2023.12.22
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20代におすすめのビジネス書ランキングTOP5|自己啓発本の名著を経営者400人が選書

この記事では、経営者・会社役員・起業家398人に聞いた「20代におすすめのビジネス書」のアンケート結果を、ランキング形式でご紹介します。
また、20代で起業し現在も活躍する2人の経営者へのインタビューも収録。
ぜひ、自分に合ったビジネス書選びの参考にしてくださいね。

※この記事の内容は2023年8月時点の情報です。

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目次
この記事の監修者
元気キッズ保育園 代表
中村敏也Toshiya Nakamura
1977年7月埼玉県生まれ。明治大学経営学部卒業後、企業勤務の傍ら待機児童問題に興味を持ち、保育学や法制度を学ぶ。2004年9月、埼玉県志木市にて「保育園 元気キッズ 志木園」を開園。2006年7月に株式会社SHUHARI(シュハリ)を設立し、以降地域のニーズに対応しながら小規模保育事業、認可保育所、児童発達支援事業所、保育所等訪問支援事業所、相談支援事業所を開設。埼玉県内に、保育園、児童発達支援(保育型)施設、保育所等訪問支援事業所と児童発達支援事業所(個別型)の多機能施設、病児保育室、放課後児童クラブ、相談支援事業所、児童発達支援センター、放課後等デイサービスを開設・運営(2023年6月現在)。保育・発達支援・相談支援の元気キッズ

20代におすすめしたいビジネス書のランキングTOP5!経営者や役員の口コミ付き

調査概要:起業・経営者のおすすめするビジネス書に関する調査
調査対象:会社規模50人以上の経営者・役員・起業者398人
調査期間:2023年6月12〜22日
モニター提供:Find wow
得票数9
1位 『7つの習慣』
定価4,180円(税込)
・良い習慣を早いうちから身につけておくことが人生にとって大事だとわかる(60代男性・経営者)
・社会人として最低限身に付けるべき習慣がある(50代男性・役員)
・名著です(50代男性、役員)
得票数8
2位 『人を動かす』
定価1,650円(税込)
・若い時から読んでおいた方がいい。人を動かすにはまず自らが動かないといけないことがわかる(30代女性・経営者)
・これからは人を動かさなくては何もできないでしょうから、覚悟を感じるためには良いかも(70代以上男性・役員)
得票数7
3位 『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』
定価693円(税込)
・必要なのは才能ではなく真摯さ、組織を定義すること、働く人に成果をあげさせる…などが学べます(50代男性・経営者)
・ドラッカーの経営論を野球部の活動に具体的にどう活かすかが描かれていて、ドラッカーの経営理論の大まかな内容をよく理解できる(40代男性・役員)
4
得票数6
4位 『嫌われる勇気』
定価1,650円(税込)
・哲学者と青年の対話篇形式によって物語が進むため、他の哲学書や自己啓発本よりも読みやすい(50代男性、経営者)
・他者評価を意識するあまり、自身のあるべき姿を見失わないようにするための教科書(50代男性、役員)
5
得票数5
5位 『ビジネスマンの父より息子への30通の手紙』
定価737円(税込)
・30年以上前の書籍ですが現代の経営者を目指すビジネスマンにも普遍的に語られるビジネスのエッセンスがあります(50代男性、役員)
・「ああ、こういうフェーズで、こういう問題にぶつかるな」と、ものすごく納得感がある(60代男性、役員)

監修者のランキング解説!社会人に必要なエッセンスが詰まった本が集結する結果に

中村氏

20代向けのビジネス書ランキングには、「承認欲求を捨てて、自分らしく前を向いて生きていこう」といった社会人としての心構えを教えてくれる本がラインナップしていますね。

また組織のなかでどう動き、働くうえで何に気をつけるかというエッセンスを盛り込んだ本が多い印象です。

『7つの習慣』が1位となっているのは、人生を幸せに生きるために大切なことが網羅されているからといえるでしょう。誰にでも響くものがある一冊です。

5位の『ビジネスマンの父より息子への30通の手紙』は、ビジネスマンとして生涯で遭遇するさまざまな局面が取り上げられており、社会人の入門書としてはピッタリな本。仕事や恋愛、対人関係など何かと悩みが尽きない20代は必読でしょう。

監修者&探偵団が選んだ、20代向けビジネス書のおすすめを紹介!

中村敏也
中村敏也
40代元気キッズ保育園 代表
20代の社会人全員に読んでもらいたい『ビジネスマンの父より息子への30通の手紙』
ベスワンに選んだ理由と熱意の詳細はこちら
依田龍之介
依田龍之介
20代経営者
新しい一歩を踏み出す時に読み返しているのは『嫌われる勇気』
ベスワンに選んだ理由と熱意の詳細はこちら

20代向けのビジネス書ランキング5冊の内容を紹介!監修者の感想付き

1位 『7つの習慣』

得票数9
定価4,180円(税込)

1989年の初版刊行以降44カ国語に翻訳され、全世界4,000万部、日本国内累計240万部を突破した世界的ベストセラー。

著者はタイム誌が選ぶ「世界で最も影響力のあるアメリカ人 25人」のひとりに選ばれているスティーブン・R・コヴィー博士(1932-2012) 。

博士が過去の著名人や偉人の考え方や行動を研究し、彼らに共通する習慣を7つにまとめた一冊。「自己啓発本の代名詞」といっても過言ではないビジネス本。

僕の人生で最も心に響いた本のひとつ。
タイムマネジメントの部分で、「重要で『 緊急なもの』」ではなく「重要で『緊急ではないもの』」を軸に行動せよという教えがドンピシャにハマりました。

すべて実践するのは難しいかもしれませんが、書かれている内容のなかから好きなエッセンスをいくつか取り込んでみるのもいいでしょう。

ビジネスパーソンならば 「辞書」として活用したい一冊です。

著者 スティーブン・R・コヴィー フランクリンコヴィージャパン
発行年 2015/8/7
出版社 キングベアー出版

2位 『人を動かす』

得票数8
定価1,650円(税込)

1936年の初版刊行以来、日本国内で430万部、全世界で1,500万部以上の売り上げを記録したビジネス本。自己啓発書の原点ともいえるデール・カーネギー不朽の名著。

人づきあいの根本原則について、歴史上の人物や産業界のリーダーなどの逸話を交えながら、わかりやすく解説されている。

対人関係を円滑にするノウハウや、ビジネスシーンのみならず多彩な場面で役立つヒントが満載。

僕が会社員だった20代の時、ひとまわり以上年上の上司にどうにかして動いてもらいたくて手に取った一冊。

「それとなく間違いに気づかせる」「議論はしない」など目から鱗の実践テクニックが満載で、大いに参考になりました。

上司はもちろんのこと、同期や後輩に働きかけたいという人にもぜひ読んでもらいたい本です。

著者 D.カーネギー、山口 博
発行年 1999/10/31
出版社 創元社

3位 『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』

得票数7
定価693円(税込)

公立高校の敏腕マネージャーと弱小野球部の部員たちが、甲子園出場を目指していく青春小説。

D.ドラッカーの著書『マネジメント』のエッセンスが物語の随所に落とし込まれており、わかりやすく組織のマネジメントについて学ぶことができる。

高校野球とマネジメントという異色の融合が話題となり、累計300万部を超えるベストセラーとなった。

ドラッカーの「マネジメント」の理論が高校の野球部で実践されるという、異色の取り合わせが話題を集めた一冊。

本家はやや難解ですが、この本では「部活」という身近な組織に落とし込まれているため、1時間もあれば読破できると思います。

組織運営がわかりやすく学べるうえ、物語としても十分楽しめます。
読みやすく、おもしろく、そして感動もある本です。

著者 岩崎夏海
発行年 2015/11/28
出版社 新潮社

4位 『嫌われる勇気』

得票数6
定価1,650円(税込)

アドラー心理学の第一人者である岸見一郎氏と、ライターの古賀史健氏による共著。

「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という命題を、哲学者と幸せを感じられない青年の2人の対話形式で解き明かしていく。

対人関係や承認欲求、劣等感、トラウマなど、現代人を取り巻く悩みに深く切り込んだ一冊。

人生をシンプルに考え、自分らしく生きるための方法が示された一冊です。

「悩みのすべては対人関係」、「『嫌われる勇気』を持つことで幸せな人生が送れる」という力強いメッセージが込められています。

ついつい相手に合わせてしまう人、他者と自分を比較してしまう人にこそおすすめの本。
読後には気持ちがスッキリすると思います。

著者 岸見 一郎、古賀 史健
発行年 2013/12/13
出版社 ダイヤモンド社

5位 『ビジネスマンの父より息子への30通の手紙』

得票数5
定価737円(税込)

ビジネスマンとして成功を収めた著者が、同じ道を志す息子へ宛てて書いた手紙をまとめた名著。

30ある手紙は、ビジネスにおけるアドバイスに止まらず、友人関係や金銭感覚、マナー、結婚など、人生のさまざまなシーンに言及。
自身の経験に基づくウイットに富んだ表現で語られている。

男同士の絆が随所で垣間見え、読み手の心を強く打つ内容。

カナダ人の実業家が息子に宛てた30通の手紙をまとめた本。

経営者として成功した著者が、自身の経験から得た人生の知恵やビジネスのノウハウが詰まっています。

80年代に書かれた本ということもあり、物語はひと昔前の価値観ではあります。
現在の文脈に合わない箇所があるものの、ビジネス界でがんばりたい人にはぜひ読んでもらいたい一冊です。

著者 キングスレイ・ウォード
発行年 1994/04/25
出版社 新潮社

中村敏也が選ぶ!20代におすすめのビジネス書は『ビジネスマンの父より息子への30通の手紙』

中村氏

これから社会に出るすべての若者に読んでもらいたい本

仕事も私生活も。人生のあらゆる「どうしたらいい?」に応えてくれる良書

中村敏也氏

ビジネスマンの人生にはどのような問題が降りかかり、それをどう対処すべきかが具体的に書かれています。

著者の実体験に基づいているため説得力があり、経営者としてだけでなく、父親としての視点でアドバイスが書かれているところもユニークです。

僕は会社勤めを少ししてからすぐ、20代半ばで保育園の事業を始めました。

『ビジネスマンの父より息子への30通の手紙』には、年の離れた上司とのやりとりに苦戦したり、担当になったプロジェクトを成功させるべく駆け回ったりしていた20代の日々から今に至るまでに経験したことがすべて書いてありました

特に、「自己中になってないか」「甘い話が来ていないか」「ビジネスで最も重要なのは誠実であること」という教えは、当時の自分の心に深く響いたのを覚えています。

20代はもちろん、これから社会人としてがんばりたい人ならば一度は読んでおいて損はないでしょう。大切な気づきを得られ、人生がより豊かになること間違いなしです。

『ビジネスマンの父より息子への30通の手紙』
定価737円(税込)
『ビジネスマンの父より息子への30通の手紙』
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ひかり探偵が20代の現役経営者に聞いた!おすすめの一冊は『嫌われる勇気』

ひかり探偵

ネットや動画などで何かと話題になるビジネス書。

私自身も、「20代で活躍している人も本当に読んでいるの?」と常々気になっていました。

そこで今回、大学院在学中に23歳(!)で起業したという依田龍之介さんに、『嫌われる勇気』の魅力や、仕事への活かし方について聞きました。

医療系IT企業の代表取締役・依田龍之介さんがおすすめするのは『嫌われる勇気』

依田氏
株式会社Contact代表取締役、視能訓練士
依田龍之介Ryunosuke Yoda

大学院修士課程修了。視能訓練士。大学院在学中に研究・学会発表を行いながら、3歳児健診での弱視見逃し防止に関するアイディアで経産省が主催するジャパン・ヘルスケアビジネスコンテストに2年連続で出場。

医療系ベンチャー企業のコントレア株式会社でコーポレート、営業、広報に従事。また情報システム部門のプロジェクトを率い、国際セキュリティ認証を取得。2022年に設立した株式会社Contactでは、眼科専門の検査技師である「視能訓練士」のキャリアアップを支援するサービスを展開する。 信州ベンチャーサミット DX部門 グランプリ。株式会社Contact

「出る杭は打たれる」医療業界で、挑戦する勇気をくれる本

依田龍之介氏

『嫌われる勇気』は20~21歳の時に購入してからしばらく放置していました。

最近になってから読み返して、やっぱりいいなと思った本です。

すでに実証された方法をもとに治療を行う医療業界は、保守的な考え方を持っている人が多いです。

でも、今までと同じ治療やサービスを続けるだけでは、未来は良くならない。

僕たちが作りたい未来や世界観をしっかりと発信していくには、「打たれる杭」になる必要があります。

『嫌われる勇気』は、新しい一歩を踏み出す時、「叩かれるんじゃないか」と勝手にびびっている自分に「その考え方は意味ないよ」と言ってくれるような本です。

他者と自分を比べてしまう人におすすめ

僕自身、起業しているとはいえメンタルが強いわけではないです。

以前、新規事業を始めた時に、医療業界の関係者の方々からかなり批判を受けたことがありました。

それが自分のなかでは、かなり辛い経験として残っているんですよね。

だから、今でも自分の意見を発信する時に、当時のことは脳裏によぎるわけです。

でも、事業を存続させて自分たちの作りたい世界を実現するには、叩かれてでも自分の意見を表明していく必要があります。

「周囲にどう思われるか?」という不安や感情を断ち切って、合理的な判断をしていかなきゃいけない。

この本のなかには、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」っていう言葉が出てくるのですが、その通りだと思います。

僕たち20代は学生のころからSNSがあったから、つい周囲からどう見られるかや、同世代・同じ職業の人と自分を比較してしまいがちですよね。

『嫌われる勇気』は、そんな承認欲求に毒されてしまっている自分から脱して、やりたいことを再確認したいと考えている人にとてもおすすめです。

不安の感情に支配される前に、自分が今何をしたいのか、何をすべきかをを見つめ直すきっかけを与えてくれるのではないかと思います。

『嫌われる勇気』
定価1,650円(税込)
嫌われる勇気
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こんな本もランクイン! 20代におすすめのビジネス書ランキング6位~10位も発表

順位 タイトル 著者 出版社
6 思考は現実化する ナポレオン・ヒル きこ書房
6 金持ち父さん 貧乏父さん ロバート・キヨサキ 筑摩書房
6 ビジョナリーカンパニー ジェームズ・C・コリンズ、ジェリー・I・ポラス 日経BP社
6 チーズはどこへ消えた スペンサー・ジョンソン 扶桑社
10 失敗の本質 戸部 良一 中央公論新社
10 竜馬がゆく 司馬 遼太郎 文春文庫
10 株で富を築くバフェットの法則 ロバート・G・ハグストローム ダイヤモンド社
10 1分で話せ 伊藤 羊一 SBクリエイティブ
10 学問ノススメ 福澤 諭吉 福澤 諭吉
10 リセットの習慣 小林 弘幸 日経BP社

まとめ

経営者400人に聞いた「20代におすすめのビジネス書」アンケートでは、幅広い世代に読まれている名著や、名著をわかりやすく編集したベストセラー本がランクインしました。

一部分を読んでみるだけでも、気づきを与えてくれるビジネス書。

最初から最後まですべて読もうとするのではなく、気になった部分から読んでみるのもおすすめです。

また、20代で社会人になりたてという人は、『嫌われる勇気』や『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』といった、会話や小説形式で気軽に読める本を手に取るのもいいかもしれません。

この機会に、ぜひ気になる一冊を選んでみてくださいね。

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