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空中撮影と水中撮影のハナシ

2015.2.6(Fri)

こんにちわWEBチームのO2です。

アークではちかごろ「空中撮影」と「水中撮影」という、普段の生活では滅多にやることのない撮影をした案件があったので、各々の担当者に話を聞いてみました。よければご覧ください。

空中撮影は綿密な計画がキモ

—自己紹介をお願いします

業務開発部のS原です。営業及び学校案内や就職活動誌のディレクションを担当しています。
最近トレッキングを始めまして昨年12月は高尾山、今年は大山(神奈川県)に登りました。大山は標高1240m、江戸の昔から人気のある山なのですが昔からの石段が崩れていて想像以上に大変! ただ頂上からは相模湾も望め素晴らしい眺望でした。

—今回はどんな案件で

都内某大学の入学案内です。表紙の写真はレンタルポジを使用したのですが、最初の見開きページに学校の全景写真が欲しいとのことで新規にヘリ撮影を行いました。

—空中撮影の良いところは

もちろん他の方法では得られないダイナミックな俯瞰の写真が撮れるのが一番のメリットです!

—でもお高いんでしょう?

今回お願いしたところはチャーター代30分で10万円以下(パイロット代、保険料込)と、ドライバー付きロケバスのレンタルと較べても(業務用の撮影においては)そう高い値段ではないんじゃないかと思います。
なにしろヘリは速いので、例えばお台場付近のヘリポートから市ヶ谷近辺まで10分程度で着いてしまいます。今回は山の手線内の撮影だったのですが、30分で移動と撮影を終えてもらえました。
※料金は撮影用2人乗りヘリでの話です。ヘリの窓に撮影用の窓が空いているのですが、カメラマンは空撮の経験がないと難しいとのこと。

—空中撮影の難しいところは

当然ですが空中には遮るものがないので逆光は大敵です。撮影角度や時間帯のセッティングがキモなので、事前にカメラマン&パイロットと綿密な打ち合わせが必要です(空撮に限った話ではありませんね ^^))

スイスイいかない「水中撮影」の現場

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—自己紹介をお願いします

編集2グループのMです。編集8年目、情報誌・実用書など担当しています。最近は、アウトドア遊びにハマってまして、夏が近づくと伊豆・房総の地図を見ながら「シュノーケリングの穴場はどこだ!?」と、海岸線をなめ回すようになりました。

—今回はどんな案件で

水泳競技の教則本用に、某大学の水泳部さんに協力してもらって水中撮影を行いました。DVD付きの書籍だったのでスチルと動画撮影を同時に行いました。

—水中撮影の難しい点は

まず現場に入ってすぐ撮影とはいかず、カメラをプールサイドの温度と湿度に慣らす必要があります(レンズの曇り防止のため)。カメラを水中撮影用のケースに入れ、カメラマンは水中で浮かび上がらないよう重し入りのジャケットを来て撮影するのですが、水中に沈んでいるため、モデルが飛び込む瞬間がわかりません。そのため、編集者がプールに手を突っ込んで、潜っているカメラマンを触って「今からいきます!」と合図を送ったりしました(笑)。

水中は陸上に比べて暗くなるのでシャッタースピードをあげられず、さらに焦点も合いにくいので、狙ったシーンを撮るのが難しくなります。また、撮った画像を確認すると肝心の部分が泡で隠れていたりして……完璧な写真は100枚に1枚ぐらい(←!)。必然的に撮影する枚数自体も多くなるので、後で撮影したときのタイムテーブルを元に画像を選ぶのもひと苦労でした。

またスタッフのコンディション調整にも苦心しました。カメラマンさんは基本水中にいるので体温が下がってしまうし、逆にプールサイドのスタッフは高温高湿で次第にクラクラしてきます。となると休憩を多めに入れたいところですが、モデルの皆さんは待ち時間が長いと体が冷えてしまうので……、といった具合で休憩時間ひとつとっても現場でのディレクションには気を揉みました。この経験は次回以降に活かしたいと思います。

—いかがだったでしょうか。なにげない写真の一枚にも制作側の工夫が詰まっているんだなぁと思った次第です。アークではお客様の要望に応じてさまざまな誌面・素材づくりにも協力します。よければお問い合わせください!