第2部 ビッグバンの衝撃② 過熱するインフラ争奪戦
なぜ中国は
日本全土と匹敵する高速道路網を
毎年つくり続けるのか
【鉄道セクター】
13億人の大きな期待と要望に、
日本の鉄道技術はどう応えるべきか
高速鉄道の壮大な計画
中国の大地を駆け抜ける日本の新幹線
前倒しで進む高速鉄道敷設と在来線の整備
巨額を投じ、鉄道大国を目指す中国
鉄道事業は「世界の工場」の生命線
大停電の危機にさらされる!
なぜ鉄道の整備が急務なのか
想像を絶する鉄道の混雑ぶり
中国に「新幹線」がマッチする理由
新たな要望1――極寒の大地を走破できる新幹線
新たな要望2――高速かつ強力な電気機関車
鉄道の拡充と近代化こそが長期的国家ビジョン
【高速道路セクター】
長大な高速道路網の建設を、
中国が喫緊の課題とする理由とは
なぜ高速道路がすさまじい勢いで建設される
「7918」計画が、いかに遠大か
高速道路建設の先に見える政策ビジョン
日本の重機メーカーへの影響は
新システムが高く評価されたコマツ
【港湾セクター】
対中輸出・輸入ともに対米を超えた今、
新たな視点での港湾政策が望まれる
美しく長大な海上の道
世界一に躍り出た港湾での貨物取扱量
中国の港湾が抱える今後の課題
金融危機をものともせず推進される大事業
日本の港湾は凋落《ちょうらく》の一途
港湾の〝日本飛ばし〟が招いたコスト高
輸出入ともに対中貿易量が最大に
なぜ日本は〝地の利〟のをもっと活かさないのか
博多港の成功例に学べ
港湾の再開発が地域振興につながる
新たな交易ルートが日本経済再興のきっかけ
【電力セクター1】現行エネルギー
環境負荷低減のため、中国は火力発電所の刷新と
原子力発電所の増設に向かう
(1)火力発電
発電所の大規模なスクラップ&ビルドによって、
増え続ける設備・機器需要
世界2位の発電容量のうち7割が火力発電
クローズアップされた火力発電の問題点とは
(2)原子力発電
今後10年で発電量を4倍に。
中核設備を担う日系企業のパワー
大規模な原発増設ラッシュ
実は海外頼みの原発建設技術
日本経済には与える影響とは
【電力セクター2】ニューエネルギー
温暖化対策事業こそ成長分野。
ニューエネルギーは巨大なニューマーケットに
(1)太陽光発電
「生産量世界一」から「導入量世界一」へ
大きな可能性を秘めたビジネス
中国が世界のトップを行くものとは
かつては先陣を切っていた日本
米欧中の躍進と日本の凋落《ちょうらく》
日本は導入促進策を再開、スペインは導入量を抑制
太陽光発電施設の建設推進プロジェクトの開始
内陸部に生まれた「新たな資源」とは
敦煌プロジェクトに大手企業が殺到した理由
市場原理から逸脱した落札結果
事業を成長させるカンフル剤
土地の有償化で開発計画が進展しない例も
家庭用にも普及支援策を実施
生産の中心は薄膜太陽電池にシフト
薄膜太陽電池の武器とは何か
外資活用による大型発電所建設
太陽電池のパーツ市場としても世界最大に
(2)風力発電
将来は太陽光発電の数十倍に達する巨大市場
ニューエネルギーのエース誕生なるか
風力発電に対する支援策の拡大
三峽ダム規模の風力発電所建設に着手
風力発電の二つの大きな課題とは
【送電網セクター】
中国の電力事情を飛躍的に改善。
キーワードは「強電網」と「スマートグリッド」
広大な国土で必要な新たな送配電技術
米中の二大国が共に抱える課題
供給地と消費地との直結できるか
2020年に向けた壮大な「西電東送」計画
中国を縦横に貫く幹線強電網の敷設計画
【鉄鋼セクター】 鉄鉱石・鉄スクラップ
世界の鉄鋼シェアを独占する
中国の今後の展開は?
(1)鉄鋼生産
生産・消費とも世界最大の中国市場で
日本の鉄鋼メーカーの対応策は?
全世界の鉄鋼の半分は中国が生産
明らかな過剰生産の解決策は
輸出での消化も限界か
歯止めの効かない鉄鋼業界
業界再編のウラにあるものは
高炉中心から電炉へシフトせざるを得ない理由
二極化が進む鉄鋼需要
中国の鉄鋼生産は2010年も引き続き増産に
(2)鉄鉱石市場
中国VS鉄鉱石メジャーの
熾烈な価格主導権争いの行方は?
価格交渉に立ちはだかる「ビッグ3」
「日本主導で大幅値上げ」の裏事情
日韓の合意を拒否した中国の真意とは
時ならずして起きた逮捕劇
勝負に出た中国VSビッグの秘策
中国はビッグ3との駆引きに勝てるか
(3)鉄スクラップ市場
輸入量が前年同期比5倍も伸びた
鉄スクラップ市場の今後は?
日本の輸出量の90%は中韓2カ国向け
中国の鉄スクラップ需要はどこまで増えるか
【環境セクター】
公害問題は工業発展の宿命か…。
その解決に中国は、どう取り組むのか
(1)大気汚染
環境と経済の両立に中国が投じた
巨額の資金と技術
大気汚染でもむ「世界一」という不名誉な称号
目標達成に官民一体で取り組む中国
期待される日本の環境汚染対策技術
(2)水質汚染
日本が学んだ「問題と解決法」が
中国の危機を救う
リアルタイムでわかる近所の川の汚染レベル
「水道水が飲めない」異常事態の発生
国家予算を「水」に投入
日本の経験と技術が中国で花開く
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