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『東京喫茶帖』出版記念!イラストレーター・飯塚めりさんがアークに来てくれました!

2017.1.16(Mon)

こんにちはフリー編集者兼ライターの魚住です。以前、アークのブログで紹介したイラストレーター・飯塚めりさんの都内カフェ歩き本『東京喫茶帖(とうきょうカフェノート)』が2016年末に発売されました。これは紹介した身としても嬉しい限りです。そして、飯塚さんから「版元の担当編集者さんと一緒に挨拶したい」とのお申し出が! 今回は「アークに来訪されたついでにお話も聞いちゃえ!」とばかりに、新刊と版元であるカンゼンのこともうかがいました。発売記念のトークイベント情報も要チェックです!

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▲著者の飯塚めりさん(左)と、担当編集者のHさん(右)

イラストでめぐる都内カフェ歩き本『東京喫茶帖』

飯塚めりさんに惚れ込み、アークのブログにて『イラストレーター・飯塚めりさんに聞く喫茶店観察とZINEづくりの楽しさ!』を公開したのが2016年8月のこと。それから半年も経たない年末の12月27日、このカワイイ本は発売されたのです。
え? この記事がステマっぽいって? いえいえ、出版前に取材したのは本当に偶然。魚住はカルチャー系情報キュレーターでもあるので、素敵な作品や人物に関してはめざといのです(えっへん)。

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ロゴを含めた表紙デザインからひと目で気に入ったこの本。個人的に大正モダンが好みなのでグッときます。ドキドキしながらページをめくると…めりさんファンにはお馴染みの、彼女が喫茶店でお茶をしながらこっそり描いている絵日記が並んでいます。
イラストだけでなく、本文もめりさんが書いたもの。この本を作る際には、イラストを新たに描きおろしたり、本文をがっつり書きおろし、すでに描いてあるイラストをスキャンし直したり、色をつけ直したりと作業が多岐におよんだそうです。

「キャプション的なお行儀のいい短文か、ブログ的にはっちゃけた文章ばかり書いていたので、本文を書くのはとても気負うものがありました。類書では、ガイドブック的に振っているものが多く、わたしは『喫茶店観察家』らしく思いきり主観重視で、お店の雰囲気や自分の体験を描写することにつとめました。イラストとセットで読んでいただくと、より没入感のあるものになったと思います。そうして、編集者さんに客観的に見てもらい、自分でも改めて見直してみました。特においしい、かわいいという形容詞をつい使ってしまいがちですが、もっと他の表現ができないかなということは悩みました」(飯塚めりさん)

『東京喫茶帖』では54軒の喫茶店やカフェ(東京都内)を雰囲気やシチュエーション別で紹介。例えば「ひとり空間を贅沢に楽しめるレトロな喫茶店」「乙女の気分を高める!かわいいカフェ」「静寂はごちそう瞑想空間カフェ」など、見ていると今日すぐにでも行きたくなります。

彼女のイラストを気に入り、「本にしたい」とピーンときたのはカンゼンの専務取締役の方だそうです。この本の担当編集者である同社のHさんもめりさんのイラストが大好き。
「めりさんの喫茶店との距離感が心地いいんですよね。なれ合いではなく、素っ気なくもない、ちょうど良い距離感。単なる喫茶ガイドとしてだけでなく、イラストレーターの飯塚めりさんとして感じたことを感じたまま描いてほしかったんです」(カンゼン・Hさん)

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もちろん、喫茶ガイドとしても役に立つ一冊なのは間違いありません。カフェや喫茶店が数多くある東京都内で、「これ!」というお店に出会うのはなかなか難しいものです。でも、大丈夫。この本を片手に、都内カフェめぐりしてみてはいかがでしょう。『東京喫茶帖』の誘(いざな)いで、あなたの胸にキュンとくる素敵な空間が見つけられることでしょう。

東京喫茶帖(とうきょうカフェノート)
飯塚めり 著
1600円+税
発行元:カンゼン→http://www.kanzen.jp/book/b278703.html
Amazon→http://amzn.to/2ihZoE0
★全国書店にて好評発売中!
飯塚めり サイト→http://ghostdisco.petit.cc
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スズメの写真集が人気? カンゼンが繰り出すおもしろ企画

株式会社カンゼンは東京都千代田区にある出版社。設立は2001年。サッカーオピニオン誌『フットボール批評』、日本初のジュニアサッカー情報誌『ジュニアサッカーを応援しよう!』や『フィギュアスケートMemorial グランプリシリーズ2016 in グランプリファイナル』といったスポーツ系が得意分野です。羽生弓弦くんの表紙は売れそうですね!
また、『超図解 刀剣人物伝 真打』、目の錯覚効果をデザイン化した『トリックアイズ』シリーズなどのエンタメ、サブカル系の雑誌・書籍出版を行ってきたそうです。

カンゼンのHさんに聞いたところ、ここ最近のヒットはなんとスズメの写真集『にっぽんスズメ歳時記 WE♡SUZUME』だというから驚きです。これはニッチで、制作に向けてかなりの勇気がいります。しかし、蓋を開けてみたら世の中にはスズメ好きが意外に多かったんですね。表紙を見たらかわいかったので今度買ってみます! 実は変わった企画の本が大好きなのです。


(Amazon)

そんなカンゼンは『東京喫茶帖』発売を記念し、飯塚めりさんのトーク&サイン会を開催します。こういうイベントを企画し開催してくれる出版社も減ってきたので著者としてはありがたいものなのです。このイベントの詳細は下記のURLからご覧になってください。参加特典として「カップ型のしおり」がプレゼントされます。すでに他店で書籍を購入済みの方は、当日『東京喫茶帖』を持参することで特典がもらえるようです。

「人前が苦手で、トークに不安がある」というイラストレーター・飯塚めりさん。勝手な私感ですが彼女は結構トボけていて面白いキャラだと思っているのです。皆さん、あまりハードル上げないで、あたたかい目で見守るつもりでトークイベントに出かけてみてはいかがでしょう(笑)。私もうかがおうと思ってます。

『東京喫茶帖』発売記念!著者・飯塚めりさん×「散歩の達人」武田編集長トークショー開催!
日時:2017年1月26日(木) 19:30~20:30
場所:パルコブックセンター吉祥寺店内イベントスペース
お問合せ:カンゼン→http://www.kanzen.jp
★参加方法などの詳細は必ずこちらのURLからご覧ください!
http://www.kanzen.jp/news/n17612.html

●文=魚住陽向(フリー編集者、ライター、小説家)
●撮影・編集=大山勇一