「冷や」と「冷酒」の違い、「ハウスワイン」の意味を知らない酒飲みが読むべき2冊

年末年始から春先にかけては、
なにかとお酒を呑む機会が多いシーズン。
飲み会のなかには、気心の知れた仲間とのワッショイ宴会だけでなく、
仕事のお客さんや上司、よく知らない偉い人たちとの、
ちょっと難易度高め↑↑な会食があったりもします。
人によっては、気を惹きたい異性♂♀との「勝負デート」
なんてのもあるかもしれません(経験ないですが)
そんな場で恥をかかないように、事前に読んでおきたい本をご紹介します!
ゼロから始めるワイン入門
君嶋哲至
メディアファクトリー
2013-12-13


ゼロから始める日本酒入門
君嶋哲至
KADOKAWA/メディアファクトリー
2013-12-13

 

ワインと日本酒、どちらもアークが編集に携わりました。
2冊とも“ビギナー中のビギナー”に読んでもらいたい入門書で、
手前味噌ながら、どのページからでも「へえ」「ほう」と頷きながら
読み始められる内容になっています。
○監修者&著者のご紹介
そして、2冊とも語り手が絢爛豪華でございます!
「ワイン入門」の監修者は、皆さんご存じ、
あの辰巳琢郎(たつみ・たくろう)さん!
辰巳さんは、BSでワイン専門の番組を持っているほどお酒への造詣が深く、
1年中、世界各国のワイン産地を飛び回っていらっしゃいます。
「日本酒入門」の監修者は、NHKの料理番組でもおなじみ、
和食家の野粼洋光(のざき・ひろみつ)さん!
野崎さんが総料理長を務める「分とく山」は、ミシュランで星がつくお店。
還暦を超えた現在も、元気に毎日厨房に立っていらっしゃる和食界の重鎮です。
両書の著者は、国内外の銘酒を自らの足で探し回っている
気鋭のインポーター、君嶋哲至(きみじま・さとし)さん!
君嶋さんは創業100年を超える老舗酒販店「横浜君嶋屋」の代表で、
自らが美味しいと感じたお酒だけをお店で扱う、“こだわり”の方です。
いずれもその道の求道者で、なおかつ、
とっても優しく温和でダンディな方々ばかり!
それに加えて、お話していて感じたことは、
皆さん、お酒業界を盛り上げようという情熱がスゴいんです!
○編集者からの「こんな人」に読んで欲しい!
私たちがそうだったのですが、
 お酒は好きでよく呑んでいるけれど、聞きかじったことばかりで、
 ちゃんとした知識を持っているかは自信がないなぁ……
という方は多いと思います。
実は、そんな人(飲んべえ?)にこそ、
一度は読んで欲しいというのが、この本のコンセプトです。
もし、アナタが以下の質問に、3個以上“自信をもって”答えられなかったら、書店に寄ったときにでもパラパラとめくってみてください!(答が書いてあります)
<ワイン編>
○赤ワインと白ワイン、何が違う?
○ワインになるブドウは、食べるブドウと同じ?
○古いワインほど美味しい?
○ハウスワインって、どんなワイン?
○「赤ワインは常温、白ワインは冷やして」が、いつも正解?
○ワインの“飲み頃”とは、いつを指している?
<日本酒編>
○甘口か辛口か、味は必ずどちらかになる?
○どこからが辛口と言えばいい?
○日本酒の原料には、コシヒカリが使われている?
○熱燗(あつかん)や辛口が「上級者の飲み方」でOK?
○「冷(ひ)や」と「冷酒(れいしゅ)」の違いは?
○「地酒」とはどういう意味? 基準はある?
いかがでしょうか? ちょっとモゴモゴしませんでしたか?
(意外と知っていそうで知らないことが多かったのではないでしょうか)
これらの知識を正しく知っておくと、不思議なことに、
お酒を飲むのが驚くほど楽しくなりますよ!(体験談)
新年会、入学・卒業、人事異動、などなど
酒席の多くなるこれからのシーズン、
飲む前に、ちょろっと読んどきましょう!
※お酒は20歳になってから。