編集プロダクションはどんな仕事をしているの?

[公開:2022年7月22日]

編集プロダクションは、書籍や雑誌、教材、広告、Web記事作成など、取材・執筆・編集を行うのが主な仕事です。もともとは雑誌や書籍の制作を、出版社や新聞社と組んで行う業態としてスタートしたと考えられています。

現在では、出版社や新聞社以外の企業や、代理店などからも依頼を受け、Web記事作成や広告・広報、社史など多様なコンテンツの作成を行っています。

書籍や雑誌は出版社の編集者が作っているのでは?という疑問もあるでしょう。もちろん出版社内の編集者が作っている場合もありますが、1冊の本や雑誌を作るのは時間も手間もかかります。

編集のイメージ画像

出版点数や出版内容のバリエーションから出版社の社員だけでは対応しきれない場合もあります。編集プロダクションは、そういった出版社のお手伝いをするかたちで制作を行ったり、著者や漫画家と出版社の間に入って制作をすすめるケースもあります。

書籍や雑誌の制作は主に出版社や新聞社と組む形ですが、オウンドメディアや広告・広報といった媒体では、出版社以外の企業から直接依頼されたり、代理店などが間に入る形で制作を進めています。

編集プロダクションによって特定のジャンルに特化している会社、多彩なジャンルを持っている会社もあります。

編集プロダクションってどんな人がいるの?

編集プロダクションは名前の通り、編集者が軸になって制作を行います。記事や本を作るという面では、編集者やライター、あるいは編集者兼ライターがメンバーの中心になることが多いです。

本やWebの制作では、多様な役割の人が関わります。たとえば、取材や執筆を行うライター、撮影を行うフォトグラファー、デザインを行うデザイナー、ほかにもイラストレーター、校正者、スタイリストなど多くの人が関わります。

こういったメンバーが編集プロダクションにいる場合もありますが、媒体ごとにその時その時でフリーランスや登録スタッフから適切なスタッフをアテンドするのも編集プロダクションの役割です。

営業担当やプランナーにより、より大規模なプロジェクトを構築するプロダクションもあります。ほかにも、Webメディア制作にあたってのマーケッターやエンジニアなどがいる場合もあります。

編集者が仕事をしているイメージ画像

編集プロダクションに制作を依頼するメリット・デメリット

編集プロダクションに本やWeb制作を依頼する際は、次のようなメリットとデメリットがあります。

<編集プロダクションに制作を依頼するメリットは?>
編集プロダクションは本や記事作りの専門家が集まっているので、読みやすい文章、わかりやすい内容、読みたくなるビジュアル、こういった技法を用いて、最適なコンテンツ作成のご提案から制作まで担当できるのがメリットです。

<編集プロダクションに制作を依頼するデメリットは?>
もっとも大きいデメリットは、「依頼した内容どおりにできあがらない可能性があること」です。結果、時間やコストが無駄にかかってしまう場合がある。これは編集プロダクションにかかわらず、受発注の仕事では必ず発生しうる問題です。

このミスマッチが発生しないように、企画段階での調整や、事前にプロセスの相談などをきちんと行えるかどうかが、編集プロダクションに依頼するポイントになります。

メリット、デメリットのイメージ画像

編集プロダクションはどう探せばいい?

編集プロダクションは、1,2名でやっている会社から、100名規模が登録している会社まで多様です。検索して発見できるプロダクションもあれば、特に宣伝をしていないプロダクションもあります。

はじめて依頼するプロダクションを探す場合は、上記のデメリットから考えると、制作プロセスについてきちんと相談できるかどうかがポイントです。まずは、Webで公開している会社に相談してはいかがでしょうか。

アーク・コミュニケーションズは社員編集者50名を中心に多数の協力パートナーがいます。プランナーや営業担当、Webにかかわるマーケッターやエンジニアもいるので、どんなことでもお気軽にご相談ください。

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