すべておすすめではあるのですが、それぞれの絵本の色・形・言葉がどれくらいシンプルかさらに分析してみました!

ランクイン絵本3冊のシンプルさ比較(★…複雑 ★★★…シンプル)

言葉
じゃあじゃあ びりびり
★★★

あざやかではっきりした色で
塗り分けられていて見やすい
★★

蛇口や踏切など、
少し複雑なものも登場する
★★

ものの名前と擬音が出てくる
もいもい
★★★

色の数は多いが、あざやかな色だけで
作られていて見やすい
★★

「もいもい」が複雑な形に変化したり、
大きさや数が変化するページがある
★★★

出てくる言葉の3分の2が「もいもい」!
もこ もこもこ
★★★

あざやかな色同士のグラデーションのみ
★★★

大きな丸、三角、地平線のみ
★★★

擬音のみで最長6文字

比べてみた結果、一番シンプルだったのは『もこ もこもこ』!
これこそ、少ない言葉と色、やさしい形だけでできた「究極の美しい絵本」だと、個人的には思います。

しかし、『もこ もこもこ』のよさはそれだけではないんです。
ここからは、美術の世界からみた『もこ もこもこ』のよさについて語っていきます。

「意味が分からなくても楽しめる」不思議な絵本

『もこ もこもこ』には、人間や生き物、電車、ぬいぐるみなど名前のつくものは一切出てきません。

「何か」が膨らんだりしぼんだり、はじけたと思ったら転がったり。
描かれているものは最後まで明かされないので、大人にとっては謎だらけですが、赤ちゃんは「集中して絵を見たり、キャッキャと笑っている」(保育士さんのアンケートより)。

つまり赤ちゃんは、「意味」ではない色や形、言葉のリズムに反応して、楽しんだり何かを感じているということ。

美術の世界では、意味のわからないことに目を向けたり、既に決まったと思われていることでも、もう一度その意味を考えたりします。
先ほどのアンケートの赤ちゃんはきっと、『もこ もこもこ』の世界を通して「意味のわからない美しいもの」を楽しむ感覚を身につけているのではないか、と思うのです。

描かれているものが何かはわからなくても、シンプルな色や形、そしてそれらの変化をあらわす短い言葉をじっくり味わうことで、その美しさに気づくことができる。
『もこ もこもこ』は、そんな「不思議で新しい美しさ」を大人も子ども楽しむことのできる絵本だと思います。

みなさんにもぜひ、赤ちゃんと一緒に楽しんでいただきたいです!

色や形の概念をなんとなく理解するにもうってつけの絵本ですね。音と形の結びつきも、感覚的に理解できるのが子どもの発達にもいい気がします。
もこ もこもこ 谷川俊太郎(作)、元永定正(絵)
定価1,430円(税込)
もこもこもこ書影
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まこ探偵の「子どものリアクションがいい」おすすめ絵本は「だるまさん」シリーズ

子どもが参加できる!簡単で楽しい工夫がいっぱい

子どもと絵本

同僚の2歳の男の子は『だるまさんの』を今でも楽しんで読んでいるよう。手のページで自分の手を出して比べてみたり、毛のページで指出してみたり、子どもが参加できる工夫が楽しい!(写真提供:同僚T)

「だるまさん」シリーズは3冊ありますが、うちの子ども2人が赤ちゃんの時に好きだったのは『だるまさんが』でしたね。

とにかく内容が短くてシンプル!
「どて」「ぷ〜」など、音と一緒に子どもがリアクションを取れる作りになっていて、うちの子も狙い通り「どて〜」と言いながら転ぶマネをしていました。

「だ・る・ま・さ・ん・が…」と、次のページに開くまでに「何が出るんだろう?」とワクワクさせる工夫があるんですよね。
何回も読んでいるので展開がわかっていて、次のページを開く前にリアクションを取っていたりしました(笑)。

1歳未満の子は「身体で読む&手に取りやすい大きさの絵本」がいいと実感

子ども用本棚

わが家の子ども用本棚。絵本定期便を頼んでいたので、いろんな年齢向けの絵本が並んでいます。本の形も結構重要!縦に大きい本はちょっと読みづらい。(まこ探偵撮影)

上の子が小学校に上がるまでは絵本の定期便を頼んでいて、家の本棚にはいろんな年代に合う本が並んでいます。

いろいろ読み聞かせたり、子どもが自分で読んでいたりするのを見て思ったのは「1歳未満の子は身体を使って読める本がいい」ということ。
「だるまさん」シリーズもそうですが、赤ちゃんにウケる絵本って、擬音が多かったり動きがあったりと、言葉がわからなくても楽しめるんですよね。

絵本には「人にやさしくするのが大事という話」「悪いことをするとバツを受ける話」など、人として大事なことやダメなことを教える本もありますが、それは1歳児未満では正直よくわからないと思います。

あとは「子どもが自分で持ってページをめくれるくらいの大きさ&重さの本」であることが、結構重要だと思います!
本棚にある本を自分で取って、開いて読んで…と手軽にできる本がいいですよね。
「だるまさん」シリーズはページ数が少なく、大きさも正方形に近いので、1歳未満の子どもでも手に取りやすい作りになっています。

「だるまさん」シリーズは通っていた保育園でも園児たちに人気のようでした。絵本選びに迷ったら、このシリーズは選んで間違いない作品だと思います!

パターンが同じなので、子どもたちにとってはとても安心できるのだと思います。
ちょっと違うオチを楽しめる本です。
変わらない安心感って、とても大切なんですよね。
だるまさんが だるまさんの だるまさんと かがくいひろし(作)
定価935円(税込)
だるまさんが書影
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ひかり探偵が保育園職員の声を参考に選んだ!プレゼントにおすすめの絵本3選

ファーストブックのおすすめの絵本

乳幼児の時期に読む絵本は、絵本デビューを意味する「ファーストブック」とも呼ばれ、プレゼントにも最適です。

そこで、赤ちゃんをよく知る保育園職員さんの声も参考に「大人ではなく、赤ちゃんが本当に喜んでくれそうな絵本」を3冊をピックアップします。
選ぶポイントもご紹介しているので、ギフトに迷ったときに参考にしてくださいね。

ポイント①「赤」「白」「黒」など色合いがはっきりしている

赤ちゃんの視力は1歳でやっと0.2(※)になるくらい。
生まれた時から聞こえている耳と比べるとゆっくり発達していきます。

ファーストブックも、薄い色や複雑な色よりも原色に近いはっきりとした色がおすすめです。

臨床心理士A
鮮やかな色づかいなどぱっと目を惹くイラストのある絵本がおすすめです!(30代男性、臨床心理士)

※ 墨田区公式ホームページ

ポイント②繰り返しの言葉がある

目がよく見えていないぶん、赤ちゃんが注目しているのが「音」です。
「びりびり」や「ぐるぐる」など、リズム感のよい繰り返しの言葉なら、ものの名前や文章の意味がわからなくても楽しむことができそう!

保育士A
言葉の繰り返しや、音の響きに心地よさが感じられるものが好まれると感じています(20代女性、保育士)

ポイント③噛んでもなめても壊れにくい「ボードブック」版がある

絵本には、通常版のほかに「ボードブック版」を出している作品もあります。

ボードブック版とは通常版より小さく厚紙でできた絵本
角も丸くカットされているので、ケガをしたり簡単に破れたりする可能性も低いと言えます。

保育士B
0歳児は口に入れて確かめるので、丈夫な絵本を選んでいます(30代女性、保育士)

おすすめの3冊は『もいもい』『じゃあじゃあ びりびり』『しましまぐるぐる』!

以上の3つを総合した結果選んだのは、次の3冊。

どれもカラフルな色使いで繰り返しの言葉があり、ボードブック版も発売されている頼もしい作品たち。
ファーストブックに迷っている方には、ぜひ候補にいれていただきたいです!

もいもい ボードブック
定価1,320円(税込)
もいもい ボードブック
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じゃあじゃあびりびり
定価660円(税込)
じゃあじゃあびりびり
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しましまぐるぐる
定価1,100円(税込)
しましまぐるぐる
Amazonで見る 楽天で見る

先輩パパ・ママはいつからどの絵本を読み聞かせてる?アンケートの結果を公開!

初めての子育てでは特に、周囲のお父さん・お母さんがいつから・どんな絵本を読み聞かせているのかも気になりますよね。

今回ランキング探偵団では、子育て経験のある先輩パパ・ママを対象に、絵本に関するTwitterアンケートを実施しました。
ここではその結果をもとに、「絵本の読み聞かせを始めた時期」「おすすめの絵本と読み聞かせをした時の赤ちゃんの反応」についてご紹介します。

4〜7ヶ月のころから読み聞かせを始めた人が最も多い結果に

今回のアンケートでは、80%以上の先輩パパ・ママが0歳から絵本の読み聞かせをしているという結果になりました。
最も早い「0〜3ヶ月」と回答した方のなかにはさわることのできるしかけ絵本を楽しんでいたという意見や、「わからなくても一緒に楽しみたい!」と早くから読んでいたという意見も。
一方、「8〜11ヶ月」「1歳より後」と答えた方からも、赤ちゃんの成長とともに楽しめるようになったという声が寄せられました。
読み聞かせに早い・遅いはなく、赤ちゃんの反応や読む側の楽しさを一番に考えて始めるのがよいといえそうです。

読み聞かせを始めていた時期

「だるまさん」シリーズと『いないいないばあ』は根強い人気

保育園職員のみなさんからのおすすめ第1位となった「だるまさん」シリーズ。
なんと、先輩パパ・ママ40名に聞いたアンケートでも、「だるまさん」シリーズが1位となりました!
また、4位の『しましまぐるぐる』や2位の『いないいなばあ』がベスト3にランクインしています。
みなさんからは、「赤ちゃんが絵本に描かれた動きを真似していた」というコメントがたくさん寄せられました。

どちらのアンケートでも、赤ちゃんが認識しやすいような大きい形や鮮やかな色づかい、そして耳で楽しむことのできる、短くてリズム感のよい言葉の絵本が上位に選ばれているようです。

1位絵本
2位絵本
3位絵本

現役保育園職員に聞いた!絵本のお悩みQ&A

最後に、絵本の選び方の特徴や読み聞かせのコツなどを、保育園職員のみなさんのコメントを通じて詳しくご紹介します。

Q1. 0歳向けの絵本はどんな特徴のあるものを選べばよい?

色がはっきりしているもの、自分でめくりやすい厚手の紙の絵本(保育士、30代女性)
イラストがシンプルな絵柄。大人も楽しいと感じるものがおすすめです(保育士、40代女性)
0歳児は口に入れて確かめるので、舐めても大丈夫な丈夫な絵本。言葉も短く、繰り返しや赤ちゃんでもわかりやすい言葉を使っている絵本(保育士、30代女性)

Q2. 絵本の読み聞かせのコツはある?

ゆっくり子どもの顔を見ながら読むこと。何かを教えるのではなく、一緒に楽しめることを意識しています(保育士、40代女性)
膝の上やふれあう時間を大切にしている。読む時は心地よさを感じられるような声の大きさだったり、抑揚をつけるように心がけている(保育士、50代女性)
対面で読む時は読んでいる絵本の登場人物に合わせた表情にも気をつけています(悲しい時は悲しそうな顔、笑っている時には笑った顔など)(保育士、30代女性)

Q3. 赤ちゃんが絵本に集中してくれない…どうすればよい?

赤ちゃんの目線に絵本を下げて、ゆっくりと読むこと。時にはお膝に乗せて1対1で読んであげることを数回やると、その時間を心地よく感じてくれた赤ちゃんは、読んで欲しい絵本を保育者に持ってきて読んで欲しい素振りをする(保育士、40代女性)
赤ちゃんにも本の好みがあると思うので、いろいろと読んであげるなかで読み手側が「これはよく集中してるな〜」と感じられる本を選んで繰り返し読んであげていると、他の本にも興味が広がってくると思います。赤ちゃん向け絵本は文字が少ないのですが、優しく語りかけながらゆったりとした気持ちで読んであげたいですね(50代女性、保育士)
絵本に注視できなくても、ふれあいの時間になればいいかなと思います(保育士、40代女性)

まとめ

ランキング探偵団が実施した保育園職員、子育て経験者に実施した2つのアンケートでは、どちらも「だるまさん」シリーズがおすすめ絵本の第1位にランクインしました。
また、2位以降も繰り返しの言葉や真似しやすい動きのあるイラストが載っている絵本に票が集まっています。

どの絵本にも共通するのは、目や耳、手など、身体中で感じられる絵や色、言葉が使われているという点です。

また、絵本を読み聞かせる際のポイントとして、保育園職員のみなさんからは「抑揚やリズムをつけたり、反応を見て優しく声をかけたりする」、「読み手のみなさん自身も楽しむ」という声が集まりました。

言い換えれば、絵本選びのコツや読み聞かせで一番大事なことは「赤ちゃんも読み手側も楽しくコミュニケーションをとれること」なのかもしれません。
今回ご紹介したアンケート結果やおすすめを参考に、みなさんもぜひ、親子でお気に入りの一冊を見つけてくださいね。

本記事をご監修いただいた
中村敏也さんが運営する保育園「元気キッズ」のご紹介

保育園「元気キッズ」は、子どもの主体性を育むため、「怒らない、叱らない」個を認めていく保育をしています。乳児期には乳児期の子どもたちの時間があります。常に大人の都合にならず、子どもが何を求めているかに寄り添い、愛着関係をしっかり結び、子どもたちが人を愛せる子に育ってほしいと願って保育をしています。
また、児童発達支援事業を運営し、地域にインクルーシブな価値観が広がる取り組みを行っています。

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  •  ランキング探偵団「0歳におすすめの絵本ランキング!保育園職員130人が選んだTOP10」

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